JP3189076B2 - 研磨方法及び研磨装置 - Google Patents

研磨方法及び研磨装置

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JP3189076B2
JP3189076B2 JP13154293A JP13154293A JP3189076B2 JP 3189076 B2 JP3189076 B2 JP 3189076B2 JP 13154293 A JP13154293 A JP 13154293A JP 13154293 A JP13154293 A JP 13154293A JP 3189076 B2 JP3189076 B2 JP 3189076B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集積回路装置等の製造
工程中の配線層の平坦化方法等に適する研磨方法と研磨
装置に関する。半導体装置、集積回路装置等の性能を向
上し、集積度を高めるために、その配線層を多層化およ
び微細化することが要求されている。しかし、半導体装
置、集積回路装置等の集積度を高めるために、基板上に
多種の素子を高密度で形成すると、その表面の凹凸が大
きくなり、配線の多層化および微細化を達成するための
障害になる。従来から、SOGとエッチバックを組み合
わせた平坦化技術が知られていたが、この平坦化技術に
よって充分な配線層(層間絶縁膜)の平坦化が実現でき
ないため、近時、研磨による平坦化技術が検討されてい
る。
【0002】
【従来の技術】従来の研磨による平坦化法を2つ説明す
る。図12、図13は、従来の研磨による平坦化法の工
程説明図(1),(2)であり、(A)〜(F)は各工
程を示している。この図において101はシリコンウェ
ーハ、102はバルク表面の凸部、103は層間絶縁
膜、104は配線、105は層間絶縁膜である。
【0003】第1工程(図12(A)参照) シリコンウェーハ101の上に、集積回路の一部を形成
するトランジスタ等の能動素子、抵抗、容量等の受動素
子、電極配線等を形成する。その結果、バルク表面の凸
部102が形成される。
【0004】第2工程(図12(B)参照) シリコンウェーハ101の上に形成したバルク表面の凸
部102の上に、CVD法等によってSiO2 等の層間
絶縁膜103を堆積する。層間絶縁膜103の表面に
は、バルク表面の凸部102が存在している部分と存在
しない部分の間に凹凸が生じる。
【0005】第3工程(図12(C)参照) SiO2 等の層間絶縁膜103の表面を、従来から知ら
れている研磨方法によって研磨して平坦化する。
【0006】第4工程(図12(D)参照) 平坦化したSiO2 等の層間絶縁膜103の上の全面に
導電体膜を堆積し、パターニングすることによって配線
104を形成する。
【0007】第5工程(図13(E)参照) 配線104の上に、BPSG等の層間絶縁膜105を堆
積する、この層間絶縁膜105は、その下地に配線10
4があるため、表面に凹凸を生じる。
【0008】第6工程(図13(F)参照) 表面に凹凸を生じた層間絶縁膜105を研磨して平坦化
する。
【0009】第7工程(図13(G)参照) 第6工程で平坦化した層間絶縁膜105の上に、必要に
応じて新たな層間絶縁膜106を形成する。この工程を
繰り返して、さらに、多層化することができる。
【0010】図14、図15は、従来の研磨による平坦
化法の工程説明図(3),(4)であり、(A)〜
(G)は各工程を示している。この図において111は
シリコンウェーハ、112はバルク表面の凸部、113
は層間絶縁膜、114は配線用溝、115は導電体膜、
1151 は配線、116は層間絶縁膜である。
【0011】第1工程(図14(A)参照) シリコンウェーハ111の上に、集積回路の一部を形成
するトランジスタ等の能動素子、抵抗、容量等の受動素
子、電極配線等を形成する。その結果、バルク表面の凸
部112が形成される。
【0012】第2工程(図14(B)参照) シリコンウェーハ111の上に形成したバルク表面の凸
部112の上に、CVD等によってBPSG等の層間絶
縁膜113を形成する。層間絶縁膜113の表面には、
バルク表面の凸部112が存在する部分と存在しない部
分の間に凹凸が生じる。
【0013】第3工程(図14(C)参照) BPSG等の層間絶縁膜113の表面を従来から知られ
ている方法によって研磨して平坦化する。
【0014】第4工程(図14(D)参照) 平坦化したBPSG等の層間絶縁膜113の表面に配線
に相当する形状の配線用溝114をフォトエッチングに
よって形成する。
【0015】第5工程(図15(E)参照) 配線に相当する形状の配線用溝114を形成した層間絶
縁膜113の上の全面に導電体膜115を堆積する。こ
の導電体膜115の表面には、配線用溝114の影響で
凹凸を生じる。
【0016】第6工程(図15(F)参照) 導電体膜115の表面を研磨することによって、導電体
膜115の配線用溝114からはみ出した部分を研磨に
よって除去して配線1151 を形成し、全体的に表面を
平坦化する。
【0017】第7工程(図15(G)参照) 平坦化された層間絶縁膜113と配線1151 の上に、
必要に応じて新たな層間絶縁膜116を形成する。この
工程を繰り返すことによって、さらに、多層化すること
ができる。
【0018】上記の従来の2つの平坦化法において、そ
の研磨速度は、使用する研磨剤や研磨布、研磨圧力等に
よって異なるが、いずれにしても、研磨時間によって研
磨量を制御する方法を採用している。すなわち、研磨条
件における研磨速度を予め求めておき、所望の研磨量に
なるように研磨時間によって研磨量を制御する方法を採
用している。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】この方法においては、
前記の研磨条件を厳しく制御することによって、研磨時
間と研磨量の関係を一定にすることを目的としている
が、研磨量を精度よく制御することは極めて困難であ
る。本発明は、1/10μm程度の高い精度で研磨量を
制御する手段を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる研磨方法
においては、表面に凹凸を有する被研磨体を研磨する
際、研磨体と被研磨体との摩擦によって生じる機械的振
動の変化を検知し、該機械的振動の変化に基づいて研磨
工程を制御する工程を採用した。
【0021】また、異なる材質の部分からなる被研磨体
を研磨する際、研磨体と被研磨体との摩擦によって生じ
る機械的振動の変化を検知し、該機械的振動の変化に基
づいて研磨工程を制御する工程を採用した。
【0022】この場合、上記の異なる材質の部分を、シ
リコン酸化物、シリコン窒化物、PSG、BSG、BP
SG、金属から選ばれた材質の組合せによって構成する
ことができ、被研磨体を集積回路装置を形成するウェー
ハとすることができる。
【0023】本発明にかかる研磨装置においては、研磨
体と被研磨体を摺動状態に保持した状態で相対的に移動
する手段と、該研磨体と被研磨体の摩擦によって生じる
機械的振動を検知する手段と、該機械的振動の変化に基
づいて研磨量を制御する手段を有する構成を採用した。
【0024】この場合、被研磨体をその背後から研磨
材、または、ガスを介して研磨布に押圧し、被研磨体の
背面から一定の距離に機械的振動を検知する手段を設け
ることができる。
【0025】またこの場合、合成樹脂製の支持具によっ
て、被研磨体の背面から一定の距離に機械的振動を検知
する手段を支持することができ、被研磨体の背面から一
定の距離に機械的振動を検知する手段を支持する容器の
内側に合成樹脂コーティングすることができ、さらに、
研磨剤を収容する容器の研磨体と接する部分を合成樹脂
によって形成することができる。また、被研磨体を支持
する吸着パッド、または、被研磨体をワックスによって
貼りつける治具を設けることができる。
【0026】また、本発明にかかる被研磨体において
は、所定の厚さまで研磨されたとき、研磨体と被研磨体
との摩擦によって生じる機械的振動に変化を生じさせる
ための異なる材質の部分が埋設されている構成を採用し
た。この場合、異なる材質の部分を、シリコン酸化物、
シリコン窒化物、PSG、BSG、BPSG、金属から
選ばれた材質の組合せによって構成することができる。
【0027】
【作用】本発明の原理を説明する。半導体ウェーハ上の
絶縁膜等の被研磨体を、研磨布等の研磨体によって研磨
する際、被研磨体と研磨体の摩擦によって機械的振動を
生じることは知られているが、本発明の発明者らは、被
研磨体と研磨体の摩擦による機械的振動の関係を詳細に
検討した結果、この機械的振動、特に、その周波数特性
が、研磨条件により顕著に異なることを見出した。
【0028】すなわち、被研磨体の材質が、例えば、S
iN、SiO2 、BPSG、BSG、PSG等の絶縁
体、タングステン、銅等の金属のときの機械的振動が特
性的に定まることを見出した。研磨中には、大きいレベ
ルの機械的振動が生じるが、この機械的振動とは異なる
波長をもつ機械的振動の変化を測定することにより、予
め調査しておいた被研磨体の材質を推定することができ
る。
【0029】図16は、研磨による機械的振動を調査す
るための被研磨体の構成説明図である。この図におい
て、121はシリコン基板、122はSiO2 膜、12
3は配線、124はSiN膜、125はSiO2 膜であ
る。この被研磨体は、シリコン基板121の上に、CV
D法によってSiO2 膜122が形成され、その上にラ
インアンドスペース状の配線123が形成され、その上
の全面にCVD法によってSiN膜124が形成され、
その上にCVD法によってSiO2 膜125が形成され
ている。
【0030】SiO2 の粒子を含む研磨材を用いて図1
6に示された被研磨体を研磨する場合、研磨の開始直後
は、研磨体が被研磨体のSiO2 膜125の表面の微細
な凹凸を研磨するため、被研磨体から発生する機械的振
動の周波数強度分布は不安定であるが、30秒程度後に
はその凹凸が研磨されて安定する。そして、2分30秒
程度後には、その前に安定して発生していた周波数強度
分布とは異なる周波数の強度が顕著に増大する。このと
き、研磨を停止して被研磨体の表面の膜厚を測定する
と、SiN膜124の上面が僅かに露出して研磨されて
いた。
【0031】研磨中に生じる機械的振動の周波数強度分
布の変化は、SiO2 膜125だけの研磨からSiN膜
124の研磨に変わるときに発生することが確認され
た。すなわち、SiO2 膜125を研磨している時に発
する機械的振動と、SiN膜124を研磨している時に
発生する機械的振動とが異なる。したがって、この機械
的振動の周波数強度分布の変化を利用して、研磨当初の
材質の材料の研磨から、これと異なる材質の材料の研磨
に変わった時点を検出することができる。
【0032】シリコン酸化物、シリコン窒化物、PS
G、BSG、BPSG、種々の金属等の被研磨体を研磨
した場合の測定結果によると、この機械的振動の周波数
強度分布には、研磨体の材質に固有な振動数を含んでい
ることが観察された。この知見を用いると、被研磨体の
材質を推定することができる。この研磨方法は、集積回
路装置の、多層配線層の表面を平坦化するための研磨に
適用することができる。
【0033】また、前記のように、試料の研磨の開始し
た直後は、研磨体が試料の表面の微細な凹凸を研磨する
ため、試料から発生する機械的振動の周波数強度分布は
不安定であるが、その凹凸が研磨されて平坦化した後は
機械的振動が安定する性質を利用して、試料の表面の凹
凸が研磨されて平坦化されたことを検知し、研磨工程を
制御することができる。
【0034】この研磨方法は、研磨体と被研磨体を摺動
状態に保持した状態で相対的に移動する手段と、この研
磨体と被研磨体の摩擦によって生じる機械的振動を検知
する手段と、この機械的振動の変化に基づいて研磨工程
を制御する手段を具える研磨装置によって実施すること
ができる。また、この研磨方法は、シリコン酸化物、シ
リコン窒化物、PSG、BSG、BPSG、金属等の、
所定の厚さまで研磨されたとき、研磨体と被研磨体との
摩擦によって生じる機械的振動に変化を生じさせるため
の異なる材質の部分が埋設されている被研磨体を用いる
ことによって実施することができる。
【0035】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。 (第1実施例)図1は、第1実施例の研磨装置の構成説
明図である。この図において、1は回転軸、2は研磨
体、3は研磨布、4はウェーハ、5は吸着パッド、6は
ガイド、7はセラミックプレート、8は圧電素子、9は
ゴム部材、10は保持具、11は重錘、12は周波数分
析装置である。この研磨装置を、先に図16に示した被
研磨体を用いて集積回路装置を製造する工程における研
磨工程を想定して説明する。
【0036】この実施例の研磨装置は、回転軸1に支持
された研磨体2の表面上に貼り付けられ研磨剤を含む研
磨布3の上に、吸着パッド5とガイド6によって被研磨
体であるウェーハ4を吸着して支持したセラミックプレ
ート7を載置し、そして、このセラミックプレート7上
に、セラミックプレート7が発生する機械的振動を検知
する手段である圧電素子8を接触し、この圧電素子8の
周囲を外来機械的振動を遮断するゴム部材9で覆い、そ
の上に、中心に開口を有する突起を具えた保持具10を
置き、その上に中心に開口を有する重錘11を置いてウ
ェーハ4と研磨布3の間の圧力を調節し、圧電素子8に
よって変換された電気信号を信号線を通して周波数分析
装置12に伝送するようになっている。
【0037】(第2実施例)図2は、第2実施例の研磨
装置の構成説明図である。この図において21は研磨
体、22は研磨布、23はウェーハ、24は容器、25
は圧電素子、26は圧電素子支持具、27は研磨剤、2
8はガス、29は伝送ケーブル、30は周波数分析器で
ある。
【0038】この実施例の研磨装置においては、研磨布
22を貼り付けた研磨体21の上に被研磨体であるウェ
ーハ23を載置し、このウェーハ23を容器24で覆
い、この容器24内に、ウェーハ23から一定の距離だ
け離して多孔質の合成樹脂からなる圧電素子支持具26
によって圧電素子25を支持し、容器24内に充填され
た研磨剤27の上面を加圧されたガス28によって押し
て、ウェーハ23と研磨布22の間の圧力を調整し、こ
の研磨剤27を圧電素子支持具26を通して研磨面に供
給するようにし、圧電素子25によって変換された電気
信号を伝送ケーブル29によって周波数分析器30に導
き周波数分布を分析する。
【0039】(第3実施例)図3は、第3実施例の研磨
装置の構成説明図である。この図において31は研磨
体、32は研磨布、33はウェーハ、34は容器、34
1 は合成樹脂被覆、35は圧電素子、36は圧電素子支
持具、37は研磨剤、38はガス、39は伝送ケーブ
ル、40は周波数分析器である。
【0040】この実施例の研磨装置においては、研磨布
32を貼り付けた研磨体31の上に被研磨体であるウェ
ーハ33を載置し、このウェーハ33を、内壁にテフロ
ン、塩化ビニル等の合成樹脂被覆341 を有する容器3
4で覆い、この容器34内に、ウェーハ33から一定の
距離だけ離して多孔質の合成樹脂からなる圧電素子支持
具36によって圧電素子35を支持し、容器34内に充
填された研磨剤37の上面を加圧されたガス38によっ
て押して、ウェーハ33と研磨布32の間の圧力を調整
し、この研磨剤37を圧電素子支持具36を通して研磨
面に供給するようにし、圧電素子35によって変換され
た電気信号を伝送ケーブル39によって周波数分析器4
0に導き周波数分布を分析する。この、容器34の内壁
に形成された合成樹脂被覆341 は、外からの機械的振
動を遮断する効果を有している。
【0041】(第4実施例)図4は、第4実施例の研磨
装置の構成説明図である。この図において41は研磨
体、42は研磨布、43はウェーハ、44は容器、44
1 は合成樹脂被覆、45は圧電素子、46は圧電素子支
持具、47は研磨剤、48はガス、49は伝送ケーブ
ル、50は周波数分析器である。
【0042】この実施例の研磨装置においては、研磨布
42を貼り付けた研磨体41の上に被研磨体であるウェ
ーハ43を載置し、このウェーハ43を、研磨布42と
接触する端部にテフロン、塩化ビニル等の合成樹脂被覆
441 を有する容器44で覆い、この容器44内に、ウ
ェーハ43から一定の距離だけ離して多孔質の合成樹脂
からなる圧電素子支持具46によって圧電素子45を支
持し、容器44内に充填された研磨剤47の上面を加圧
されたガス48によって押して、ウェーハ43と研磨布
42の間の圧力を調整し、この研磨剤47を圧電素子支
持具46を通して研磨面に供給するようにし、圧電素子
45によって変換された電気信号を伝送ケーブル49に
よって周波数分析器50に導き周波数分布を分析する。
この、容器44の研磨布42と接触する端部に形成され
た合成樹脂被覆441は、容器44の研磨布42と接触
する端部と研磨布42との摩擦によって高レベルの機械
的振動が発生するのを防止する効果を有している。
【0043】(第5実施例)図5は、第5実施例の研磨
装置の構成説明図である。この図において51は研磨
体、52は研磨布、53はウェーハ、54は容器、54
2 はプレート、55は圧電素子、56は圧電素子支持
具、57は研磨剤、58はガス、59は伝送ケーブル、
60は周波数分析器である。
【0044】この実施例の研磨装置においては、研磨布
52を貼り付けた研磨体51の上に被研磨体であるウェ
ーハ53を載置し、このウェーハ53を、プレート54
2 によって押さえ、このウェーハ53とプレート542
を容器54で覆い、この容器54内に、ウェーハ53か
ら一定の距離だけ離して多孔質の合成樹脂からなる圧電
素子支持具56によって圧電素子55を支持し、容器5
4内に充填された研磨剤57の上面を加圧されたガス5
8によって押して、ウェーハ53と研磨布52の間の圧
力を調整し、この研磨剤57を圧電素子支持具56を通
して研磨面に供給するようにし、圧電素子55によって
変換された電気信号を伝送ケーブル59によって周波数
分析器60に導き周波数分布を分析する。この、プレー
ト542 は、ウェーハ53を平坦性を維持したまま、研
磨布52に押圧する効果を有している。
【0045】(第6実施例)図6は、第6実施例の研磨
装置の構成説明図である。この図において61は研磨
体、62は研磨布、63はウェーハ、64は容器、64
1 は合成樹脂被覆、65は圧電素子、66は圧電素子支
持具、67は研磨剤、68はガス、69は伝送ケーブ
ル、70は周波数分析器である。
【0046】この実施例の研磨装置においては、研磨布
62を貼り付けた研磨体61の上に被研磨体であるウェ
ーハ63を載置し、このウェーハ63を、内壁と研磨布
62と接触する端部にテフロン、塩化ビニル等の合成樹
脂被覆641 を有する容器64で覆い、この容器64内
に、ウェーハ63から一定の距離だけ離して多孔質の合
成樹脂からなる圧電素子支持具66によって圧電素子6
5を支持し、容器64内に充填された研磨剤67の上面
を加圧されたガス68によって押して、ウェーハ63と
研磨布62の間の圧力を調整し、この研磨剤67を圧電
素子支持具66を通して研磨面に供給するようにし、圧
電素子65によって変換された電気信号を伝送ケーブル
69によって周波数分析器70に導き周波数分布を分析
する。この、容器64の内壁と研磨布62と接触する端
部に形成されたテフロン、塩化ビニル等の合成樹脂被覆
641 は、外からの機械的振動を遮断する効果と、容器
64の研磨布62と接触する端部と研磨布62との摩擦
によって高レベルの機械的振動が発生するのを防止する
効果を有している。
【0047】(第7実施例)図7は、第7実施例の研磨
装置の構成説明図である。この図において71は研磨
体、72は研磨布、73はウェーハ、74は容器、74
1 は合成樹脂被覆、742 はプレート、75は圧電素
子、78はガス、79は伝送ケーブル、80は周波数分
析器である。
【0048】この実施例の研磨装置においては、研磨布
72を貼り付けた研磨体71の上に被研磨体であるウェ
ーハ73を載置し、このウェーハ73をプレート742
によって押圧し、このウェーハ73とプレート74
2 を、内壁と研磨布72と接触する端部にテフロン、塩
化ビニル等の合成樹脂被覆741 を有する容器74で覆
い、このプレート742 の上面に圧電素子75を固定
し、このプレート742 を容器74内に供給されるガス
78によって押して、ウェーハ73と研磨布72の間の
圧力を調整し、研磨剤を容器74の外周から研磨面に供
給するようにし、圧電素子75によって変換された電気
信号を伝送ケーブル79によって周波数分析器80に導
き周波数分布を分析する。
【0049】この、容器74の内壁と研磨布72と接触
する端部に形成されたテフロン、塩化ビニル等の合成樹
脂被覆741 は、外からの機械的振動を遮断する効果
と、容器64の研磨布62と接触する端部と研磨布62
との摩擦によって高レベルの機械的振動が発生するのを
防止する効果を有し、また、プレート742 を容器74
内に供給されるガス78によって押して、ウェーハ73
と研磨布72の間の圧力を空気圧調整装置を用いて微細
に調整することができる。
【0050】(第8実施例)図8は、第8実施例の被研
磨体の構成説明図である。この図において81は基板、
82は絶縁膜、83は配線、84は層間絶縁膜である。
本発明の研磨方法が適用できるこの実施例の被研磨体
は、基板81の上に絶縁膜82が形成され、その上に配
線83が形成され、その上に、シリコン酸化物、シリコ
ン窒化物、PSG、BSG、BPSG等からなり表面に
凹凸を有する層間絶縁膜84が形成されている。この実
施例の被研磨体を本発明の研磨方法によって、研磨工程
によって生じる機械的振動をモニターしながら研磨する
と、表面の凹凸が研磨されている時の機械的振動と、表
面の凹凸が研磨されて平坦化されたときの機械的振動の
差から、平坦化された時点を検出することができる。
【0051】(第9実施例)図9は、第9実施例の被研
磨体の構成説明図であり、(A)と(B)は各態様を示
している。この図において、91は基板、921 は第1
の絶縁膜、931 は第1の配線、941 は第2の絶縁
膜、951 は第3の絶縁膜、961 は第4の絶縁膜、9
2は第5の絶縁膜、932 は第2の配線、942 は第
6の絶縁膜、952 は第7の絶縁膜、962 は第8の絶
縁膜、97は第9の絶縁膜である。
【0052】第1の態様 本発明の研磨方法が適用できるこの実施例の第1の態様
の被研磨体は、図9(A)示されているように、基板9
1の上に第1の絶縁膜921 が形成され、その上に第1
の配線931 が形成され、その上の全面に第2の絶縁膜
941 が形成され、その上に、第3の絶縁膜951 が形
成され、その上の全面に第4の絶縁膜961 が形成さ
れ、この第4の絶縁膜961 の表面が本発明の研磨方法
によって平坦化された後、第5の絶縁膜922 が形成さ
れ、その上に第2の配線932 が形成され、その上の全
面に第6の絶縁膜942 が形成され、その上に、第7の
絶縁膜952 が形成され、その上の全面に第8の絶縁膜
962 が形成され、この第8の絶縁膜962 の表面が本
発明の研磨方法によって平坦化された後、第9の絶縁膜
97が形成される。
【0053】なお、この態様において、第1の配線93
1 と第2の配線932 の上に形成された第2の絶縁膜9
1 と第6の絶縁膜942 は、第1の配線931 と第2
の配線932 と、第3の絶縁膜951 と第7の絶縁膜9
2 の間に反応が生じて特性が劣化するのを防ぐため、
あるいは、第3の絶縁膜951 と第7の絶縁膜952
成長速度が小さい材料である場合に、全体としての成長
速度を稼ぐために挿入されている。
【0054】この構成において、第4の絶縁膜961
第8の絶縁膜962 (以下「第4の絶縁膜961 等」と
いう)と、第3の絶縁膜951 、第7の絶縁膜95
2 (以下「第3の絶縁膜951 等」という)の材料の組
合せを次のようにして、機械的振動の差を大きくするこ
とができる。 (1)第4の絶縁膜961 等がドーパントのないシリコ
ン酸化膜で、第3の絶縁膜951 等がSiN膜または、
第4の絶縁膜961 等がSiN膜で、第3の絶縁膜95
1 等がドーパントのないシリコン酸化膜 (2)第4の絶縁膜961 等がドーパントのないシリコ
ン酸化膜で、第3の絶縁膜951 等がBSG膜または、
第4の絶縁膜961 等がBSG膜で、第3の絶縁膜95
1 等がドーパントのないシリコン酸化膜 (3)第4の絶縁膜961 等がドーパントのないシリコ
ン酸化膜で、第3の絶縁膜951 等がPSG膜または、
第4の絶縁膜961 等がPSG膜で、第3の絶縁膜95
1 等がドーパントのないシリコン酸化膜 (4)第4の絶縁膜961 等がドーパントのないシリコ
ン酸化膜で、第3の絶縁膜951 等がBPSG膜また
は、第4の絶縁膜961 等がBPSG膜で、第3の絶縁
膜951 等がドーパントのないシリコン酸化膜
【0055】第2の態様 なお、この態様の説明における符号等は、第1の態様と
整合させたため欠番を生じている。本発明の研磨方法が
適用できるこの実施例の第2の態様の被研磨体は、図9
(B)示されているように、基板91の上に第1の絶縁
膜921 が形成され、その上に第1の配線931 が形成
され、その上の全面に第3の絶縁膜951 が形成され、
その上の全面に第4の絶縁膜961 が形成され、この第
4の絶縁膜961 の表面が本発明の研磨方法によって平
坦化された後、その上に第2の配線932 が形成され、
その上に第7の絶縁膜952 が形成され、その上の全面
に第8の絶縁膜962 が形成され、この第8の絶縁膜9
2 の表面が本発明の研磨方法によって平坦化される。
【0056】この構成において、第4の絶縁膜961
第8の絶縁膜962 (以下「第4の絶縁膜961 等」と
いう)と、第3の絶縁膜951 、第7の絶縁膜95
2 (以下「第3の絶縁膜951 等」という)の材料の組
合せを次のようにして、機械的振動の差を大きくするこ
とができる。 (1)第4の絶縁膜961 等がドーパントのないシリコ
ン酸化膜で、第3の絶縁膜951 等がSiN膜または、
第4の絶縁膜961 等がSiN膜で、第3の絶縁膜95
1 等がドーパントのないシリコン酸化膜 (2)第4の絶縁膜961 等がドーパントのないシリコ
ン酸化膜で、第3の絶縁膜951 等がBSG膜または、
第4の絶縁膜961 等がBSG膜で、第3の絶縁膜95
1 等がドーパントのないシリコン酸化膜 (3)第4の絶縁膜961 等がドーパントのないシリコ
ン酸化膜で、第3の絶縁膜951 等がPSG膜または、
第4の絶縁膜961 等がPSG膜で、第3の絶縁膜95
1 等がドーパントのないシリコン酸化膜 (4)第4の絶縁膜961 等がドーパントのないシリコ
ン酸化膜で、第3の絶縁膜951 等がBPSG膜また
は、第4の絶縁膜961 等がBPSG膜で、第3の絶縁
膜951 等がドーパントのないシリコン酸化膜
【0057】(第10実施例)図10は、第10実施例
の被研磨体の構成説明図である。この図において用いた
符号は第9実施例と同様に、91は基板、921 は第1
の絶縁膜、931 は第1の配線、961 は第4の絶縁
膜、922 は第5の絶縁膜、932 は第2の配線、96
2 は第8の絶縁膜、97は第9の絶縁膜、981 は第1
の金属柱、982 は第2の金属柱である。なお、この態
様の説明における符号等は、第1の態様と整合させたた
め欠番を生じている。
【0058】本発明の研磨方法が適用できるこの実施例
の被研磨体は、図10に示されているように、基板91
の上に第1の絶縁膜921 が形成され、その上に第1の
配線931 と第1の金属柱981 が形成され、その上の
全面に第4の絶縁膜961 が形成され、この第4の絶縁
膜961 の表面が、第1の金属柱981 の上端の機械的
振動を検出することによって平坦化された後、第5の絶
縁膜922 が形成され、その上に第2の配線932 と第
2の金属柱982 が形成され、その上の全面に第8の絶
縁膜962 が形成され、この第8の絶縁膜962 の表面
が第2の金属柱982 の上端の機械的振動を検出するこ
とによって平坦化された後、第9の絶縁膜97が形成さ
れる。
【0059】この実施例において、第4の絶縁膜961
と第8の絶縁膜962 としては、ドーパントのないシリ
コン酸化膜、SiN膜、BSG膜、PSG膜、BPSG
膜が用いられ、第1の金属柱981 と第2の金属柱98
2 としては、タングステン等の硬質金属、あるいは、銅
等の軟質金属が用いられる。第1の金属柱981 と第2
の金属柱982 が硬質金属であっても、軟質金属であっ
ても、前記の無機絶縁膜とは発生する機械的振動の周波
数特性は異なっているため、研磨量の制御が有効に行わ
れる。
【0060】
【発明の効果】図11は、本発明の研磨方法による平坦
性説明図であり、(A)は本発明による場合、(B)は
従来技術による場合を示している。従来技術による場合
は、被研磨体を4回、3分ずつ研磨して平均研磨速度を
求め、この平均研磨速度に基づいて、表面上に凹凸を有
する基板の上にSiN膜とSiO2 膜を形成した被研磨
体を2分10秒間研磨し、研磨した後に、凸部の上のS
iN膜の厚さ、あるいは、SiN膜の上に存在するSi
2 膜の厚さを測定した。
【0061】そして、SiN膜の厚さが研磨前と同じで
ある場合を0μm、SiN膜の厚さが薄くなっている場
合を「−」、SiN膜の上にSiO2 が残っている場合
は「+」として評価した。評価したウェーハは50枚
で、中心付近の断面をSEMで観察して各膜の厚さを数
量化した。この従来の研磨方法によった場合は、図8
(B)に示されているように、測定結果は、−0.3μ
mから+0.3μmの間にばらついている。
【0062】これに反して、被研磨体を研磨する工程に
おいて、機械的振動の周波数特性をモニターしながら研
磨量を制御する本発明による場合は、測定結果が−0.
1μmから0μmの間に100%入っている。したがっ
て、本発明は、集積回路装置等の表面を平坦化する研磨
技術分野において、研磨量の制御性の向上と、研磨の自
動化に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の研磨装置の構成説明図である。
【図2】第2実施例の研磨装置の構成説明図である。
【図3】第3実施例の研磨装置の構成説明図である。
【図4】第4実施例の研磨装置の構成説明図である。
【図5】第5実施例の研磨装置の構成説明図である。
【図6】第6実施例の研磨装置の構成説明図である。
【図7】第7実施例の研磨装置の構成説明図である。
【図8】第8実施例の被研磨体の構成説明図である。
【図9】第9実施例の被研磨体の構成説明図であり、
(A)と(B)は各態様を示している。
【図10】第10実施例の被研磨体の構成説明図であ
る。
【図11】本発明の研磨方法による平坦性説明図であ
り、(A)は本発明による場合、(B)は従来技術によ
る場合を示している。
【図12】従来の研磨による平坦化法の工程説明図
(1)であり、(A)〜(D)は各工程を示している。
【図13】従来の研磨による平坦化法の工程説明図
(2)であり、(E)〜(G)は各工程を示している。
【図14】従来の研磨による平坦化法の工程説明図
(3)であり、(A)〜(D)は各工程を示している。
【図15】従来の研磨による平坦化法の工程説明図
(4)であり、(E)〜(G)は各工程を示している。
【図16】研磨による機械的振動を調査するための被研
磨体の構成説明図である。
【符号の説明】
1 回転軸 2,21,31,41,51,61,71 研磨体 3,22,32,42,52,62,72 研磨布 4,23,33,43,53,63,73 ウェーハ 5 吸着パッド 6 ガイド 7 セラミックプレート 8,25,35,45,55,65,75 圧電素子 9 ゴム部材 10 保持具 11 重錘 12 周波数分析装置 24,34,44,54,64,74 容器 26,36,46,56,66 圧電素子支持具 27,37,47,57,67 研磨剤 28,38,48,58,68,78 ガス 29,39,49,59,69,79 伝送ケーブル 30,40,50,60,70,80 周波数分析器 341 ,441 ,641 ,741 合成樹脂被覆 542 ,742 プレート 81、91 基板 82 絶縁膜 83 配線 84 層間絶縁膜 921 第1の絶縁膜 931 第1の配線 941 第2の絶縁膜 951 第3の絶縁膜 961 第4の絶縁膜 922 第5の絶縁膜 932 第2の配線 942 第6の絶縁膜 952 第7の絶縁膜 962 第8の絶縁膜 97 第9の絶縁膜 981 第1の金属柱 982 第2の金属柱
フロントページの続き (72)発明者 大石 明良 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 有本 由弘 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 今井 雅彦 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−54174(JP,A) 特開 平6−320416(JP,A) 特開 平5−90263(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/304 622 B24B 37/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に電極や配線などの存在に起因する凹
    凸をもつ集積回路装置が形成されたウエハである被研磨
    体を研磨する際、 研磨体と被研磨体との摩擦で生じる機械的振動の変化を
    モニタして該表面の凹凸が研磨されているときの機械的
    振動と該表面の凹凸が研磨されて平坦化されたときの機
    械的振動との差に基づいて研磨工程を制御することを特
    徴とする研磨方法。
  2. 【請求項2】研磨体と被研磨体を摺動状態に保持した状
    態で相対的に移動する手段と、 該被研磨体をその背後から研磨剤を介して研磨布に押圧
    する手段と、 該被研磨体の背面から一定の距離に設けられて機械的振
    動を検知する手段と該機械的振動の変化に基づいて研磨工程を制御する手段
    とを備えてなることを特徴とする研磨装置。
  3. 【請求項3】研磨体と被研磨体を摺動状態に保持した状
    態で相対的に移動する手段と、 該被研磨体をその背後からガスを介して研磨布に押圧す
    る手段と、 該被研磨体の背面から一定の距離に設けられて機械的振
    動を検知する手段と該機械的振動の変化に基づいて研磨工程を制御する手段
    とを備えてなることを特徴とする研磨装置。
  4. 【請求項4】該被研磨体の背面から一定の距離に設けら
    れて機械的振動を検知する手段が成樹脂製の支持具で
    支持されてなることを特徴とする請求項2或いは請求項
    3記載の研磨装置。
  5. 【請求項5】該被研磨体の背面から一定の距離に設けら
    れて機械的振動を検知する手段を持する容器の内側に
    合成樹脂コーティングが施されてなることを特徴とする
    請求項2乃至請求項4の何れか1記載の研磨装置。
  6. 【請求項6】該被研磨体を支持する吸着パッド、或い
    は、該被研磨体をワックスで貼付する治具を備えてなる
    ことを特徴とする請求項2乃至請求項5の何れか1記載
    研磨装置。
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