JP3189373U - 構造体の点検具 - Google Patents

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美弥子 石田
美弥子 石田
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Abstract

【課題】コンクリート壁などの打音点検をする際に、アーチ状をした天井を有するトンネルの天井など、非垂直面の点検が容易にできる構造体等の点検具を提供する。【解決手段】構造体等の点検具は、支軸1が先端に取り付けられ伸縮自在に構成された操作取手2と、支軸1に回転自在に取り付けられ断面が多角形の回転打子3を有する。そして支軸1は回転打子1を非検査部に押し当てる力で湾曲する湾曲部4を有し、これによって支軸1が湾曲可能であり回転打子3の外周面を、どのような被検査面に対しても当てることができるようにした。【選択図】図1

Description

本考案は、建物やトンネル或いは橋梁などの構造物の壁面に張り付けたモルタルやタイルやコンクリート等の内部の浮きを簡単に検出できる構造体等の点検具に関する。
構造体の壁面は、風雨からの保護や意匠上の見地からコンクリート構造物の表面にモルタルを塗ったり、タイルを貼ったりしている。このようなモルタルやタイルは、施工のミス或いは何らかの原因で構造物との間に入った水が凍結するなどして構造物表面との間に隙間が生じる浮きが発生することがあった。
このような隙間即ち浮きが大きくなると、モルタルやタイルが剥がれ落ちる場合があり、極めて危険であるために事前に検出する必要がある。その検出手段として、トンネルなどの壁面をハンマーで叩き、その音によって判断するようにシテいた。しかしこのような作業は効率が悪く、危険を伴う疲労度の高い作業であり浮きの発見の正確性も十分ではなかった。
このため、特許文献1に開示されるような構造体の点検具が開発された。これは、多角形の転打子を伸縮自在の取手に回転自在に取り付けたものであって、転打子を検査対象の壁面に当てながら転がすことによってコロコロと音が発生し、その音によってモルタルやタイル、コンクリートの浮きを発見するものである。
この特許文献1に開示された構造物の点検具によって、浮きの検出が極めて効率的で正確になった。このような構造体等の点検具は、浮きの検出が極めて効率的になったため、稼働中のトンネルの壁面の浮きを検査するような場面にも用いられるようになった。
特開2004−28581
特許文献1に開示されたものは、上記のとおり構造体の点検に効果が高いのであるが、天井のように水平な下面を有する非点検部の点検が困難であるという問題があった。
本考案の構造体等の点検具は、支軸が先端に取り付けられ伸縮自在に構成された操作取手と、支軸に回転自在に取り付けられ断面が多角形の回転打子を有し、支軸は自由湾曲する湾曲部を有し、これによって回転打子の外周面を被点検部に押し当てる力によって回転打子の角度を変化させることができるようにしたようにする事ができる。
本考案の構造体等の点検具は、回転打子を被点検部に当てながら移動させると、回転打子の表面の多角形によって打音が発生する。よってハンマーで打つのに比較して、高能率で打音検査を行う事ができる。
そして、被点検部が建造物の天井など、水平や傾斜している面で回転打子の外周が当たり難い場合には回転打子が非点検部に強く当たるように操作取手を操作し、これによって支軸の彎曲部を彎曲させる事によって、回転打子と被点検部との当たり角度を適切にし、正確で効率の良い打音検査を行う事ができる。
また、湾曲部は弾性があるため、本考案の構造体等の点検具は回転打子を下にして落下させた場合に、彎曲部の弾性によって衝撃を緩和することができ、特に破損し易い回転打子の破損を防止することができる。
本考案の構造体等の点検具全体を示した側面図である。 本考案の構造体等の点検具を壁に当てた状態を示した正面図である。
本考案を実施するため本考案の構造体等の点検具は、支軸が先端に取り付けられ伸縮自在に構成された操作取手と、支軸に回転自在に取り付けられ断面が多角形の回転打子を有し、支軸は自由湾曲する湾曲部を有し、これによって回転打子の外周面を被点検部に押し当てる力によって回転打子の角度を変化させることができる。このように回転打子の外周面を、どのような被検査面に対しても当てることができるようにした。
1は支軸であり、彎曲部4を有する操作取手2の先端に取り付けられている。3は回転打子であり、支軸1に回転自在に取り付けられている。また回転打子3は横断面が多角形であり、かつ太鼓状に中央部が膨らんでいる。操作取手4は複数の互いに径の異なる筒が嵌り合って摺動し伸縮可能なテレスコピック状に形成されている。
4は湾曲部であり、棒状である。彎曲部4の下端は操作取手2に固定され、彎曲部4の上端には支軸1が設けられている。彎曲部4は、その弾性を適切なものにする必要がある。つまり弾性が強い(弾性係数が大きい)と回転打子3を非点検部に必要以上に強く当てなければ回転打子3が非点検部に当たる角度を適切なものにできない。反対に弾性が弱いと、回転打子3が非点検部に当たる角度を適切にすると、当たる力が弱すぎるという問題を生じる。そこで彎曲部4をガラス繊維強化樹脂(以下「FRP」と書く)で作り、所望の弾性係数になるようにガラス繊維の量を調整するとよい。
本考案の構造体等の点検具は、以上のように構成され、以下使い方について説明する。被点検部が垂直の壁の場合、湾曲部4が大きく彎曲しないようにしながら、回転打子3を点検部に当てながら、点検部の表面を転がす。これによって、回転打子3の表面の多角形が打音を発生し、非点検部に空洞がある場合には打音が正常部分と異なることによって、非点検部の異常を見つけることができる。
被点検部がアーチ状の天井などの場合、回転打子3が適切な角度で被点検部に当たるように、操作取手2を持って回転打子3が非点検部に強く当たるようにする。こうすることによって、彎曲部4が大きく彎曲する。この当たる力を加減して非点検部と回転打子3との当たる角度が適切なものになるようにする。これによって被検査部がどのような角度であっても、容易に点検を行うことができる。
また本考案の構造体等の点検具は、回転打子3を下にして落下させた場合に、彎曲部4が緩衝作用を呈し、回転打子3やその他の部分の破損を防止する。
本考案の構造体等の点検具は、先端の回転打子3を壁などの被点検部に当てながら移動させることによって、打音が発生し、この音を聞くことによって、被点検部であるコンクリートに欠陥があるか否かの点検を行うことができる。
1 支軸
2 操作取手
3 回転打子
4 彎曲部

Claims (3)

  1. 支軸が先端に取り付けられ伸縮自在に構成された操作取手と、支軸に回転自在に取り付けられ断面が多角形の回転打子を有し、支軸は自由湾曲する湾曲部を有し、これによって回転打子の外周面を被点検部に押し当てる力によって回転打子の角度を変化させることができるようにした事を特徴とする構造体等の点検具。
  2. 操作取手は、複数の筒状体が摺動自在に挿入されたテレスコピック状であるとともに彎曲部は可撓性の材料で作られた棒状である事を特徴とする請求項1記載の構造体等の点検具。
  3. 彎曲部は繊維強化樹脂で作られた棒状体である事を特徴とする請求項2記載の構造体等の点検具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7389689B2 (ja) 2020-03-17 2023-11-30 積水化学工業株式会社 打診棒

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