JP3194517B2 - ストレーナ - Google Patents
ストレーナInfo
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Description
レーナに関するものである。
は、固形物の詰まりによる流動障害等を避けるために、
固形物を濾過するための各種のストレーナが用いられて
いる。
を洗浄できるタイプの代表として、図3および図4に示
す逆流洗浄式のストレーナがある。このストレーナは、
液入口(1)と液出口(2)を有する円筒状容器(3)
内に濾過エレメント(4)を同心状に設け、この濾過エ
レメント(4)内にモータ又はエアー(5)で開閉され
る逆流切替え弁(V1 )を設けるとともに、濾過エレメ
ント(4)の後端から容器(3)の周壁を貫通して外部
へ延びる逆洗液吐出管(6)にスケール排出弁(V2 )
を設けている。通常の運転時には、スケール排出弁(V
2 )を「閉」の状態、逆流切替え弁(V1 )を「開」の
状態に保持させており、図3に示すように、処理液は容
器(3)の液入口(1)から濾過エレメント(4)の内
側に流入し、濾過エレメント(4)の全域周壁を通過し
て容器(3)の液出口(2)へ流出されていく。この場
合、処理液に含まれる固形物(a)の多くは、処理液の
流れの慣性力で濾過エレメント(4)の下流側に集めら
れる濾過エレメント(4)の内側に一定量のスケールが
付着すると、スケール排出弁(V2 )を「開」の状態、
逆流切替え弁(V1 )を「閉」の状態にし、図4に示す
ように、処理液の一部を濾過エレメント(4)の下流側
において分流状態で逆流させ、濾過エレメント(4)に
付着したスケールを除去させて濾過エレメント(4)を
逆流洗浄する。また、逆流洗浄後の処理液は、その流れ
の慣性力で濾過エレメント(4)の下流部に集められた
固形物(a)とともに、逆洗液吐出管(6)を通って系
外へ排出される。この逆流洗浄が終了すると、スケール
排出弁(V2 )を「閉」の状態、逆流切替え弁(V1 )
を「開」の状態に戻し、通常運転を再開する。
流洗浄式のストレーナでは、処理流量の一部を逆流洗浄
として使用するが、処理液の流量が少ない場合には逆流
洗浄させる流量が少ないために濾過エレメント(4)に
付着したスケールを充分に除去することが難しい。ま
た、処理液の流量が多い場合でも、逆流洗浄に多くの流
量を流すと、処理流量が大幅に低下して生産ライン等の
後機の運転に支障を及ぼすことがあるため、逆流洗浄さ
せる流量には制限があり、濾過エレメント(4)に付着
したスケールを充分に除去することは難しい。このよう
に逆流洗浄の流量が少ないと、濾過エレメント(4)に
付着したスケールの一部が除去されると、その部分の流
動抵抗が下がることで逆流洗浄の流量の多くがその部分
を通過するため、残った付着部分でのスケールの除去が
不充分となる。又、処理流量が少ない場合、濾過エレメ
ント(4)の上流側では、逆洗洗浄作用が全くないた
め、濾過エレメント(4)に付着したスケールを除去す
ることができない。そのため、逆流洗浄時に全てのスケ
ール除去が難しくて部分的なスケール除去となり、長期
の使用では濾過エレメント(4)にスケールの詰まりが
発生し、濾過エレメント(4)のスケール詰まりが激し
くなるとストレーナを分解洗浄しなければならず、分解
洗浄費や分解洗浄作業による生産ラインの停止時間が問
題となる。
除去するためになされたもので、その目的とするところ
は、逆流洗浄で除去できないスケールを除去するストレ
ーナを提供することにある。
ため、本発明は、液入口と液出口を同軸線上に有する円
筒状容器と、該容器内に同心状に設けられ、一端が前記
容器の液入口に連通開口された濾過エレメントと、該濾
過エレメント内の中間位置に設けられた当該濾過エレメ
ント内の処理液の流れを規制するための逆流切替え弁
と、一端が前記濾過エレメントの他端に開口連通され、
他端が前記容器の周壁を貫通して当該容器の外部へ延び
る逆流液吐出管とを具備し、前記濾過エレメント内の処
理液の流れを前記逆流切替え弁により規制させることに
より、前記濾過エレメントの下流側において処理液を逆
流させて当該濾過エレメントを逆流洗浄し、これによっ
て濾過エレメントに付着したスケールを除去して前記逆
流液吐出管を介して前記容器の外部へ排出する逆流洗浄
式のストレーナにおいて、前記濾過エレメントに向けて
高圧水を噴射させる噴射ノズルを設けるとともに、該噴
射ノズルをその噴射角が前記濾過エレメントの軸線方向
に対して斜めに取り付けたものである。
濾過エレメントに向けて噴射することで、濾過エレメン
トに付着した逆流洗浄で除去できないスケールを除去す
ることができるとともに、噴射ノズルを噴射角が濾過エ
レメントの軸線方向に対して斜めに取り付けたことで、
噴射ノズルの濾過エレメントへの噴射範囲を広くとれて
少ない数の噴射ノズルで濾過エレメントの全域を洗浄す
ることができる。
および図2に示す実施例に基いて説明する。尚、図1は
本発明の第1の実施例、図2は本発明の第2の実施例の
逆流洗浄式のストレーナを例示している。
逆流洗浄式のストレーナは、液入口(1)と液出口
(2)を同軸線上に有する円筒状容器(3)と、この容
器(3)内に同心状に設けられ、一端が容器(3)の液
入口(1)に連通開口された濾過エレメント(4)と、
この濾過エレメント(4)内の中間位置に設けられ、モ
ータ又はエアー(5)で開閉される濾過エレメント
(4)内の処理液の流れを規制するための逆流切替え弁
(V1 )と、一端が濾過エレメント(4)の他端に開口
連通され、他端が容器(3)の周壁を貫通して外部へ延
びる逆流液吐出管(6)と、この逆流液吐出管(6)の
任意の位置に設けられたスケール排出弁(V2 )とを具
備したもので、基本構成においては、図3および図4に
示す従来装置と変わりはない。この逆流洗浄式のストレ
ーナが、図3および図4に示す従来装置と相違する点
は、容器(3)の液入口(1)内に高圧水の噴射ノズル
(7)を濾過エレメント(4)に向けて設けたことであ
る。この噴射ノズル(7)は、噴射角が濾過エレメント
(4)の軸線方向に対して斜めとなるように取り付けて
ある。このように噴射ノズル(7)の噴射角が濾過エレ
メント(4)の軸線方向に対して斜めとなるように取り
付けることで、高圧水を濾過エレメント(4)の全周に
噴射させることができる。
内に高圧水の噴射ノズル(7)を濾過エレメント(4)
に向けて設けたことで、逆流洗浄で濾過エレメント
(4)に付着したスケールを充分に除去できない場合で
も、容器(3)内の流体を排出させた状態で、噴射ノズ
ル(7)から濾過エレメント(4)に向けて高圧水を噴
射させ、この高圧水で逆流洗浄で除去できないスケール
を除去させることができる。これにより、従来以上に濾
過エレメント(4)の洗浄能力を向上させることができ
るため、濾過エレメント(4)のスケール詰まりの発生
を回避でき、長期にわたりストレーナを分解することな
く濾過エレメント(4)を洗浄することが可能である。
の逆流洗浄式のストレーナは、高圧水の噴射ノズル
(7)をストレーナに接続する配管部、即ち、容器
(3)の液入口(1)に接続する処理液供給管(8)内
に濾過エレメント(4)に向けて設けたものである。
の実施例と同様、逆流洗浄で濾過エレメント(4)に付
着したスケールを充分に除去できない場合でも、容器
(3)内の流体を排出させた状態で、噴射ノズル(7)
から濾過エレメント(4)に向けて高圧水を噴射させ、
この高圧水で逆流洗浄で除去できないスケールを除去さ
せることができる。
高圧水の噴射ノズル(7)を濾過エレメント(4)の内
面に向けて設けているが、高圧水の噴射ノズル(7)は
容器(3)の壁面側より濾過エレメント(4)の外面に
向けて設けるようにしてもよい。
浄式のストレーナの濾過エレメントに噴射ノズルからの
高圧水を噴射させることで、高圧水で濾過エレメントに
付着した逆流洗浄で除去できないスケールを除去するこ
とができ、ストレーナを分解せずに濾過エレメントの洗
浄能力を向上させる効果がある。そのため、従来装置に
付随する分解洗浄費や分解洗浄作業による生産ラインの
停止時間の問題を解決することができる。
エレメントに対して斜めとなるように取り付けること
で、高圧水を濾過エレメントに噴射させる範囲を大きく
とれるため、少ない数の噴射ノズルで濾過エレメントの
全域を洗浄することができ、簡単な構造で安価に提供す
ることができる。
ナを示す概略図である。
ナを示す概略図である。
示す概略図である。
示す概略図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 液入口と液出口を同軸線上に有する円筒
状容器と、該容器内に同心状に設けられ、一端が前記容
器の液入口に連通開口された濾過エレメントと、該濾過
エレメント内の中間位置に設けられた当該濾過エレメン
ト内の処理液の流れを規制するための逆流切替え弁と、
一端が前記濾過エレメントの他端に開口連通され、他端
が前記容器の周壁を貫通して当該容器の外部へ延びる逆
流液吐出管とを具備し、前記濾過エレメント内の処理液
の流れを前記逆流切替え弁により規制させることによ
り、前記濾過エレメントの下流側において処理液を逆流
させて当該濾過エレメントを逆流洗浄し、これによって
濾過エレメントに付着したスケールを除去して前記逆流
液吐出管を介して前記容器の外部へ排出する逆流洗浄式
のストレーナにおいて、 前記濾過エレメントに向けて高圧水を噴射させる噴射ノ
ズルを設けるとともに、該噴射ノズルをその噴射角が前
記濾過エレメントの軸線方向に対して斜めに取り付けた
ことを特徴とするストレーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26223097A JP3194517B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | ストレーナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26223097A JP3194517B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | ストレーナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1190125A JPH1190125A (ja) | 1999-04-06 |
JP3194517B2 true JP3194517B2 (ja) | 2001-07-30 |
Family
ID=17372893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26223097A Expired - Fee Related JP3194517B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | ストレーナ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3194517B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101169954B1 (ko) | 2010-06-04 | 2012-08-06 | (주)태린 | 자동 전처리용 필터 |
-
1997
- 1997-09-26 JP JP26223097A patent/JP3194517B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1190125A (ja) | 1999-04-06 |
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