JP3190439U - 内燃機関用のピストン - Google Patents

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Abstract

【課題】内燃機関用のピストンであって、摺動面の特に負荷をかけられる領域の潤滑が、できるだけ長い運転時間にわたって確保されるようにした内燃機関用のピストンを提供する。
【解決手段】ピストンヘッド11と、下側のスカート縁部18により画定されるピストンスカート15とを備え、ピストンスカート15は、スラスト側DSの摺動面16と、反スラスト側の摺動面とを備え、摺動面16には、第1の区域21が対応し、反スラスト側の摺動面には第2の区域が対応し、第1の区域21および第2の区域は、下側のスカート縁部18を起点として延び、第1の区域21および第2の区域は、内燃機関の運転中に負荷にさらされている、内燃機関用のピストン10において、スラスト側DSの摺動面16の区域21および/または反スラスト側の摺動面の区域が、鉛直方向に延びる溝24を有するコーティング部23を備えていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、内燃機関用のピストンであって、ピストンヘッドと、下側のスカート縁部により画定されたピストンスカートとを備え、ピストンスカートは、スラスト側に対応配置された摺動面と、反スラスト側に対応配置された摺動面とを備え、両摺動面に、下側のスカート縁部を起点とし、内燃機関の運転中に最大の負荷にさらされるそれぞれ1つの区域が対応配置されている、内燃機関用のピストンに関する。
このような種類のピストンは、ドイツ連邦共和国特許出願公開第19829349号明細書に開示されている。ピストンのスラスト側の領域にも、反スラスト側の領域にも、潤滑材封入部が設けられている。これによって、ピストンの摺動面の、運転中にコネクティングロッドの変位によって引き起こされる側圧に基づいて特に負荷をかけられる領域が潤滑される。
しかし、このような潤滑材封入部は、ある程度の時間の経過後にその作用を失う。なぜならば、このコーティング部は、内燃機関の運転中に生じる負荷によって次第に除去されるからである。
本考案の課題は、上述の形式のピストンを改良して、摺動面の特に負荷をかけられる領域の潤滑が、できるだけ長い運転時間にわたって確保されるようにすることである。
この課題を解決するために、スラスト側に対応配置された摺動面の区域および/または反スラスト側に対応配置された摺動面の区域が、鉛直方向に延びる溝を有するコーティング部を備えているようにした。
本考案は、摺動面の、運転中に最大の負荷にさらされている区域が、潤滑油の増大された供給により潤滑されるという認識に基づいている。この増大された供給は、小さな負荷をかけられる区域に、鉛直方向の複数の溝を加工形成することによって強制的に行われる。これにより、いわゆるペクレニック係数(Peklenik Faktor)は、この領域において1よりも大きな値に高められる。これによって、摺動面の軸方向の潤滑油の流れは阻止されない。
本考案によるピストンは、運転中に、ピストン下死点の範囲で、高められた壁油膜を有する領域に進入する。潤滑油は溝内に侵入し、かつ溝内で上方に向かってピストンヘッドの方向に移動する。このようにして、摺動面の、運転中に最大の負荷にさらされる区域は、確実に潤滑油による付加的な潤滑を受ける。運転中の潤滑材層の損耗は、これにより大幅に減じられるので、溝構造は長い運転時間にわたって存在したままである。
本考案の枠内で、「溝(Rillen)」という概念は、凸部および凹部を有する全ての構造体であると理解される。溝の形状および横断面は任意に形成されていてよい。重要なのは、小さな負荷をかけられる区域の本考案による構造により、この領域におけるペクレニック係数が1よりも大きくなることであるだけである。
有利な別の態様は請求項2以下に記載されている。
特に有利な別の態様は、反スラスト側に対応配置された摺動面に、ピストンヘッドの近傍で、内燃機関の運転中に最大の負荷にさらされる別の区域が対応配置されていて、この別の区域は、水平方向に延びる溝またはクロスハッチング模様または孔列模様を有するコーティング部を備えていることにある。
本考案によるピストンには、運転中に、自体公知の形式で潤滑油が供給される。しかし潤滑油は、比較的迅速に摺動面の上側領域、つまりピストンヘッドの近傍の領域からスカート下縁部の方向に流出する。この上側領域において、反スラスト側の摺動面は、最大の負荷をかけられる別の区域を有している。水平方向に延びる溝、クロスハッチング模様または孔列模様を備えた別の区域の本考案による構成によって、この領域におけるペクレニック係数は1よりも小さい値を取るようになる。これによって、摺動面の軸方向での潤滑油の流れは阻止される。潤滑油は、溝また上述の模様内に侵入し、かつ摺動面の周方向で溝また上述の模様内に留まる。これによって、反スラスト側の領域における摺動面の、運転中に最大の負荷にさらされるこの別の区域は、確実に潤滑油による付加的な潤滑を受ける。運転中の潤滑材層の損耗はこれによって大幅に減じられるので、溝構造は、長い運転期間にわたって存在したままである。
別の有利な別の態様では、複数のコーティング部のうちの少なくとも1つのコーティング部は、該コーティング部が、摺動面の、内燃機関の運転中に高められた負荷にさらされる領域を付加的に覆うように寸法設定されている。この高められた負荷は最大の負荷よりも小さいが、摺動面の残りの領域における負荷よりも高い。したがって、摺動面の、最大の負荷をかけられる領域だけではなく、比較的高い負荷をかけられる領域にも、付加的に潤滑油が供給され、このことは、本考案によるピストンの寿命をさらに増大させる。
溝は、特にU字形、V字形、台形または方形の横断面を有していてよい。溝の幅は、最適な場合には1mmよりも小さい。溝の深さは、コーティング部の厚さに相当してよいが、コーティング部の厚さよりも小さく寸法設定されていてもよい。コーティング部は、印刷されるか、吹き付けられるか、または塗り付けられていてよい。溝は、任意の形式でコーティング部に加工形成されていてよく、たとえば自体公知の形式で機械加工により、またはたとえばレーザ光線を用いるような照射により加工形成されていてよい。
コーティング部は、有利には固形潤滑材から成っている。区域外の摺動面も有利には固形潤滑材から成るコーティング部を有している。
本考案による実施形態を以下に図面につき詳しく説明する。図面は概略的であり、正確な縮尺ではない。
本考案によるピストンの実施形態のスラスト側を示す図である。 図1に示したピストンの反スラスト側を示す図である。 γ>1の値のペクレニック係数γを有する表面構造を示す図である。 γ=1の値のペクレニック係数γを有する表面構造を示す図である。 γ<1の値のペクレニック係数γを有する表面構造を示す図である。
図1および図2には、本考案に係るピストン10の実施形態が示されている。ピストン10は、一部分から成るピストンであっても、複数の部分から成るピストンであってもよく、たとえば組み立てられたピストンであるか、またはスカート揺動形のピストン(Pendelschaftkolben)もしくはアーティキュレイトタイプピストンであってもよい。ピストン10は、鋼材料からかつ/または軽金属材料から製造されていてよい。図1および図2は、たとえば単一部分から成るピストン10を示している。このピストン10は、ピストン頂面12と、環状に延びるトップランド(Feuersteg)13と、ピストンリング(図示せず)を収容するリング溝部分14とを備えたピストンヘッド11を有している。さらにピストン10は、摺動面16,17を備えたピストンスカート15を有している。ピストンスカート15は、スカート下縁部18により画定されている。摺動面16が、ピストン10のスラスト側DS(図1を参照)に対応配置されているのに対して、摺動面17は、ピストン10の反スラスト側GDS(図2を参照)に対応配置されている。さらに、ハブおよびハブ孔のようなピストンスカートの自体公知の構成は、見易くするために図示されていない。スラスト側および反スラスト側の特性および負荷分布は、欧州特許第1692384号明細書に詳細に記載されている。
ピストン10のスラスト側DSに対応配置された摺動面16は、スカート下縁部18を起点とし、運転中に小さな負荷にさらされる区域21を有している。この区域21は、運転中に高められた負荷にさらされる領域22によって取り囲まれている。本実施形態では、区域21は、鉛直方向に延びる溝21の形態のコーティング部23を備えている。
コーティング部23は、本実施形態では、固体潤滑材、たとえばGrafal(登録商標)、黒鉛、二硫化モリブデン、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等から成っている。コーティングは、自体公知の形式で特に、たとえばスクリーン印刷法による印刷によって、固体潤滑材の吹き付け塗布またはドクタ塗布(Aufrakeln)により行われる。溝24は、任意の形式でコーティング部23に加工形成され得る。コーティング部23は、均一に塗装され、溝24が、次いで機械加工によって、またはたとえばレーザ光線による照射によってコーティング部23に加工形成され得る。しかし、溝24を備えたコーティング部23は、1つの作業ステップにおいて、たとえば固形潤滑材を、テンプレートを用いて摺動面16に塗布することによって設けられてもよい。溝24の横断面は、任意に選択され得る。溝24の深さは、最大でコーティング部23の厚さに相当する。溝24の幅は、最適な場合には1mmよりも小さい。
ピストン10の反スラスト側GDSに対応配置された摺動面17は、同じくスカート下縁部18を起点とし、運転中に小さな負荷にさらされる区域21’を有している。この区域21’は、運転中に高められた負荷にさらされる領域22’により取り囲まれている。本実施形態では、区域21’は、鉛直方向に延びる溝24’の形態のコーティング部23’を有している。溝24’を有するコーティング部23’は、ピストン10のスラスト側DSに対応配置された摺動面に塗布された、溝24を有するコーティング部23に相当する。したがって、溝24’を備えたコーティング部23’に関しては、ピストン10のスラスト側DSの上記説明が参照される。
ピストン10の反スラスト側GDSに対応配置された摺動面17は、ピストンヘッド11の近傍に配置された運転中に小さな負荷にさらされる別の区域25を有している。本実施形態では、この区域25は、水平方向に延びる溝28の形態のコーティング部27を有している。溝28を有するコーティング部27は、ピストン10のスラスト側DSに対応配置された摺動面に塗布された、溝24を有するコーティング部23に相当する。したがって、溝28を有するコーティング部27に関しては、ピストン10のスラスト側DSの上記説明が参照される。
摺動面16;17の領域22;22’は、運転中に最大の負荷にさらされ、かつ本考案により潤滑油を増大して供給されることにより、潤滑される。この増大された供給は、区域21;21’に鉛直方向の溝24;24’を加工形成することにより強制的に行われる。このことは、いわゆるペクレニック係数(Peklenik Faktor)がこれらの領域において、1よりも大きな値に高められることを生ぜしめる。本考案によるピストン10は、運転中に、その下死点の範囲で、高められた壁油膜を有する領域に沈み込む。潤滑油は、溝24,24’内に侵入し、溝24,24’内で毛細管力に基づいてピストンヘッド11の方向に向かって上方に移動する。このようにして、摺動面16;17の、運転中に最大の負荷にさらされる領域22;22’は確実に付加的な潤滑油による潤滑を被る。運転中の潤滑材層の損耗は、これによって大幅に減じられるので、溝構造は長い運転期間にわたって存在したままである。
摺動面17の区域25も、運転中に最大の負荷にさらされている。水平方向の溝28を有するこの区域25の本考案による構成により、ペクレニック係数がこの領域において1よりも小さな値を占めるようになる。これにより、摺動面の軸方向での潤滑油の流れは阻止される。潤滑油は、溝28内に侵入し、該溝28内で摺動面17の周方向に分配される。このようにして、反スラスト側の領域における摺動面17の、運転中に最大の負荷にさらされるこの別の区域25は、確実に潤滑油による付加的な潤滑を被る。運転中の潤滑材層の損耗は、これによって大幅に減じられるので、溝構造は長い運転期間にわたって存在したままである。
ペクレニック係数γは、表面に存在する粗さピーク(Rauigkeitsspitzen)29a,29b,29cの軸方向の半半径と、周方向の半半径との比である。1よりも大きな値は、楕円形の粗さピーク29aの、摺動面の軸方向に向いた配向に相当し(図3a)、1よりも小さな値は、楕円形の粗さピーク29cの、摺動面の周方向に向いた配向に相当し(図3c)、1に等しい値は、ほぼ球状の表面粗さピーク29bが存在している(図3b)ことを意味している(「Benutzerhandbuch Spaltstroemungssimulation 2.0版」Instotut fuer fluidtechnische Antriebe und Steuerungen der RWTH,アーヘン,2008年,第13−14頁を参照)。1よりも大きなペクレニック係数γを有する表面に沿った流体力学的な圧力は小さく、つまり流体Fは、有利には妨げられずに流れる。これに対して、1よりも小さなペクレニック係数γを有する表面に沿った流体力学的な圧力は高く、つまり流体Fはその流れを阻止される。ペクレニック係数γ=1を有する表面にわたる流体力学的な圧力は、これの両極の間に位置している。
摺動面16,17の、区域21,21’,25もしくは領域22,22’外の残りの領域は、本実施形態では同様に固形潤滑材、たとえばGrafal(登録商標)、黒鉛、二硫化モリブデン、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等から成る、図1および図2に破線で示されているようなコーティング部31を備えている。
本考案は、内燃機関用のピストンであって、ピストンヘッドと、下側のスカート縁部により画定されたピストンスカートとを備え、ピストンスカートは、スラスト側に対応配置された摺動面と、反スラスト側に対応配置された摺動面とを備え、前記摺動面(16)には、第1の区域(21)が対応配置されていて、前記摺動面(17)には第2の区域(21’)が対応配置されており、前記第1の区域(21)および前記第2の区域(21’)は、前記下側のスカート縁部(18)を起点として延びており、前記第1の区域(21)および前記第2の区域(21’)は、内燃機関の運転中に荷にさらされている、内燃機関用のピストンに関する。
ピストン10の反スラスト側GDSに対応配置された摺動面17は、ピストンヘッド11の近傍に配置された運転中に最大の負荷にさらされる別の区域25を有している。本実施形態では、この区域25は、水平方向に延びる溝28の形態のコーティング部27を有している。溝28を有するコーティング部27は、ピストン10のスラスト側DSに対応配置された摺動面に塗布された、溝24を有するコーティング部23に相当する。したがって、溝28を有するコーティング部27に関しては、ピストン10のスラスト側DSの上記説明が参照される。
摺動面16;17の領域22;22’は、運転中に高められた負荷にさらされ、かつ本考案により潤滑油を増大して供給されることにより、潤滑される。この増大された供給は、区域21;21’に鉛直方向の溝24;24’を加工形成することにより強制的に行われる。このことは、いわゆるペクレニック係数(Peklenik Faktor)がこれらの領域において、1よりも大きな値に高められることを生ぜしめる。本考案によるピストン10は、運転中に、その下死点の範囲で、高められた壁油膜を有する領域に沈み込む。潤滑油は、溝24,24’内に侵入し、溝24,24’内で毛細管力に基づいてピストンヘッド11の方向に向かって上方に移動する。このようにして、摺動面16;17の、運転中に高められた負荷にさらされる領域22;22’は確実に付加的な潤滑油による潤滑を被る。運転中の潤滑材層の損耗は、これによって大幅に減じられるので、溝構造は長い運転期間にわたって存在したままである。
摺動面17の区域25、運転中に最大の負荷にさらされている。水平方向の溝28を有するこの区域25の本考案による構成により、ペクレニック係数がこの領域において1よりも小さな値を占めるようになる。これにより、摺動面の軸方向での潤滑油の流れは阻止される。潤滑油は、溝28内に侵入し、該溝28内で摺動面17の周方向に分配される。このようにして、反スラスト側の領域における摺動面17の、運転中に最大の負荷にさらされるこの別の区域25は、確実に潤滑油による付加的な潤滑を被る。運転中の潤滑材層の損耗は、これによって大幅に減じられるので、溝構造は長い運転期間にわたって存在したままである。

Claims (10)

  1. 内燃機関用のピストン(10)であって、ピストンヘッド(11)と、下側のスカート縁部(18)により画定されるピストンスカート(15)とを備え、
    前記ピストンスカート(15)は、スラスト側(DS)に対応配置された摺動面(16)と、反スラスト側(GDS)に対応配置された摺動面(17)とを備え、両摺動面(16,17)に、前記下側のスカート縁部(18)を起点とし、内燃機関の運転中に小さな負荷にさらされるそれぞれ1つの区域(21,21’)が対応配置されている、内燃機関用のピストン(10)において、
    スラスト側(DS)に対応配置された前記摺動面(16)の前記区域(21)および/または反スラスト側(GDS)に対応配置された前記摺動面(17)の前記区域(21’)が、鉛直方向に延びる溝(24,24’)を有するコーティング部(23,23’)を備えていることを特徴とする、内燃機関用のピストン。
  2. 反スラスト側(GDS)に対応配置された前記摺動面(17)に、前記ピストンヘッド(11)の近傍で、内燃機関の運転中に最大負荷にさらされる別の区域(25)が対応配置されていて、該区域(25)は、水平方向に延びる溝(28)を有するコーティング部(27)を備える、請求項1記載の内燃機関用のピストン。
  3. 前記コーティング部(23,23’,27)の内の少なくとも1つのコーティング部は、該コーティング部が、前記摺動面(16,17)の、内燃機関の運転中に高められた負荷にさらされる領域(22,22’)を付加的に覆うように寸法設定されている、請求項1または2記載の内燃機関用のピストン。
  4. 前記溝(24,24’,28)は、U字形、V字形、台形または方形の横断面を有している、請求項1または2記載の内燃機関用のピストン。
  5. 前記溝(24,24’,28)は、1mmよりも小さな幅を有している、請求項1または2記載の内燃機関用のピストン。
  6. 前記溝(24,24’,28)の深さは、前記コーティング部(23,27)の厚さに相当する、請求項1または2記載の内燃機関用のピストン。
  7. 前記コーティング部(23,27)は、印刷されるか、吹き付け塗布されるか、またはドクタ塗布される、請求項1または2記載の内燃機関用のピストン。
  8. 前記溝(24,24’,28)は、機械加工によって、または照射によってコーティング部に加工形成される、請求項1または2記載の内燃機関用のピストン。
  9. 前記コーティング部(23,27)は、固体潤滑材から成っている、請求項1または2記載の内燃機関用のピストン。
  10. 前記摺動面(16,17)は、前記区域外で、固形潤滑材から成るコーティング部(31)を有している、請求項1または2記載の内燃機関用のピストン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016505123A (ja) * 2013-02-06 2016-02-18 アクティエボラゲット・エスコーエッフ 改善されたマイクロピッチング耐性を有する軸受
JP2016217310A (ja) * 2015-05-25 2016-12-22 スズキ株式会社 内燃機関のピストン

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