JP3194415B2 - レーダ装置及びスペクトラムピーク検出方法 - Google Patents

レーダ装置及びスペクトラムピーク検出方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等に搭載されて
使用されるレーダ装置、及び、レーダ装置において使用
されるスペクトラムピーク検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種、自動車等に搭載される、所謂、
車載用レーダ装置は、前方を走行する自動車等の距離及
び相対速度を測定することができるため、自動車の衝突
事故を未然に防止するのに、役立つものと期待されてい
る。また、車載用レーダ装置には、ミリ波帯の無線信号
を使用したミリ波レーダ装置があり、且つ、このミリ波
レーダ装置の中にも、FM変調波の連続波(CW)を使
用したFM−CWレーダ装置がある。
【0003】従来、FM−CWレーダ装置としては、F
M変調波を連続的に送信波として、自動車等の対象物に
向けて送信すると共に、対象物によって反射された反射
波を受信波として受けて、送信波と受信波とのビート周
波数成分を抽出し、抽出されたビート周波数成分は、例
えば、FFT(Fast Fourier Trans
form)により、離散的な周波数スペクトラムに変換
する形式のものが提案されている。このようにして得ら
れた離散的な周波数スペクトラムを処理することによ
り、対象物との距離及び対象物の相対速度を算出するこ
とができる。この距離及び相対速度の算出には、周波数
スペクトラムのピーク位置が使用されるのが普通であ
る。したがって、周波数スペクトラムのピーク位置を検
出することは、この種レーダ装置にとって、極めて重要
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したFM−CWレ
ーダ装置が車載用のレーダ装置として使用された場合、
送信波は、必ずしも、単一の対象物から反射されるとは
限らず、複数の対象物によって反射されることもある。
例えば、レーダ装置を搭載した自動車の前方に複数の自
動車が走行方向に間隔をおいて走行していても、これら
の自動車を後方のレーダ装置を搭載した自動車から見た
場合、前方の複数の自動車は、互いに隣接して走ってい
るように見える。このような場合、複数の自動車で反射
された電波がレーダ装置の受信波として受信されること
になる。したがって、このような受信波及び送信波から
得られる周波数スペクトラムには、複数のピーク値が出
現することになる。
【0005】しかしながら、従来使用されているピーク
検出アルゴリズムでは、複数のピーク値の内の最大のピ
ーク値だけを検出しているため、単一の対象物との間の
距離及び相対速度しか検出できないという欠点がある。
【0006】本発明の目的は、複数のピーク値が現れた
場合にも、それぞれのピーク値に応じて距離、相対速度
等を算出できるレーダ装置を提供することである。
【0007】本発明の他の目的は、スペクトラム中に、
複数のピーク値が存在した場合におけるピーク検出方法
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、無線信
号を使用して、対象物との間の距離及び対象物の相対速
度を検出するレーダ装置において、前記無線信号を処理
することにより、前記対象物に関連したスペクトラムを
抽出するスペクトラム抽出手段と、前記スペクトラムの
ピーク値を検出するピーク検出手段とを備え、前記ピー
ク検出手段は、前記スペクトラムの内、ピーク値を有す
る位置を検出する手段と、当該ピーク値の位置を挟む前
後に所定範囲を定める手段と、前記所定範囲の各位置に
おけるレベルを検出して、前記ピーク値と前記所定範囲
位置における各レベルを比較し、前記所定範囲内におけ
るレベルの変化から、前記ピーク値を最大ピーク値とす
るか否かを決定する決定手段とを有するレーダ装置が得
られる。
【0009】更に、本発明によれば、無線信号を使用し
て、対象物との間の距離及び対象物の相対速度を検出す
るスペクトラムピーク検出方法において、前記無線信号
を処理することにより前記対象物に関連した前記無線信
号の周波数スペクトラムを抽出し、前記周波数スペクト
ラムの内のピーク値を検出すると共に、当該ピーク値が
所定範囲内における最大ピーク値か否かを決定すること
により、最大ピーク値が周波数スペクトラム中に複数存
在している場合にも、これら複数の最大ピーク値を識別
できるスペクトラムピーク検出方法が得られる。
【0010】
【作用】本発明では、単一のピーク値に対し、ピーク値
の位置に対して、その前後の所定範囲内におけるレベル
変化を見ることにより、当該ピーク値が所定範囲内にお
ける最大ピーク値か否かを決定できるため、所定範囲外
に複数のピーク値があっても、これら複数のピーク値を
個々に分離できる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の一実施例に
係るレーダ装置及びそのスペクトラムピーク検出方法を
説明する。
【0012】まず、図1を参照すると、本発明の一実施
例に係るレーダ装置の全体構成が示されている。図示さ
れたレーダ装置は、送受信アンテナ10を備え、この送
受信アンテナ10からはFM変調されたFM変調波が自
動車等のターゲットに向けて送信され、且つ、ターゲッ
トで反射された反射波が送受信アンテナ10に受信され
る。
【0013】FM変調波を送信するために、レーダ装置
は、電圧制御発振器(VCO)によって構成される発振
器11、FM変調器12、及び、サーキュレータ13を
有している。ここで、発振器11は所定の発振周波数f
oの被変調波を発振し、FM変調器12に送出する。こ
の被変調波は、FM変調器12で周波数fdの変調波に
よりFM変調された後、サーキュレータ13を介して、
送受信アンテナ10からFM変調波として、ターゲット
に向けて送信される。尚、FM変調波は、送受信アンテ
ナ10から送信される際、周波数変換されてもよい。
【0014】一方、ターゲットによって反射された反射
波は、送受信アンテナ10により受信された後、サーキ
ュレータ13を介して、ミキサー14に送出される。ミ
キサー14では、FM変調波と反射波との差の周波数が
ビート信号として取り出され、中間周波増幅器15、フ
ラットアンプ16、及びA/D変換部17を介して、デ
ィジタル信号の形で、本発明に係る信号処理部20に送
り出される。
【0015】信号処理部20は、後述するように、受信
したディジタル信号をFFTにより周波数スペクトラム
を得ると共に、得られた周波数スペクトラムからピーク
値の位置を検出して、最終的には、当該レーダ装置とタ
ーゲットとの間の距離R及び相対速度Vを算出する。
尚、知られているように、距離Rは、(fo+fd)/
2に比例した値をとり、他方、相対速度Vは、(fo−
fd)/2に比例した値となるが、距離R及び相対速度
Vの算出は本発明と直接関係がないから、ここでは、説
明を省略する。
【0016】図1に示された信号処理部20は、複数の
ターゲットが存在している結果、周波数スペクトラム中
に複数のピーク値が現れた場合にも、各ピーク値の位置
を検出し、複数のターゲットとの間の距離R及び相対速
度Vを算出できることを特徴としている。
【0017】図2及び図3を参照して、図1の信号処理
部20における動作原理を説明する。まず、信号処理部
20では、受信したディジタル信号をFFTした結果、
図2及び図3に示すように、離散的な周波数スペクトラ
ムが得られたものとする。ここで、図2及び図3の横軸
は、周波数(n)をあらわし、他方、縦軸は、周波数レ
ベルF(n)をあらわしている。図示された例では、周
波数(n)が0からNまでの範囲で可変されるものとす
る。また、ピーク値の位置、即ち、周波数位置を検出す
るために、スレッシュホールドレベルTh(n)が設定
されており、ピーク値の検出は、スレッシュホールドレ
ベルTh(n)を越えた周波数レベルF(n)を有する
周波数(n)についてのみ行われる。図示されたスレッ
シュホールドレベルTh(n)は、ノイズ等による誤動
作を防止するために、ディジタル信号を受信していない
状態では、ディジタル信号の受信状態の場合に比較し
て、高く設定されている。
【0018】図2において、周波数レベルF(n)と、
スレッシュホールドレベルTh(n)とが比較され、最
初に、F(n)≧Th(n)となるnが決定され、ピー
ク判定開始位置Psとして決定される。
【0019】次に、ピーク判定開始位置Psから、n
Pwの区間で、F(n)>F(+α)(但し、α=
1〜Pw)が連続して成立するnを求め、このnを仮の
ピーク位置P´とする。尚、PwはNに対して十分微小
な区間とし、実際には、自動車の車体の長さの約1/2
程度に相当する周波数区間が望ましい。図2の場合、先
頭より4番目の周波数位置において、仮のピーク位置P
´が算出されることになる。上記した動作は、仮のピー
ク位置P´から後方にPwの区間が設定されることをあ
らわしている。
【0020】他方、仮のピーク位置P´が求まると、図
3に示すように、仮のピーク位置P´の前方に、Pwの
区間が設定され、F(P´)>F(P´−α)が連続し
て成立するか否かが、判定される。この式が成立する
と、この時のnを真のピーク位置P01として設定す
る。
【0021】ここで、図4に示された波形図を参照し
て、上記した動作を更に詳細に説明する。図4の例の波
形は、、、の位置でピーク値を示すことがわか
る。この内、のピーク位置では、その位置後方にノイ
ズによって一時的に下りが発生しているが、下りがPw
回連続していないから、この位置を仮のピーク位置とは
認めない。他方、のピーク位置では、その前後にPw
回連続して下りが存在しているため、のピーク位置を
真のピーク値の位置P01とする。
【0022】また、のピーク位置の後方に、Pw回連
続して下りが存在しているが、前方には、このピーク位
置よりレベルの高い場所が存在しているため、真のピー
ク値とは認めない。更に、の位置では、その前後に、
Pw回連続して下りが存在しているため、この位置をも
真のピーク値の位置P02と認める。このような動作を
繰り返すことにより、複数のピーク値の位置を順次検出
できる。
【0023】図5を参照すると、上記したピーク値の位
置を検出するためのフローチャートが示されている。図
示された例では、前方への処理をスキップするか否かを
あらわすフラグ(以下、FLAG)が使用されている。
この例では、FLAGが0のとき、前方への処理をスキ
ップすることをあらわし、他方、FLAGが1のとき、
前方への処理をスキップしないことをあらわしている。
【0024】処理が開始されると、まず、FLAGが0
に設定され、前方処理のスキップが指定され(ステップ
S1)、続いて、周波数nとして、Pw+1が設定され
る(ステップS2)。次に、設定された周波数nの位置
におけるレベルF(n)がスレッシュホールドレベルT
h(n)以上か否かが判定され(ステップS3)、レベ
ルF(n)より小さく、且つ、上り勾配が検出された場
合、FLAGが1にセットされて(ステップS4)、前
方処理がスキップされることなく実行される。この時、
周波数nが1つづつ順次加算され(ステップS5)、こ
の動作は周波数nがNに等しくなるまで継続される(ス
テップS6)。ステップS6において、周波数nがNに
等しくなると、上記した処理動作は停止される。
【0025】一方、上記ステップS3〜S6の動作を繰
り返している間に、ステップS3において、FLAGが
1の状態で、周波数nにおけるレベルF(n)がスレッ
シュホールドレベルTh(n)以上の場合、FLAGの
1により上り勾配であることが検出され、このレベルF
(n)が最大値MAXとして設定される(ステップS
7)。この時、Pwの範囲を示すカウンターのカウント
値が0にセットされる(ステップS8)。続いて、周波
数nが1だけカウントアップされ(ステップS9)、こ
の周波数nがNに等しいか否かが検出され(ステップS
10)、等しくなった場合には、処理を終了する。
【0026】ステップS10において周波数nがNに等
しくない場合、周波数レベルF(n)がこれまでの最大
値MAX以上か否かが判定される(ステップS11)。
周波数レベルF(n)が最大値以上の場合には、FLA
Gを1にして、上り勾配があったと判定し(ステップ1
2)、後方処理のために、ステップS7に戻る。
【0027】ここで、ステップS11において、周波数
レベルF(n)が最大値MAXより小さいことが検出さ
れると、カウント値が1だけカウントアップされ(ステ
ップS13)、カウントアップの結果がPwに等しいか
否かが判定される(ステップS14)。カウントアップ
の結果がPwに等しくならない限り、処理動作はステッ
プS9に戻り、上記した動作が繰り返される。
【0028】ステップS14において、カウント結果が
Pwに等しくなると、FLAGが0かどうかが判定され
(ステップS15)、FLAGが0の場合には、レベル
がスレッシュホールドレベルThより大きく、且つ、過
去のPwの区間中に、上りが発生していないことをあら
わしている。このため、FLAGが0の場合には、ステ
ップS15からステップS5に移行して、前方処理をス
キップして、後方処理が実行される。
【0029】他方、ステップS15において、FLAG
が0でない場合には、周波数nとして、n−Pw−1が
セットされ(ステップS16)、更に、カウント値が0
にセットされる(ステップS17)。この時点で、FL
AGは0に設定され(ステップS18)、周波数レベル
F(n)が最大値MAXより小さいか否かが、判定され
る(ステップS19)。
【0030】判定の結果、周波数レベルF(n)が最大
値MAXより小さい時には、カウンターのカウント値が
1だけカウントアップされ(ステップS20)、続い
て、カウント値がPwに等しいか否かが判定される(ス
テップS21)。ステップS21において、カウント値
がPwに一致していない場合には、周波数nとして、n
−1がセットされ(ステップS22)、ステップS19
に戻る。
【0031】以下同様な動作が繰り返されることによ
り、最大値MAXより大きい周波数レベルF(n)がP
wの範囲内でないことが判定されると(ステップS2
1)、その周波数位置がP0として決定される(ステッ
プS23)。
【0032】この実施例では、一旦、ステップ23にお
いてP0が決定された後でも、ステップS5に戻り、周
波数nがNに一致するまで、同様な最大値MAX及びそ
れに対応した周波数位置P0を決定するための動作が行
われる。
【0033】図6を参照すると、図5の動作を行うため
のハードウェア回路が示されている。図示された回路
は、受信したディジタル信号を受け、FFT演算するF
FT演算器21を有しており、このFFT演算器21か
らは、演算結果として、周波数レベルF(n)が波形デ
ータとして出力されると共に、周波数nに対応した位置
をあらわすアドレスADRSが出力される。波形データ
は制御器30の制御の下に、順次、RAM22のアドレ
スに格納される。
【0034】一方、ROM23には、スレッシュホール
ドレベルTh(n)が格納されており、ROM23の各
アドレスからは、制御器30の制御の下に、スレッシュ
ホールドレベルTh(n)が出力される。更に、RAM
22は、第1乃至第3の比較器24、26、28に接続
されており、これら第1乃至第3の比較器24、26、
28は、制御器30の制御の下にスイッチ動作を行うス
イッチ31によって、選択的に動作状態に置かれる。ま
た、RAM22はRAM25にも接続されており、RA
M25の出力は第2の比較器26に与えられると共に、
出力増幅器32にも供給されている。
【0035】更に、第2及び第3の比較器26及び28
の比較結果は、第1及び第2のカウンター27及び29
に供給されて、且つ、第1及び第2のカウンター27及
び29は制御器30に接続されている。図示された第2
のカウンター29は出力増幅器32に接続されている。
【0036】この構成を有するハードウェア回路は、第
1の比較器24によって、各周波数の波形データと、ス
レッシュホールドレベルとを比較し、比較結果を制御器
30に与える。制御器30では、波形データの最大値が
検出されると、その最大値をRAM25に格納させ、後
方処理のために、RAM22からの波形データと順次比
較し、比較結果を第1のカウンター27によってカウン
トする。カウント値は制御器30に与えられ、Pwの範
囲内での最大値MAXか否かが検出される。
【0037】他方、第3の比較器28は前方処理の際に
動作状態になり、波形データとRAM25に格納された
最大値MAXとの比較を行う。第3の比較回路28にお
ける比較結果は第2のカウンター29によってカウント
され、Pwの周波数範囲内での最大値MAXであるか否
かが、制御器30によって決定される。
【0038】±Pwの範囲内での最大値がRAM25に
格納されると、出力増幅器32は第2のカウンター29
の出力によって、出力状態となって、RAM25の出力
がピークレベルとして、出力増幅器32から送出され
る。
【0039】以上述べたことから、図6のハードウェア
回路は、図5に示した動作を行えることが判る。
【0040】
【発明の効果】本発明では、FM−CW方式を採用した
レーダ装置において、FFTの結果得られる周波数スペ
クトラム中に複数のピーク値が存在した場合にも、これ
らピーク値の位置を正確に求めることができるため、複
数のターゲットを識別できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るレーダ装置の概略構成
を示すブロック図である。
【図2】図1に示すレーダ装置の動作を説明するための
スペクトラム波形図である。
【図3】図1に示すレーダ装置のもう一つの動作を説明
するためのスペクトラム波形図である。
【図4】図1のレーダ装置の動作をより具体的に説明す
るための波形図である。
【図5】レーダ装置におけるピーク検出動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図6】本発明の一実施例に係るレーダ装置を実現する
ための回路図である。
【符号の説明】
10 送受信アンテナ 11 電圧制御発振器 12 FM変調器 13 サーキュレータ 14 ミキサー 15 中間周波増幅器 16 フラットアンプ 17 A/D変換器 20 信号処理部 21 FFT演算部 22 RAM 23 ROM 24 第1の比較器 25 RAM 26 第2の比較器 27 第1のカウンター 28 第3の比較器 29 第2のカウンター 30 制御器 31 スイッチ 32 出力増幅器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−207979(JP,A) 特開 平6−82551(JP,A) 特開 平8−220219(JP,A) 特開 平6−3443(JP,A) 特開 平7−55926(JP,A) 特開 平6−160513(JP,A) 特開 平4−313090(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 7/00 - 7/42 G01S 13/00 - 13/95

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線信号を使用して、対象物との間の距
    離及び対象物の相対速度を検出するレーダ装置におい
    て、前記無線信号を処理することにより、前記対象物に
    関連したスペクトラムを抽出するスペクトラム抽出手段
    と、前記スペクトラムのピーク値を検出するピーク検出
    手段とを備え、前記ピーク検出手段は、前記スペクトラ
    ムの内、ピーク値を有する位置を仮のピーク位置として
    検出する手段と、当該ピーク値を有する仮のピーク位置
    を挟む前後に所定範囲を定める手段と、前記所定範囲の
    各位置におけるレベルを検出して、前記ピーク値と前記
    所定範囲位置における各レベルを比較し、前記所定範囲
    内におけるレベルの変化から、前記ピーク値を真のピー
    ク値とするか否かを決定する決定手段とを有することを
    特徴とするレーダ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記無線信号は、F
    M変調波の連続波(CW)であることを特徴とするレー
    ダ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記スペクトラム抽
    出手段は、前記FM変調波を前記対象物に向けて送信波
    として送信する手段と、前記送信波と前記対象物からの
    受信波を受け、前記送信波と前記受信波との間のビート
    を検出する手段と、前記ビート周波数のスペクトラムを
    生成する手段とを有していることを特徴とするレーダ装
    置。
  4. 【請求項4】 無線信号を使用して、対象物との間の距
    離及び対象物の相対速度を検出するスペクトラムピーク
    検出方法において、前記無線信号を処理することにより
    前記対象物に関連した前記無線信号の周波数スペクトラ
    ムを抽出し、前記周波数スペクトラムの内のピーク値を
    有する位置を仮のピーク位置として検出すると共に、当
    該ピーク値を有する仮のピーク位置を挟む所定範囲内に
    おける真のピーク値か否かを決定することにより、ピー
    ク値が周波数スペクトラム中に複数存在している場合に
    も、これら複数のピーク値を識別できることを特徴とす
    るスペクトラムピーク検出方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記無線信号は、F
    M変調波の連続波(CW)であることを特徴とするスペ
    クトラムピーク検出方法。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記FM変調波の連
    続波は、対象物に対して送信波として送信され、且つ、
    対象物から受信波として受信されることを特徴とするス
    ペクトラムピーク検出方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記周波数スペクト
    ラムは、前記送信波と前記受信波のビート周波数は、F
    FT(Fast Fourier Transfor
    m)することにより得られることを特徴とするスペクト
    ラムピーク検出方法。
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