JP3192526U - 着脱可能な綴じ具 - Google Patents
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Abstract
【課題】カタログ、名刺、メモなどの綴じ対象材に穴を空けずに容易に整理保管と取り出し使用ができ、ファイル、手帳、机上などに装着する綴じ具を提供する。
【解決手段】綴じ対象材9の一側面側を粘着と狭持で着脱可能に支持する粘着狭持体2を設けた綴じ具1に、掛止穴6を有する連結部3または綴じ具の底面側に着脱可能な貼付粘着部を連結部として設ける。または端面粘着体5を介して上側狭持部と下側狭持部を粘着連結させた粘着狭持体を設けた綴じ具に、その綴じ具の挿入部4の一方端側を他方端より長くした挿入誘導部7を形成した粘着狭持体を設ける。
【選択図】図1
【解決手段】綴じ対象材9の一側面側を粘着と狭持で着脱可能に支持する粘着狭持体2を設けた綴じ具1に、掛止穴6を有する連結部3または綴じ具の底面側に着脱可能な貼付粘着部を連結部として設ける。または端面粘着体5を介して上側狭持部と下側狭持部を粘着連結させた粘着狭持体を設けた綴じ具に、その綴じ具の挿入部4の一方端側を他方端より長くした挿入誘導部7を形成した粘着狭持体を設ける。
【選択図】図1
Description
本考案は、カタログ、名刺、メモなど綴じ対象材を粘着と狭持で着脱可能に支持して、ファイル、バインダー、手帳、机上などに使用する着脱可能な綴じ具に関する。
従来、カタログ、書類などを資料として整理保存するのに、その資料にパンチ孔を空け、バインダー、綴じ具付きファイル、開閉可能なリング式ファイルなどを使用して整理保存することが一般的に行われている。
なお、本願で言うファイルは、記録済みの文書(伝票・カタログ・書類など)を綴じて整理・保管する綴じ具付き表紙と、バインダーは、綴じ穴付き用紙(ルーズリーフ、帳票など)を挿入して記録できる綴じ具付き表紙のそれぞれ一般的に表現されるものとします。
なお、本願で言うファイルは、記録済みの文書(伝票・カタログ・書類など)を綴じて整理・保管する綴じ具付き表紙と、バインダーは、綴じ穴付き用紙(ルーズリーフ、帳票など)を挿入して記録できる綴じ具付き表紙のそれぞれ一般的に表現されるものとします。
また、名刺交換したその名刺の取扱と保管について、その対面した受取り日時と相手方の情報などを名刺に直接、その場で記入して後日の参考資料に利用し、またはそのような情報を面会後に、その受取った名刺を持帰り改めて手帳などに記入整理して備忘録として保存使用している。
さらに、事務経費の削減とリサイクルの要請の中、コピーミス用紙、不要書類などの有効利用として、所定寸法に裁断してクリップ等で綴じてメモ帳として使用することが一般的に行われていた。
しかして、ファイルに装備された綴じ具のバインダー綴じ足に装着する綴じ穴を所有する綴じ側本体部分と、縦方向中心部に沿ってわずかな幅の貫通孔を設けた吊り下げ側本体とを一体化し、その綴じ穴を、ファイルに装備させている綴じ具のバインダー綴じ足に挿入し固定して、吊り下げ側本体の貫通孔にカタログを通して、カタログの折り返し部分まで挿入すると共に折り返して脱落しないように使用する実施例を示した「吊り下げ綴じ具」がある。(例えば、特許文献1参照)
また、書類等をバインダーにファイルする装置に関し、書類等のとじる側に直接穴を開けて記載内容が不明瞭にならないように、(イ)粘着テープ(1)の粘着面を、はくり紙(2)で覆い、(ロ)粘着テープ(1)に等間隔に穴(3)を設け、その粘着面を書類等のとじる側に接着する構成の実施例を示した「ファイル用の穴を備えた粘着テープ」がある。(例えば、特許文献2参照)
従来、カタログ、書類等を資料として保管するとき、その資料に、直接、穴を開けて、ファイル、バインダーに綴じているが、その綴じるパンチ孔により打ち抜かれ記載内容が不明瞭になり、またその穴から破れることも有り対策が待たれ、そしてそのカタログなどの資料を綴じたり取外したりするとき、その綴じ具のリング式ファイル、バインダーなど種類によっては着脱が容易にできず煩雑となり、よってカタログなどの資料を容易に繰り返し着脱して、整理保管と取出し使用できるものが求められていた。
また、名刺の情報整理と把握は、名刺交換時に受取り日時と相手方の情報などを後日の参考資料に、直接、名刺に記入することがあるが、そのとき複数人との面会では、名刺と人物と商談内容等の発言との区別が付かなくなることが有り、よってその名刺に直接、対面しているときに記入し、または面会後に、その情報を改めて手帳などに記入して整理していたが煩雑となり、このような課題を簡易に使用して解決できる手帳、システム手帳などの提供はなく、その場で名刺を綴じ込み保管と備忘録として、複数の名刺と区別して簡易に整理できるものが要望されていた。
さらに、メモ帳を机上などで使用するときメモ帳が動いて書きづらいことがあり、特に電話しながらメモ書きするとき片手ではそのメモ帳が動いて書きづらく、また従来、市販の綴じられたメモ帳またはコピーミス用紙、不要書類を利用して使用してクリップ止めして作られた手作りメモ帳は、メモ書きされたその一枚のメモを片手で取り外しづらく、さらにクリップ止めのものは、数枚一緒に引き出されることが多く、そのメモ用紙の着脱が煩雑で、それらの解決が求められていた。
加えて、特許文献1の「吊り下げ綴じ具」は、ファイルのバインダー綴じ足に、吊り下げ綴じ具が装着された、その吊り下げ綴じ具の貫通孔に、カタログを挿入、取外しを行うのは煩雑で、特に、そのカタログの挿入、取外しのときにカタログが破れる可能性が有り、素早くカタログの挿入、取外しができず、煩雑であった。
また、特許文献2の「ファイル用の穴を備えた粘着テープ」は、書類などを穴付きの粘着テープに貼り付けることで、直接、パンチ孔を空けること無く綴じることで、そのパンチ孔により記載内容が不明瞭になることは無いが、その書類を取外すとき、リング式ファイルなどの綴じ具を開く操作して外す必要が有り、特に、書類などを頻繁に綴じたり外したりする場合は、非常に煩雑で素早く取付け、取外しができにくかった。
以上のような課題を解決するため、カタログ、名刺、メモなど綴じ対象材を粘着と狭持で着脱可能に支持し、そのカタログなどの資料に穴を空けず容易に整理保管と取り出し使用ができ、また複数人との名刺を区別してその場で手帳、システム手帳などに綴じ込み保管と備忘録として使用し、さらに片手で容易にメモ用紙取り出せるように、メモ帳を使用時には動かないように机上などに固定させて使用し、それぞれの要途に対応させて構成して綴じ対象材を、粘着と狭持で着脱容易に使用すると共にファイル、バインダー、手帳、机上などに簡易に使用できる着脱可能な綴じ具を得ることを目的とする。
本考案は、上記課題の解決を達成するために、第1の解決手段として、カタログ、名刺、書類など綴じ対象材の一側面側を粘着と狭持で着脱可能に支持する粘着狭持体を設けた綴じ具において、該粘着狭持体を、連続する端面形状が横向きの略U字状で、該U字状の開口を挿入部とすると共にその奥端に端面粘着体を設け、該綴じ具をファイル、手帳などに着脱可能に装着できるように、その挿入部の反対側に、該ファイルなどの綴じ部に挿通掛止するための掛止穴を有する連結部を設け、または綴じ具の底面側に、紙面などの貼付対象面に着脱可能な程度の粘着度を有する貼付粘着部を設けたことで、
綴じ具の粘着狭持体の挿入部からカタログ、名刺、書類など綴じ対象材を挿入して、端面粘着体と該粘着狭持体の粘着と狭持を持って着脱可能に支持させ、その支持させた綴じ具を、ファイルなどの留め具に掛止穴を有する連結部を介して取付け、または手帳などの紙面の貼付対象面に貼付粘着部を介して着脱可能に貼着する。
綴じ具の粘着狭持体の挿入部からカタログ、名刺、書類など綴じ対象材を挿入して、端面粘着体と該粘着狭持体の粘着と狭持を持って着脱可能に支持させ、その支持させた綴じ具を、ファイルなどの留め具に掛止穴を有する連結部を介して取付け、または手帳などの紙面の貼付対象面に貼付粘着部を介して着脱可能に貼着する。
また、第2の解決手段は、横向きの略U字状の粘着狭持体が、カタログ、名刺、書類など綴じ対象材の狭持厚さに対応して粘着と狭持でその一側面側を着脱可能に支持できるように、上側狭持部と下側狭持部を個別に分離形成すると共に挿入部の奥端側に軟質変形部材の端面粘着体を介して該上側狭持部と下側狭持部を粘着連結させることで、
カタログ、名刺、書類など綴じ対象材を綴じ具の粘着狭持体の上側狭持部と下側狭持部との間の挿入部から挿入して、軟質変形部材の端面粘着体と、該上側狭持部と下側狭持部とで、粘着と狭持を持って着脱可能に支持させると共にカタログなどの綴じ対象材の枚数に対応する厚さに該軟質変形部材が変形して支持し、その支持された綴じ具を、ファイルなどの留め具に止め穴を有する連結部を介して取付け、または手帳などの紙面の貼付対象面に貼付粘着部を介して着脱可能に貼着する。
カタログ、名刺、書類など綴じ対象材を綴じ具の粘着狭持体の上側狭持部と下側狭持部との間の挿入部から挿入して、軟質変形部材の端面粘着体と、該上側狭持部と下側狭持部とで、粘着と狭持を持って着脱可能に支持させると共にカタログなどの綴じ対象材の枚数に対応する厚さに該軟質変形部材が変形して支持し、その支持された綴じ具を、ファイルなどの留め具に止め穴を有する連結部を介して取付け、または手帳などの紙面の貼付対象面に貼付粘着部を介して着脱可能に貼着する。
また、第3の解決手段は、綴じ具が、机上の水平面または机側面、柱、壁面などの垂直面の貼付対象面に着脱可能に装着できるように、複数枚のメモ用紙を粘着と狭持で着脱可能に支持する粘着狭持体を有する綴じ具の底面側に、該貼付対象面に着脱可能な程度の粘着度を有する連結部としての貼付粘着部を設けることで、
複数のメモ用紙を綴じ具の粘着狭持体の挿入部から挿入して、端面粘着体と該粘着狭持体で、粘着と狭持を持って着脱可能に支持させ、その支持された綴じ具を、貼付粘着部を介して机上の水平面または机側面、柱、壁面などの垂直面の貼付対象面に粘着させて着脱可能に装着する。
複数のメモ用紙を綴じ具の粘着狭持体の挿入部から挿入して、端面粘着体と該粘着狭持体で、粘着と狭持を持って着脱可能に支持させ、その支持された綴じ具を、貼付粘着部を介して机上の水平面または机側面、柱、壁面などの垂直面の貼付対象面に粘着させて着脱可能に装着する。
また、第4の解決手段は、粘着狭持体が、横向きの略U字状に開口した挿入部の一方端側を他方端より長く、受け口状に形成して挿入誘導部としていることで、
カタログ、名刺、書類、複数枚のメモ用紙など綴じ対象材を、挿入誘導部を介して綴じ具の粘着狭持体に挿入して粘着と狭持を持って着脱可能に支持するとしている。
カタログ、名刺、書類、複数枚のメモ用紙など綴じ対象材を、挿入誘導部を介して綴じ具の粘着狭持体に挿入して粘着と狭持を持って着脱可能に支持するとしている。
本考案は、上述したそれぞれの解決手段によって有効な効果を得るもので、特に、第1の解決手段によるその効果は、綴じ具をファイルなどの留め具に掛止穴を有する連結部を介して取付け、または手帳などの紙面の貼付対象面に貼付粘着部を介して着脱可能に貼着することで、カタログ、名刺、書類など綴じ対象材を粘着狭持する綴じ具を容易に取付け取外が行え、また綴じ具に形成する粘着狭持体の端面粘着体で綴じ対象材の端面の粘着と、粘着狭持体の弾発狭持でその綴じ対象材を粘着と狭持を持って着脱可能に支持するから、従来のようにパンチ孔を空けて綴じる必要が無いのでそのパンチ穴による書類の部分的欠損が発生せず、またその穴から破れることもない綴じ具の提供がきる。
また、綴じ具を、システム手帳の留め具に連結部の掛止穴を介して取付け、または手帳の紙面の貼付対象面に貼付粘着部を介して着脱可能に貼着することにより、名刺交換時における受取り名刺を綴じ具に支持させ、その支持する反対側の手帳紙面にその対面した受取り日時と相手方の情報などを書き留めることで、名刺とその時の情報が整理でき、後日の参考資料にできると共に面会後にそのような情報を改めて手帳などに記入整理する必要なく備忘録として使用できる。
また、第2の解決手段によるその効果は、カタログ、書類など綴じ対象材の枚数が多いときでも上側狭持部と下側狭持部の間の端面粘着体が、綴じ対象材の枚数の厚さに対応して変形支持し、それは端面粘着体を変形可能な軟質変形部材で形成することにより、その変形可能な軟質により変形が大きく、よってカタログ、書類など枚数が多い綴じ対象材も粘着狭持できる。
また、第3の解決手段によるその効果は、コピーミス用紙、不要書類を利用した手作りメモ帳として使用するとき、従来では複数のメモ用紙をクリップ止めして使用し、そのメモ用紙を取出すときクリップを緩めて取り出すが、複数枚が一緒に取出されるので、両手を使って一枚ずつ取出す必要が有り、電話中など片手がふさがっているとき煩雑となっていたが、複数のメモ用紙を綴じ具の粘着狭持体で粘着狭持させているので、一枚を引き出してもその粘着により他のメモ用紙が不必要に引き出されること無く、一枚毎容易に取出せる。
そして、上記従来ではメモ帳にメモ書きするとき、片手が塞がっているとメモ帳が動いて書きづらかったが、机上などの貼付対象面に着脱可能に貼付けできるので、メモ書きするとき容易に動かず、また上記メモ用紙を一枚取出すとき、片手で引出してもメモ帳が動かず容易に取出せ、また必要に応じてメモ帳を容易に移動させることができる。
さらに、第4の解決手段によるその効果は、カタログ、名刺、書類、複数枚のメモ用紙など綴じ対象材を綴じ具に装着するとき、挿入誘導部が開口した挿入部の一方端が長く受け口状に形成しているので、粘着狭持体の挿入誘導部を介して装着すると、その挿入誘導部から開口した挿入部の奥へ誘導されると共に粘着狭持体内の端面粘着体まで挿入でき、綴じ対象材が容易に、綴じ具に挿入できると共に粘着狭持されるので、綴じ対象材を綴じ具に装着するのが簡便で容易となる。
よって、本考案は、実用上著大な効果を奏する。
よって、本考案は、実用上著大な効果を奏する。
そこで第一の形態の着脱可能な綴じ具は、挿入部を形成する粘着狭持体とその奥端に端面粘着体を設けて粘着と狭持で着脱可能に支持すると共にファイルなどの綴じ部に着脱可能に装設できるように、前記挿入部の反対側に、挿通掛止するための掛止穴を形成した連結部を設け、または綴じ具の底面側に、紙面などの貼付対象面に着脱可能な程度の粘着度を有する貼付粘着部を設けることで、カタログ、書類、名刺などの着脱が容易な綴じ具を実現させた。
また、第二の解決手段の形態では、上記着脱可能な綴じ具の粘着狭持体を、上側狭持部と下側狭持部の個別に分離形成すると共に挿入部の奥端側に軟質変形部材の端面粘着体を介して該上側狭持部と下側狭持部を粘着連結することで、該軟質変形部材の端面粘着体の変形によりカタログ、書類などの綴じ対象材の枚数に対応する厚さに変形して支持させ、よって綴じ厚に対応できる着脱が容易な綴じ具を実現させた。
さらに、第三の解決手段の形態では、上記着脱可能な綴じ具の底面側に、机上などの貼付対象面に着脱可能な程度の粘着度を有する貼付粘着部を設けることで、その綴じ具が、机上の水平面または机側面、柱、壁面などの垂直面に粘着と共に着脱可能に装着して、メモ書きするときは容易に動かず、必要に応じて容易に移動でき、また必要に応じて、不必要に複数枚引き出されることなく、一枚毎取り出せるメモ用紙綴じ具を実現させた。
加えて、第四の解決手段の形態では、粘着狭持体の開口した挿入部の一方端側を他方端より長く、受け口状に形成した挿入誘導部を設けることで、カタログ、名刺、書類、複数枚のメモ用紙など綴じ対象材を、挿入誘導部を介して容易に挿入できる綴じ具を実現させ、また綴じ厚に対応でき、さらに動かず容易に一枚ごと取り出せるメモ用紙の綴じ具に対応できる着脱が容易な綴じ具を実現させた。
本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、第1の解決手段の綴じ具1は、第一実施例として図1および図2に示すように粘着狭持体2と連結部3を有し、該粘着狭持体2は、横向きの略U字状でその端面形状が連続し、そして該U字状の開口部分を挿入部4とすると共にその奥端に端面粘着体5を設け、また該連結部3は、その所定位置に掛止穴6を開設すると共に挿入部4の反対側の粘着狭持体2に一体的に設けている。
また、粘着狭持体2の挿入部4は、図1の他、各図に第4の解決手段として示すように、端面形状が横向き略U字状で開口した一方端側を他方端より長くして受け口状に形成した挿入誘導部7を設け、また図示する挿入部4の上側の内側先端に突起部8と、挿入誘導部7側の内側先端に突起部8aを突設している。
そこで該綴じ具1は、図1および図2に示すように、カタログ、書類、メモ用紙など複数の綴じ対象材9を挿入部4の挿入誘導部7を介して挿入し、綴じ対象材9の端面を端面粘着体5で着脱可能に粘着すると共に挿入部4の上側と下側の挿入誘導部7の突起部8,8aで綴じ対象材9を狭持して、その粘着と狭持で着脱可能に綴じ対象材9を支持する。
しかして、第2の解決手段の綴じ具1aは、第二実施例として図3に示すように、上述第一実施例と略同様の実施例で相違に於いて、第一実施例の粘着狭持体2を、上側狭持部10と下側狭持部11として、上下個別に形成して粘着狭持体2aとすると共に該粘着狭持体2aの挿入部4の奥端側に軟質変形部材の端面粘着体5aを設け、その端面粘着体5aを介して上記上側狭持部10と下側狭持部11を一体的に粘着狭持体2aとして形成している。
なお、粘着狭持体2aは、第一実施例と略同様に、挿入部4と挿入誘導部7を設け、そのそれぞれに突起部8,8aを形成すると共に連結部3を形成している。
なお、粘着狭持体2aは、第一実施例と略同様に、挿入部4と挿入誘導部7を設け、そのそれぞれに突起部8,8aを形成すると共に連結部3を形成している。
しかして、第三実施例として図4に示す綴じ具1bは、上述第二実施例と略同様の実施例で相違に於いて、該粘着狭持体2aの上側狭持部10を円弧状に形成して粘着狭持体2bとし、また下側狭持部11aの底面側に貼付粘着部12を設けて連結部3の代わりとして後述する手帳などの紙面に直接貼付けする粘着狭持体2bとして装着するもので、名刺など一枚綴じの綴じ対象材9aを粘着と狭持で着脱可能にしている。
なお、粘着狭持体2bの上側狭持部10は、円弧状に形成しているので、その先端側が突起部8として機能し、また図4に示す下側狭持部11aの先端側に突起部8aを形成していないが上記各実施例のように突起部8,8aを形成しても好ましい。
しかして、第3の解決手段の綴じ具1cは、第四実施例として図5に示すように上述第一実施例と略同様の実施例で相違に於いて、第一実施例の挿入部4の反対側に一体的に設けている連結部3を第四実施例の綴じ具1cでは、連結部3aとしてその底面側の要部に着脱可能な低粘着の貼付粘着部12aを設けた粘着狭持体2cで、該粘着狭持体2cでメモ用紙など複数枚綴じの綴じ対象材9bを着脱可能に粘着と狭持で支持させ、後述する手帳などの紙面に直接、綴じ具1cを貼設して使用する。
なお、該粘着狭持体2cは、上述第一実施例と略同様に挿入部4と挿入誘導部7cを設け、そのそれぞれに突起部8,8aを形成し、また第三実施例のように、綴じ具1cの貼付粘着部12aを連結部3aの底面側全体、若しくはその一部に設けるようにしても好ましい。
なお、該粘着狭持体2cは、上述第一実施例と略同様に挿入部4と挿入誘導部7cを設け、そのそれぞれに突起部8,8aを形成し、また第三実施例のように、綴じ具1cの貼付粘着部12aを連結部3aの底面側全体、若しくはその一部に設けるようにしても好ましい。
而して、第一実施例の綴じ具1の使用例において、図6に示すように、カタログ、書類、メモ用紙などの綴じ対象材9を一枚又は複数枚同時に挿入部4の挿入誘導部7に突き入れるように挿入することで、該綴じ対象材9が挿入誘導部7に沿って端面粘着体5まで誘導挿入されて粘着されると共に突起部8,8aで狭持され、そのことで綴じ対象材9の端部側を着脱可能に粘着と狭持で支持するとしている。
そして、図7に示すように、粘着狭持体2に着脱可能にカタログ、書類、メモ用紙など複数の綴じ対象材9を綴じ具1に粘着と狭持支持させた状態で、一例のバインダー13のリング状綴じ具14に連結部3の掛止穴6に装着し、そして綴じ対象材9を適宜、取り出しと追加綴じは、上述したように挿入部4の挿入誘導部7を介して綴じ対象材9を容易に追加綴じと、取り出して使用する。
しかして、第二実施例の綴じ具1aの使用例は、上記第一実施例と略同様に使用し、その相違は図8に示すように、カタログ、書類、メモ用紙など複数の綴じ対象材9を第一実施例のものより多く狭持させることが可能なものとして、その狭持する上側狭持部10と下側狭持部11が独立して個別に形成されると共に軟質変形部材の端面粘着体5aを介して粘着連結して粘着狭持体2aとしているので、該端面粘着体5aが狭持する綴じ対象材9の厚さに対応して、該端面粘着体5aの全体が変形することで、その変形可能範囲で弾発と変形狭持すると共に上側狭持部10と下側狭持部11が弾発付勢して綴じ対象材9を狭持する。
なお、上述の第一実施例の綴じ具1、第二実施例の綴じ具1aの使用に加えて、その綴じ具1、1aを、数種類の色彩を付加することにより、カタログ、書類など綴じ対象材9のその内容、種別などを色分けによる分類別に綴じることができ、綴じるその内容、種別などをファイル、バインダーなどに綴じられたカタログ、書類を開いて捜すことなく、その色彩により容易に確認して使用できる。
しかして、第三実施例の綴じ具1bの使用例は、図9に示すように、名刺など一枚綴じ用(複数枚綴じることも可能)の綴じ対象材9aを粘着と狭持で着脱可能に使用し、また図10に示す一例の手帳15の見開きの一方側の紙面16に、直接、綴じ具1bを貼着すると共に他方側の紙面16aをメモなど記載面として使用し、図示では綴じ具1bを左側に貼着した状態で一例の名刺の綴じ対象材9a,9aが挿入され、右側を記載面として使用している状態を示している。
そして、上述図10に示す一例の手帳15aを見開き、その一方側の紙面16に綴じ具1bを貼着し、該綴じ具1bに一例の受け取った名刺の綴じ対象材9a,9aを粘着、狭持させ、他方側の見開き紙面16aをメモなどの記載面として、例えば名刺交換から交換相手との面談内容と日時、その他そのときの印象など後日のための情報をメモして備忘録とすることで、備忘録付きの名刺ファイルとして使用できる。
しかして、上述した実施例の一例の手帳15の他、システム手帳15aへの使用例としては、図11、図12に示すように、上述した一例の手帳15と略同様に使用し、その相違は、該システム手帳15aの構造上の相違点であるリング状綴じ具14に、連結部3を有する綴じ具1bの掛止穴6を介して装着し、上述した一例の手帳15と同様に使用する。
しかして、第四実施例の綴じ具1cの使用例は、図13および図14に示すように、一例のメモ帳として、複数枚のメモ用紙の綴じ対象材9bを粘着狭持体2cに粘着狭持させて、机上17などに貼付粘着部12aを介して着脱可能に装着して使用し、そのメモ用紙を使用するとき、貼付粘着部12aにより粘着固定されているので、メモ帳が動かず、よってその使い勝手が良く、またその一枚ごとのメモ用紙を片手で容易に抜き出すこともできる。
つまり、メモ用紙が粘着と狭持で支持されているので、抜き出すメモ用紙が、接する他のメモ用紙にその引き出す力が及んでも、その接する他のメモ用紙はその端面を端面粘着体5で粘着支持されているので、粘着狭持体2cの狭持力を超えて引き出しても、その引き出す一枚のメモ用紙以外は、粘着支持されているので付いて出てくることがない。
また、該綴じ具1cを、適宜、柱又は壁面等に着設してあらゆる場所でメモ帳として簡易に使用することで、使用における多様性が得られ、また綴じ具1cの表面側に社名などPR文言を付すことで、PR効果と配布商品などノベルティー商品ともなる。
そして、該綴じ具1cの使用において、コピーミス用紙又は不要書類を利用して、メモ用紙サイズに整えてメモ帳として使用することで、不要紙類がリサイクルでき、よって無駄を省き、事務経費の削減とリサイクルの要請に貢献できる。
本考案は、カタログ、書類、メモ用紙などをそれぞれ着脱自在にファイル、バインダー、メモ帳などに綴じる綴じ具と、また名刺交換時の名刺を装着して名刺の備忘録など、名刺の着脱と名刺に対応させてメモできる手帳または名刺ファイルとして使用できる。
1,1a,1b,1c 綴じ具
2,2a,2b,2c 粘着狭持体
3,3a 連結部
4 挿入部
5,5a 端面粘着体
6 掛止穴
7,7a,7b,7c 挿入誘導部
9,9a,9b 綴じ対象材
10,10a 上側狭持部
11,11a 下側狭持部
12,12a 貼付粘着部
13 バインダー
14 リング状綴じ具
15 手帳
15a システム手帳。
2,2a,2b,2c 粘着狭持体
3,3a 連結部
4 挿入部
5,5a 端面粘着体
6 掛止穴
7,7a,7b,7c 挿入誘導部
9,9a,9b 綴じ対象材
10,10a 上側狭持部
11,11a 下側狭持部
12,12a 貼付粘着部
13 バインダー
14 リング状綴じ具
15 手帳
15a システム手帳。
Claims (4)
- カタログ、名刺、書類など綴じ対象材の一側面側を粘着と狭持で着脱可能に支持する粘着狭持体を設けた綴じ具において、該粘着狭持体を、連続する端面形状が横向きの略U字状で、該U字状の開口を挿入部とすると共にその奥端に端面粘着体を設け、該綴じ具をファイル、手帳などに着脱可能に装着できるように、その挿入部の反対側に、該ファイルなどの綴じ部に挿通掛止するための掛止穴を有する連結部を設け、または綴じ具の底面側に、紙面などの貼付対象面に着脱可能な程度の粘着度を有する貼付粘着部を設けたことを特徴とする着脱可能な綴じ具。
- 横向きの略U字状の粘着狭持体が、カタログ、名刺、書類など綴じ対象材の狭持厚さに対応して粘着と狭持でその一側面側を着脱可能に支持できるように、上側狭持部と下側狭持部を個別に分離形成すると共に挿入部の奥端側に軟質変形部材の端面粘着体を介して該上側狭持部と下側狭持部を粘着連結させた請求項1記載の着脱可能な綴じ具。
- 綴じ具が、机上の水平面または机側面、柱、壁面などの垂直面の貼付対象面に着脱可能に装着できるように、複数枚のメモ用紙を粘着と狭持で着脱可能に支持する粘着狭持体を有する綴じ具の底面側に、該貼付対象面に着脱可能な程度の粘着度を有する連結部としての貼付粘着部を設けた請求項1又は請求項2に記載の着脱可能な綴じ具。
- 粘着狭持体が、横向きの略U字状に開口した挿入部の一方端側を他方端より長く受け口状に形成して挿入誘導部とした請求項1から請求項3のいずれか一項記載の着脱可能な綴じ具。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3192526U true JP3192526U (ja) | 2014-08-21 |
Family
ID=
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5866653B1 (ja) * | 2015-03-07 | 2016-02-17 | 倉三 桜井 | シート状物類差込み保持具および差込み保持器具 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5866653B1 (ja) * | 2015-03-07 | 2016-02-17 | 倉三 桜井 | シート状物類差込み保持具および差込み保持器具 |
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