JP3191389B2 - トラッキング誤差検出用信号の記録方法及びトラッキング誤差検出装置 - Google Patents
トラッキング誤差検出用信号の記録方法及びトラッキング誤差検出装置Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスクに対するト
ラッキング誤差検出用信号の記録方法及びトラッキング
誤差検出装置に関する。
ラッキング誤差検出用信号の記録方法及びトラッキング
誤差検出装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、ハードディスク（固定ディス
ク）の複数の輻方向にセクターサーボ信号が記録され、
その各セクターサーボ信号はトラック毎のサーボマーカ
ー信号、アドレス（トラック番号、セクター番号）信号
及び２相のトラッキング誤差検出用バーストパルス信号
から構成されている。
ク）の複数の輻方向にセクターサーボ信号が記録され、
その各セクターサーボ信号はトラック毎のサーボマーカ
ー信号、アドレス（トラック番号、セクター番号）信号
及び２相のトラッキング誤差検出用バーストパルス信号
から構成されている。
【０００３】そこで、ハードディスクの再生回路では、
磁気ヘッドによって再生された２相のトラッキング誤差
検出用バーストパルス信号の再生信号を全波整流検波し
た後積分し、その両積分信号をレベル比較してトラッキ
ング誤差信号を得るようにしている。その場合、サーボ
マーカー信号の再生信号を基準として検波用ゲート信号
及び積分用ゲート信号を発生させ、検波及び積分時に使
用する。
磁気ヘッドによって再生された２相のトラッキング誤差
検出用バーストパルス信号の再生信号を全波整流検波し
た後積分し、その両積分信号をレベル比較してトラッキ
ング誤差信号を得るようにしている。その場合、サーボ
マーカー信号の再生信号を基準として検波用ゲート信号
及び積分用ゲート信号を発生させ、検波及び積分時に使
用する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、２相のトラ
ッキング誤差検出用バーストパルス信号は、マーカー信
号と独立に記録されるため、２相のトラッキング誤差検
出用バーストパルス信号の再生信号に対する検波用ゲー
ト信号及び積分用ゲート信号の位相が適切ではない場合
は、高精度のトラッキング誤差信号が得られない虞があ
る。
ッキング誤差検出用バーストパルス信号は、マーカー信
号と独立に記録されるため、２相のトラッキング誤差検
出用バーストパルス信号の再生信号に対する検波用ゲー
ト信号及び積分用ゲート信号の位相が適切ではない場合
は、高精度のトラッキング誤差信号が得られない虞があ
る。
【０００５】かかる点に鑑み、本発明は、高精度のトラ
ッキング誤差信号を得ることのできるトラッキング誤差
検出用信号の記録方法及びトラッキング誤差検出装置を
提案しようとするものである。
ッキング誤差信号を得ることのできるトラッキング誤差
検出用信号の記録方法及びトラッキング誤差検出装置を
提案しようとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段及び作用】第１の本発明
は、磁気ディスク１より磁気ヘッドで再生された信号が
供給されて、その磁気ディスク１の記録トラックに記録
されたマーカー信号の再生信号が検出されるマーカー信
号検出回路９と、磁気ディスク１より磁気ヘッドで再生
された信号が供給されて、マーカー信号の後に記録トラ
ックのトラック中心の両側で、互いに異なる位置にそれ
ぞれ記録された同一周波数の第１及び第２のトラッキン
グ誤差検出用バーストパルス信号の再生信号が、マーカ
ー信号検出回路９の検出出力に基づいて形成された第１
及び第２の検波用ゲート信号によってそれぞれゲートさ
れると共に全波整流検波される検波回路６と、その検波
回路６よりの第１及び第２の検波出力が供給されて、マ
ーカー信号検出回路の検出出力に基づいて形成された第
１及び第２の積分用ゲート信号によってそれぞれゲート
されると共に積分される積分器７と、その積分器７より
の第１及び第２の積分出力が供給されてレベル比較され
て、トラッキング誤差信号が出力されるレベル比較器１
０とを有するトラッキング誤差検出装置によって検出さ
れるトラッキング誤差検出用信号の記録方法である。
は、磁気ディスク１より磁気ヘッドで再生された信号が
供給されて、その磁気ディスク１の記録トラックに記録
されたマーカー信号の再生信号が検出されるマーカー信
号検出回路９と、磁気ディスク１より磁気ヘッドで再生
された信号が供給されて、マーカー信号の後に記録トラ
ックのトラック中心の両側で、互いに異なる位置にそれ
ぞれ記録された同一周波数の第１及び第２のトラッキン
グ誤差検出用バーストパルス信号の再生信号が、マーカ
ー信号検出回路９の検出出力に基づいて形成された第１
及び第２の検波用ゲート信号によってそれぞれゲートさ
れると共に全波整流検波される検波回路６と、その検波
回路６よりの第１及び第２の検波出力が供給されて、マ
ーカー信号検出回路の検出出力に基づいて形成された第
１及び第２の積分用ゲート信号によってそれぞれゲート
されると共に積分される積分器７と、その積分器７より
の第１及び第２の積分出力が供給されてレベル比較され
て、トラッキング誤差信号が出力されるレベル比較器１
０とを有するトラッキング誤差検出装置によって検出さ
れるトラッキング誤差検出用信号の記録方法である。
【０００７】そして、第１及び第２の検波用ゲート信号
並びに第１及び第２の積分用ゲート信号の開始位置が、
それぞれ第１及び第２のトラッキング誤差検出用バース
トパルス信号のパルス幅の略中心に一致すると共に、第
１及び第２の積分用ゲート信号の終了位置が、第１及び
第２のトラッキング誤差検出用バーストパルス信号のパ
ルス幅の略中心に一致するように、第１及び第２のトラ
ッキング誤差検出用バーストパルス信号を磁気ディスク
１に記録する。
並びに第１及び第２の積分用ゲート信号の開始位置が、
それぞれ第１及び第２のトラッキング誤差検出用バース
トパルス信号のパルス幅の略中心に一致すると共に、第
１及び第２の積分用ゲート信号の終了位置が、第１及び
第２のトラッキング誤差検出用バーストパルス信号のパ
ルス幅の略中心に一致するように、第１及び第２のトラ
ッキング誤差検出用バーストパルス信号を磁気ディスク
１に記録する。
【０００８】第２の本発明は、上述のトラッキング誤差
検出装置であって、第１及び第２の検波用ゲート信号並
びに第１及び第２の積分用ゲート信号の開始位置が、そ
れぞれ第１及び第２のトラッキング誤差検出用バースト
パルス信号のパルス幅の略中心に一致すると共に、第１
及び第２の積分用ゲート信号の終了位置が、第１及び第
２のトラッキング誤差検出用バーストパルス信号のパル
ス幅の略中心に一致するように、第１及び第２の検波用
ゲート信号並びに第１及び第２の積分用ゲート信号を設
定する。
検出装置であって、第１及び第２の検波用ゲート信号並
びに第１及び第２の積分用ゲート信号の開始位置が、そ
れぞれ第１及び第２のトラッキング誤差検出用バースト
パルス信号のパルス幅の略中心に一致すると共に、第１
及び第２の積分用ゲート信号の終了位置が、第１及び第
２のトラッキング誤差検出用バーストパルス信号のパル
ス幅の略中心に一致するように、第１及び第２の検波用
ゲート信号並びに第１及び第２の積分用ゲート信号を設
定する。
【０００９】
【実施例】以下に図面を参照して、本発明をハードディ
スク（固定ディスク）の記録方法及び再生回路に適用し
た実施例を詳細に説明する。尚、フロッピーディスクに
も適用できる。先ず、図１及び図２を参照して、その再
生回路を説明する。図１はタイミングチャートを示し、
図２は再生回路を示す。書き込み／読み出し（記録／再
生）用磁気ヘッドＨによって、書き込み／読み出し（記
録／再生）増幅器２からの信号を磁気ディスク（ハード
ディスク）１に記録すると共に、その記録信号を読み取
って（再生して）、増幅器２に供給する。
スク（固定ディスク）の記録方法及び再生回路に適用し
た実施例を詳細に説明する。尚、フロッピーディスクに
も適用できる。先ず、図１及び図２を参照して、その再
生回路を説明する。図１はタイミングチャートを示し、
図２は再生回路を示す。書き込み／読み出し（記録／再
生）用磁気ヘッドＨによって、書き込み／読み出し（記
録／再生）増幅器２からの信号を磁気ディスク（ハード
ディスク）１に記録すると共に、その記録信号を読み取
って（再生して）、増幅器２に供給する。
【００１０】磁気ディスク１には、複数の輻方向にセク
ターサーボ信号を記録する。このセクターサーボ信号
は、各トラック毎のサーボマーカー信号、それに続くア
ドレス信号（トラック番号及びセクター番号の信号）、
それに続くトラック中心の両側で互いに異なる位置、即
ち、磁気ヘッドＨで同時に再生されない位置にファイン
パターン信号として記録された第１及び第２のトラッキ
ング誤差検出用バーストパルス信号から成る。
ターサーボ信号を記録する。このセクターサーボ信号
は、各トラック毎のサーボマーカー信号、それに続くア
ドレス信号（トラック番号及びセクター番号の信号）、
それに続くトラック中心の両側で互いに異なる位置、即
ち、磁気ヘッドＨで同時に再生されない位置にファイン
パターン信号として記録された第１及び第２のトラッキ
ング誤差検出用バーストパルス信号から成る。
【００１１】磁気ヘッドＨによって、磁気ディスク１か
ら再生された信号は、増幅器２を通じて、波形成形用の
ピークディテクタ３に供給される。そのピークディテク
タ３はその初段に増幅器４を有すると共に、その増幅器
４の出力が高域カットのためのローパスフィルタ５を通
じてピークディテクタ３に供給されるように成されてい
る。
ら再生された信号は、増幅器２を通じて、波形成形用の
ピークディテクタ３に供給される。そのピークディテク
タ３はその初段に増幅器４を有すると共に、その増幅器
４の出力が高域カットのためのローパスフィルタ５を通
じてピークディテクタ３に供給されるように成されてい
る。
【００１２】ピークディテクタ３からの再生出力（再生
パルス）が、サーボマーカー検出回路９に供給されて、
サーボマーカー信号｛図１（Ｃ）｝が検出される。ロー
パスフィルタ５の出力、即ち、第１及び第２のトラッキ
ング誤差検出用バーストパルス信号｛図１（Ａ）、
（Ｂ）｝の微分出力｛図３（Ａ）｝が、全波整流検波回
路６に供給されて、サーボ系処理回路（ＣＰＵ又はラン
ダムロジック回路から成る）１０よりの第１及び第２の
検波用ゲート信号ＤＧ｛図１（Ｄ）、（Ｆ）及び図３
（Ｂ）｝によってゲートされると共に全波整流検波され
て、第１及び第２の検波出力｛図３（Ｄ）｝が得れる。
この第１及び第２の検波出力が積分器７に供給されて、
サーボ系処理回路１０よりの第１及び第２の積分用ゲー
ト信号ＩＧ｛図１（Ｅ）、（Ｇ）及び図３（Ｃ）｝によ
ってゲートされると共に積分されて、第１及び第２の積
分出力｛図３（Ｅ）｝が得れる。尚、積分器７では、第
１及び第２の積分用ゲート信号ＩＧの終了後、サーボ系
処理回路１０よりのリセット信号ＲＳによってリセット
される。
パルス）が、サーボマーカー検出回路９に供給されて、
サーボマーカー信号｛図１（Ｃ）｝が検出される。ロー
パスフィルタ５の出力、即ち、第１及び第２のトラッキ
ング誤差検出用バーストパルス信号｛図１（Ａ）、
（Ｂ）｝の微分出力｛図３（Ａ）｝が、全波整流検波回
路６に供給されて、サーボ系処理回路（ＣＰＵ又はラン
ダムロジック回路から成る）１０よりの第１及び第２の
検波用ゲート信号ＤＧ｛図１（Ｄ）、（Ｆ）及び図３
（Ｂ）｝によってゲートされると共に全波整流検波され
て、第１及び第２の検波出力｛図３（Ｄ）｝が得れる。
この第１及び第２の検波出力が積分器７に供給されて、
サーボ系処理回路１０よりの第１及び第２の積分用ゲー
ト信号ＩＧ｛図１（Ｅ）、（Ｇ）及び図３（Ｃ）｝によ
ってゲートされると共に積分されて、第１及び第２の積
分出力｛図３（Ｅ）｝が得れる。尚、積分器７では、第
１及び第２の積分用ゲート信号ＩＧの終了後、サーボ系
処理回路１０よりのリセット信号ＲＳによってリセット
される。
【００１３】第１及び第２の積分出力はそれぞれＡ／Ｄ
変換器８に供給されてデジタル信号に変換された後、サ
ーボ系処理回路１０に供給されて、そのメモリに記憶さ
れると共に、そこでレベル比較され、その得られたトラ
ッキング誤差信号に基づいて、磁気ヘッドＨが制御され
て、トラッキングが採られるように制御される。
変換器８に供給されてデジタル信号に変換された後、サ
ーボ系処理回路１０に供給されて、そのメモリに記憶さ
れると共に、そこでレベル比較され、その得られたトラ
ッキング誤差信号に基づいて、磁気ヘッドＨが制御され
て、トラッキングが採られるように制御される。
【００１４】そして、図１に示す如く、第１及び第２の
検波用ゲート信号｛図１（Ｄ）、（Ｆ）｝並びに第１及
び第２の積分用ゲート信号｛図１（Ｅ）、（Ｇ）｝の開
始位置及び終了位置がそれぞれ共に、第１及び第２のト
ラッキング誤差検出用バーストパルス信号（例えば、周
期が２５０ｎsec 、例えば、デューティが５０パーセン
トであるが、それぞれこれらに限られるものではない）
｛図１（Ａ）、（Ｂ）｝のパルス幅の略中心に一致する
ように、第１及び第２のトラッキング誤差検出用バース
トパルス信号を、磁気ディスク１に記録する。この場
合、第１及び第２の積分用ゲート信号の開始位置は、そ
れぞれ第１及び第２の検波用ゲート信号の開始位置と同
じ位置か、又は、第１及び第２のトラッキング誤差検出
用バーストパルス信号の１若しくは複数周期分遅れた位
置と成る。又、第１及び第２の積分用ゲート信号の終了
位置は、それぞれ第１及び第２の検波用ゲート信号の開
始位置と同じ位置か、又は、第１及び第２のトラッキン
グ誤差検出用バーストパルス信号の１若しくは複数周期
分遅れた位置である。
検波用ゲート信号｛図１（Ｄ）、（Ｆ）｝並びに第１及
び第２の積分用ゲート信号｛図１（Ｅ）、（Ｇ）｝の開
始位置及び終了位置がそれぞれ共に、第１及び第２のト
ラッキング誤差検出用バーストパルス信号（例えば、周
期が２５０ｎsec 、例えば、デューティが５０パーセン
トであるが、それぞれこれらに限られるものではない）
｛図１（Ａ）、（Ｂ）｝のパルス幅の略中心に一致する
ように、第１及び第２のトラッキング誤差検出用バース
トパルス信号を、磁気ディスク１に記録する。この場
合、第１及び第２の積分用ゲート信号の開始位置は、そ
れぞれ第１及び第２の検波用ゲート信号の開始位置と同
じ位置か、又は、第１及び第２のトラッキング誤差検出
用バーストパルス信号の１若しくは複数周期分遅れた位
置と成る。又、第１及び第２の積分用ゲート信号の終了
位置は、それぞれ第１及び第２の検波用ゲート信号の開
始位置と同じ位置か、又は、第１及び第２のトラッキン
グ誤差検出用バーストパルス信号の１若しくは複数周期
分遅れた位置である。
【００１５】又は、図１に示す如く、第１及び第２の検
波用ゲート信号｛図１（Ｄ）、（Ｆ）｝並びに第１及び
第２の積分用ゲート信号｛図１（Ｅ）、（Ｇ）｝の開始
位置及び終了位置がそれぞれ共に、第１及び第２のトラ
ッキング誤差検出用バーストパルス信号（例えば、周期
が２５０ｎsec 、例えば、デューティが５０パーセント
であるが、それぞれこれらに限られるものではない）
｛図１（Ａ）、（Ｂ）｝のパルス幅の中心に一致するよ
うに、第１及び第２の検波用ゲート信号並びに第１及び
第２の積分用ゲート信号を設定する。この場合も同様
に、第１及び第２の積分用ゲート信号の開始位置は、そ
れぞれ第１及び第２の検波用ゲート信号の開始位置と同
じ位置か、又は、第１及び第２のトラッキング誤差検出
用バーストパルス信号の１若しくは複数周期分遅れた位
置と成る。又、第１及び第２の積分用ゲート信号の終了
位置は、それぞれ第１及び第２の検波用ゲート信号の開
始位置と同じ位置か、又は、第１及び第２のトラッキン
グ誤差検出用バーストパルス信号の１若しくは複数周期
分遅れた位置である。
波用ゲート信号｛図１（Ｄ）、（Ｆ）｝並びに第１及び
第２の積分用ゲート信号｛図１（Ｅ）、（Ｇ）｝の開始
位置及び終了位置がそれぞれ共に、第１及び第２のトラ
ッキング誤差検出用バーストパルス信号（例えば、周期
が２５０ｎsec 、例えば、デューティが５０パーセント
であるが、それぞれこれらに限られるものではない）
｛図１（Ａ）、（Ｂ）｝のパルス幅の中心に一致するよ
うに、第１及び第２の検波用ゲート信号並びに第１及び
第２の積分用ゲート信号を設定する。この場合も同様
に、第１及び第２の積分用ゲート信号の開始位置は、そ
れぞれ第１及び第２の検波用ゲート信号の開始位置と同
じ位置か、又は、第１及び第２のトラッキング誤差検出
用バーストパルス信号の１若しくは複数周期分遅れた位
置と成る。又、第１及び第２の積分用ゲート信号の終了
位置は、それぞれ第１及び第２の検波用ゲート信号の開
始位置と同じ位置か、又は、第１及び第２のトラッキン
グ誤差検出用バーストパルス信号の１若しくは複数周期
分遅れた位置である。
【００１６】かくして、図３、図４及び図５に示す如
く、第１及び第２のトラッキング誤差検出用バーストパ
ルス信号の再生信号に対する第１及び第２の検波用ゲー
ト信号並びに第１及び第２の積分用ゲート信号の相対的
開始又は終了位置が多少ずれても、第１及び第２のトラ
ッキング誤差検出用バーストパルス信号の再生信号の正
負のパルスの波高値の絶対値が多少異なっても、第１及
び第２のトラッキング誤差検出用バーストパルス信号の
再生信号の周波数が多少変化しても、第１及び第２の検
波用ゲート信号並びにに第１及び第２の積分用ゲート信
号の開始位置及び終了位置は、第１及び第２のトラッキ
ング誤差検出用バーストパルス信号の再生信号（微分信
号）の同相の（同一パターンの）零の部分の中央にある
と共に、正負のパルスの個数は等しくなのるで、第１及
び第２の積分出力の差から得られるトラッキング誤差信
号はこれらの影響を受けずして高精度のものと成る。
く、第１及び第２のトラッキング誤差検出用バーストパ
ルス信号の再生信号に対する第１及び第２の検波用ゲー
ト信号並びに第１及び第２の積分用ゲート信号の相対的
開始又は終了位置が多少ずれても、第１及び第２のトラ
ッキング誤差検出用バーストパルス信号の再生信号の正
負のパルスの波高値の絶対値が多少異なっても、第１及
び第２のトラッキング誤差検出用バーストパルス信号の
再生信号の周波数が多少変化しても、第１及び第２の検
波用ゲート信号並びにに第１及び第２の積分用ゲート信
号の開始位置及び終了位置は、第１及び第２のトラッキ
ング誤差検出用バーストパルス信号の再生信号（微分信
号）の同相の（同一パターンの）零の部分の中央にある
と共に、正負のパルスの個数は等しくなのるで、第１及
び第２の積分出力の差から得られるトラッキング誤差信
号はこれらの影響を受けずして高精度のものと成る。
【００１７】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、高精度のトラ
ッキング誤差信号を得ることのできるトラッキング誤差
検出用信号の記録方法及びトラッキング誤差検出装置を
得ることができる。
ッキング誤差信号を得ることのできるトラッキング誤差
検出用信号の記録方法及びトラッキング誤差検出装置を
得ることができる。
【図１】本発明の実施例のタイミングチャート
【図２】本発明の実施例を示すブロック線図
【図３】実施例の説明に供するタイミングチャート
【図４】実施例の説明に供するタイミングチャート
【図５】実施例の説明に供するタイミングチャート
１ 磁気ディスク ２ 増幅器 ３ ピークディテクタ ４ 増幅器 ５ ローパスフィルタ ６ 全波整流検波回路 ７ 積分器 ８ Ａ／Ｄ変換器 ９ サーボマーカー検出回路 １０ サーボ系処理回路
Claims (4)
- 【請求項１】 磁気ディスクより磁気ヘッドで再生され
た信号が供給されて、該記録媒体の記録トラックに記録
されたマーカー信号の再生信号が検出されるマーカー信
号検出回路と、 上記磁気ディスクより磁気ヘッドで再生された信号が供
給されて、上記マーカー信号の後に上記記録トラックの
トラック中心の両側で、互いに異なる位置にそれぞれ記
録された同一周波数の第１及び第２のトラッキング誤差
検出用バーストパルス信号の再生信号が、上記マーカー
信号検出回路の検出出力に基づいて形成された第１及び
第２の検波用ゲート信号によってそれぞれゲートされる
と共に全波整流検波される検波回路と、 該検波回路よりの第１及び第２の検波出力が供給され
て、上記マーカー信号検出回路の検出出力に基づいて形
成された第１及び第２の積分用ゲート信号によってそれ
ぞれゲートされると共に積分される積分器と、 該積分器よりの第１及び第２の積分出力が供給されてレ
ベル比較されて、トラッキング誤差信号が出力されるレ
ベル比較器とを有するトラッキング誤差検出装置によっ
て検出されるトラッキング誤差検出用信号の記録方法で
あって、 上記第１及び第２の検波用ゲート信号並びに上記第１及
び第２の積分用ゲート信号の開始位置が、それぞれ上記
第１及び第２のトラッキング誤差検出用バーストパルス
信号のパルス幅の略中心に一致すると共に、上記第１及
び第２の積分用ゲート信号の終了位置が、上記第１及び
第２のトラッキング誤差検出用バーストパルス信号のパ
ルス幅の略中心に一致するように、上記第１及び第２の
トラッキング誤差検出用バーストパルス信号を上記磁気
ディスクに記録するようにしたことを特徴とするトラッ
キング誤差検出用信号の記録方法。 - 【請求項２】 上記磁気ディスクには、上記マーカー信
号並びに上記第１及び第２のトラッキング誤差検出用バ
ーストパルス信号を含むセクターサーボ信号を、複数の
輻方向に記録することを特徴とする請求項１記載のトラ
ッキング誤差検出用信号の記録方法。 - 【請求項３】 磁気ディスクより磁気ヘッドで再生され
た信号が供給されて、該記録媒体の記録トラックに記録
されたマーカー信号の再生信号が検出されるマーカー信
号検出回路と、 上記磁気ディスクより磁気ヘッドで再生された信号が供
給されて、上記マーカー信号の後に上記記録トラックの
トラック中心の両側で、互いに異なる位置にそれぞれ記
録された同一周波数の第１及び第２のトラッキング誤差
検出用バーストパルス信号の再生信号が、上記マーカー
信号検出回路の検出出力に基づいて形成された第１及び
第２の検波用ゲート信号によってそれぞれゲートされる
と共に全波整流検波される検波回路と、 該検波回路よりの第１及び第２の検波出力が供給され
て、上記マーカー信号検出回路の検出出力に基づいて形
成された第１及び第２の積分用ゲート信号によってそれ
ぞれゲートされると共に積分される積分器と、 該積分器よりの第１及び第２の積分出力が供給されてレ
ベル比較されて、トラッキング誤差信号が出力されるレ
ベル比較器とを有するトラッキング誤差検出装置であっ
て、 上記第１及び第２の検波用ゲート信号並びに上記第１及
び第２の積分用ゲート信号の開始位置が、それぞれ上記
第１及び第２のトラッキング誤差検出用バーストパルス
信号のパルス幅の略中心に一致するようにすると共に、
上記第１及び第２の積分用ゲート信号の終了位置が、上
記第１及び第２のトラッキング誤差検出用バーストパル
ス信号のパルス幅の略中心に一致するように、上記第１
及び第２の検波用ゲート信号並びに上記第１及び第２の
積分用ゲート信号を設定するようにしたことを特徴とす
るトラッキング誤差検出装置。 - 【請求項４】 上記磁気ディスクには、上記マーカー信
号並びに上記第１及び第２のトラッキング誤差検出用バ
ーストパルス信号を含むセクターサーボ信号が、複数の
輻方向に記録されて成ることを特徴とする請求項３記載
のトラッキング誤差検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07797492A JP3191389B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | トラッキング誤差検出用信号の記録方法及びトラッキング誤差検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07797492A JP3191389B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | トラッキング誤差検出用信号の記録方法及びトラッキング誤差検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05282639A JPH05282639A (ja) | 1993-10-29 |
| JP3191389B2 true JP3191389B2 (ja) | 2001-07-23 |
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ID=13648876
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07797492A Expired - Fee Related JP3191389B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | トラッキング誤差検出用信号の記録方法及びトラッキング誤差検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3191389B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USRE37667E1 (en) | 1993-03-02 | 2002-04-23 | Olympus Optical Co. | Head-mounted image display apparatus |
| KR101881539B1 (ko) * | 2016-12-26 | 2018-07-24 | 이문수 | 개량된 힌지 조립구조를 갖는 안경테 |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP07797492A patent/JP3191389B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USRE37667E1 (en) | 1993-03-02 | 2002-04-23 | Olympus Optical Co. | Head-mounted image display apparatus |
| KR101881539B1 (ko) * | 2016-12-26 | 2018-07-24 | 이문수 | 개량된 힌지 조립구조를 갖는 안경테 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05282639A (ja) | 1993-10-29 |
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