JP3190250U - 蓄尿袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】吊り下げて使用することが困難な場合であっても、抜け孔を上にした状態で使用することができる蓄尿袋を提供する。【解決手段】本考案に係る蓄尿袋10は、尿液を蓄積する袋状の蓄尿部11の上部に当該蓄尿部11内の空気を逃がすための抜け孔11bを有する蓄尿袋であって、その蓄尿部11に、空気が封入されることによって膨らむ膨張部12を備える。例えば旅行先の旅館などにおいて蓄尿袋10を吊り下げて使用することが困難な場合には、膨張部12に空気を封入して膨張させることで、その膨らんだ状態の膨張部12によって蓄尿部11を支えて使用する。【選択図】図1
Description
本考案は、尿液を収集して蓄積する蓄尿袋に関する。
従来より、例えば特許文献1に開示されているように、尿液を収集して蓄積するための蓄尿袋が考案されている。
ところで、この種の蓄尿袋は、尿液を蓄積する袋状の蓄尿部の上部に、当該蓄尿部内の空気を逃がすための抜け孔を有する構成となっている。ここで、例えば病院などの施設において蓄尿袋を使用する場合には、このような蓄尿袋を吊り下げるためのベッドあるいは器具などが整えられているから、抜け孔を上にした状態で蓄尿袋を使用することができる。よって、蓄積された尿液が抜け孔から漏れる心配はない。しかしながら、例えば旅行先の旅館などといった外出先において蓄尿袋を使用する場合には、このような蓄尿袋を吊り下げるためのベッドあるいは器具などが整えられていない場合が殆どであり、従って、蓄尿袋を吊り下げて使用することができず、抜け孔を上にした状態で蓄尿袋を使用することが困難となる。よって、蓄積された尿液が抜け孔から漏れる心配があり、使用者は、安心して過ごすことができない。
そこで、本考案は、吊り下げて使用することが困難な場合であっても、抜け孔を上にした状態で使用することができる蓄尿袋を提供する。
本考案に係る蓄尿袋は、尿液を蓄積する袋状の蓄尿部の上部に当該蓄尿部内の空気を逃がすための抜け孔を有する蓄尿袋であって、その蓄尿部に、空気が封入されることによって膨らむ膨張部を備える。この構成によれば、例えば旅行先の旅館などにおいて蓄尿袋を吊り下げて使用することが困難な場合には、膨張部に空気を封入して膨張させることで、その膨らんだ状態の膨張部によって蓄尿部を支えることができる。これにより、吊り下げて使用することが困難な場合であっても、抜け孔を上にした状態で蓄尿袋を使用することができる。
さらに、本考案に係る蓄尿袋は、膨張部を、蓄尿部の裏側に設けるとよい。これにより、膨らんだ状態の膨張部によって蓄尿部を裏側から支えることができ、表側の抜け孔を上にした状態で蓄尿袋を使用することができる。
さらに、本考案に係る蓄尿袋は、膨張部を、蓄尿部に一体的に設けるとよい。これにより、使用者は、膨張部を蓄尿袋と一体的に携帯することができ、必要なときにのみ、膨張部を膨張させて使用することができる。
さらに、本考案に係る蓄尿袋は、膨張部を、蓄尿部に一体的に設けるとよい。これにより、使用者は、膨張部を蓄尿袋と一体的に携帯することができ、必要なときにのみ、膨張部を膨張させて使用することができる。
以下、本考案の一実施形態について図面を参照しながら説明する。例えば図1に示すように、本実施形態に係る蓄尿袋10は、蓄尿部11と膨張部12を備える。また、蓄尿袋10の上部には、吊り下げ部13が設けられている。この吊り下げ部13は、例えばループ状あるいはフック状などの形状で適宜設ければよく、要は、蓄尿袋10を吊り下げることができる構成であれば種々の構成を採用することができる。
蓄尿部11は、例えばビニールなどの軟質の材料からなり、袋状に形成されている。この蓄尿部11の上部には、同じく例えばビニールなどの軟質の材料からなる導尿管11aが接続されており、この導尿管11aから蓄尿部11の内部に尿液が蓄積されるようになっている。また、例えば図2にも示すように、蓄尿部11の上部には、当該蓄尿部11内の空気を逃がすための抜け孔11bが形成されている。なお、この抜け孔11bが形成されている側を蓄尿部11の表側とし、この表側とは反対側、つまり、抜け孔11bが形成されていない側を蓄尿部11の裏側とする。
そして、その蓄尿部11の裏側には、膨張部12が設けられている。この膨張部12も、同じく例えばビニールなどの軟質の材料からなり、袋状に形成され、空気封入口12aから空気が封入されることによって膨らむようになっている。また、この場合、膨張部12は、例えば接着あるいは溶着などによって、蓄尿部11に一体的に設けられている。なお、空気封入口12aは、例えば浮き輪などに備えられる周知の空気封入口で構成され、封入された空気が抜けることを防止する逆止用のヒダなどを内部に備える構成である。また、膨張部12から空気を抜く場合には、空気封入口12aを歪ませるなどして空気の抜け道を形成することにより、膨張部12から空気を抜いて収縮させることができる。
例えば図2には、膨張部12を膨張させた状態にして実際に使用する場合における蓄尿袋10を示している。即ち、本実施形態に係る蓄尿袋10によれば、膨らんだ状態の膨張部12によって蓄尿部11を支えることができ、抜け孔11bを上にした状態で蓄尿袋10を使用することができる。よって、蓄尿部11に蓄積された尿液Nが抜け孔11bから漏れる心配がなく、使用者は、安心して過ごすことができる。
本実施形態に係る蓄尿袋10によれば、尿液を蓄積する袋状の蓄尿部11の上部に当該蓄尿部11内の空気を逃がすための抜け孔11bを有する蓄尿袋10であって、その蓄尿部11に、空気が封入されることによって膨らむ膨張部12を備える。この構成によれば、例えば旅行先の旅館などにおいて蓄尿袋10を吊り下げて使用することが困難な場合には、膨張部12に空気を封入して膨張させることで、その膨らんだ状態の膨張部12によって蓄尿部11を支えることができる。これにより、吊り下げて使用することが困難な場合であっても、抜け孔11bを上にした状態で蓄尿袋10を使用することができる。
さらに、本実施形態に係る蓄尿袋10は、膨張部12を、蓄尿部11の裏側、つまり、抜け孔11bが形成されている表側とは反対側に設けている。これにより、膨らんだ状態の膨張部12によって蓄尿部11を裏側から支えることができ、表側の抜け孔11bを上に向けた状態、つまり、上に向かって開口した状態で蓄尿袋10を使用することができる。よって、蓄尿部11に蓄積された尿液Nが抜け孔11bから漏れる心配が一層なくなり、使用者は、一層安心して過ごすことができる。
さらに、本実施形態に係る蓄尿袋10は、膨張部12を、蓄尿部11に一体的に設けている。これにより、使用者は、膨張部12も蓄尿袋10と一体的に携帯することができ、必要なときにのみ、膨張部12を膨張させて使用することができる。また、使用のたびに膨張部12を蓄尿部11に取り付ける手間を省くことができる。また、膨張部12を携帯し忘れてしまうことを防止することができる。
さらに、本実施形態に係る蓄尿袋10によれば、吊り下げ部13を備えているので、例えば病院などの施設において蓄尿袋10を吊り下げるためのベッドあるいは器具などが整えられている場合には、膨張部12を膨張させなくとも、蓄尿袋10を吊り下げて、抜け孔11bを上にした状態で使用することができる。
なお、本考案は、上述した一実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変形あるいは拡張することができる。
例えば図3に示すように、蓄尿袋10は、横長状の膨張部12に代えて、ほぼU字状の膨張部14を備える構成としてもよい。この場合、膨張部14は、2つの脚部を下側に向けた状態で蓄尿部11に備えられている。また、この膨張部14も、空気封入口12aと同様の空気封入口14aを備えており、空気封入口14aから空気を封入することで膨張し、空気封入口14aから空気を抜くことで収縮するようになっている。この構成によれば、例えば図4に示すように、蓄尿袋10を使用する場合には、膨張したU字状の膨張部14の脚部間に尿液Nを安定して蓄積することができる。また、膨張したU字状の膨張部14により蓄尿袋10を安定して支えることができる。
例えば図3に示すように、蓄尿袋10は、横長状の膨張部12に代えて、ほぼU字状の膨張部14を備える構成としてもよい。この場合、膨張部14は、2つの脚部を下側に向けた状態で蓄尿部11に備えられている。また、この膨張部14も、空気封入口12aと同様の空気封入口14aを備えており、空気封入口14aから空気を封入することで膨張し、空気封入口14aから空気を抜くことで収縮するようになっている。この構成によれば、例えば図4に示すように、蓄尿袋10を使用する場合には、膨張したU字状の膨張部14の脚部間に尿液Nを安定して蓄積することができる。また、膨張したU字状の膨張部14により蓄尿袋10を安定して支えることができる。
また、例えば、膨張部12,14は、蓄尿部11に一体的に設けるのではなく、蓄尿部11に着脱可能に設けてもよい。また、蓄尿袋10は、吊り下げ部13を備えない構成としてもよい。また、蓄尿部11や膨張部12,14などの形状や大きさは、適宜変更して実施することができる。また、蓄尿部11や膨張部12,14などを構成する材料は、適宜変更して実施することができる。
図面中、10は蓄尿袋、11は蓄尿部、11bは抜け孔、12は膨張部、14は膨張部を示す。
Claims (5)
- 尿液を蓄積する袋状の蓄尿部の上部に当該蓄尿部内の空気を逃がすための抜け孔を有する蓄尿袋であって、
前記蓄尿部に、空気が封入されることによって膨らむ膨張部を備える蓄尿袋。 - 前記膨張部は、前記蓄尿部の裏側に設けられている請求項1に記載の蓄尿袋。
- 前記膨張部は、前記蓄尿部に一体的に設けられている請求項1または2に記載の蓄尿袋。
- 前記膨張部は、横長状である請求項1から3の何れか1項に記載の蓄尿袋。
- 前記膨張部は、U字状である請求項1から3の何れか1項に記載の蓄尿袋。
Priority Applications (1)
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JP2014000619U JP3190250U (ja) | 2014-02-07 | 2014-02-07 | 蓄尿袋 |
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2014
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