JP3191787U - 高さ調節支柱を備えた傘固定ホルダー - Google Patents

高さ調節支柱を備えた傘固定ホルダー Download PDF

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Abstract

【課題】傘を身体に固定して、傘の上下の位置の調節が簡単にできる高さ調節支柱を備えた傘固定ホルダーを提供する。
【解決手段】傘とその傘のグリップ6に連結する高さ調節支柱3と、グリップ6を連結した高さ調節支柱3を身体に固定する帯具とで構成される。高さ調節支柱3は、傘の下端に取り付けたグリップ6と連結深度を選んで連結される支柱で、任意位置でグリップ6と高さ調節支柱3とを固定する調節ねじ7を設けた伸縮機構を備えている。グリップ6又は高さ調節支柱3の上部に設けた上部連結部9に身体へ固定する帯具である胸帯4を設け、高さ調節支柱3の下部に設けた下部連結部10に身体へ固定する帯具である腰帯41を設ける。
【選択図】図2

Description

本考案は、傘のグリップ(柄・把柄部・レバー)を把持せずして、開傘状態で身体に保持し、傘の高さを調整して使用できるようにした高さ調節支柱を備えた傘固定ホルダーに関する。
両手を自由にして、手を使わずに雨傘や日傘を差すことが必要な状況がある。
雨天時に、荷物を持って歩行する場合等の状況のほか、雨雪天時に工事作業や農作業時においては、両手を自由に使いたい場合がある。
一方の手で傘を差したままで、他方の手のみを使って作業を行おうとすると、作業を的確に行うことができない体勢になることがあり、あるいはまた、傘の保持姿勢が不安定となることがあり、しっかり保持しないままで傘布が視界を遮るような状態では、作業内容によっては身体が危険にさらされることもある。
日差しの強い天候や、雨や雪の天候で、傘を差す必要があり、かつ両手を自由にすべき数多くの状況がある。
両手を自由にしてかつ傘を差すための用具としては、傘保持具を身体の胸部や腹部等の胴部に装着してその傘ホルダーに傘を固定する方法が種々提案されている。
例えば、傘のグリップを固定する固定部を備えたベルト式の傘ホルダーが種々提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2013−90909号公報公報 特開2013−94300号公報公報
上記従来の傘の保持具は、いずれも市販の傘をそのまま使用するものである。
このため、傘を傘保持具に装着して胴部や胸部に固定した状態において、傘の中棒(シャフト・芯棒)やグリップの部分が標準化され比較的短いため、傘の傘布が頭上の高い位置になることはなく、頭頂すれすれで、装着者の目線をさえぎるおそれがあり、作業に支障を来たすこともあった。
傘の中棒は、傘を手に持って差す標準的な長さであるので、傘の中棒やグリップを身体にそのまま傘保持具に装着すると、身長と傘の位置が合わないのである。
そして、標準的な傘であると、従来の文献が示すように、頭頂のすれすれまでに傘が位置し、下がってしまい、両手の自由さが少なく、視界を狭めてしまうものであった。
本考案は上記従来のこのような不都合を改善し、傘保持具の問題点を解決するためになされたものであり、傘を身体に固定でき、かつ上下の位置の調節が簡単にできる高さ調節支柱を備えた傘固定ホルダーを提供することを目的とする。
本考案は、傘とその傘のグリップに連結する高さ調節支柱と、グリップを連結した高さ調節支柱を身体に固定する帯具とで構成され、高さ調節支柱は、前記傘の中棒の下端に取り付けたグリップと連結深度を選んで連結されるもので、任意の所定位置で前記グリップと高さ調節支柱とを固定する伸縮機構を備え、グリップ又は高さ調節支柱の上部に設けた上部連結部に身体へ固定する帯具を設け、高さ調節支柱の下部に設けた下部連結部に身体へ固定する帯具を設けたことを特徴とする高さ調節支柱を備えた傘固定ホルダーを提供する。
高さの調節は、体格に合わせて、グリップや調節支柱を手で持って任意の位置に合わせて調節する。或いは目印をつけておいた所定位置などに合わせて、事前に或いは装着後に行うことができる。
前記傘の中棒の下端に取り付けたグリップと連結深度を選んで挿入連結される高さ調節支柱は、グリップが縦断面で略逆凹状に形成された筒体で、そのグリップに前記高さ調節支柱の先端が内嵌挿入連結されて前記グリップを貫通する調節ねじによって固定する前記伸縮機構を備えたことを特徴とする前記の高さ調節支柱を備えた傘固定ホルダーを提案する。
前記傘の中棒の下端に取り付けたグリップと連結深度を選んで挿入連結される高さ調節支柱は、その先端部を上方を開口した有底円筒体として側面に進退螺合する調節ねじを設け、前記有底円筒体に傘のグリップを嵌め入れて、その深度を選択し、調節ねじで内嵌したグリップを固定する伸縮機構を備えたことを特徴とする前記の高さ調節支柱を備えた傘固定ホルダーを提案する。
前記傘の中棒の下端に形成されるグリップと、前記高さ調節支柱は、連結深度を任意にして挿入され、その調節された位置で、調節ねじによって固定する。
さらに、前記傘の中棒の下端に取り付けたグリップと連結深度を選んで挿入連結される高さ調節支柱は、棒を管状支柱に上下摺動自在に収納し、管状支柱の上部に固定用の調節ねじを設けた伸縮機構を提案する。
前記グリップ又は高さ調節支柱には、それを身体の前面に固定するための帯具を連結する連結部を設けている。
グリップ又は高さ調節支柱の上方には上部連結部を設けて、これに胸部に着脱可能に取り付けられる胸帯としての帯具が連結され、前記高さ調節支柱の下方には下方連結部を設けてこれに腰部に着脱可能に取り付けられる腰帯としての帯具が連結されている。
調節ねじは、前記グリップ内に挿入された前記高さ調節支柱の先端を適宜位置で圧接して固定する構成である。
又、別の構成としての調節ねじは、高さ調節支柱の先端の上方を開口した有底円筒体とし、有底円筒体に側面から貫通する調節ねじを設けてあり、棒状グリップをここに差し込み、任意の深さで高さ調節して圧接して固定可能である。
このように本考案は、傘の保持位置に関しての高さ調節支柱を備えた傘固定ホルダーであって、
前記傘のグリップに、高さ調節支柱が連結され、前記連結された個所を調節ねじによって固定することで、グリップの下方に所定の長さをもち伸縮できる高さ調節支柱を有しているので、この高さ調節支柱に取り付ける帯具が、適当な間隔をもって配置することができ身体の胸部と腰部との2カ所で支持して安定して傘を保持できる構成になっている。
本考案によれば次に列挙する効果が得られる。すなわち
(1)傘とその傘を身体に保持固定する帯具とからなり、その帯具を身体の胸部と腰部の2個所に装着して用いるかたちの高さ調節支柱を備えた傘固定ホルダーであるので、装着が安定している。
(2)身体に予め高さ調節支柱を帯具で身体に装着しておき、傘のグリップを調節支柱に被せ差し込み或いは挿入差し込んで、高さを調節して調節ねじを締めるだけで、任意の高さのある位置に傘を保持できる。
傘は身体に、取り付けてあるので、両手を自由に使うことができる。
(3)前記傘の中棒の下端に形成されたグリップが、略逆凹状に形成された筒体で外嵌め形式では、手でグリップを持ったままで、高さ調節支柱の先端部に、最後まで嵌め込むことができる。
そして、深さ加減を調節して位置決めし、その位置で他方の手で前記グリップを調節ねじによって固定することができる。装着が簡易にできる。
(4)調節ねじによって固定する伸縮機構を有していて、前記帯具が、胸部に着脱可能に取り付けられる胸帯と、腰部に着脱可能に取り付けられる腰帯とで構成されているので、身体に取り付けたときに、他の部位に影響なく両手を自由に使うことができる。
(5)前記のように、高さ調節機構により、身体のサイズに合わせて高さ調節をして取り付けることができるので、傘布によって視界が遮られる等の取り付け状態の不具合を回避することができる。
なお、公道上や込み合う作業場での装着使用は、勿論、傘を差すマナー従うことが前提であって、回転による雨水の散乱を意識し、「傘かしげ」による傾斜の意識など、使い側の配慮は当然必要な傘ホルダーである。
本考案に係る高さ調節支柱を備えた傘固定ホルダーの実施例1を示す使用状態の正面図である。 同じく本考案に係る高さ調節支柱を備えた傘固定ホルダーの実施例1を示す傘のグリップと調節支柱を連結した要部の斜視図である。高さ調節支柱の先端部にグリップが外嵌して連結する構成である。 同じく本考案に係る高さ調節支柱を備えた傘固定ホルダーの実施例1を示す要部の断面図である。 同じく本考案に係る高さ調節支柱を備えた傘固定ホルダーの異なる実施例2の要部を示す斜視図であって、グリップを嵌め込む内嵌式で、グリップを高さ調節支柱の先端の円筒に差し込む内嵌の連結態様を示している。 同じく本考案に係る高さ調節支柱を備えた傘固定ホルダーの実施例3であって、図2実施例1の変形例で、高さ調節支柱の先端部に螺子を設け、グリップの中空穴には螺合する雌螺子を切ったものを示す要部の斜視図である。 同じく本考案に係る高さ調節支柱を備えた傘固定ホルダーの実施例4であって、図2実施例1の変形例で、先端部に螺子を設けた棒を管状支柱に上下摺動自在に収納したもので、上部に調節ねじを設けたものを示す要部の断面説明図である。
以下、図面の図1〜図6に示す本考案を実施するための最良の形態により、本考案の形態及び実施例を詳細に説明する。
本考案を実施するための最良の形態における要部は、次の構成である。
本考案は、傘(1)とその傘(1)のグリップ(6)に連結する高さ調節支柱(3)と、グリップ(6)を連結した高さ調節支柱(3)を身体に固定する帯具とで構成される。
高さ調節支柱(3)を備えた傘固定ホルダーに傘(1)を装填すると、傘(1)は相応の高さをもって頭上で開傘し、適宜位置に保持され、高さを任意に調節でき、グリップ(6)から手を離すことができ、両手を自由に使うことができる。
グリップ(6)と高さ調節支柱(3)との連結は、高さを伸縮調節できて、かつ着脱操作が簡易で安全に固定できる構成である。
グリップ(6)と高さ調節支柱(3)との連結部分で伸縮調節する構成と、さらに高さ調節支柱(3)自体が伸縮調整できる構成を開示し夫々で或いは組み合わせで、高さを調整できる。
図1ないし図3に示す実施例1は、傘(1)のグリップ(6)が筒体で、高さ調節支柱(3)の先端に外嵌して連結する構成のものである。
グリップ(6)が、外嵌であると、グリップ(6)を持って連結作業ができるので高さ調節しやすい構成になる。
実施例1の高さ調節支柱(3)は、前記傘(1)の中棒(2)の下端に取り付けたグリップ(6)と連結深度を選んで先端部が連結される支柱である。
先端部を細い棒状とし略20Cm程の長さを持った軽量な支柱である。
連結位置を調整して高さ伸縮調整する機構を備えたことに特徴がある。
実施例1の高さ調節支柱(3)は、前記グリップ(6)と高さ調節支柱(3)とを任意の長さにする所定位置で連結する固定する調節ネジ(7)を備えている。
グリップ(6)と高さ調節支柱(3)とは、連結着脱自在で、その取り付け方で全体の長さを伸縮調整できる構造で、実施例1では、グリップ(6)が縦断面で略逆凹状に形成され、下方に開口した穴を有する筒体で、そのグリップ(6)の穴に、前記高さ調節支柱の細い棒状の先端が内嵌挿入連結される構造である。
挿入深度を調節することで、グリップ(6)の高さ位置を調整できる。
実施例1では、グリップ(6)に、その位置で固定する手段が設けられている。
固定する手段は、調整ねじ(7)で、グリップ(6)の側面に螺合貫通して設けられ、挿入された支柱の先端部を圧接して固定する。
グリップ(6)及び又は高さ調節支柱(3)には、これを身体に保持する帯具が上下位置に間隔をおいて取り付けられる。
グリップ(6)及び又は高さ調節支柱(3)には、帯具を付ける連結部を設けている。
上部に設けた上部連結部(9)には身体胸部へ固定する帯具を取り付け、高さ調節支柱(3)の下部に設けた下部連結部(10)には身体腰部へ固定する帯具を取り付けている。
帯具としては、胸部に着脱可能に取り付けられる胸帯(4)と、腰部に着脱可能に取り付けられる腰帯(41)とが取り付けられる。
傘(1)のグリップ(6)は、下方を開口した筒体である。
既存の傘に適用する場合は、既製の傘の取手を外して本考案のグリップ(6)を取り付けて、高さ調節支柱(3)と組み合わせて実施される。
前記胸帯(4)及び腰帯(41)は、人の胸または腰を巻くに十分な長さを有していて、前記グリップ(6)または前記高さ調節支柱(3)を留めるためのナス管(42)とで構成されている。
上記構成の高さ調節支柱(3)は、使用する場合は、図1に示すように、中棒(2)の位置を体格に合わせて適宜決定した後、胸帯(4)を、肩から脇下に斜めに掛けてグリップ(6)の上部連結部(9)と前記胸帯(4)のナス管(42)を連結する。
その後、腰帯(41)を腰又は腹に巻いて前記高さ調節支柱(3)の下部連結部(10)と腰帯(41)のナス管(42)を連結することで身体に固定することができる。
次に、図3に示すように、伸縮機構(8)である前記高さ調節支柱(3)にグリップ(6)を挿入する。
適当な位置に傘布の高さを調整したら調節ねじ(7)を絞めて前記高さ調節支柱(3)を圧接して固定する。
この取り付け作業を行う際には、グリップ(6)を浮かせながら位置決めし、適正な位置に傘布の高さが来た時点で伸縮機構(8)の調節ねじ(7)を締め付け調節する。
図3で示すように、グリップ(6)は略逆凹型で中空であり、壁を調節ねじ(7)が貫通している。
伸縮機構(8)は前記グリップ(6)に高さ調節支柱(3)を差し込み適当な箇所で前記調節ねじ(7)を絞めて前記高さ調節支柱(3)を圧接して固定する構造である。
グリップ(6)の長さは12〜20cm程度の長さであるのが好ましい。
実施例1では17cmである。
高さ調節支柱(3)の長さは、25〜50cm程度の長さであるのが好ましく、用いる人の身長や体格に合わせて、適宜決定することができる。
実施例1では全長が32cmである。
高さ調節支柱(3)の構造や材質としては、円柱状若しくは棒状であるのが好ましく、強度上と軽量化の観点から、実施例では硬質プラスチック管であるが、例えば、各種スチール管、又は木や竹の材質を採用することができる。
胸帯(4)と腰帯(41)は、布ベルト等の丈夫な素材が好ましく、体格に合わせて調整するためのバックルを取り付けるのが好ましい。
連結部(9)(10)の材質としては、たとえば強化プラスチックや金属等があげられる。
本考案の実施例1は、グリップ(6)の上部に、下ろくろの留具(5)を、テコ係止として構成している。
この構成は、グリップ(6)と高さ調節支柱(3)の連結が、傘の開閉に関連する部分とは無関係なところにあるために、連結分離作業は、傘が開閉いずれ状態でもできる。
かつグリップ(6)をもった手で、留具(5)をその手の指で作動させることができる個所に設けている。
図3において、傘を折りたたんだ状態では、留具(5)の動きを示す両矢印の曲線で示したように、中棒(2)に取り付けられた留具(5)によって、グリップ(6)を持った手で下ろくろを固定し解除することができる。
前記留具(5)はバネを内蔵していて、バネの付勢力によって、前記下ろくろ方向へ常時押されているように構成している。
図2の実線で示した留具(5)は、通常の閉傘時の角度位置であり、傘を閉じた位置を示している。破線で示した留具(5)は、下ろくろを開放した状態で開傘になる状況を示している。
図4の実施例2は、グリップ(6)を棒状とし、高さ調節支柱(3)の先端部を上方へ開口した有底円筒体とした伸縮機構(8)としたものである。
前記傘(1)の中棒(2)の下端に取り付けた棒状のグリップ(6)と連結深度を選んで挿入連結される高さ調節支柱(3)は、その先端部を上方へ開口した有底円筒体として側面に進退螺合する調節ねじ(7)を設け、前記有底円筒体に傘(1)のグリップ(6)を嵌め入れて、その深度を選択し、調節ねじ(7)で内嵌したグリップ(6)を固定する伸縮機構(8)を備えたものである。
図4の点線で示すとおり、高さ調節支柱(3)の上端は有底円筒体になっており、使用に際しては傘(1)のグリップ(6)を嵌め入れて、その深度を選択し、調節ねじ(7)で内嵌したグリップ(6)を固定する構造になっている。
グリップ(6)の長さと高さ調節支柱(3)の有底円筒体の深さは同程度であって10〜20cm程度の長さであるのが好ましく、用いる人の身長や体格に合わせて、適宜決定することができる。
また、調節ねじ(7)で、内嵌したグリップ(6)を固定しやすいようにするために、前記グリップ(6)の長手方向に幅3cm程度の溝を施こしている。
図5に示す実施例3は、図2実施例1の変形例で、高さ調節支柱(3)の先端部に螺子を設け、グリップ(6)の中空穴には螺合する雌螺子を切った構成とした。
連結を、より堅牢にしてしっかり接続するためである。
高さ調節支柱(3)には、上部連結部(9)と調節ねじ(7)を設けた固定リング(71)を遊嵌しており、高さ調節支柱(3)の下部には下部連結部(10)が設けられている。
使用に際しては、高さ調節支柱(3)の先端部を前記グリップ(6)の中空穴に差し込み、前記高さ調節支柱(3)を回して深度を調整する。
最適な深度に調整したら、上部連結部(9)と調節ねじ(7)からなる固定リング(71)に前記高さ調節支柱(3)を挿通してとりつけ、前記調節ねじ(7)を絞めて前記グリップ(6)と前記高さ調節支柱(3)を圧接して固定する。
尚、図1の実施例では右利きの使用者の着用状態を想定して説明したが、その使用者が左利きである場合には、図1のような前側から見て左右対称の着用状態として使用することになる。
本考案は、簡単に装着ができ、傘それ自体を手に持つことなく身体に固定でき、両手が自由な状態で、傘を差しながら歩行や作業をすることができる。
装着に当たっては、使用者の体格に合わせて傘布の位置を調整することで傘布が装着者の目線をさえぎるのを防止するための高さ調節もできる。
図6は、同じく本考案に係る高さ調節支柱を備えた傘固定ホルダーの実施例4であって、異なる構成の高さ調節支柱を示すものである。
図5の実施例1の変形例で、先端部に雄螺子を設けた棒を管状支柱に上下摺動自在に収納したもので、上部に固定用の調節ねじ(7)を設けた伸縮機構である。
図では省略しているが、先端部に傘(1)のグリップ(6)が連結される。
実施例4は、グリップ(6)の連結部分での調整ではなく、高さ調節支柱(3)自体に伸縮機能を持たせたものである。
高さ調節支柱(3)の先端棒と傘(1)のグリップ(6)の連結は、ねじ螺合が堅牢であるが、しっかり結合すれば、結合手段はこれに限定されるものではない。
高さ調節支柱(3)は、管状支柱の上下部に、帯具の上部連結部(9)と下部連結部(10)を設けている。
実施例4の構成では、高さ調節支柱(3)を身体に帯具で装着し、傘(1)を後から装着取り付けても、高さ調整ができる。さらには、実施例1〜3に示す先端構造とグリップ(6)との高さ調整の仕方に加えて、実施例4の構成をも併せて組み合わせ、高さ調整ができる。
本考案の傘ホルダーは、日傘や雨傘のホルダーとして用いられ、雨天時の一般歩行時や、観光ガイドや農作業などの野外作業において利用される。
傘を差して両手を自由にした状態になるので、雨天時でも手作業を行うことができるので、各種の屋外作業に利用できる。
1 傘
2 中棒
3 高さ調節支柱
4 胸帯(帯具)
41 腰帯(帯具)
5 留具
6 グリップ
7 調節ねじ
8 伸縮機構
9 上部連結部
10 下部連結部

Claims (5)

  1. 傘とその傘のグリップに連結する高さ調節支柱と、グリップを連結した高さ調節支柱を身体に固定する帯具とで構成され、高さ調節支柱は、前記傘の中棒の下端に取り付けたグリップと連結深度を選んで挿入連結される支柱で、任意の位置で前記グリップと高さ調節支柱とを固定する調節ねじを設けた伸縮機構を備え、グリップ又は高さ調節支柱の上部に設けた上部連結部に身体へ固定する帯具を設け、高さ調節支柱の下部に設けた下部連結部に身体へ固定する帯具を設けたことを特徴とする高さ調節支柱を備えた傘固定ホルダー。
  2. 前記傘の中棒の下端に取り付けたグリップと連結深度を選んで挿入連結される高さ調節支柱は、グリップが略逆凹状に形成された筒体で、そのグリップに前記高さ調節支柱の先端が内嵌挿入されて前記グリップを貫通する調節ねじによって前記固定する伸縮機構を備えたことを特徴とする請求1記載の高さ調節支柱を備えた傘固定ホルダー。
  3. 前記傘の中棒の下端に取り付けたグリップと連結深度を選んで挿入連結される高さ調節支柱は、その先端部を上方へ開口した有底円筒体として側面に進退螺合する調節ねじを設け、前記有底円筒体に傘のグリップを嵌め入れて、その深度を選択し、調節ねじで内嵌したグリップを固定する伸縮機構を備えたことを特徴とする請求項1記載の高さ調節支柱を備えた傘固定ホルダー。
  4. 前記傘の中棒の下端に取り付けたグリップと連結深度を選んで挿入連結される高さ調節支柱は、棒を管状支柱に上下摺動自在に収納し、管状支柱の上部に固定用の調節ねじを設けた伸縮機構であることを特徴とする請求項1記載の高さ調節支柱を備えた傘固定ホルダー。
  5. 前記帯具は、前記上部連結部に連結した胸部に着脱可能に取り付けられる胸帯と、前記下部連結部に連結した腰部に着脱可能に取り付けられる腰帯とからなることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の高さ調節支柱を備えた傘固定ホルダー。
JP2014002207U 2014-04-28 高さ調節支柱を備えた傘固定ホルダー Expired - Lifetime JP3191787U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112869317A (zh) * 2021-01-25 2021-06-01 海峡(晋江)伞业科技创新中心有限公司 具有肩部支撑功能的雨伞

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