JP3190221U - 下半身用衣料のハンガー - Google Patents

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Abstract

【課題】複数サイズのハンガーを準備することなく様々なサイズの下半身用衣料を見栄え良く吊持することができる下半身用衣料のハンガーを提供する。
【解決手段】この下半身用衣料のハンガーは、各押さえ片32,42の一端側に対して他端側が本体フレーム10の長手方向と略直交する方向に弾性変形可能であり、その弾性により下半身用衣料の腰ゴム部が本体フレーム10の短手方向に挟持される。このため、支持片31,41及び押さえ片32,42の各対が本体フレーム10の何れの位置に設けられても、挟持位置近傍の腰ゴム部やその近傍の下半身用衣料の生地が概して本体フレーム10の長手方向に延在する状態となる。この状況は、吊持する下半身用衣料のサイズによらない。
【選択図】図1

Description

本考案は、下着、水着、スカート、ズボン等の下半身用衣料の腰ゴム部を保持することによりその吊持を行う下半身用衣料のハンガーに関する。
近年、下着、水着、スカート、ズボン等の下半身用衣料を販売する販売店において、販売する下半身用衣料を見栄え良く吊持する衣料用ハンガーが用いられている。例えば、長手方向の両端部よりも中央部が下方に位置するように弓型に湾曲した本体フレームと、本体フレームの中央部の上方に位置するように本体フレームに連結されたフック部と、本体フレームの両端からそれぞれ下方に延びる支持片と、前記支持片よりも前記長手方向の外側に配置されると共に前記支持片に前記長手方向に対向するように本体フレームの両端からそれぞれ下方に延びる押さえ片とを有し、各支持片間の距離が少し縮まるように本体フレームが少し撓むと共に、トランクスの幅方向両端部における腰ゴム部に内側から各支持片が当接し、各支持片と対向する押さえ片により腰ゴム部が挟持されることにより、下着が吊持される下半身用衣料のハンガーが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
意匠登録第1335930号公報
前記ハンガーは、本体フレームが各支持片間の距離が縮まるように撓むことにより、吊持するトランクス等の下着の幅方向両端部における腰ゴム部にその内側から前記長手方向に広がる方向の力を与え、これにより、吊持する下着の幅方向の中央側が吊持時に下方に弛まないようにし、下着を見栄え良く吊持している。
しかし、吊持する下着のサイズは様々であり、サイズが大きい下着の場合は、各支持片及び各押さえ片によって下着の幅方向両端部の腰ゴム部を把持した際に、各支持片間の距離が縮まるように本体フレームが撓まず、各支持片間の腰ゴム部に張力が加わらない。このため、吊持した下着の幅方向中央側の腰ゴム部が下方に弛み易く、吊持した下着の見栄えが悪くなる。これは、腰ゴム部が下着の幅方向両端の2点で本体フレームの長手方向に挟まれており、本体フレームの短手方向の側面の何れの部分も腰ゴム部を支持していないことが原因の1つであると考えられる。
上記の現象に対し、本体フレームの長さが異なる複数サイズのハンガーを準備し、様々なサイズの下着に対応することも考えられる。しかし、複数サイズのハンガーを準備すると店舗が所持するハンガーの数が増え、また、ハンガーの準備コストが高くなる。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであって、複数サイズのハンガーを準備することなく様々なサイズの下半身用衣料を見栄え良く吊持することができる下半身用衣料のハンガーを提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案は以下の手段を採用する。
本考案の第1の態様に係る下半身用衣料のハンガーは、長手方向の両端部よりも中央部が下方に位置する本体フレームと、前記本体フレームの長手方向の中央部の上方に位置するフック部と、前記本体フレームに設けられたクリップ部とを備え、前記クリップ部は、上下方向に延在すると共に上下方向の一端側が前記本体フレームに連結されるように前記本体フレームと一体に型成形された支持片と、上下方向に延在すると共に上下方向の一端側が前記本体フレーム又は前記支持片の他端側に連結されるように前記本体フレーム及び前記支持片と一体に型成形された押さえ片とを有し、前記支持片及び前記押さえ片の他端側は一端側に対して前記本体フレームの長手方向と略直交する方向に弾性変形可能であり、前記押さえ片は、その他端側が前記支持片から離れるように弾性変形した状態で前記支持片と前記押さえ片との間に挿入される下半身用衣料の腰ゴム部を、前記弾性変形に対する復元力により、前記支持片との間に前記長手方向と略直交する方向に挟持するように形成され、これにより前記下半身用衣料の吊持を行う。
この態様によれば、押さえ片の他端側が一端側に対して本体フレームの長手方向と略直交する方向に弾性変形可能であり、前記押さえ片の他端側を前記支持片から離れるように且つ本体フレームの長手方向と略直交する方向に弾性変形させながら、支持片と押さえ片との間に下半身用衣料の腰ゴム部を挿入することにより、前記弾性変形に対する復元力で挿入された腰ゴム部が挟持される。つまり、腰ゴム部が本体フレームの短手方向に挟持される。
このため、支持片及び押さえ片の対が本体フレームの何れの位置に設けられても、挟持位置近傍の腰ゴム部やその近傍の下半身用衣料の生地が概して本体フレームの長手方向に延在する状態となる。この状況は、吊持する下半身用衣料のサイズによらない。
例えば、支持片及び押さえ片の対が本体フレームの長手方向の両端部近傍にそれぞれ設けられており、吊持される下半身用衣料のサイズが小さい場合は、該衣料の幅方向両端近傍の腰ゴム部を挟持し、吊持される下半身用衣料のサイズが大きい場合は、該衣料の幅方向の中央と両端との間の腰ゴム部を挟持すると共に、該衣料の幅方向の両端側を本体フレームの長手方向の中央側に向かって折り返し、折り返した該衣料の腰ゴム部を支持片及び押さえ片の対や他の部材で支持することができる。つまり、腰ゴム部が弛まないように2対の挟持部(支持片及び押さえ片の対)の間の腰ゴム部の長さを調整しながら、支持片及び押さえ片の各対により腰ゴム部を挟持することにより、様々なサイズの下半身用衣料をその幅方向中央部で腰ゴム部が弛まないように吊持することができる。
また、支持片及び押さえ片によって挟持される腰ゴム部やその近傍の下半身用衣料の生地が概して本体フレームの長手方向に延在するので、挟持する下半身用衣料が本体フレームの短手方向に嵩張らない。逆に、本体フレームの長手方向の両端に該長手方向に対向する支持片及び押さえ片の対が設けられる場合、挟持位置近傍の腰ゴム部やその近傍の下半身用衣料の生地が概して本体フレームの長手方向と直交する方向に延在することになり、挟持する下半身用衣料が本体フレームの短手方向に嵩張る。
また、支持片及び押さえ片の対が本体フレームの長手方向の中央部に設けられている場合は、何れのサイズの下半身用衣料を吊持する場合であっても、その幅方向中央部の腰ゴム部を直接挟持することができ、様々なサイズの下半身用衣料をその幅方向中央部で腰ゴム部が弛まないように吊持することができる。この場合も、挟持される腰ゴム部やその近傍の下半身用衣料の生地が概して本体フレームの長手方向に延在するので、挟持する下半身用衣料が本体フレームの短手方向に嵩張らない。
本考案の第2の態様に係る下半身用衣料のハンガーは、本体フレームが長手方向の両端部よりも中央部が下方に位置するように形成され、本体フレームの長手方向の中央部に前記クリップ部として中央クリップ部が設けられ、中央クリップ部の支持片は下端側が本体フレームに連結され、押さえ片は上端側が支持片の上端側に連結されている。
このため、下半身用衣料の腰ゴム部を中央クリップ部によって挟持すると、下半身用衣料によって本体フレームの中央側が確実に覆われ、中央フレームの中央側が見えない分だけ下半身用衣料を見栄え良く吊持することができる。
本考案の第3の態様に係る下半身用衣料のハンガーは、本体フレームが長手方向の両端部よりも中央部が下方に位置するように形成され、本体フレームの長手方向の両端側にそれぞれ前記クリップ部として端側クリップ部が設けられ、各端側クリップ部の支持片は、その上端側が本体フレームに連結され、各端側クリップ部の押さえ片は、その上端側が本体フレームに連結されている。
このため、下半身用衣料の腰ゴム部を各端側クリップ部によって挟持する際に、腰ゴム部を本体フレームの下側から取付けることができ、腰ゴム部の各端側クリップ部への取付けを容易に行うことができる。このように取付けを容易にしながら、本体フレームが長手方向の両端部よりも中央部が下方に位置するように形成されているので、下半身用衣料によって本体フレームの中央側が覆われ、中央フレームの中央側が見えない分だけ下半身用衣料を見栄え良く吊持することができる。
本考案の第4の態様に係る下半身用衣料のハンガーでは、フック部は中央クリップ部を介して本体フレームに連結されている。このため、フック部を本体フレームに連結するために他のフレームや部材を設ける必要が無く、ハンガーの構成の簡素化、軽量化、製造に使用する材料の低減、及び製造コストの低減等を図ることが可能である。
本考案の第5の態様に係る下半身用衣料のハンガーでは、前記本体フレームの中央部とフック部との位置関係が上下方向であり、本体フレームの長手方向と直交し且つ前記上下方向と直交する方向を前後方向とした際に、中央クリップ部の押さえ片が支持片よりも後方に位置し、端側クリップ部の押さえ片が支持片よりも前方に位置する。つまり、中央クリップ部と端側クリップ部とで押さえ片と支持片の前後方向の位置関係が逆になっている。このため、中央クリップ部と端側クリップ部とで押さえ片と支持片の前後方向の位置関係が同じである場合と比較し、下半身用衣料と本体フレームとが接触し易くなり、本体フレームに下半身用衣料が接触する分だけ下半身用衣料の本体フレームに対する位置ずれが生じ難くなる。
本考案の第6の態様に係る下半身用衣料のハンガーでは、中央クリップ部は、支持片の下端側が本体フレームに連結されると共に、押さえ片の上端側が支持片の上端側に連結されており、中央クリップ部の押さえ片の下端は本体フレームの中央部の下端よりも上方に位置する。
押さえ片よりも本体フレームの方がその長手方向の寸法が大きいので、押さえ片と支持片との間に腰ゴム部を挿入する際に、先ず腰ゴム部を本体フレームに押し当てる方が作業をし易い。ここで、押さえ片の下端は本体フレームの中央部の下端よりも上方に位置するので、腰ゴム部を本体フレームに押し当て易くなっており、腰ゴム部の挿入作業をより容易に行うことができる。
本考案の第7の態様に係る下半身用衣料のハンガーでは、中央クリップ部の支持片の下端に前方に向かって傾斜する傾斜面が形成されており、中央クリップ部の押さえ片が支持片よりも後方に位置するので、押さえ片と支持片との間に腰ゴム部を挿入する際に、その挿入作業をスムーズに行うことができる。
本考案の第8の態様に係る下半身用衣料のハンガーでは、端側クリップ部の支持片の下端に後方に向かって傾斜する傾斜面が形成されており、端側クリップ部の押さえ片が支持片よりも前方に位置するので、押さえ片と支持片との間に腰ゴム部を挿入する際に、その挿入作業をスムーズに行うことができる。
本考案の第9の態様に係る下半身用衣料のハンガーでは、本体フレームの長手方向の中央部における背面に凹部が形成され、該凹部の底面は中央クリップ部の支持片の背面よりも前方に位置し、該凹部には中央クリップ部の支持片の傾斜面と滑らかに繋がる傾斜面が設けられている。
このため、押さえ片と支持片との間に腰ゴム部を挿入する前の段階で、凹部がある分だけ押さえ片に対して腰ゴム部をより前方に位置させることができ、押さえ片と支持片との間に腰ゴム部を挿入する作業をよりスムーズに行うことができる。
本考案の第10の態様に係る下半身用衣料のハンガーでは、本体フレームの両端側にそれぞれ設けられた一対の予備押さえ片をさらに備え、各予備押さえ片は、上下方向に延在すると共に上下方向の一端側が本体フレームに連結されるように本体フレームと一体に型成形されると共に、他端側が一端側に対して本体フレームの長手方向と略直交する方向に弾性変形可能であり、各予備押さえ片は端側クリップ部よりも本体フレームの長手方向の中央側に位置している。
このため、吊持される下半身用衣料のサイズが大きい場合は、該衣料の幅方向の中央と両端との間の腰ゴム部を支持片及び押さえ片の各対により挟持すると共に、該衣料の幅方向の両端側を本体フレームの長手方向の中央側に向かって折り返し、折り返した該衣料の両端側の腰ゴム部を各予備押さえ片によって支持することができる。このため、吊持する下半身用衣料の見栄えをより向上することができる。
本考案の第11の態様に係る下半身用衣料のハンガーでは、各予備押さえ片と、対応する端側クリップ部との距離は5〜50mmである。各予備押さえ片は、一対の端側クリップ部の間に張られた腰ゴム部と各予備押さえ片との間に、折り返した腰ゴム部を挟持するものであるので、対応する端側クリップ部との距離が近く、具体的に5〜50mmであることにより、一対の端側クリップ部の間に張られた腰ゴム部と各予備押さえ片との間に確実に折り返した腰ゴム部を挟持することができる。
本考案の第12の態様に係る下半身用衣料のハンガーでは、各支持片は対応する押さえ片よりも本体フレームの長手方向の寸法が大きく、各支持片にはそれを前後方向に挿通する孔が形成され、無負荷状態で押さえ片の弾性変形する側の端の一部が支持片の孔の中に配置されている。このため、支持片と押さえ片の各対による把持力を長期に亘って維持することができる。
本考案によれば、複数サイズのハンガーを準備することなく様々なサイズの下半身用衣料を見栄え良く吊持することができる。
本考案の一実施形態に係るハンガーの正面側斜視図である。 図1のハンガーの背面側斜視図である。 図1のハンガーの正面図である。 図1のハンガーの背面図である。 図1のハンガーの右側側面図である。 図1のハンガーの左側側面図である。 図1のハンガーの平面図である。 図1のハンガーの底面図である。 図3におけるA−A線断面図である。 図3におけるB−B線断面図である。 図3におけるC−C線断面図である。 図3におけるD−D線断面図である。 図3におけるE−E線断面図である。 図3におけるF−F線断面図である。 図1のハンガーの使用状態を示す正面図である。 図1のハンガーの使用状態を示す背面図である。 図1のハンガーの使用状態を示す正面図である。 図1のハンガーの使用状態を示す背面図である。 図1のハンガーの使用状態を示す平面図である。 図1のハンガーに腰ゴム部を装着する際の動作説明図である。 図1のハンガーに腰ゴム部を装着する際の動作説明図である。
本考案の一実施形態に係る下半身用衣料のハンガーについて図面を参照して以下に説明する。
この下半身用衣料のハンガーは、図1〜14に示すように、長手方向の両端部よりも中央部が下方に位置するように形成された本体フレーム10と、本体フレーム10の長手方向の中央部の上方に位置し被係合部に係合するフック部20と、本体フレーム10の長手方向の中央部に設けられた中央クリップ部30と、本体フレーム10の長手方向の両端側にそれぞれ設けられた一対の端側クリップ部40とを有する。フック部20は中央クリップ部30を介して本体フレーム10の長手方向の中央部に連結されている。
本実施形態では、本体フレーム10の中央部とフック部20と位置関係が上下方向であり、本体フレーム10の長手方向と直交し且つ前記上下方向と直交する方向(図3の紙面厚さ方向)を前後方向と称する。
中央クリップ部30は、上下方向に延在すると共に下端が本体フレーム10に連結されるように本体フレーム10と一体に型成形された支持片31と、上下方向に延在すると共に上端が支持片31の他端に連結されるように本体フレーム10及び支持片31と一体に型成形された押さえ片32とを有する。
各端側クリップ部40は、上下方向に延在すると共に上端が本体フレーム10に連結されるように本体フレーム10と一体に型成形された支持片41と、上下方向に延在すると共に上端が本体フレーム10に連結されるように本体フレーム10と一体に型成形された押さえ片42とを有する。
本体フレーム10、フック部20及び各クリップ部30,40はプラスチック材料から成り、型成形により一体に成形されている。このため、支持片31の上端側は下端側に対して前後方向に弾性変形可能であり、押さえ片32の下端側は上端側に対して前後方向に弾性変形可能であり、支持片41及び押さえ片42の本体フレーム10に連結されていない下端側も前後方向に弾性変形可能である。
支持片31は押さえ片32よりも本体フレーム10の長手方向に大きな寸法を有し、支持片41は押さえ片42よりも本体フレーム10の長手方向に大きな寸法を有する。支持片31の下端は押さえ片32の下端よりも下方に位置し、各支持片41の下端は対応する押さえ片42の下端よりも下方に位置する。また、各支持片31,41には各支持片31,41を前後方向に挿通する孔31b,41bが形成され、図9、11及び13に示すように、無負荷状態で押さえ片32の下端の一部が支持片31の孔31bの中に配置され、無負荷状態で押さえ片42の下端の一部が支持片41の孔41bの中に配置されている。図9では、押さえ片32の下端の一部が支持片31の孔31bの中にわずかに入り込んでいる。
押さえ片32は支持片31よりも前後方向における後方に位置し、各押さえ片42は対応する支持片41よりも前後方向における前方に位置する。つまり、支持片に対する押さえ片の前後方向の位置は中央クリップ部30と端側クリップ部40とでは逆になっている。また、支持片31の前後方向における背面には凹凸部31aが形成され、押さえ片32の前後方向における前面には凹凸部32aが形成されている。支持片41の前後方向における前面には凹凸部41aが形成され、押さえ片42の前後方向における背面には凹凸部42aが形成されている。
支持片31の背面における下端には前方に向かって傾斜する傾斜面31cが形成されており、支持片41の前面における下端には後方に向かって傾斜する傾斜面41cが形成されている。また、本体フレーム10の中央部における前後方向の背面には凹部11が形成されている。凹部11は支持片41の下方に配置され、凹部11の底面11aは支持片41の背面よりも前方に位置している。また、凹部11には支持片41の傾斜面41cと滑らかに繋がる傾斜面11bが設けられている。
このハンガーには、図1〜4に示すように、本体フレーム10の両端側にそれぞれ設けられた一対の予備押さえ片50を有する。各予備押さえ片50はプラスチック材料から成り、上下方向に延在すると共に上端が本体フレーム10に連結されるように型成形によって本体フレーム10と一体に成形されている。このため、各予備押さえ片50の下端側は上端側に対して前後方向に弾性変形可能である。
また、各予備押さえ片50は、端側クリップ部40よりも本体フレーム10の長手方向の中央側に位置している。各予備押さえ片50と、対応する端側クリップ部40との距離は、5〜50mm程度が好ましい。
図1〜4に示すように、フック部20と中央クリップ部30との間には腰ゴム部押さえ台60が設けられている。腰ゴム部押さえ台60はプラスチック材料から成り、本体フレーム10等と共に型成形によって一体に成形されている。中央クリップ部30の押さえ片32の上端が支持片31の他端に腰ゴム部押さえ台60を介して連結されている。腰ゴム部押さえ台60の上面には円弧状に窪んだ凹部61が形成されている。
また、フック部20の下端側にはポップ押さえ片21が一体に成形され、ポップ押さえ片21の先端は前記凹部61の上方に配置されている。ポップ押さえ片21もプラスチック材料から成り、上下方向に弾性変形可能である。
また、本体フレーム10の長手方向の一端にはポップ取付け溝12が形成されている。ポップ取付け溝12は本体フレーム10の長手方向の中央側に向かって窪んだ溝である。ポップ取付け溝12内における上下方向の下方に位置する面には突起12aが形成され、上下方向の上方に位置する面には前記突起12aの上方に位置するように円弧状に窪んだ凹部12bが形成されている。
このように形成されたハンガーに下半身用衣料としてトランクス1を図15及び16に示すように吊持する場合について説明する。
先ず、図21に示すように、トランクス1の幅方向中央部における背面側の腰ゴム部2を中央クリップ部30の支持片31と押さえ片32との間に挟持すると共に、トランクス1の幅方向両端側の背面側及び前面側の腰ゴム部2を各端側クリップ部40の支持片41と押さえ片42との間に挟持する。
この時、各押さえ片32,42の下端側が対応する支持片31,41から離れるように各押さえ片32,42を弾性変形させながら、押さえ片32と支持片31との間に腰ゴム部2を挿入すると共に押さえ片42と支持片41との間に腰ゴム部2を挿入することにより、各押さえ片32,42や各支持片31,41の弾性変形に対する復元力で腰ゴム部2が本体フレーム10の長手方向と略直交する方向に挟持される。つまり、腰ゴム部2が本体フレーム10の短手方向に挟持される。
尚、中央クリップ部30の支持片31と押さえ片32との間にトランクス1の幅方向中央部における背面側及び前面側の腰ゴム部2を挟持することも可能である。
続いて、図20に示すように、各端側クリップ部40よりも外側に位置する腰ゴム部2を本体フレーム10の長手方向の中央側に向かって折り返し、折り返した腰ゴム部2を、中央クリップ部30と端側クリップ部40との間で保持されている腰ゴム部2と、各予備押さえ片50との間に把持する。
この時、各予備押さえ片50の下端側を後方に向かって弾性変形させながら、各予備押さえ片50と、中央クリップ部30と端側クリップ部40との間で保持されている腰ゴム部2との間に折り返した腰ゴム部2を挿入することにより、各予備押さえ片50の弾性変形に対する復元力で腰ゴム部2が本体フレーム10の長手方向と略直交する方向に挟持される。
なお、本実施形態では、トランクス1の幅方向両端側の腰ゴム部2が各端側クリップ部40よりも外側に飛び出すものを例に挙げて説明したが、トランクス1の幅方向両端側の腰ゴム部2が各端側クリップ部40よりも飛び出さない場合や、飛び出し量が小さい場合は、折り返した腰ゴム部2を各予備押さえ片50で保持する必要はない。
また、商品説明等を表示するポップ(厚紙製、プラスチックフィルム製)を装着する場合は、図17〜19に示すように、ポップのある端をポップ押さえ片21と凹部61との間に挟み、また、ポップの他の端をポップ取付け溝12内の突起12aと凹部12bとの間に挟む。このように、ポップの端がポップ押さえ片21や突起12aによって凹部61,12b内に押されるので、ポップの抜け落ちが効果的に防止される。
また、本実施形態では、下半身用衣料としてトランクス1を吊持する例を説明したが、下半身用衣料として下半身用の水着や、スカートや、ズボン等を同様に吊持することが可能である。
このように、本実施形態によれば、各押さえ片32,42の一端側に対して他端側が本体フレーム10の長手方向と略直交する方向(前後方向)に弾性変形可能であり、その弾性により下半身用衣料の腰ゴム部が本体フレーム10の短手方向に挟持される。このため、支持片31,41及び押さえ片32,42の各対が本体フレーム10の何れの位置に設けられても、挟持位置近傍の腰ゴム部やその近傍の下半身用衣料の生地が概して本体フレーム10の長手方向に延在する状態となる。この状況は、吊持する下半身用衣料のサイズによらない。
なお、各押さえ片32,42の弾性変形する端側が対応する支持片31,41から離れるように支持片31,41及び/又は押さえ片32,42を弾性変形させながら、支持片31,41と前記押さえ片32,42との間に下半身用衣服の腰ゴム部を挿入することにより、支持片31,41及び押さえ片32,42の前記弾性変形に対する復元力で前記腰ゴム部を前記長手方向と略直交する方向に挟持し、これにより前記下半身用衣服の吊持を行っているとも言える。
例えば、本実施形態のように、支持片41及び押さえ片42の各対が本体フレーム10の長手方向の両端部近傍にそれぞれ設けられており、吊持される下半身用衣料のサイズが小さい場合は、該衣料の幅方向両端近傍の腰ゴム部を支持片41及び押さえ片42の各対により挟持する。また、吊持される下半身用衣料のサイズが大きい場合は、該衣料の幅方向の中央と両端との間の腰ゴム部を支持片41及び押さえ片42の各対により挟持すると共に、該衣料の幅方向の両端側を本体フレーム10の長手方向の中央側に向かって折り返し、折り返した該衣料の両端側の腰ゴム部を各予備押さえ片50によって支持することができる。各予備押さえ片50ではなく、他の部材を設けることも可能であり、支持片41及び押さえ片42の各対を用いて折り返した該衣料の両端側の腰ゴム部を支持することも可能である。
つまり、腰ゴム部が2対の挟持部(支持片41及び押さえ片42の対)の間の腰ゴム部の長さを調整しながら、支持片41及び押さえ片42の各対により腰ゴム部を挟持することにより、様々なサイズの下半身用衣料をその幅方向中央部で腰ゴム部が弛まないように吊持することができる。
尚、本実施形態では本体フレーム10の中央部に中央クリップ部30を設け、中央クリップ部30でも腰ゴム部を挟持しているので、下半身用衣料の幅方向中央部の腰ゴム部がより確実に弛まないように支持することができるが、本実施形態において中央クリップ部30を設けない場合でも、上記のように支持片41及び押さえ片42の各対により、様々なサイズの下半身用衣料をその幅方向中央部で腰ゴム部が弛まないように吊持することができる。
さらに、支持片31,41及び押さえ片32,42によって挟持される腰ゴム部やその近傍の下半身用衣料の生地が概して本体フレーム10の長手方向に延在するので、挟持する下半身用衣料が本体フレーム10の短手方向に嵩張らない。逆に、本体フレーム10の長手方向の両端に該長手方向に対向する支持片及び押さえ片の対が設けられる場合、挟持位置近傍の腰ゴム部やその近傍の下半身用衣料の生地が概して本体フレーム10の長手方向と直交する方向に延在することになり、挟持する下半身用衣料が本体フレーム10の短手方向に嵩張る。
一方、本実施形態のように、支持片31及び押さえ片32の対が本体フレーム10の長手方向の中央部に設けられている場合は、何れのサイズの下半身用衣料を吊持する場合であっても、その幅方向中央部の腰ゴム部を直接挟持することができ、様々なサイズの下半身用衣料をその幅方向中央部で腰ゴム部が弛まないように吊持することができる。
本実施形態では、本体フレーム10の長手方向の両端側にそれぞれ支持片41及び押さえ片42の対が設けられているが、本体フレーム10の長手方向の両端側に支持片41及び押さえ片42を設けずに、下半身用衣料の幅方向両端側の腰ゴム部を保持する他の機構を設けたとしても、支持片31及び押さえ片32の対が本体フレーム10の長手方向の中央部に設けることによる上記効果は変わらない。
また、下半身用衣料の幅方向中央の腰ゴム部の弛みを防ぐために、腰ゴム部に加える幅方向の張力を低減又は無くすことができるので、腰ゴム部のゴムの伸びを防止することができる。
本実施形態では、本体フレーム10が長手方向の両端部よりも中央部が下方に位置するように形成され、中央クリップ部30の支持片31は下端側が本体フレーム10に連結され、押さえ片32は上端側が支持片31の上端側に連結されている。
このため、下半身用衣料の腰ゴム部を中央クリップ部30によって挟持すると、下半身用衣料によって本体フレーム10の中央側が確実に覆われ、本体フレーム10の中央側が見えない分だけ下半身用衣料を見栄え良く吊持することができる。
本実施形態では、本体フレーム10が長手方向の両端部よりも中央部が下方に位置するように形成され、各端側クリップ部40の支持片41は、その上端側が本体フレーム10に連結され、各端側クリップ部40の押さえ片42は、その上端側が本体フレーム10に連結されている。
このため、下半身用衣料の腰ゴム部を各端側クリップ部40によって挟持する際に、腰ゴム部を本体フレーム10の下側から取付けることができ、腰ゴム部の各端側クリップ部40への取付けを容易に行うことができる。このように取付けを容易にしながら、本体フレーム10が長手方向の両端部よりも中央部が下方に位置するように形成されているので、下半身用衣料によって本体フレーム10の中央側が覆われ、本体フレーム10の中央側が見えない分だけ下半身用衣料を見栄え良く吊持することができる。
本実施形態では、フック部20は中央クリップ部30を介して本体フレーム10に連結されている。このため、フック部20を本体フレーム10に連結するために他のフレームや部材を設ける必要が無く、ハンガーの構成の簡素化、軽量化、製造に使用する材料の低減、及び製造コストの低減等を図ることが可能である。
本実施形態では、中央クリップ部30の押さえ片32が支持片31よりも後方に位置し、各端側クリップ部40の押さえ片42が支持片41よりも前方に位置する。つまり、中央クリップ部30と端側クリップ部40とで押さえ片と支持片の前後方向の位置関係が逆になっている。このため、中央クリップ部30と端側クリップ部とで押さえ片と支持片の前後方向の位置関係が同じである場合と比較し、下半身用衣料と本体フレーム10とが接触し易くなり、本体フレーム10に下半身用衣料が接触する分だけ下半身用衣料の本体フレーム10に対する位置ずれが生じ難くなる。
本実施形態では、中央クリップ部30は、支持片31の下端側が本体フレーム40に連結されると共に、押さえ片32の上端側が支持片31の上端側に連結されており、中央クリップ部30の押さえ片31の下端は本体フレーム10の中央部の下端よりも上方に位置する。
押さえ片32よりも本体フレーム10の方がその長手方向の寸法が大きいので、押さえ片31と支持片32との間に腰ゴム部を挿入する際に、先ず、腰ゴム部を本体フレーム10に押し当てる方が作業をし易い。ここで、押さえ片31の下端は本体フレーム10の中央部の下端よりも上方に位置するので、腰ゴム部を本体フレーム10に押し当て易くなっており、腰ゴム部の挿入作業をより容易に行うことができる。
本実施形態では、中央クリップ部30の支持片31の下端に前方に向かって傾斜する傾斜面31cが形成されており、中央クリップ部30の押さえ片31が支持片32よりも後方に位置するので、押さえ片32と支持片31との間に腰ゴム部を挿入する際に、その挿入作業をスムーズに行うことができる。
本実施形態では、端側クリップ部40の支持片41の下端に後方に向かって傾斜する傾斜面が形成されており、端側クリップ部40の押さえ片42が支持片41よりも前方に位置するので、押さえ片42と支持片41との間に腰ゴム部を挿入する際に、その挿入作業をスムーズに行うことができる。
本実施形態では、本体フレーム10の長手方向の中央部における背面に凹部11が形成され、該凹部11の底面は中央クリップ部30の支持片31の背面よりも前方に位置し、該凹部11には中央クリップ部30の支持片31の傾斜面31cと滑らかに繋がる傾斜面11bが設けられている。
このため、押さえ片32と支持片31との間に腰ゴム部を挿入する前の段階で、凹部11がある分だけ押さえ片32に対して腰ゴム部をより前方に位置させることができ、押さえ片32と支持片31との間に腰ゴム部を挿入する作業をよりスムーズに行うことができる。
本実施形態では、本体フレーム10の両端側にそれぞれ設けられた一対の予備押さえ片50をさらに備え、各予備押さえ片50は、上下方向に延在すると共に上下方向の一端側が本体フレーム10に連結されるように本体フレーム10と一体に型成形されると共に、他端側が一端側に対して本体フレーム10の長手方向と略直交する方向(前後方向)に弾性変形可能であり、各予備押さえ片50は端側クリップ部40よりも本体フレーム10の長手方向の中央側に位置している。
このため、吊持される下半身用衣料のサイズが大きい場合は、該衣料の幅方向の中央と両端との間の腰ゴム部を支持片41及び押さえ片42の各対により挟持すると共に、該衣料の幅方向の両端側を本体フレーム10の長手方向の中央側に向かって折り返し、折り返した該衣料の両端側の腰ゴム部を各予備押さえ片50によって支持することができる。このため、吊持する下半身用衣料の見栄えをより向上することができる。
また、腰ゴム部の端部を折り返して各予備押さえ片50によって支持することができるので、ハンガー自体のサイズダウンを図ることも可能である。ハンガー自体のサイズダウンは、プラスチックの型成形が容易になるので、製造コストの低減に与える影響は大きい。
本実施形態では、各予備押さえ片50と、対応する端側クリップ部40との距離は5〜50mmである。各予備押さえ片50は、一対の端側クリップ部40の間に張られた腰ゴム部と各予備押さえ片50との間に、折り返した腰ゴム部を挟持するものであるので、対応する端側クリップ部40との距離が小さく、具体的に5〜50mmであることにより、一対の端側クリップ部40の間に張られた腰ゴム部と各予備押さえ片50との間に確実に折り返した腰ゴム部を挟持することができる。
本実施形態では、支持片31,41は押さえ片32,42よりも本体フレーム10の長手方向の寸法が大きく、支持片31,41にはそれを前後方向に挿通する孔31b、41bが形成され、無負荷状態で押さえ片32,42の弾性変形する側の端の一部が支持片31,41の孔31b、41bの中に配置されている。このため、支持片31,41と押さえ片32,42の各対による把持力を長期に亘って維持することができる。
尚、無負荷状態で押さえ片32,42の弾性変形する側の端の一部が支持片31,41の孔31b、41bの中に配置されていなくても、押さえ片32,42の弾性変形する側の端が支持片31,41に近い位置に配置されていれば、同様の効果を奏する。
尚、本実施形態では、中央クリップ部30の支持片31の下端側が本体フレーム10に連結されたものを示したが、中央クリップ部30の支持片31の上端側が本体フレーム10に連結されるように構成することも可能である。この場合、中央クリップ部30の押さえ片32の上端側を本体フレーム10と連結するように一体成型することも可能である。
また、本実施形態では、端側クリップ部40の支持片41及び押さえ片42の上端側が本体フレーム10に連結されたものを示したが、端側クリップ部40の支持片41の下端側が本体フレーム10に連結されると共に、端側クリップ部40の押さえ片42の上端側が支持片41の上端側に連結されるように、支持片41及び押さえ片42を本体フレーム10と共に一体に型成形することも可能である。
また、本実施形態では、フック部20が図3の左側に開口するものを示したが、フック部20が図3の右側に開口するように形成されたとしても、上記と同様の作用効果を奏する。
なお、本考案に係る物品は、フック部と、フック部の下端に設けられた中央部クリップと、中央部クリップの下端に接続されたハンガー本体と、ハンガー本体の長手方向の両端にそれぞれ設けられた端部クリップとを有し、主に下着、水着、スカート、ズボン等を吊持する際に使用される衣料用ハンガーである。中央部クリップ及び端部クリップで下着、水着、スカート、ズボン等の下半身用衣料の腰ゴム部を保持した際に、保持した下半身用衣料によってハンガー本体の長手方向の中央側を覆うことができる構造となっている。この際、使用状態を示す背面図に示すように、腰ゴム部が長い場合は、端部クリップで保持した腰ゴム部の端部側を折返し、折返した腰ゴム部の端部側を再度端部クリップの折返し端保持部で保持することができる構造となっている。
尚、本考案は上記実施形態の構成のみに限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更や改良を加えることができ、このように変更や改良を加えた実施形態も本考案の権利範囲に含まれるものとする。
1 トランクス
2 腰ゴム部
10 本体フレーム
11 凹部
11b 傾斜面
12 ポップ取付け溝
20 フック部
21 ポップ押さえ片
30 中央クリップ部
31 支持片
31b 孔
31c 傾斜面
32 押さえ片
40 端側クリップ部
41 支持片
41b 孔
41c 傾斜面
42 押さえ片
50 予備押さえ片
60 腰ゴム部押さえ台
61 凹部

Claims (17)

  1. 長手方向の両端部よりも中央部が下方に位置する本体フレームと、
    前記本体フレームの長手方向の中央部の上方に位置するフック部と、
    前記本体フレームに設けられたクリップ部とを備え、
    前記クリップ部は、上下方向に延在すると共に上下方向の一端側が前記本体フレームに連結されるように前記本体フレームと一体に型成形された支持片と、上下方向に延在すると共に上下方向の一端側が前記本体フレーム又は前記支持片の他端側に連結されるように前記本体フレーム及び前記支持片と一体に型成形された押さえ片とを有し、
    前記押さえ片の他端側は一端側に対して前記本体フレームの長手方向と略直交する方向に弾性変形可能であり、
    前記押さえ片は、その他端側が前記支持片から離れるように弾性変形した状態で前記支持片と前記押さえ片との間に挿入される下半身用衣料の腰ゴム部を、前記弾性変形に対する復元力により、前記支持片との間に前記長手方向と略直交する方向に挟持するように形成され、これにより前記下半身用衣料の吊持を行う下半身用衣料のハンガー。
  2. 前記本体フレームの長手方向の中央部に前記クリップ部として中央クリップ部が設けられている請求項1に記載の下半身用衣料のハンガー。
  3. 前記本体フレームの長手方向の中央部に前記クリップ部として中央クリップ部が設けられ、前記本体フレームの長手方向の両端側にそれぞれ前記クリップ部として一対の端側クリップ部が設けられている請求項1に記載の下半身用衣料のハンガー。
  4. 前記本体フレームの長手方向の両端側にそれぞれ前記クリップ部として端側クリップ部が設けられている請求項1に記載の下半身用衣料のハンガー。
  5. 前記中央クリップ部の支持片は、その下端側が前記本体フレームに連結されるように前記本体フレームと一体に型成形され、前記中央クリップ部の押さえ片は、その上端側が前記支持片の上端側に連結されるように前記本体フレーム及び前記支持片と一体に型成形されている請求項2又は3に記載の下半身用衣料のハンガー。
  6. 前記端側クリップ部の支持片は、その上端側が前記本体フレームに連結されるように前記本体フレームと一体に型成形され、前記端側クリップ部の押さえ片は、その上端側が前記本体フレームに連結されるように前記本体フレームと一体に型成形されている請求項3又は4に記載の下半身用衣料のハンガー。
  7. 前記フック部は前記中央クリップ部を介して前記本体フレームに連結されている請求項2、3及び5の何れかに記載の下半身用衣料のハンガー。
  8. 前記本体フレームの中央部とフック部との位置関係が上下方向であり、本体フレームの長手方向と直交し且つ前記上下方向と直交する方向を前後方向とした際に、前記中央クリップ部の前記押さえ片が前記支持片よりも後方に位置し、前記端側クリップ部の前記押さえ片が前記支持片よりも前方に位置する請求項3に記載の下半身用衣料のハンガー。
  9. 前記端側クリップ部の前記支持片及び押さえ片はそれぞれ上端側が前記本体フレームに連結されており、
    前記端側クリップ部の前記支持片の下端は前記押さえ片の下端よりも下方に位置する請求項3、4及び8の何れかに記載の下半身用衣料のハンガー。
  10. 前記中央クリップ部は、前記支持片の下端側が前記本体フレームに連結されると共に、前記押さえ片の上端側が前記支持片の上端側に連結されており、
    前記中央クリップ部の前記押さえ片の下端は前記本体フレームの中央部の下端よりも上方に位置する請求項2、3及び8の何れかに記載の下半身用衣料のハンガー。
  11. 前記中央クリップ部の前記支持片の一端に前方に向かって傾斜する傾斜面が形成されている請求項8に記載の下半身用衣料のハンガー。
  12. 前記端側クリップ部の前記支持片の他端に後方に向かって傾斜する傾斜面が形成されている請求項8に記載の下半身用衣料のハンガー。
  13. 前記本体フレームの長手方向の中央部における背面に凹部が形成され、該凹部の底面は前記中央クリップ部の支持片の背面よりも前方に位置し、該凹部には前記中央クリップ部の支持片の前記傾斜面と滑らかに繋がる傾斜面が設けられている請求項11に記載の下半身用衣料のハンガー。
  14. 前記本体フレームの両端側にそれぞれ設けられた一対の予備押さえ片をさらに備え、
    各予備押さえ片は、上下方向に延在すると共に上下方向の一端側が前記本体フレームに連結されるように前記本体フレームと一体に型成形されると共に、他端側が一端側に対して前記本体フレームの長手方向と略直交する方向に弾性変形可能であり、
    前記各予備押さえ片は前記端側クリップ部よりも本体フレームの長手方向の中央側に位置している請求項1〜13の何れかに記載の下半身用衣料のハンガー。
  15. 前記各予備押さえ片と、対応する端側クリップ部との距離は5〜50mmである請求項14に記載の下半身用衣料のハンガー。
  16. 前記中央クリップ部において、前記支持片は前記押さえ片よりも前記長手方向の寸法が大きく、前記支持片にはそれを前後方向に挿通する孔が形成され、無負荷状態で前記押さえ片の他端の一部が前記支持片の前記孔の中に配置されている請求項2、3及び8の何れかに記載の下半身用衣料のハンガー。
  17. 前記中央クリップ部において、前記支持片は前記押さえ片よりも前記長手方向の寸法が大きく、前記支持片にはそれを前後方向に挿通する孔が形成され、無負荷状態で前記押さえ片の他端の一部が前記支持片の前記孔の中に配置されている請求項3、4及び8の何れかに記載の下半身用衣料のハンガー。
JP2014000283U 2014-01-22 下半身用衣料のハンガー Expired - Lifetime JP3190221U (ja)

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