JP3190077U - 上下蓋付き食品保存容器 - Google Patents

Abstract

【課題】汁気のない菓子や料理などの食品を、収納、保存、携帯することを想定した上下に開口部を有する容器であり、底、天井の両方に蓋が付いて開閉できる事で、収納をスムーズにする食品保存容器を提供する。
【解決手段】上下面に開口部を有する、側面部２と上下開口部に嵌め合わさる上蓋１と底蓋４からなる収納容器で、この収納容器内部に食品を切り分けるためのカッティングボード３を内蔵したことを特徴とする。
【選択図】図１

Description

本考案は、汁気のない菓子や料理などの食品を、収納、保存、携帯することを想定した上下に開口部を有する容器であり、底、天井の両方に蓋が付いて開閉できる事で、収納をスムーズにするものである。また、カッティングボードを内蔵することで、まな板等に移さなくても収納したケーキなどの食品を切り分けることが出来、ホームパーティーにタルトやキッシュやチーズケーキなどの食品を持参する時にも重宝するものである。

従来、食品を保存するプラスチック容器は蓋が一方向だけに付いている物で、液体を伴った内容物を想定したものであった。また、この蓋をとっただけでその場で切り分ける事には不都合があった。

これまで、ケーキ類などの食品に適した容器がなかった。タルトやチーズケーキやキッシュを作ってホームパーティーに持参する際、既に市販されている円形の深さ１２センチ程度の容器を逆さにして使うことが多く、これでは高さが無駄にあり、切り分ける際もまな板等に移す必要があり、面倒だった。また、下に敷くケーキ用台紙を購入する必要があり、これは入手場所も限られ意外と高価で使い捨てのため、容器に収納できる薄型でかつずっと使えるカッティングボードの内蔵が求められていた。また片方しか蓋が外れない従来の容器は収納時に内容物を破損する危険性があり、作り立ての熱々の時に蓋を外しておくことが出来なかった。また、冷蔵庫に入れる時には、ケーキを大きすぎる容器に入れればかさばって場所をとり、お皿に乗せてラップをすればその上に物を置く事は出来なかった。本考案は以上の問題点を解決するためになされたものである。

上下面に開口部を有する、側面部と上下開口部に嵌め合わさる上蓋と底蓋からなる収納容器で、この収納容器内部に食品を切り分けるためのカッティングボードを内蔵したことを特徴とする。タルト類などの汁気のないケーキ類等の収納を想定した食品保存容器で、上下に蓋が付いて開閉できる。内蔵のカッティングボードと蓋部分は密着していない。形はタルト、キッシュ等が収容できる円盤のような大きさ、ホールケーキなどが収まる円筒形、ハート形ケーキが収まる高さのあるハート形、パウンドケーキが収まるパウンド型など様々な形状が想定できる。

菓子や料理（タルト、キッシュ、チーズケーキ、ホールケーキ、パウンドケーキ、ハート型ケーキなど）を作った時に、それぞれの形状に見合った形の容器で冷蔵庫内にコンパクトにスムーズに収納でき、持ち運びや切り分けにも便利で、作り立て時には蒸気を逃がすために上蓋を外しておくことが出来る。

本考案のタルト型収納容器の実施状態を示す斜視図 本考案のホールケーキ型収納容器の実施状態を示す斜視図 本考案の（ａ）パウンドケーキ型収納容器 （ｂ）角形ケーキ型収納容器の実施状態を示す斜視図 本考案のハートケーキ型収納容器の実施状態を示す斜視図

以下、本考案の実施の形態を説明する。
上下面に開口部を有する、側面部と上下開口部に嵌め合わさる上蓋と底蓋からなる収納容器で、この収納容器内部に食品を切り分けるためのカッティングボードを内蔵したことを特徴とする。タルト類などの汁気のないケーキ類等の収納を想定した食品保存容器で、上下に蓋が付いて開閉できる。内蔵のカッティングボードと蓋部分は密着していない。形はタルト、キッシュ等が収容できる円盤のような大きさ、ホールケーキなどが収まる円筒形、ハート形ケーキが収まる高さのあるハート形、パウンドケーキが収まるパウンド型など様々な形状が想定できる。
本考案を使用する際の推奨される使い方は、まずカッティングボードの上にケーキを乗せ、これを底蓋の上に置く。この後、側面部をはめ込む。焼きたての熱い時には上蓋をしばらく外したままにしておく。上蓋を外したままでも保冷バッグなどに入れて持ち歩くことが出来る。冷蔵庫などに収納保存する時や携帯する時は上蓋を閉める。

１）上蓋、２）側面部、３）カッティングボード、４）底蓋

Claims (1)

1. 上下面に開口部を有する、側面部と上下開口部に嵌め合わさる上蓋と底蓋からなる収納容器で、この収納容器内部に食品を切り分けるためのカッティングボードを内蔵したことを特徴とする。

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