JP3194439U - 紙製容器 - Google Patents
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Abstract
Description
本考案は、紙葉即ち紙製シート地を用いて折り込み、或いは組み立てることにより形成する紙製容器であって、糊等の接着部材を用いずとも成形できる紙製容器に関する。
一般的に紙製容器は底と壁部とを有して上部開口を有する容器が形成されるものであり、開口部により容器内部に収納しようとする収容物を、収容できるものである。
例えば必要に応じて蓋体等で開口部を閉鎖するものことができる。
このような容器として多用される一つとして底部と壁部が前後左右に有し、上部が開口している例えば立方体や直方体の容器はいろいろな用途に使用されているものである。
即ち例えば食品用容器や或いは焼成用容器等においてはこの容器を形成するには接着部材等を使用して構成することが多用されている。
又焼き菓子やパン等のための紙製の焼成用容器も、同様に予め紙製容器を成形し、使用時に種を容器内に入れて焼成するものである。
例えば折り込みの紙製容器としては特開2007−261625号(特許文献1)や蓋付きの折り込み紙製容器としては特開2000‐25545号(特許文献2)が存在する。
焼成用容器としては登録実用新案第3120906号(特許文献3)や登録実用新案3062586号(特許文献4)・特開2011−88637号(特許文献5)等が存在する。
この様に紙製の容器としては多種用いられてきているものである。
しかし、まず紙製シート地を予め折り込んで組み上げられた容器はその収納や運搬に際してこの立方体ゆえの嵩を必要とするものである。
従って、保管場所などを必要とするものであり、できる限りコンパクトにすることが要請される。
更に一旦組み立てた容器を更に畳んでコンパクトにして収納や運搬の便に供するものも多用されている。
例えば接着部材で立設して構成した四方の壁部をそれぞれ接着した上、更にこれらの立設した壁部を折り込んでたたむことにより嵩を少なくして、収納した上で運搬し、使用時にこのたたんだ容器を広げて内容物の収納を行い、容器として用いるものである。
従って折り込み等の不要な手間が掛かってしまい、製造のみならず使用に際して極めて煩雑なものとなる。
これらのことから、これらの手間を解消し、製造しやすく又使い勝手の良い、箱形状の容器の提供及び製造が簡単な紙製の収納用の容器が望まれるものである。
更に紙製容器内に商品を収納するに際してその時点で簡単に組み立てられる容器を用いることはこれらの問題点を有効に解決できるものとなる。
収納時の組み立てが容易であり、かつ一旦成形した後に簡単には壊れない構成が望まれるものである。
特に接着部材などの別の部材を用いることなく成形できることが必要となる。
例えば焼き菓子やパン等のように焼成するための容器に際しても同様に簡単に成形できかつ一旦成形した後には接着部材などを用いずとも成形状態を維持できる紙製容器が望まれるものである。
以上の課題を解決するために、まず請求項1に係る考案は、一枚のシートを折り込んで組み立てる紙製容器であり、底部と四方に起立する壁部で構成する直方体形状の容器であって、四方に起立する壁部はそれぞれ4面の壁部を構成し、それぞれ向かい合って対向する2面ずつの壁部のそれぞれの両側には舌片部を有し、舌片部を有する壁部にそれぞれ隣り合う対向する2面ずつの壁部には切れ込み部を有し、この四方の壁部を起立させると共に舌片部を相隣り合う壁部の切れ込み部に挿入することにより壁部を起立して成形する紙製容器であり、係る考案によって解決できる。
或いは請求項2に係る考案のように上部が開口である紙製容器でもよい。
更に請求項3に係る考案のように舌片部の先端には返し部を有しており、切れ込み部に舌片部を挿入することによりこの返し部が切れ込み部の端部分に引っ掛かる紙製容器でもよい。
これらの他、請求項4に係る考案のように舌片部の先端には膨らみ部部を有しており、切れ込み部に舌片部を挿入することによりこの膨らみ部が切れ込み部の端部分に引っ掛かる紙製容器でもよい。
以上のように構成したことからまず、請求項1に係る考案によって、箱形状の紙製の容器を簡単に成形して用いることができると共に接着部材などを用いずに成形できることとなる。
これにより安全にかつ低廉に成形できると共に使用時に簡単かつ短時間で成形することができることとなる。
更に一枚の紙シートにより紙製容器を簡単に成形できるものであり、保管時や運搬時にかさばる異なる大量のシートを保管運搬できることとなる。
従って保管などの便を有するばかりでなく、使用時に簡単に容器を形作ることができるものであり使い勝手の良い紙製容器の提供ができる。
更に請求項2に係る考案によって開口を有する容器の提供ができ、存在入れや小物入れ、区分け用の容器、或いは食品用容器等各種の用途に使用できる容器の提供を可能とする。
特に必要に応じて別途蓋等を用いればよく、多様に使用できる容器の提供ができる。
請求項3に係る考案によれば返し部を切れ込み部に挿入することにより簡単に容器の成型ができると共に返し部により切れ込み部に引っ掛かりを有することとなることにより成形の状態をより強固に維持できるものとなる。
従って強固な紙製容器を提供できる。
請求項4に係る考案によっても同様に膨らみ部が切れ込み部に引っ掛かりを有することにより同様に成形状態をより強固に維持できるものとなり、簡単には壊れず、特に容器内に収納物を入れた状態で容器を強固に維持できるものとなる。
図1は、本考案に係る紙製容器を組み立てた状態の一例を示す。
まずこの紙製容器は、底部1cと四方の壁部1a、1bからなり、それぞれ底部1cと壁部1a、1bとは折り曲げて構成しているものである。
壁部を起立させることにより略垂直に起立した壁を形成する。
これらは一枚の紙製のシート地からなり、これを折り曲げて状部を開口部とする直方体形状の容器である。
四方に壁部1a、1bを有することから、四面である前後左右方向を壁部1a、1bで覆い、更に底部1cを有し、この底部の対向面には開口を有するものであり、この開口から収納物を収納できる収納部を有する略四角の開口をもった箱状の形態である。
これらの壁部1a、1bは計4面あるがそれぞれ対向する方向にはその両側方向に舌片部2を有する対向面からなる壁部1bと、該舌片部を差し込むための切れ込み部3を有する対向面からなる壁部1cを有する。
更に壁部1bを構成する対向する対向面の一面の両側に設けた舌片部2を、その対向面に隣り合う壁部1aを構成する一面に設けた切れ込み部3に挿入することにより、隣り合う壁部同士を該部分の差し込みにより係止し、 四角形状を形作り、成形状態の維持ができるものである。
即ち一の壁部1bの両側の舌片部2が隣り合う壁部1aの切り込み部3に差し込まれることから壁部同士を組み合わせて定位置しっかりと固定することができる。
特に舌片部2の先端部分には傾斜状態の屈曲方向に突出して形成した返し部状の出っ張り部分が付いており、この出っ張り部分で切れ込みの端部分に引っ掛かることから、より強度に切れ込み部で舌片部を係止できるものである。
尚、この返しのない直線状の舌片部を用いるものであってももちろんよいが、本図構成は全端が開口方向に屈曲方向に突出した突出部を有する構成である。
又、本図構成に関してはこの舌片部の先端の返し部分の外周は孤状を基調として形成している一例である。
尚、返しは、角部をもって構成したものに限らず弧状のものでも直線状のものであってもよく、全体として返しの効果である切り込み部への引っ掛かりを有するものであることが望ましい。
又、弧状形状に構成することにより切れ込み部への挿入に際して挿入しやすくするものとなる。
更に返しの部分で切れ込み部が端に掛かりやすくなることにより外れにくくなる。
従って簡単に箱体に組み立てられる半面一旦組み立てた箱体の組立状態の維持が図りやすくなる。
このことより組み立てやすい反面壊れにくい紙製容器が提供できるものである。
尚、この形状に限定されるものではなく、例えば先端の返しの外周部に突出部を形成するものであっても或いは他の形状を構成するものであってもよい。
又、この返し部は図1において上部方向に返しを設けた一例を示すが下方方向に返しを有するものであってもよい。
更に本図に示す返し部は、一例を示すものでありくびれて形成するものであっても或いは返しの部分の凹んだ部分がより小さいもの或いは少ないものであってももちろんよい。
或いは返し部として先端部を膨らみ部として構成することによりこの膨らみ部分が切れ込み部の端の部分に引っ掛かり、外れにくくするものであってもよい。
尚、切れ込み部に差し込みやすい形態がもっとも最適な例であるが、これに限らず単なる舌片部として差し込み可能な突出部分を有するものであってもよい。
又、本図構成は、壁部1bを構成する対向面の一面の両側には舌片部2を設け、この壁部と隣り合う他の壁部1aに切れ込み部3をその対向面の一面の両側に構成するものであり、舌片部2は壁部1bの両側に壁部に沿って横方向に突出した舌片部2を有するのに対して、切れ込み部3は他の対向面の壁部1aの両端から中央部方向にやや入った位置に斜めに傾斜した切れ込み部であって少なくとも舌片部の先端部分の幅よりも幅広な切れ込みを有するものであることが望ましい。
もとより先端部に膨らみ部を挿入する場合にはこの先端部を折り曲げてこの膨らみ部分を切れ込み部3に差し込んで装着できるものであってもよいことから、舌片部2の一部が切れ込み部3よりも幅広であってももちろんよい。
但し、本図構成は一例であり、この形状に限定されるものではない。
例えば切れ込み部3の長さや位置は任意のものでよい。
更に切れ込み部3を有する壁部の位置も一例であり、より中央部に有するものや或いはより側辺部方向に有するものであってもよい。
又、本図の一例は舌片部2について切れ込みを有する壁部の内側から外側方向に差し込むことにより形成するものを示すが、これに限らず外側から挿入し内側方向にむけて舌片部2の先端を切れ込み部3に差し込んで先端を収納部の内側に突出させるものでもよい。
本図に示す構成は、少なくとも切れ込み部3の幅よりも幅狭な幅を有する舌片部2であり、例えば先端部を傾斜方向に突出させると共に弧状に構成することにより、外れにくくする構成を有するものであり、この他更に先端部分の幅をさらにやや太く構成されている舌片部を用いるものであってもよい。
例えば切れ込み部3に挿入して外側に飛び出ている部分の舌片部2が、この切れ込み部3に引っ掛かりを有して舌片部2が外れにくく構成されているものが適切な一例として考えられる。
この様に構成することにより舌片部2が不用意に外れることを防止できる。
もとより、舌片部2を切り込み部3に差し入れることにより形作ることができればよく先端部分がとがった構成のものでも、帯状のものでも、傾斜がより緩いものでもいずれでもよい。
但し、切れ込み部3に舌片部2が引っ掛かりやすく抜けにくい構成が最適である。
以上のように、基本的には一枚のシートを折り込んで組み立てる紙製容器であり、底部1cと四方に起立する壁部1a1bで構成する直方体形状の容器からなる。
この場合四方には起立する壁部1a1bを有するものであって、それぞれ4面の壁部を構成する。
この場合、それぞれ向かい合って対向する2面ずつの壁部1bのそれぞれの両側には舌片部2を有するものであり、これらの舌片部2を有する壁部1bとそれぞれ隣り合う対向する2面ずつの壁部1aには切れ込み部3を有するものである。
更にこの四方の壁部を起立させ舌片部を相隣り合う壁部の切れ込み部に挿入することにより壁部を起立して容器形態を成形することにより構成する紙製容器である。
尚、上部が開口である図を示すが、予め本体自体に蓋部を有して、成形段階で蓋部として機能する紙製容器を用いてももちろんよい。
もとより本図構成においても別途蓋部を有するものであってもよい。
図2は、本考案に係る紙製容器を組み立てた状態の他の一例を示す。
本図に示すこの紙製容器は、同様に底部と四方の壁部1a1bからなり、それぞれ底部と壁部とは折り曲げて構成しているものである。
本図構成のこの紙製容器は、図1と同様に底部と四方の壁部からなり、それぞれ底部と壁部とは折り曲げて構成しているものであって、壁部を起立させることにより略垂直に起立した壁を四方に有する容器を形成する。
更に同様にこれらは一枚の紙製のシート地を折り曲げて上部を開口部とする直方体形状の紙製容器である。
但し、図1と比べより深さを有している形状からなる紙製容器である。
従って、本考案に係る紙製容器に関しては容器自体の大きさや形態はそれぞれ用いる用途などに応じて任意のものであってよい。
この様に壁部1bを構成する側壁である面の内の対向面の一面の両側には、その側壁に沿って突出した舌片部2を設け、この壁部1bと隣り合う他の壁部1aを構成する側壁である対向面の一面の側面の両側方向の任意位置に切れ込み部3を有するものである。
この構成においても、舌片部2は壁部の両側に壁部に沿って横方向に突出した舌片部を有するのに対して、切れ込み部3は他の対向面の壁部の両端から中央部方向にやや入った位置に斜めに傾斜した切れ込み部であって少なくとも舌片部の先端部分の幅よりも幅広な切れ込みを有するものである。
この様に構成した舌片部2を切れ込み部3に差し込んで箱形状を組み立てて構成し、形作っているものである。
尚、本図の舌片部2は図1と同じ構成で示すが、例えば舌片部の先端部分に明確な返しを有し、この返しが角部状を構成することによりこの角部に切れ込み部3の端に引っ掛かりを有するものであってもよい。
この様に構成しても切れ込み部3に挿入できるものであり、より明確な返し部分によりが切り込み部の端に掛かって外れにくくなるものである。
従って組立状態が崩れてしまうことを極めて高い確率で防止できるものである。
図3は、図1に示す切れ込み部3に舌片部2を差し込んで形作っている紙製容器を開いた状態の一例を示す。
一枚の紙製シートを任意形状に切りぬいて特定の形状にすることにより、誰でも簡単に箱形状紙製容器を組み立てることができる。
この様に構成すると簡単に折り込むことによって紙製容器を成形できる。
尚、大きさも任意であり、一定の大きさのものを収納するための紙箱として形成してもよいが、例えば小型の焼き菓子を焼くための焼成用容器として組み立てるものであってもよい。
又、内面にPETフィルムや耐熱性のある樹脂層等を積層することにより焼成菓子向けの高温に耐えうる容器を構成できる。
例えば焼成菓子等の容器に用いることができる。
更に惣菜入れ等にも用いることができるものであり、この様な場合には内面にアルミ蒸着等を施すことにより液体が紙にしみこみにくい紙製容器の提供ができる。
以上のように紙素材をベースとして紙葉を用いてこれを折り曲げることにより容器を構成するもののほか、必要な用途に応じて二層或いは複数層の用紙を用いて容器を形成するものであってもよい。
特に惣菜入れ等の水分を有する内容物に用いる場合には例えば内面をフィルム層やアルミ蒸着層として用いることにより液漏れのない紙製容器の提供ができる。
以上のように、接着部材等を用いずに簡単に組み立てることのできる容器の提供を可能とするものである。
図4は、本考案に係る紙製容器に惣菜5を入れた一例を示す図である。
例えば弁当等に惣菜を区分けして入れることのできる容器内の区分け用の小型容器やその他の小物入れなどとして用いることができる。
例えば内面に樹脂フィルムやアルミ蒸着することにより液漏れのない容器として用いることもできる。
もとより他の区分け容器等としてももちろん使用できる。
本図に示す例は惣菜5としてかまぼこを4切入れた惣菜入れからなる本考案に係る紙製容器の一例である。
以上のように本考案の紙製容器は紙を基調とした容器を指すものであり、紙よりなる層と樹脂よりなる層やアルミ層等各種素材を複層或いは多数層とするものであってもよく、使用目的により紙を用いた各種シート地状等の素材を用いて構成するものであればよい。
これらはすべて本考案に係る紙製容器に該当する。
尚、図面においては樹脂フィルム層やアルミ蒸着層は明示していないが、内面に有するもののほか更に印刷等のために表面層に樹脂層を有するものであってももちろんよいものである。
図5は、本考案に係る紙製容器を焼成用容器として用いる場合の一例を示す図であり、組み立てた本紙製容器内に焼き菓子の種を入れる。
例えばPETフィルム等を内面に有することにより不要な焼き付き等や焦げ付き等を防止できる。
この状態で焼成することにより焼き菓子を作ることができる。
もとより、本図においては樹脂フィルム層を有するが、図面においてはこれらの表示は省略している。
図6は焼き菓子を焼き上げてこの紙製容器内で焼き菓子6を成形してそのまま販売する状態の一例を示す。
従って簡単に成形できかつ見栄えの良い容器を提供できるものとなる。
図7は、舌片部2の先端部分に返しの一例がある紙製容器の一例を示す。
本図の舌片部2の先端は太く膨らんで膨らみ部を構成しているが、少なくとも切り込み部3にはこの先端部の膨らみ部が挿入できる程度の大きさである。
但し、切れ込み部よりこの膨らみ部を太く構成したものであってもよい。
なぜなら、紙を基調として構成されていることからこの先端部分を屈曲して切れ込み部に差し込むことのできるものでもよいことから切れ込み部よりも太い先端部を有するものであってもよい。
この場合本図においては更に太い先端部分を構成する部分には膨らみ部を有し、この膨らみ部分で引っ掛かりを有するものでも、或いは、返し部分を有するものでも引っ掛かりを有することとなり、この部分に切れ込み部が引っ掛かりやすくなるものである。
もとより膨らみ部によって返し部を構成するものであってももちろんよく、この返しの例として、例えば先端部分の付け根をより鈍角構成としても鋭角構成としてもよい。
1 本体
1a 壁部
1b 壁部
1c 底部
2 舌片部
3 切り込み部
5 惣菜
6 焼菓子の種
7 焼菓子
Claims (4)
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一枚のシートを折り込んで組み立てる紙製容器であり、
底部と四方に起立する壁部で構成する直方体形状の容器であって、
四方に起立する壁部1a、1bはそれぞれ4面の壁部を構成し、
それぞれ向かい合って対向する2面ずつの壁部1bのそれぞれの両側には舌片部2を有し、
舌片部2を有する壁部1bにそれぞれ隣り合う対向する2面ずつの壁部1aには切れ込み部3を有し、
この四方の壁部1a、1bを起立させると共に舌片部2を相隣り合う壁部の切れ込み部3に挿入することにより壁部を起立して成形することを特徴とする紙製容器。
-
上部が開口であることを特徴とする請求項1記載の紙製容器。
-
舌片部2の先端には返し部を有しており、切れ込み部3に舌片部2を挿入することによりこの返し部が切れ込み部の端部分に引っ掛かるものであることを特徴とする請求項1記載の紙製容器。
-
舌片部2の先端には膨らみ部を有しており、切れ込み部3に舌片部2を挿入することによりこの膨らみ部が切れ込み部3の端部分に引っ掛かるものであることを特徴とする請求項1記載の紙製容器。
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