JP3193229U

JP3193229U - 指装着筆記具ホルダー

Info

Publication number: JP3193229U
Application number: JP2014002619U
Authority: JP
Inventors: 達夫鎌田
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Filing date: 2014-05-21
Publication date: 2014-09-25
Anticipated expiration: 2024-05-21

Abstract

【課題】手作業中に作業を妨げずに筆記具を携帯し、筆記を速やかに行える指装着筆記具ホルダーを提供する。
【解決手段】シリコンゴムで成形され、支持部１と、筆記具取付部２と、支持部と筆記具取付部を屈曲自在に連結する連結部３と、を備えた指装着筆記具ホルダーＡであって、支持部には、第二指及び第三指が支持される挿入孔が平行に設けられ、筆記具取付部には、筆記具Ｂが取り付けられる円筒形状の挿入孔が設けられている。素早く筆記ができ、筆記後に筆記具を第一指（親指）と第二指（人差し指）から開放すれば、筆記具は連結部３の弾性により手作業を妨げない位置に復帰する。
【選択図】図４

Description

本考案は、手作業中でも素早く筆記でき、手作業を妨げず筆記具を携帯する筆記具ホルダーに関するものである。

事務作業には、パソコンの導入によりキーボードやマウスが使用され、筆記具を持ったままでは作業ができないため、書類や伝票などに文字・数字を筆記するためには、パソコンの操作を中断し、筆記具を取上げ⇒筆記具の持つ位置の調節⇒筆記⇒筆記具を置く、一連の動作がおこなわれる。

生産現場で物の移動・製品の組立などの手作業中も、筆記具を持ったままでは作業ができないため、衣服の胸ポケット等に筆記具を携帯している、記録や伝票などに文字・数字を筆記するためには、筆記具を取り出し⇒筆記具の持つ位置の調節⇒筆記⇒元の場所に筆記具を戻す、一連の動作がおこなわれる。また、筆記具を単独で携帯すため、脱落や置き忘れにより筆記具を紛失する事がある。

パソコンのキーボードやマウスの操作、手で物を持ったり・握ったり、指で触れたり・摘んだりの動作では、指・指先と手の平を使用し、手の平の中に筆記具を保持したままでは作業の妨げとなる。また、パソコン画面に連続して流れる情報や、連続する作業工程で発生する情報などは、速やかに筆記し記録する必要がある。

特許公開２０００−６２３８５特許公開２００９−１７９０５４

筆記具を手で保持して手作業を行うことができないため、筆記具を置いたり・衣服に携帯したりしているので、手作業中の筆記は作業を中断される。解決しようとする課題は、筆記のために手作業を中断される動作や時間を軽減する。

手作業を行うためには、手の平に邪魔な物が無く、手の指が自由に動くことが必要で、特に第一指（親指）が自由に動くことが重要となる。手の第一指（親指）は他の第二指（人差し指）から第五指（小指）の四指より手の平側に位置し、第二指（人差し指）と平行で第三指（中指）の反対側に筆記具を保持すれば、第一指（親指）の動きを妨げることは無い。そのため、手の第一指（親指）と第二指（人差し指）の間で筆記具を安定させるため、第二指（人差し指）で筆記具を平行に支え、第三指（人差し指）で筆記具の回転止め、２本の指で筆記具ホルダーを支持する。

また、指の太さは性別や個人差により違うため、筆記具ホルダーの素材は柔軟性と弾性に優れたシリコンゴムを使用し、筆記具ホルダーの支持部を蛇腹形状にすることで周長を伸縮自在にし、使用者の指の太さの違いを解消し装着可能にする。

筆記具ホルダーの支持部は筆記具取付部より筆記具の先端方向にあり、柔軟性と弾性に優れたシリコンゴムで屈曲自在に連結することで、筆記時の筆記具を持つ位置が安定して簡単に筆記ができる。また、筆記後に筆記具を第一指（親指）と第２指（人指し指）から開放すると、筆記具は筆記具ホルダーの弾性で手作業を妨げない位置に復帰する。

筆記具取付部は円筒形状で、シリコンゴムの弾性を利用し筆記用具を保持し、筆記具取付位置を調節自在にする、事前に筆記具の位置を調節する事で、筆記の度に筆記具の持つ位置を調節する必要が無い。

本考案の指装着筆記具ホルダーは、作業の妨げない位置で筆記具を指に装着し、筆記具の位置を調節しなくても簡単に素早く筆記動作が行える。また、筆記後は筆記具が作業の妨げない位置に筆記具ホルダーの弾性で復帰します。そのために作業中の筆記より中断される動作や時間を軽減します。

図１は本考案の実施例を示した正面図である。図２は本考案の実施例を示した立面図である。図３は本考案の実施例を示した斜視図である。図４は本考案の実施例の筆記時の実施方法を示した図である。図５は本考案の実施例のマウス使用時の実施方法を示した図である。図６は本考案の実施例のキーボード使用時の実施方法を示した図である。

以下、本考案の実施例について、図面を参照しつつ詳細に説明すれば、
図１は、本考案の実施例の正面図である。図２は本考案の実施例の立面図である。
図３は、本考案の実施例の斜視図である、指装着筆記具ホルダー（Ａ）は、柔軟性と弾性に優れたシリコンゴムを素材として成形され、支持部（１）と筆記具取付部（２）がある。支持部（１）は第二指支持孔（１ａ）と第三指支持孔（1ｂ）で、蛇腹の挿入孔が平行に並んでいる、筆記具取付部（２）は、筆記具（Ｂ）を挿入する円筒形状の挿入孔で筆記具（Ｂ）の軸径より小さい内径をしており、シリコンゴムの弾性により筆記具（Ｂ）を保持し、筆記具（Ｂ）の位置調節ができる。支持部（１）は筆記具取付部（２）より筆記具（Ｂ）の先端方向に配置し、連結部（３）で屈曲自在に連結され、筆記具（Ｂ）は支持部（１）の第二指支持孔（1ａ）と平行に支持される。

図４は、本考案の筆記時の実施方法を示した図である、筆記具（Ｂ）を筆記しやすい位置で筆記具取付部（２）に取り付けておけば、簡単に素早く筆記でき、筆記後に筆記具（Ｂ）を第一指（親指）と第二指（人差し指）から開放すれば、筆記具（Ｂ）は指装着筆記具ホルダー（Ａ）の弾性により手作業を妨げない位置に復帰する。

図５は、本考案のマウス使用時の実施方法を示した図である、指装着筆記具ホルダー（Ａ）を装着した状態で、マウス（Ｃ）を操作しても、筆記具（Ｂ）がマウス（Ｃ）の操作を妨げることはない。また、物を持ったり、握ったりの動作は、マウス（Ｃ）を使用時の動作と類似している。

図６は、本考案のキーボード使用時の実施方法を示した図である、指装着筆記具ホルダー（Ａ）を装着した状態で、キーボード（Ｄ）を使用しても、筆記具（Ｂ）がキーボード（Ｄ）の操作を妨げることはない。

Ａ指装着筆記具ホルダー
１支持部
1ａ第二指支持孔
1ｂ第三指支持孔
２筆記具取付部
３連結部
Ｂ筆記具
Ｃマウス
Ｄキーボード

Claims

筆記具（Ｂ）を第二指（人差し指）と平行で第三指（中指）の反対側に保持すれば、第一指（親指）の動きを妨げ無い、柔軟性と弾性に優れたシリコンゴムで指装着筆記具ホルダー（Ａ）を成形し、支持部（１）と筆記具取付部（２）を連結部（３）で屈曲自在に連結し、筆記具（Ｂ）の位置を調節して筆記具取付部（２）に取り付ければ素早く筆記ができ、筆記後に筆記具（Ｂ）を第一指（親指）と第二指（人差し指）から開放すれば、筆記具（Ｂ）は指装着筆記具ホルダー（Ａ）の弾性により手作業を妨げない位置に復帰する。