JP3189208U - 紡糸給油口の構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストダウン及び安定度向上を達成する紡糸給油口の構造を提供する。【解決手段】給油口本体1と、給油部2と、集束部3とからなり、給油口本体1上に給油部2及び集束部3が形成される。給油部2と集束部3は、互いに離れた位置に設けられ、さらに集束部3はその全体が先窄まり状の様態を呈する。以上の構造に基づき、糸が給油口本体1を通過する時、油剤が給油部2から給油口本体1内へ注入され、糸を滑らかにするとともに静電気を消去する。さらに糸は、集束部3によって、安定的且つ素早く集結されて束を成す。これにより、糸への注油が均一に行われ、従来の集束部品及び人による調整を省くことができる。【選択図】図2

Description

本考案は、合成繊維糸条の製造工程において、連続して走行する糸条に油剤を付与する紡絲給油口の集結構造に関し、特に、コストダウン及び安定度向上を可能にする、紡糸給油口の構造に関する。
合成繊維を紡糸する製造工程では、走行する糸条に油剤を付与することが一般に行われている。現代技術において、合成繊維は、その良好な加工特性のため、多くの用途に広範に用いられている。
油剤付与は糸条の集束性、平滑性、静電気の抑制等を向上させ、紡糸・延伸時の操業性を安定に行うために必須技術である。
更に、次工程で整経・製編織・染色等の加工を行うに当たり、操業・品質の安定化に対しても必須技術である。
合成繊維を高速で製造する油剤の付与装置としてオイリングガイド装置(一般名)が使用され、必須技術となっている。
オイリングガイド装置は紡糸給油口を通過した後、糸道上に設置された集束ガイドを経由しなければならない。集束ガイドは、繊維を集束させると同時に、油剤をより均一に繊維に付着させる。
上述の集束ガイドは、使用時において、改善すべき下記の問題及び欠点がある。即ち、集束ガイドを人的手段によって調整しなければならず、この過程が煩雑且つ時間を要する。さらに、一つ一つの集束ガイドの調整の違いにより、集束の品質が不安定になると同時に、繊維の油剤付着にも影響を与える。加えて、各々の繊維に対して、いずれも一つの集束ガイドを設ける必要があり、繊維を大量生産する工場にとって、少なくない出費となっている。
上述の欠点に鑑み、本考案は、関連資料を収集し、多方面の評価及び考慮を経て、且つこの業界に長年従事してきた経験に基づき、試作と修正を繰り返し、コストダウン及び安定度向上を達成する紡糸給油口と集束ガイドの構造を新規に設計し、実用新案として提出するものである。
本考案は、給油口本体上に給油部及び集束部が一体型に形成されている。糸条が給油口本体を通過すると糸条への油剤の付与並びに集束が完了する。以上の技術により、従来技術である給油口と集束ガイドの組み合わせ装置は人による調整が必要であること、及び別装置の取り付けコスト高という問題点を解消する。コストダウン及び安定度向上という実用進歩性を達成するために、紡糸給油口の構造を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本考案の紡糸給油口は、給油口本体を主体としてなるとともに、前記給油口本体にそれぞれ給油部と集束部とが設けられる。前記集束部は、前記給油部から離れた位置に設けられ、且つその全体が先窄まり状の様態を呈する。また、前記給油部は、給油通路と、少なくとも一つの貯油溝部とが組み合わされてなる。
以上の構造に基づき、本考案において、糸が給油部を通過する時、給油通路から給油口本体への注油が続けられ、充分且つ均等に糸への注油が行われる。また、多すぎた油は、貯油溝部内に一時的に留まるため、糸上の油量を調節することができる。さらに糸は、集束部を通過する時に自然に集結して束を成す。以上の構造により、糸の製造をより安定させるとともに、別途部品の調整及び取り付け費用を省くことができるため、コストダウン及び安定度向上という目的を達成することができる。
本考案の実施例を示した俯瞰図である。 本考案の実施例を示した断面図である。 本考案の実施例の使用を示した概略図1である。 本考案の実施例の使用を示した概略図2である。 従来技術の実施例
図1、及び図2を参照する。図は、本考案の実施例を示した俯瞰図、及び断面図である。図に示したように、本考案は、給油口本体1と、給油部2と、集束部3とからなる。給油部2は、給油口本体1に設けられるとともに、糸に均一に注油する。集束部3は、給油口本体1に設けられるとともに、給油部2と合わせて、糸を集束させる。さらに集束部3は、給油部2から離れた位置に設けられ、且つその全体が先窄まり状の様態を呈する。
さらに給油部2は、給油通路21と、少なくとも一つの貯油溝部22とが組み合わされてなる。また集束部3は、糸を滑らかに通過させるための間隙Aを有する。間隙Aの幅にあたるエリアは、全品目の紡糸(30d〜300d/12f〜288f)を通過させる。
図3、及び図4を合わせて参照する。図は、本考案の実施例の使用を示した概略図1、及び概略図2である。図に示したように、糸が給油口本体1を通過する時、糸を滑らかにするための油剤が給油通路21から給油口本体1内側に注入され、糸上の蓄積静電気を防止或いは消去すると同時に、糸に柔軟且つ滑らかな特性を与える。この過程において、油剤は給油通路21を通って絶え間なく注入されるとともに、一部分の油剤は直接糸に吸収され、残りの油剤は貯油溝部22内に滑らかに流れ込む。また貯油溝部22は、油剤の調整及び均等な注油という効果を有する。糸は、給油部2を通過した後、すぐに集束部3を通過する。この時、糸は集中して束にされる。集束部3が直接給油口本体1上に成型されるという設計により、調整の手順が省略されると同時に、油剤の付着がより均一になる。加えて、集束部3の先窄まり状の構造は、間隙Aの精密な設計により、全品目の糸(30d〜300d/12f〜288f)を通過させることができる。以上の構造及び補足説明に基づき、本考案の給油口本体1は、集束部3の一体成型による製作及び設計により、大幅に従来の工法を改善するとともに、コストダウン及び安定度向上を達成するという利点を備えることができる。
本考案の紡糸給油口の構造は、以下の点において従来の技術を改善することができる。即ち、集束部3が一体成型によって給油口本体1上に製作されることにより、集束ガイドの別途追加という、従来における問題を解消すると同時に、調整の手順を省略することにより、大幅に従来の工法を改善して、コストダウン及び安定度向上という実用進歩性を達成することができる。
1 給油口本体
2 給油部
21 給油通路
22 貯油溝部
3 集束部
A 間隙

Claims (2)

  1. 給油口本体と、給油部と、集束部とからなる、紡糸給油口の構造であって、
    前記給油部は、糸への均等な給油のために前記給油口本体に設けられ、
    前記集束部は、前記給油部と合わせて糸を束へと集中させるために前記給油口本体に設けられ、
    さらに前記集束部は、前記給油部から離れた位置に設けられ、且つその全体が先窄まり状の様態を呈することを特徴とする、紡糸給油口の構造。
  2. さらに前記給油部は、給油通路と、少なくとも一つの貯油溝部とが組み合わされてなり、
    さらに前記集束部は、半リング状・頚状・輪状・棒状のいずれか一つの様態をなすとともに、糸が滑らかに通るための間隙が設けられ、
    前記間隙は、全品目の紡絲(30d〜300d/12f〜288f)が通過するエリア幅に設けられることを特徴とする、請求項1に記載の紡糸給油口の構造。
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CN107419347A (zh) * 2017-09-24 2017-12-01 浙江尤夫高新纤维股份有限公司 细旦丝纺丝丝束上油装置及方法
CN112663153A (zh) * 2020-12-22 2021-04-16 江苏德力化纤有限公司 一种多孔透湿保暖抗静电型聚酯纤维及其制备方法

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