JP3194450U - 眼鏡フレーム - Google Patents

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由佳 下野
由佳 下野
章司 下野
章司 下野
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Abstract

【課題】識別性および装飾性に優れた眼鏡フレームを提供する。【解決手段】眼鏡フレーム1であって、眼鏡フレーム1のテンプル部60に貫通孔61を有する。貫通孔61にリングを備え、リングの一部が貫通孔61を通っている。リングの表面が金であり、金は、18金以上、24金以下である。【選択図】図1

Description

本考案は、眼鏡フレームに関する。
眼鏡フレームは、レンズを保持することによって視機能を補助する機能や、装用者の目に対して異物の侵入を防ぐ機能等を有している。また、眼鏡フレームは、ファッション等に用いられる場合がある。
しかしながら、従来技術は、以下の点で改善の余地を有していた。
従来の眼鏡フレームは、同一のものであると他人の眼鏡と区別するのが難しかった。また、眼鏡フレームの構造上、あとからファッション性を付加させることが難しかった。
本考案は、以上の事情に鑑みてなされたものであり、識別性および装飾性に優れた眼鏡フレームを提供することを目的とする。
本考案によれば、眼鏡フレームのテンプル部に貫通孔を有する眼鏡フレームが提供される。
この構成によれば、装飾品を眼鏡フレームに取り付けることができるので、同じ眼鏡フレームであっても他人の眼鏡と区別することができ、さらにファッション性を向上することができる。
本考案によれば、眼鏡フレームに装飾品等を装着できることにより、眼鏡クレームに対してオリジナリティを付与することができるという優れた効果を奏する。
図1は、本実施形態における眼鏡フレームの一例である。 図2は、本実施形態における眼鏡フレームの一例である。 図3は、本実施形態における眼鏡フレームの一例のテンプル部の断面図である。 図4は、本実施形態における眼鏡フレームの一例のテンプル部の断面図である。
以下、図面を用いて本考案の実施の形態について説明する。以下の実施形態は、例示であって、本考案の範囲は、以下の実施形態で示すものに限定されない。
以下、図1を用いて、本考案の一実施形態の眼鏡フレームについて説明する。
図1は、本実施形態における眼鏡フレームの一例である。眼鏡フレーム1は、レンズ部20を保持する左右一対のリム部30と、リム部30の外側外周部に取り付けられたヨロイ部40と、ヨロイ部40にヒンジ部50を介して左右方向に開閉自在に設けられたテンプル部60およびパット部(図示せず)等を備えている。
テンプル部60は、貫通孔61を有している。例えば、リング70や装飾品100の一部を貫通孔61に通すことによって、リング70や装飾品100を眼鏡フレームに装着することが可能となる。
<眼鏡フレームのテンプル部の材質>
本実施形態の眼鏡フレーム1のテンプル部60の材質は、特に限定しないが、金属又はプラスチック等が挙げられる。好ましいのは、プラスチックであり、例えば、セルロイド、アセテート、ナイロン樹脂などが好適に用いられる。
<貫通孔>
本実施形態の眼鏡フレーム1のテンプル部60における貫通孔61の位置は、特に限定しないが、貫通孔61の中心がテンプル部60におけるヨロイ部40側の末端から10cm以内に位置するのが好ましい。より好ましくは、貫通孔61の中心がテンプル部60においてヨロイ部40側の末端から5cm以内に位置することである。また、眼鏡フレーム1において、左右対称になるように貫通孔61を配置するのが好ましい。
本実施形態の眼鏡フレーム1のテンプル部60における貫通孔61の数は、特に限定しないが、左右一対のテンプル部60の場合、少なくとも左右どちらか一方のテンプル部において貫通孔61を1つ以上有することが好ましい。より好ましくは、貫通孔61の数が、一方のテンプル部60において1つ以上であり、他の方のテンプル部60において1つ以上である。
本実施形態の眼鏡フレーム1のテンプル部60における貫通孔61の形は、特に限定しないが、例えば、円形、三角形、四角形、星形、多角形等が挙げられる。好ましいのは、円形である。より好ましくは真円である。
本実施形態の眼鏡フレーム1のテンプル部60における貫通孔61の大きさは、装用者が眼鏡フレームを装着できる程度の眼鏡フレーム1の強度であれば、特に限定しないが、直径1mm以上10mm以下が好ましい。
<リング>
本実施形態の眼鏡フレーム1におけるテンプル部60の貫通孔61は、特に限定しないが、貫通孔61にリング70を備え、リング70の一部が貫通孔61を通っていることが好ましい。特に好ましくは、例えば図2のようにリング70の一部が貫通孔61を通り、リング70の一部がテンプル部60の下方の外側に位置することである。貫通孔61にリング70を備えることで、容易に装飾品100を、リング70を介して眼鏡フレーム1に取り付けることができる。
本実施形態の眼鏡フレーム1の貫通孔61を通っているリング70の材質は、特に限定しないが、例えば、鉄、銅、アルミニウム、金、銀、鉛、プラチナ、合金、プラスチック、ゴム等が挙げられる。
また、本実施形態のリング70は、特に限定しないが、リング70の表面が金であることが好ましい。より好ましくは、リング70の表面の金が、18金以上24金以下である。例えば、鉄のリング等の表面に金をコーティングすることによって、リング70が眼鏡フレーム装用者の顔に触れたとしても眼鏡フレーム装用者が金属アレルギーを起こす確率を低減させることができる。
本実施形態の眼鏡フレーム1の貫通孔61を通っているリング70の形状は、特に限定しないが、真円であることが好ましい。真円にすることによってファッション性が向上する場合がある。
本実施形態の眼鏡フレーム1の貫通孔61を通っているリング70は、特に限定しないが、切れ目のないリングであることが好ましい。そうすることで、眼鏡フレーム1のテンプル部60からリング70の脱落を軽減することができる。また、リング70に切れ目がないことから外観がよくなりよりファッション性が向上する。
切れ目のないリングは、コーティングや溶接等の従来技術を用いて作成することができる。
例えば、切断の部分があるリングの一部を貫通孔に通した後に、リングの切断の部分で溶接などを行うことで、切断の部分を繋げて切断の部分を無くすことができる。
なお、本考案において、「切れ目のない」とはリングが完全に切断されていない状態を示す。例えば、リングの表面がつながっておりリング中央部分が切断されている場合や、リングの表面に切り込みがあるがリング中央部分がつながっている状態は、切れ目のないリングに該当する。
本実施形態の眼鏡フレーム1の貫通孔61を通っているリング70の内径は、特に限定しないが、リング70を介して装飾品100が取り付けることができる大きさであればよい。例えば、リング70の内径は、5mm〜2cmが好ましい。リング部70に装飾品100を取り付けることで、眼鏡装用者が自分の好みや気分に合わせて自由に取り付けることができことによって眼鏡フレーム1のファッション性が向上する。
本実施形態の眼鏡フレーム1の貫通孔61を通っているリング70の幅wは、リング70の一部が貫通孔61を通れば、特に限定しないが、リング70の幅wは、1mm以上が好ましい。リング70の幅wが1mm未満の場合、リング70の耐久性が劣りリング70に取り付けた装飾品100によって、リング70が破損する場合がある。
<装飾品>
貫通孔61またはリング部70を介して取り付ける装飾品100は、特に限定しないが、貴金属、金属、宝石、合成樹脂、セラミックス等の材質のものが挙げられる。また装飾品100の形状は、特に限定しないが、ネックレス、ピアス、イヤリング、ブローチ等が挙げられる。
装飾品100を眼鏡フレームに装着することにより、眼鏡クレームに対してオリジナリティを付与することができる。
1 眼鏡フレーム
20 レンズ部
30 リム部
40 ヨロイ部
50 ヒンジ部
60 テンプル部
61 貫通孔
70 リング
100 装飾品

Claims (5)

  1. 眼鏡フレームであって、
    前記眼鏡フレームのテンプル部に貫通孔を有する、眼鏡フレーム。
  2. 前記貫通孔にリングを備え、
    前記リングの一部が前記貫通孔を通っている、請求項1に記載の眼鏡フレーム。
  3. 前記リングの表面が金であり、
    前記金は、18金以上、24金以下である、請求項2に記載の眼鏡フレーム。
  4. 前記リングは真円である、請求項2又は3に記載の眼鏡フレーム。
  5. 前記リングは、切れ目のないリングである、請求項2〜4のいずれか1つに記載の眼鏡フレーム。
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