JP3189725U - バインダー - Google Patents

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時男 半谷
美香 半谷
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【課題】2穴バインダーであって軸間距離が可変であり異なる穴間隔の用紙を綴じることが可能であり、さらにカバー片部を有することでルーズリーフバインダーのように立てて収納することができ、鞄に入れて持ち運んでも綴じられた紙片に傷や汚れがつくことのないバインダーを提供する。
【解決手段】複数の小紙片を閉じることができるバインダーであって、バインダー本体11と、バインダー本体が固定されるカバー片部とを備え、バインダー本体は、フレーム部13と、フレーム部に立設され、綴じられる紙片に開設された一対の孔部に挿通される一対の棒状挿通部14と、一対の棒状挿通部の上端部に係合して紙片を一対の棒状挿通部に固定する固定片部16とを有し、一方の棒状挿通部は、他方の棒状挿通部との間隔寸法を変更しうるようにスライド可能に配設されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、2穴バインダーの改良に関するものである。
従来より、2穴ファイリング用具であり片方の針が可動し得るものは特許文献1により既に提案されている。
しかしながら、特許文献1は台座に設けられた2つの針に用紙を係止して使用する、平置きタイプの2穴ファイリング用具であり、カバー部がないので係止して束ねたものを立てて収納することができず、また鞄に入れて持ち運んだりすることも紙片に傷や汚れをつけてしまう恐れがあった。
実用新案登録第3155025号公報
そこで、本願考案は、このような従来の要請に基づくものであって、2穴バインダーであって軸間距離が可変であり異なる穴間隔の用紙を綴じることが可能であり、さらにカバー片部を有することでルーズリーフバインダーのように立てて収納することができ、鞄に入れて持ち運んでも綴じられた紙片に傷や汚れがつくことのない2穴バインダーを提供する。
上記課題を解決するために請求項1に記載の考案にあっては、複数の小紙片を閉じることができるバインダーであって、バインダー本体と、バインダー本体が固定されるカバー片部とを備え、上記バインダー本体は、フレーム部と、上記フレーム部に立設され、綴じられる紙片に開設された一対の孔部に挿通される一対の棒状挿通部と、上記一対の棒状挿通部の上端部に係合して紙片を上記一対の棒状挿通部に固定する固定片部とを有し、上記一方の棒状挿通部は、他方の棒状挿通部との間隔寸法を変更しうるようにスライド可能に配設されていることを特徴とする。
従って、棒状挿通部が可動することにより、綴じる紙片に開設された孔部の間隔寸法が異なっていた場合であっても紙片を綴じることができる。また、綴じられた紙片はカバー片により外部から保護される。
請求項2に記載の考案にあっては、上記フレーム部は、上記フレーム部上に膨出して形成された、全体略細長直方体形状の支持部を備え、上記支持部は長さ方向に沿って形成された長穴を有する上面部と、上記上面部を支持する側面部とを有し、上記他方の棒状挿通部は上記上面部に固定されて上方へ突出して立設されると共に、上記一方の棒状挿通部は、棒状挿通部本体と、上記棒状挿通部本体の下端部に固定され、上記支持部内に配設されて上記上面部の裏面側に常時圧接する付勢手段とを有し、上記棒状挿通部本体は、上記長穴を介して上方を突出して立設されていることを特徴とする。
従って、付勢手段により上記一方の棒状挿通部のスライド時におけるがたつきを抑制できると共に一定の動作抵抗が得られる。また、長穴の長さ寸法分が棒状挿通部の可動域となる。
請求項3に記載の考案にあっては、上記付勢手段は側面略円弧状の板バネからなり、上記棒状挿通部本体は上記板バネの長さ方向中央部において上記板バネに固定され、上記板バネの上端部は上記膨出部内において上面部内方に当接すると共に、上記板バネの両端部はフレーム部に圧接することを特徴とする。従って、簡単な部材で付勢手段を構成することができる。
請求項4に記載の考案にあっては、上記カバー片部は、綴じられる小紙片を被覆しうる大きさに形成されていることを特徴とする。従って、綴じられた紙片はカバー片部により外部から保護される。
請求項5に記載の考案にあっては、上記フレーム部は側面略L字状の板材により形成されると共に、上記固定片部は、上記フレーム部の上端部に回動可能に固定されていることを特徴とする。従って、固定片部を回動することで棒状挿通部を開放あるいは係合することができる。
請求項1に記載のバインダーにあっては、一方の棒状挿通部がスライド可能に配設されていることから、該バインダーに綴じることができる紙片の孔部の間隔寸法は1つの寸法に限定されないので、綴じようとする2つ穴の紙片の孔部の間隔寸法に合わせて一方の棒状挿通部をスライドし綴じることが可能である。
また、固定片部を一対の棒状挿通部に係合しておけば綴じた紙片が脱離することもない。さらに通常のバインダーのように立てて収納することができ、カバー片部により綴じた紙片が保護され鞄等に入れて持ち運んだ際に綴じた紙片に傷や汚れがつくという事態を回避することができる。
請求項2および請求項3に記載のバインダーにあっては、付勢手段を有していることから一方の棒状挿通部のスライド時におけるがたつきが抑制されるので、棒状挿通部や付勢手段(請求項3にあっては板バネ)が予期せぬ箇所に噛み込んだりして故障することがなく、適度な動作抵抗が得られるのでより快適な操作感を得られる。
請求項5に記載のバインダーにあっては、回動可能に固定されていることから開放と係合の操作が容易に行えるので、紙片の出し入れも容易となる。
図1は、本考案に係るバインダーの一実施形態を示した斜視図である。 図2は、本考案に係るバインダーの一実施形態を示し、図1のA―A線断面図である。 図3は、本考案に係るバインダーの一実施形態を示し、図2に示す支持部の平面図である。 図4は、本考案に係るバインダーの一実施形態を示し、支持部内に配設する付勢部材を示す側面図である。
以下、本考案を実施の形態に基づき、図面を参照して詳細に説明する。なお、本考案の表示シートは、以下の実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
図1から図4に示すように、本実施の形態に係るバインダー10は小紙片、例えば銀行ATM明細書を閉じることができるバインダーであって、バインダー本体11と、2枚の表紙12a、12bとバインダー本体11の高さ寸法と同様の幅寸法を持つ背表紙12cとから構成され、銀行ATM明細書を被覆しうる大きさの樹脂製のカバー片部12を備えており、バインダー本体11はボルト27、27によりカバー片部12に固定されている。
上記バインダー本体11は金属で構成され、横断面L字状の板材により形成されたフレーム部13と、上記フレーム部13に設けられた支持部17に立設され、銀行ATM明細書に開設された一対の孔部に挿通される一対の棒状挿通部14,26と、フレーム部13の上端部へ回動可能に固定され、上記一対の棒状挿通部14,26の上端部15に係合して紙片を上記一対の棒状挿通部14,26に固定する固定片部16とを有している。
支持部17は、上記フレーム部13上に膨出して設けられ、全体略細長直方体形状に形成されている。上記支持部17は、長さ方向に沿って形成された長穴18を有する上面部19と、上記上面部19を支持する側面部20とを有し、棒状挿通部14、26は支持部17の長さ方向両端部に設けられている。また、上面部19には長さ方向の一端部側に長さ方向に沿って形成された長穴18が開設されている。
図2及び図3に示すように、棒状挿通部26は上記上面部19に固定されて上方へ突出して立設されている。棒状挿通部14は、棒状挿通部本体21と、棒状挿通部本体21の下端部に固定され、支持部17内に配設されて上面部19の裏面側に常時圧接する付勢手段22とを有し、棒状挿通部本体21は、上記長穴18を介して上方に突出して立設されている。
図4に示すように、本実施の形態にあっては、付勢手段22は剛性を有する鋼板により形成された、側面略円弧状の板バネにより形成されている。棒状挿通部本体21は付勢手段を構成する板バネ22の長さ方向中央部25において上記板バネ22に固定され、板バネ22の両端部24、24は、長さ方向に移動が容易なように丸められて上方に折り返されて形成されている。
図2に示すように、板バネ22の上端部23は上記支持部17内において上面部19内方に当接すると共に、板バネ22は上下方向に撓んだ状態で両端部24、24がフレーム部13に圧接されて配設されており、上記長穴18を介して上方を突出して立設されている。
以下、本実施の形態に係るバインダー10の作用について説明する。
本実施の形態に係るバインダー10は以上のような構成を有することから、表紙を開けてバインダー本体11の固定片部16を開放し、指で棒状挿通部14をATM明細書(図示せず)の孔部の間隔寸法となるよう移動させてATM明細書を挿通ことができる。
この場合、板バネ22は棒状挿通部本体21を固定すると共に上面部19の裏面側に常時圧接していることから、棒状挿通部本体21を長さ方向に沿って移動させる場合には、常時、所定の摩擦力を有しながら移動することとなり、棒状挿通部14を適切な操作感で、ATM明細書の孔部に相当する適切な位置へ移動させることができる。
その後、固定片部16を棒状挿通部14、26の先端部に係合させることにより挿通したATM明細書を棒状挿通部14、26に固定させて綴じることができる。
また、カバー片部12が2枚の表紙12a、12bと背表紙12cから構成され、上記表紙12a、12bと背表紙12cが剛性を有する樹脂で形成されていることから、例えば、机の上に立てた状態で保管することができ、綴じられたATM明細書は表面、裏面及び背面が、2枚の表紙12a、12bと背表紙12cにより保護された状態となる。
従って、銀行毎に異なった孔部の間隔寸法であるATMの明細書であっても、各銀行ATM明細書を綴じるための専用バインダーを其々製作する必要がなく、一のバインダー10により対応することができる。
さらに、ATM明細書を綴じた上記バインダー10を鞄に入れて持ち運んでもATM明細書を汚したり傷つけたりすることがなく、持ち帰ったあと立てた状態で棚に収納することもできる。
上記実施の形態においては、バインダー10は銀行ATM明細書を綴じるためのものを例として説明したが、これに限定されるものではなく2以上の孔部を有する紙片であれば利用可能である。
上記実施の形態においては、付勢手段22が側面略円弧状の板バネから構成され棒状挿通部本体21が板バネ22の長さ方向中央部において固定され、上記板バネの上端部は上記支持部17の上面部19内方に当接され、上記棒状挿通部本体21は、長穴18を介して上方を突出して立設され、長穴18内において支持部17の長さ方向に沿ってスライドするよう構成された場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく他の構成によるものでも良い。
上記実施の形態においては、付勢手段22が板バネであることを例として説明したが、これに限定されるものではなく棒状挿通部14の姿勢を維持できるものであれば良い。また、板バネ22の材質や形状も適宜変更することができる。
上記実施の形態においては、フレーム部13は側面略L字状の板材により形成された場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく目的とするデザイン性や綴じられる紙片に合わせて適宜変更できる。
固定片部16が上記フレーム部13の上端部に回動可能に固定されている場合を例に説明したが、これに限定されるものではなくフレーム部13から取り外して開放するものでも良い。
本考案に係るバインダーは、様々な間隔寸法の2つ穴紙片に対応したバインダーであり、伝票や領収書などを綴じて保管することができ産業上利用可能性を有している。
10 バインダー
11 バインダー本体
12 カバー片部
12a 表紙
12b 表紙
12c 背表紙
13 フレーム部
14 棒状挿通部
15 棒状挿通部の上端面
16 固定片部
17 支持部
18 長穴
19 上面部
20 側面部
21 棒状挿通部本体
22 付勢部材(板バネ)
23 上端部
24 両端部
25 長さ方向中央部
26 棒状挿通部
27 ボルト

Claims (5)

  1. 複数の小紙片を閉じることができるバインダーであって、バインダー本体と、バインダー本体が固定されるカバー片部とを備え、上記バインダー本体は、フレーム部と、上記フレーム部に立設され、綴じられる紙片に開設された一対の孔部に挿通される一対の棒状挿通部と、上記一対の棒状挿通部の上端部に係合して紙片を上記一対の棒状挿通部に固定する固定片部とを有し、上記一方の棒状挿通部は、他方の棒状挿通部との間隔寸法を変更しうるようにスライド可能に配設されていることを特徴とするバインダー。
  2. 上記フレーム部は、上記フレーム部上に膨出して形成された、全体略細長直方体形状の支持部を備え、上記支持部は長さ方向に沿って形成された長穴を有する上面部と、上記上面部を支持する側面部とを有し、
    上記他方の棒状挿通部は上記上面部に固定されて上方へ突出して立設されると共に、上記一方の棒状挿通部は、棒状挿通部本体と、上記棒状挿通部本体の下端部に固定され、上記膨出部内に配設されて上記上面部の裏面側に常時圧接する付勢手段とを有し、上記棒状挿通部本体は、上記長穴を介して上方を突出して立設されていることを特徴とする請求項1記載のバインダー。
  3. 上記付勢手段は側面略円弧状の板バネからなり、上記棒状挿通部本体は上記板バネの長さ方向中央部において上記板バネに固定され、上記板バネの上端部は上記支持部内において上面部内方に当接すると共に、上記板バネの両端部はフレーム部に圧接することを特徴とする請求項2記載のバインダー。
  4. 上記カバー片部は、綴じられる小紙片を被覆しうる大きさに形成されていることを特徴とする請求項1記載のバインダー。
  5. 上記フレーム部は側面略L字状の板材により形成されると共に、上記固定片部は、上記フレーム部の上端部に回動可能に固定されていることを特徴とする請求項1記載のバインダー。
JP2014000156U 2014-01-15 バインダー Expired - Lifetime JP3189725U (ja)

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