JP3192681U - 三角停止表示板 - Google Patents

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Abstract

【課題】自立する軽量な三角停止表示板を開発する。【解決手段】自動車用の三角停止表示板の基台11に取り付けられた回転する支持台2の両側に延長支持台21を設け、その夫々の延長支持台21の接地部に安定装置として発泡ゴム3を設けた。延長支持台21は、回転する支持台2の両側から前方に延びるもので、支持台2の先端に設けた回転軸による振り出し式構成の延長支持台21、或いは支持台2とスライドして前後動するスライド式構成の延長支持台21である。両側に延びる延長支持台21の接地部の発泡ゴム3は、柔軟な発泡ゴム3で、少なくとも、三角停止表示板の前側と後側に距離をおいて位置して接地し、静止摩擦で三角停止表示板を自立させる。【選択図】図1

Description

本考案は、高速道路走行時に故障などで停止する場合に、停止自動車の後方路上に置いて、後続してくる自動車等に停止の事実を表示する自動車用の三角停止表示板に関する。
出願人会社は、自動車用の三角停止表示板を国家公安委員会の型式認定許可品として承認を受けて以来、製造販売を行っている。
日本国では高速道路上でやむなく駐車や停車の場合は運転者に停止表示板の表示義務がある。
そのため、高速道路進入の際には携帯の義務があり、自動車用の停止表示板は高速道路上では、必須の車載品である。
そしてその停止表示板自体には、安定性や耐風圧性や自立性に於いて、認定許可の仕様基準がある。
本考案は、三角停止表示板の安定性及び耐風圧性を向上させるとともに重量を軽減するために開発した技術である。
実用新案登録第3136285号公報考案の名称「停止表示板のスライド式安定装置」
解決しようとする課題は、自動車用の三角停止表示板の安定性及び耐風圧性の向上および重量の軽減である。
従来の製品は、三角停止表示板全体の重量や、路上凹凸に引っ掛かる爪や足を設けて、その姿勢の安定性や耐風圧性や自立性を図っている。
重量で自立性を保証する構成では、支持台や底辺に錘を入れたり、重量ある鉄製の足を取り付けて支持台としている。
その重量で自立を維持している三角停止表示板は、錘や支持台の重量は、重く、全体としては1,5Kg〜2,0Kgである。
路上の凹凸を利用して引っ掛けて移動を防ぎ位置安定を高める構造では、特許文献1のように爪による係止を図るものがある。
特許文献1の三角表示板は、反射アクリル樹脂細板を三角形に組み立てて形成され、その組立て体の底辺に取り付けられた細長い筒状のもの(支持台)と、錘を入れた2本のスライド部品(延びる支持台)で自立する。
そしてその安定力は、支持台の下端に引っ掛かる金属製の鋭利な突起を設けて、路上の凹凸に引っ掛けることで維持している。
このような構成の支持台に、三角形の組み立て表示体を連結して自立させている。
特許文献1の三角停止表示板は、錘の重量に加えて、接地部左右下端に鋭利なギザギザ凹凸を形成した硬質樹脂 及び延びる支持台の先端に鋭利な金属突起を備えており、その鋭利なギザギザ硬質樹脂や鋭利な金属突起が路面へ係合することにより、静止力を大きくして耐風圧性、自立性を保持しているものである。
このほか、支持台底辺に足として細幅の金属板を張り出させ、その金属板の先端を屈折させて接地端を鋭利に形成しているものもある。
これらの構成の従来技術は、確かにコンクリート路面等の粗い表面に係合している状態では安定性を保持しているが、高速道路の路面は微細な粉塵が舞い散り粗い路面が平滑な面に変化していたりし、又摩耗で滑りやすい平滑な路面の状況などでは、係合が不完全で、路面の状態に影響を受けやすく安定性及び耐風圧性にばらつきが生まれていた。
つまり、高速道路上に設置した三角停止表示板が、状況次第で風圧で転倒することは、可及的に避けなければならない。
本考案は、自動車用の停止表示板の底辺に取り付けられていた錘をなくしても、自立安定性がある軽量な三角停止表示板を提供することを目的とする。
そのため、従来のような引っ掛けることによる点係合や点接触ではなく、面接触による摩擦力で、自立性を向上させ、本考案に至ったものである。
本考案では、発泡ゴム(ゴムスポンジ)の摩擦力を利用している。
本考案は、三角停止表示板の基台に取り付けられる回転収納式の支持台に回転軸による振り出し(スウィング)式の延長支持台、若しくは引出し(スライド)式による延長支持台を設ける構成により、まず基台の接地支点を本体中心から離すことで、自立性を向上させ、かつ接地部に発泡ゴムを平坦に設けて発生する静止摩擦力を大幅に大きくして、重量がなくても路面との摩擦を維持して、自立性、耐風圧性を向上させたものである。
ここに本考案は、停止表示板の基台に回転自在に取付けられた支持台の両側に、前記支持台の先端の回転軸に支承されて回動する延長支持台を設け前記両側の延長支持台の先端下面に発泡ゴムを設けて接地を安定させたことを特徴とする三角停止表示板である。
延長支持台は、前記支持台にスライドして前後動する延長支持台も提案する。
具体的には、基台に組立てられ折り畳み自在に立設される自動車用の三角停止表示板の前記基台の底面の左右端部に滑り止めを設け、その左右滑り止めの間に中間を中心回転軸で支承して回転する支持台を設け、その支持台の両側に、夫々前記支持台の先端の回転軸に支承されて回動する延長支持台を設け、或いは前記支持台の両側に夫々スライドして前後動する延長支持台を設け、前記基台に対し直交方向に支持台を位置させかつ支持台から延伸する延長支持台も基台に対し直交方向に位置させることで、前記基台底面の両側の滑り止めと、前記両側に設けられた夫々の延長支持台の先端下面に設けた発泡ゴムとの4個所の接触で接地を安定させたことを特徴とする三角停止表示板である。
発泡ゴムは厚い板状で、延長支持台の長さの半分略の長さ〜半分以上に設けられる。
発泡ゴムは、エチレンプロピレンゴム(EPDMスポンジ)などである。
この構成は、三角停止表示板と直交して配置される支持台の両側(前後)先端に位置する延長支持台の下面に地面と面接触する板状の発泡ゴムを設けたことで、表示板の設置の安定を得たのである。
前後先端方向の下面で地面と面接触する発泡ゴムは、三角停止表示板本体から距離を置いた位置になる。
三角停止表示板本体から距離を置いた構成は、自動車用の三角停止表示板の底辺に取り付けられた前記三角停止表示板と直交して配置される回転収納式の支持台に、回転軸による振り出し(スウィング)式の延長支持台或いは引出し(スライド)式による延長支持台を設け、その両側に張り出す延長支持台の下面である接地部に発泡ゴムを設けた構成である。
板状の発泡ゴムは、停止表示板の安定装置となっている。
摩擦力があって静止摩擦力が大きく、雨天の場合でも吸水して重くなる素材も選定でき、かつ摩擦力を減じない。
発泡ゴムは、反発弾性、復元性があり、震動を減衰させ、断熱、難燃性、があり、炎天下でも耐候性がある。
発泡ゴムは、比重の最小なエチレンプロピレンゴム(EPDMスポンジ)のほか、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、シリコンゴムなどのゴムスポンジも適用の可能性がある。
従来の鋭利な点接触で摩擦を維持する発想に対し、路面に引っ掛けることの発想を転換し、接地部を発泡ゴムにしてより広い面積で接地させる事により、低減された重量でも適正なグリップ力を発生させる事が可能になり安定性・自立性が向上した。
また発泡ゴムによる路面追従性により路面の状況による安定性のばらつきを低減する事が可能になった。
発泡ゴムの停止表示板から離れた位置並びに接地面積によって、重量が無くても、静止摩擦力が安定する構成のため、停止表示板は安全に自立し、耐風圧性を獲得したのである。
本考案に係る三角停止表示板は、前記のような構成であり、次のような技術的効果がある。
(1)錘を内蔵していないので、全体として軽量化が達成できた。
従来の製品(約1.3kg)に比べて半分以下の重量(約0.5kg)にすることが可能になり、積載した車両の軽量化に寄与する。
軽量化は、車載用品としての絶対的要素であり、軽量であることは女性でも容易に取扱い得るので、本考案製品はより使い勝手が良い。
(2)発泡ゴムを接地部に設けて、静止摩擦力を大きくしているので安定して自立する。従来の製品に比べて安定性及び耐風圧性が向上した。
(3)発泡ゴムの面積で、大小の表示板に適切な摩擦力を得ることができ、実際の商品アイテムに応じた設計ができる。
(4)発泡ゴムは、停止表示板の中心から離れた位置で、支持台の接地面に配置されているので、広い前後の位置で、風圧を受けて負荷がかかる方向での支持になる。転倒のおそれが極めて少ない。
(5)従来の製品が錘や足部として使用していた鉄製部品をなくしたのでコストダウンが可能となった。又異質な材料を組み立てる作業もなくなり、作業効率も向上している。
図1は本考案に係る三角停止表示板の実施例1を示す自立させた状態の図面代用写真である。(実施例1) 図2は同じく実施例1の三角停止表示板で、折り畳んだ状態の正面図の図面代用写真である。 図3は同じく実施例1の三角停止表示板で、支持台を広げて直交させた状態の底面からみた図面代用写真である。 図4は同じく本考案に係る三角停止表示板の実施例1の底面を示す図面で、三角停止表示板の基台に設けた滑り止めの構造と、発泡ゴムの位置と面積を示す底面図である。 図5は同じく実施例1の支持台からスウィング式で振り出される延長支持台の動きを説明する一部の斜視図である。 図6は同じく実施例1の三角停止表示板の組み立てから、設置までの説明の図面代用写真である。
図7は本考案に係る三角停止表示板の実施例2を示すもので、支持台から下向きのスウィング式で振り出される延長支持台の動きを説明する一部の斜視図である。 図8は本考案に係る三角停止表示板の実施例3を示すもので、支持台から引き出し(スライド)式で引き出される延長支持台の動きを説明する一部の斜視図である。
次にこの考案の実施形態を説明する。
図1乃至図6に示すものは、同じ実施形態の実施例1である。
実施例1は、停止表示板(1)の底辺に取り付けられた基台(11)に回転する支持台(2)を設け、その支持台(2)に回転軸(24)による振り出し式の延長支持台(21)を設け、その接地部に発泡ゴム(3)を設けた安定装置を備えた三角停止表示板である。
前記基台(11)に組立てられ折り畳み自在に立設される自動車用の三角停止表示板(1)の前記基台(11)の底面の左右端部には滑り止め(4)を設け、その左右滑り止め(4)の間に中間を中心回転軸(23)で支承して回転する支持台(2)を設けている。
その支持台(2)の両側に、夫々前記支持台(2)の先端の回転軸(24)や回転軸(27)に支承されて回動する延長支持台(21)を設け、或いは前記支持台(2)の両側に夫々スライドして前後動する延長支持台(21)を設け、前記基台(11)に対し直交方向に支持台(2)を位置させかつ支持台(2)から延伸する延長支持台(21)も基台(11)に対し直交方向に位置させることで、前記基台(11)底面の両側の滑り止め(4)と、前記両側に設けられた夫々の延長支持台(21)の先端下面に設けた発泡ゴム(3)との4個所の接触で接地を安定させたことを特徴としている。
三角停止表示板(1)は、高速道路などの走行道路上で故障停止や事故停止した場合に、後続車両に停止状態を知らせるため路上に置いて安全確保に使用される三角停止表示板である。
三角停止表示板は、基台(11)に付設された支持台(2)の接地面に設けられた滑り止め(4)および延長支持台(21)の接地面に設けられた発泡ゴム(3)でその静止摩擦性と自立性を確保している。
三角停止表示板(1)は、収納時は図示していないケースに収納されて車載される。
そのため折り畳み組み立て自在な構成でケース内に折り畳み収納されており、組立時には、中央に三角形の開口部を設けた底辺と右傾斜辺と左傾斜辺からなる三角形の停止表示板になる。
停止表示板の中央開口部の周囲には、蛍光部辺(5)(7)(9)を設けその周囲に反射部辺(6)(8)(10)を設けている。
蛍光部辺(5)と反射部辺(6)が右傾斜辺を形成し、蛍光部辺(7)と反射部辺(8)が左傾斜辺を形成し、蛍光部辺(9)と反射部辺(10)が底辺を形成している。
底辺から立ち起こされた右傾斜辺と左傾斜辺は、ワンタッチで先端部で嵌合組み合わせられて、三角形に組み立てられて、停止表示板となる。
三角形の停止表示板(1)は、不使用時には3辺が折られてケースに収納され、使用時には立ち上げ組み立てて三角形の表示板になる。
図2は、折り畳んだ状態の正面図である。
組立は、右傾斜辺と左傾斜辺の上部に設けた突起を他方の辺の上部に設けた嵌合凹部に連結するだけのワンタッチ結合である。
三角停止表示板(1)の基台(11)には、その基台(11)の底面にそれと直交して配置される支持台(2)を、中心回転軸(23)で回転自在に支承している。
支持台(2)は、直交した状態から元の直線状の位置に戻すことが容易にできるように基台の側縁に小さいストッパー(25)を設けている。
支持台(2)は、左右に延長支持台(21)を収納しており、図5のように、実施例1では支持台(2)の端部に設けた回転軸(24)に右の延長支持台(21)及び左の延長支持台(21)を横スイング自在に連結している。
左右の延長支持台(21)は、支持台(2)の側縁部の先端に設けた左のストッパー(26)および右のストッパー(26)で、支持台(2)と左の延長支持台(21)と右の延長支持台(21)とが直線状になったときに止まる。
なお、本書では、基台(11)に支持台(2)が揃っている状態では、支持台(2)の左右という表現を用い、これに準じて左の延長支持台(21)と右の延長支持台(21)という表現にし、支持台(2)を回転させて基台(11)と直交させた状態では、前の延長支持台(21)と後の延長支持台(21)という前後の表現にしている。
左右夫々の延長支持台(21)は、支持台(2)の左右夫々に収納されており、支持台(2)が回転して基台(11)と直交する位置になったときでかつ左右の延長支持台(21)が振り出された状態において、延長支持台(21)は表示板(1)に対し前後方向に位置し、延長支持台(21)の先端方向の下面に設けられた所定高さの板状の発泡ゴム(3)が地面と面接触して接地する。
三角停止表示板(1)を道路上においたとき、基台(11)から地面までの高さBは、微差な傾斜があったりして、その当接は均一ではない。
しかし、発泡ゴム(3)は、反発弾性をもって圧縮して地面に接触するので、静止摩擦力は、ほぼ常時変わることがない。
硬質合成樹脂や爪で引っ掛けるものではないので、静止摩擦が安定した摩擦力を維持し自立力が得られた。
実施例1では、発泡ゴム(3)は、市販の発泡ゴムのなかで、比重の最小なエチレンプロピレンゴム(EPDMスポンジ)を採用している。
エチレンプロピレンゴム(EPDMスポンジ)は、耐熱性、耐寒性も高く、150℃〜−60℃の環境で硬化することなく反発弾性を維持できる。
発泡ゴム(3)は、延長支持台(21)の前後先端方向の下面に地面と面接触する高さに接着層を介して付設される。
その位置は、支持台(2)への収納時は、支持台(2)の中央当たり位置し、
支持台(2)から振り出した状態では、支持台(2)中心から端部までの長さAの2倍以内の距離でかつその長さはAの長さに比して略50%〜略80%位の長さにして先端方向下面に設けている。
図1で示す一点鎖線の三角形は、基台(11)=2Aの長さと、ほぼ同じ長さの延長支持台(21)の先端=2A弱の長さを結んだもので、二等辺三角形を示している。
発泡ゴム(3)は、この二等辺三角形の先端から三角形の中心方向に向かう所定の長さに位置するように貼付されている。
この仮想の一点鎖線の二等辺三角形は、底辺(基台の長さ)と高さがほぼ等しいものから、高さがやや短いものになる。
実施例1では、基台(11)の長さは略42Cmで、支持台(2)の長さは略38,5cm,延長支持台(21)の長さは略17.5cmである。
左右の延長支持台(21)の下面には、端部から略10Cmの長さで、幅略3cm、厚さ略5mmの板状の発泡ゴム(3)が夫々貼付されている。
発泡ゴム(3)が、延長支持台(21)の長さの半分以上の長さで、地面に接地しているので、静止摩擦力は安定している。
図4は、実施例1の底面を示しているが、静止摩擦力は、基台(11)の左右端部の滑り止め(4)も作用している。
滑り止め(4)は、ゴムマット素材であるが、前後への動きを制御するように表面模様を対称にした2つの面を形成している。
一面は前方への動きに抗するような凹凸面を形成し、一面は後方への動きに抗するような凹凸面に形成している。つまり前後両方向に抗した突起を設けている。
滑り止め(4)は、地面から高さBをもつて付設されている。
三角停止表示板(1)は、左右の滑り止め(4)と離れた前後の発泡ゴム(3)の4個所の接地で、支持台(2)は地面から空間をもって維持される。
左右の滑り止め(4)と離れた前後の発泡ゴム(3)の4個所の接地は、路上に引っ掛けるというものではなく、面接触して静止摩擦力を保持し安定して接地するものである。
図6は、実施例1の三角停止表示板(1)の組み立てから、支持台(2)を回転し、延長支持台(21)を振り出して延ばし、路面に設置するまでの作業説明図である。
図6に表示した矢印のような順に組み立て、路上に設置される。
組み立ては左右傾斜辺を嵌合わせて組み立てるだけであり、支持台(2)を直交する位置に回転し、延長支持台(21)を振り出して、路上に設置する。
この組み立て作業は、10秒程度で可能であり、三角停止表示板(1)をケースから取り出してから遅くとも20秒程度で設置できる。
図7は、延長支持台(21)の振り出しの方向を縦方向にした実施例2である。
図7は、一側の延長支持台(21)の一部を示すもので、三角停止表示板の実施例2は、支持台(2)から下向きのスウィング式で縦方向に振り出される延長支持台(21)を設けたものである。
支持台(2)の先端に回転横軸(27)で延長支持台(21)を支承している。
実施例1とは、延長支持台(21)の振り出しの方向が横方向か、縦方向かの相違がある。
支持台(2)から下向きのスウィング式で振り出される延長支持台(21)の下面には、実施例1と同様な形態で発泡ゴム(3)が貼付されている。
図8は本考案に係る三角停止表示板の実施例3を示すもので、支持台から引き出し(スライド)式で引き出される延長支持台(21)の構成を示している。
図8は、一側の延長支持台(21)の一部を示すもので、
延長支持台(21)は、側面視で略コ状とし、上方にスライド片(50)を延設しており、このスライド片(50)を、支持台(2)に設けたスライド孔(51)に差し込んで前後動自在にしている。
この引き出し(スライド)式の延長支持台(21)は、両側に設けられる。
両側の延長支持台(21)の下面には、夫々発泡ゴム(3)を付設している。
スライド式で、最大延長した左右の延長支持台(21)の下面の発泡ゴム(3)は、前後の所定位置に在って、静止摩擦力によって三角停止表示板(1)を自立安定して維持する。
本考案は、三角停止表示板の安定装置として、回転する支持台及びその両側に設けた下面に発泡ゴムを付設した延びだす両側の延長支持台を提案するものである。この安定のための構造が本考案の要部であり、実施例はあくまで一例である。
本考案は、実施例1、実施例2、実施例3のみに限定されるものではない。
三角停止表示板の改良ではあるが、三角表示板に限るものではなく四角表示板にも適用できる。
本考案の三角停止表示板は、自動車用の車載用品で、高速道路上での設置において、耐風圧性があって安定した自立性のある構成であるので、地面上に置く他の安全標識や告知標識にも適用できる構造である。
特に、軽量であって耐風圧性があって自立するので、屋外に臨時的に設置する表示具としては、種々に応用できる。
1 三角停止表示板本体
11 基台
2 支持台(支持台)
21 延長支持台
23 中心回転軸
24 回転軸
25 支持台ストッパー
26 延長支持台ストッパー
27 回転横軸
3 発泡ゴム
4 滑り止め
5 蛍光辺
6 反射辺
7 蛍光辺
8 反射辺
9 蛍光辺
10 反射辺
50 スライド孔
51 スライド片

A 支持台中心から端部までの長さ
B 基台の地面からの高さ
K 延長支持台の回転或いは屈折の支点位置
X 基台の長手方向
Y 基台の長手方向と直交する方向
Z 基台の長手方向と直交する角度=直角

Claims (5)

  1. 停止表示板の基台に回転自在に取付けられた支持台の両側に、前記支持台の先端の回転軸に支承されて回動する延長支持台を設け、前記両側の延長支持台の先端下面に発泡ゴムを設けて接地を安定させたことを特徴とする三角停止表示板。
  2. 停止表示板の基台に回転自在に取付けられた支持台の両側に、前記支持台にスライドして前後動する延長支持台を設け、前記両側の延長支持台の先端下面に発泡ゴムを設けて接地を安定させたことを特徴とする三角停止表示板。
  3. 基台に組立てられ折り畳み自在に立設される自動車用の三角停止表示板の前記基台の底面の左右端部に滑り止めを設け、その左右滑り止めの間に中間を中心回転軸で支承して回転する支持台を設け、その支持台の両側に、夫々前記支持台の先端の回転軸に支承されて回動する延長支持台を設け、或いは前記支持台の両側に夫々スライドして前後動する延長支持台を設け、前記基台に対し直交方向に支持台を位置させかつ支持台から延伸する延長支持台も基台に対し直交方向に位置させることで、前記基台底面の両側の滑り止めと、前記両側に設けられた夫々の延長支持台の先端下面に設けた発泡ゴムとの4個所の接触で接地を安定させたことを特徴とする三角停止表示板。
  4. 前記発泡ゴムは板状で、延長支持台の長さの半分以上の長さに設けられて、地面と面接触することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の三角停止表示板。
  5. 前記発泡ゴムは、エチレンプロピレンゴムであることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の三角停止表示板。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017215360A (ja) * 2016-05-30 2017-12-07 エーモン工業株式会社 三角停止表示板
JP2019070757A (ja) * 2017-10-10 2019-05-09 多摩川クラフト有限会社 看板用重石

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