JP3193806U7 - - Google Patents
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Description
本考案は携帯電話、スマートフォン、タブレット等の液晶面を持つデジタルガジェット全般の周辺機器において、各機器の液晶面を保護するために液晶面を含む表面に貼着する保護材の貼着具に関するものである。
今日、社会の発展と生活水準の向上に伴い、多くの人が携帯式の電話、スマートフォンや薄型のパソコン等の電子機器を持つようになっている。
特に、液晶で構成される画面が外部に露出している機器の場合、その液晶面を外的影響からより安全に保護することが望ましく、また、その要望が強くなってきている。
特に、液晶で構成される画面が外部に露出している機器の場合、その液晶面を外的影響からより安全に保護することが望ましく、また、その要望が強くなってきている。
その保護材として、これまではフィルムを手作業で携帯電話器等の画面に貼り、携帯電話器等の画面を保護することが一般的に行われている。
しかし、これ等の携帯機器の使用頻度が高まるにつれて、フィルに摩擦を受ける機会が増加し、外部からの圧力によってもフィルが傷つきやすく、直ぐに剥がれたり破れたりし、その度にフィルムを貼り換える必要があった。
しかし、これ等の携帯機器の使用頻度が高まるにつれて、フィルに摩擦を受ける機会が増加し、外部からの圧力によってもフィルが傷つきやすく、直ぐに剥がれたり破れたりし、その度にフィルムを貼り換える必要があった。
また、単純なフィルムの他に、現在使用されている保護材は粘着層、基材及び表面シートの三層で構成され、粘着層には剥離フィルムが仮着してある。
そして、その貼付手順は、先ず剥離フィルムを剥がし、粘着層を露出させた保護材を直接電子機器の液晶面に貼り付けるものである。
そして、その貼付手順は、先ず剥離フィルムを剥がし、粘着層を露出させた保護材を直接電子機器の液晶面に貼り付けるものである。
具体的には、この剥離フィルムを取り除きながら粘着層が現れた面を液晶画面と間の気泡を慎重にゆっくりと取り除きながら行うことが望まれる。
しかし、保護材の基材は強度があり剥離した粘着部を液晶面に貼りつける作業は、時間もかかり、気泡も入り易く、正確性も保証できるものとは言えない。
しかし、保護材の基材は強度があり剥離した粘着部を液晶面に貼りつける作業は、時間もかかり、気泡も入り易く、正確性も保証できるものとは言えない。
更に、他の方法として、専用の筒を利用してフィルムを貼るというものがある。
しかし、この筒の製造過程が非常に複雑で生産コストも掛かり、加えて、かなり薄くて柔らかい画面にしか対応できないという問題がある。
しかし、この筒の製造過程が非常に複雑で生産コストも掛かり、加えて、かなり薄くて柔らかい画面にしか対応できないという問題がある。
上記の点に鑑み、本考案は生産コストも割安であり、貼付ける作業を軽減し、貼付するべき箇所に保護材を容易的確に素早く貼る事ができる携帯端末の液晶面への保護材貼着具を提供せんとするものである。
本考案に係る携帯端末の液晶面への保護材貼着具の請求項1の考案は、基板と、基板の上面に重合する開閉板との二枚の矩形材より成り、開閉板は上端近傍の連結部が基板と接着し、前記接着部を境界線として下方の開閉部は上方へ折曲可能に、基板に対して開閉するように成っていること、前記基板は中央部に携帯端末を嵌合する固定手段である透孔を有すること、前記透孔の輪郭部に空気抜用の膨出部を設けたこと、前記開閉板の内側面には基板と重ねた状態において、前記固定手段に嵌合した携帯端末の液晶面と重合する透視可能な保護材を仮着したこと、前記保護材は、仮着した基材の表面側に剥離シールを被着した接着剤層を有し、仮着側は表面シールを当着した構成としたこと、を特徴とするものである。
請求項2の携帯端末の液晶面への保護材貼着具の考案は、請求項1の考案において、固定手段が、基板に形成した携帯端末を嵌合する基板の上面に、透孔に嵌合する携帯端末の液晶面から外れる一部を被覆するストッパーシールを設けたことを透孔であることを特徴とするものである。
請求項3の携帯端末の液晶面への保護材貼着具の考案は、請求項1又は2の何れかの考案において、開閉板の仮着した保護材が当接する部分に、長手方向に操作窓孔を設けたことを特徴とするものである。
請求項4の携帯端末の液晶面への保護材貼着具の考案は、請求項1乃至3の何れかの考案において、保護材は、基材の一面側に剥離シールを被着した接着剤層を有し、他面側は表面シールを当着した構成であることを特特徴とするものである。
本考案は、携帯端末の機器等を基板に固定して保護材を貼りつけるため、携帯端末等の液晶面に簡単に貼り付けができる効果がある。
貼り付ける時に開閉板の閉回動で保護材を携帯端末の液晶面へ徐々に当接させていくことができるので、手作業による過大な負荷も掛からず、全体に均等な力が掛かり、気泡も入りにくいため、良質な貼り付け効果を得られる。
貼り付ける時に開閉板の閉回動で保護材を携帯端末の液晶面へ徐々に当接させていくことができるので、手作業による過大な負荷も掛からず、全体に均等な力が掛かり、気泡も入りにくいため、良質な貼り付け効果を得られる。
保護材の剥離シールを剥がし開閉板を操作するだけで、保護素材を携帯端末全般の液晶面部分に貼付でき、貼付作業を軽減し、貼付するべき箇所に保護素材を的確に素早く貼る事ができる効果を有する。同時に開閉板に仮着した保護材と携帯端末の液晶面を含む表面とが当接する位置関係に固定されることにより、正確な貼着を実現できる効果を発揮する。
携帯端末の液晶画面に保護材を貼り付ける際に、操作窓孔から保護材の中央部上下方向へ指で押圧しながら貼着することで、保護材の中央部分を先に貼り付けることができ、中央部分に気泡が入り残るのを防ぎ、貼着の質の向上が得られる効果を発揮する。
本考案の実施の態様の一例を図面に基づいて説明する。
図1乃至図6は本考案の携帯端末の液晶面への保護材貼着具の一実施の形態を示すものである。
本考案に係る携帯端末3の液晶面31への保護材貼着具4は、基板1と、基板1の上面12に略同一の輪郭を有し重なり合う開閉板2との二枚の長方形の板材より成る。
図1乃至図6は本考案の携帯端末の液晶面への保護材貼着具の一実施の形態を示すものである。
本考案に係る携帯端末3の液晶面31への保護材貼着具4は、基板1と、基板1の上面12に略同一の輪郭を有し重なり合う開閉板2との二枚の長方形の板材より成る。
基板1は中央部に携帯端末3を嵌合する固定手段である透孔11を形成してあり、透孔11の輪郭部には空気抜用の膨出部14を適宜設けて携帯端末3との嵌合を容易としている。
図中13はフックである。
図中13はフックである。
開閉板2は基方近傍の連結部21が基板1と一体に接着し、前記連結部21を境界線として先方の開閉部22は上方へ折曲可能に基板1に対して上方へ開閉するように成っている。
前記接着手段は問わないが、離脱やずれないように安定した結合が望まれる。
また、折曲する境界線に折り癖や溝等を形成して折曲し易くすることもよい。
前記接着手段は問わないが、離脱やずれないように安定した結合が望まれる。
また、折曲する境界線に折り癖や溝等を形成して折曲し易くすることもよい。
基板1及び重合する開閉板2の板材の材質は特に問わないけれど、使用目的からは厚紙や樹脂材が適し、基板1の方が硬く強度が求められ、開閉板2は多少の弾力性が有していても良い。
他方、前記閉板2の内側面には保護材5が前記連結部21側の端部近傍のみ落脱しない程度に仮着23してある。
この保護材5は、基板1と重ねた状態において、前記透孔11に嵌合する携帯端末3の液晶面31を含む上下端部を除いた表面と重合する形状を有し、透視可能な素材で構成されている。
この保護材5は、基板1と重ねた状態において、前記透孔11に嵌合する携帯端末3の液晶面31を含む上下端部を除いた表面と重合する形状を有し、透視可能な素材で構成されている。
また、保護材5は、仮着23した基材51の表面側に剥離シール52を被着した接着剤層53を有し、仮着側は表面シール54を当着した構成となっている。
基材51は強化ガラスや硬質樹脂等の強度のあるもの、表面シール4は指紋やほこりが付着しない処理が施されることが好ましく、保護材全体として透明な透視が良好な素材が要求される。
基材51は強化ガラスや硬質樹脂等の強度のあるもの、表面シール4は指紋やほこりが付着しない処理が施されることが好ましく、保護材全体として透明な透視が良好な素材が要求される。
そこで、基板1の中央部に設けた固定手段である透孔11に携帯端末3を嵌合して基板1に固定し、開閉板2を上方へ回動して開き、開閉板2の内側面に仮着23してある保護材5の剥離シール52を、接着部21側の端から剥離しながら下方へ回動して閉じてば、基板1に固定した携帯端末3の液晶面31を含む表面に露出した粘着層53で貼着できるものである。
そして貼着後、開閉板2を上方へ開けば、仮着23よりも強固に接着した保護材5は携帯端末3の液晶面31を含む表面に貼着したまま残り、透孔11の嵌合状態を脱すれば、液晶面31に保護材5を貼着した携帯端末3が得られものである。
基板1の中央部に設けた固定手段である透孔11に携帯端末3を嵌合して基板1に固定するには、開閉板2を開き、上から透孔11に携帯端末3を押し込んで、液晶面31を有する表面と基板1の上面12を面一の水平面とする方法がある。
また、開閉板2と閉じて基板1と重合した状態で、基板1の裏面から携帯端末3を表面から嵌合して開閉板2の保護材5と突合するまで押し込む方法が考えられる。
また、開閉板2と閉じて基板1と重合した状態で、基板1の裏面から携帯端末3を表面から嵌合して開閉板2の保護材5と突合するまで押し込む方法が考えられる。
また、前記透孔11の上下端部に掛るストッパーシール6を基板1の上面12に被着しても良い。
このストッパーシール6は、嵌合する携帯端末3の液晶面31から外れる携帯端末3の上下端部に当たるものとなるため、携帯端末3を基板1の裏面から透孔11へ嵌合した際、基板1の上面12上への突出を阻止され、基板1の上面12と携帯端末3の液晶面31とが面一の水平状態に嵌合することができる。
ストッパーシール6は、薄厚であるから保護材5との当接に影響を及ぼさないものである。
このストッパーシール6は、嵌合する携帯端末3の液晶面31から外れる携帯端末3の上下端部に当たるものとなるため、携帯端末3を基板1の裏面から透孔11へ嵌合した際、基板1の上面12上への突出を阻止され、基板1の上面12と携帯端末3の液晶面31とが面一の水平状態に嵌合することができる。
ストッパーシール6は、薄厚であるから保護材5との当接に影響を及ぼさないものである。
図7乃至図9は、開閉板2の仮着した保護材5が当接する部分に長手方向に操作窓孔24を設けたものである。
携帯端末3の液晶面31に保護材5を貼り付ける際に、操作窓孔24から保護材5の中央部上下方向へ指で押圧しながら貼着することで、保護材5の中央部分を先に貼り付けることができ、中央部分に気泡が入り残るのを防ぎ、貼着の質の向上が得られる。
携帯端末3の液晶面31に保護材5を貼り付ける際に、操作窓孔24から保護材5の中央部上下方向へ指で押圧しながら貼着することで、保護材5の中央部分を先に貼り付けることができ、中央部分に気泡が入り残るのを防ぎ、貼着の質の向上が得られる。
図10は、基板1に形成する携帯端末3を嵌合する固定手段を凹部15としたものである。
当該凹部15に嵌合した携帯端末3の液晶面31と基板1の上面12とは面一の位置関係になるように凹部15の深さを設定するものである。
当該凹部15に嵌合した携帯端末3の液晶面31と基板1の上面12とは面一の位置関係になるように凹部15の深さを設定するものである。
以上のように、本考案を図面に基づいて説明した実施の形態における具体的構成は一例であり、同様の作用効果を得られる他の構成又は手段を排除するものではない。
1 基板
2 開閉板
3 携帯端末
4 保護材貼着具
5 保護材
6 ストッパーシール
11 透孔
12 上面
13 フック
14 膨出部
15 凹部
21 接着部
22 開閉部
23 仮着
24 操作窓孔
31 液晶面
51 基材
52 剥離シール
53 粘着層
54 表面シール
2 開閉板
3 携帯端末
4 保護材貼着具
5 保護材
6 ストッパーシール
11 透孔
12 上面
13 フック
14 膨出部
15 凹部
21 接着部
22 開閉部
23 仮着
24 操作窓孔
31 液晶面
51 基材
52 剥離シール
53 粘着層
54 表面シール
Claims (4)
- 基板と、基板の上面に重合する開閉板との二枚の矩形材より成り、開閉板は上端近傍の連結部が基板と接着し、前記接着部を境界線として下方の開閉部は上方へ折曲可能に、基板に対して開閉するように成っていること、
前記基板は中央部に携帯端末を嵌合する固定手段である透孔を有すること、
前記透孔の輪郭部に空気抜用の膨出部を設けたこと、
前記開閉板の内側面には基板と重ねた状態において、前記固定手段に嵌合した携帯端末の液晶面と重合する透視可能な保護材を仮着したこと、
前記保護材は、仮着した基材の表面側に剥離シールを被着した接着剤層を有し、仮着側は表面シールを当着した構成としたこと、
を特徴とする携帯端末の液晶面への保護材貼着具。 - 基板の上面に、透孔に嵌合する携帯端末の液晶面から外れる一部を被覆するストッパーシールを設けたことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末の液晶面への保護材貼着具。
- 開閉板の仮着した保護材が当接する部分に、長手方向に操作窓孔を設けたことを特徴とする請求項1又は2の何れかに記載の携帯端末の液晶面への保護材貼着具。
- 保護材は、基材の一面側に剥離シールを被着した接着剤層を有し、他面側は表面シールを当着した構成であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の携帯端末の液晶面への保護材貼着具。
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JP2014004119U JP3193806U (ja) | 2014-08-01 | 2014-08-01 | 携帯端末の液晶面への保護材貼着具 |
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