JP3191028U - 杖用照明具 - Google Patents

杖用照明具 Download PDF

Info

Publication number
JP3191028U
JP3191028U JP2014001482U JP2014001482U JP3191028U JP 3191028 U JP3191028 U JP 3191028U JP 2014001482 U JP2014001482 U JP 2014001482U JP 2014001482 U JP2014001482 U JP 2014001482U JP 3191028 U JP3191028 U JP 3191028U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cane
light source
led light
pressure
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2014001482U
Other languages
English (en)
Inventor
好道 平城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Application granted granted Critical
Publication of JP3191028U publication Critical patent/JP3191028U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】暗がりで足元の障害物や段差の見落としに起因する転倒、転落事故等杖使用者の事故防止に役立つ安価にして明るい杖用照明具を提供する。
【解決手段】電池4とステップアップ回路と電源スイッチ3からなる本体ボックス1と本体に設けたLED光源2と杖のシャフトTSに装着するための杖装着部1Qcからなる。感圧スイッチの外部シャフトの先端が非接地、接地することによりバネが伸張、圧縮してスイッチ端子をON、非接触でOFFとなる感圧スイッチを設けてLED光源を点灯、消灯させることをしてもよい。
【選択図】図2

Description

本考案は、杖用照明具に関する。
歩行時に杖を必要とする人達が遭遇する事故の内、暗がりで足元の障害物や段差の見落としに起因する転倒、転落事故の発生件数が多発しており、特に事故率が高い高齢者用の事故予防対策として、杖使用者の存在確認と足元照明となる発光機能を備えた光る杖や転倒時の音声表示機を備えた杖(実公平7−978)等が作られている。
上記光る杖は、ハンドル部から前方を照射する物、あるいは杖シャフトの下部が発光する物(特開2002−262913)等があるが、前者は光源と照射位置が離れているため照度不足気味で見難い等の問題があり、後者もシャフト中心の360度の照明となるため、杖の突き先位置確認用の照明としては不満があると言われている。
さらにけが人や障害者が使う松葉杖に照明が付いたものは見かけた事がない。
上記杖類が杖の突き先の安全確認を主な用途とすれば、杖を突くのに必要な比較的狭い
範囲を明るく照らす事ができる節電型の安価なものが求められている事に成る。
従来の光る杖は予め光る杖として設計、商品化されたものを購入するため高価な物であり、また、老人用のステッキやウォーキング用のストックから松葉杖他多品種の杖に後加工で光る杖化できる杖用の照明具、例えば使用中の杖の通称ゴム足と呼ばれる部分の上にバネ状のクリップやベルトで止め付けする等の簡単な加工で光る杖に出来る経済的で便利な杖用の照明具が求められていた。
特開2010−063868号公報 特開2002−262913号公報 実公平7−978号公報
本考案は、低価格で簡単に装着できるもので、前方と杖突き先の状態を目視、確認し易く省電力で明るく安価な杖用照明具の開発を課題とする。
上記課題を解決するため本考案は、光源と発光回路と電源スイッチと開閉自在の蓋と電池格納用の電池ボックスを有する本体とにより節電型にして取付けが簡単な照明具と為し、例えば該照明具を杖先にベルトで止めて光る杖化することにより、杖の突き先の安全確認ができて使用者が使い易い安価な杖用照明具を提供する。
杖用照明具は防水型が好ましい。
発光部および本体は単一素材で形成するのが好ましいが、複数素材を組合せてもよい。
照明具は、樹脂材やゴム材等の弾性材が好ましいが、他の素材を用いてもよい。
本体は、分割可能な構造が好ましいが一体形でもよい。
照明具は、電源スイッチを用いるのが好ましいが、用いなくてもよい。
感圧スイッチは、リードスイッチを用いるのが好ましいが、機械式スイッチ等を用いてもよい。
照明具は、電池交換可能型が好ましいが、交換が出来なくてもよい。
照明具は、杖シャフトの先端付近に設けるのが好ましい。
電池は、一次電池が好ましいが、二次電池を用いてもよい。
光源は、LEDが好ましいが、他の物でもよい。
光源は、単数使用が好ましいが複数使用してもよい。
光源には、反射鏡あるいは導光体を併用するのが好ましいが、使わなくてもよい。
点灯回路には、ステップアップ回路を用いるのが好ましいが、用いなくてもよい。
点灯回路には、電流帰還制御回路を用いるのが好ましいが、用いなくてもよい。
杖シャフトの装着は、杖装着部にベルト止めがするのが好ましいが、クリップ止め等他の装着方法でもよい。
杖装着部と杖シャフトの装着は、接着剤や接着機能を有する各種テープを用いて補強するのが好ましいが、補強しなくてもよい。
本考案の照明具は、発光機能のない杖を簡単な改造で光る杖化して、前方を明るく照らして杖突位置の安全を確認するもので、本改造により夜間や雨中における不適当な場所への杖突きに起因する事故の予防効果を有する。
実施例1、杖用照明具100の斜視図 図1u−u’の断面図 実施例1の回路図 実施例2、杖用照明具200の斜視図 (イ)図4V−V’の接地状態の断面図(ロ)図4V−V’の非接地状態の断面図 実施例2の回路図 実施例3、杖用照明具300の斜視図 実施例3の回路図
以下、図面を使って説明する。
図1は杖用照明具100の斜視図、図2は図1u−u´の断面図、図3は回路図である。
実施例1の杖用照明具100は、LED光源2と防滴カバーを有する電源スイッチ3とステップアップ回路5を有する発光回路とヒンジ1Pを軸に開閉する蓋1Fと、電池4を格納し後部に杖装着部1Qcと補助ベルト用の穴1Bsa、1Bsbとを有する本体ボックス1により概略構成する。
杖用照明具100は、杖シャフトTSを内部がC字形でバネ性を有するクリップ状の杖装着部1Qcに装着する(以下、これをクリップ止めと言う。)杖用照明具で、発光機能のない杖に杖用照明具100を装着して光る杖化した後、前記電源スイッチ3をONしてから終了のOFFまで点灯して(以下、これを常灯と言う。)使用するものである。
杖用照明具100は、LED光源2と、防滴カバーを備えた電源スイッチ3と、前記発光回路を備えた蓋部1Fと、電池4と電池ボックスを兼ねた本体ボックス1で構成する単純な構造にして低価格化を図ったもので、前記クリップ止めすることにより取付けの手間を減らすと共に、形状の異なる多種類の杖に取付ける事ができる安価で経済的なものである。
なお、本体後部にある穴1Bsa、1Bsbは杖形状によりクリップ止めの強度不足が生じた時に用いる補助ベルト(図示せず)用のベルト穴である。
また、ステップアップ回路5は、電池の電圧降下の影響を減らして光源輝度の安定化と、持続化を図るものである。
上記杖用照明具100は、発光機能のない多種類の杖を光る杖化して前記事故を予防するものである。
なお、杖用照明具100は、下記照明具200同様に電源スイッチを省いて、下記絶縁フィルム23J(図示せず)を使って蓋1Fを開閉して抜き差しする事により、絶縁フィルム23Jを電源スイッチ3替わりに使用する事ができる。
図4は杖用照明具200の斜視図、図5(イ)は図4v−v´の接地状態で感圧スイッチOFFの断面図、図5(ロ)は図4v−v´の非接地状態で感圧スイッチONの断面図、図6は絶縁フィルム23Jの位置を記入した回路図である。
実施例2は、LED光源22とステップアップ回路5を有する発光回路を備え、電源スイッチを省いた前記開閉する蓋21Fと、電池4と感圧スイッチ23Kを格納しシャフト装着部1Qとベルト穴1Bha、1Bhbを備えた本体21およびベルト1Ba、1Bbにより概略構成する。
杖用照明具200は、シャフト装着部1Qに収めたシャフトTSのゴム足G直上部にベルト1Ba、1Bbで固定して(以下、これをベルト止めという。)使用する物で、杖用照明具200を発光機能のない杖にベルト止めした後、蓋21Fを開けて電池の自然放電予防のため用いられている絶縁フィルム23J(図示せず)を抜いて蓋21Fを閉じるとONになり(以下、これを立ち上げという。)LED光源22が点灯する。
なお、電源スイッチを省いた杖用照明具200は、立ち上げ後のON、OFFを感圧スイッチ23Kによって行うものだが、電池等前記実施例100と共通部分の符号は共用した。
感圧スイッチ23Kは、杖先からの圧力により感圧シャフト23Hが上方移動した状態(以下、これを接地という。)であればOFF、杖先のゴム足Gが地上より浮いた状態になれば(以下、これを非接地という。)ONになるもので、杖用照明具200の立ち上げ後は、感圧スイッチ23Kを使ってLED光源22を点灯、消灯する。
すなわち感圧スイッチ23Kは、接地の圧力でバネ23Sが圧縮されて感圧シャフト23Hが本体の動作空間21E内を上方に移動すると、感圧スイッチのバネ端子23Kaがもう一方の端子23Kbから離れてOFFになり((図5(イ))、非接地になるとバネ23Sが伸長して感圧シャフト23Hを下方に移動させて感圧シャフトの凸部23Htに押された前記端子23Kaが端子23Kbに接触してONとなりLED光源22が点灯する。((図5(ロ))
杖付き動作は概して半々または4:6以上で接地時間、すなわち必ずしも照明を必要としない接地時間の方が長いので、感圧スイッチ23Kによって照明が必要な非接地時間だけ前記LED光源22を点灯(以下、これを必要時点灯という。)することにより接地時間分の節電が出来る。
なお、感圧シャフトは本体内に有る感圧シャフト23Hにバネ23Sを備えた外部シャフト23Hbを螺合したもので、ゴム足Gの長さや杖先の形状によって適合する長さのバネ23S付きの外部シャフト23Hbを選択、使用できる上、外部シャフト23Hbが変形等の故障をしても容易に修理が出来る。
上記により、杖用照明具200は、照明が必要な前方と杖突き位置を必要な明るさで必要時点灯する事により、前記事故を予防できる安価にして取付け容易の経済的な杖用照明具となる。
さらに、杖用照明具200を装着して光る杖化した杖は、例えば杖を使う人が散歩の途中で休憩する時等には杖を接地状態にして置けば前記接地時OFFとなりLED光源22は消灯する。
また、上記光る杖化した杖は、使用後ステッキ立てに接地状態で立てて置けば前記接地時OFFと成りLED光源22が消灯するので電源スイッチが無くても結果的に電源OFFした事に成る。
図7は杖用照明具300の斜視図、図8は回路図である。(断面図省略)
実施例3は、常灯のLED光源2と必要時点灯のLED光源22と電源スイッチ3とステップアップ回路5を有する発光回路と前記開閉可能な蓋31Fおよび感圧スイッチ23Kと電池4を格納し、杖装着部1Qとベルト穴1Bha、1Bhbを有する本体31とベルト1Ba、1Bbにより概略構成する。
杖用照明具300は、2種類のLED光源を使用するもの、すなわち前記実施例1記載の常灯のLED光源2と前記実施例2記載の必要時点灯のLED光源22を使用するものである。(図8)
従って、重複部分の図示説明を省略すると共に重複部位の符号は共用する。
杖用照明具300は、前記常灯のLED光源2を点灯して杖接地時無灯火となる事による杖使用者の不安を解消し、さらに使用者の杖動作により前記必要時点灯のLED光源22の光を加えた2倍の光で必要時必要方向を明るく照らして前記事故を予防するものである。
なお、照明具300に前記電流帰還制御回路を設けると実施例2の接地時の消灯節電に加えて常灯光源も節電する事ができる。
本考案は、安価で取付け簡単な本杖用照明具を普通の杖に後加工で取付けて光る杖化することにより、杖先を明るく照らして前記事故の予防に供するものである。
100・・・実施例1の照明具
200・・・実施例2の照明具
300・・・実施例3の照明具
TS・・・杖のシャフト
G・・・・ゴム足
1・・・・本体ボックス
1F・・・蓋部
1P・・・ヒンジ
1Qc・・・実施例1のC字形杖装着部
1Q・・・杖装着部
1Ba・・・ベルトa
1Bb・・・ベルトb
1Bsa・・・補助ベルト用の穴a
1Bsb・・補助ベルト用の穴b
1Bha・・ベルト穴a
1Bhb・・ベルト穴b
2・・・LED光源(常灯)
3・・・・防滴カバー付き電源スイッチ
4・・・電池
5・・・ステップアップ回路
21・・・実施例2の本体
21F・・蓋部
21E・・動作空間
22・・・LED光源(必要時点灯)
23J・・・絶縁フィルム
23K・・・感圧スイッチ(総称)
23Ka・・感圧スイッチのa端子
23Kb・・感圧スイッチのb端子
23H・・・感圧シャフト
23Ht・・感圧シャフトの凸部
23Hb・・外部シャフト
23S・・・バネ
31・・・実施例3の本体
31F・・・実施例3の蓋部

Claims (4)

  1. 電池とステップアップ回路と電源スイッチからなる本体ボックスと本体に設けたLED光源と杖に装着するための杖装着部からなることを特徴とする杖用照明具。
  2. 感圧スイッチの外部シャフトの先端が非接地、接地することによりバネが伸張,圧縮してスイッチ端子をON、非接触でOFFとなる感圧スイッチを設けてLED光源を点灯、消灯させることを特徴とする請求項1記載の杖用照明具。
  3. LED光源が常灯、必要時点灯の2種類有ることを特徴とする請求項1又は2に記載の杖用照明具。
  4. 請求項1〜3に記載の杖用照明具を有する事を特徴とする杖。

JP2014001482U 2014-03-25 杖用照明具 Expired - Lifetime JP3191028U (ja)

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3191028U true JP3191028U (ja) 2014-06-05

Family

ID=

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7383479B2 (ja) 2017-02-02 2023-11-20 ウェスト ファーマ サービシーズ イスラエル リミテッド 薬剤投与装置との通信

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7383479B2 (ja) 2017-02-02 2023-11-20 ウェスト ファーマ サービシーズ イスラエル リミテッド 薬剤投与装置との通信

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7063444B2 (en) Omni-directional worklight
US4425601A (en) Stairway lighting system
US8985802B2 (en) Illuminated cane
JP5441598B2 (ja)
KR101759686B1 (ko) 다기능 안전 지팡이
JP2012125387A (ja) ステッキ
US1659346A (en) Light for umbrellas or canes
JP3191028U (ja) 杖用照明具
JP2006218259A (ja) 照明杖
ITMI20010276A1 (it) Dispositivo di illuminazione particolarmente studiato per essere applicato a calzature
DE602008001111D1 (de) Beleuchtungsvorrichtung mit begrenzter Zündung
JP2009097230A (ja) 照明付き手摺
JP3196597U (ja) 杖底面照明具
JP3191320U (ja) 杖用照明具及びこれを有する杖
KR200311925Y1 (ko) 발광수단이 구비된 지팡이
KR101084643B1 (ko) 시각장애인용 지팡이의 발광팁
CN208735468U (zh) 一种公路用的新型路灯
KR200431258Y1 (ko) 랜턴 달린 신발
JP3193082U (ja) 杖用照明具
KR200475931Y1 (ko) 발광 우산
KR101419851B1 (ko) 엘이디 조명장치를 가진 신발
JP3192624U (ja) 杖用照明具
KR101210227B1 (ko) 소화전함 조명장치
JP3120749U (ja) 照明光源が付設された靴
CN205390480U (zh) 可照明的鞋子