JP3193969U - 焼きおにぎりカップ成形用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】それ自体を食べることが出来るカップ状の焼きおにぎりを簡単に成形可能とする焼きおにぎりカップ成形用具を提供する。【解決手段】カップ形状のご飯カップ10は、内部にアルミホイルを下敷きとしてご飯を収容可能な凹部10Hを有する。ボディ20は、ご飯カップ10全体を下面開口部分より収容可能な下面側凹部20LSHと、段差部分底面20USSBの中央部分が貫通されて成る開孔20USHHを有する上面側凹部20USHを有する。押し具30は、下面30LSが底面20USSBに接触するまで遊嵌可能な外形寸法の下部を有する側面30SSを有する柱状部30Aと、柱状部下面30LSの中央部より突出しており且つ上面側凹部開孔20USHHに嵌合可能な外形寸法を有する突出部30Bを有する。【選択図】図1

Description

この考案は、その中に好みの具を入れて盛り付けることが可能な器状ないしはカップ型の焼きおにぎり(以下「焼きおにぎりのカップ」という。)を成形するための用具に関する。
白ごはんに醤油等の調味料を加えて焼き上げた混ぜ込みご飯或いはケチャップライス等が、例えばパーティの席で、食卓上に並べられることも多い。
特開2004−305023号公報 特開2002−045156号公報 特開2008−099752号公報
この場合に、炊き上げ済みの白ごはんに醤油等の調味料を加えて焼き上げられた器状乃至はカップ状の焼きおにぎり(焼きおにぎりのカップ)を作成し、当該焼きおにぎりのカップの中にお好みの様々な具を盛り沢山に入れた上で、そのままカップごと載せられた具を食べることが可能な料理が、パーティの席で、食卓上に並べられれば、楽しいパーティが実現され得る。
そこで、上記の焼きおにぎりのカップを例えばパーティの料理として簡単に作ることが出来る用具が求められるところであるが、その様な用具はいまだ実現されていないのが実情である。
本考案は斯かる認識を踏まえて成されたものであり、その目的は、その様な、それ自体をその中に盛り付けられた具と共に食べることが可能な焼きおにぎりのカップを誰でも簡単に作成することが出来る用具(以下「焼きおにぎりカップ成形用具」という。)を提供する点にある。
本考案の主題に係る焼きおにぎりカップ成形用具は、開口された上面より下面へ向けて非貫通で形成され、且つ、その内部にアルミホイルを下敷きとして炊き上げ済みの米を収容可能な容積を有する凹部を有する、カップ形状のご飯カップと、(1)共に開口された下面及び上面と、(2)前記下面の開口部分より前記上面側の底部まで形成され且つ前記ご飯カップの前記上面が前記上面側の前記底部に接触可能に前記ご飯カップ全体を前記下面の開口部分よりその内部に収容可能な下面側凹部と、(3)前記上面の開口部分より前記下面側凹部の前記上面側の底部に向けて段差状に形成され且つ前記下面側凹部の前記上面側の底部に対向する段差部分の底面の中央部分が前記上面側の底部まで貫通されて成る開孔を有する上面側凹部と、を有するボディと、(1)人の掌より押圧可能な上面、下面、及び、前記上面と前記下面間に挟まれており且つ前記ボディの前記上面の開口部分より前記上面側凹部の前記段差部分の前記底面に至って前記下面が当該底面に接触するまで遊嵌可能な外形寸法の下部を有する側面を有する柱状部と、(2)前記柱状部の前記下面より突出しており且つ前記上面側凹部の前記開孔に嵌合可能な外形寸法を有する突出部と、を有する押し具とを備えており、前記ご飯カップが前記ボディの前記下面側凹部の内部に収容された状態に於いて前記ボディの前記下面が或る平面上に配置される場合には、前記ボディの前記下面及び前記ご飯カップの前記下面が共に前記或る平面に接触し、且つ、その配置状態に於いて前記押し具の前記柱状部の前記下面が前記ボディの前記上面側凹部の前記段差部分の前記底面に接触するまで前記押し具の前記突出部が前記上面側凹部の前記開孔に嵌合されている場合には、前記突出部の先端部の頂部と前記ご飯カップの前記凹部の底部との間には間隙があることを特徴とする。
本考案の主題に係る焼きおにぎりカップ成形用具の適用によれば、ご飯カップの凹部の内部形状に応じた形状を有する、アルミホイルを下敷きとする、ご飯より成る、おにぎりカップを、作業者は簡単に作ることが出来る。しかも、本考案の主題によれば、押し具の柱状部の側面下部はボディの上面側凹部の段差部分に対して遊嵌可能な外形寸法を有するので、作業者は、押し具の突出部を回旋させながら、ご飯カップの凹部内に収納されている、ご飯に押し込むことが出来る。その結果、作業者は、本用具を用いて、ご飯を均一に混ぜ合わせながら、食べられる、おにぎりカップを成形することが出来る。その後、おにぎりカップを加熱器で加熱することで、焼きおにぎりのカップを成形することが出来、当該焼きおにぎりのカップの凹部内にお好みの具を載せて盛り付けて、器自体がそのまま具と共に食べられる、楽しい料理を作ることが可能となる。
以下、本考案の様々な具体化を、添付図面を基に、その効果・利点と共に、詳述する。
本考案の実施の形態1に係る焼きおにぎりカップ成形用具の各部の構成を模式的に示す斜視図である。 本考案の実施の形態1に係る焼きおにぎりカップ成形用具のボディの構成を示す平面図及び底面図である。 本考案の実施の形態1に係る焼きおにぎりカップ成形用具を用いて作られた焼きおにぎりのカップの構成を模式的に示す斜視図である。
(実施の形態1)
<焼きおにぎりカップ成形用具の構成>
図1は、本実施の形態に係る焼きおにぎりカップ成形用具100の各部の構成を模式的に示す斜視図である。図1に示される通り、焼きおにぎりカップ成形用具100は、大要、ご飯カップ10、ボディ20及び押し具30より成る。例えば、ご飯カップ10、ボディ20及び押し具30の各部は、ポリプロピレンより成る。各部10,20,30の構成は以下の通りである。
ご飯カップ10:
図1に示される様に、ご飯カップ10は、恰もアイスクリームを冷凍室で凍らせるための様な形状の器乃至はカップである。即ち、ご飯カップ10は、その中央部に、横断面が花形形状の凹部10Hを有している。この凹部10Hは、開口された上面10USより下面10LSへ向けて非貫通で形成された溝部であり、その壁面10WSは花形横断面形状に応じて緩やかに湾曲した凹凸面を成しており、壁面10WSと繋がった底部10BSは平坦な底面である。しかも、凹部10Hは、その内部に、アルミホイルを下敷きとして、炊き上げ済みの米(白米でも良いし、醤油等の調味料が加えられた米でも良い。)を収容可能な容積を有する。尚、図1に於いて、ご飯カップ10の側面ESの内で内側に窪んだ部分の稜線は破線で示されており、当該窪み部分に対応した、壁面10WSの内で内側に突出した部分の稜線もまた、破線で示されている。
ボディ20:
図1に示される様に、ボディ20は、開口した上面20USから開口した下面20LSへ向けて途中で緩やかなスロープで外側へ突出状で湾曲した側面20SSを有しており、その外観形状は、恰も、お茶碗を逆さまに配置して成る形状である。ボディ20の特徴的な構造は、ほぼ全面的に大きく開口した上面20US及び下面20LSの各々側に、凹部20USH,20LSHが形成されている点にある。
ここで、図2の(a),(b)は、各々、ボディ20の構成を示す平面図及び底面図である。図2の(a),(b)中、参照符号OCは、横断面形状が円形の開口の中心を示しており、参照符号DUは上面側凹部20USHの開口部の直径を示しており、参照符号DLは下面側凹部20LSHの開口部の直径を示している。ボディ20の構成の詳細は、図1及び図2の(a),(b)を参照すると、以下の様に記載される。
先ず、ボディ20は、(1)共にほぼ全面的に近く開口された下面20LS及び上面20USを有する。更に、ボディ20は、(2)下面側凹部20LSH及び(3)上面側凹部20USHを有する。
これらの凹部の内で、下面側凹部20LSHは、下面20LSの開口部分より上面20US側に位置する底部20LSHBまで非貫通で形成されており、且つ、上面側底部20LSHBにご飯カップ10の上面10USが接触可能に、ご飯カップ10の全体を下面20LSの開口部分よりその内部に収容可能な容積を有する。そして、図2の(b)に示される通り、下面側凹部20LSH内部の上面側底部20LSHBの外側周縁20LSHBP上の、略正方形の4隅を成す位置に於いて、4個の突出部20LSHP1,20LSHP2,20LSHP3,20LSHP4が配設されている。これらの突出部20LSHP1,20LSHP2,20LSHP3,20LSHP4は、下面側凹部20LSH内部に下面20LSの開口部分よりご飯カップ10が収納される場合に、ご飯カップ10の上面10USの周縁を挟み込んで、その位置を規定することで、確実に上面10USを上面側底部20LSHBに接触させる役割を担っている。従って、上面側底部20LSHBの外側周縁20LSHBPの直径DLは、ご飯カップ10の上面10USの周縁の直径に略等しい。
ここで、ご飯カップ10がボディ20の下面側凹部20LSHの内部に収容された状態に於いて、ボディ20の下面20LSが、想定された「或る平面」上に配置される場合には、ボディ20の下面20LS及び収容状態にある、ご飯カップ10の下面10LSは、共に上記の想定された「或る平面」に接触することになる。上記の想定された「或る平面」が実際の床面の場合には、ボディ20の下面20LS及びご飯カップ10の下面10LSが共に当該床面に接触状態となる。
但し、変形例として、図1及び図2の(b)に例示される様に、ボディ20の下面20LS上に、突出部20LSHP1,20LSHP2,20LSHP3,20LSHP4の平面視での配設位置に対応して、4個の突出部20LSPが配設されても良い。この場合に於いても、上記の想定された「或る平面」に関して、両下面20LS,10LSに於ける上記の接触関係が成立し得る(想定される。)。しかしながら、当該想定された「或る平明」が実際の床面に該当する場合に於いては、下面20LSに代わって、各突出部20LSPの頂部及びご飯カップ10の下面10LSが、共に、上記の実際の床面に接触することになる。
他方の上面側凹部20USHは、上面20USの開口部分より下面側凹部20LSHの上面側底部20LSHBに向けて段差状に形成された窪み部である。そして、上面側凹部20USHは、下面側凹部20LSHの上面側底部20LSHBに対向する段差部分20USSの底面20USSBの中央部分が上面側底部20LSHBまで貫通されて成る開孔20USHHを有する。この場合、開孔20USHHの円形の横断面形状の直径DUは、ご飯カップ10が下面側凹部20LSH内部に収容された状態に於いては、ご飯カップ10の上面10USの開口部の内で最短の間隔(対向し合う壁面10WSの内側突出稜線部分間距離に該当。)DWよりも小さい(DU<DW)。即ち、ご飯カップ10がボディ20の下面側凹部20LSHの内部に収容された状態に於いて、上面側凹部20USH側より、開孔20USHを通じて、ご飯カップ10の凹部10Hの内部を平面視で眺めた場合には、ご飯カップ10の凹部10Hの最上部の周縁部乃至は上面10USの開口部の周縁部は隠れて視認されない。
押し具30:
押し具30は、大要、(1)柱状部30Aと、(2)柱状部30Aに連続的に繋がった突出部30Bとを、具備する。尚、図1に於いて、破線は、滑らかなエッジの稜線を示している。
先ず、柱状部30Aは、人の掌より押圧可能な上面30US、下面30LS、及び、上面30USと下面30LS間に挟まれた側面30SSを有する。この側面30SSの下部は、ボディ20の上面20USの開口部分より上面側凹部20USHに嵌り込んで、段差部分20USSの底面20USSBに至って下面30LSが当該底面20USSBに接触するまで、段差部分20USSの口径に対して遊嵌可能な外形寸法を有する。従って、作業者は、掌等より柱状部30Aの上面30USを押圧しつつ手の指で掴持した側面30SSを左右に回転しながら、柱状部30Aの下部をボディ20の上面側凹部20USHの段差部分20USS内に遊びを以って嵌め込んでいくことが出来る。
次に、突出部30Bは、柱状部30Aの下面30LSの中央部より下方へ向けて突出しており、且つ、上面側凹部20USHの開孔20USHHに嵌合可能な外形寸法を有する。より詳細には、図1に示される様に、突出部30Bは、1)円形の横断面の直径が柱状部30Aの側面30SSのそれよりも小さな円柱部30BCと、2)円柱部30BCの他端部に連続的に繋がった半球状の先端部分30BEとを具備している。そして、半球状の先端部分30BEの側面上には、所定の間隔で周方向に並設された複数の突出部30PPが、下方へ複数段に亘って、配設されている。これらの突出部30PPの各々は、柱状部30Aが、従って、突出部30Bが左右に連続的に回転された場合に、当該旋回によって、ご飯カップ10内に収納されている、ご飯を掻き混ぜる力を当該ご飯に対して加えることになるので、収納されている、ご飯のカップ成型時における、ご飯の均一な混ざり具合をより一層に促進させる作用を奏する。
ここで留意すべき点は、ご飯カップ10がボディ20の下面側凹部20LSHの内部に収容されている状態に於いて、押し具30の柱状部下面30LSが上面側凹部20USHの段差部分底面20USSBに接触するまで、押し具30の突出部30Bが上面側凹部20USHの開孔20USHHに嵌合されている場合には、突出部30Bの先端部頂部30BEPとご飯カップ凹部10Hの底面10BSとの間には、所定の間隙がある。換言すれば、その様な間隙が作られる様に、押し具30の突出部30Bの突出方向の寸法が設定されている。この間隙が、以下に於いて後述する作り方によりカップ状に成型された後の焼きおにぎりの底部の厚みを作り出すことになる(後述する図4の厚みBTを参照。)。
<焼きおにぎりのカップの作り方>
以下、図1乃至図3に基づいて上述した焼きおにぎりカップ成形用具100を用いた焼きおにぎりのカップの成形方法について記載する。
ステップS1:
先ず、作業者は、ご飯カップ10の凹部10H内に、その表面がシリコーン加工されたアルミホイル(アルミ箔)を、その周縁部が凹部10H及び上面10USよりも食み出る様に敷いた上で、醤油或いはケチャップ等の調味料又はふりかけが加えられた、炊き上げ済のご飯を詰める(白米に調味料を加えるか否かは任意。)。上記の通り、上記アルミホイルの表面はシリコーン加工されているので、後の工程に於いて上記アルミホイルで包まれた、ご飯を焼いている際に、ご飯より成る焼きおにぎりのカップと上記アルミホイルとがくっ付くことはなく、焼き立て後にスムーズに当該焼きおにぎりのカップを上記アルミホイルから剥がして取り出すことが可能となる。
ステップS2:
ご飯が詰められた、ご飯カップ10の下面10LSが床面上に接触する様に、ご飯カップ10を床面上に載置する。その上で、ご飯カップ10全体をボディ20の下面側凹部20LSHの内部に収容する様に、ご飯カップ10の上にボディ20を載せる。この状態では、ご飯カップ10の下面10LS及びボディ20の下面20LS又は4個の突出部20PPは、当該床面に接触している。
ステップS3:
その上で、作業者は、押し具30の上面30USに掌の一部を載せて押し具30の柱状部30Aの側面30ASを手の指で掴持しつつ、押し具30の突出部30Bの先端部30BEをボディ20の上面側凹部20USH内に遊挿し、上面側凹部20USを介して視認される、ご飯の表面に対して、上面30USに掌より押圧を加えつつ柱状部30Aを手の指で左右に回旋させながら、「ギュッ」と押し具30の突出部30Bを押す。この左右に連続的に僅かに回る回旋運動を伴った突出部30Bのご飯に対する押し圧によって、ご飯カップ10の凹部10H内のご飯は、均一に混じり合いながら、凹部10Hの緩やかに湾曲した壁面10WS側に向けて押し込まれて、カップ状に成型される。この際、既述の通り、押し具30の突出部30Bの先端部30BEの側面上に、周縁に沿って所定の間隔で並設された各突出部30PPが、ご飯との接触を通じて、ご飯に対して回転力を加えて、ご飯の均一な混合を促進する。成形後は、作業者は、押し具30をボディ20から取り出し、その後にボディ20を外して、露出した、ご飯カップ10の凹部10Hより、上記アルミホイルごと、カップ状のご飯を取り出す。この場合、上記アルミホイルは、凹部10Hの壁面10WS及び底面10BSの形状に応じたカップ状の形状を有している。
ステップS4:
作業者は、上記アルミホイルで包まれて、その表面のみが露出している、取り出されたご飯を、トースター又はオーブン等の加熱器で7分〜8分の時間、加熱する。加熱後、作業者は、上記加熱器より、ご飯を取り出して、上記アルミホイルを剥がすことで、図3に例示される様な、それ自体食べることが可能な、焼きおにぎりのカップ40が焼かれて生成される。この場合、上記のシリコーン加工のアルミホイルが併用されているので、ご飯を焼くときに、ご飯の形が崩れず、トースターからのご飯の取り出しも容易であり、且つ、アルミホイルのくっ付きが防止されてアルミホイルをスムーズにご飯より取り外すことが出来る。
ステップS5:
その後、作業者は、焼きおにぎりのカップ40の開口上面から下面に向けて形成されている凹部40H(その底部の厚みはBT。)の内部及びその上方に、お好みの具を入れ且つ盛り付けることで、皆で楽しく食べて楽しめる具付きの焼きおにぎりのカップを成形することが出来る。
因みに、例えば2合のお米で、約10個の焼きおにぎりのカップ40を作ることが出来る。
又、アルミホイルで容器を作るので、一度に幾つもアルミホイルで包まれた上記ご飯を作ってトースター等の加熱器内に並べることで、これらのご飯を一度に焼くことが可能である。
或いは、トースター等の加熱器から取り出された焼きおにぎりのカップ40は、その時点に於いては、アルミホイルで、上面を除いて、包まれて出来上がるので、そのままアルミホイルで包まれた焼きおにぎりのカップ40にお好みの具を入れた上で弁当箱に入れることも出来る。
尚、上記アルミホイルに代えて、表面がシリコーン加工されていないアルミホイルを用いることも可能である。
(付記)
以上、本考案の実施の形態を詳細に開示し記述したが、以上の記述は本考案の適用可能な局面を例示したものであって、本考案はこれに限定されるものではない。即ち、記述した局面に対する様々な修正及び/又は変形例を、この考案の範囲から逸脱することの無い範囲内で考えることが可能である。
本考案は、例えば、それ自体が盛り付けられた具と共に食べられる焼きおにぎりカップを成形するための用具に適用して好適である。
100 焼きおにぎりカップ成形用具
10 ご飯カップ
20 ボディ
30 押し具
40 焼きおにぎりのカップ
10H ご飯カップ凹部
20USH 上面側凹部
20LSH 下面側凹部
30A 柱状部
30B 突出部
30BE 突出部の先端部
30BEP 突出部の先端部の頂部

Claims (1)

  1. 開口された上面より下面へ向けて非貫通で形成され、且つ、その内部にアルミホイルを下敷きとして炊き上げ済みの米を収容可能な容積を有する凹部を有する、カップ形状のご飯カップと、
    (1)共に開口された下面及び上面と、(2)前記下面の開口部分より前記上面側の底部まで形成され且つ前記ご飯カップの前記上面が前記上面側の前記底部に接触可能に前記ご飯カップ全体を前記下面の開口部分よりその内部に収容可能な下面側凹部と、(3)前記上面の開口部分より前記下面側凹部の前記上面側の底部に向けて段差状に形成され且つ前記下面側凹部の前記上面側の底部に対向する段差部分の底面の中央部分が前記上面側の底部まで貫通されて成る開孔を有する上面側凹部と、を有するボディと、
    (1)人の掌より押圧可能な上面、下面、及び、前記上面と前記下面間に挟まれており且つ前記ボディの前記上面の開口部分より前記上面側凹部の前記段差部分の前記底面に至って前記下面が当該底面に接触するまで遊嵌可能な外形寸法の下部を有する側面を有する柱状部と、(2)前記柱状部の前記下面より突出しており且つ前記上面側凹部の前記開孔に嵌合可能な外形寸法を有する突出部と、を有する押し具と
    を備えており、
    前記ご飯カップが前記ボディの前記下面側凹部の内部に収容された状態に於いて前記ボディの前記下面が或る平面上に配置される場合には、前記ボディの前記下面及び前記ご飯カップの前記下面が共に前記或る平面に接触し、且つ、その配置状態に於いて前記押し具の前記柱状部の前記下面が前記ボディの前記上面側凹部の前記段差部分の前記底面に接触するまで前記押し具の前記突出部が前記上面側凹部の前記開孔に嵌合されている場合には、前記突出部の先端部の頂部と前記ご飯カップの前記凹部の底部との間には間隙があることを特徴とする、焼きおにぎりカップ成形用具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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