JP3192617B2 - 抗アレルギー剤 - Google Patents

抗アレルギー剤

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は天然物を用いた抗ア
レルギー剤に係わり、特に、ちねん(学名:Melastma do
decandrum Lour.)の抽出物を有効成分とする抗アレル
ギー剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、アレルギー性疾患用治療剤には、
クロモグリク酸ナトリウム、トラニスト、オキサトミド
等が開発されているが、これらの薬剤は消化器系や中枢
系に対して副作用を伴うことが知られている。
【0003】近年、社会問題になっているアトピー性皮
膚炎は、何らかのアレルゲンに対するアレルギー反応の
結果起こる疾患であって、未だに根本的な治療方法がな
いことから、既述の抗アレルギー剤を用いるか、炎症を
抑えるために副腎皮質ホルモン剤が外用されるが、副作
用がしばしば問題となっている。
【0004】ちねんは、中国東南、西南等に分布するノ
ボタン科の植物である。この植物は古くから薬用植物の
一つとして知られており、その全草や根が、月経痛、止
血薬、解毒薬などとして用いられている。しかし、ちね
んの全草や根がアレルギー性疾患に有効であることは知
られていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ちねんから
得られる抗アレルギー剤を提供することを目的とするも
のである。本発明は、また、副作用が少ない抗アレルギ
ー剤を提供することを目的とする。本発明は、また、ち
ねんから抗アレルギー成分を抽出することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】こ
の目的を達成するために、本発明はちねんの抽出物を有
効成分とする抗アレルギー剤であることを特徴とするも
のである。
【0007】ちねんの抽出物は、ヒスタミン遊離抑制作
用、ロイコトリエン遊離抑制作用及び活性酸素消去作用
を有し、アレルギー性疾患である気管支喘息、アトピー
性皮膚炎、アレルギー性鼻炎等、各種アレルギー疾患に
対して著効を示す。
【0008】これらはいずれもI型アレルギーに分類さ
れるものである。体外から異物(抗原)が体内に侵入す
ると、それに対する免疫グロブリン(IgE)が体内に
作られる。その後、再び外部から抗原が侵入すると抗原
抗体反応が起こり、肥満細胞、好塩基球より、ヒスタミ
ン、ロイコトリエン類などの化学伝達物質の放出が起こ
る。その結果、局所に好酸球や好中球を中心とした炎症
性細胞が浸潤し、酵素、化学伝達物質、活性酸素を放出
して炎症を惹起する。
【0009】本発明の有効成分はちねんを有機溶媒また
は水抽出することによって得られる。ちねんの抽出は、
次のようにして行われる。ちねんの全草または根を、乾
燥又は未乾燥の状態で粗切し、水および/または有機溶
媒を加えて行なわれる。この際、使用する有機溶媒とし
ては、例えばメチルアルコール、エチルアルコ−ル、イ
ソプロピルアルコール、酢酸エチル、アセトンがあげら
れるが、特にメチルアルコール、エチルアルコ−ル、ア
セトン等の含水溶媒が抽出効率が高く好ましい。
【0010】抽出溶媒の使用量はちねん1重量部に対し
て、抽出溶媒として水および/または上記有機溶媒を2
−10重量部である。好ましくは3−5重量部である。
抽出温度および時間は冷浸抽出の場合、5−40℃、好
ましくは15−25℃で、1−5日間、好ましくは2−
3日間である。
【0011】加熱抽出の場合、40℃からその抽出溶媒
の沸点近くまで、好ましくは70−80℃で、30分−
3時問、好ましくは1−2時問である。これらの方法に
おいて、ちねんから抽出操作を必要に応じて繰り返して
行ってもよい。
【0012】抽出液の濃縮温度は40℃以下で行うのが
好ましい。次いで、濃縮エキスをカラムクロマトグラフ
ィーに付し、次いで、減圧乾燥することにより粉末とし
て得ることができる。
【0013】粉末として得られた熱水抽出物は、極めて
毒性が低く、経口投与での急性毒性をICR系雄性マウ
スを用いて行ったところ、3.0g/kgの経口投与で
死亡例はなかった。
【0014】ちねんから抽出されたものは、ヒスタミン
遊離抑制作用、ロイコトリエン遊離抑制作用において際
だった効果を有しており、化学伝達物質の遊離によるア
レルギー性鼻炎、気管支喘息、アレルギー性皮膚炎、食
物アレルギー、炎症などの疾患の予防および治療に有効
である。
【0015】このちねんからの抽出成分は、既述の薬剤
以外に、医薬部外品、化粧品、食品等にも使用すること
ができる。
【0016】
【実施例】抽出例 ちねんの乾燥全草1.3kgを80%含水アセトン6L
中に一夜冷浸し、抽出液を除去する。更に、2回、80
%アセトン6Lにて抽出し、これらの抽出液を合わせ、
留去してエキス186.4gを得る。
【0017】このエキス180gをポリスチレンゲル
(日本練水製品ダイヤイオンHP‐20)2.5Lを担
体とするカラムクロマトグラフィーを行った。展開溶媒
には、メタノール水溶液を用い、メタノールの濃度を0
%、50%、75%、100%で流出した後、アセトン
で溶出した。これらの溶離液を各12L使用した。これ
らの画分を減圧下濃縮乾固し、茶色の粉末を得た。
【0018】成分分析 ちねんの全草1.5kgを細切し、80%含水アセトン
6Lを用いて室温下24時間抽出後、慮過し、抽出残渣
をさらに80%含水アセトン6Lを用いて室温下24時
問抽出する。上記2回の抽出液を合わせ、減圧下で溶媒
を留去し、80%アセトン抽出エキス350.0gを得
た。このエキス300.0gをダイアイオンHP‐20
(日本練水社製)を用いた力ラムクロマトグラフィー
(径12cm,長さ30cm)に付し、水にて流出し、
水流出エキス187.86g、次に水一メタノール
(1:1)にて溶出しエキス46.94g、水一メタノ
ール(l:3)にて溶出しエキス30.23g、メタノ
ールにて流出しエキス12.34g、80%アセトンに
て流出しエキス6.56gを得た。
【0019】次に水一メタノール〈1:1)にて溶出
し、エキス40.0gをセファデックスLH‐20を用
いた力ラムクロマトグラフィー(径8cm.長さ40c
m)に付し、水からメタノールの含量を順次増やして流
出し、8画分(Fr.1−8)を得た。
【0020】Fr.4(2.20g)はトヨパールHl
W‐40cを用いたカラムクロマトグラフィー(径2c
m,長さ35cm)に付し、水一メタノール(7:3→
0:1)で溶出し、水一メタノール〈3:7)の画分か
らメタノールで溶出する画分(1.124g)をMCl
gelCHP‐20(三菱化学社製)を用いたカラムク
ロマトグラフィー(径4cm,長さ20cm)に付し、
30.7mgのものが得られた。
【0021】Fr.7(メタノール流出部)(25.0
0g)はMClgel CHP‐20Pを用いたカラム
クロマトグラフィー(径4.5cm,長さ33cm)に
付し、水一メタノール混液にて流出し、20−40%メ
タノ−ル画分19.97gを得た。この画分19.80
gをODS−5015−12(センシュー科学社製)を
用いたカラムクロマトグラフィー(径2cm,長さ31
cm)に付し、水からメタノールを順次増やして流出
し、15%メタノール画分4.011g、50%メタノ
ール画分2.690gをそれぞれ得た。15%メタノー
ル画分4.000gはトヨパールHW‐40を用いたカ
ラムクロマトグラフィー(径2cm,長さ35cm)に
付し、氷からメタノールの含量を順次増やして流出し、
30−50%メタノール画分778.5gを得、これを
さらにセファデックスLH‐20を用いたカラムクロマ
トグラフィー(径2cm,長さ35cm)に付し、図1
に示すTin‐2(casuarictin)78.5
mgが得られた。
【0022】先のODS‐5015・12カラムクロマ
トグラフィ−の50%メタノール画分の2.670g
は、トヨパールHW‐40を用いたカラムクロマトグラ
フィー(径2cm.長さ35cm)に付し、水からメタ
ノールの含量を順次増やして流出し、30−40%メタ
ノール画分515.3mgと50%メタノール画分2.
690gを得、30−40%メタノール画分515.3
mgはMClgelCHP‐20Pを用いたカラムクロ
マトグラフィー(径4cm,長さ22cm)に付し、図
2に示すTin‐11(pterocarininC)
31.l mgを得、50%メタノール画分2.690
gはMClgelCHP‐20Pを用いたカラムクロマ
トグラフィー(径4cm,長さ22cm)に付し、図3
に示すTin‐6(pedunculagin)25.
4mgを得た。
【0023】抗アレルギー性試験 抽出エキスおよび各画分の収量とヒスタミン遊離抑制効
果について試験した結果、表1に示すように、Comp
ound48/80(例1)および後述のように抗原抗
体反応(DNP‐BSA−DNP‐IgE)(例2)に
よるヒスタミン遊離抑制試験においてちねん抽出エキス
活性は強い抑制効果を示した。また、このエキスの各画
分についてCompound48/80刺激によるヒス
タミン遊離抑制試験においては50%メタノール画分に
強い抑制を示した(例3)。ロイコトリエン遊離抑制試
験(例4)においても強い抑制効果が認められた。
【0024】
【表1】
【0025】*陽性対象物質は、インドメタシン(0.
25μM(=8.9mg/ML))である。ヒスタミン遊離
阻害率は、46.8(%)であった。
【0026】*50%阻害濃度(IC50):25.9
μg/mg
【0027】
【表2】
【0028】*陽性対象物質は、インドメタシン(0.
25μM(=8.9mg/ML))である。ヒスタミン遊離
阻害率は、46.8(%)であった。
【0029】*IC50:15.8 μg/mL
【0030】
【表3】
【0031】*陽性対象物質は、インドメタシン(0.
25μM(=8.9mg/ML))である。ヒスタミン遊離
阻害率は、46.8(%)であった。
【0032】
【表4】
【0033】*1:18.1mg/MLヒスタミン遊離抑制作用試験 7−8週齢のウイスター系ラットを断頭後放血させ、腹
腔内に冷タイロード液を注入し、公知の方法により肥満
細胞を単離し、1−2×106cell/mLとなるよ
うに0.2パーセント牛血清アルブミン(BSA)を含
むタイロード液に懸濁し、細胞浮遊液を調整した。各抽
出物を各濃度に調整した試料溶液に上記細胞浮遊液を加
えて37℃、5分間インキュベートを行い、脱顆粒誘発
剤にCompound48/80を用いた場合はこれを
加え、37℃、10分間インキュベートを行う。
【0034】また、抗原抗体反応によるヒスタミン遊離
抑制試験には脱顆粒誘発剤に抗ジニトロフェニル−マウ
ス モノクローナルIgE抗体を加えて37℃、l時間
インキュベートを行った後、細胞はタイロード液で洗浄
する。この感作した肥満細胞を試科溶液に加え、37
℃、5分問インキユベートを行い、抗原としてジニトロ
フェニル(DNP)‐BSAとフォスファチジルセリン
を加え、37℃、10分間インキュベートを行う。これ
らの反応液は氷冷して反応を停止、遠心分離した上澄に
0.1N塩酸を加えた後、ヒスタミン量をSaito
(J.Chromatogr. 595,163(19
82))の方法に準じて高速液体クロマトグラフィーに
より測定した。この結果から、阻害率を次式により算出
した。
【0035】阻害率(%)=(1−{(A−B)/(C
−B)})×100 A:ちねんエキスの存在下でCompound48/8
0あるいはDNP‐BSAにより遊離されるヒスタミン
量 B:自発的に遊離されるヒスタミン量 C:Compound48/80あるいはDNP‐BS
Aにより遊離されるヒスタミン量ロイコトリエン遊離抑制作用試験 肥満細胞は、上記の方法で採取したものをリン酸緩衝液
(PBS)にて1×107 cells/mLの細胞懸濁
液になるように調製した。試料溶液に細胞浮遊液を加
え、37℃、5分間インキュベートした。この溶液をカ
ルシウムイオノファA23187中にいれ、37℃、1
0分間インキュベート後、冷却したPBSを加え、遠心
操作を行った。
【0036】この上清をIsoluteC18(EC)に
吸着させた後、水、0.1%酢酸を含む30%メタノー
ル及びメタノールで、各々3mlを用い流出した。メタ
ノール流出画分は減圧乾固後、メタノールに溶解し、H
PLC{カラム:Capcell pak UG‐12
0A(4.6i.d.×250mm)、移動相:0.2
mMCH3COONa/CH3CN/CH3OH/TF
(55/30/22/0.04)、流速:1mL/分、
検出:紫外線,280nm}により定量した。この結果
から、阻害率を次式により算出した。
【0037】 阻害率(%)={(1−(A/B)}×100 A:ちねんエキスの存在下でカルシウムイオノファーA
23187により遊離されるロイコトリエン量 B:カルシウムイオノファーA23187により遊離さ
れるロイコトリエン量活性酸素消去作用試験 実験は一部修正した大柳の方法(Ana1.Bioch
em.,142,290−296(1984))により
行った。0.1mMキサンチン(0.2ml)、0.1
mg/ヒドロキシルアミン‐O‐スルファニル酸と1m
Mヒドロキシルアンモニウムクロライドの混液および7
mMホウ酸緩衝液(pH8.3)に、試料あるいは水を
加えた後、6.3×10-2U/ml キサンチン オキ
シダーゼ(XOD)あるいは水を加え、37℃、30分
間インキユベート後、2mMスルファニル酸溶液、20
ミクロンMN−1ナフチルエチレンジアミンおよび1
6.7%酢酸の混液を加え、室温で30分放置後、可視
光線(OD)550nmを測走した。また、牛の赤血球
より調製したsuperoxide dismutas
e(SOD)を陽性コントロールに用いた。結果を例5
として表に示す。
【0038】阻害率の算出 阻害率(%)={(1−(A/B)}×100 A:XOD添加時時のOD−XOD無添加時時のOD B:対照のXOD添加時時のOD一対照のXOD無添加
時時のOD
【0039】
【表5】
【0040】*1:0.01(μg/mL) IC50=3μg/mLラットマスト細胞によるinvitroにおける抗原抗
体反応(DNP‐BSA−DNP‐IgE)によるヒス
タミン遊離抑制効果 50%阻害濃度(IC50)の算出 プロット法により50%阻害濃度を計算した。
【0041】 化合物 IC50値(μg/m1) casuarictin 1.6 pterocarinin C 1.3 pedunculagin 1.5 この結果、ちねんの各成分にも、優れた抗アレルギー効
果が存在することが確認された。
【0042】臨床試験 1.男36歳 30歳から原因の喘息発作に見まわれた。喘息の発作が
しなくても聴診器により両方の肺から喘鳴音が聞こえ
る。従前の治療は、Slautamot.、Aminophylline、Predn
isoneの服用及び中医処方であったが効果なし。ちねん
の抽出粉末をl2日服用したところ、20ヶ月ほど喘息
の症状が無く、しかも喘鳴音も無くなった。
【0043】2.男、18歳 8歳ごろから皮膚病であり喘息発作が出現した。その後
9年間に喘息発作が時々発生。特に風邪、気侯が変化し
た時は特に症状が激しい。今までの治療は、Aminophyll
ine、 Prednisoneの服用及び中医処方であったが症状
の改善は特に見られなかった。ちねんの抽出粉末を3日
服用したところ、ほぼ1年半ほど喘息の症状が無かっ
た。
【0044】3.男、16歳 6歳ごろから喘息発作が出現した。その後毎年の春と秋
には、それぞれ2月位夜間に喘息がひどくなる。今まで
の治療は、Aminophylline、 Prednisoneの服用及び中
医処方であったが症状の改善は特に見られなかった。ち
ねんの抽出粉末を6日服用したところ、ほぼ1年ほど喘
息の症状が無かった。
【0045】4.男、13歳 9歳ごろから喘息発作が出現した。その風邪のとき、ま
た、毎年の春と秋には、喘息の症状がひどくなる。今ま
での治療は、抗生物質、Aminophylline、Prednisoneの
服用及び中医処方であったが症状の改善は特に見られな
かった。ちねんの抽出粉末を5日服用したところ、喘息
の症状が軽くなった。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ち
ねんから得られる抗アレルギー剤を提供することができ
る。また、副作用が少ない抗アレルギー剤を提供するこ
とができる。さらに、ちねんから抽出された抗アレルギ
ー成分を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ちねんから抽出された第1の成分の化学構造式
である。
【図2】その第2の成分の化学構造式である。
【図3】その第3の成分の化学構造式である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A61P 43/00 113 A61P 43/00 113 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 35/78 BIOSIS(DIALOG) CA(STN) MEDLINE(STN)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ちねんの抽出物を有効成分とする抗アレ
    ルギー剤。
  2. 【請求項2】 前記有効成分は、有機溶媒または水抽出
    によって得られる、請求項1記載の抗アレルギー剤。
  3. 【請求項3】 有機溶媒は、メチルアルコール、エチル
    アルコ−ル、イソプロピルアルコール、酢酸エチル、ア
    セトン、特にメチルアルコール、エチルアルコ−ル、ア
    セトンの少なくとも一つである、請求項2記載の抗アレ
    ルギー剤。
  4. 【請求項4】 ちねん中の抗アレルギー成分を有効成分
    として含有する薬剤。
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