JP3189125U - ヘルメットの強化構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】全体をさらに軽便にし、高安全性を備えさせるヘルメットの強化構造を提供する。
【解決手段】ヘルメットの強化構造は、緩衝材料によって形成されるライナー10と、ライナー10に統合する構造体20の組み合わせを含む。該構造体20は、少なくとも、複数の棒状物21、22によって構成される行列組織構造であり、該構造体20にはほぼハニカム式の構造を形成する。ライナー10の頂部エリア11と周辺エリア12に対応する構造体20には、第一区20Aと、第一区20Aに連接する第二区20Bを設ける。製造時は、モールド或いは成形モールドを用いて、緩衝材料で第一区20Aと第二区20Bを包覆して全体強化形態を形成し、全体構造の強度を向上させる条件下において、軽量、高安全性、製造プロセスの簡易性等の長所を有する。
【選択図】図5

Description

本考案は、ヘルメットの強化構造及びその製造方法に関する。特に、緩衝(発泡)材料を用いて製作し、シェルで包み込むカバー式構造の組み合わせ設計であり、これによって一つの全体強化構造を複合成形し、ヘルメット全体をさらに軽便にし、高安全性を備えさせる技術手段である。
シェル形状の型を備えた真空成形装置内に接合、固定するプラスチック外殻体を用い、発泡材料の加熱によって耐衝撃充填体を形成し、プラスチック外殻体で発泡充填体を緊密に包み込むことで、ヘルメット或いは安全帽を完成する公知技術が存在する。
該公知技術の典型的な実施例は、特許文献1の「Safety Helmet with A Shell Injected from Thermoplastics And Method for The Manufacture of Said Helmet」、特許文献2の「安全帽製造方法」等において開示されている。
ヘルメットの構造設計及び安全性についての課題は、プラスチックシェルで発泡充填体を包み込むヘルメットにある。
それは主に、外部のプラスチックシェルが先鋭物の衝撃や突き刺しを防ぐと共に、発泡填充物に対して外周の集合力を提供するため、比較的硬質で脆い材料特性を持つ発泡充填体が強大な外力衝撃を受けた場合、充分な緩衝強度をもって発泡充填体の亀裂による緩衝効果の喪失を防ぐことができる。
これは、一般の発泡式緩衝材料の各発泡充填体が密閉型構造体に属するためである。発泡顆粒に相隣する各外部エッジ或いは境目には、加熱過程でモールドの制限を受けるため、互いの表面が不規則的に密着する結合形態が形成される。それらが鈍的外力の衝撃を受ける時、上述の不規則的に密着する関係によって、その衝撃力を吸収し、並びに、衝撃力を各方向に分散させて伝える。
発泡充填体が先鋭物体による強大な衝撃を受けた場合は、先鋭タイプの衝撃力が、上述の各発泡顆粒表面間とエッジを密着させた箇所に作用し、各発泡顆粒が相互に接合する境目に剥離、分解亀裂を起こし、各発泡顆粒の耐衝撃特性と全体が提供すべく緩衝作用を低下させる。また、それらは衝撃力を効果的に平均的に分散させてライナー(或いは発泡充填体)の各エリアに伝えることはできない。
特に上述の公知のヘルメット構造は、側面方向の衝撃或いは圧迫を受けた時、側面方向の作用力或いは圧力がライナーに対して屈曲剪断力を生じさせる。前記屈曲剪断力はプラスチックシェルで包み込んだライナーの一方のみに亀裂を起こすため、完全な頭部保護作用を提供できない。
よって、伝統的な技術は、現在も依然として(厚みのある)外部プラスチックシェルを強化する方式によって、先鋭物からの衝撃及び側面の衝撃力に抵抗するものである。また、前記発泡式緩衝材料(或いは発泡充填体)の外部は包覆重合作用を提供するため、発泡式緩衝材料が各方向からの衝撃を受ける際、亀裂によってその抗衝撃能力が消失することがない。
しかし、高安全性のニーズのもと、プラスチックシェル及び/或いは発泡式緩衝材料の厚み及び重量が続けて増加しているため、それに対して、ヘルメット全体の体積も増加し、着用者の余計な負担を増加させている。
前記の状況を改善するために、従来技術において、一層或いは複数層の繊維層を用いて、発泡充填体が先鋭物の衝撃を防ぐ能力を強化する方法が開示されている。しかし、この技術に熟知する人に知られている通り、それは製造作業上、面倒であり不安定である。
しかも、充分な防護能力を考慮して更に多層の繊維層を加えるなら、全体(及びライナー)の重量合計を大幅に増加させることとなる。また、繊維層はそれ自体の構造において理想的なセルフサポート能力に欠ける。よって、ヘルメットは、異なる形態の重圧力(特に側面圧力)或いは衝撃力作用を受けた場合、充分な積載強度を提供することができない。
よって、ヘルメットが異なるタイプの衝撃力を受けた時の抵抗能力を考慮し、繊維層が発泡充填体全体に充分な側面方向の保護機構を完璧に提供できない欠点を改善し、単純に大きさを拡大するか厚くする方式でプラスチック外殻体と発泡充填体を強化するなら、明らかにヘルメット全体形状の大きさと重量に影響を及ぼす。この様な状況は我々の期待するところではない。
前記参考文献は、主に、ヘルメットの構造と製造に関する設計技術を開示したものである。前記文献によって、ヘルメット、プラスチックシェル及び内部構造体の組み合わせ構造を示したが、テスト及び実際の使用状況において、多少の問題は残る。そこで、もし、外部ヘルメット或いはプラスチックシェル及び発泡材料充填体の内部組み合わせ構造に考慮して、新たに設計したなら、構造強度を大幅に向上させられる。
また、設計上においては、製作の簡素化及び高安全性を実施する条件のもと、公知のものとは異なる構造を構成し、全面的な防護及びサポート能力を提供し、外部衝撃力(或いは外部作用力)に対する伝達分散形態を変化させることにより、公知技術の欠点を効果的に改善できる。
例えば、公知構造が外部の各種衝撃力を、内部構造体(或いは発泡充填体)を介して効果的に分散させ、ライナー全体の各エリアに伝え、構造体の各部分が平均的に各種衝撃力を負荷することができない状況を、顕著に改善する。
また、外部プラスチックシェルを薄型化するか繊維層を除去する構造では、ライナーの組み合わせ構造の各方向或いはエリア上に公知技術よりも強い構造強度が備えられることにより、外部衝撃或いは側面方向の衝撃圧力を全面的に負荷する利便を図る。並びに、高安全性に符合させる条件のもと、ヘルメットには大幅な軽量化設計の構造形態が備えられ、全体の応用範囲を拡大することができる。
前述の課題について、公知の参考文献においては具体的な開示がなされていない。
米国特許第4466138号明細書 中華民国特許第85101810号明細書
本考案の主な目的は、ヘルメットの強化構造を提供することにあり、それは、公知技術の、構造強度が低く、製作上の制御が難しく、不良率が比較的高い等の欠点を改善する。
本考案のヘルメットの強化構造は、緩衝(発泡)材料で作られたライナーと、ライナーに統合させた構造体の組み合わせを含む。構造体は、少なくとも、複数の棒状物によって構成されるほぼ球面(カバー形状)状輪郭の行列組織構造である。ライナーの頂部エリアと周辺エリアに対応する構造体には、第一区と、第一区に連接する第二区とを設ける。
製造時、モールド或いは成形モールドを組み合わせて、緩衝(発泡)材料で構造体の行列組織構造を包覆するか接合し、全体的な内外強化構造を形成する。これにより、全体が異なるタイプの衝撃力に耐えられ、しかも安全性を備えるという条件下で、外部プラスチックシェルの厚さをさらに大幅に薄型化し、強化用繊維層の設置量を減少させるか除去し、全体重量を低下させる効果を発揮する。
前述の接合は、緩衝(発泡)材料を構造体に結合させる事を指すか、或いは、緩衝(発泡)材料を貫通或いは填充して構造体の行列組織構造(或いは各棒状物と網目)に連結することを指す。
本考案のヘルメットの強化構造に基づいて、第二区の下縁部分に連接するサブ区を形成する。
サブ区はU形断面構造をなし、側面方向の衝撃或いは圧迫のサポート作用を高める助けをする。また、モールドに緩衝(発泡)材料を注入してライナーを形成し、構造体を包覆或いは接合する際、緩衝(発泡)材料はサブ区内に充填するため、サブ区は緩衝(発泡)材料の底部を包覆し、全体的形態を形成し、全面的衝撃を伝達、分散させる効果を果たす。
本考案のヘルメットの強化構造に基づき、構造体の第一区及び/或いは第二区は、ハニカム構造の組織形態を形成する。第一区或いは第二区の一部エリア或いは全エリアには、サブハニカム構造を設置し、衝撃陥没区を形成する。
前記ハニカム構造とサブハニカム構造には複数の幾何学形状輪郭の立体ハニカム個体を備える。立体ハニカム個体は、緩衝(発泡)材料の注入を許容し、構造体に連結してそれを包覆することにより、統合的な強化衝撃吸収構造を構成する。即ち、緩衝(発泡)材料によって構成されるライナー、構造体、サブハニカム構造(及び/或いはプラスチックシェル)は共同で、外部衝撃力を多重緩衝、吸収、平均的分散、伝達する機構を築く。
好ましい実施例において、構造体は、本体或いはライナーの最内層に位置するため、緩衝(発泡)材料によって構成されるライナーは、プラスチックシェルと構造体間のエリアに制限される。よって、ヘルメット或いは本体が外部の先鋭物の衝撃を受けた時に、ライナーはプラスチックシェル及び構造体に包覆されている為、亀裂し分散する状況を発生させないよう助ける働きをする。
また、プラスチックシェルとライナーが初期の緩衝吸収作用を生じさせる時、元々集中していた外部衝撃力は、先ず分散させられてから構造体に伝わる。よって、構造体或いは(副)ハニカム構造は、構造を分裂、破壊されることのない完全性を確実に保ち、それに相対して、着用者の頭部を完全に保護することができる。
本ヘルメットの強化構造を公知技術と比較すると、主に、次のような条件と長所が見られる。
(1)ヘルメット或いはプラスチックシェルと発泡材料充填体の組み合わせ構造は、改めて設計された。例えば、構造体20には縦棒状物21と横棒状物22或いは壁24を含み、行列配置形態の網目23或いは立体ハニカム個体25を構成し、発泡材料を網目23或いは立体ハニカム個体25間に注入して、包覆結合して交差する嵌合強化構造を形成する。
また、立体ハニカム個体25にはライナー10内部の特殊な衝撃陥没可能区をさらに提供し、それが衝撃力を吸収する能力を高める。或いは、構造体20にはサブ区20Cを一体成形し、ライナー10及びプラスチックシェル30等部分を一体結合するのに用い、ヘルメット或いはプラスチックシェル30と発泡材料充填体(或いはライナー10)と構造体20、サブハニカム構造20Eの間に、完全に共同構成する組み合わせ構造体を形成して、さらに理想的な衝撃力を緩衝、吸収させる能力を獲得する。
よって、本構造は、公知技術と異なる事が明らかである。また、その動力(或いは外部衝撃力)の分散、伝達形態を完全に変化させ、前述した公知技術の欠点を改善する。
(2)構造体20には緩衝(発泡)材料によって構成されるライナー10を結合するため、公知構造は、外部衝撃力を効果的に分散させ、発泡充填体(或いはライナー)の各エリアに伝達する。また、発泡充填体が外力衝撃を受けた時、負荷が集中し過ぎて破壊を引き起こす点については、顕著な改善がみられた。
(3)特に、ライナー10、構造体20、サブハニカム構造20Eの構造設計は、製作の簡素化、安全性に符合し、不良率を低下させるという条件の下、その組み合わせ構造には、公知技術と比較して更に高い構造強度が備えられ、外部衝撃或いは側面方向の衝撃圧力に耐えられる。
しかも、実際に、前述の改善があるため、本考案は更に薄型化且つ軽量形態での製造を行なう条件を満たし、応用範囲を拡大することができる。
本考案ヘルメットの実施例によるライナー、構造体結合及びプラスチックシェルの相関位置を示す図である。 ライナー、構造体、及びプラスチックシェルの組み合わせによる図1の構造断面図であり、図中の破線部分は成形モールドを示した。 構造体底部とサブ区を一体成形した本考案の構造体の第二の実施例図である。 あご紐或いはバックルを設置したサブ区を示す本考案の第三の実施例図である。 構造体に壁と立体網目を形成してハニカム構造を構成し、ライナーとプラスチックシェルを結合した形態の本考案ヘルメットの実施例の図である。 ライナー、構造体、プラスチックシェルを組み合わせた図5の構造断面図である。 立体網目の壁で区切られた中空室、開口を形成し、壁下端には延伸部を形成した、本考案の構造体の実施例の修正図である。 構造体とライナーの結合を示した、本考案の実施例の一部構造を修正した断面図である。 本考案ヘルメットの実施例によるフルフェイスタイプ立体構造図である。 本考案の実施例による構造体とサブハニカム構造を示した構造図である。 プラスチックシェル、ライナー、構造体を組み合わせ、構造体をヘルメット本体の最内層位置に配置した、本考案の構造の断面図である。
(実施例)
図1及び図2に示すとおり、本考案のヘルメットの強化構造は、スポーツ時に着用するヘルメットを実施例として選択し説明する。ヘルメットには、工事用ヘルメット、登山用ヘルメット、通学用ヘルメット、或いは自転車、バイク、スキー等に着用するハーフタイプのヘルメット(図1〜8参照)及びフルフェイスタイプのヘルメット(図9参照)があり、緩衝(発泡)材料によって作られたライナー及び構造体の組み合わせ(或いはサブアセンブリと呼ぶ)を含み、それぞれを符号の10、20で表示した。
前記ライナー10は、モールド或いは成形モールド40に緩衝(発泡)材料を注入して形成し、ライナー10には頂部エリア11と周辺エリア12を設ける。
基本的に、成形モールド40は、メス型モールド41、オス型モールド42を含み、メス型モールド41とオス型モールド42との間に共同で帽形中空室43を形成する。帽形中空室43は、構造体20及び/或いはプラスチックシェル30を納め、緩衝(発泡)材料を注入してライナー10を形成する空間を提供する。図2に示すとおり、プラスチックシェル30には通空気穴31に網状組織32を係合させた構造形態を設け、網状組織32によって、外部の先鋭物がライナー10に突き刺さるのを防ぐ。
図1及び図2に示すとおり、構造体20は、プラスチック或いはその他の高弾性を備えた類似材料から選択し、半球面体に近い帽形輪郭を有する網体組織形態を形成する。構造体20は、少なくとも、複数の棒状物21、22によって行列(棒体)組織構造を構成し、棒状物21、22間の幾何学形状の網目23を形成する。
本実施例では、説明の利便を図るために、該棒状物を縦棒状物21と横棒状物22に定義する。縦棒状物21と横棒状物22は、等間隔に配列する形態としてもよく、正方形或いは矩形輪郭を有する網目23を形成する。
即ち、ヘルメットのタイプ或いは規格に応じて、縦棒状物21と横棒状物22の配列密度及び網目23の形状(或いは輪郭)を修正或いは変化可能である。
採用した実施例において、ライナー10の頂部エリア11と周辺エリア12に対応する構造体20には、第一区20Aと、第一区20Aに連接する第二区20Bとを設ける。また、成形モールド40を利用して、緩衝(発泡)材料(或いはライナー10)を網目23に通過させ、第一区20Aと第二区20Bを包み込む(接合)結合によって全体強化形態(或いはカバー式複合強化構造)を形成する。
前記整体強化形態(ライナー10と構造体20の複合形態)は、サブアセンブリとして定義する。尚、該サブアセンブリに組み合わせてそれを包み込むプラスチックシェル30は、共同でヘルメット本体100を構成する。
理解できる点は、緩衝(発泡)材料(或いはライナー10)が網目23を通過し、第一区20Aと第二区20Bを包み込み全体複合形態を形成する構造によって、構造体20を緩衝材料発泡体(10)に複合させ、互いに融合して強化構造を形成する点にある。
詳細すれば、外部の力による衝撃を受けた時(特に、ライナーの側面或いは周辺エリア)、該発泡緩衝材料は、外の衝撃力に直接抵抗し、それを低下することができる。並びに、構造体20の棒状物21、棒状物22、網目23、及び緩衝発泡材料(或いはライナー10)によって緊密包覆複合構造を形成し、各発泡顆粒の境目間の結合力を大幅に高め、前述したような分解亀裂の発生を低下させる。
同時に、外部の衝撃力は、構造体20の各縦棒状物21、横棒状物22を通して、全面的に分散されてライナー10(或いは発泡充填体)全体の各エリアに伝えられる。これにより、ライナー10の各部分は、外部衝撃力の分力を平均的に負荷し、ライナー10が集中する力によって破壊される可能性を低下させる。
即ち、ライナー10に構造体20を統合して形成された複合組織形態は、強化を大幅に高める構造を構成し、並びに、外部の衝撃力の伝達形態を変化させて、全体構造の特性強化、及び安全性を高める効果を実現する。
これにより、公知の単一の緩衝材料発泡によって形成されるライナーが、外部の衝撃力(特にライナー側面或いは周辺エリア)を受けた時に、各発泡顆粒を接合した境目に亀裂を発生して緩衝作用を低下させたり消失させ、外部の衝撃力を効果的にライナー(或いは発泡充填体)の各エリアに伝えて分散させることができない欠点を確実に改善する。
公知技術と比較し、前記ライナー10(或いはサブアセンブリ)の構造を強化する特性は、更に大きな鈍い衝撃力を受け入れるだけでなく、構造体20は、発泡顆粒の境目の結合力を直接増強するため、全体は鋭い衝撃を受け入れる能力を明らかに増加させる。
これにより、衝撃力の負荷に用いる緩衝発泡材料、外部プラスチックシェル、或いは繊維層等の用量或いは厚みが減少されるのを許容し、ヘルメット本体100(或いはサブアセンブリ)全体の体積と重量を大幅に低下するため、着用者の負担の軽減は顕著である。
構造体20が緩衝(発泡)材料(或いはライナー10)全体の構造強度を高めることにより、外部の異なる形態及び更に大きな正方向(ライナー頂部から来る)或いは側面方向(ライナー側面から来る)の衝撃及び圧迫を充分に支えることができるため、公知技術において強化或いは抵抗作用のために用いた付加材料を減少、薄型化、或いは除去できる。
図3において採用した好ましい実施例では、第二区20Bの下縁部分は互いに連接し合い、環状形態のサブ区20Cを形成する。サブ区20CはU形断面構造をなし、第二区20Bが形成するサポート作用及び構造強度を増加する助けをする。また、構造体20にサブ区20Cを設ける構造もまた、構造体20を成形モールドの中空室43内に配置する際の固定或いは定位作用の役割を果たす。
ここで、説明を加えたい点は、第二区20Bの下縁部分が互いに連接して環状サブ区20Cを形成する組織形態によって、一体成形の構造体20全体の構造強度は増加し、並びに、好ましい動力伝達と外力積載作用を形成する点にある。特に、構造体20に設けるサブ区20Cの形態によって、構造体20は、側面方向の衝撃圧力に対して、伝統的な構造よりも更に大きなサポート或いは負荷強度を提供することができる。
また、成形モールド40を用いて緩衝(発泡)材料を注入し、ライナー10を形成して構造体20を包覆、結合する際、該緩衝(発泡)材料をサブ区20C内に充填することにより、サブ区20Cは緩衝(発泡)材料(或いはライナー10)の底部を包覆し、全体或いは全面的な複合強化構造を形成する。
一つの実施可能な実施例において、サブ区20Cは、あご紐或いはバックル50を直接設置する作用を提供する。これは、図4に示した通りである。本実施例は、公知のヘルメットにおいて、緩衝(発泡)材料或いは発泡充填体でライナーを形成した後に、別にU形の底フレームを加えてバックルを設置する必要のある作業形式を改善する。
図5及び図6に示す通り、好ましい実施例において、構造体20は複数の壁24(壁24は上述の縦棒状物21、横棒状物22によって構成される)を含む。各壁24の高さは0.1mm〜0.8mmであり、相互に連接してハニカム類似構造を形成する。また、壁24によって、相隣する幾何学形状の輪郭を有する複数の立体ハニカム個体25に区切る。
前記立体ハニカム個体25の深さは壁24の高さ(約0.1mm〜0.8mm)と等しく、陥没可能構造を形成する。並びに、緩衝(発泡)材料の注入を許容し、構造体20を連結しそれを包覆して、複合的に強化する陥没可能構造形態を形成する。
図6、図7、図8に示すとおり、立体ハニカム個体25は、複数の壁24と、複数の壁24によって区切られた中空室26を含み、壁24(或いは中空室26)の両端(即ち、壁24或いは中空室26の上端と下端)の開口27と開口28は、共同で立体ハニカム個体25を作る。
壁24は、立体ハニカム個体25(或いは中空室26)の幾何学形状の輪郭を区切るものであり、円形、三角形、方形、六角形等にすることが可能である。
図面に示すとおり、構造体の第二区20Bの下縁部分を互いに連接し、サブ区20C形態を形成する。また、サブ区20Cには、プラスチックシェル30の底辺を引き掛けて固定するための嵌着部20dを設ける。
図7及び図8には、立体ハニカム個体25について修正を行なった実施例を示す。壁24の少なくとも一端には(図中では壁24の下端)、両辺に向かって伸びる延伸部29を設け、壁24の断面を「T」字形或いは逆「T」字形の構造とする。
また、立体ハニカム個体25の両端間には異なるレベルの耐力値が形成される。即ち、壁24上端の衝撃負荷力と比較すると、壁24下端と延伸部29方向には徐々に拡大する抗衝撃負荷力が備えられる。外部衝撃力に対応する構造体20には、徐々に拡大する陥没可能負荷作用を形成してもよい。
図6または図8に示したもう一つの実施例修正形態において、構造体20下部の内側辺(即ち、サブ区20Cの内側辺)とライナー10間には、溝部13を形成する。さらに詳細するが、溝部13はライナー10下端部に設け、溝部13には棒状プロテクタ或いは棒状装飾(未図示)の設置を考慮してもよい。
図9には、ライナー10と、ハニカム構造を形成する構造体20と、プラスチックシェル30を結合して構成するフルフェイスタイプ安全帽或いはヘルメットを示す。
図10及び図11では、採用した好ましい実施例において、構造体20の第一区20A及び/或いは第二区20Bのエリアの一部或いはエリア全体でハニカム類似構造の組織形態を構成する。図面には、第一区20Aに形成するハニカム構造と、第二区20Bに形成する棒状物21或いは棒状物22の行列組織形態を示した。
本実施例において、第二区20Bの棒状物21或いは棒状物22は、U型断面構造を形成し、第一区20Aのハニカム構造の壁24に連接する。
修正した実施例では、第二区20Bが負荷する側面衝撃圧力の構造強度を高めるために、第二区20Bをサブハニカム構造と組み合わせ、衝撃陥没区を形成する。サブハニカム構造は符号20Eによって表示した。
構造体第二区20Bのエリアの一部或いはエリア全体には、サブハニカム構造20Eの設置を選択できる。前記サブハニカム構造20Eは、壁24と、複数の幾何学形状の輪郭を有する立体ハニカム個体25とを備える。また、サブハニカム構造20Eの壁24には延伸壁24aを設け、第一区20Aのハニカム構造の壁24上に組み合わせるか嵌合して連結形態を形成する。立体ハニカム個体25は、緩衝(発泡)材料の注入を許容し、構造体20及び/或いはサブハニカム構造20Eを連結してこれを包み込み、統合式の強化衝撃吸収構造を構成する。
即ち、緩衝(発泡)材料で構成されるライナー10、構造体20、或いはサブハニカム構造20E(及び/或いはプラスチックシェル30)は共同で、多重緩衝、吸収、外部衝撃力を平均的に分散して伝達する機構を作り出す。
派生される実施例では、ライナー10の頂部エリア11に凹部14を設け、凹部14は、弾性緩衝パッド(未図示)の設置に用いる。弾性緩衝パッドは、塊状形態であり、プラスチックシェル30とライナー10間に配置する。弾性緩衝パッドの弾性係数は緩衝(発泡)材料の弾性係数より小さい。弾性緩衝パッドは、ライナー10が外部衝撃力を吸収する助けをし、着用の快適性を提供する等の作用を持つ。
図11(或いは図2)に示す通り、好ましくは、構造体20をヘルメット本体100或いはライナー10の最内側辺或いは最内層に配置することにより、緩衝(発泡)材料によって構成されるライナー10はプラスチックシェル30と構造体20間エリアに限定される。緩衝(発泡)材料を中空室43に注入する時、緩衝(発泡)材料は、ライナー10を形成して、構造体20全体の棒状物21と棒状体22(或いは壁24、延伸部26)及びサブハニカム構造20Eに結合しそれを包覆する。これによって、ヘルメット本体100が外部の先鋭物による衝撃を受けた時、ライナー10が亀裂を起こして分散する状況の発生はない。
また、プラスチックシェル30とライナー10が初期の緩衝吸収作用を起こした後に、外部衝撃力は、既に平均的に分散して構造体20及び/或いはサブハニカム構造20Eに伝達される。これにより、構造体20及び/或いはサブハニカム構造20Eによって形成される衝撃陥没区の作用下において、構造体20或いはサブハニカム構造20Eは、構造の完全性を確実に保持し、着用者の頭部は完全に保護される。
統合された構造の強度は明らかに強化され、外部衝撃力に耐える能力を相乗強化する効果が発揮される。
本ヘルメットの強化構造を公知技術と比較すると、主に、次のような条件と長所が見られる。
(1)ヘルメット或いはプラスチックシェルと発泡材料充填体の組み合わせ構造は、改めて設計された。例えば、構造体20には縦棒状物21と横棒状物22或いは壁24を含み、行列配置形態の網目23或いは立体ハニカム個体25を構成し、発泡材料を網目23或いは立体ハニカム個体25間に注入して、包覆結合して交差する嵌合強化構造を形成する。
また、立体ハニカム個体25にはライナー10内部の特殊な衝撃陥没可能区をさらに提供し、それが衝撃力を吸収する能力を高める。或いは、構造体20にはサブ区20Cを一体成形し、ライナー10及びプラスチックシェル30等部分を一体結合するのに用い、ヘルメット或いはプラスチックシェル30と発泡材料充填体(或いはライナー10)と構造体20、サブハニカム構造20Eの間に、完全に共同構成する組み合わせ構造体を形成して、さらに理想的に衝撃力を緩衝、吸収させる能力を獲得する。よって、本構造は、公知技術と異なる事が明らかである。また、その動力(或いは外部衝撃力)の分散、伝達形態を完全に変化させ、前述した公知技術の欠点を改善する。
(2)構造体20には緩衝(発泡)材料によって構成されるライナー10を結合するため、公知構造は、外部衝撃力を効果的に分散させ、発泡充填体(或いはライナー)の各エリアに伝達する。また、発泡充填体が外力衝撃を受けた時、負荷が集中し過ぎて破壊を引き起こす点については、顕著な改善がみられた。
(3)特に、ライナー10、構造体20、サブハニカム構造20Eの構造設計は、製作の簡素化、安全性に符合し、不良率を低下させるという条件の下、その組み合わせ構造には、公知技術と比較して更に高い構造強度が備えられ、外部衝撃或いは側面方向の衝撃圧力に耐えられる。しかも、実際に、前述の改善があるため、本考案は更に薄型化且つ軽量形態で製造を行なう条件を満たし、応用範囲を拡大することができる。
本考案は、効果的なヘルメットの強化構造を提供する。その構造、組織は、公知技術よりも理想的なものである。また、公知技術では見られなかった機能を備え、比較できない程の長所を有し、非常に大きな進歩を遂げた。
但し、以上に述べたものは、単に本考案の実施可能な例であり、本考案の実施範囲に制約を加えるものではない。よって、本考案の実用新案登録請求の範囲に基づいてなされた同等効果を有する変化及び修飾は全て、本考案の実用新案登録請求の範囲に包含されるものとする。
10 ライナー
11 頂部エリア
12 周辺エリア
13 溝部
14 凹部
20 構造体
20A 第一区
20B 第二区
20C サブ区
20d 嵌着部
20E サブハニカム構造
21 縦棒状物
22 横棒状物
23 網目
24 壁
24a 延伸壁
25 立体ハニカム個体
26 中空室
27、28 開口
29 延伸部
30 プラスチックシェル
31 空気穴
32 網状組織
40 成形モールド
41 メス型モールド
42 オス型モールド
43 (帽形)中空室
50 あご紐或いはバックル
100 ヘルメット本体

Claims (7)

  1. 緩衝(発泡)材料で形成されるライナーと、構造体の組み合わせを含むヘルメットの強化構造であって、
    ライナーの頂部エリアと周辺エリアに対応する構造体には、第一区と、第一区に連接する第二区とが設けられ、
    前記構造体は、第一区と第二区の少なくとも何れか一つに、複数の壁を備え、各壁は、相互に連接して行列配列形態のハニカム構造を形成し、並びに、壁によって、相隣する幾何学形状輪郭を有する複数の立体ハニカム個体に区切られ、
    前記立体ハニカム個体には、複数の壁で区切られた中空室と、中空室両端に形成する開口とを含み、共同で陥没可能構造を構成する立体ハニカム個体が形成され、
    ライナーを形成する緩衝発泡材料は、構造体の第一区と第二区に連結しそれを包覆することを特徴とする、
    ヘルメットの強化構造。
  2. 前記第二区の下縁部分には一体成形する環状のサブ区を連接し、サブ区はU字形断面を備えた構造であり、前記緩衝(発泡)材料はサブ区内に充填され、サブ区は、ライナー底部を包覆して全体的な形態を構成し、前記構造体は、プラスチック材料であって、帽形輪郭を有する構造を形成することを特徴とする請求項1に記載のヘルメットの強化構造。
  3. 前記ライナーと構造体にはプラスチックシェルが組み合わされ、プラスチックシェルはライナーを包覆し、共同でヘルメット本体を形成し、前記ライナーは、成形モールドに緩衝発泡材料を注入して形成され、前記成形モールドは、メス型モールドとオス型モールドを含み、メス型モールドとオス型モールド間には共同で中空室を区切り、構造体を納めて固定し、緩衝発泡材料を注入する空間を提供することを特徴とする請求項1或いは2に記載のヘルメットの強化構造。
  4. 前記壁の少なくとも一端に、両辺に向かって伸びる延伸部が設けられており、壁には「T」字形、逆「T」字形の断面構造のうちの何れか一つが形成されることを特徴とする請求項1或いは2に記載のヘルメットの強化構造。
  5. 前記プラスチックシェルには、空気穴に網状組織を組み合わせた構造が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のヘルメットの強化構造。
  6. 前記構造体は、ライナーの最内層に位置することを特徴とする請求項1に記載のヘルメットの強化構造。
  7. 前記ハニカム構造には、構造体の第一区を形成し、前記構造体の第二区には複数の棒状物によって構成する行列組織構造を備え、前記棒状物は、U型断面構造を形成することを特徴とする請求項1或いは2に記載のヘルメットの強化構造。
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