JPH0728889Y2 - 集毛器 - Google Patents

集毛器

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JPH0728889Y2
JPH0728889Y2 JP1989051434U JP5143489U JPH0728889Y2 JP H0728889 Y2 JPH0728889 Y2 JP H0728889Y2 JP 1989051434 U JP1989051434 U JP 1989051434U JP 5143489 U JP5143489 U JP 5143489U JP H0728889 Y2 JPH0728889 Y2 JP H0728889Y2
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JP
Japan
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filter
cylindrical case
hair
water
dust
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JP1989051434U
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JPH02142605U (ja
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誠 桜井
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Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
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【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は集毛器に関し、より詳しくは浴槽水などの水を
濾過器等に濾過循環したり、その他の循環を行う途中に
おいて、水流に混じっている髪の毛等の毛やその他のゴ
ミ等を金網等のフィルタによって取り除くために用いら
れる集毛器に関する。
〈従来の技術〉 第6図に従来の集毛器の構成を示す。従来の集毛器、即
ちヘアキャッチャ2は、フィルタ(金網体等)2aに対し
て上部に入水口2b、下部に出口2cを持ち、ヘアキャッチ
ャ2に溜まったゴミを蓋2dを開けてフィルタ2aごと取り
出す構成となっていた。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところが、この従来の集毛器では、ゴミの比重が水より
重いため、ほとんどのゴミがフィルタ2aの底に沈んだ状
態で、しかも水圧によってフィルタ2aに絡みついている
ため、このヘアキャッチャ2を逆洗することが困難であ
った。
そこで本考案は、上記従来の集毛器の欠点を解消し、集
毛が確実にできると共にフィルタ等への絡みつきが少な
く、逆洗によって容易に毛やその他のゴミをフィルタか
ら取り外して除去することができる集毛器の提供を目的
とする。
〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、本考案の集毛器は、水と一緒
に流れてくる髪の毛等を水流から取り除くために水路途
中に配置される集毛器であって、円筒状ケース12gの内
部に上下の室を仕切る形でフィルタ12aを配置し、円筒
状ケース12gの前記フィルタ12aに対して下部の側壁に水
流の入水口12bを設け、円筒状ケース12gの前記フィルタ
12aに対して上部の側壁に水流の出口12cを設け、且つ円
筒状ケース12gの下部内壁に前記入水口12bから円筒状ケ
ース12g内に入ってくる水流を円筒状ケース12g内壁に沿
った円周方向にガイドする案内板12eを設け、また円筒
状ケース12gの底壁に、溜まった毛髪等のゴミを排出す
るための専用出口12fを設けたことを特徴としている。
〈作用〉 円筒状ケース12gの下部側壁の入水口12bから円筒状ケー
ス12g内に入った水流は、案内板12eによって円周方向に
流れ、円筒状ケース12g内をラセン状に回転しながら上
昇し、フィルタ12aを下から上へ通過する。その際、フ
ィルタ12aによって毛やその他のゴミが取り除かれる。
水は上部側壁の出口12cから排出される。
水流が円筒状ケース12g内をラセン状に回転しながら上
昇して行くことで、毛や大きなゴミ等がそのラセン中央
部に止まって、凝集状態になりやすく、また重力等が加
わらないのでフィルタ12aへの絡みつきが弱くなる。よ
って逆洗時には上から落下してくる洗浄水によって容易
にフィルタ12aから毛やゴミが外れ落ち、円筒状ケース1
2gの底壁の専用出口12fから排出される。よって逆洗が
容易に行われる。
〈実施例〉 第1図は本考案の集毛器を用いた濾過装置の全体構成
図、第2は同じく本考案の集毛器を用いた他の濾過装置
の全体構成図、第3図は濾過装置の一部の説明図、図4
は本考案の集毛器の縦断面図、第5図は第4図のI-I断
面図である。
第4図、第5図を参照して、集毛器、即ちヘアキャッチ
ャ12は、円筒状ケース12gの内部の中央部に上下に室を
仕切る形で配置されるフィルタ12aを有する。このフィ
ルタ12aは金網体等で構成することができる。そしてこ
のフィルタ12aに対して下部の円筒状ケース12g側壁に入
水口12bが設けられ、上部の円筒状ケース12g側壁に出口
12cが設けられている。さらに、円筒状ケース12gの下部
内壁に入水してくる水流を円筒状ケース12g内壁に沿っ
た円周方向にガイドする案内板12eが設けられる。
円筒状ケース12gの底壁には逆洗時に開放される専用出
口12fが設けられる。また円筒状ケース12gの天井は蓋12
dになっている。
通常時は、水流が円筒状ケース12gの下部側壁の入水口1
2bから円筒状ケース12g内に入り、案内板12eによって円
周方向に流れ、円筒状ケース12g内をラセン状に回転し
ながら上昇し、フィルタ12aを下から上へ通過する。そ
してその際にフィルタ12aによって毛やその他のゴミが
取り除かれる。水は上部側壁の出口12cから排出され
る。
水流が円筒状ケース12g内をラセン状に回転しながら上
昇して行くことで、毛や大きなゴミ等がそのラセン中央
部に止まって、凝集状態になりやすく、また重力等が加
わらないのでフィルタ12aへの絡みつきが弱くなる。よ
って逆洗時には上から落下してくる洗浄水によって容易
にフィルタ12aから毛やゴミが外れ落ち、円筒状ケース1
2gの底壁の専用出口12fから排出される。よって逆洗が
容易に行われる。
逆洗時には洗浄水が前記出口12c側から浸入し、フィル
タ12aを上から下へ通過し、専用出口12fから排出され
る。逆洗によってフィルタ12aから取り除かれた毛やゴ
ミは、円筒状ケース12gの底に溜まったゴミ等と一緒に
専用出口12Fから排出される。
本考案の集毛器、即ちヘアキャッチャ12を用いた濾過装
置の例を図1に沿って説明する。11は浴槽等の水槽、12
はヘアキャッチャ、13はポンプ、14は濾過器で、該濾過
器14内にビーズ玉等の濾過粒からなる濾過材14aが収め
られている。また15は洗浄水のシスタン、16は逆洗ポン
プである。このシスタン15と逆洗ポンプ16との間の水管
にエアー吸込管17を設けている。V5は逆止弁、V6、V7
V8、V9は開閉弁、V10はエアー量調節弁である。
濾過運転時には、開閉弁V8を開き、弁V6、V7、V9、V10を閉
止し、また逆洗ポンプ16は停止し、ポンプ13を回す。こ
れにより水槽11内の水がヘアキャッチャ12を下から上へ
抜け、ポンプ13を経て濾過器14内上部に導入され、降下
して濾過される。濾過された水は開閉弁V8を介して水槽
11へ循環される。
次に逆洗運転時には、開閉弁V6、V7、V9を開き、開閉弁V8
を閉止し、エアー量調節弁V10を開き、ポンプ13を停止
し、逆洗ポンプ16を回す。これによりシスタン15からの
洗浄水と、エアー吸込管17からの空気が逆洗ポンプ16、
開閉弁V9を経て濾過器14下部へ導入され、上昇して濾過
材14aを逆洗する。さらに濾過器14上部から開閉弁V7
通ってヘアキャッチャ12を上から下へ抜け、開閉弁V6
経て排水される。前記濾過材14aの逆洗は、エアー吸込
管17からの空気が濾過器14内で空気泡となって濾過材14
aを効果的に撹拌し、また空気泡表面で効果的にゴミ等
を捕らえ、濾過材14aの逆洗再生を促進する。よって導
入水流量は多くを必要とせず、逆洗ポンプ16も小型でよ
い。すなわち省資源、省エネを図ることができる。しか
も効果的な逆洗による濾過材14aの再生率の向上、清潔
で濾過効率のよい濾過材状況の確保が図られる。またエ
アー量調節弁V10により混入空気量の調節もできる。
第2図は、ヘアキャッチャ12を用いた濾過装置の第2の
例を示す。この例では、ヘアキャッチャ12の下流側でポ
ンプ3の上流側にエアー吸込管17を接続し、これにエア
ー量調節弁V10を設けている。1は浴槽等の水槽、12は
ヘアキャッチャ、3はポンプ、4は濾過器で、該濾過器
4内にビーズ玉等の濾過粒からなる濾過材4aが収められ
ている。V1、V2、V3、V4は開閉弁、V10はエアー量調節弁で
ある。
濾過運転時には開閉弁V2、エアー量調節弁V10を閉止状
態とし、水槽1からの水がヘアキャッチャ12を下から上
へ抜け、さらに濾過器4を上から下へ流れるようにす
る。逆洗運転時には、開閉弁V1、V3を閉止し、開閉弁V2
V4を開放し、エアー量調節弁V10を開放し、ポンプ3を
回す。これにより水槽1からの水とエアー吸込管17から
の空気が濾過器4内下部に導入され、上昇して濾過材4a
を逆洗する。さらに濾過器4上部から開閉弁V4を経て排
水される。この例では洗浄水として水槽1の水が使用さ
れ、ヘアキャッチャ12の逆洗は濾過器4の逆洗とは別に
行われることになる。
第3図は第1図、第2図におけるエアー吸込管17の水管
への接続を、第1図のA点、第2図のB点で示すポンプ
3、13の吐出側にジェットノズルJを介して行ってい
る。ジェットノズルJを介することにより空気の混入、
気泡状態が良好となる。
〈効果〉 本考案は以上の構成よりなり、請求項1に記載の集毛器
によれば、円筒状ケース12gの下部内壁に入水口12bから
円筒状ケース12g内に入ってくる水流を円筒状ケース12g
内壁に沿った円周方向にガイドする案内板12eを設けた
ので、濾過運転時には円筒状ケース12g内に入ってきた
水流をラセン状に回転しながら上昇させることができ、
よって毛や大きなゴミ等をそのラセン中央部に凝集状態
になりやすく且つ重力が加わらない状態にして、フィル
タ12aへの絡みつきを弱くすることができる。よってま
た逆洗時には上から下への洗浄水の流れによって容易に
フィルタ12aから毛やゴミを除去することができ、円筒
状ケース12gの底壁の専用出口12fから排出することがで
きる。よって逆洗を容易に、確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の集毛器を用いた濾過装置の全体構成
図、第2図は同じく本考案の集毛器を用いた他の濾過装
置の全体構成図、第3図は濾過装置の一部の説明図、図
4は本考案の集毛器の縦断面図、第5図は第4図のI-I
断面図、第6図は従来の集毛器の例を示す縦断面図であ
る。 12:ヘアキャッチャ 12a:フィルタ 12b:入水口 12c:出口 12e:案内板 12f:専用出口 12g:円筒状ケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 29/04 530 A 29/42 501 A 520

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水と一緒に流れてくる髪の毛等を水流から
    取り除くために水路途中に配置される集毛器であって、
    円筒状ケース12gの内部に上下の室を仕切る形でフィル
    タ12aを配置し、円筒状ケース12gの前記フィルタ12aに
    対して下部の側壁に水流の入水口12bを設け、円筒状ケ
    ース12gの前記フィルタ12aに対して上部の側壁に水流の
    出口12cを設け、且つ円筒状ケース12gの下部内壁に前記
    入水口12bから円筒状ケース12g内に入ってくる水流を円
    筒状ケース12g内壁に沿った円周方向にガイドする案内
    板12eを設け、また円筒状ケース12gの底壁に、溜まった
    毛髪等のゴミを排出するための専用出口12fを設けたこ
    とを特徴とする集毛器。
JP1989051434U 1989-04-28 1989-04-28 集毛器 Expired - Lifetime JPH0728889Y2 (ja)

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JP1989051434U JPH0728889Y2 (ja) 1989-04-28 1989-04-28 集毛器

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JPH02142605U JPH02142605U (ja) 1990-12-04
JPH0728889Y2 true JPH0728889Y2 (ja) 1995-07-05

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2551521B2 (ja) * 1993-06-14 1996-11-06 リンナイ株式会社 風呂装置の濾過装置洗浄方法
JP6661966B2 (ja) * 2015-10-23 2020-03-11 トヨタ紡織株式会社 水中不純物分離器及びこれを備える冷却水循環システム

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JPH02142605U (ja) 1990-12-04

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