JP3193583U - 耳鳴りがしない耳栓 - Google Patents
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Abstract
【課題】音を遮断しても耳鳴りがしない耳栓を提供する。
【解決手段】耳鳴りがしない耳栓は、耳栓本体1を有し、耳栓本体は、軟質且つ変形可能な材質からなり、内部に少なくとも1本のチューブ2が設置され、その内、少なくとも1本のチューブは、中空状を呈し、両端にそれぞれ開口が形成され、開口はそれぞれ耳栓本体に形成され、少なくとも1本のチューブが螺旋状を呈するように耳栓本体の内部に延設され、軟質且つ変形可能な材質がチューブの周囲に被覆される。チューブの両端開口がそれぞれ耳栓本体の表面の外部へ延出、または、一端の開口が耳栓本体の表面の内部に形成され、他端の開口が耳栓本体の表面の外部へ延出することが好ましい。
【選択図】図1
【解決手段】耳鳴りがしない耳栓は、耳栓本体1を有し、耳栓本体は、軟質且つ変形可能な材質からなり、内部に少なくとも1本のチューブ2が設置され、その内、少なくとも1本のチューブは、中空状を呈し、両端にそれぞれ開口が形成され、開口はそれぞれ耳栓本体に形成され、少なくとも1本のチューブが螺旋状を呈するように耳栓本体の内部に延設され、軟質且つ変形可能な材質がチューブの周囲に被覆される。チューブの両端開口がそれぞれ耳栓本体の表面の外部へ延出、または、一端の開口が耳栓本体の表面の内部に形成され、他端の開口が耳栓本体の表面の外部へ延出することが好ましい。
【選択図】図1
Description
本考案は、特に音を遮断する道具であり、騒音を控えても耳鳴りがしない耳栓に関するものである。
耳栓とは、人間の外耳道に挿入して外部からの騒音を遮断することができる道具である。既存の耳栓は、耳の穴に挿入するために、耳の穴の形に合うように作られ、軟質の充填物からなって様々なタイプを有する。また、使用する時に、まず耳栓を小さく握って耳の穴に挿入し、耳栓が膨らんで元の形に戻すと、耳の穴を隙間がないように塞ぎ、外部からの音を遮断することができる。
しかしながら、既存の耳栓を装着する時に、耳栓が耳の穴を完全に塞いで、使用者が耳の詰まり感を感じることから、耳鳴りがして気持ちが悪くなる。さらに、使用者が耳栓をして寝ようとするが、外部からの環境音または声を聞こえなくなり、火事や地震などの災害時に逃げ遅れる危険性もあり、安眠できなくなる。
本考案に係る耳鳴りがしない耳栓は、耳栓本体を有し、該耳栓本体は、軟質且つ変形可能な材質からなり、内部に少なくとも1本のチューブが設置され、その内、少なくとも1本のチューブは、中空状を呈し、少なくとも1本のチューブの両端にそれぞれ開口が形成され、少なくとも1本のチューブの両端開口がそれぞれ耳栓本体に形成され、少なくとも1本のチューブが螺旋状を呈するように耳栓本体の内部に延設され、該軟質且つ変形可能な材質が少なくとも1本のチューブの周囲に被覆されるものである。
かかる耳鳴りがしない耳栓において、その少なくとも1本のチューブは、湾曲状を呈するように耳栓本体の内部に延設されてもよく、直線状を呈するように耳栓本体の内部に延設されてもよい。
かかる耳鳴りがしない耳栓において、前記チューブの両端開口がそれぞれ耳栓本体の表面の外部へ延出し、または、該チューブにおける、一端の開口が耳栓本体の表面の内部に形成され、他端の開口が耳栓本体の表面の外部へ延出することが好ましい。
かかる耳鳴りがしない耳栓において、前記チューブの両端開口がそれぞれホーン形を呈し、または、該チューブの一端開口しかホーン形を呈しないことが好ましい。
かかる耳鳴りがしない耳栓において、前記チューブの両端の直径が一致し、または、該チューブにおける、耳の穴側の直径が耳の穴と離れた側の直径より小さくし、または、該チューブにおける、耳の穴側の直径が耳の穴と離れた側の直径より大きくすることが好ましい。
本考案に係る耳鳴りがしない耳栓は、軟質の材質からなる耳栓本体に少なくとも1本の小径のチューブを設置し、該チューブは、中空状を呈し、両端にそれぞれ開口が形成され、耳栓本体の内部に螺旋状または湾曲状または直線状を呈してもよい。それによれば、耳栓本体の内部に小径且つ細長状の空気通路を構成し、その空気通路によって、耳の穴の内部と外部との空気圧力をバランスし、耳の詰まり感を解消して耳鳴りがしないようにする。なお、その空気通路が小径で細長状を呈することから、少しの外部の音が進入できるが、その螺旋状または湾曲状または直線状のチューブによって耳の穴に入った音を低減することができる。つまり、本考案に係る耳鳴りがしない耳栓において、外部からの騒音を殆ど遮断することができるが、外部の音も少し聞こえ、緊急の場合にも外部の状況が分かり、危険時に逃げ遅れるという問題はない。
また、本考案に係る耳鳴りがしない耳栓は、外部の音を殆ど遮断することができるので、寝るときに隣の人がいびきをかいてもその騒音を有効的に遮断できる。さらに、本考案に係る耳鳴りがしない耳栓は、騒音を遮断するだけではなく、既存の耳栓を着けた時に耳の詰まり感を感じて気持ちが悪くなるという問題も解消できると共に、外部の環境音を完全に遮断してはなく、耳栓を着けて寝ようとしても少し環境音が聞こえ、火事や地震などの災害時に逃げ遅れる危険性を大幅に減少し、安眠することができる。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。尚、下記実施例は、本考案の好適な実施の形態を示したものにすぎず、本考案の技術的範囲は、下記実施例そのものに何ら限定されるものではない。
図1に示すように、本考案に係る耳鳴りがしない耳栓の第一実施例は、耳栓本体1を有し、該耳栓本体1は、軟質且つ変形可能な材質(例えば、弾性発泡ポリマーや、スポンジ、ゴムなど)からなり、内部に小径のチューブ2が形成される。該チューブ2は、中空状を呈し、両端にそれぞれ開口が形成され、一端がチューブ2の表面に形成され、他端が耳栓本体1の表面の外部に延設される。
図2に示すように、本考案に係る耳鳴りがしない耳栓の第二実施例は、殆ど第一実施例と同一であるが、そのチューブ2が直線状を呈するように、該チューブ2の周囲に耳栓本体1が被覆されることが異なる。
図3に示すように、本考案に係る耳鳴りがしない耳栓の第三実施例は、殆ど第一実施例と同一であるが、そのチューブ2が螺旋状を呈するように、該チューブ2の周囲に耳栓本体1が被覆されることが異なる。
図4に示すように、本考案に係る耳鳴りがしない耳栓の第四実施例は、殆ど第一実施例と同一であるが、そのチューブ2が波状を呈するように、該チューブ2の周囲に耳栓本体1が被覆されることが異なる。
図3に示すように、本考案に係る耳鳴りがしない耳栓の第三実施例は、殆ど第一実施例と同一であるが、そのチューブ2が螺旋状を呈するように、該チューブ2の周囲に耳栓本体1が被覆されることが異なる。
図4に示すように、本考案に係る耳鳴りがしない耳栓の第四実施例は、殆ど第一実施例と同一であるが、そのチューブ2が波状を呈するように、該チューブ2の周囲に耳栓本体1が被覆されることが異なる。
図2ないし図4に示すように、上述した実施例において、本考案に係る耳鳴りがしない耳栓は、以下の特徴を有する。
その耳栓本体1の内部に少なくとも1本の小径のチューブ2を備えてもよい。その小径のチューブ2の両端開口がそれぞれ耳栓本体1の内部に形成されてもよい。その小径のチューブ2における、一端の開口が耳栓本体1の表面に形成され、他端の開口が耳栓本体1の内部に形成されてもよい。その小径のチューブ2の両端開口がそれぞれ耳栓本体1の表面の外部へ延出してもよい。その小径のチューブ2における、一端の開口が耳栓本体1の表面に形成され、他端の開口が耳栓本体1の表面の外部へ延出してもよい。
その耳栓本体1の内部に少なくとも1本の小径のチューブ2を備えてもよい。その小径のチューブ2の両端開口がそれぞれ耳栓本体1の内部に形成されてもよい。その小径のチューブ2における、一端の開口が耳栓本体1の表面に形成され、他端の開口が耳栓本体1の内部に形成されてもよい。その小径のチューブ2の両端開口がそれぞれ耳栓本体1の表面の外部へ延出してもよい。その小径のチューブ2における、一端の開口が耳栓本体1の表面に形成され、他端の開口が耳栓本体1の表面の外部へ延出してもよい。
その小径のチューブ2の両端開口がそれぞれホーン形を呈してもよい。その小径のチューブ2の一端の開口がホーン形を呈してもよい。その小径のチューブ2の径方向の断面が円形、楕円形、三角形、矩形、菱形の何れかの1つであってもよい。
その小径のチューブ2における、耳の穴側の直径が耳の穴と離れた側の直径と一致してもよい。その小径のチューブ2における、耳の穴側の直径が耳の穴と離れた側の直径より小さくしてもよい。その小径のチューブ2における、耳の穴側の直径が耳の穴と離れた側の直径より大きくしてもよい。
その小径のチューブ2が耳栓本体1の内部に湾曲状または直線状に延出してもよい。
その小径のチューブ2が耳栓本体1の内部に湾曲状または直線状に延出してもよい。
本考案に係る耳鳴りがしない耳栓は、軟質の材質からなる耳栓本体1に小径のチューブ2を設置していることから、小径且つ細長状の空気通路を構成し、その空気通路によって、耳の穴の内部と外部との空気圧力をバランスし、耳の詰まり感を解消して耳鳴りがしないようにする。なお、その空気通路が小径で細長状を呈することから、少しの外部の音が進入できるが、その螺旋状のチューブ2によって耳の穴に入った音を低減することができる。つまり、本考案に係る耳鳴りがしない耳栓において、外部からの騒音を殆ど遮断することができ、外部の音も少し聞こえ、緊急の場合にも外部の状況が分かり、危険時に逃げ遅れるという問題はない。
また、本考案に係る耳鳴りがしない耳栓は、外部の音を殆ど遮断することができるので、寝るときに隣の人がいびきをかいても有効的にその騒音を遮断できる。さらに、本考案に係る耳鳴りがしない耳栓は、騒音を遮断するだけではなく、既存の耳栓を着けた時に耳の詰まり感を感じて気持ちが悪くなるという問題も解消できると共に、外部の環境音を完全に遮断してはなく、耳栓を着けて寝ようとしても少し環境音が聞こえ、火事や地震などの災害時に逃げ遅れる危険性を大幅に減少し、安眠することができる。
1 耳栓本体
2 チューブ
2 チューブ
Claims (12)
- 耳栓本体を有し、該耳栓本体は、軟質且つ変形可能な材質からなり、内部に少なくとも1本のチューブが設置され、その内、少なくとも1本のチューブは、中空状を呈し、少なくとも1本のチューブの両端にそれぞれ開口が形成され、少なくとも1本のチューブの両端開口がそれぞれ耳栓本体に形成され、少なくとも1本のチューブが螺旋状を呈するように耳栓本体の内部に延設され、該軟質且つ変形可能な材質が少なくとも1本のチューブの周囲に被覆されることを特徴とする耳鳴りがしない耳栓。
- 前記チューブの両端開口がそれぞれ耳栓本体の表面の外部へ延出し、または、該チューブにおける、一端の開口が耳栓本体の表面の内部に形成され、他端の開口が耳栓本体の表面の外部へ延出することを特徴とする請求項1に記載の耳鳴りがしない耳栓。
- 前記チューブの両端開口がそれぞれホーン形を呈し、または、該チューブの一端開口しかホーン形を呈しないことを特徴とする請求項1に記載の耳鳴りがしない耳栓。
- 前記チューブの両端の直径が一致し、または、該チューブにおける、耳の穴側の直径が耳の穴と離れた側の直径より小さくし、または、該チューブにおける、耳の穴側の直径が耳の穴と離れた側の直径より大きくすることを特徴とする請求項1に記載の耳鳴りがしない耳栓。
- 耳栓本体を有し、該耳栓本体は、軟質且つ変形可能な材質からなり、内部に少なくとも1本のチューブが設置され、その内、少なくとも1本のチューブは、中空状を呈し、少なくとも1本のチューブの両端にそれぞれ開口が形成され、少なくとも1本のチューブの両端開口がそれぞれ耳栓本体に形成され、少なくとも1本のチューブが湾曲状を呈するように耳栓本体の内部に延設され、該軟質且つ変形可能な材質が少なくとも1本のチューブの周囲に被覆されることを特徴とする耳鳴りがしない耳栓。
- 前記チューブの両端開口がそれぞれ耳栓本体の表面の外部へ延出し、または、該チューブにおける、一端の開口が耳栓本体の表面の内部に形成され、他端の開口が耳栓本体の表面の外部へ延出することを特徴とする請求項5に記載の耳鳴りがしない耳栓。
- 前記チューブの両端開口がそれぞれホーン形を呈し、または、該チューブの一端開口しかホーン形を呈しないことを特徴とする請求項5に記載の耳鳴りがしない耳栓。
- 前記チューブの両端の直径が一致し、または、該チューブにおける、耳の穴側の直径が耳の穴と離れた側の直径より小さくし、または、該チューブにおける、耳の穴側の直径が耳の穴と離れた側の直径より大きくすることを特徴とする請求項5に記載の耳鳴りがしない耳栓。
- 耳栓本体を有し、該耳栓本体は、軟質且つ変形可能な材質からなり、内部に少なくとも1本のチューブが設置され、その内、少なくとも1本のチューブは、中空状を呈し、少なくとも1本のチューブの両端にそれぞれ開口が形成され、少なくとも1本のチューブの両端開口がそれぞれ耳栓本体に形成され、少なくとも1本のチューブが直線状を呈するように耳栓本体の内部に延設され、該軟質且つ変形可能な材質が少なくとも1本のチューブの周囲に被覆されることを特徴とする耳鳴りがしない耳栓。
- 前記チューブの両端開口がそれぞれ耳栓本体の表面の外部へ延出し、または、該チューブにおける、一端の開口が耳栓本体の表面の内部に形成され、他端の開口が耳栓本体の表面の外部へ延出することを特徴とする請求項9に記載の耳鳴りがしない耳栓。
- 前記チューブの両端開口がそれぞれホーン形を呈し、または、該チューブの一端開口しかホーン形を呈しないことを特徴とする請求項9に記載の耳鳴りがしない耳栓。
- 前記チューブの両端の直径が一致し、または、該チューブにおける、耳の穴側の直径が耳の穴と離れた側の直径より小さくし、または、該チューブにおける、耳の穴側の直径が耳の穴と離れた側の直径より大きくすることを特徴とする請求項9に記載の耳鳴りがしない耳栓。
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