JP3191295B2 - 浴用湯水濾過装置 - Google Patents
浴用湯水濾過装置Info
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- JP3191295B2 JP3191295B2 JP27086790A JP27086790A JP3191295B2 JP 3191295 B2 JP3191295 B2 JP 3191295B2 JP 27086790 A JP27086790 A JP 27086790A JP 27086790 A JP27086790 A JP 27086790A JP 3191295 B2 JP3191295 B2 JP 3191295B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、浴槽の湯水循環システムに用いられる粒状
の濾材の流失を防止した浴用湯水濾過装置に関するもの
である。
の濾材の流失を防止した浴用湯水濾過装置に関するもの
である。
従来の技術 近年、気泡を浴中に噴出する噴流ポンプを備えた浴用
湯水濾過装置や、ポータブル型浴用湯水濾過装置が開発
されている。
湯水濾過装置や、ポータブル型浴用湯水濾過装置が開発
されている。
以下、従来の浴用湯水濾過装置について説明する。第
２図は従来の浴用の湯水循環システムの濾過運転時の概
略構成図であり、第３図は前記浴用湯水循環システムの
逆流洗浄時の概略構成図であり、第４図は従来の浴用温
水濾過装置の要部縦断面図である。
２図は従来の浴用の湯水循環システムの濾過運転時の概
略構成図であり、第３図は前記浴用湯水循環システムの
逆流洗浄時の概略構成図であり、第４図は従来の浴用温
水濾過装置の要部縦断面図である。
１は吸込口21と噴出口22を備えた浴槽、２は吸気管、
３は湯水の吸込管、４は吐出管、５は吐出管４と原水流
入管101を連絡する流入管、６は噴流ポンプ、７は吸込
管５から分岐し、濾過流出管102と連通する流出管、8a,
bは濾過運転と逆流洗浄運転とを切り替える三方弁、９
は逆洗用分岐管、10は濾過槽、11は逆流洗浄時の洗浄水
の排水管、12は粒状物からなる濾材、13は濾床、14a,b
は散水板である。
３は湯水の吸込管、４は吐出管、５は吐出管４と原水流
入管101を連絡する流入管、６は噴流ポンプ、７は吸込
管５から分岐し、濾過流出管102と連通する流出管、8a,
bは濾過運転と逆流洗浄運転とを切り替える三方弁、９
は逆洗用分岐管、10は濾過槽、11は逆流洗浄時の洗浄水
の排水管、12は粒状物からなる濾材、13は濾床、14a,b
は散水板である。
以上のように構成された従来の浴用湯水濾過装置につ
いて、以下その動作を説明する。噴流ポンプ６の運転に
よって、吸込口21より浴槽内の湯水が吸い込まれ、吸込
管３より噴流ポンプ６を介して吐出管４より気泡発生装
置が内蔵された噴出口22より浴槽内へ湯水が気泡と共に
噴出される（ジェット噴出運転）。同時に噴流ポンプ６
の運転で吸い込まれた湯水の一部が流入管５、三方弁8
a、原水流入管101を経て濾過装置10に入り、散水板14a
で原水を粒状の濾材12層上に略均一に散水し、大小のゴ
ミを濾過した後、濾過流出管102、三方弁8b、流出管７
を経て、吸込管３と合流し、噴流ポンプ６で浴槽中の湯
水と共に吸引され吐出管４を通り噴出口３より浴槽内へ
噴出される。
いて、以下その動作を説明する。噴流ポンプ６の運転に
よって、吸込口21より浴槽内の湯水が吸い込まれ、吸込
管３より噴流ポンプ６を介して吐出管４より気泡発生装
置が内蔵された噴出口22より浴槽内へ湯水が気泡と共に
噴出される（ジェット噴出運転）。同時に噴流ポンプ６
の運転で吸い込まれた湯水の一部が流入管５、三方弁8
a、原水流入管101を経て濾過装置10に入り、散水板14a
で原水を粒状の濾材12層上に略均一に散水し、大小のゴ
ミを濾過した後、濾過流出管102、三方弁8b、流出管７
を経て、吸込管３と合流し、噴流ポンプ６で浴槽中の湯
水と共に吸引され吐出管４を通り噴出口３より浴槽内へ
噴出される。
次に、逆流洗浄時について説明する。
第３図において、噴流ポンプ６の運転で浴槽内の湯水
が微小化された気泡と共に吸込口21より吸い込まれ、噴
出口22より噴出されると共に、その一部が流入管５、逆
洗用分岐管９、三方バルブ8bを経て、散水板14bで、略
均一に分散し、濾材12を流動状態にして、濾材12間や濾
材12に付着した湯垢やゴミを原水流入管101を経て、排
水管11より系外へ排出する。
が微小化された気泡と共に吸込口21より吸い込まれ、噴
出口22より噴出されると共に、その一部が流入管５、逆
洗用分岐管９、三方バルブ8bを経て、散水板14bで、略
均一に分散し、濾材12を流動状態にして、濾材12間や濾
材12に付着した湯垢やゴミを原水流入管101を経て、排
水管11より系外へ排出する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の構成では、逆洗運転時にもジ
ェット運転が行われているため、微小化された気泡が洗
浄水に同伴し、濾過装置10内で濾材12を吸着し、系外へ
流出させるという問題があった。また、その結果、湯水
の浄化が不十分となり衛生上も問題があった。
ェット運転が行われているため、微小化された気泡が洗
浄水に同伴し、濾過装置10内で濾材12を吸着し、系外へ
流出させるという問題があった。また、その結果、湯水
の浄化が不十分となり衛生上も問題があった。
課題を解決するための手段 本発明は、濾過槽の上部の通水口の開口部近傍に固気
分離板を配設し、下部の通水口の開口部近傍に散水板を
配設したものである。
分離板を配設し、下部の通水口の開口部近傍に散水板を
配設したものである。
作用 上記構成により、湯水は散水板で略均一に分散され、
濾材を流動状態にし、気泡に吸着された濾材が固気分離
板で気泡と濾材とに分離され、濾材が系外へ流出される
のを防止できる。又、濾材が流出しないので、湯水の浄
化効率を下げることがなく衛生状態を維持できる。
濾材を流動状態にし、気泡に吸着された濾材が固気分離
板で気泡と濾材とに分離され、濾材が系外へ流出される
のを防止できる。又、濾材が流出しないので、湯水の浄
化効率を下げることがなく衛生状態を維持できる。
実施例 第１図は本発明の一実施例における浴用湯水濾過装置
の要部縦断面図である。
の要部縦断面図である。
10は濾過槽、12は濾材、13は濾床、14は散水板であ
り、これらは従来例と同様のものであるので、同一番号
を付し説明を省略する。15は粒状の濾材12と気泡とを分
離する固気分離部材であって、原水流入口101の近傍に
設けられ原水流入口101と同軸状に配設されている。16
は固気分離部材15の固定部材である。
り、これらは従来例と同様のものであるので、同一番号
を付し説明を省略する。15は粒状の濾材12と気泡とを分
離する固気分離部材であって、原水流入口101の近傍に
設けられ原水流入口101と同軸状に配設されている。16
は固気分離部材15の固定部材である。
固気分離部材15は、ステンレスチール等の金属板やセ
ラミック板等から形成される。形状は丸や矩形等の多角
形でもよく、平板状又は略円錐状でもよい。略円錐状の
場合中央部に散水板14aよりも小さい孔部を設けるとよ
い。大きさは、固気分離部材が多孔質か否か、また、表
面の粗度等により適宜選択される。濾過槽10内への設置
は、原水流入口101の近傍で同軸状に配設され、ネジ等
からなる固定部材16で槽壁と所定間隔をあけて固定され
ている。尚、固気分離部材15を原水流入口101の近くへ
配設するときは、散水板14aを設けなくてもよい。固気
分離部材15が散水板を兼ねるからである。
ラミック板等から形成される。形状は丸や矩形等の多角
形でもよく、平板状又は略円錐状でもよい。略円錐状の
場合中央部に散水板14aよりも小さい孔部を設けるとよ
い。大きさは、固気分離部材が多孔質か否か、また、表
面の粗度等により適宜選択される。濾過槽10内への設置
は、原水流入口101の近傍で同軸状に配設され、ネジ等
からなる固定部材16で槽壁と所定間隔をあけて固定され
ている。尚、固気分離部材15を原水流入口101の近くへ
配設するときは、散水板14aを設けなくてもよい。固気
分離部材15が散水板を兼ねるからである。
以上のように構成された本実施例の浴用濾過装置につ
いて、以下その逆洗運転時の動作について説明する。濾
過流出管102より浴槽内の湯水が微小の気泡を同伴して
濾過槽10内に入り、濾過槽10内で濾材12が流動状態にな
るとともに、微小の気泡が成長し濾材12を表面に吸着す
る。濾材12を吸着した気泡は、固気分離部材15に衝突
し、濾材12を分離し、濾材12は排水管11へ同伴されずに
下部の濾床13上へ落ちることになる。
いて、以下その逆洗運転時の動作について説明する。濾
過流出管102より浴槽内の湯水が微小の気泡を同伴して
濾過槽10内に入り、濾過槽10内で濾材12が流動状態にな
るとともに、微小の気泡が成長し濾材12を表面に吸着す
る。濾材12を吸着した気泡は、固気分離部材15に衝突
し、濾材12を分離し、濾材12は排水管11へ同伴されずに
下部の濾床13上へ落ちることになる。
発明の効果 本発明は、濾材の流出を防ぎ、浄水効率を維持し、湯
水を常に清潔に保つことができる。また、濾材の補給が
極めて少なく経済的である。
水を常に清潔に保つことができる。また、濾材の補給が
極めて少なく経済的である。
第１図は本発明の一実施例における浴用湯水濾過装置の
要部縦断面図、第２図は従来の浴用湯水濾過装置の濾過
運転時の概略構成図、第３図は従来の浴用湯水濾過装置
の逆洗時の概略構成図、第４図は従来の濾過装置の要部
縦断面図である。 １……浴槽、２……吸気管 ３……吸込管、４……吐出管 ５……流入管、６……噴流ポンプ ７……流出管、８……三方弁 ９……逆洗用分岐管、10……濾過装置 11……排水管、12……濾材 13……濾床、14……散水板 15……固気分離部材、16……固定部材
要部縦断面図、第２図は従来の浴用湯水濾過装置の濾過
運転時の概略構成図、第３図は従来の浴用湯水濾過装置
の逆洗時の概略構成図、第４図は従来の濾過装置の要部
縦断面図である。 １……浴槽、２……吸気管 ３……吸込管、４……吐出管 ５……流入管、６……噴流ポンプ ７……流出管、８……三方弁 ９……逆洗用分岐管、10……濾過装置 11……排水管、12……濾材 13……濾床、14……散水板 15……固気分離部材、16……固定部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｂ０１Ｄ 29/08 ５４０Ａ (56)参考文献 特開 平１−199609（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−111405（ＪＰ，Ａ) 実開 平１−151813（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭60−12573（ＪＰ，Ｙ２) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B01D 35/02 B01D 24/00 - 24/32 C02F 3/08 - 3/10
Claims (1)
- 【請求項１】濾床と、前記濾床の上に堆積された粒状の
濾材を内部に有し、上下に通水口を有する濾過槽からな
る浴用湯水濾過装置において、前記濾過槽の上部の通水
口の開口部近傍に固気分離板を配設し、前記濾過槽の下
部の通水口の開口部近傍に散水板を配設したことを特徴
とする浴用温水濾過装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27086790A JP3191295B2 (ja) | 1990-10-08 | 1990-10-08 | 浴用湯水濾過装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27086790A JP3191295B2 (ja) | 1990-10-08 | 1990-10-08 | 浴用湯水濾過装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04145909A JPH04145909A (ja) | 1992-05-19 |
| JP3191295B2 true JP3191295B2 (ja) | 2001-07-23 |
Family
ID=17492077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27086790A Expired - Fee Related JP3191295B2 (ja) | 1990-10-08 | 1990-10-08 | 浴用湯水濾過装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3191295B2 (ja) |
-
1990
- 1990-10-08 JP JP27086790A patent/JP3191295B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04145909A (ja) | 1992-05-19 |
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