JP3191810U - 小型液体噴射装置 - Google Patents

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【課題】容易に作製することができ、かつ教育目的に利用できる小型液体噴射装置を提供する。
【解決手段】端部に少なくとも1つ以上の液体噴射口が形成された液体噴射部20と、開口部22と、開口部と液体噴射部とに連通して形成され、内部に液体を貯蔵する液体貯蔵部とを有し、液体貯蔵部の一部または全部と第1の把持部25とが一体的に形成された砲身2と、第2の把持部35と一体的に形成され、砲身の開口部を通って液体貯蔵部に嵌合するように形成されたピストン3とを具備する。
【選択図】図1

Description

本考案は、容易に作製することができ、かつ教育目的に利用できる小型液体噴射装置に関するものである。
液体を噴射する装置としては、様々なものが存在する。たとえば、大型の液体噴射装置としては、噴水装置や消防自動車に搭載されている放水銃などがある。一方、小型の液体噴射装置としては、インクジェットプリンターに搭載されているインクジェットヘッドなどがある。
また、比較的身近な小型の液体噴射装置として、子供たちの遊びに用いる水鉄砲がある。たとえば特許文献1には、ボトルを圧力タンクに利用することにより、子供のような使用者の遊技心を満足させることができる水鉄砲が開示されている。さらに、特許文献2には、引き金の操作に連動して水の噴射を視覚的に表示することができる水鉄砲が開示されている。
特開2001−241891 実用新案登録第3025347号
しかしながら、これらの装置は複雑な構造をしているため、個人がこれらの装置を作製することができないという問題点があった。また、これらの装置を駆動させるためには何らかの動力が必要であるため、動力源がないところではこれらの装置を作動させることができないという問題点があった。さらには、上記のような理由により、ものづくりを通して、子供たちにものづくりの大切さを教えるという教育目的に、これらの装置を利用できないという問題点があった。
本発明は、上述した事情に鑑み、容易に作製することができ、かつ教育目的に利用できる小型液体噴射装置を提供することを目的とする。
本考案の考案者は、子供たちの教育に役立ち、かつ楽しく遊べることができる小型液体噴射装置について、鋭意研究を続けた結果、以下のような画期的な小型液体噴射装置を考案することに至った。
本考案に係る第1の態様は、端部に少なくとも1つ以上の液体噴射口が形成された液体噴射部と、開口部と、開口部と液体噴射部とに連通して形成され、内部に液体を貯蔵する液体貯蔵部とを有し、液体貯蔵部の一部または全部と第1の把持部とが一体的に形成された砲身と、第2の把持部と一体的に形成され、砲身の開口部を通って液体貯蔵部に嵌合するように形成されたピストンとを具備する小型液体噴射装置にある。
かかる第1の態様では、容易に作製することができ、かつ教育目的に利用できる小型液体噴射装置を提供することができる。
本考案に係る第2の態様は、液体噴射部が2つ以上あることを特徴とする第1の態様に記載の小型液体噴射装置にある。
かかる第2の態様では、異なる方向に液体を噴射することができ、その結果子供のような使用者を楽しませることができる。
本発明の第3の態様は、液体噴射口が液体噴射部に複数形成され、液体噴射口の少なくとも1つが、他の液体噴射口から噴射される液体とは異なる方向に噴射されるように形成されていることを特徴とする第1または第2の態様に記載の小型液体噴射装置にある。
かかる第3の態様では、同一の液体噴射部から異なる方向に液体を噴射させることができ、その結果子供のような使用者をさらに楽しませることができる。
実施形態1に係る小型液体噴射装置の概略図である。 ピストンを砲身に挿入した際の概略断面図である。 実施形態1に係る小型液体噴射装置を構成する部材の概略図である。 実施形態2に係る小型液体噴射装置の概略図である。 実施形態3に係る液体噴射部の拡大概略図である。 実施形態4に係る小型液体噴射装置の概略図である。 実施形態5に係る小型液体噴射装置の概略図である。
以下、実施形態を用いて本考案を説明するが、本考案はこれに限定されるものではない。また、本考案において、液体とは、水や、塩、色素等を溶解させた水だけでなく、ある程度粘度が高い液体(人力で射出することができる液体)を含むものである。
(実施形態1)
図1に本実施形態に係る小型液体噴射装置の外観概略図を、図2に砲身にピストンを挿入した際の概略断面図を示す。これらの図に示すように、本考案に係る小型液体噴射装置1は、円筒状の砲身2と、円柱状のピストン3の二つの部材で構成されている。
砲身2の一方の端部には、複数の液体噴射口21が形成された液体噴射部20が設けられ、砲身2の他方の端部には開口部22が設けられている。液体噴射口21は、砲身2の軸方向に開口しており、液体を砲身2の軸方向に噴射できるようになっている。また、開口部22と液体噴射部20との間には、液体を貯蔵するための液体貯蔵部23が第1の把持部25と一体的に形成され、開口部22および液体噴射部20の間を液体が流通できるようになっている。
ピストン3の一方の端部には液体に加圧するための加圧部33が形成され、ピストン3の他方の端部には第2の把持部35が形成されている。
ここで、ピストン3の加圧部33には、ビニールテープや布などを巻きつけておいても良い。加圧部33にビニールテープや布などを巻きつけることにより、ピストン3を砲身2の開口部22から挿入して液体貯蔵部23に嵌合させた際に、ピストン3の加圧部33と液体貯蔵部23との間に隙間を生じさせないようすることができるので、液体漏れを防ぐことができる。
砲身2およびピストン3を構成する材料としては、ある程度の水圧に耐えることができるものであれば特に限定されないが、子供のような力がない使用者が使用する場合には軽い材質が好ましく、加工性・剛性・重量を考慮すると塩化ビニールが最も好ましい。なお、入手し易さを考慮すると、中空の塩化ビニール管等を材料として用いることにより、軽量な小型液体噴射装置1を容易に作製することができる。
たとえば、図3に示すように、ドリルや錐等を用いて複数の液体噴射口が形成された有底ビニール管2bの端部に、塩化ビニール管2aの端部を少し挿入し、その状態を接着剤等で固定することにより砲身2を容易に作製することができる。また、同様に、塩化ビニール管3aの両端部に遊底ビニール管3b、3cをそれぞれ少し挿入し、その状態を接着剤等で固定することによりピストン3を容易に作製することができる。
次に、小型液体噴射装置1の使用方法について説明する。本実施形態の小型液体噴射装置1は、液体貯蔵部23に液体を貯蔵した状態で、ピストン3を砲身2の開口部22から圧入して液体貯蔵部23に貯蔵された液体に圧力を加えることにより、液体噴射口21から液体を噴射させることができる。
液体貯蔵部23に液体を貯蔵する方法としては、砲身2自体を液体中に沈めた状態でピストン3を砲身2の液体貯蔵部23に浅く挿入し、その状態のまま砲身2およびピストン3を液体から取り出す方法がある。また、ピストン3を砲身2の液体貯蔵部23に深く嵌合させた状態で砲身2の液体噴射部20を液体中に沈め、その後ピストン3を液体貯蔵部23から少し引き抜く(完全に引き抜かない)ことにより、液体噴射口21から液体貯蔵部23に液体を流入させることができる。その結果、液体貯蔵部23に液体を貯蔵することができる。
(実施形態2)
実施形態1では、液体噴射部20の端面部を、砲身2の軸方向に対して垂直に位置する平面で構成したが、本考案に係る小型液体噴射装置はこれに限定されない。たとえば、図4に示すように、砲身2Aの液体噴射部20Aの端面部を半球面状の曲面で構成してもよい。同様に、ピストン3Aの加圧部33Aの端面部やピストン3Aの一方の端面部を半球面状の曲面で構成してもよい。このように小型液体噴射装置1Aを構成することにより、子供のような使用者が小型液体噴射装置1Aを誤って使用した際の怪我等を負う確率を低減させることができる。
(実施形態3)
実施形態1および2では、液体噴射部20、20Aが1つ形成されている小型液体噴射装置1、1Aを説明したが、本考案に係る小型液体噴射装置はこれに限定されない。たとえば、図5に示すように、各液体噴射口21の開口方向が直交するように、2つの液体噴射部20a、20bが設けられた砲身2Bで構成された小型液体噴射装置1Bであってもよい。
このように小型液体噴射装置1Bを構成することで、ピストン3を砲身2Bに挿入することにより、液体噴射部20aの液体噴射口21から噴射される液体に対し、液体噴射部20bの液体噴射口21から噴射される液体が垂直方向に噴射されることになる。その結果、子供のような使用者を喜ばせることができる。
なお、本実施形態に係る小型液体噴射装置1Bは、液体噴射口21の開口方向が直交するように、2つの液体噴射部20a、20bを形成したが、本実施形態に係る小型液体噴射装置はこれに限定されない。液体噴射部は2つである必要はなく、それ以上の数の液体噴射部があってもよい。また、各液体噴射部に形成された液体噴射口21の開口方向が成す角度は、直交である必要はなく、さまざまな角度であってもよい。このように小型液体噴射装置を構成しても、本実施形態に係る小型液体噴射装置1Bと同様の効果が得られる。
(実施形態4)
実施形態1および2に係る小型液体噴射装置1、1Aでは、液体噴射部20に形成された各液体噴射口21は、砲身2、2Aの軸方向と同一(垂直)方向に開口していたが、本考案に係る小型液体噴射装置はこれに限定されない。
たとえば、図6に示すように、異なる方向に液体が噴射できるように、各液体噴射口21Bが開口するように形成された液体噴射部20Bで小型液体噴射装置を構成してもよい。この液体噴射部20Bに形成される液体噴射口21Bは、砲身2の端部に形成された曲面部27(その液体噴射口21Bが位置する曲面部27)の曲面に対し、垂直方向に開口するように形成されている。その結果、この小型液体噴射装置1Bの液体噴射部20Bから放射状に液体が噴射されることになる。このような液体の噴射は、子供のような使用者を喜ばせることができる。
なお、本実施形態に係る液体噴射部はこれに限定されず、様々な方向に液体が噴射されるように液体噴射部を構成してもよい。このように小型液体噴射装置を構成しても、本実施形態に係る小型液体噴射装置と同様の効果が得られる。
(実施形態5)
実施形態1、2に係る小型液体噴射装置1、1Aでは、多くの液体を貯蔵できるように、液体貯蔵部20の砲身の軸方向の長さをできるだけ長くなるように構成したが、本考案に係る小型液体噴射装置はこれに限定されない。
たとえば、図7に示すように、実施形態1、2に係る小型液体噴射装置1、1Aの砲身2と比較して、軸方向の長さが短い砲身2Cで小型液体噴射装置1Cを構成してもよい。このように構成することにより、液体貯蔵部に貯蔵される液体の量を少なくすることができる。その結果、液体が貯蔵された状態における小型液体噴射装置1Cの総重量を低く抑えることができる。
(その他の実施形態)
本考案に係る小型液体噴射装置は、上述した小型液体噴射装置に限定されず、これらを組み合わせたものも含まれる。このように小型液体噴射装置を構成しても、上述した小型液体噴射装置と同様の効果が得られる。
また、砲身の液体噴射部側端部や、ピストンの第2の把持部側端部に、たとえばプラスチック製のキャラクター等の装飾部品を直接取り付けたり、ひも等を介して括り付けてもよい。これらの装飾部品を砲身やピストンに取り付ける等することにより、子供のような使用者をより楽しい気分にさせることができる。
さらに、上述した実施形態1、2および4では、液体噴射部における液体噴射口の配置については特に限定していないが、たとえばひらがな状やアルファベット状の文字状に配置してもよい。このように配置することにより、液体を文字状に噴射することができるので、子供のような使用者をより楽しませることができる。
1、1A、1B、1C 小型液体噴射装置
2、2A 砲身
2a、2b、3a、3b、3c 塩化ビニール管
3、3A ピストン
20、20A、20B、20a、20b 液体噴射部
21、21B 液体噴射口
22 開口部
23 液体貯蔵部
25 第1の把持部
27 曲面部
33、33A 加圧部
35 第2の把持部

Claims (3)

  1. 端部に少なくとも1つ以上の液体噴射口が形成された液体噴射部と、開口部と、当該開口部と当該液体噴射部とに連通して形成され、内部に液体を貯蔵する液体貯蔵部とを有し、当該液体貯蔵部の一部または全部と第1の把持部とが一体的に形成された砲身と、
    第2の把持部と一体的に形成され、前記砲身の開口部を通って前記液体貯蔵部に嵌合するように形成されたピストンと
    を具備する小型液体噴射装置。
  2. 前記液体噴射部が2つ以上あることを特徴とする請求項1に記載の小型液体噴射装置。
  3. 前記液体噴射口が液体噴射部に複数形成され、液体噴射口の少なくとも1つが、他の液体噴射口から噴射される液体とは異なる方向に噴射されるように形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の小型液体噴射装置。

JP2014002245U 2014-04-29 小型液体噴射装置 Expired - Lifetime JP3191810U (ja)

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