JP3192364U - つゆ溜りに優れる波形側面に切断された豆腐 - Google Patents
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Abstract
【課題】プラスチック容器に密封収納された波形切断面を有する切断済豆腐を提供する。【解決手段】容器内に収納された豆腐がカッター本体20を用いて容器内で小片に切断される。前記カッター本体20は前記箱型収納容器10の切り込み溝11A,B,C,Dに相応して横列するカッター刃21A,B,C,Dをそれらを縦断する縦断カッター刃21Eで組み立ててなる。横列カッター刃21A,B,C,D,Eには、その側面に約2mm前後の振幅で2〜5mmの波長の波形側面を、その両端に刃先とのスペースを形成する支えを設ける。収納容器内で小片1−1から1−10に切断された豆腐片はフランジ部10aをシールすることにより密封されるが、密封された豆腐はシールを外すと均等に切れた状態で取り出すことができるので、そのまま、一口大の豆腐として別に用意した皿等に盛り付けることができる。【選択図】図1B
Description
本考案はプラスチック容器に収納され、つゆ溜りに優れる波形側面に切断された豆腐に関する。
一般に近年、豆腐は箱型プラスチック容器に充填して凝固させ、そのまま密封して販売される。したがって、豆腐容器は、底壁周縁部より立設した周壁上端縁より外方へフランジを延設し、内部に豆腐を収納した合成樹脂製の容器体と、該容器体の上端開口を閉塞して周縁部をフランジ上面にヒートシールした合成樹脂製の蓋板とからなるものが一般に知られている。
上記容器に収納した豆腐は、例えば、蓋板を容器体から剥がした後、要すれば適当な大きさに切断し、皿等に盛り付ける。従って、皿等に盛り付ける前に手に持ったり、或いは、まな板上に載置したりして切断を行うため豆腐が崩れ易く、また、切断した後の各切断片もバラバラになり易い。更に、目分量で切断することが多いため、切断片の大きさが不揃いになり易く、揃えて素早く切断するためには慣れを要する。そこで、揃えてしかも素早く豆腐の切断を行え、また、豆腐が崩れることを極力防止して皿等への移し替えを容易に行える豆腐容器として、底壁周縁部より立設した周壁上端縁より外方へ延設されたフランジ部に周方向間隔をあけて多数の縦線を縦設してなる目盛りを設け、フランジ部外周一側縁に切り取り可能に連結したカッター板を設けたものが提案されている(特許文献1)。
しかしながら、豆腐を鍋物又は冷奴に使う場合、一口大に切断されるだけでなく、箸でつかみやすく、味シミに優れる必要がある。
そこで、豆腐を均等巾の小片に切断した状態で豆腐容器に収納するだけでなく、小片に切断された豆腐は味シミに優れたつゆ溜り特性と箸つかみに優れたプラスチック容器入り小片切断済豆腐を提供することを目的とする。
そこで、豆腐を均等巾の小片に切断した状態で豆腐容器に収納するだけでなく、小片に切断された豆腐は味シミに優れたつゆ溜り特性と箸つかみに優れたプラスチック容器入り小片切断済豆腐を提供することを目的とする。
本考案者らは鋭意研究の結果、収納容器内で豆腐を切断するには容器底部にそれを超えてその刃先を受け入れる切り込み溝が必要であるが、、小片に切断された豆腐に味シミに優れたつゆ溜り特性と箸つかみに優れた特性を付与するには上下に切断される側面に水平方向に2〜5mmの波長の切れ込みを形成するのがよいことを見出して完成したもので,
容器に収納された、少なくとも豆腐塊がその長手方向に一定の切断巾間隔で上下に切断され、複数の豆腐片がプラスチック容器に密封収納された豆腐であって、その上下方向切断面に水平方向巾2〜5mmの波長で波形切断面を形成して箸掴みに優れ、つゆ溜り特性に優れる側面としてなることを特徴とするプラスチック容器入り切断済豆腐にある。
容器に収納された、少なくとも豆腐塊がその長手方向に一定の切断巾間隔で上下に切断され、複数の豆腐片がプラスチック容器に密封収納された豆腐であって、その上下方向切断面に水平方向巾2〜5mmの波長で波形切断面を形成して箸掴みに優れ、つゆ溜り特性に優れる側面としてなることを特徴とするプラスチック容器入り切断済豆腐にある。
本考案において、プラスチック容器内で豆腐塊を一定の切断巾間隔で上下に切断するには、収納容器の、少なくとも底壁に所望の切断巾の間隔で切断刃先端が侵入可能な切り込み溝を容器長手方向に複数個横列形成し、この容器内に収納された豆腐を、上面から底壁の切り込み溝内に少なくとも刃先が侵入するカッター本体で複数の小片に切断される必要がある。
本考案によれば、通常平坦に切断される小片豆腐の切断側面に、2〜5mmの波長の切断面で形成される側面としたので、取り出し後の小片の箸つかみに優れるだけでなく、味シミに優れたつゆ溜り特性を持たせることができる。なお、振幅2mm前後では波長が6mm以上となると味シミ特性の向上につながらず、1mm以下では側面形状が崩れやすく適当でない。
本考案にかかる豆腐の切断は、(a)上面を開口した箱型収納容器の少なくとも底壁に長手方向の切断巾の間隔でその直交方向に延びる切り込み溝11・・を容器長手方向に複数個横列形成したプラスチック収納容器10・・を用いて製造するのがよい。
他方、前記カッター本体は波長2〜5mmで、振幅2mm前後の波形に相応するカッター刃を備える。カッター刃には先端に波形刃先を設けてもよい。
以下、本考案の実施例の形態を図面を参照して説明する。
本考案の好ましい実施形態では、図1の(a)、(b)、(c)に示すように、
プラスチック容器内に収納してなる豆腐を製造するにあたり、(a)切り込み溝11・・を容器長手方向に複数個横列形成したプラスチック収納容器10を用意し、これに豆腐1を収納する工程と、(b)プラスチック収納容器の複数の切り込み溝11・・・に相応する配列に構成された複刃カッター本体20・・を用い、複数の小片に切断する工程と、(c)複数の小片に切断した豆腐を収納容器内に密封する工程を備える。
本考案の好ましい実施形態では、図1の(a)、(b)、(c)に示すように、
プラスチック容器内に収納してなる豆腐を製造するにあたり、(a)切り込み溝11・・を容器長手方向に複数個横列形成したプラスチック収納容器10を用意し、これに豆腐1を収納する工程と、(b)プラスチック収納容器の複数の切り込み溝11・・・に相応する配列に構成された複刃カッター本体20・・を用い、複数の小片に切断する工程と、(c)複数の小片に切断した豆腐を収納容器内に密封する工程を備える。
本考案の豆腐1は、箱型のプラスチック製収納容器10に収納され、開口部がヒートシールフィルムで密封される。収納容器10は合成樹脂等により形成され、底壁12周縁部より周側壁13を立設した上端面開口の有底矩形筒状をなしており、周側壁13上端縁より外方へフランジ部10aを延設している。また、周側壁13は上方へ行くに従って僅かに広がるテーパ状に形成し、収納した豆腐の抜き出しが容易に行えるようになっており、容器全体は補強のため、図示しない小さなリブが形成されている。本考案では図1(a)に示すように、前記プラスチック容器10の開口部において、外側に広がるフランジ部10aの一方からそれに続く側壁13aを通って、そして底壁12から他側の側壁13bを通って他側のフランジ部10aに至って、断面コ字形状の補強リブ11aを4本、豆腐の小片切断巾で複数個横列形成する。そして、これら複数個の横列補強リブの中央を縦断して前方のフランジ部から後方のフランジ部に至って延びる補強リブ11bを形成する。その結果、補強リブ11a,11bの内側は切り込み溝11A,B,C,Dと、それらを縦断する中央切り込み溝11Eが形成され、プラスチック容器の補強構造を利用して豆腐の容器内切断に必要な切り込み溝が形成される。
本考案では、容器内に収納された豆腐1が図1(b)に示すカッター本体20を用いて容器内で小片に切断される。前記カッター本体20は前記箱型収納容器10の切り込み溝11A,B,C,Dに相応して横列するカッター刃21A,B,C,Dをそれらを縦断する縦断カッター刃21Eで組み立ててなる。横列カッター刃21A,B,C,D、Eには、その側面に約2mm前後の振幅で2〜5mmの波長の波形側面を、その両端に刃先とのスペースを形成する支えを設ける。
収納容器内で小片1−1から1−10に切断された豆腐片はフランジ部10aをシールすることにより密封されるが、密封された豆腐はシールを外すと均等に切れた状態で取り出すことができる(図1(c)参照)ので、そのまま、一口大の豆腐として別に用意した皿等に盛り付けることができる。
取り出される豆腐片1−1から1−10には剪断された面には振幅約2mm前後で波長2〜5mmの波形側面をなすつゆ溜り面が形成されるので、味シミに優れるとともに、波形側面は平坦な切断面より思った以上に箸つかみに優れる。したがって、冷奴としては、側面がタレのつゆ溜りに優れ、また、一口大で箸つかみが良いから非常に好都合である。また、鍋豆腐として使っても味シミに優れ、箸つかみがよいので、蓮華を使うことなく、鍋から取り出し、食するのに好都合である。
図2は本考案の第2実施例で、切断態様が1列6段に変更された場合を示す製造工程の斜視図で、横列切り込み溝111A〜Eの5本だけが形成され、縦列切り込み溝は形成されていない。その他は第1実施例と同様であるので、対応する部材には100番台の番号を付して説明を省略する。
以上説明した如く本考案によれば、豆腐を容器に収納した状態で小片に切断し、密封保存して提供することができるので、きれいに一口大に切断された豆腐片を容器からそのまま取り出すことができ、使い勝手が著しく向上する。
また、取り出される、切断された豆腐片の側面には2〜5mmの波形面が形成されるので、つゆ溜り特性に優れるとともに箸つかみにも優れるので、冷奴や鍋豆腐として使用価値が高い。
Claims (2)
- 容器に収納された、少なくとも豆腐塊がその長手方向に一定の切断巾間隔で上下に切断され、複数の豆腐片がプラスチック容器に密封収納された豆腐であって、その上下方向切断面に水平方向に巾2〜5mmの波長で波形切断面を形成して箸掴みに優れ、つゆ溜り特性に優れる側面としてなることを特徴とするプラスチック容器入り切断済豆腐。
- 収納容器が、少なくとも底壁に所望の切断巾の間隔で切断刃先端が侵入可能な切り込み溝(11・・,111・・・)を容器長手方向に複数個横列形成したプラスチック収納容器(10、110)であって、この容器内に収納され、該収納容器内で上面から底壁の切り込み溝内に少なくとも刃先が侵入する波形側面を有するカッター本体(20)で複数の小片(1−1・・・)に切断された豆腐1を密封してなることを特徴とする請求項1記載のプラスチック容器入り切断済豆腐。
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JP2014002833U JP3192364U (ja) | 2014-05-30 | 2014-05-30 | つゆ溜りに優れる波形側面に切断された豆腐 |
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