JP3193289U - 免震手摺 - Google Patents

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Abstract

【課題】ビニールホース内の水を良好に排水できて、コイルスプリングの錆び等を防止できる免震手摺を提供する。【解決手段】免震装置を備えた建物1とその周囲の地盤側の建物2間に略水平に架設されるコイルスプリング51,61,71製の免震手摺5,6,7であって、コイルスプリング51,61,71の外周面は、それぞれ円筒状のビニールホース52,62,72で被覆されており、各ビニールホース52,62,72の水平方向中央部付近には、それぞれ水抜孔52a,62a,72aが形成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、免震装置を備えた建物とその周囲の地盤との間の免震クリアランスである目地部に設けられる免震手摺に関するものである。
従来、特許文献1に開示されているような免震手摺が存在し、これは、免震装置を備えた建物とその周囲の地盤との間の免震クリアランス上に、案全対策として人等の落下防止用に設けられたものである。
特許第3483498号公報
上記特許文献1に開示されているような免震手摺では、コイルバネ製の手摺を伝って雨水がチューブ内に溜まり、コイルバネに錆びが生じやすいという問題点があった。
本考案は、コイルスプリングの錆び等を良好に保護できる免震手摺の提供を目的とし、この目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
本考案の免震手摺は、免震装置を備えた建物とその周囲の地盤側との間に略水平に架設されるコイルスプリング製の手摺であって、
前記コイルスプリングの外周面は円筒状のビニールホースで被覆されてなり、
該ビニールホースの水平方向中央部付近には水抜孔が形成されていることを要旨とする。
本考案の免震手摺では、コイルスプリングを伝ってビニールホースの両端側からビニールホース内に侵入した雨水等は良好に水抜孔から排出されてゆくため、ビニールホース内に水が溜まることがなく、コイルスプリングの錆び等を確実に防ぐことができるものとなる。
また、本考案の免震手摺において、前記ビニールホースは透明であり、前記水抜孔は該ビニールホースの下面に下向きに貫通形成されているものとすることもできる。
こうすれば、ビニールホースは透明であるため、内部のコイルスプリングを良好に外から視認することができ、コイルスプリングに錆び等が発生していることを容易に発見できるものとなり、また、ビニールホースの中央部には下向きに水抜孔が形成されているため、確実にビニールホース内の水を抜き取ることができるものとなる。
また、本考案の免震手摺において、前記水抜孔の径が直径約10mmに設定されているものとすることもできる。
こうすれば、ビニールホース内の水を良好に水抜孔を介して排出できるものとなる。
免震手摺の設置状態の一例を示す正面構成図である。 免震手摺の先端側の拡大図である。 免震手摺の設置状態の別例を示す正面構成図である。
次に、本考案を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、免震手摺の設置状態の正面構成図である。
図示しない免震装置を備えた建物である免震建物1と、地盤側に建てられた地盤側建物2間には、免震クリアランスである目地3が形成されている。即ち、地震発生時には、免震建物1は免震装置により動かないが、地盤側建物2は水平方向に大きく動くこととなるため、免震建物1と地盤側建物2が地震発生時にぶつからないように免震クリアランスである目地3が形成されている。
この目地3上には、免震建物1側からの目地カバー4aと、地盤側建物2側からの目地カバー4bが設けられて、目地3がこの目地カバー4a,4bで蓋された状態となっている。
この目地カバー4a,4b上に、人などの落下防止用の免震手摺5,6,7が設置されている。
この免震手摺5,6,7は、免震建物1側に固定されたフレームである躯体枠8と、地盤側建物2側に固定されたフレームである躯体枠9間に、略水平に架設されたものであり、上下に間隔をおいて3本の免震手摺5,6,7が、通常はそれぞれ中央部が下向きに撓んだ状態で架設されている。
図2は、免震手摺5の先端側を拡大して示す拡大図である。
免震手摺5は、ステンレス製のコイルスプリング51と、そのコイルスプリング51の外周面に被覆された円筒状のビニールホース52で構成されている。
コイルスプリング51の両端側には、フック部51aが形成されており、このフック部51aが、躯体枠9から突出された受け金具10にボルトナット11で締め付け固定されて、躯体枠8,9間にコイルスプリング51が架設される。
このコイルスプリング51の錆び等に対する保護用として、外周にビニールホース52が被覆されており、このビニールホース52は、コイルスプリング51の水平方向ほぼ全長に亘り被覆されたものであり、透明或いは半透明の耐化学薬品性および耐候性を有する例えば塩化ビニール樹脂(PVC)或いは軟質ポリエチレン製等で、内径が38mm、外径が44mmに設定されている。
このビニールホース52の水平方向中央部付近には、水抜孔52aが下面側に下向きに貫通形成されており、この水抜孔52aの直径は約10mmに設定されている。
同様に下側の免震手摺6,7においても、コイルスプリング61の外周に被覆されたビニールホース62の水平方向中央部に水抜孔62aが貫通形成されており、また、コイルスプリング71の外周に被覆されたビニールホース72の水平方向中央部にも水抜孔72aが貫通形成されている。
このように、各免震手摺5,6,7には、水抜孔52a,62a,72aが設けられているため、コイルスプリング51,61,71を伝って左右両端側からビニールホース52,62,72内に入り込んだ雨水は、ビニールホース52,62,72の水平方向中央部は通常状態では下側へ撓んでいるため、雨水は水平方向中央部に流れ込み、それぞれ水抜孔52a,62a,72aから良好に下側へ落下させられて排水されるものである。
従って、ビニールホース52,62,72内には水は侵入しても溜まることがなく、良好にコイルスプリング51,61,71の錆びの発生等を防ぐことができるものである。
また、内部に侵入した水が腐敗して悪臭を放ったり、ビニールホース52,62,72が内部の水により左右側へ滑りやすくなることもなく、免震手摺5,6,7の使用勝手および美観が良好に維持されるものとなる。
なお、図3に示す免震手摺5,6,7は、設置状態を変更したものであり、免震装置を備えた免震建物側に柱12が立設され、地盤側建物2にはフレーム状の躯体枠9が固定されて、この躯体枠9と免震建物側柱12間に、略水平に免震手摺5,6,7が架設されたものである。
なお、この図3の免震手摺5,6,7においても、各ビニールホース52,62,72の水平方向中央部付近には下向きに水抜孔52a,62a,72aが下面に貫通形成されており、良好に水を下方へ落下させて排水できるものである。
なお、このような設置状態の他に、免震手摺5,6,7は、各コイルスプリング51,61,71の先端を、免震建物1および地盤側建物2のそれぞれのコンクリート部分に直接固定して設置される場合もある。
1 免震建物
2 地盤側建物
3 目地
4a,4b 目地カバー
5,6,7 免震手摺
8,9 躯体枠
10 受け金具
11 ボルトナット
51,61,71 コイルスプリング
52,62,72 ビニールホース
52a,62a,72a 水抜孔

Claims (3)

  1. 免震装置を備えた建物とその周囲の地盤側との間に略水平に架設されるコイルスプリング製の手摺であって、
    前記コイルスプリングの外周面は円筒状のビニールホースで被覆されてなり、
    該ビニールホースの水平方向中央部付近には水抜孔が形成されている
    ことを特徴とする免震手摺。
  2. 前記ビニールホースは透明であり、前記水抜孔は、該ビニールホースの下面に下向きに貫通形成されていることを特徴とする請求項1に記載の免震手摺。
  3. 前記水抜孔の径が直径約10mmに設定されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の免震手摺。
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