JP3189723B2 - 面発光型半導体装置及びそれを用いた発光モジュール - Google Patents

面発光型半導体装置及びそれを用いた発光モジュール

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は面発光型の半導体装置
及びこの半導体装置を使用した発光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来面発光型の半導体装置の発光強度分
布を発光面で均一化する方法としては、特開昭59−1
81079号公報や特開平5−253979号公報に開
示されている方法がある。前者では半絶縁性半導体基板
上に発光部、n型半導体部、p型半導体部を同一平面上
に形成し、電流を半導体基板と平行な方向に流すことに
より、発光部で発光させるものである。
【0003】後者は、発光層及びこれを厚み方向に挟ん
でn型半導体層、p型半導体層を半導体基板の一方の面
に厚み方向に連続して積層し、かつ発光素子の実装の容
易化のため発光層の下側にある半導体層の電極も、上側
にある半導体層の電極と同様に半導体基板に対し同じ側
の面に形成される。電流は半導体基板に垂直な方向に流
れ、光も半導体基板に対し垂直方向に出射される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記いずれの
従来例においても発光の強度分布の均一化はまだ充分に
達成されておらず、その結果、光学系との結合が困難で
ある、即ち出射光の利用が容易でないという問題があ
る。即ち、発光強度分布が一様でない面発光素子を光学
系に利用する場合、例えば光ファイバーと光学的に結合
する場合には、光ファイバーの端面を発光面のピーク位
置に位置するように機械的に微調整して位置決めしなけ
ればならないという高度な技能の作業を要し、実装コス
トの増大を招く結果となる。
【0005】前記の最初の従来例においては、電子と正
孔の移動度の違いによりp型電極に近い個所で発光して
発光強度のピークを形成し、発光強度分布が不均一とな
る。これを避けるには抵抗の高い発光層を厚くし、かつ
印加電圧を高くしなければならないが、この場合、製造
困難、消費電力増加、発熱量増加などの問題を生ずる。
【0006】後者の従来例では、p型半導体層とn型半
導体層のシート抵抗の比を一定範囲に設定しなければ、
キャリアの経路が発光層内で均一にならない。従って高
精度に均一なシート抵抗を有する半導体層を形成しなけ
ればならないが、この形成が容易でないという問題があ
る。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本願発明の面発光型半導体
装置は、半絶縁性半導体基板上に、発光層を、第1導電
型の半導体層と第2導電型の半導体層により厚み方向に
挟んだ構造を備え、かつ前記第1導電型の半導体層と前
記第2導電型の半導体層との間に電流を流すことにより
前記発光層で発生した光が、前記二つの半導体層の少な
くとも一方を通過して前記厚み方向に出射される面発光
型半導体装置において、前記第1導電型の半導体層又は
前記第2導電型の半導体層のいずれか一方に、前記発光
層を流れる電流の経路を制御する制御電極を少なくとも
1つ備えていることを特徴とする。
【0008】従って、本願発明の面発光型半導体装置
は、上記構成により前記制御電極に印加する電圧を変化
させて、発光層内を流れる電子と正孔からなるキャリア
の経路を変えることにより、両キャリアの再結合位置を
適宜調整して、再結合により生ずる発光強度分布を制御
することができる。勿論発光強度分布の均一化を図るこ
とも可能である。
【0009】この結果、前記制御電極に印加される電圧
を適宜調整することにより、任意の発光強度分布が得ら
れるので、後述のように光ファイバのような微細な光線
束を利用する光学系の光源として用いる場合等において
は、本発明の発光装置と光ファイバ等とを相互に近接す
る位置で機械的に結合し、制御電極に印加される電圧を
調整して、発光強度分布のピーク位置を光ファイバの端
面の近傍に位置させることにより、容易に光学的に結合
することができるようになる。即ち、本発明は、光学系
において光源としての利用が極めて容易な面発光型半導
体装置を提供する。
【0010】さらに、本願発明の発光モジュールは、前
記面発光型半導体装置に関する発明の利用発明であり、
光ファイバーと光学的に結合したことを特徴とする。本
発明により、光ファイバと前記面発光型半導体装置とを
容易、かつ高精度で光学的に結合することが可能な光モ
ジュールを提供できる。
【0011】
【発明の実施の態様】本願発明の実施の態様を、図1乃
至図4に基づいて説明する。なお、同一の要素には同一
の番号を付し重複する説明を省略する。
【0012】(実施の態様1)図1(a)に本願発明に
よる面発光型半導体装置の断面図を、図1(b)に平面
図を示す。まず、半絶縁性半導体基板10の上側の面
に、順次n+型半導体層11、 n型半導体層12、発
光層13、 p型半導体層14、p+型半導体層15が
エピタキシアル成長により形成される。
【0013】p型の導電型の電極であるp型電極22は
p+型半導体層15上に、n型の導電型の電極であるn
型電極21は n+型半導体層11上にあり、かつ、こ
れら電極は光領域33を挟んで対向する位置に設けられ
ている。またp+型半導体層15上には、p型電極22
に対し光領域33を挟んで対向する位置に2つの制御電
極31が形成されている。
【0014】ここで半絶縁性半導体基板10はInPか
らなる。n型の導電型の半導体層11、12は、 In
Pからなるn型の導電型の、不純物濃度が高く2×10
19/cm3で、厚さ0.4μmのn+型半導体層11
と、 InPからなるn型の導電型の不純物濃度が5×
1017/cm3で厚さ2μmの n型半導体層12とから
なる積層構造である。
【0015】p型の導電型を有する半導体層14、15
は、 InPからなるp型の導電型の、不純物濃度が高
く濃度が1×1019/cm3で、厚さ0.2μmのp+
型半導体層15と、 InPからなりp型の導電型の不
純物濃度が7×1017/cm3で厚さ2μmからなる p
型半導体層14とからなる積層構造である。
【0016】なお、本願では、各半導体層の導電型につ
いて、キャリアが電子の場合をn型、正孔の場合をp型
というが、また最初に注目する導電型を第1導電型、他
の導電型を第2導電型ともいう。従って、第1導電型が
n型の場合は、第2導電型はp型となる。第1導電型が
p型の場合は、第2導電型はn型となる。
【0017】発光層13は、ノンドープの真性のInG
aAsPからなる、厚さ0.2μmのi型半導体層であ
る。n型電極21はn型オーミック接合を得るためにA
uGe/Ni/Auを合金化熱処理したものを用いた。
一方、p型電極22及び制御電極31はp型オーミック
接合を得るためにAuZnを合金化熱処理したものを用
いた。
【0018】発光層13は、図1(b)の点線で囲まれ
た10μm平方の広さの中央部にキャリアが流入して発
光し、周辺部は高抵抗化された層で取り巻かれ、この周
辺部にはキャリアが流入することなく発光しない構造と
なっている。この発光層13のこの高抵抗層で囲まれた
中央部で発生した光は厚み方向に各半導体層を進み出射
する。
【0019】本願では、説明の便宜上この発光層13の
中央部を含み、この部分と厚み方向に重なる各半導体層
を貫通する観念上の領域、すなわち図1(a)、(b)
の点線で囲まれた領域を光領域33ということにする。
この領域の、発生した光が外界に出射する側の面を光出
射面という。なお、光領域33は、必ずしも光が存在す
る領域と一致するものではない。
【0020】この面発光型半導体装置を実際に発光させ
た時の実効的な量子効率は、制御電極31の備わってい
ない同一の構造のものが0.5%であったのに対し、制
御電極31へのバイアス電圧を調整することで1.0%
にまで高めることができた。即ち、本願の面発光型半導
体装置は、出力分布を制御できるだけでなく、発光効率
を増加することもできる。
【0021】これは、制御電極31のない構造では、電
子と正孔の移動度の相違により、光の発光は主にp型電
極22の近傍で起こり発光層13の発光面で均一に生じ
ないからである。即ち電子は容易にn型電極からp型電
極に移動できるのに対し、正孔は移動が容易ではなく、
光領域33を外れた周辺のp型電極近傍で電子と再結合
して発光し、光出射面から光が完全には出射しないこと
によるものである。
【0022】これに対し、制御電極31を設けこれに適
当な正のバイアス電圧を印加すると、n型電極21から
注入される電子の移動経路をこの電圧で変化させること
ができるようになるのに加え、この制御電極31から注
入される正孔とも電子は再結合するようになり、発光中
心を発光層13の中央に移動させることが可能となるの
で実効的な量子効率が向上する。
【0023】本構造の面発光型半導体装置と光ファイバ
とを光結合させる場合は、たとえ光ファイバーの端面が
光出射面の中央部になくとも、二つの制御電極31の各
々のバイアス電圧を調整することで発光強度のピーク位
置を希望する位置に移動させ、容易に光ファイバと光結
合させることが可能となり、結合効率の向上及び実装作
業の容易化を図ることができる。
【0024】本面発光型半導体装置の積層構造はこの実
施態様に限られるものではなく、p型の導電型の半導体
層14、15とn型の導電型の半導体層11、12、及
び各々に対応する導電型の電極22、21を入れ替えて
も、全く同じ様に機能させることができる。
【0025】また制御電極31は、本実施態様では発光
層13の上に形成されるp+型半導体層15上に設けら
れているが、この個所に制限されるものでなく、n+型
半導体層11上で光領域33を挟んでn型電極21と対
向する位置に設けてもよい。
【0026】(実施の態様2)図2は本願発明の第2の
実施態様を示す図である。本実施態様では半導体基板1
0は、n型の導電型の、前記n+半導体層と同程度に高
濃度に不純物をドープした高濃度半導体基板を使用し、
その高濃度半導体基板上に順にn+型半導体層11、
n型半導体層12、発光層13、p型半導体層14、p
+型半導体層15をエピタキシアル成長させる。そして
高濃度半導体基板10の裏面上に二種類の電極、即ちn
型電極21、及び制御電極31をそれぞれ光領域33を
挟んで対向する位置に形成し、一方高濃度半導体基板表
面側のp+型半導体層15の上にp型電極22を設けて
いる。
【0027】本発明により、半導体基板10上にも電極
を形成可能となり、電極形成位置の自由度が拡大され、
設計、製造、実装などが容易になる。
【0028】本実施態様においては、高濃度半導体基板
10の裏面に2種類の電極を備えた構成としているがこ
れに限定されるものではなく、光領域33を挟んでp型
電極22と対向するn+型半導体層11上の表面側の位
置にn型電極21を設け、高濃度半導体基板10の裏面
の電極は制御電極31のみとする構成も可能である。
【0029】また導電性の型も、n型とp型を入れ替え
た構成、すなわち、p型の導電型の、 p+型半導体層
15と同程度に不純物を高濃度にドープした高濃度半導
体基板10の上に、p+型半導体層/p型半導体層/発
光層/n型半導体層/n+型半導体層を順次成長し、高
濃度半導体基板10の裏面にはp型電極22と制御電極
31を、光領域33を挟んでp型電極と対向するn+型
半導体層上の表面側の位置にn型電極21を設けること
も可能である。
【0030】(実施の態様3)図3は、図1に示す面発
光型半導体装置の構成において表面側に半導体の多層膜
からなる高反射率の多層膜42を、半導体基板10とn
+型半導体層11との間に半導体の多層膜から成る高反
射率の多層反射膜41を設けたものである。本実施態様
の面発光型半導体装置は、レーザ発振器の光源等として
の用途を有する。
【0031】多層反射膜41の構成としては、例えばS
iをそれぞれドープしたInP/InGaAsPからな
る半導体の積層を28.5組連続的に成長したもの、表
面側の多層膜42としてはZnをそれぞれドープしたI
nP/InGaAsPからなる半導体の積層を28組連
続成長したものが使用できる。
【0032】また表面側の多層膜42に限ってはアモル
ファスSi/SiO2からなる誘電体の積層を複数組形
成したものも使用可能である。これら多層反射膜41、
多層膜42の挿入により発光層13で発光した光が効率
的に反射され、発光効率の向上が可能となる。
【0033】なお、多層反射膜41としては、半導体の
積層からなる多層膜に限定されるものでなく、誘電体の
積層からなる多層膜であっても良い。
【0034】また、多層膜42は、高反射率の多層反射
膜に限定されるものではなく、低反射率の反射防止膜と
することもできる。その場合、図3に例示した面発光型
半導体装置は発光ダイオードとして動作し、n+半導体
層11側の多層反射膜41、p+半導体層15側の反射
防止機能を有する多層膜42のいづれか一方でも発光効
率を向上させることが可能である。
【0035】また以上の実施態様においては、発光層1
3の光領域33の周辺部を高抵抗化して非発光領域とし
ているが、これに限定されるものではなく、例えば電流
阻止層等を光領域33の周辺部の発光層13の上下に設
け電流が周辺部に流入しない構造、すなわち、発光層1
3にキャリアが集中される構造であれば、本願発明の効
果を奏することができる。
【0036】 また、以上の実施態様においては、制御
電極をオーミック電極としているが、これに制限される
ことはなく、ショットキーバリア電極やMIS(met
al−insulator−semiconducto
r)型電極、MOS(metal−oxide−sem
iconductor)型電極も使用できる。
【0037】(実施の態様4)図4は本願発明の面発光
型半導体装置を組込んだ発光モジュールの例である。面
発光型半導体装置51は図示しないアノード電極、カソ
ード電極及び二つの制御電極の計4つの電極を有してい
て、対応するリードピン52a乃至52dが面発光型半
導体装置51を封止するパッケージから取出される。面
発光型半導体装置51は絶縁基板53上に搭載されてい
て、かつ透明樹脂54で表面を被われている。透明樹脂
54は面発光型半導体装置51の光領域33を中心とす
る半球形状をしていて、平凸レンズの機能を有してお
り、光出射面から放射状に出射される光線束を収束光線
束とする等の機能を有する集光手段を兼ねている。
【0038】この面発光型半導体装置51と光結合する
光ファイバ55の先端にはフェルール56が取付られて
いて、このフェルール56と、面発光型半導体装置51
を搭載するパッケージに設けられているスリーブ57が
嵌合することで、面発光型半導体装置51と光ファイバ
55とが機械的、光学的に結合される。
【0039】ここで光ファイバのコア径はシングルモー
ドファイバの場合には数ミクロン乃至サブミクロン程度
しかなく、製造工程中でここに面発光型半導体装置51
からの光を集光することは容易でない。
【0040】本願発明の面発光型半導体装置51は、制
御電極31を備えているので、その発光中心を、制御電
極31に印加するバイアス電圧を変化させることで、出
射した光線束の方向を調整し光学系の入射口に集光する
ことが容易となる。特に本実施態様の様に、面発光型半
導体装置51をモジュールに組込み、樹脂封止した後で
も、極めて容易に精度の高い光結合が可能となる。
【0041】尚、前記実施態様では、本願発明の面発光
型半導体装置の利用発明として光ファイバを結合した光
モジュールを開示したが、これに限られるものではな
く、広く光強度分布を制御できることが効用を有する多
くの光学系との結合が可能である。
【0042】
【発明の効果】本願発明は、各種光学系の光源としての
利用が極めて容易な面発光型半導体装置及びこれと光フ
ァイバとを光学的に結合した光モジュールを提供する。
特に、本願発明の面発光型半導体装置の主要構成である
前記制御電極に印加される電圧を適宜調整することによ
り、任意の発光強度分布が得られるので、光ファイバの
ような微細な光線束を利用する光学系の光源として用い
る場合等において、制御電極に印加される電圧を調整し
て、発光強度分のピーク位置を光ファイバの端面の近傍
に位置させることができるようになり、極めて容易に精
度の高い光結合を実現できる。
【0043】
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の面発光型半導体装置を示す図であ
る。
【図2】高濃度半導体基板の裏面に電極を有する、本願
発明の面発光型半導体装置を示す図である。
【図3】反射膜及び反射防止膜を有する、本願発明の面
発光型半導体装置を示す図である。
【図4】本願発明の面発光型半導体装置と光ファイバを
光学的に結合した発光モジュールを示す図である。
【符号の説明】
10:半導体基板 11:n+型半導体層 12:n型半導体層 13:発光層 13a:高抵抗層 14:p型半導体層 15:p+型半導体層 21:n型電極 22:p型電極 31:制御電極 33:光領域 41:多層反射膜 42:多層膜 51:面発光型半導体装置 52:リードピン 53:絶縁基板 54:透明樹脂 55:光ファイバ 56:フェルール 57:スリーブ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 33/00 H01S 5/183

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半絶縁性半導体基板上に、発光層を第1導
    電型の半導体層と第2導電型の半導体層により厚み方向
    に挟んだ構造を備え、かつ前記第1導電型の半導体層と
    第2導電型の半導体層との間に電流を流すことにより前
    記発光層で発生した光が、前記二つの半導体層の少なく
    とも一方を通過して前記厚み方向に出射される面発光型
    半導体装置において、前記第1導電型の半導体層又は第
    2導電型の半導体層のいづれか一方に、前記発光層を流
    れる電流の径路を制御する制御電極を少なくとも一つ備
    えていることを特徴とする面発光型半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記前記発光層に対し発生した光の出射
    面と反対側の、前記発光層に接して形成された前記第1
    導電型又は第2導電型の半導体層の外側に、多層の半導
    体層若しくは多層の誘電体層からなる多層反射膜を備え
    ていることを特徴とする請求項1に記載の面発光型半導
    体装置。
  3. 【請求項3】 前記前記発光層に対し出射面と同じ側
    の、前記発光層に接して形成された前記第1導電型又は
    第2導電型の半導体層の外側に、多層の半導体層若しく
    は多層の誘電体層からなる多層膜を備えていることを特
    徴とする請求項1に記載の面発光型半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記制御電極がオーミック電極であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至のいづれか1項に記載の
    面発光型半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記制御電極がショットキー電極である
    ことを特徴とする請求項1乃至のいづれか1項に記載
    の面発光型半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記制御電極がMIS電極であることを
    特徴とする請求項1乃至のいづれか1項に記載の面発
    光型半導体装置。
  7. 【請求項7】 光ファイバと請求項1乃至のいづれか
    1項に記載の面発光型半導体装置とを光学的に結合した
    ことを特徴とする発光モジュール。
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