JP3194017B2 - 処理装置 - Google Patents

処理装置

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JP3194017B2
JP3194017B2 JP33991291A JP33991291A JP3194017B2 JP 3194017 B2 JP3194017 B2 JP 3194017B2 JP 33991291 A JP33991291 A JP 33991291A JP 33991291 A JP33991291 A JP 33991291A JP 3194017 B2 JP3194017 B2 JP 3194017B2
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富廣 米永
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Description

【発明の詳細な説明】
【0010】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウエハに1枚ご
とに処理ガスを吹きつけて所定の表面処理を行う枚葉式
処理装置に関する。
【0020】
【従来の技術】CVD(化学気相堆積)は、所定の原料
ガスを被処理体の表面に供給し、その分解または反応生
成物を被処理体表面上に堆積させて成膜する技術であ
る。CVDにおいて均一な成膜を行うには、原料ガスを
被処理体表面の全面にわたって均一に分布させる必要が
ある。
【0030】一般の枚葉式CVD装置は、図5に示すよ
うに、処理容器100内の処理室102の中央下部に被
処理体、たとえば半導体ウエハ104を配置して、この
半導体ウエハ104をヒータ106によって裏側から加
熱しながら、真上から多孔板108を介して原料ガスを
半導体ウエハ104の表面に吹きつけるようにしてい
る。
【0040】多孔板108は、半導体ウエハ104の径
よりも幾らか大きな径の円板に多数の通気孔108aを
設けたもので、処理室102から区画されたガス室11
0の下部のガス出口110aに取付されている。このガ
ス室110の上部と連通するガス導入室112には、成
膜の構成元素となるべき原料ガスがガス供給源(図示せ
ず)よりガス供給管114,116を介して供給され
る。
【0050】たとえば、タングステン膜を成膜する場
合、一方のガス供給管114からはキャリアガス(たと
えばN2ガス)で所定濃度に希釈されたWF6ガスが所
定の流量で供給され、他方のガス供給管116からは所
定濃度のH2ガスが所定の流量で供給される。
【0060】ガス供給管114,116から流路面積の
比較的小さなガス導入室112に供給されたWF6,N
2ガスおよびH2ガスは、そこから流路面積の大きなガ
ス室110へ導かれ、その室内で互いに混合する。そし
て、ガス室出口110aの多孔板108の各通気孔10
8aより、混合した原料ガス(WF6,N2,H2)が
真下のウエハ104に向けて吹き出される。
【0070】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
枚葉式CVD装置においては、複数の処理ガスを被処理
体表面の全面にわたって均一に分布させるように、ガス
室110から多孔板108を介して混合処理ガスの吹き
つけを行っている。
【0080】しかしながら、従来装置では、多孔板10
8の各通気孔108aより処理ガスが均一な流れ(層
流)で吹き出されずに、渦を発生するおそれがあった。
また、それら複数の処理ガスがガス室110内でよく混
合しないまま多孔板108の各通気孔108aより不均
一な濃度で吹き出されることがあった
【0090】従来装置では、処理ガスが流路面積の比較
的小さなガス導入口112より流路面積の大きなガス室
110へ入ると、そこで処理ガスの流れが水平方向へ拡
散して乱れ、そのまま多孔板108の各通気孔108a
より出るため、渦が発生するものと考えられる。また、
処理ガスはガス供給管より相当の勢いでガス導入室に流
入するが、従来装置では、ガス導入室112に流入した
処理ガスはそのままの勢いで直ちに多孔板108より吹
き出すので、このことも渦の発生の一因になっているも
のと考えられ、さらには、複数の処理ガスがよく混合さ
れない原因になっているものと考えられる。
【0100】このように、従来装置においては、完全に
混合された複数の処理ガスを被処理体表面の全面にわた
って均一に吹き付けるのが難しく、ひいては均一に成膜
するのが困難であった。
【0110】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
もので、処理ガスを均一な濃度および均一な流れで半導
体ウエハへ吹き付けられるようにし、それによって半導
体ウエハ面に均一な処理を行えるようにした枚葉式の
理装置を提供することを目的とする。
【0120】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の第1の処理装置は、半導体ウエハに1枚
ごとに処理ガスを供給して前記半導体ウエハの表面に所
定の処理を施す枚葉式の処理装置において、前記半導体
ウエハをほぼ水平に1枚載置するための載置台を設けた
処理容器と、ガス供給管より前記処理ガスを導入するガ
ス導入口に接続され、第1のコンダクタンスを有する多
数の通気孔を設けた円形の第1の仕切り板を底部にほぼ
水平に配置してなり、前記ガス導入口より導入された前
記処理ガスを前記第1の仕切り板の通気孔より吐き出す
円筒状の第1のガス流制御室と、前記第1のガス流制御
室に接続され、前記第1のコンダクタンスよりも大きな
第2のコンダクタンスを有する多数の通気孔を隣り合う
同心円間の直径の差がほぼ一定であるような複数の同心
円上に全ての同心円上で隣り合う通気孔間の距離がほぼ
一定であるように設けた円形の第2の仕切り板を底部に
ほぼ水平に配置してなり、前記第1の仕切り板の通気孔
より室内に入った前記処理ガスを前記第2の仕切り板の
通気孔より前記処理容器内で前記載置台上の前記半導体
ウエハの表面に向けて垂直方向に吐き出す円筒状の第2
のガス流制御室とを具備する構成とした。
【0130】また、本発明の第2の処理装置は、半導体
ウエハに1枚ごとに処理ガスを供給して前記半導体ウエ
ハの表面に所定の処理を施す枚葉式の処理装置におい
て、前記半導体ウエハをほぼ水平に1枚載置するための
載置台を設けた処理容器と、ガス供給管より前記処理ガ
スを導入するガス導入口に接続され、第1のコンダクタ
ンスを有する多数の通気孔を設けた円形の第1の仕切り
板を底部にほぼ水平に配置してなり、前記ガス導入口よ
り導入された前記処理ガスを前記第1の仕切り板の通気
孔より吐き出す円筒状の第1のガス流制御室と、前記第
1のガス流制御室に接続され、前記第1のコンダクタン
スよりも大きな第2のコンダクタンスを有する多数の通
気孔を隣り合う同心円間の直径の差がほぼ一定であるよ
うな複数の同心円上に全ての同心円上で隣り合う通気孔
間の距離がほぼ一定であるように設けた円形の第2の仕
切り板を底部にほぼ水平に配置してなり、前記第1の仕
切り板の通気孔より室内に入った前記処理ガスを前記第
2の仕切り板の通気孔より吐き出す円筒状の第2のガス
流制御室と、前記第2のガス流制御室に接続され、前記
第2のコンダクタンスよりも大きな第3のコンダクタン
スを有する多数の通気孔を前記第2の仕切り板の通気孔
よりも高い均一な密度で設けた円形の第3の仕切り板を
底部にほぼ水平に配置してなり、前記第2の仕切り板の
通気孔より室内に入った前記処理ガスを前記第3の仕切
り板の通気孔より前記処理容器内で前記載置台上の前記
半導体ウエハの表面に向けて垂直方向に吐き出す円筒状
の第3のガス流制御室とを具備する構成とした。本発明
において、「隣り合う同心円間の直径の差がほぼ一定で
ある」とは、中心からn番目の同心円の直径(Rn)
と、中心からn+1番目の同心円の直径(Rn+1)との
差(Rn+1−Rn)がほぼ一定であることを意味する。ま
た、「全ての同心円上で隣り合う通気孔間の距離がほぼ
一定である」とは、中心からn番目の同心円上における
隣り合う通気孔間の距離(Ln)と、中心からm番目の
同心円上における隣り合う通気孔間の距離(Lm)がほ
ぼ一定またはほぼ同じであることを意味する。
【0140】本発明の第1の処理装置では、ガス供給管
より第1のガス流制御室に流入した処理ガスは、第1の
コンダクタンスを有する第1の仕切り板でいったん塞き
止められる。複数の処理ガスが供給される場合は、この
第1のガス流制御室の室内でそれら複数の処理ガスが移
動・衝突して互いに混合される。第1のガス流制御室の
第1の仕切り板の通気孔より吐き出された処理ガスは、
第2のガス流制御室に入り、この室内で一時的滞留して
から、上記第1のコンダクタンスよりも高い第2のコン
ダクタンスを有し、かつ隣り合う同心円間の直径の差が
ほぼ一定であるような複数の同心円上に全ての同心円上
で隣り合う通気孔間の距離がほぼ一定であるようなパタ
ーンで設けられた第2の仕切り板の通気孔より軸対称で
半径方向に均一な濃度および層流または直進的な流れで
載置台上の半導体ウエハに向けて垂直方向に吹き出され
る。
【0150】本発明の第2の処理装置では、第2のガス
流制御室より吹き出された処理ガスが第3のガス流制御
室に入り、この室内で一時的に滞留してから上記第2の
コンダクタンスよりも高い第3のコンダクタンスを有
、かつより高密度な第3の仕切り板の通気孔により一
層きめこまかく整流されて半導体ウエハに向けて垂直方
向に吹き出される。この第3の仕切り板の通気孔も均一
な密度で形成されているため、処理ガスは軸対称で半径
方向に均一な濃度および層流または直進的な流れで吹き
出される。
【0160】本発明の第1または第2の処理装置におい
て、好ましくは、前記第2の仕切り板の通気孔の密度が
前記第1の仕切り板の通気孔の密度よりも高い構成とし
てよい。また、下流側の仕切り板の通気孔の直径が上流
側の仕切り板の通気孔の直径よりも大きい構成とするこ
ともできる。あるいは、下流側の仕切り板の板厚が上流
側の仕切り板の板厚よりも小さい構成であってもよい。
【0170】
【0180】
【実施例】以下、図1〜図4を参照して本発明の実施例
を説明する。図1は本発明の一実施例による枚葉式CV
D装置の構成を示す縦断面図であり、図2〜図4は実施
例のCVD装置における第1、第2および第3の仕切り
板の通気孔パターンをそれぞれ示す平面図である。
【0190】図1において、この実施例の枚葉式CVD
装置は、たとえばアルミニウムからなる円筒状の処理容
器10を有し、この処理容器10の中央部に被処理体と
してたとえば半導体ウエハ12を配置する。このCVD
装置では、サセプタ(ウエハ載置台)として石英板14
を用いる。この石英板14は下向き有底筒状の支持板1
6の円形開口16aに取付され、この石英板14上に半
導体ウエハ12が載置される。石英板14の裏面は、処
理容器10の底面中央部の円形開口10aに取付された
石英板20を介して処理容器10の外に設置された加熱
用ハロゲンランプ22と対向している。成膜処理時、ハ
ロゲンランプ22からの光は、石英板20を通り、さら
に石英板14を通って半導体ウエハ12の裏面に入射
し、半導体ウエハ12を加熱する。
【0200】処理容器10の上面中央部に円形の開口1
0bが設けられ、この開口10bを閉塞するようにして
下向き有底筒状のガス室24が垂直に取付される。この
ガス室24は、熱伝導率の高い材質、たとえば銅合金か
らなり、上端周縁部に環状の取付フランジ24aを有
し、内部に冷却水を流すための環状の水路24bを設け
ており、処理容器10内において処理室11から区画さ
れている。ガス室24の上面中央部にはガス導入用の大
きな通気孔24cが設けられ、この通気孔24cの上に
ガス導入室26が連通して取付され、ガス導入室26内
に2つのガス供給管28,30のガス吐出口が臨んでい
る。
【0210】たとえば、このCVD装置において半導体
ウエハ12上にタングステン膜を成膜する場合、一方の
ガス供給管28からはN2ガスで所定の濃度に希釈され
たWF6ガスが所定の流量で供給され、他方のガス供給
管30からはH2ガスが所定の流量で供給される。
【0220】ガス室24の内側には、垂直方向に所定の
間隔をおいて3つの仕切り板32,34,36がそれぞ
れ水平に取付されている。最上段の第1の仕切り板32
は、たとえば20mmの板厚を有し、図2に示すような
パターンで板面に多数たとえば153穴で、円形状たと
えば直径0.5mmの通気孔32aを設けたアルミニウ
ム板で、ガス室24の内側上面からスペーサ38を介し
て、たとえば20mm下方の位置に配設される。中段の
第2の仕切り板34は、たとえば10mmの板厚を有
し、図3に示すようなパターンで板面に多数たとえば2
52穴で、円形状たとえば直径0.7mmの通気孔34
aを設けたアルミニウム板で、第1の仕切り板32の下
面からスペーサ40を介して、たとえば20mm下方の
位置に配設される。最下段の第3の仕切り板36は、た
とえば3mmの板厚を有し、図4に示すようなパターン
で板面に多数たとえば1740穴で、円形状たとえば直
径1.1mmの通気孔36aを設けたアルミニウム板
で、第2の仕切り板34の下面から、たとえば20mm
下方の位置でガス室24の下面に配設される。これら3
段の仕切り板32,34,36およびスペーサ38,4
0により、ガス室24内には各々適当な流路面積を有す
る3段のガス流制御室44,46,48が画成されてい
る。
【0230】なお、ガス室24の外側において、ガス室
24と処理容器10の上面との間、およびガス室24の
上面とガス導入室26との間には、それぞれ断熱性のス
ペーサ50,54が設けられている。
【0240】次に、かかる構成のCVD装置の作用を説
明する。成膜処理時、石英サセプタ14上に載置された
半導体ウエハ12に対して、下方のハロゲンランプ22
より光エネルギによってウエハ12を加熱しながら、上
方のガス室24より混合処理ガス(WF6,N2,H
2)をウエハ12に吹き付ける。成膜のプロセスで発生
したガスや余った処理ガスは、処理容器10の底面に設
けられた排気口56よりガス排気管を介して除去装置
(図示せず)へ送られる。望ましくは、排気口56を4
箇所以上設け、処理ガスがウエハ12の円周に均一に排
気されるように構成する。
【0250】本CVD装置において、ガス供給管28,
30よりガス導入室26内に導入されたWF6,N2ガ
スおよびH2ガスは、いっしょにガス導入室26よりガ
ス室24の最上段のガス流制御室44へ導かれ、ここで
均一に混合される。つまり、このガス流制御室44の底
に設けられた第1の仕切り板32は、板厚が大きくて、
開口率が小さいため、コンダクタンスが低く、ガス流制
御室46との間に大きな差圧を生じさせる。これによ
り、ガス導入室26から勢いよく入ってきたWF6,N
2ガスおよびH2ガスはガス流制御室44内でいったん
塞き止められるようにして移動・衝突し、互いによく混
じり合う。このように、最上段のガス流制御室44およ
び第1の仕切り板32は、処理ガスを均一に混合するた
めのバッファ機能を奏する。なお、第1の仕切り板32
の通気孔32aは図2に示すように格子状に分布してい
るので、各通気孔32aより単位面積当たりの流量およ
び濃度が一定な混合処理ガス(WF6,N2,H2)が
中段のガス流制御室46側へ吐き出される。
【0260】中段のガス流制御室46に入った混合処理
ガス(WF6,N2 ,H2 )は、この室46の底の第2の
仕切り板34によって半径方向に均一な濃度および均一
な流れのガス流に整流される。つまり、第2の仕切り板
34の通気孔34aは、図3に示すように軸対象で半径
方向に均一な密度で分布しているので、つまり隣り合う
同心円間の直径の差がほぼ一定であるような複数の同心
円上に全ての同心円上で隣り合う通気孔間の距離がほぼ
一定であるようなパターンで分布しているので、円筒状
のガス室24における混合処理ガス(WF6,N2 ,H2
)の濃度および流れが軸対象に半径方向に均一化され
る。このように、中段のガス流制御室46および第2の
仕切り板34は、ガス流整流機能を奏する。なお、第2
の仕切り板34の板厚も比較的大きいので、ガス流制御
室46でもある程度のバッファ効果があり、ここで混合
処理ガス(WF6,N2 ,H2 )の混合度が一層強められ
る。
【0270】中段のガス流制御室46より出た混合処理
ガス(WF6,N2 ,H2 )は、下段のガス流制御室48
を比較的早い流速で通り抜け、第3の仕切り板36の各
通気孔36aより一層均一な流れおよび一層均一な濃度
で吐出され、真下の半導体ウエハ12の全表面にわたっ
て均一に降り注ぐ。第3の仕切り板36は薄板で、かつ
開口率が大きいため、コンダクタンスが大きく、そして
通気孔36aの密度が大きいので、混合処理ガス(WF
6,N2 ,H2 )の流れおよび濃度が均一になる。
【0280】もっとも、第2の仕切り板34の通気孔3
6aの密度を大きくすることで、第3の仕切り板36お
よび下段のガス流制御室48を省略することも可能であ
る。また、第1の仕切り板32を多孔質のセラミック板
や金属粒子シート等で構成することも可能であり、第1
の仕切り板32の通気孔パターンを第2の仕切り板34
と同様な軸対象のパターンとすることも可能である。そ
の他、必要に応じて、第3の仕切り板36の通気孔パタ
ーンとして任意なパターンを選択することが可能であ
り、各仕切り板の板厚および取付間隔についても任意な
厚さ、任意の間隔を選択することができる。また、通気
孔の直径および個数も任意に選択することができる。ま
た、ガス流制御室には、ビーズ球またはガラスウール等
を充填してもよい。
【0290】また、上述した実施例では2つの処理ガス
を導入するものであったが、1つの処理ガスを導入する
場合でもよく、またCVD装置に限らず、他の表面処理
装置 にも適用可能である
【0300】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の処理装置
によれば、処理ガスを均一な濃度および均一な流れで
導体ウエハへ吹き付けられるようにし、それによって
エハ表面に均一な枚葉処理を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による枚葉式CVD装置の構
成を示す縦断面図である。
【図2】実施例のCVD装置における第1の仕切り板の
通気孔パターンを示す平面図である。
【図3】実施例のCVD装置における第2の仕切り板の
通気孔パターンを示す平面図である。
【図4】実施例のCVD装置における第3の仕切り板の
通気孔パターンを示す平面図である。
【図5】従来の典型的な枚葉式CVD装置の構成を示す
縦断面図である。
【符号の説明】
10 処理容器 12 被処理体(半導体ウエハ) 24 ガス室 26 ガス導入室 28 ガス供給管 30 ガス供給管 32 第1の仕切り板 34 第2の仕切り板 36 第3の仕切り板 44 第1のガス流制御室 46 第2のガス流制御室 48 第3のガス流制御室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−73624(JP,A) 特開 平3−122285(JP,A) 特公 平6−94591(JP,B2) 特公 平5−3733(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23C 16/00 - 16/56 H01L 21/205 H01L 21/31

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウエハに1枚ごとに処理ガスを供
    給して前記半導体ウエハの表面に所定の処理を施す枚葉
    式の処理装置において、 前記半導体ウエハをほぼ水平に1枚載置するための載置
    台を設けた処理容器と、 ガス供給管より前記処理ガスを導入するガス導入口に接
    続され、第1のコンダクタンスを有する多数の通気孔を
    設けた円形の第1の仕切り板を底部にほぼ水平に配置し
    てなり、前記ガス導入口より導入された前記処理ガスを
    前記第1の仕切り板の通気孔より吐き出す円筒状の第1
    のガス流制御室と、 前記第1のガス流制御室に接続され、前記第1のコンダ
    クタンスよりも大きな第2のコンダクタンスを有する多
    数の通気孔を隣り合う同心円間の直径の差がほぼ一定で
    あるような複数の同心円上に全ての同心円上で隣り合う
    通気孔間の距離がほぼ一定であるように設けた円形の第
    2の仕切り板を底部にほぼ水平に配置してなり、前記第
    1の仕切り板の通気孔より室内に入った前記処理ガスを
    前記第2の仕切り板の通気孔より前記処理容器内で前記
    載置台上の前記半導体ウエハの表面に向けて垂直方向に
    吐き出す円筒状の第2のガス流制御室とを具備すること
    を特徴とする処理装置。
  2. 【請求項2】 半導体ウエハに1枚ごとに処理ガスを供
    給して前記半導体ウエハの表面に所定の処理を施す枚葉
    式の処理装置において、 前記半導体ウエハをほぼ水平に1枚載置するための載置
    台を設けた処理容器と、 ガス供給管より前記処理ガスを導入するガス導入口に接
    続され、第1のコンダクタンスを有する多数の通気孔を
    設けた円形の第1の仕切り板を底部にほぼ水平に配置し
    てなり、前記ガス導入口より導入された前記処理ガスを
    前記第1の仕切り板の通気孔より吐き出す円筒状の第1
    のガス流制御室と、 前記第1のガス流制御室に接続され、前記第1のコンダ
    クタンスよりも大きな第2のコンダクタンスを有する多
    数の通気孔を隣り合う同心円間の直径の差がほぼ一定で
    あるような複数の同心円上に全ての同心円上で隣り合う
    通気孔間の距離がほぼ一定であるように設けた円形の第
    2の仕切り板を底部にほぼ水平に配置してなり、前記第
    1の仕切り板の通気孔より室内に入った前記処理ガスを
    前記第2の仕切り板の通気孔より吐き出す円筒状の第2
    のガス流制御室と、 前記第2のガス流制御室に接続され、前記第2のコンダ
    クタンスよりも大きな第3のコンダクタンスを有する多
    数の通気孔を前記第2の仕切り板の通気孔よりも高い均
    一な密度で設けた円形の第3の仕切り板を底部にほぼ水
    平に配置してなり、前記第2の仕切り板の通気孔より室
    内に入った前記処理ガスを前記第3の仕切り板の通気孔
    より前記処理容器内で前記載置台上の前記半導体ウエハ
    の表面に向けて垂直方向に吐き出す円筒状の第3のガス
    流制御室とを具備することを特徴とする処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の仕切り板の通気孔の密度が前
    記第1の仕切り板の通気孔の密度よりも高いことを特徴
    とする請求項1または2に記載の処理装置。
  4. 【請求項4】 下流側の仕切り板の通気孔の直径が上流
    側の仕切り板の通気孔の直径よりも大きいことを特徴と
    する請求項1または2に記載の処理装置。
  5. 【請求項5】 下流側の仕切り板の板厚が上流側の仕切
    り板の板厚よりも小さいことを特徴とする請求項1また
    は2に記載の処理装置。
JP33991291A 1991-11-15 1991-11-28 処理装置 Expired - Lifetime JP3194017B2 (ja)

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