JP3191932U - 袖丈つめ千鳥絎け縫いのきれい仕上げ筒 - Google Patents

Abstract

【課題】裁縫において、薄手シャツ類の袖丈つめの千鳥絎け縫いを容易にし、折り返し部の周長と縫い付ける袖部の周長が異なる場合でも、仕上がりをきれいにできる仕上げ筒を提供する。
【解決手段】軟質プラスチックのベルトであり、一端に突起がありもう一方の端に近いベルト上に寸法調節用穴が複数あり、その突起を薄手シャツ類の袖丈つめ部と同一寸法となる位置の寸法調節用穴に入れて腕輪状の筒にする事ができ、薄手シャツ類の袖丈つめ部の内側に入れると折り返した後の縫い合わせ部の周長を同じにする事ができ、薄手シャツ類の袖丈を短い作業時間できれいに詰める事が可能となる千鳥絎け縫いを実現する事を特徴とする。
【選択図】図２

Description

本考案は、薄手シャツ類の袖丈つめの千鳥絎け縫いの仕方に関するものである。

薄手シャツ類の袖が先細りでは袖丈つめの千鳥絎け縫いは折り返し部の周長が縫い付ける袖部の周長より小さいため均一にきれいに千鳥絎け縫いするのは難しく手間がかかり、場合によっては、よれ、歪み、たわみが生じてしまう。

裁縫に慣れないと薄手シャツ類の袖丈つめの千鳥絎け縫いは難しく、縫い上げるまでに時間がかかる。
また、折り返し部の周長と縫い付ける袖部の周長が異なる場合、よれ、歪み、たわみが生じてしまい仕上がりがきれいになり難い。
それを袖丈つめ千鳥絎け縫いをきれいに仕上げる筒を使う事により作業がやり易く均一かつきれいに千鳥絎け縫いを仕上げる事が可能となり、よれ、歪み、たわみが生じるという問題点を解決している。

円筒、または組み立て後円筒形となる軟質プラスチック筒を薄手シャツ類の袖丈つめ部分の内側に入れ、縫い合わせ部の形状が均一かつきれいとなるようセットしてから千鳥絎け縫いを行う。

軟質プラスチックの筒形状を薄手シャツ類の袖丈つめ部分の内側に入れる事により折り返し部と縫い合わせ部の周長を同じにし、千鳥絎け縫いの作業がし易く、また均一かつきれいな仕上げが実現できる。

本考案の寸法可変筒の平面図、右側面図、正面図、である。左側面図は右側面図に底面図は平面図に、背面図は正面図に対称形のため、これを省略する。 本考案の、寸法可変筒の組み立て後の見取り図である。 本考案の筒を袖に入れて千鳥絎け縫いする際の見取り図である。

薄手のシャツ類の袖丈をつめたいところと同じ寸法となる周長に軟質プラスチック筒を組み立てる。
それを袖に入れ、千鳥絎け縫いの完成形状にセットする。
その後は通常の千鳥絎け縫いの要領で縫い合わせる。

本考案で周長の異なる袖折り返し部と袖縫い合わせ部を均一かつきれいに千鳥絎け縫いする事が可能となる。
また、完成形状にしてから裁縫するので短い作業時間で完成する事が可能となる。
針が軟質プラスチックに当たるので指に安全で、かつ針先が均一に布をとり易い。
筒の端に配された突起は針先が布を捉え易くできており、これに沿って裁縫すると千鳥絎け縫いは等距離となり、きれいな仕上げが期待できる。

Claims (1)

1. 袖丈つめ千鳥絎け縫いのきれい仕上げ筒を使う事により、短い作業時間で薄手のシャツ類の袖丈をきれいにつめる事が可能となる。

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