JP3192601U - ロックナット - Google Patents
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Abstract
【課題】ナットの収容空間の長手方向には、螺子を弾性的に押し付ける挟み具が設けられており、挟み具により、螺合の過程中にナットと螺子が動かなくなる現象が発生しないロックナットを提供する。【解決手段】ねじ穴11を有し、ねじ穴11の裏壁面に収容空間13が少なくとも一つ設けられており、収容空間13はねじ穴11の軸方向に沿って設けられているナット10と、ナット10の収容空間に組み付けられている弾性付きストリップ21であり、弾性付きストリップ21には、螺子に弾性的に押付ける挟み部22が少なくとも一つ設けられている少なくとも一つの挟み具20と、を含む。【選択図】図2
Description
本考案は、ナットに関し、特に、ロックナットに関するものである。
従来の螺子とナットの締結構造は、部材を位置決めして固定することができ、そして重複して脱着することができる。螺子とナットの組合せは、動的な負荷を受け、又は振動を受けると、緩みやすいため、部材を位置決めして固定する効果が低下する虞があり、特に、高速に運転している車両や機械設備に組み付けられている螺子とナットの組合が緩むと、重大な事故が発生する。このため、螺子とナットの緩みの問題を如何に解決するかは、重要な課題となる。
図11を参照する。図11は従来のロックナットの構成を示す断面図である。被固定物51に螺子50を挿通して、スプリングワッシャー52を螺子50に嵌めて、螺子50にナット53を螺合すると、ナット53がスプリングワッシャー52を締付けて、スプリングワッシャー52の弾力により、スプリングワッシャー52がナット53と被固定物51とに弾性的に押し付ける。このように、螺子とナットの緩みを防止することが可能である。
上記のような螺子とナットの緩み止め構造は、日常生活によく見られ、これは、スプリングワッシャーの弾力により、スプリングワッシャーがナットの外縁に弾性的に押し付けるため、緩み止め効果がある。従来の別の螺子とナットの緩み止め構造は、ナットの内ねじと螺子の間に設けられており、緩み止め効果もある。
図12を参照する。図12は従来の別のロックナットの構成を示す断面図である。このようなロックナットは、ナット61のねじ穴にC型止め輪60を組付けて、ナット61と螺子62を螺合すると、C型止め輪60は、ナット61の隙間63に位置し、ナット61の内ねじ611と螺子62の外ねじ621を係止する。このように、ナット61と螺子62の緩みを防止することが可能である。
上記のロックナットは、C型止め輪がナットと螺子の間にある隙間に位置してナットと螺子を係止することにより、ナットと螺子の緩みを防止することが可能である。しかし、C型止め輪は、ナットの内ねじと螺子の外ねじの間にある隙間に位置するため、ナットの内ねじ及び螺子の外ねじと摩擦して、ナットと螺子をスムーズに螺合することができず、更に、螺合の過程中に、C型止め輪が動かなくなることがある。
本考案の主な目的は、ナットの収容空間の長手方向に挟み具が設けられているロックナットを提供することにある。
本考案の次の目的は、挟み具が螺子を弾性的に押し付けることにより、螺合の過程中に、ナットと螺子が動かなくなる現象が発生しないロックナットを提供することにある。
本考案のロックナットによると、ねじ穴を有し、ねじ穴の裏壁面に収容空間が少なくとも一つ設けられており、収容空間はねじ穴の軸方向に沿って設けられているナットと、
ナットの収容空間に組み付けられている弾性付きストリップであり、弾性付きストリップには、螺子に弾性的に押付ける挟み部が少なくとも一つ設けられている少なくとも一つの挟み具と、
を含むことを特徴とする。
ナットの収容空間に組み付けられている弾性付きストリップであり、弾性付きストリップには、螺子に弾性的に押付ける挟み部が少なくとも一つ設けられている少なくとも一つの挟み具と、
を含むことを特徴とする。
本考案のロックナットによると、弾性付きストリップの挟み部は、収容空間からやや突出していることを特徴とする。
本考案のロックナットによると、ねじ穴の裏壁面には、収容空間が間隔を置いて少なくとも二つ設けられており、
挟み具は、少なくとも二つあり、ナットの収容空間にそれぞれ組み付けられており、各挟み具は、ストリップ状を呈し、その長手方向がねじ穴の軸方向に平行することを特徴とする。
挟み具は、少なくとも二つあり、ナットの収容空間にそれぞれ組み付けられており、各挟み具は、ストリップ状を呈し、その長手方向がねじ穴の軸方向に平行することを特徴とする。
本考案のロックナットによると、ナットのこれらの収容空間は、同じ間隔を置いてねじ穴の裏壁面に設けられていることを特徴とする。
本考案のロックナットによると、ねじ穴を有し、ねじ穴の裏壁面に収容空間が少なくとも一つ設けられており、収容空間はねじ穴の軸方向に沿って設けられているナットと、
ストリップ状を呈し、第1面と、第1面の反対側に位置する第2面と、を含み、ナットの収容空間に設けられており、その長手方向が収容空間の長手方向に平行し、第1面は、軟性材料を採用し、ねじ穴に面しており、第2面は収容空間に面している少なくとも一つの挟み具と、
を含むことを特徴とする。
ストリップ状を呈し、第1面と、第1面の反対側に位置する第2面と、を含み、ナットの収容空間に設けられており、その長手方向が収容空間の長手方向に平行し、第1面は、軟性材料を採用し、ねじ穴に面しており、第2面は収容空間に面している少なくとも一つの挟み具と、
を含むことを特徴とする。
本考案のロックナットによると、挟み具の第1面の硬さは第2面よりも低いことを特徴とする。
本考案のロックナットによると、挟み具は、第1材料層と、第1材料層と面的に結合する第2材料層と、から構成され、第1材料層の表面は第1面であり、第2材料層の表面は第2面であり、第2材料層の硬さは第1材料層よりも高いことを特徴とする。
本考案のロックナットによると、挟み具の第1面は、収容空間からやや突出していることを特徴とする。
本考案のロックナットによると、ねじ穴を有し、ねじ穴の裏壁面に収容空間が少なくとも一つ設けられており、収容空間はねじ穴の軸方向に沿って設けられているナットと、
軟性材料を採用し、ストリップ状を呈し、ナットの収容空間に設けられており、その長手方向が収容空間の長手方向に平行する少なくとも一つの挟み具と、
を含むことを特徴とする。
軟性材料を採用し、ストリップ状を呈し、ナットの収容空間に設けられており、その長手方向が収容空間の長手方向に平行する少なくとも一つの挟み具と、
を含むことを特徴とする。
本考案のロックナットによると、挟み具のねじ穴に向いている面は、収容空間からやや突出していることを特徴とする。
本考案のロックナットによれば、次のような効果がある。
(1)ナットの収容空間の長手方向に挟み具が設けられている。
(1)ナットの収容空間の長手方向に挟み具が設けられている。
(2)挟み具が螺子を弾性的に押し付けることにより、螺合の過程中に、ナットと螺子が動かなくなる現象が発生しない。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施例1)
まず、図1及び図2を参照する。図1は本考案の実施例1の弾性付きストリップを示す斜視図であり、図2は本考案の実施例1の弾性付きストリップがナットに入れられた状態を示す断面図である。本考案の実施例1は、ナット10と、少なくとも一つの挟み具20と、を含む。
(実施例1)
まず、図1及び図2を参照する。図1は本考案の実施例1の弾性付きストリップを示す斜視図であり、図2は本考案の実施例1の弾性付きストリップがナットに入れられた状態を示す断面図である。本考案の実施例1は、ナット10と、少なくとも一つの挟み具20と、を含む。
ナット10はねじ穴11を有する。ねじ穴11の裏壁面には、内ねじ12と、少なくとも一つの収容空間13と、が設けられている。収容空間13はねじ穴11の軸方向に沿って設けられている。本実施例では、収容空間13が二つある。二つの収容空間13は、ねじ穴11の軸心を中心として180度に離れている。各収容空間13の両端は、閉鎖されており、ナットの端面に貫通しないことが好ましい。
挟み具20は、ナット10の収容空間13に組み付けられている弾性付きストリップ21であり、金属を採用し、弾性又は柔軟性を有する。本実施例では、挟み具20が二つある。各弾性付きストリップ21は、各収容空間13に弾性的に係止されており、又はその両端が各収容空間13の両端にそれぞれ弾性的に押付けることにより、収容空間13に位置決めされる。各弾性付きストリップ21には、収容空間13からやや突出する挟み部22が設けられている。このように、挟み部22は、図3に示すように、螺子30の外ねじ31を係止することが可能である。
図3及び図4を参照する。図3は本考案の実施例1のナットが螺子と螺合する状態を示す断面図であり、図4は図3における4−4線の断面図である。ナット10は、螺子/ボルトと螺合して被固定物を締結する。特に、高速に運転する、車両、飛行機、船、又は機械設備などの激しい振動を受ける部材を締結する場合には、ナット10の内ねじ12が螺子30の外ねじ31と螺合し、このとき、二つの弾性付きストリップ21の挟み部22が螺子30の外ねじ31を弾性的に押付けるため、螺子30がナット10に締付けられて、激しい振動を受けても、螺子30とナット10が緩まない。このように、螺子30とナット10の緩みによる不意な事故を防止することが可能である。
ナット10の収容空間13には、ナット10の軸方向に平行する弾性付きストリップ21が設けられている。弾性付きストリップ21は、螺子30の外ねじ31を弾性的に押し付けるため、螺子30がナット10に弾性的に締付けられる。これは、従来のもののC型止め輪60の周面がナット61の内ねじ611と螺子62の外ねじ621とを係止するという方式と相違し、そして弾性付きストリップ21は、螺子30の表面に弾性的に押付けられ、又は螺子30の表面を弾性的に挟むことにより、ナット10と螺子30の締付は、弾性的であり、係止方式を採用しないため、螺合の過程中に、ナット10と螺子30が動かなくなることはない。
(実施例2)
図5を参照する。図5は本考案の実施例2のナット10が螺子と螺合する状態を示す断面図である。
図5を参照する。図5は本考案の実施例2のナット10が螺子と螺合する状態を示す断面図である。
本実施例では、ナット10のねじ穴11に二つの挟み具が設けられている。前記挟み具は弾性付きストリップ21である。各弾性付きストリップ21には、螺子30の外ねじ31を弾性的に押付け、又は螺子30の外ねじ31を弾性的に挟む挟み部22が二つ設けられている。挟み部22により、ナット10と螺子30の間の弾性的な挟み力が増加し、ナット10と螺子30の緩みを効果良く防止することが可能である。もちろん、必要によって、弾性付きストリップ21に二つ以上の挟み部22を設けてもよい。
(実施例3)
図6及び図7を参照する。図6は本考案の実施例3の挟み具の外観を示す斜視図であり、図7は本考案の実施例3の挟み具がナットにに入れられた状態を示す断面図である。本考案の実施例3は、ナット10と、少なくとも一つの挟み具40と、を含む。
図6及び図7を参照する。図6は本考案の実施例3の挟み具の外観を示す斜視図であり、図7は本考案の実施例3の挟み具がナットにに入れられた状態を示す断面図である。本考案の実施例3は、ナット10と、少なくとも一つの挟み具40と、を含む。
ナット10はねじ穴11を有する。ねじ穴11の裏壁面には、内ねじ12と、少なくとも一つの収容空間13と、が設けられている。収容空間13はねじ穴11の軸方向に沿って設けられている。本実施例では、収容空間13が二つある。二つの収容空間13は、ねじ穴11の軸心を中心として180度に離れている。
挟み具40は、ストリップ状を呈し、第1面411と、第1面411の反対側に位置する第2面421と、を含む。詳細的には、挟み具40は、第1材料層41と、第1材料層41と面的に結合する第2材料層42と、から構成される。挟み具40は、ナット10の収容空間13に組み付けられている。挟み具40の長手方向は、収容空間13の長手方向に平行する。挟み具40の第1材料層41の表面は第1面411である。第1面411はねじ穴11に向いている。第1材料層41は、軟性材料、又は柔軟性や弾性を有する材料を採用する。例えば第1材料層41は樹脂又はゴムを採用する。このように、第1面411の表面は、柔軟性や弾性を有する。挟み具40の第1材料層42は収容空間13からやや突出し、第1材料層42は螺子30の外ねじ31に押付けることが好ましい。挟み具40の第2材料層42の表面は、収容空間13に向いている第2面421である。第2材料層42は、硬度がより高く、例えば金属を採用する。
(実施例3)
図8及び図9を参照する。図8は本考案の実施例3のナットが螺子と螺合する状態を示す断面図であり、図9は図8における9−9線の断面図である。本考案の実施例3のナット10は、螺子/ボルト30と螺合して被固定物を締結する。ナット10の内ねじ12は螺子30の外ねじ31と螺合する。このとき、二つの挟み具40の第1面411は螺子30の外ねじ31を弾性的に押付けることにより、螺子30がナット10に弾性的に締付されて、激しい振動を受けても、螺子30とナット10が緩まない。このように、螺子30とナット10の緩みによる不意な事故を防止することが可能である。
図8及び図9を参照する。図8は本考案の実施例3のナットが螺子と螺合する状態を示す断面図であり、図9は図8における9−9線の断面図である。本考案の実施例3のナット10は、螺子/ボルト30と螺合して被固定物を締結する。ナット10の内ねじ12は螺子30の外ねじ31と螺合する。このとき、二つの挟み具40の第1面411は螺子30の外ねじ31を弾性的に押付けることにより、螺子30がナット10に弾性的に締付されて、激しい振動を受けても、螺子30とナット10が緩まない。このように、螺子30とナット10の緩みによる不意な事故を防止することが可能である。
(実施例4)
図10を参照する。図10は本考案の実施例4の挟み具40がナットに入れられた状態を示す断面図である。本実施例の挟み具40は、全部が第1材料層41で構成される。第1材料層41は、柔軟性又は弾性を有する材料を採用し、螺子/ボルト30に弾性的に押付けることが可能である。挟み具40のねじ穴11に向いている表面は、収容空間13からやや突出する。挟み具40は、ナット10の軸方向に沿うように収容空間13に設けられている。挟み具40の第1面411は、柔軟性又は弾性を有するため、螺子30の外ねじ31を挟み、又は噛むことにより、螺子30がナット10に弾性的に締付けられる。これは、従来のもののC型止め輪60の周面がナット61の内ねじ611と螺子62の外ねじ621とを係止するという方式と相違し、従来のものの欠点を改良する。すなわち、挟み具40は、螺子30の表面に弾性的に押付け、又は螺子30の表面を弾性的に挟むことにより、ナット10と螺子30の締付は、弾性的であり、係止方式を採用しないため、螺合の過程中に、ナット10と螺子30が動かなくなることはない。
図10を参照する。図10は本考案の実施例4の挟み具40がナットに入れられた状態を示す断面図である。本実施例の挟み具40は、全部が第1材料層41で構成される。第1材料層41は、柔軟性又は弾性を有する材料を採用し、螺子/ボルト30に弾性的に押付けることが可能である。挟み具40のねじ穴11に向いている表面は、収容空間13からやや突出する。挟み具40は、ナット10の軸方向に沿うように収容空間13に設けられている。挟み具40の第1面411は、柔軟性又は弾性を有するため、螺子30の外ねじ31を挟み、又は噛むことにより、螺子30がナット10に弾性的に締付けられる。これは、従来のもののC型止め輪60の周面がナット61の内ねじ611と螺子62の外ねじ621とを係止するという方式と相違し、従来のものの欠点を改良する。すなわち、挟み具40は、螺子30の表面に弾性的に押付け、又は螺子30の表面を弾性的に挟むことにより、ナット10と螺子30の締付は、弾性的であり、係止方式を採用しないため、螺合の過程中に、ナット10と螺子30が動かなくなることはない。
本考案は、ロックナットに適用することができる。
10 ナット
11 ねじ穴
12 内ねじ
13 収容空間
20 挟み具
21 弾性付きストリップ
22 挟み部
30 螺子
31 外ねじ
40 挟み具
41 第1材料層
42 第2材料層
50 螺子
51 被固定物
52 スプリングワッシャー
53 ナット
60 C型止め輪
61 ナット
62 螺子
63 隙間
411 第1面
421 第2面
611 内ねじ
621 外ねじ
11 ねじ穴
12 内ねじ
13 収容空間
20 挟み具
21 弾性付きストリップ
22 挟み部
30 螺子
31 外ねじ
40 挟み具
41 第1材料層
42 第2材料層
50 螺子
51 被固定物
52 スプリングワッシャー
53 ナット
60 C型止め輪
61 ナット
62 螺子
63 隙間
411 第1面
421 第2面
611 内ねじ
621 外ねじ
Claims (10)
- ねじ穴を有し、前記ねじ穴の裏壁面に収容空間が少なくとも一つ設けられており、前記収容空間は前記ねじ穴の軸方向に沿って設けられているナットと、
前記ナットの前記収容空間に組み付けられている弾性付きストリップであり、前記弾性付きストリップには、螺子に弾性的に押付ける挟み部が少なくとも一つ設けられている少なくとも一つの挟み具と、
を含むことを特徴とするロックナット。 - 前記弾性付きストリップの前記挟み部は、前記収容空間からやや突出していることを特徴とする、請求項1に記載のロックナット。
- 前記ねじ穴の裏壁面には、前記収容空間が間隔を置いて少なくとも二つ設けられており、
前記挟み具は、少なくとも二つあり、前記ナットの前記収容空間にそれぞれ組み付けられており、前記各挟み具は、ストリップ状を呈し、その長手方向が前記ねじ穴の軸方向に平行することを特徴とする、請求項1又は2に記載のロックナット。 - 前記ナットのこれらの前記収容空間は、同じ間隔を置いて前記ねじ穴の前記裏壁面に設けられていることを特徴とする、請求項3に記載のロックナット。
- ねじ穴を有し、前記ねじ穴の裏壁面に収容空間が少なくとも一つ設けられており、前記収容空間は前記ねじ穴の軸方向に沿って設けられているナットと、
ストリップ状を呈し、第1面と、前記第1面の反対側に位置する第2面と、を含み、前記ナットの前記収容空間に設けられており、その長手方向が前記収容空間の長手方向に平行し、前記第1面は、軟性材料を採用し、前記ねじ穴に面しており、前記第2面は前記収容空間に面している少なくとも一つの挟み具と、
を含むことを特徴とするロックナット。 - 前記挟み具の前記第1面の硬さは前記第2面よりも低いことを特徴とする、請求項5に記載のロックナット。
- 前記挟み具は、第1材料層と、前記第1材料層と面的に結合する第2材料層と、から構成され、前記第1材料層の表面は前記第1面であり、前記第2材料層の表面は前記第2面であり、前記第2材料層の硬さは前記第1材料層よりも高いことを特徴とする、請求項5に記載のロックナット。
- 前記挟み具の前記第1面は、前記収容空間からやや突出していることを特徴とする、請求項5、6又は7に記載のロックナット。
- ねじ穴を有し、前記ねじ穴の裏壁面に収容空間が少なくとも一つ設けられており、前記収容空間は前記ねじ穴の軸方向に沿って設けられているナットと、
軟性材料を採用し、ストリップ状を呈し、前記ナットの前記収容空間に設けられており、その長手方向が前記収容空間の長手方向に平行する少なくとも一つの挟み具と、
を含むことを特徴とするロックナット。 - 前記挟み具の前記ねじ穴に向いている面は、前記収容空間からやや突出していることを特徴とする、請求項9に記載のロックナット。
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