JP3191807U - インナーロータ型モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】ロータとステータとの間の同軸度の精度を上げ、焼結含油軸受の油漏れを防止したインナーロータ型モータを提供する。【解決手段】ステータ60と、シャフト52に結合されたカップ状のロータヨーク53と、ロータヨーク53の外周に装着されたロータマグネット54とから構成され、ステータ60の内側に回転可能に配置されたロータ51と、ロータ51を回転可能に支持する焼結含油軸受56と、を有するインナーロータ型モータ50であって、焼結含油軸受56の外周面にステータコア61の内周面を圧入固定し、焼結含油軸受56は一方の端面に凹部を有し、凹部にキャップ58が装着される共に、凹部の中にシャフト52に装着したスラストワッシャ57が配置され、他方の端面に凹部を有し、凹部にロータ51に接合されたスラストプレート55の環状突起が対向配置されている。【選択図】図1

Description

本考案は、インナーロータ型モータに関する。
モータのロータを回転可能に支持する軸受として玉軸受が一般的に用いられている。コスト低減手段として、玉軸受に比べて安価な焼結含油軸受を使うことが知られている。この焼結含油軸受を用いたモータとして、例えば、特許文献1が提案されている。
特開2004−260923号公報
図3は従来のモータを示す軸方向断面図、図4は図3に示すモータの径方向断面図である。図3に示す特許文献1のモータは、複数の突極3を備えたコア1、突極3を巻回したコイル2を有し、ベースプレート5と一体成形された軸受ボス部6の内周に焼結含油軸受7が圧入固定され、軸受ボス部6の外周に突極3のコア内周部4が圧入固定されている。ロータ9とステータ(突極3)との同軸度は、軸受ボス部6の寸法精度やステータの寸法精度の影響を受けるため、ロータ9とステータ(突極3)との同軸度を上げることが難しい問題がある。
また、シャフト8の外周には、焼結含油軸受7が設けられており、焼結含油軸受7の両端部が露出した構成のため、焼結含油軸受7から油が漏れ、飛散する問題がある。
本考案は上記問題を解決するために、ロータとステータとの間の同軸度の精度を上げ、焼結含油軸受の油漏れを防止したインナーロータ型モータを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、(1)本考案は、径方向内側に突出した複数の突極を備えたステータコアと、該ステータコアに装着したインシュレータと、該インシュレータを介して前記突極に巻回したコイルとから構成されたステータと、シャフトに結合されたカップ状のロータヨークと、該ロータヨークの外周に装着されたロータマグネットとから構成され、前記ステータの内側に回転可能に配置されたロータと、前記ロータを回転可能に支持する軸受と、を有するインナーロータ型モータであって、前記軸受の外周面に前記ステータコアの内周面を圧入固定し、前記軸受は一方の端面に凹部を有し、該凹部にキャップが装着される共に、前記凹部の中に前記シャフトに装着したスラストワッシャが配置され、他方の端面に凹部を有し、該凹部に前記ロータに接合されたスラストプレートの環状突起が対向配置されているインナーロータ型モータを提供する。
(2)前記キャップは中央に前記シャフトを挿通するための開口を有し、内側から外周縁側に向かうに従って軸方向の厚さが漸減する傾斜面を有する(1)に記載のインナーロータ型モータを提供する。
(3)前記スラストプレートは複数の環状突起を有し、前記軸受の前記一方の端面には複数の凹部を有し、前記複数の環状突起のそれぞれが前記複数の凹部のそれぞれに入り込んでいる(1)に記載のインナーロータ型モータを提供する。
本考案によれば、ロータとステータとの間の同軸度の精度を上げることができる。また、モータのシャフトの出力側を上下どちらの状態にした配置であっても焼結含油軸受の油漏れを防止することができるインナーロータ型モータを提供することができる。
本発明の実施形態に係るインナーロータ型モータの断面図である。 図2は、図1に示すインナーロータ型モータの部分拡大断面図である。 従来のモータを示す軸方向断面図である。 図3に示す従来のモータの径方向断面図を示している。
以下、添付図面を参照して、本考案を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
図1は、本発明の実施形態に係るインナーロータ型モータの断面図である。図2は、図1に示すインナーロータ型モータの部分拡大断面図である。
図1に示すように、インナーロータ型モータ50は、ロータ51、焼結含油軸受56、カップ状の筐体59、ステータ60、回路基板64、エンドプレート65を有し、フロントプレート66は筐体59に溶接で固定されている。
このインナーロータ型モータ50は、ステータコア61の径方向内側に突出した突極の内側に所定のギャップを隔ててロータ51が対向配置されている。ロータ51はシャフト52と、シャフト52に結合されたカップ状のロータヨーク53と、ロータヨーク53の外周面に装着されたロータマグネット54と、後述するスラストプレート55から構成されている。
ステータ60は径方向内側に突出した複数の突極を備えたコアを複数枚、軸方向に積層したステータコア61と、ステータコア61の両端から装着したインシュレータ62と、インシュレータ62を介して各突極に巻回したコイル63から構成されている。ロータ51は、ステータ60の内側に回転可能に配置されている。
焼結含油軸受56は、ロータ51を回転可能に支持するものであって、略円筒状の形状を有し、その両端にはそれぞれ凹部が形成され、中央には貫通した軸孔が形成されている。また、外周面には段差56cが形成されている。焼結含油軸受56の外周面にステータコア61の内周を圧入固定し、この段差56cでステータコア61の軸方向の位置決めを行っている。このように焼結含油軸受56の外周面に直接、ステータコア61を装着した構成としているため、従来例のようにステータ内外間の寸法ずれ、軸ずれの影響を受けることなくステータコア61と焼結含油軸受56との軸芯を合わせることができる。この結果、ロータ51とステータ60との間の同軸度の精度を上げることができる。
焼結含油軸受56の軸孔にシャフト52が挿通されている。円形のスラストワッシャ57がシャフト52に装着され、このスラストワッシャ57が焼結含油軸受56の一方の端面(シャフト52の出力側)に当接して軸孔からの油漏れを抑制するとともに、ロータ51の(軸方向の)抜け止めとして機能している。
さらに焼結含油軸受56の一方の端面に形成した凹部には円形のキャップ58が装着されている。このキャップ58は内側から外周縁側に向かうに従って軸方向の厚さ(高さ)寸法が漸減する傾斜面58cを形成している。このため、シャフト52に装着したスラストワッシャ57の外周縁から油が漏れた場合であってもキャップ58の外周縁に油が溜り、油がキャップ58から外部に飛散することを防止できる。なお、キャップ58の中央にはシャフト52を挿通するための開口が形成されており、シャフト52とキャップ58とは微小な隙間を有する構成となっている。また、キャップ58を形成する材料は特に問わないが、コイル63の発熱、ロータ51の回転に伴う摺動、等々によって焼結含油軸受56が熱を帯びるので、キャップ58は放熱性のよい材料から形成することによって、キャップ58を介して外部に放熱することができる。
また、シャフト52には円形のスラストプレート55が装着されている。このシャフト52に装着されたスラストプレート55はロータヨーク53の底面に接合しており、ロータ51として回転する。このスラストプレート55の一方の面には複数の環状突起55a、55bが形成されており、焼結含油軸受56の他方の端面と対向配置されている。具体的には、焼結含油軸受56の他方の端面には中央に凹部56aが形成され、凹部56aの外側には環状溝56bが形成されている。この中央の凹部56aにはロータ51に接合されたスラストプレート55の中央に形成された環状突起55aが入り込んで対向配置され、焼結含油軸受56の環状溝56bにはスラストプレート55の外周縁の環状突起55bが入り込んで対向配置されており、これによってラビリンスシール機構を構成している。このラビリンスシール機構によって、焼結含油軸受56の軸孔から漏れた油の外部への飛散を防止することができる。
また、スラストプレート55の中央に形成された環状突起55aは、その外周縁側から中央の開口側に向かうに従って軸方向の厚さ(高さ)寸法が漸減する傾斜面55cを形成している。このため、スラストプレート55が下側で、インナーロータ型モータ50のシャフト52の出力側を上にした状態の配置となった場合、焼結含油軸受56の軸孔から漏れた油はスラストプレート55の中央に油が溜り、外部に飛散することを防止できる。
本実施形態では、焼結含油軸受56の他方の端面には、スラストプレート55と焼結含油軸受56にてラビリンスシール機構を形成しているが、例えば、焼結含油軸受56の一方の端面に装着したスラストプレート55とキャップ58の構成に替えてもよい。
以上、実施形態を用いて本考案を説明したが、本考案の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、その様な変更または改良を加えた形態も本考案の技術的範囲に含まれ得ることが、実用新案登録請求の範囲の記載から明らかである。
50 インナーロータ型モータ
60 ステータ
61 ステータコア
62 インシュレータ
63 コイル
51 ロータ
52 シャフト
53 ロータヨーク
54 ロータマグネット
55 スラストプレート
55a、55b 環状突起
56 焼結含油軸受(軸受)
56a 凹部
57 スラストワッシャ
58 キャップ

Claims (3)

  1. 径方向内側に突出した複数の突極を備えたステータコアと、該ステータコアに装着したインシュレータと、該インシュレータを介して前記突極に巻回したコイルとから構成されたステータと、
    シャフトに結合されたカップ状のロータヨークと、該ロータヨークの外周に装着されたロータマグネットとから構成され、前記ステータの内側に回転可能に配置されたロータと、
    前記ロータを回転可能に支持する軸受と、を有するインナーロータ型モータであって、
    前記軸受の外周面に前記ステータコアの内周面を圧入固定し、
    前記軸受は一方の端面に凹部を有し、該凹部にキャップが装着される共に、前記凹部の中に前記シャフトに装着したスラストワッシャが配置され、
    他方の端面に凹部を有し、該凹部に前記ロータに接合されたスラストプレートの環状突起が対向配置されていることを特徴とするインナーロータ型モータ。
  2. 前記キャップは中央に前記シャフトを挿通するための開口を有し、内側から外周縁側に向かうに従って軸方向の厚さが漸減する傾斜面を有することを特徴とする請求項1に記載のインナーロータ型モータ。
  3. 前記スラストプレートは複数の環状突起を有し、前記軸受の前記一方の端面には複数の凹部を有し、前記複数の環状突起のそれぞれが前記複数の凹部のそれぞれに入り込んでいることを特徴とする請求項1に記載のインナーロータ型モータ。
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