JP3193987U - コンクリート塀 - Google Patents

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秀樹 堀之内
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    • E04HBUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
    • E04H17/00Fencing, e.g. fences, enclosures, corrals
    • E04H17/14Fences constructed of rigid elements, e.g. with additional wire fillings or with posts
    • E04H17/16Fences constructed of rigid elements, e.g. with additional wire fillings or with posts using prefabricated panel-like elements, e.g. wired frames

Abstract

【課題】工期が短縮されて低コスト化を実現でき、経年劣化の少ないコンクリート塀を提供する。【解決手段】コンクリート塀1であって、コンクリート塀は、縦筋が所定間隔で複数配設され、横筋が所定間隔で複数配設されたコンクリート塀本体2と、コンクリート塀の下部裏面側に略水平方向に突出してコンクリート塀本体と一体形成されたコンクリート支持部3とを備え、コンクリート支持部が基礎コンクリート中に埋設されることで、立設可能に形成されている。【選択図】図1

Description

この考案は、住宅用のコンクリート塀に関し、特に工場等で予め形成されたコンクリート塀に関するものである。
従来、鉄筋を芯として入れてコンクリートブロックを積み上げることにより構築したブロック塀において、コンクリートブロックの側壁の一部を切除して孔を明けることによって前記鉄筋の一部を露出させると共に前記ブロック塀における基礎部分の内側の地面に埋込孔を当該埋込孔が前記切除孔の下側に位置すべくして芽設し、また、前記ブロック塀の内側に高さが前記ブロック塀より僅かに低い鉄骨製補強柱を該補強柱をして前記孔を隠蔽する状態として且つ下端部を前記埋込孔内に挿入した状態として配し且つ前記補強柱における前記切除孔と対応する個所を前記鉄筋の露出個所にフックボルトを以てネジ止めし、さらに前記埋込孔内にコンクリートを流し込んで前記補強柱の下端部を固定したものがある(特許文献1参照。)。
特開平09−250257号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のブロック塀は、以下の問題点を有していた。
(1)多数のコンクリートブロックを、作業現場で一つずつ積み上げて構築し、また、補強構造が複雑なので、作業量が多く、多くの人手を要したり、工期が長くなる。
(2)工期が、作業現場の天候、作業者の熟練度に左右される。
(3)工期が長くなれば、高コスト化を招く。
(4)ブロック塀なので、強度耐久性、耐震性が低い。
(5)ヘアークラック、白華等の経年劣化が大きい。
したがって、本考案の目的は、工期が短縮されて低コスト化を実現でき、経年劣化の少ないコンクリート塀を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本考案のコンクリート塀は、縦筋が所定間隔で複数配設され、横筋が所定間隔で複数配設されたコンクリート塀本体と、該コンクリート塀の下部裏面側に略水平方向に突出して前記コンクリート塀本体と一体形成されたコンクリート支持部とを備え、前記コンクリート支持部が基礎コンクリート中に埋設されることで、立設可能に形成されていることを第1の特徴とする。
また、本考案のコンクリート塀は、前記第1の特徴において、前記コンクリート塀本体の下部裏面側に略水平方向に突出して形成され、前記コンクリート支持部と略平行に配設された支持横筋とを備えたことを第2の特徴とする。
また、本考案のコンクリート塀は、前記第2の特徴において、前記支持横筋のそれぞれの先端部が屈曲して形成されていることを第3の特徴とする。
本考案のコンクリート塀によれば、従来のコンクリートブロックの積み上げにより構築されたブロック塀に比べ、工期が短縮されて低コスト化を実現でき、経年劣化が少ないという効果を奏する。
本考案の第1の実施の形態のコンクリート塀の背面から見た斜視図である。 図1のコンクリート塀の正面図である。 図2のA−A断面図である。 第1の実施の形態の変形例である。 本考案の第2の実施の形態のコンクリート塀の背面から見た斜視図である。 本考案の第3の実施の形態のコンクリート塀の背面から見た斜視図である 図6のコンクリート塀形成の第1の工程を示す図である。 図6のコンクリート塀形成の第2の工程を示す図である。 図6のコンクリート塀形成の第3の工程を示す図である。 図6のコンクリート塀形成の第4の工程を示す図である。
以下、本考案の好ましい実施形態を図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
図1は、本考案の第1の実施の形態としてのコンクリート塀1を背面から見た斜視図であり、図2は、図1のコンクリート塀の正面図、図3は、図2のA−A断面図である。
図1〜図3に示すように、コンクリート塀1は、所定の厚みを有するパネル状のコンクリート塀本体2と、コンクリート塀本体2の裏面の下部に設けられたコンクリート支持部3とを、一体形成したものであり、図2のA−A断面(以下、「縦断面」という。)の形状が略L字状をなしている。コンクリート塀本体2の内部は、縦筋4が所定間隔で複数配設され、横筋5が所定間隔で複数配設され、注入された生コンクリートが凝固された状態で構成されている。なお、縦筋4は、略垂直方向に延在して配設される鉄筋であり、横筋5は、略水平方向に延在して配設される鉄筋であり、縦筋、横筋という用語は、当業者にとって周知である。また、コンクリート塀本体2には、開口部6が設けられている。この開口部6は、コンクリート塀1の風通しを良くするため、または、コンクリート塀1の装飾として形成され、形状、大きさ、設置位置は、必要に応じて適宜変更される。また、開口部6を郵便受けや新聞受けとして用いても良いし、不要であれば、開口部6を設けなくても良い。
このように、本考案のコンクリート塀1は、縦筋4、横筋5が配設されたコンクリート製の塀であるから、従来のブロック塀のようなヘアークラック、白華等の経年劣化が極めて少ない。
なお、ヘアークラックについては、外見上の問題はあるが、初期的には構造上の問題となることは少ないことが多い。しかし、ヘアークラックを長期間放置するとクラック部分から水分や二酸化炭素の進入が進み、コンクリートの中性化により内部の鉄筋が錆びて強度が低下する等の虞があるので、ヘアークラックが発生してからある程度の段階で補修が必要となるという問題を有する。白華は、へークラックと同様に構造上の問題となることは少ないが、外見上は、極めて問題である。しかしながら、上述したように、本考案のコンクリート塀1は、ヘアークラック、白華等の経年劣化が極めて少ないのであるから、上記の外見上、構造上の問題が大幅に解消される。
コンクリート支持部3は、コンクリート塀本体2の下部裏面側に略水平に突出して形成され、コンクリート塀本体2の裏面の下端縁7に沿って、略平行に所定数設けられている。
なお、コンクリート支持部3は、1つでもよい。
また、コンクリート支持部3内部に、コンクリート塀本体2の内部に延設されるように、補強用の鉄筋を配設しても良い。
上述したように、コンクリート支持部3はコンクリート塀本体2と一体形成されるので、例えば、コンクリート支持部とコンクリート塀本体とを別体で形成し、作業現場でアンカーボルト等を用いて、コンクリート支持部とコンクリート塀本体とをそれぞれを接合するような構成に比べて、作業が簡略化され接合強度も大きくなる。
コンクリート塀1は、従来のように作業現場で形成されるのではなく、予め専用の工場等で形成された後、作業現場に運搬され、基礎コンクリート中に立設される。このとき、コンクリート支持部3を基礎コンクリート中に埋設することで、コンクリート塀1が基礎コンクリート中に立設可能なように形成されている。
コンクリート支持部3は、コンクリート塀本体2の裏面側に設けられているが、コンクリート支持部を埋設する作業現場の状態によっては、図4にコンクリート支持部3’として示すように、縦断面の形状が逆L字状をなすように、コンクリート塀本体2の下部表面側に略水平方向に突出して、コンクリート塀本体2と一体形成しても良い。また、コンクリート支持部3は、コンクリート塀本体2を支持することが可能な範囲内で、形状、大きさ、個数、設置位置を、適宜変更しても良い。なお、コンクリート塀本体2を支持することが可能な範囲は、コンクリート塀本体2の形状、大きさ、重量、コンクリート塀1を設置する地盤や基礎コンクリートの強度等を考慮して決定されて良い。
上述したコンクリート塀1の形成は専用工場の理想的な環境の中で行われるので、熟練技術を有する職人を必要とせず、経験の浅い職人でも、十分に均一で高品質・高強度のコンクリート塀1を形成することができる。
(実施の形態2)
図5は、本考案の第2の実施の形態としてのコンクリート塀1aを背面から見た斜視図である。図5に示すように、本考案の第2の実施の形態のコンクリート塀1aは、前述の本考案の第1の実施の形態のコンクリート塀1に、支持横筋8aを備えたものであり、前述のコンクリート本体2、コンクリート支持部3、開口部6と同じ構成のコンクリート塀本体2a、コンクリート支持部3a、開口部6aを備えている。コンクリート塀本体2a内部には、縦筋4aおよび横筋5a(不図示)が配設されている。コンクリート支持部3a内部に、コンクリート塀本体2aの内部に延設されるように、補強用の鉄筋を配設しても良い。
支持横筋8aは、鉄筋であり、コンクリート支持部3aと同様に、コンクリート塀本体2aの裏面の下端縁7aに沿って略平行に所定数配設され、それぞれコンクリート塀本体2a内部に延設されている。支持横筋8aは、コンクリート支持部3aと同様に、コンクリート塀本体2aを基礎コンクリート中で支持するために設けられるものであり、コンクリート塀本体2aを支持可能な範囲内で、形状、大きさ、個数、設置位置は、適宜変更されて良い。コンクリート塀本体2aを支持する強さは、実施の形態2の方が実施の形態1よりも大きい。
なお、図5において、支持横筋8aは、1本ずつ配設されているが、複数本ずつ配設するように構成しても良い。
実施の形態1と同様に、コンクリート塀1aの形成は専用工場の理想的な環境の中で行われるので、熟練技術を有する職人を必要とせず、経験の浅い職人でも、十分に均一で高品質・高強度のコンクリート塀1aを形成することができる。
(実施の形態3)
図6は、本考案の第3の実施の形態としてのコンクリート塀1bを背面から見た斜視図である。図6に示すように、本考案の第3の実施の形態のコンクリート塀1bは、前述の本考案の第2の実施の形態のコンクリート塀1aにおいて、支持横筋8aに代えて、先端部が屈曲された支持横筋8bを用いるものであり、前述のコンクリート本体2a、コンクリート支持部3a、開口部6aと同じ構成のコンクリート塀本体2b、コンクリート支持部3b、開口部6bを備えている。コンクリート塀本体2b内部には、縦筋4bおよび横筋5bが配設されている。コンクリート支持部3b内部に、コンクリート塀本体2bの内部に延設されるように、補強用の鉄筋を配設しても良い。
支持横筋8bは、鉄筋であり、コンクリート支持部3bと同様に、コンクリート塀本体2bの裏面の下端縁7bに沿って略平行に所定数配設され、それぞれコンクリート塀本体2b内部に延設されている。支持横筋8bは、コンクリート支持部3bと同様に、コンクリート塀本体2bを基礎コンクリート中で支持するために設けられるものであり、コンクリート塀本体2bを支持可能な範囲内で、形状、大きさ、個数、設置位置は、適宜変更されて良い。支持横筋8bは、コンクリート支持部3bと同様に、コンクリート塀本体2bを基礎コンクリート中で支持するために配設されるものであり、先端部が屈曲されて形成されている。このため、コンクリート塀本体を支持する強さは、実施の形態3の方が実施の形態2よりも大きい。
なお、図6において、支持横筋8bは、1本ずつ配設されているが、複数本ずつ配設するように構成しても良い。
実施の形態1と同様に、コンクリート塀1bの形成は専用工場の理想的な環境の中で行われるので、熟練技術を有する職人を必要とせず、経験の浅い職人でも、十分に均一で高品質・高強度のコンクリート塀1bを形成することができる。
(実施の形態4)
本考案の第4の実施の形態として、コンクリート塀の形成工程の概要について、図7〜図10を用いて説明する。ここでは、図6に示したコンクリート塀1bについて説明する。図7は、第1の工程、図8は、第2の工程、図9は、第3の工程、図10は、第4の工程として示す。従来の住宅用のコンクリート塀の形成は、住宅の建築が完成間近な段階で、当該住宅の外構工事作業の一環として行われるが、本考案のコンクリート塀は、従来のような外構工事の作業現場ではなく、前述したように専用の工場において形成される。従って、住宅の建築と並行してコンクリート塀の形成が進められるので、住宅全体としての工期が短縮される。また、屋内で形成されるので、コンクリート塀自体の工期が天候に左右されることがない。
まず、図7に示すように、第1の工程では、コンクリート塀1bの型枠の組み立てと配筋が行われる。型枠は、デザインに合わせて製作されるが、材質としては通常の木製型枠を用いても良いし、木製型枠に代えて鋼製型枠を用いても良い。鋼製型枠は繰り返し使用することが可能であるので、木製枠型のように頻繁に廃材処理することがなく、廃材の大幅な削減を図ることができるとともに、森林資源の浪費を押さえることができる。ここでは、木製の型枠を例にとって説明する。
第1の木枠9bは、パネル形状のコンクリート塀本体2b用の型枠であり、第2の木枠10bは、開口部6bを開口するための型枠である。第1の木枠9b内部に縦筋4bと横筋5bとが略直交するように配設される。この縦筋4bと横筋5bは、コンクリート塀本体2bの補強用の鉄筋である。開口部6bを門灯やインターホン等に利用する際は、この段階で適宜電気配線等も行っておく。
支持横筋8bは、第1の木枠9内部にも延設され、縦筋4bまたは横筋5bのいずれか、または、両方に固定される。支持横筋8bは、コンクリート塀1bを基礎コンクリート中に立設した際に、コンクリート支持部3bと同様に、コンクリート塀本体2bを支持するための鉄筋である。支持横筋8bは、むき出し状態であり、先端は屈曲されている。また、支持横筋8bの数は、コンクリート塀1bを作業現場で基礎コンクリート中に立設するときのコンクリート塀本体2bを支持することが可能な範囲に応じて決定されてよい。例えば、コンクリート塀1bの大きさが小さくて、コンクリート支持部3bのみでコンクリート塀本体2bを支持することが可能な場合は、支持横筋8bを設けないこともできる。
以上のようにして、コンクリート塀1bの型枠の組み立てと配筋が完了する。
次に、図8に示すように、第2の工程では、生コンクリートを第1の木枠9bに流し込む。いわゆる生コン打設を行う。本考案では、個々に環境が異なる住宅の作業現場ではなく、専用工場での理想的な環境の中で作業が行われるので、作業者の熟練度を要せずに、均一な高品質・高強度のコンクリート塀本体2bを形成することができる。
第3の工程では、第1の木枠9bに生コンクリートを流し込んだ段階で、図9に示すように、第1の木枠9b内の生コンクリートが凝固する前に、第3の木枠11bを被装し、第3の木枠11b内に生コンクリートを流し込むことで、コンクリート塀本体2bとコンクリート支持部3bとが一体形成される。
次に、第3の工程では、コンクリートが凝固した段階で、左官仕上げを行い、左官仕上げの完了後、型枠全てを取り外し、補修個所がないかチェックを行って必要に応じて補修を行い、その後、最終仕上げの塗装、塗り壁、タイル貼り等を行う。塗装剤としてジョリパットを用いても良い。コンクリート塀1bの基礎コンクリート中に埋設される部分は、左官仕上げ、最終仕上げ等の作業は不要である。完成したコンクリート塀3bは、図6に示したとおりである。
最終仕上げが完了した後、養生シートでコンクリート塀を梱包し、作業現場に運搬する。
専用工場でのコンクリート塀1bの形成が行われている間に、作業現場での外構工事環境が整えば、コンクリート塀1bの基礎工事が開始される。コンクリート塀1bの形成作業と作業現場での基礎工事作業が並行して進められるので、大幅な工期短縮が図れる。
基礎工事は、まず、コンクリート塀1bの設置場所の地盤を所定の深さに掘削し、砕石を投入して転圧し、ドライモルタルでベースを作成し、高さが決められる。
この段階で、運搬されてきたコンクリート塀1bを、ベース上に立設する。コンクリート塀1b自体はすでに完成しているので、コンクリート塀自体について従来作業現場で必要とされた大がかりな養生・型枠作成・配筋・生コン打設・打設生コンの硬化時間の待機といった工程が全て不要となる。次に、ベース廻りの枠組みを行い、配筋する。この状態で、コンクリート支持部3b、支持横筋8bが埋設されるように基礎コンクリートとしての生コンを打設し、しっかりとバイブをかける。その後、コテでならして、コンクリート塀1bの設置作業が完了する。なお、必要であれば、コンクリート塀1bの他に、コンクリート塀1bと同様の工程で形成された床面等の設置を行っても良い。
第4の工程として、コンクリート塀の設置完成の状態を図10に示す。支持横筋8b、コンクリート支持部3bは、基礎コンクリート中に埋設されている。開口部6bは、郵便受けとして用いられている。必要であれば、造園、植栽を行っても良い。
なお、実施の形態1〜4では、単一のコンクリート塀について説明したが、複数のコンクリート塀を予め工場で形成し、作業現場でそれぞれのコンクリート塀を繋ぎ合わせて大規模なコンクリート塀を設置することもできる。
上述した本考案のコンクリート塀によれば、従来の積み上げ方式によるコンクリートブロック塀に比べ、以下のメリットを有する。
(1)コンクリート塀を専用の工場で予め形成するので、作業現場での施工と養生を最小限にすることができ、工期を大幅に短縮することができる。
(2)コンクリート塀を屋内の工場で形成するので、工期が天候に左右されない。また、最終の塗装仕上げまで完成した段階で作業現場に設置されるので、コンクリート塀自体は雨に濡れても問題がなく、設置作業も多少の雨でも実行できる。
(3)工期が短縮されるので、低コスト化が図れる。
(4)従来のコンクリートブロックではなく、配筋されたコンクリート製にしたので、強度耐久性、耐震性が飛躍的に向上し、これにより、ヘアークラック、白華等の経年劣化が大幅に低減し、地震等による塀の倒壊の危険性が大幅に減少した。
(5)従来は、個々の作業現場で環境が異なり、作業も複雑だったので職人の熟練技術を必要としていたが、理想的な環境の工場でコンクリート塀を一貫生産できるので、職人の熟練技術を要せずに、均一の高品質な製品を生産することができる。また、熟練職人の人手不足も解消される。
(6)高品質で短期間に製作できるため、クレーム、トラブルが大幅に減少する。
1,1a,1b コンクリート塀
2,2a,2b コンクリート塀本体
3,3a,3b コンクリート支持部
4,4a,4b 縦筋
5,5a,5b 横筋
6,6a,6b 開口部
7,7a,7b 下端縁
8,8a,8b 支持横筋
9b 第1の木枠
10b 第2の木枠
11b 第3の木枠

Claims (3)

  1. コンクリート塀であって、
    該コンクリート塀は、
    縦筋が所定間隔で複数配設され、横筋が所定間隔で複数配設されたコンクリート塀本体と、
    該コンクリート塀の下部裏面側に略水平方向に突出して前記コンクリート塀本体と一体形成されたコンクリート支持部と、
    を備え、
    前記コンクリート支持部が基礎コンクリート中に埋設されることで、立設可能に形成されていることを特徴とするコンクリート塀。
  2. 前記コンクリート塀本体の下部裏面側に略水平方向に突出して形成され、前記コンクリート支持部と略平行に配設された支持横筋とを備え、
    たことを特徴とする請求項1に記載のコンクリート塀。
  3. 前記支持横筋のそれぞれの先端部が屈曲して形成されている、
    ことを特徴とする請求項2に記載のコンクリート塀。
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