JP3192002B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3192002B2 JP26074592A JP26074592A JP3192002B2 JP 3192002 B2 JP3192002 B2 JP 3192002B2 JP 26074592 A JP26074592 A JP 26074592A JP 26074592 A JP26074592 A JP 26074592A JP 3192002 B2 JP3192002 B2 JP 3192002B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ファクシミリ装置に
関し、さらに詳しくは、例えばパーソナルコンピュータ
等の電子機器側に無線等で画像データ等を送ることの出
来るファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、特開平2―146856号公報
「ファクシミリ装置」に開示された従来のファクシミリ
装置の外観図である。図5において、51は回線接続手
段である電話機装置、52は画像記録装置、53は原稿
読取装置である。このファクシミリ装置では、電話機装
置51と画像記録装置52と原稿読取装置53とは相互
に無線で接続されるように構成されており、電話回線を
介して送られてきた画像データは電話機装置51から画
像記録装置52に無線により送られて記録紙に記録され
る。また送信先に画像データを送る場合には、原稿読取
装置53により原稿から読み取った画像データを無線に
より電話機装置51に送り、電話機装置51から電話回
線に送り出す。
【0003】また、図6は、特開平4―57556号公
報「ファクシミリ装置」に開示されたファクシミリ装置
の構成を示すブロック図である。図6において、55は
電話回線56に接続された親機であり、ネットワーク・
コントロール・ユニット(NCU)55aとマイクロプ
ロセッサ(MPU)55bと無線送受信部55cと送受
信用アンテナ55dを備えている。一方、57はファク
シミリ装置本体側であり、送受信アンテナ57aと無線
送受信回路57bと変復調部57cと符号復号化部57
dと入出力部57eとマイクロプロセッサ(MPU)5
7fとイメージリーダ57gとプリンタ57hを備えて
いる。このファクシミリ装置では、親機55とファクシ
ミリ装置本体側57とは無線で接続されるように構成さ
れており、電話回線56を介して送られてきた画像デー
タは、親機55からファクシミリ装置本体57へ無線に
より送られて、プリンタ57hで記録紙に記録される。
また送信先に画像データを送る場合には、イメージリー
ダ57gにより原稿から読み取った画像データを無線に
より親機55に送り、親機55から電話回線に送り出
す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のファク
シミリ装置では、いずれも電話機装置あるいは親機とフ
ァクシミリ装置本体側との間で無線により画像データを
送受信できるように構成し、ファクシミリ装置の設置場
所の制限を無くしているものであり、機動性のあるファ
クシミリ装置を実現しているものであるが、ファクシミ
リ装置のメモリ容量やファクシミリ装置自体の機能は従
来のファクシミリ装置が有する機能の範囲以内にとどま
っている。すなわち、受信した画像データは記録紙上に
記録して出力するものであり、送られてきた画像を記録
した記録紙の整理,保管が煩雑になりやすく、また記録
紙が無くなったときにはファクシミリ装置で受信した画
像データはファクシミリ装置内部の画像データ保存用メ
モリに記憶しておくものであり、画像データ保存用メモ
リが満杯になったときにはそれ以降の画像データは消え
てしまう等の問題点があった。
【0005】そこでこの発明は、最近どこでも使用され
ているパーソナルコンピュータ等の電子機器とファクシ
ミリ装置本体側とを無線により接続し、ファクシミリ装
置で送受信される画像データをパーソナルコンピュータ
側との間でやり取り出来るようにしてファクシミリ装置
の機能の拡充を実現することにより上記問題点を解決す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】先ず、この請求項1の発
明のファクシミリ装置は、ファクシミリ装置本体とパー
ソナルコンピュータに接続された受信装置とから構成さ
れており、上記ファクシミリ装置本体側には画像データ
を無線により送信する送信回路を備え、また上記受信装
置側には上記送信回路により無線で送り出される画像デ
ータを受信する受信回路と、その受信回路により受信し
た画像データを記憶するメモリと、上記パーソナルコン
ピュータ側から上記メモリに供給される読出制御信号と
上記受信装置側で生成されて上記メモリに供給される書
込制御信号とを切替信号を基に切り替える制御信号切替
回路と、割込指令信号を基に割込信号を生成して上記パ
ーソナルコンピュータ側に出力する割込信号生成回路
と、上記パーソナルコンピュータから上記メモリに供給
されるアドレスデータと上記受信装置側で生成されて上
記メモリに供給される受信装置側アドレスデータとをア
ドレス切替信号を基に切り替えるアドレス切替回路と、
上記メモリに記憶された上記画像データが所定量になっ
たときに上記切替信号や割込指令信号やアドレス切替信
号を出力するコントロール信号生成回路とを設けたこと
を構成上の特徴とする。
【0007】また、この請求項2の発明のファクシミリ
装置は、上記パーソナルコンピュータに接続された受信
装置側にはバックアップ用のバッテリを有し、上記パー
ソナルコンピュータ側の電源により電力を供給する電力
供給回路とを設けたことを構成上の特徴とする。
【0008】更に、この請求項3の発明のファクシミリ
装置は、上記受信装置が画像データを受信したときに上
記パーソナルコンピュータ側の電源を投入するための電
源投入信号を生成して出力する電源投入信号生成手段
と、上記パーソナルコンピュータ側の電源を上記電源投
入信号を基に投入する電源投入回路と、その電源投入回
路によりパーソナルコンピュータ側の電源が投入された
ときに上記受信回路により受信した画像データを上記パ
ーソナルコンピュータ側において処理できるように上記
パーソナルコンピュータを制御する制御手段とを設けた
ことを構成上の特徴とする。
【0009】更に、この請求項4の発明のファクシミリ
装置は、上記ファクシミリ装置本体側には、パーソナル
コンピュータに接続された受信装置側との間で画像デー
タを無線により送信する送信回路に代えて、画像データ
を無線により送受信にする送受信回路と、その送受信回
路により受信した画像データを画像として記録する記録
手段とを備え、また、パーソナルコンピュータに接続さ
れた上記受信装置側には、上記画像データを記憶するメ
モリが満杯になったときに上記ファクシミリ装置本体側
にメモリに記憶される画像データを無線により送り返す
送信回路とを設けたことを構成上の特徴とする。
【0010】
【作用】先ず、この請求項1の発明に係るファクシミリ
装置は、ファクシミリ装置本体とパーソナルコンピュー
タに接続された受信装置とを無線で接続し、上記ファク
シミリ装置本体側と上記受信装置との間で画像データを
無線により送受信できるようにし、上記受信装置側では
ファクシミリ装置本体側から送られてくる画像データを
メモリに記憶し、上記パーソナルコンピュータ側にメモ
リに記憶した画像データをリアルタイムで供給できるよ
うにする。
【0011】また、この請求項2の発明に係るファクシ
ミリ装置は、上記受信装置にはバックアップ用のバッテ
リを介して上記パーソナルコンピュータ側の電源により
電力を供給する。
【0012】更に、この請求項3の発明に係るファクシ
ミリ装置は、上記受信装置が画像データを受信したとき
に上記パーソナルコンピュータ側の電源を投入すると共
に、パーソナルコンピュータ側の電源が投入されたとき
に上記受信装置で受信した画像データを上記パーソナル
コンピュータ側において処理できるように上記パーソナ
ルコンピュータを制御する。
【0013】更に、この請求項4の発明に係るファクシ
ミリ装置は、上記ファクシミリ装置本体側には、パーソ
ナルコンピュータに接続された受信装置側との間で画像
データを無線により送信する送信回路に代えて、画像デ
ータを無線により送受信にする送受信回路と、その送受
信回路により受信した画像データを画像として記録する
記録手段とを備え、また、パーソナルコンピュータに接
続された上記受信装置側には、上記受信装置のメモリが
満杯になったときに上記ファクシミリ装置本体側に上記
メモリに記憶される画像データを無線により送り返しフ
ァクシミリ装置本体側で画像として記録する。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照し本発明の実施例を詳しく
説明する。先ず、図1はこの発明の第1実施例であるフ
ァクシミリ装置の構成を示すブロック図である。図1に
おいて、1はファクシミリ装置本体であり、通信制御部
や情報圧縮復元部や読取処理部や記録処理部等からなる
処理部1aと、画像を記録紙に記録するためのサーマル
ヘッド1b等を備えている。このサーマルヘッド1bに
より図示していない記録部で画像を記録紙上に記録す
る。2は前記ファクシミリ装置本体に接続された送信器
であり、処理部1aからサーマルヘッド1bに供給され
る画像データを送信アンテナ2aから受信装置4に送出
する。
【0015】受信装置4は、受信器4aと記憶回路4b
とコントロール回路4cとカウンタ回路4dと割込信号
生成回路4eと制御信号切替回路4fとアドレス切替回
路4gを備えている。
【0016】受信器4aは、受信アンテナ3により画像
データ信号を受信する。記憶回路4bは、ファクシミリ
装置本体1から送られてきた画像データを記憶する回路
である。コントロール回路4cは、受信器4aやカウン
タ回路4dを監視する回路であり、受信した単位画像デ
ータ毎にクロック信号(イ)を出力したり、原稿1枚分
の画像データの終了するタイミングを検出し割込指令信
号(ロ)や切替信号(ハ)やアドレス切替信号(ニ)、
さらには書込制御信号(ホ)を出力する回路である。カ
ウンタ回路4dは、コントロール回路4cから出力され
るクロック信号(イ)を計数する回路であり、その計数
値データをカウンタアドレスデータ(ヘ)として出力す
る。
【0017】割込信号生成回路4eは、割込指令信号
(ロ)を基に割込信号(ト)を出力する回路である。制
御信号切替回路4fは、切替信号(ハ)を基にパーソナ
ルコンピュータ側の拡張スロット5aから出力される読
出制御信号(チ)とコントロール回路4cから出力され
る書込制御信号(ホ)とを切り替える回路である。アド
レス切替回路4gは、コントロール回路4cから出力さ
れるアドレス切替信号(ニ)を基にパーソナルコンピュ
ータ側の拡張スロット5aから出力されるアドレスデー
タ(リ)とカウンタ回路4dから出力されるカウンタア
ドレスデータ(ヘ)とを切り替える回路である。
【0018】次にこの第1実施例の動作について説明す
る。ファクシミリ装置本体1側では、受信した画像デー
タを処理部1aで処理してサーマルヘッド1bに供給す
る。処理部1aからサーマルヘッド1aに供給される画
像データは、送信器2に供給され、変調処理等が行われ
たのち送信アンテナ2aから送出される。送信アンテナ
2aから送出された画像データは、受信装置4の受信ア
ンテナ3により受信され、受信器4aで復調されたのち
パラレルデータに変換され、記憶回路4bに記憶され
る。コントロール回路4cは、受信器4aで復調された
画像データの1データ毎にクロック信号(イ)を出力し
カウンタ回路4dに出力する。カウンタ回路4dは、前
記クロック信号(イ)を計数し、クロック信号(イ)を
受信する毎にカウントアップしてクロック信号(イ)の
計数値データをカウントアドレスデータ(ヘ)として出
力する。このカウントアドレスデータ(ヘ)は前記コン
トロール回路4cとアドレス切替回路4gに出力され
る。
【0019】コントロール回路4cは、受信回路4aが
受信した画像データに付された原稿1枚分の終了識別デ
ータを検出し、あるいは前記カウンタ回路4dの出力す
るカウントアドレスデータ(ヘ)から原稿1枚分の画像
データの出力終了を判別し、割込指令信号(ロ)を割込
信号生成回路4eに出力する。このとき原稿1枚分の画
像データは記憶回路4bに記憶されている。コントロー
ル回路4cからは、また切替信号(ハ)が制御信号切替
回路4fに出力されると共に、アドレス切替信号(ニ)
がアドレス切替回路4gに出力される。
【0020】割込信号生成回路4eでは、コントロール
回路4cから供給される割込指令信号(ロ)を基に割込
信号(ト)を生成しパーソナルコンピュータ5に割込信
号(ト)を出力する。パーソナルコンピュータ5は、割
込信号(ト)が入力されたことによりそれまで実行した
処理動作を中止し、記憶回路4bに記憶されている画像
データの読み込み処理動作に移行する。
【0021】この結果、パーソナルコンピュータ5の拡
張スロット5aの制御信号出力端子からは読出制御信号
(チ)が制御信号切替回路4fに出力され、さらに拡張
スロット5aのアドレスデータ出力端子からは、記憶回
路4bに記憶されている読み出すべき画像データのアド
レスデータ(リ)がアドレス切替回路4gに出力され
る。
【0022】制御信号切替回路4fに出力された読出制
御信号(チ)は、制御信号切替回路4fを介して記憶回
路4bに出力される。一方、アドレス切替回路4gに出
力されたアドレスデータ(リ)は、アドレス切替回路4
gを介して記憶回路4bに出力され読み出すべき画像デ
ータのアドレスを指定する。
【0023】この結果、記憶回路4bに記憶されている
原稿1枚分の画像データは記憶回路4bから順次読み出
され、パーソナルコンピュータ5に転送され、パーソナ
ルコンピュータ側に設けられている図示していないCR
T等の表示装置により表示される。
【0024】以上説明したようにこの第1実施例では、
ファクシミリ装置本体1側で受信した画像データは無線
によりリアルタイムにパーソナルコンピュータのCRT
等の表示装置に表示されるので記録紙が不要となると共
に、パーソナルコンピュータは最近では各自の仕事デス
ク上に各1台ずつ設置されている場合が一般的であるか
ら、ファクシミリ装置本体1が相手から送られてきた画
像データを受信したときには、ファクシミリ装置本体の
設置場所まで出向くことなく、かつパーソナルコンピュ
ータにより他の仕事を行っている最中でも受信した画像
をリアルタイムで受け取り確認することが出来る。
【0025】また、図2はこの発明の第2実施例である
ファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。図2
において図1と同一または相当の部分については同一の
符号を付し説明を省略する。
【0026】図2において、4hは電圧検出/充電回路
であり、パーソナルコンピュータ5側から供給される電
源の電圧を検出すると共にバックアップ用バッテリ4i
を充電したり、またパーソナルコンピュータ5から供給
される電源電圧が一定の電圧以下になるとバックアップ
用バッテリ4iに蓄えた電力を受信装置4に供給した
り、さらにパーソナルコンピュータ5から供給される電
源電圧が一定の電圧以下になると、コントロール回路4
cに消費電力抑制指令信号(ヌ)を出力する回路であ
る。
【0027】次にこの第2実施例の動作について説明す
る。電圧検出/充電回路4hは、パーソナルコンピュー
タ5側から供給される電源の電圧を常時検出して監視し
ており、パーソナルコンピュータ5から供給される電源
電圧が一定の電圧以下になるとバックアップ用バッテリ
4iに蓄えた電力を受信装置4に供給すると共に、コン
トロール回路4cに消費電力抑制指令信号(ヌ)を出力
し、不必要な回路については停止させ受信装置4におい
て消費される電力を抑制し、受信装置4の動作を最低限
必要な電力で維持する。
【0028】以上説明したようにこの第2実施例では、
ファクシミリ装置本体1側で受信した画像データは無線
によりリアルタイムにパーソナルコンピュータのCRT
等の表示装置に表示されるので記録紙が不要となると共
に、パーソナルコンピュータは最近では各自の仕事デス
ク上に各1台ずつ設置されている場合が一般的であるか
ら、ファクシミリ装置本体1が相手から送られてきた画
像データを受信したときには、ファクシミリ装置本体の
設置場所まで出向くことなく、かつパーソナルコンピュ
ータにより他の仕事を行っている最中でも受信した画像
をリアルタイムで受け取り確認することが出来る。さら
にパーソナルコンピュータ5から供給される電源がオフ
となっている状態においても、受信装置4は最低限必要
な機能を維持して動作しているので、ファクシミリ装置
本体1が相手から送られてきた画像データを受信した時
には、受信した画像データは無線により受信装置4に送
信され、受信装置4の記憶回路4bに記憶して保存して
おくことが出来る。
【0029】更に、図3はこの発明の第3実施例である
ファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。図3
において図2と同一または相当の部分については同一の
符号を付し説明を省略する。
【0030】この実施例では、コントロール回路4c
は、受信した単位画像データ毎にクロック信号を出力し
たり、原稿1枚分の画像データの終了するタイミングを
検出し割込指令信号(ロ)や切替信号(ハ)やアドレス
切替信号(ニ)、さらには書込制御信号(ホ)を出力す
る以外に電源投入信号生成手段を兼ねており、受信器4
aがファクシミリ装置本体1から送られてきた画像デー
タを受信したときに上記パーソナルコンピュータ側の電
源を投入するための電源投入信号(ル)を生成して出力
する。
【0031】また、前記電源投入信号(ル)を基に上記
パーソナルコンピュータ5への電力供給を開始し、さら
に所定の時間が経過するとそれまでの電力供給を停止す
る電源投入回路5bと、その電源投入回路5bによりパ
ーソナルコンピュータ5への電力供給が開始されたとき
に上記受信装置4の受信器4aにより受信した画像デー
タを上記パーソナルコンピュータ5において処理し、C
RT等の表示装置に表示できるようにパーソナルコンピ
ュータ5を動作させる動作制御部5cとを備えている。
また前記電源投入回路5bは、パーソナルコンピュータ
5に接続された図示していないキーボードの所定のキー
操作により、パーソナルコンピュータ5への電力供給を
停止する。
【0032】以上説明したようにこの第3実施例では、
ファクシミリ装置本体1側で受信した画像データは無線
によりリアルタイムにパーソナルコンピュータのCRT
等のT表示装置に表示されるので記録紙上に記録する必
要がなくなると共に、パーソナルコンピュータは最近で
は各自の仕事デスク上に各1台ずつ設置されている場合
が一般的であるから、ファクシミリ装置本体1が相手か
ら送られてきた画像データを受信したときには、ファク
シミリ装置本体の設置場所まで出向くことなく、かつパ
ーソナルコンピュータにより他の仕事を行っている最中
でも受信した画像をリアルタイムに受け取り確認するこ
とが出来る。
【0033】さらにパーソナルコンピュータ5から供給
される電源がオフとなっている状態においても、受信装
置4は常時最低限必要な機能を維持して動作しており、
ファクシミリ装置本体1が相手から送られてきた画像デ
ータを受信した時には、受信した画像データは無線によ
り受信装置4に送信され、受信装置4の記憶回路4bに
記憶する一方、コントロール回路4cからは電源投入信
号(ル)が電源投入回路5bに出力され、パーソナルコ
ンピュータ5への電力供給が自動的に開始され、受信器
4aが受信した画像データは上記パーソナルコンピュー
タ5において処理されCRT等の表示装置に自動的に表
示される。
【0034】更に、図4はこの発明の第4実施例である
ファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。図4
において図3と同一または相当の部分については同一の
符号を付し説明を省略する。
【0035】この実施例では、ファクシミリ装置本体1
は、処理部1aとサーマルヘッド1b以外に、第1の切
替スイッチ1cと第2の切替スイッチ1dを備えてい
る。さらにファクシミリ装置本体1には、送受信アンテ
ナ6aを有した送受信器6が設けられている。第1の切
替スイッチ1cは、ファクシミリ装置本体1に設けられ
た図示していないキー操作により切り替えられ、処理部
1aで処理した画像データを送受信器6に供給したり、
あるいは第2の切替スイッチ1dを介してサーマルヘッ
ド1bに供給するスイッチである。送受信器6は画像デ
ータを受信するとスイッチ切替信号(オ)を第2の切
替スイッチ1dに出力する。第2の切替スイッチ1d
は、送受信器6が出力するスイッチ切替信号(オ)によ
り切り替えられて、送受信器6が受信した画像データ
をサーマルヘッド1bに供給するスイッチであり、送受
信器6がスイッチ切替信号(オ)を出力していないとき
には、第2の切替スイッチ1dの可動接点は図に示すよ
うな状態に位置している。
【0036】一方、受信装置4のコントロール回路4c
は、受信した単位画像データ毎にクロック信号(イ)を
出力したり、原稿1枚分の画像データの終了するタイミ
ングを検出し割込指令信号(ロ)や切替信号(ハ)やア
ドレス切替信号(ニ)、さらには書込制御信号(ホ)や
読出制御信号(ワ)や電源投入信号(ル)を生成して出
力する以外に、記憶回路4bが満杯になったときにデー
タ転送先切替信号(カ)を出力する。このデータ転送先
切替信号(カ)は転送先切替スイッチ4kに供給され、
転送先切替スイッチ4kを切り替える。転送先切替スイ
ッチ4kは、記憶回路4bから読み出された画像データ
をパーソナルコンピュータ5側あるいはP→S(パラレ
ル→シリアル)変換部4m側のいずれかに切り替えるた
めのスイッチであり、データ転送先切替信号により転送
先切替スイッチ4kが切り替えられると、記憶回路4b
から読み出された画像データはP→S変換部4m側に供
給される。P→S変換部4mは記憶回路4bから読み出
された画像データをパラレルデータからシリアルデータ
に変換する回路であり、P→S変換部4mによりシリア
ルデータに変換された画像データは、送信器4nから
送信アンテナ4pを介して前記ファクシミリ装置本体1
側の送受信器6に送出される。
【0037】以上説明したようにこの第4実施例では、
受信装置4の記憶回路4bが満杯になるとコントロール
回路4cは転送先切替スイッチ4kにデータ転送先切替
信号(カ)を出力すると共に、制御信号切替回路4fを
介して記憶回路4bに読出制御信号(ワ)を出力し、さ
らにアドレス切替回路4gにアドレス切替信号(ニ)を
出力し、記憶回路4bから読み出した画像データを送信
器4nから送信アンテナ4pを介してファクシミリ装置
本体1側の送受信器6に送出し、サーマルヘッド1bに
より記録紙に記録する。
【0038】なおパーソナルコンピュータ5側から供給
されたデータを送信器4nによりファクシミリ装置本体
1側に送信して記録紙上に記録できるようにすれば、フ
ァクシミリ装置本体がパーソナルコンピュータのプリン
タ装置として使用できるようになる。
【0039】
【発明の効果】以上説明してきたようにこの発明(請求
項1)によれば、ファクシミリ装置本体とパーソナルコ
ンピュータに接続された受信装置とを無線で接続し、上
記ファクシミリ装置本体側と上記受信装置とが画像デー
タを無線によりに送受信できるようにし、上記受信装置
側ではファクシミリ装置本体側から送られてくる画像デ
ータをメモリに記憶し、上記パーソナルコンピュータ側
にメモリに記憶した画像データをリアルタイムで供給で
きるようにしたので、ファクシミリ装置で送受信される
画像データをパーソナルコンピュータ側で処理できるよ
うになりファクシミリ装置の機能の拡充を実現すること
ができる。
【0040】またこの発明(請求項2)によれば、受信
装置にはバックアップ用のバッテリを介してパーソナル
コンピュータ側の電源により電力を供給するように構成
したので、パーソナルコンピュータ側の電源がオフとな
っているときでもファクシミリ装置本体側から送られて
くる画像データを受信装置で常時受信することが出来
る。
【0041】さらにまたこの発明(請求項3)によれ
ば、受信装置で画像データを受信したときにパーソナル
コンピュータ側の電源を投入すると共に、パーソナルコ
ンピュータ側の電源が投入されたときに上記受信装置で
受信した画像データを上記パーソナルコンピュータ側に
おいて処理できるように上記パーソナルコンピュータを
制御するように構成したので、ファクシミリ装置により
受信した画像を記録紙に記録することなくパーソナルコ
ンピュータ側の表示装置によりファクシミリ通信の内容
を確認することが出来るようになる。
【0042】さらにこの発明(請求項4)によれば、受
信装置のメモリが満杯になったときにはファクシミリ装
置側に上記メモリに記憶される画像データを無線により
送り返し、ファクシミリ装置側で画像として記録するこ
とが出来るように構成したので、受信した画像データ量
が多くメモリに記憶しきれないで、画像データが消滅し
てしまうようなことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のファクシミリ装置の第1実施例の構
成を示すブロック図である。
【図2】この発明のファクシミリ装置の第2実施例の構
成を示すブロック図である。
【図3】この発明のファクシミリ装置の第3実施例の構
成を示すブロック図である。
【図4】この発明のファクシミリ装置の第4実施例の構
成を示すブロック図である。
【図5】従来のファクシミリ装置の一例を示す構成図で
ある。
【図6】従来のファクシミリ装置の別の一例を示す構成
ブロック図である。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置本体 2 送信器 4 受信装置 4a 受信器 4b 記憶回路 4c コントロール回路 4d カウンタ回路 4e 割込信号生成回路 4f 制御信号切替回路 4g アドレス切替回路 4h 電源検出/充電回路 4i バックアップ用バッテリ 5 パーソナルコンピュータ 5a 拡張スロット 5b 電源投入回路 5c 動作制御部 6 送受信器

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファクシミリ装置本体とパーソナルコンピ
    ュータに接続された受信装置とから構成されており、上
    記ファクシミリ装置本体側には画像データを無線により
    送信する送信回路を備え、また上記受信装置側には上記
    送信回路により無線で送り出される画像データを受信す
    る受信回路と、その受信回路により受信した画像データ
    を記憶するメモリと、上記パーソナルコンピュータ側か
    ら上記メモリに供給される読出制御信号と上記受信装置
    側で生成されて上記メモリに供給される書込制御信号と
    を切替信号を基に切り替える制御信号切替回路と、割込
    指令信号を基に割込信号を生成して上記パーソナルコン
    ピュータ側に出力する割込信号生成回路と、上記パーソ
    ナルコンピュータから上記メモリに供給されるアドレス
    データと上記受信装置側で生成されて上記メモリに供給
    される受信装置側アドレスデータとをアドレス切替信号
    を基に切り替えるアドレス切替回路と、上記メモリに記
    憶された上記画像データが所定量になったときに上記切
    替信号や割込指令信号やアドレス切替信号を出力するコ
    ントロール信号生成回路と、を備えたことを特徴とする
    ファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】パーソナルコンピュータに接続された受信
    装置側にはバックアップ用のバッテリを有し、上記パー
    ソナルコンピュータ側の電源により電力を供給する電力
    供給回路を備えたことを特徴とする請求項1記載のファ
    クシミリ装置。
  3. 【請求項3】パーソナルコンピュータに接続された受信
    装置側には該受信装置が画像データを受信したときに上
    記パーソナルコンピュータ側の電源を投入するため電源
    投入信号を生成して出力する電源投入信号生成手段と、
    上記パーソナルコンピュータ側の電源を上記電源投入信
    号を基に投入する電源投入回路と、その電源投入回路に
    よりパーソナルコンピュータ側の電源が投入されたとき
    に上記受信回路により受信した画像データを上記パーソ
    ナルコンピュータ側において処理できるように上記パー
    ソナルコンピュータを制御する制御手段と、を備えたこ
    とを特徴とする請求項2記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載のファクシミリ装置におい
    て、ファクシミリ装置本体側には、パーソナルコンピュ
    ータに接続された受信装置側との間で画像データを無線
    により送信する送信回路に代えて、画像データを無線に
    より送受信する送受信回路と、その送受信回路により受
    信した画像データを画像として記録する記録手段とを備
    え、また、パーソナルコンピュータに接続された上記受
    信側装置には、上記画像データを記憶するメモリが満杯
    になったときに上記ファクシミリ装置本体側のメモリに
    記憶される画像データを無線により送り返す送信回路と
    を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
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