JP3189444U - サドル - Google Patents

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長基 池田
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Abstract

【課題】予め利用者の体重に適したサドルコイルバネを設置でき、クッション性の調整の手間が不要であり、構造も簡単で防振、耐久性にも優れるサドルを提供する。
【解決手段】自転車本体のサドル取付用の支柱6に取付部材7を介して取付けられると共に、取付部材にコイルバネ8を介して着座部1が取付けられたサドル20であって、コイルバネは線径の大なる部分と小なる部分とで構成する、または、高さの異なる主コイルバネと、補助コイルバネの複数で構成する。軽体重者の場合は、コイルバネの断面が小さい部分辺りで衝撃や振動に対応でき、重体重者には、コイルバネの断面が太い部分辺りで衝撃に対応ができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、自転車や電動自転車、バイク等の緩衝材を備えた二輪車のサドルに関する。
自転車や電動自転車のサドルは、路面の凹凸による衝撃を吸収するために、着座部をコイルバネなどの緩衝材で支持して自転車の本体に取付けているが、緩衝材のクッション性が柔らかいと軽体重の人には快適であるものの、重体重の人が乗るとコイル間がすぐに密着してクッション性が無くなり、また逆に緩衝材のクッション性が硬いものであると、軽体重の人には緩衝材としての機能が発揮できなくなる問題点があった。
この問題を解決するために、クッション性の異なる複数の緩衝材を準備して、体重に応じて適宜交換する方法が考えられるが、交換に手間がかかり実用に適したものではない。このために、特許文献に示すように、着座部を空気袋で支持し、空気袋の空気圧を調整することによりクッション性を調整するものが提案されている。
特開平7−228277号広報
ところが、上記特許文献に示す従来例は、空気圧調整装置が必要で構造的に複雑なものになり、また使用者が変わる度に空気圧の調整をしなければならず、さらに長時間使用すると自然に空気圧が減少したり、空気袋の劣化や破損で空気が漏れ易く耐久性に乏しい等の問題がある。
本考案は、緩衝材の交換やクッション性の調整の手間が不要であり、構造も簡単で耐久性、防振にも優れるサドルを提供する。
請求項1係るサドルは、二輪車本体のサドル取付用の支柱に取付部材を介して取付けられると共に、前記取付部材にコイルバネを介して着座部が取付けられたサドルであって、前記コイルバネは線径の大なる部分と小なる部分とで構成した。
請求項2係るサドルは、二輪車本体のサドル取付用の支柱に取付部材を介して取付けられると共に、前記取付部材にコイルバネを介して着座部が取付けられたサドルであって、前記コイルバネを主コイルバネと該コイルバネよりも高さが低い補助コイルバネとで構成した。
請求項1の考案によれば、軽体重者の場合は、コイルバネの断面が小さい部分辺りで衝撃や振動に対応でき、重体重者には、コイルバネの断面が太い部分辺りで衝撃に対応ができる。従って、段階的に体重に応じたクッション性を発揮でき、緩衝材の交換やクッション性の調整の手間が不要であり、構造も簡単で耐久性、防振にも優れるサドルが得られる。
請求項2の考案によれば、軽体重者の場合は、主コイルバネのみで衝撃や振動に対応でき、重体重者の場合は、補助コイルバネが作動し、対応できる重量域が大きく広がり快適なサドルとなる。従って、段階的に体重に応じたクッション性を発揮でき、緩衝材の交換やクッション性の調整の手間が不要であり、構造も簡単で耐久性、防振にも優れるサドルが得られる。
本考案の実施例1のサドルの一部を断面した側面図。 同上の要部分解斜視図。 (A)は同上のコイルバネの一部断面した正面図、(B)は底面図。 本考案の実施例2のサドル背面図。
本考案に係る実施例1を図1乃至図3に基づいて説明する。
図1に示すように、二輪車のサドル取付け構造は、二輪車フレームを構成し利用者の任意の高さに固定可能なロックネジ15を有す中空の立パイプ6aに、ネジ11によって略V字状のアーム5の略中間部を取付部材7が保持した支柱6を嵌挿する一方、前記アーム5の尖った側は着座部1の裏面の前方側2にネジ3で固定され、アーム5の両端はバネ受材9の端部にコイルバネ8下部とともにボルト10、ナット10aにて固定される。前記バネ受材9の端部に固定された夫々のコイルバネ8上端は着座部1裏面の後方側に着座部ネジ4で係止される構成である。
また、図2に示すように、バネ受材9の上面中間部に補助コイルバネ12を係止する取付孔14を設け、該バネ受材9の上面側の両端に2本のコイルバネ8の下端の夫々を、ボルト10、ナット10aで固定し、両コイルバネ8の上端部は着座部1の後方左右に固定される。
さらに、図3に示すように、コイルバネ8は、線径を一端側から他端側に向けて次第に細くし断面は円形で、スパイラル形状であり、上端部に上部係止孔16、下端部に下部係止孔17を有す。
二輪車が路面の凹凸状に遭遇した時、体は上下動し衝撃が発生する。
この衝撃時、重量者に合わせて作られた線径が一端部から他端部まで同径のコイルバネでは(以下、同径コイルバネと表す)、重量者以外の利用者は強い衝撃を受ける。同径コイルバネへの加重は、加重に比例しコイルバネ全体に同時に均一にかかる。
大小2種類の同径コイルバネを作り同一加重をかけた場合、大径のコイルバネの圧縮巾は小さく、反発力が大きく臀部への強い痛さとなる。小径のコイルバネでは圧縮巾は大きくなり衝撃は緩やかで小さい。従って、本考案の大小径部分を有すコイルバネ8では痛さは抑制される。
また、本考案のコイルバネ8を以って、各体重層に適った線径の太さで数種類のコイルバネ8を製造することで、軽体重者から超重量級の体重層まで、多くの体重層の利用者の衝撃緩和や振動が抑制され、より快適なマイサドルとなる。
同径コイルバネを用い、主利用者に適ったコイルバネを用意し取替ても、衝撃の受け方は、前述と同様となる、したがって、案のコイルバネ8を用いると、衝撃が小径から中径、大径部分へと段階的に吸収緩和され、衝撃や振動は穏やかでソフトとなり人体に感じる衝撃は小さい。
コイルバネ8の断面形状が円形に限らず、卵型、矩形状などでもよく、材質が弾力を有す鋼製、合金材質や合成樹脂などが利用される。
また、実施例1では、一端から他端に向けて次第に線径を細くしているが、本考案はこれに限定されず、大径部分は同径で、コイルバネ8の途中部分から小径に向かい線径を細くしたり、段階的に小径にした形状でもよく、大径部分の両側に小径部分を設けたものでもよい。
次に、本考案の実施例2を図4に基づいて説明する。
バネ受材9の上面には主コイルバネ18の下端を係止し、主コイルバネ18の上端は着座部ネジ4で着座部1の裏面後方の左右に取付ける。略V字状に開いたアーム5の尖った側は、着座部1の裏面前方側2方向にネジ3にて係止する。前記アーム5の開いた両端部をバネ受材9の裏面の端部に、前記主コイルバネ18の下端部と共に夫々取付ける。バネ受材9の中央部に、上端が開放されている補助バネ12を固定する。図1に示すようにアーム5の略中間部は取付部材7に保持され支柱6に固定される。
主利用者が乗車する場合は主コイルバネ18で対応し、他利用者が重体重で同一自転車を利用する場合、主コイルバネ18と補助コイルバネ12とで対応でき、幅広い体重層に快適なサドル20となる。
補助コイルバネ12も一種類でなく、同一のサドル20で体重別に対応できる補助コイルバネ12を選択することで重荷重にも段階的に幅広く対応することができる。補助コイルバネ12は従来から利用されている鋼製の他、合金材質や合成樹脂などの緩衝材であってもよい。
なお、図4において、主コイルバネ18と補助コイルバネ12は同径コイルバネであるが、本考案の一端から他端に向けて次第に線径を細くしたコイルバネ8であってもよい。
1 着座部
2 前方側
5 アーム
6 支柱
7 取付部材
8 コイルバネ
9 バネ受材
12 補助コイルバネ
18 主コイルバネ
20 サドル

Claims (1)

  1. 自転車本体のサドル取付用の支柱に取付部材を介して取付けられると共に、前記取付部材にコイルバネを介して着座部が取付けられたサドルであって、前記コイルバネは線径が小径から中径、大径部分へと段階的に形成されていることを特徴とするサドル。
JP2013007388U 2013-12-27 サドル Expired - Lifetime JP3189444U (ja)

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