JP3188901B2 - 木材を乾燥する際の木材及び桟取扱方法及び装置 - Google Patents
木材を乾燥する際の木材及び桟取扱方法及び装置Info
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- JP3188901B2 JP3188901B2 JP00370997A JP370997A JP3188901B2 JP 3188901 B2 JP3188901 B2 JP 3188901B2 JP 00370997 A JP00370997 A JP 00370997A JP 370997 A JP370997 A JP 370997A JP 3188901 B2 JP3188901 B2 JP 3188901B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木材を乾燥する際
の木材及び桟取扱方法及び装置、特に製材された板材な
どを乾燥室で乾燥する際の桟積み及び乾燥後の桟ばらし
を自動的に行う方法及び装置に関する。
の木材及び桟取扱方法及び装置、特に製材された板材な
どを乾燥室で乾燥する際の桟積み及び乾燥後の桟ばらし
を自動的に行う方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】板材その他の木材を乾燥炉などで乾燥す
る際には、乾燥すべき木材の間に適宜の桟を挟んで積み
上げる作業、所謂桟積みが行われる。これは、乾燥に用
いる桟積台上に木材を積み上げるのに際して、積み上げ
られた木材の間に熱風が通り易くなるように、かつ、乾
燥に伴って発生した水蒸気が速やかに発散するようにす
るため行うものである。
る際には、乾燥すべき木材の間に適宜の桟を挟んで積み
上げる作業、所謂桟積みが行われる。これは、乾燥に用
いる桟積台上に木材を積み上げるのに際して、積み上げ
られた木材の間に熱風が通り易くなるように、かつ、乾
燥に伴って発生した水蒸気が速やかに発散するようにす
るため行うものである。
【0003】このため、乾燥すべき木材を互いに適宜の
間隔を介して桟積台上に敷き並べ、その上に適宜の寸法
の木製の桟を適宜のピッチで木材の長手方向に直角に配
置、整列させて置き、更にその上に積み上げるべき木材
を下段の木材と同様に並べ、以下同様にして木材と桟と
を交互に井桁状に配置しつゝ積み上げるものである。
又、乾燥が終了すると、桟積みされた木材を後続の工程
に送ると共に、桟を回収する、所謂、桟ばらしが行われ
るが、従来これらの桟積み及び桟ばらしは、全く自動化
されておらず、総て人手によって行われていた。
間隔を介して桟積台上に敷き並べ、その上に適宜の寸法
の木製の桟を適宜のピッチで木材の長手方向に直角に配
置、整列させて置き、更にその上に積み上げるべき木材
を下段の木材と同様に並べ、以下同様にして木材と桟と
を交互に井桁状に配置しつゝ積み上げるものである。
又、乾燥が終了すると、桟積みされた木材を後続の工程
に送ると共に、桟を回収する、所謂、桟ばらしが行われ
るが、従来これらの桟積み及び桟ばらしは、全く自動化
されておらず、総て人手によって行われていた。
【0004】桟は、作業員により回収された後、作業所
の上部に設けたホッパー等に収容、貯蔵され、必要に応
じて作業員の手元に供給されるが、桟は細長く安価な杉
材などであるが、取扱い、特にホッパーでの貯蔵や供給
のための払い出しが困難であるばかりでなく、損耗が激
しい上、作業にも危険が伴い、人手が掛かり労務費が嵩
むという問題があった。又、桟積みに際しては、各段の
桟をそれぞれ一定の鉛直面上に揃えておくことが望まし
いが、これは手作業では正確が期し難い。木材が通常は
不定形であるため、これらの作業は自動化が遅れていた
が、最近では人手を揃えることが困難となりつゝあり、
又、特に大量の板材を扱う集成材の製造工場などを中心
として、自動化の要求が高まっている。
の上部に設けたホッパー等に収容、貯蔵され、必要に応
じて作業員の手元に供給されるが、桟は細長く安価な杉
材などであるが、取扱い、特にホッパーでの貯蔵や供給
のための払い出しが困難であるばかりでなく、損耗が激
しい上、作業にも危険が伴い、人手が掛かり労務費が嵩
むという問題があった。又、桟積みに際しては、各段の
桟をそれぞれ一定の鉛直面上に揃えておくことが望まし
いが、これは手作業では正確が期し難い。木材が通常は
不定形であるため、これらの作業は自動化が遅れていた
が、最近では人手を揃えることが困難となりつゝあり、
又、特に大量の板材を扱う集成材の製造工場などを中心
として、自動化の要求が高まっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題を
解決するためになされたものであり、その目的とすると
ころは、この桟積み及び桟ばらしを完全かつ正確に、か
つ、自動的に低コストで遂行できる木材及び桟取扱い方
法及び装置を提供することにある。
解決するためになされたものであり、その目的とすると
ころは、この桟積み及び桟ばらしを完全かつ正確に、か
つ、自動的に低コストで遂行できる木材及び桟取扱い方
法及び装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、桟積台上
に積み上げるべき木材を、桟積台とは別異の位置に一段
分宛、桟積台上に積み上げるのと同一の相対関係位置に
自動的に配置する工程と、桟積台上に積み上げるべき桟
を、桟積台とは別異の位置に一段分宛、桟積台上に積み
上げるのと同一の相対関係位置に配置する工程と、所定
の位置に配置された上記一段分の木材をそれらの相対関
係位置を崩すことなく一度にまとめて桟積台上に移送す
る操作と、所定の位置に配置された上記一段分の桟をそ
れらの相対関係位置を崩すことなく一度にまとめて桟積
台上に移送する操作とを、交互に行う工程と、 を多数回
繰り返し遂行することにより達成される。
に積み上げるべき木材を、桟積台とは別異の位置に一段
分宛、桟積台上に積み上げるのと同一の相対関係位置に
自動的に配置する工程と、桟積台上に積み上げるべき桟
を、桟積台とは別異の位置に一段分宛、桟積台上に積み
上げるのと同一の相対関係位置に配置する工程と、所定
の位置に配置された上記一段分の木材をそれらの相対関
係位置を崩すことなく一度にまとめて桟積台上に移送す
る操作と、所定の位置に配置された上記一段分の桟をそ
れらの相対関係位置を崩すことなく一度にまとめて桟積
台上に移送する操作とを、交互に行う工程と、 を多数回
繰り返し遂行することにより達成される。
【0007】望ましい実施例に於いては、一方に於いて
は、桟積みする木材を、桟積みするときと同様の相対関
係位置に保って所定の木材準備台の上に配置し、その相
対位置関係を崩すことなく、そのまゝ桟積台上に積まれ
た桟の上に移送し、積み重ねるよう構成すると共に、他
の一方に於いては、桟積みに用いる桟を予め整頓して収
容し、順次自動的に供給口から取り出し得るようにした
桟マガジンを所定数準備しておき、かつ、それらの桟マ
ガジンから供給される桟が、桟積みに際して木材上に桟
を配置するのと同一の相対位置を保って供給されるよう
にそれらの桟マガジンを配置し、それらの桟マガジンか
ら供給される桟をその相対位置を一定に保ったまゝ、桟
積台上に積まれた木材の上に移送し、積み重ねるよう構
成することにより達成される。而して、この桟及び木材
の移送には吸着移送装置を用いることが推奨される。
は、桟積みする木材を、桟積みするときと同様の相対関
係位置に保って所定の木材準備台の上に配置し、その相
対位置関係を崩すことなく、そのまゝ桟積台上に積まれ
た桟の上に移送し、積み重ねるよう構成すると共に、他
の一方に於いては、桟積みに用いる桟を予め整頓して収
容し、順次自動的に供給口から取り出し得るようにした
桟マガジンを所定数準備しておき、かつ、それらの桟マ
ガジンから供給される桟が、桟積みに際して木材上に桟
を配置するのと同一の相対位置を保って供給されるよう
にそれらの桟マガジンを配置し、それらの桟マガジンか
ら供給される桟をその相対位置を一定に保ったまゝ、桟
積台上に積まれた木材の上に移送し、積み重ねるよう構
成することにより達成される。而して、この桟及び木材
の移送には吸着移送装置を用いることが推奨される。
【0008】桟ばらしを行う際は、桟積台上に配置され
ている桟と同一の相対位置に空の桟マガジンを配置し、
桟積台上に配置されている桟をそれらの相対関係位置を
保持したまゝ空の桟マガジンに移送し、それぞれ対応し
た桟マガジン内に収容せしめると共に、木材は次段の工
程の作業場所に搬送するため所定のコンベア上に移送す
るものである。
ている桟と同一の相対位置に空の桟マガジンを配置し、
桟積台上に配置されている桟をそれらの相対関係位置を
保持したまゝ空の桟マガジンに移送し、それぞれ対応し
た桟マガジン内に収容せしめると共に、木材は次段の工
程の作業場所に搬送するため所定のコンベア上に移送す
るものである。
【0009】更に、本発明の他の目的は、空の桟積台を
受け入れる装置と、桟積台上に積み上げるべき木材を、
桟積台とは別異の位置に一段分宛、桟積台上に積み上げ
るのと同一の相対関係位置に自動的に配置する装置と、
桟積台上に積み上げるべき桟を、桟積台とは別異の位置
に一段分宛、桟積台上に積み上げるのと同一の相対関係
位置に配置する装置と、所定の位置に配置された上記一
段分の木材をそれらの相対関係位置を崩すことなく一度
にまとめて桟積台上に移送する操作と、所定の位置に配
置された上記一段分の桟をそれらの相対関係位置を崩す
ことなく一度にまとめて桟積台上に移送する操作とを、
交互に行う装置と、から成る桟積装置を具備する、木材
を乾燥する際の木材及び桟取扱装置によって達成され
る。
受け入れる装置と、桟積台上に積み上げるべき木材を、
桟積台とは別異の位置に一段分宛、桟積台上に積み上げ
るのと同一の相対関係位置に自動的に配置する装置と、
桟積台上に積み上げるべき桟を、桟積台とは別異の位置
に一段分宛、桟積台上に積み上げるのと同一の相対関係
位置に配置する装置と、所定の位置に配置された上記一
段分の木材をそれらの相対関係位置を崩すことなく一度
にまとめて桟積台上に移送する操作と、所定の位置に配
置された上記一段分の桟をそれらの相対関係位置を崩す
ことなく一度にまとめて桟積台上に移送する操作とを、
交互に行う装置と、から成る桟積装置を具備する、木材
を乾燥する際の木材及び桟取扱装置によって達成され
る。
【0010】而して、望ましい実施例に於いては、本発
明に係る桟積装置は、桟積ステーションと、木材供給ス
テーションと、桟供給ステーションと、桟積用搬送装置
とにより構成される。この望ましい実施例に於いて、桟
積ステーションは、空の桟積台を受け入れ、昇降自在に
保持する。桟積作業の開始時には、桟積台はその上面が
高さHの位置に保持されるが、桟積作業の進行に伴って
桟積台を順次下降せしめられ、常時現に最高段に積み上
げられた木材又は桟の高さが上記の高さHと等しくなる
よう制御される。
明に係る桟積装置は、桟積ステーションと、木材供給ス
テーションと、桟供給ステーションと、桟積用搬送装置
とにより構成される。この望ましい実施例に於いて、桟
積ステーションは、空の桟積台を受け入れ、昇降自在に
保持する。桟積作業の開始時には、桟積台はその上面が
高さHの位置に保持されるが、桟積作業の進行に伴って
桟積台を順次下降せしめられ、常時現に最高段に積み上
げられた木材又は桟の高さが上記の高さHと等しくなる
よう制御される。
【0011】木材供給ステーションは、木材準備台を具
備した木材準備装置と、木材配置装置とから成り、木材
配置装置は、供給された木材を木材準備台の上面に、一
段に桟積みするのと同一の相対関係位置を与えて整列さ
せる。木材準備台上に置かれる木材の高さは、上記Hと
略一致させておくことが推奨される。
備した木材準備装置と、木材配置装置とから成り、木材
配置装置は、供給された木材を木材準備台の上面に、一
段に桟積みするのと同一の相対関係位置を与えて整列さ
せる。木材準備台上に置かれる木材の高さは、上記Hと
略一致させておくことが推奨される。
【0012】桟供給ステーションは、所定数の桟マガジ
ンを受け入れ、それらの桟供給口の相対関係位置を、桟
積台の上に一段に配置すべき桟の相対関係位置と等しく
保って、それらの桟供給口から桟を供給する。供給口か
ら供給される桟の高さは上記Hと略等しくしておくこと
が望ましい。桟積用搬送装置は、木材供給ステーション
及び桟供給ステーションから、それぞれ木材と桟とを交
互にピックアップして桟積台上に搬送し、これにより桟
積みが行われる。
ンを受け入れ、それらの桟供給口の相対関係位置を、桟
積台の上に一段に配置すべき桟の相対関係位置と等しく
保って、それらの桟供給口から桟を供給する。供給口か
ら供給される桟の高さは上記Hと略等しくしておくこと
が望ましい。桟積用搬送装置は、木材供給ステーション
及び桟供給ステーションから、それぞれ木材と桟とを交
互にピックアップして桟積台上に搬送し、これにより桟
積みが行われる。
【0013】又、桟ばらし装置は、桟ばらしステーショ
ンと、木材受入ステーションと、桟回収ステーション
と、それらのステーション間に木材及び桟を移送する桟
ばらし用の吸着搬送装置とから成る。桟ばらしステーシ
ョンは、乾燥済みの木材を積載した桟積台を昇降自在に
保持する。桟ばらし作業の開始時には、桟積台は低い位
置に保持され、桟ばらし作業の進行に伴って桟積台を順
次上昇せしめ、現に最高段に積まれた部材の高さが常に
一定になるように制御することが望ましい。
ンと、木材受入ステーションと、桟回収ステーション
と、それらのステーション間に木材及び桟を移送する桟
ばらし用の吸着搬送装置とから成る。桟ばらしステーシ
ョンは、乾燥済みの木材を積載した桟積台を昇降自在に
保持する。桟ばらし作業の開始時には、桟積台は低い位
置に保持され、桟ばらし作業の進行に伴って桟積台を順
次上昇せしめ、現に最高段に積まれた部材の高さが常に
一定になるように制御することが望ましい。
【0014】又、桟ばらしステーションには、桟積台上
の桟の位置ずれを修正し、かつ、木材を搬出するとき下
段の桟が樹脂などにより木材に粘着し、共に搬出されな
いようにするため、桟を正規の位置に把持する桟位置規
制装置を設けることが望ましい。又、桟を搬出するとき
に、その下段の木材が桟に随伴して搬出されないように
するため木材抑制装置を設けることも推奨される。
の桟の位置ずれを修正し、かつ、木材を搬出するとき下
段の桟が樹脂などにより木材に粘着し、共に搬出されな
いようにするため、桟を正規の位置に把持する桟位置規
制装置を設けることが望ましい。又、桟を搬出するとき
に、その下段の木材が桟に随伴して搬出されないように
するため木材抑制装置を設けることも推奨される。
【0015】木材搬出ステーションは、桟積台から下ろ
された木材を後段の作業を行う場所に移送するアキュム
コンベアから成る。桟回収ステーションは、所定数の空
の桟マガジンを受け入れる。それらの桟マガジンは、桟
積台から回収される桟をその相対位置を崩さずに収容し
得るように配列される。
された木材を後段の作業を行う場所に移送するアキュム
コンベアから成る。桟回収ステーションは、所定数の空
の桟マガジンを受け入れる。それらの桟マガジンは、桟
積台から回収される桟をその相対位置を崩さずに収容し
得るように配列される。
【0016】桟ばらし用搬送装置は、桟積台から木材を
木材受入ステーションへ搬送すると共に、桟を桟回収ス
テーションの桟マガジンへ搬送する。この桟ばらし用搬
送装置としても、真空吸着型の搬送装置を用いることが
推奨される。
木材受入ステーションへ搬送すると共に、桟を桟回収ス
テーションの桟マガジンへ搬送する。この桟ばらし用搬
送装置としても、真空吸着型の搬送装置を用いることが
推奨される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の詳細を
説明する。図1は、本発明で使用する桟マガジンの一態
様を示す立体分解図、図2は、本発明で使用する桟の幾
つかの実施態様を示す軸直角断面図、図3は、本発明の
第一実施例で使用する桟積装置の一部破断上面図、図4
は、図3に示した桟積装置の一部を省略した側面図、図
5は、上記第一実施例で使用する吸着装置の説明図、図
6は、上記第一実施例で使用する吸着装置の底面図、図
7は、本発明の上記第一実施例で使用する桟ばらし装置
の一部破断上面図、図8は、図7に示した桟ばらし装置
の側面図、図9は、本発明の第二実施例に於ける各ステ
ーションの配置を示す説明図、図10は、本発明の第三実
施例に於ける各ステーションの配置を示す説明図、図11
は、本発明の第四実施例で用いる木材供給ステーション
の構成を示す説明図、図12は、上記第四実施例で用いる
桟供給ステーションの構成を示す側面図、図13は、図12
に示した桟供給ステーションの上面図、図14は、図12に
示した桟供給ステーションで使用する桟マガジンの一例
を示す正面図、図15は、図14に示した桟マガジンの側面
図、図16は、図14に示した桟マガジンの上面図、図17
は、荷崩防止装置及び昇降台ロック装置を備えた桟積台
の一実施態様を示す正面図、図18は、図17に示した桟積
台の上面図、図19は、図17に示した桟積台で用いる昇降
台の上面図、図20は、図19に示した昇降台の側面図、図
21は、図17に示した桟積台の昇降台ロック装置の構成を
示す説明図、図22は、本発明の上記とは別異の第五実施
例に於いて使用される桟の循環供給装置の構成を示す説
明図、図23は、更に別異の第六実施例に於いて使用され
る桟循環供給装置の桟ばらし側の構成を示す一部破断側
面図、図24は、図23に示した桟循環供給装置の構成を示
す平面図、図25は、上記第六実施例に於いて使用される
桟循環供給装置の桟積み側の構成を示す一部破断側面
図、図26は、図25に示した桟循環供給装置の構成を示す
平面図である。
説明する。図1は、本発明で使用する桟マガジンの一態
様を示す立体分解図、図2は、本発明で使用する桟の幾
つかの実施態様を示す軸直角断面図、図3は、本発明の
第一実施例で使用する桟積装置の一部破断上面図、図4
は、図3に示した桟積装置の一部を省略した側面図、図
5は、上記第一実施例で使用する吸着装置の説明図、図
6は、上記第一実施例で使用する吸着装置の底面図、図
7は、本発明の上記第一実施例で使用する桟ばらし装置
の一部破断上面図、図8は、図7に示した桟ばらし装置
の側面図、図9は、本発明の第二実施例に於ける各ステ
ーションの配置を示す説明図、図10は、本発明の第三実
施例に於ける各ステーションの配置を示す説明図、図11
は、本発明の第四実施例で用いる木材供給ステーション
の構成を示す説明図、図12は、上記第四実施例で用いる
桟供給ステーションの構成を示す側面図、図13は、図12
に示した桟供給ステーションの上面図、図14は、図12に
示した桟供給ステーションで使用する桟マガジンの一例
を示す正面図、図15は、図14に示した桟マガジンの側面
図、図16は、図14に示した桟マガジンの上面図、図17
は、荷崩防止装置及び昇降台ロック装置を備えた桟積台
の一実施態様を示す正面図、図18は、図17に示した桟積
台の上面図、図19は、図17に示した桟積台で用いる昇降
台の上面図、図20は、図19に示した昇降台の側面図、図
21は、図17に示した桟積台の昇降台ロック装置の構成を
示す説明図、図22は、本発明の上記とは別異の第五実施
例に於いて使用される桟の循環供給装置の構成を示す説
明図、図23は、更に別異の第六実施例に於いて使用され
る桟循環供給装置の桟ばらし側の構成を示す一部破断側
面図、図24は、図23に示した桟循環供給装置の構成を示
す平面図、図25は、上記第六実施例に於いて使用される
桟循環供給装置の桟積み側の構成を示す一部破断側面
図、図26は、図25に示した桟循環供給装置の構成を示す
平面図である。
【0018】以下、図1から順次説明する。図1には、
桟マガジン40の最も簡単な構成が示されている。この桟
マガジン40は、ハウジング42と、桟支持台44とから成
る。ハウジング42は、一対の縦框42a、42aを、下框42
bと、一対の上部連結板42c、42cにより結合して成る
枠体に、係止具42d、42dと、位置決め用の基準面42e
を設けて成るものである。このハウジング42の中に、桟
支持台44を入れ、その上に桟30を積み重ねて使用する。
この使用方法は後に説明する。
桟マガジン40の最も簡単な構成が示されている。この桟
マガジン40は、ハウジング42と、桟支持台44とから成
る。ハウジング42は、一対の縦框42a、42aを、下框42
bと、一対の上部連結板42c、42cにより結合して成る
枠体に、係止具42d、42dと、位置決め用の基準面42e
を設けて成るものである。このハウジング42の中に、桟
支持台44を入れ、その上に桟30を積み重ねて使用する。
この使用方法は後に説明する。
【0019】図2には、望ましい桟の断面形状が幾つか
示されている。図2のAに示した桟30は角管状のもので
あり、その主体部30aは、四隅の部分がやゝ厚肉となり
外方に張り出している略矩形断面のアルミ合金製の管で
あり、桟積みする際に木材に接触する面には、断熱層30
bが設けられている。又、厚肉部分の間の平面部30c
は、桟30を扱う際に使用する真空吸着式や電磁チャック
式の搬送装置の吸着面となるものである。而して、その
平面部分を両側の厚肉部より窪ませるのは、吸着面に木
材から滲み出す樹脂などが付着したり、傷が付いたりし
ないようにするためである。
示されている。図2のAに示した桟30は角管状のもので
あり、その主体部30aは、四隅の部分がやゝ厚肉となり
外方に張り出している略矩形断面のアルミ合金製の管で
あり、桟積みする際に木材に接触する面には、断熱層30
bが設けられている。又、厚肉部分の間の平面部30c
は、桟30を扱う際に使用する真空吸着式や電磁チャック
式の搬送装置の吸着面となるものである。而して、その
平面部分を両側の厚肉部より窪ませるのは、吸着面に木
材から滲み出す樹脂などが付着したり、傷が付いたりし
ないようにするためである。
【0020】図2のBには断面H形の桟30-2が、又、C
には断面工の字形の桟30-3が示されている。これらも桟
30と同様に用いられる。又、図2のDに示した断面X形
の桟30-3は、開閉爪式若しくはクランプ式の把持搬送装
置に用いるものである。桟の断面形状は図示したものの
外、Π型、A型、Z型、I型、M型、N型、単純な方
形、三角、半円型などであっても良い。尚、従来広く用
いられていたムクの木製の桟であっても良いこと勿論で
ある。
には断面工の字形の桟30-3が示されている。これらも桟
30と同様に用いられる。又、図2のDに示した断面X形
の桟30-3は、開閉爪式若しくはクランプ式の把持搬送装
置に用いるものである。桟の断面形状は図示したものの
外、Π型、A型、Z型、I型、M型、N型、単純な方
形、三角、半円型などであっても良い。尚、従来広く用
いられていたムクの木製の桟であっても良いこと勿論で
ある。
【0021】図3及び図4には、本発明装置で用いられ
る桟積装置の第一実施例が示されている。この桟積装置
50は、桟積ステーション52、木材供給ステーション54、
桟供給ステーション56及び桟積用の吸着搬送装置58から
成る。
る桟積装置の第一実施例が示されている。この桟積装置
50は、桟積ステーション52、木材供給ステーション54、
桟供給ステーション56及び桟積用の吸着搬送装置58から
成る。
【0022】桟積ステーション52は、桟積台10を受け入
れるため床面に設けられた受入台5210と、その受入台52
10の上に設けられ、桟積台10を昇降自在に支持する複数
の桟積台昇降ポスト5220とを具備する。受入台5210は、
その約半分が桟積用の吸着搬送装置58の搬送路の下にあ
るが、残りの半分は搬送路の下から手前側に張り出して
設けられている。
れるため床面に設けられた受入台5210と、その受入台52
10の上に設けられ、桟積台10を昇降自在に支持する複数
の桟積台昇降ポスト5220とを具備する。受入台5210は、
その約半分が桟積用の吸着搬送装置58の搬送路の下にあ
るが、残りの半分は搬送路の下から手前側に張り出して
設けられている。
【0023】受入台5210は、その上面に互いに平行に設
けられる一対の桟積台案内5211、5211を有する。桟積み
を行うため、空の桟積台10が適宜の運搬手段、例えば、
フォークリフトや、専用の運搬車により搬送され、この
桟積台案内5211、5211の手前側の部分に載置される。然
るときは、その桟積台10は図示されていない牽引装置に
より、桟積用の吸着搬送装置58の搬送路の下の部分に、
4箇所設けられている桟積台昇降ポスト5220の間に引き
込まれる。
けられる一対の桟積台案内5211、5211を有する。桟積み
を行うため、空の桟積台10が適宜の運搬手段、例えば、
フォークリフトや、専用の運搬車により搬送され、この
桟積台案内5211、5211の手前側の部分に載置される。然
るときは、その桟積台10は図示されていない牽引装置に
より、桟積用の吸着搬送装置58の搬送路の下の部分に、
4箇所設けられている桟積台昇降ポスト5220の間に引き
込まれる。
【0024】桟積台昇降ポスト5220は、そのハウジング
5221と、そのハウジング5221の桟積台10に対向する面に
鉛直に設けられたスリットから外方に突出する昇降爪52
22とを具備する。而して、昇降爪5222は、図示されてい
ないが、ハウジング5221内部に設けられている昇降装置
により昇降自在に支持されており、そのハウジング5221
の外側に突出している先端部により、桟積台10を昇降自
在に支持している。桟積みを行うときは、空の桟積台10
は、始めにその上面が規定の高さHとなる位置まで上昇
せしめられ、次いで、桟積み作業の進展に応じて順次下
方に引下げられ、現に最上段に桟積みされる木材20又は
桟30の高さが、常に上記の規定高さHに一致するよう制
御されるものである。
5221と、そのハウジング5221の桟積台10に対向する面に
鉛直に設けられたスリットから外方に突出する昇降爪52
22とを具備する。而して、昇降爪5222は、図示されてい
ないが、ハウジング5221内部に設けられている昇降装置
により昇降自在に支持されており、そのハウジング5221
の外側に突出している先端部により、桟積台10を昇降自
在に支持している。桟積みを行うときは、空の桟積台10
は、始めにその上面が規定の高さHとなる位置まで上昇
せしめられ、次いで、桟積み作業の進展に応じて順次下
方に引下げられ、現に最上段に桟積みされる木材20又は
桟30の高さが、常に上記の規定高さHに一致するよう制
御されるものである。
【0025】木材供給ステーション54は、木材準備装置
5410と、木材配置装置5420と、図示されていない制御装
置などから成る。木材準備装置5410は、基台5411と、基
台5411の上部に設けられた複数の油圧シリンダー5413
と、その油圧シリンダー5413により昇降自在に支持され
た木材準備台5412と、それらの作動を制御する図示され
ていない装置などから成る。
5410と、木材配置装置5420と、図示されていない制御装
置などから成る。木材準備装置5410は、基台5411と、基
台5411の上部に設けられた複数の油圧シリンダー5413
と、その油圧シリンダー5413により昇降自在に支持され
た木材準備台5412と、それらの作動を制御する図示され
ていない装置などから成る。
【0026】木材準備台5412は桟積台10と同形同寸のも
のであり、その上面に、次の段に桟積みされる木材20が
実際に桟積みするときの相対関係位置に従って配列され
るものである。油圧シリンダー5413は、後に説明する吸
着搬送装置5820が木材準備台5412の上方に進入してくる
ときは、木材準備台5412をやゝ低い退避位置まで引き下
げると共に、吸着搬送装置5820がその移動終点に達した
ときは、木材準備台5412を押し上げ、その上の木材20を
吸着搬送装置5820に押し付け、吸着させるものである。
のであり、その上面に、次の段に桟積みされる木材20が
実際に桟積みするときの相対関係位置に従って配列され
るものである。油圧シリンダー5413は、後に説明する吸
着搬送装置5820が木材準備台5412の上方に進入してくる
ときは、木材準備台5412をやゝ低い退避位置まで引き下
げると共に、吸着搬送装置5820がその移動終点に達した
ときは、木材準備台5412を押し上げ、その上の木材20を
吸着搬送装置5820に押し付け、吸着させるものである。
【0027】木材配置装置5420は、図に示す如く、木材
供給シューター5421と、木材供給シューター5421の終端
に設けられたストッパー5422と、木材搬送、配列用のロ
ボットアーム5423と、ロボットアーム5423により操作さ
れる一対の吸盤5424、5424と、対をなして設けられるエ
ッジセンサー5425、5425と、図示されていない制御装置
などから成る。木材20は順次木材供給シューター5421に
よって送られて来て、ストッパー5422に当って停止す
る。然るときは、ロボットアーム5423が作動して、その
アームの先端に設けた吸盤5424、5424により木材20を吸
着し、木材準備台5412の上に搬送、配列する。
供給シューター5421と、木材供給シューター5421の終端
に設けられたストッパー5422と、木材搬送、配列用のロ
ボットアーム5423と、ロボットアーム5423により操作さ
れる一対の吸盤5424、5424と、対をなして設けられるエ
ッジセンサー5425、5425と、図示されていない制御装置
などから成る。木材20は順次木材供給シューター5421に
よって送られて来て、ストッパー5422に当って停止す
る。然るときは、ロボットアーム5423が作動して、その
アームの先端に設けた吸盤5424、5424により木材20を吸
着し、木材準備台5412の上に搬送、配列する。
【0028】木材20は不定形であり、その幅も一定でな
いので、ロボットアーム5423による搬送路中に一対のエ
ッジセンサー5425、5425を設けて、木材20の前縁と後縁
を検出し、その検出データに基づいてロボットアーム54
23の作動を制御し、木材20を木材準備台5412上の最適位
置に載置する。桟積みをしたとき、同一段に積まれる木
材20は相互に適宜の間隙を介して配列されなければなら
ず、又、一番外側に積まれる木材20の外側のエッジは、
一定の鉛直面上に揃っていることが望ましい。
いので、ロボットアーム5423による搬送路中に一対のエ
ッジセンサー5425、5425を設けて、木材20の前縁と後縁
を検出し、その検出データに基づいてロボットアーム54
23の作動を制御し、木材20を木材準備台5412上の最適位
置に載置する。桟積みをしたとき、同一段に積まれる木
材20は相互に適宜の間隙を介して配列されなければなら
ず、又、一番外側に積まれる木材20の外側のエッジは、
一定の鉛直面上に揃っていることが望ましい。
【0029】図示されていない制御装置は、これらの条
件が満たされるようロボットアーム5423を制御する。
又、桟積みされた木材20が片荷にならないようにするた
め、木材準備台5412上に木材20を置く順序を、手前側か
ら奥側へ、奥側から手前側へと、一段毎に切り替えるこ
とが望ましい。木材準備台5412上に配列された木材20
は、桟積用の吸着搬送装置58により桟積台10上に搬送さ
れ、その最上段に配置されている桟30の上に積み重ねら
れる。
件が満たされるようロボットアーム5423を制御する。
又、桟積みされた木材20が片荷にならないようにするた
め、木材準備台5412上に木材20を置く順序を、手前側か
ら奥側へ、奥側から手前側へと、一段毎に切り替えるこ
とが望ましい。木材準備台5412上に配列された木材20
は、桟積用の吸着搬送装置58により桟積台10上に搬送さ
れ、その最上段に配置されている桟30の上に積み重ねら
れる。
【0030】桟供給ステーション56は、所定数の桟マガ
ジン40を受け入れる基台5610と、その基台5610上に配置
された桟制御ポスト5620と、図示を省略した制御装置な
どから成る。桟制御ポスト5620は、図4に示されている
ように、使用される桟マガジン40と対応して、2基宛対
をなして設けられ、かつ、それぞれの対の間のピッチ
が、桟積みに際して桟積台10上に一段に配置される桟30
のピッチに一致するように基台5610上に配置されてお
り、受け入れられた桟マガジン40は、それぞれ対応する
一対の桟制御ポスト5620に係止され、その内部の桟支持
台44の位置が制御される。
ジン40を受け入れる基台5610と、その基台5610上に配置
された桟制御ポスト5620と、図示を省略した制御装置な
どから成る。桟制御ポスト5620は、図4に示されている
ように、使用される桟マガジン40と対応して、2基宛対
をなして設けられ、かつ、それぞれの対の間のピッチ
が、桟積みに際して桟積台10上に一段に配置される桟30
のピッチに一致するように基台5610上に配置されてお
り、受け入れられた桟マガジン40は、それぞれ対応する
一対の桟制御ポスト5620に係止され、その内部の桟支持
台44の位置が制御される。
【0031】桟制御ポスト5620のハウジング5621の、桟
マガジン40と対向する面には鉛直にスリットが設けられ
ており、又、ハウジング5621内部に設けられている昇降
装置により昇降自在に支持されている昇降爪5622の先端
は、そのスリットを通ってハウジング5621の外側に突出
している。
マガジン40と対向する面には鉛直にスリットが設けられ
ており、又、ハウジング5621内部に設けられている昇降
装置により昇降自在に支持されている昇降爪5622の先端
は、そのスリットを通ってハウジング5621の外側に突出
している。
【0032】一方、桟マガジン40のハウジング42は、図
1に示したように、この昇降爪5622を受け入れ得るよう
構成されており、昇降爪5622は、この桟マガジン40のハ
ウジング42内に進入し、ハウジング42内に設けられてい
る桟支持台44を昇降自在に支持する。桟支持台44上には
多数の桟30が載せられており、昇降爪5622の上昇に応じ
て、順次上段のものがハウジング42の上端開口から供給
され、桟積用搬送装置58により桟積台10の上方に搬送さ
れ、最上段に積まれている板材20の上に、所定の間隔で
配置される。
1に示したように、この昇降爪5622を受け入れ得るよう
構成されており、昇降爪5622は、この桟マガジン40のハ
ウジング42内に進入し、ハウジング42内に設けられてい
る桟支持台44を昇降自在に支持する。桟支持台44上には
多数の桟30が載せられており、昇降爪5622の上昇に応じ
て、順次上段のものがハウジング42の上端開口から供給
され、桟積用搬送装置58により桟積台10の上方に搬送さ
れ、最上段に積まれている板材20の上に、所定の間隔で
配置される。
【0033】桟積用搬送装置58は、支持装置5810と、そ
の支持装置5810の上を走行する吸着搬送装置5820とから
成り、支持装置5810は、複数の支柱5811と、それらの支
柱5811により支持される一対の互いに平行な支梁5812
と、それらの支梁5812の上に設けた案内レール5813とか
ら成る。吸着搬送装置5820の詳細は図5及び図6に示さ
れている。吸着搬送装置5820のハウジング5821は、複数
の懸架装置5822によって支持装置5810の案内レール5813
に沿って走行自在に支持され、エアーシリンダー5850に
より往復駆動される。
の支持装置5810の上を走行する吸着搬送装置5820とから
成り、支持装置5810は、複数の支柱5811と、それらの支
柱5811により支持される一対の互いに平行な支梁5812
と、それらの支梁5812の上に設けた案内レール5813とか
ら成る。吸着搬送装置5820の詳細は図5及び図6に示さ
れている。吸着搬送装置5820のハウジング5821は、複数
の懸架装置5822によって支持装置5810の案内レール5813
に沿って走行自在に支持され、エアーシリンダー5850に
より往復駆動される。
【0034】吸着搬送装置5820は、木材搬送部5820Aと
桟搬送部5820Bとに別れており、木材搬送部5820Aは、
桟積ステーション52と木材供給ステーション54との間を
往復し、桟搬送部5820Bは、桟供給ステーション56と桟
積ステーション52との間を往復する。ハウジング5821
は、本体5821-1と蓋5821-2とから成り、本体5821-1の底
面には多数の吸盤装置5823が取り付けられている。これ
らの吸盤装置5823は、木材搬送部5820Aに設けられる吸
盤装置6823Aと、桟搬送部5820Bに設けられる吸盤装置
5823Bとに区分される。
桟搬送部5820Bとに別れており、木材搬送部5820Aは、
桟積ステーション52と木材供給ステーション54との間を
往復し、桟搬送部5820Bは、桟供給ステーション56と桟
積ステーション52との間を往復する。ハウジング5821
は、本体5821-1と蓋5821-2とから成り、本体5821-1の底
面には多数の吸盤装置5823が取り付けられている。これ
らの吸盤装置5823は、木材搬送部5820Aに設けられる吸
盤装置6823Aと、桟搬送部5820Bに設けられる吸盤装置
5823Bとに区分される。
【0035】ハウジング5821の上面には、図示されてい
ないモーターにより駆動される真空ポンプ5830と、その
真空ポンプ5830のサクション側に連通する真空タンク58
40が設けられている。各吸盤装置5823は、何れも筐体58
23-1と、フローリミッター5823-2と、吸盤5823-3と、防
塵用フィルター5823-4とから成る。筐体5823-1は一方に
開口を有するカップ状のものであり、その開口とは反対
側の底面には真空タンク5840に通じる通気管5824が接続
され、開口側にはフローリミッター5823-2が嵌め込ま
れ、更にその開口の外側には吸盤5823-3が取付けられ、
フローリミッター5823-2の前面には防塵用フィルター58
23-4が着脱自在に貼り付けられる。
ないモーターにより駆動される真空ポンプ5830と、その
真空ポンプ5830のサクション側に連通する真空タンク58
40が設けられている。各吸盤装置5823は、何れも筐体58
23-1と、フローリミッター5823-2と、吸盤5823-3と、防
塵用フィルター5823-4とから成る。筐体5823-1は一方に
開口を有するカップ状のものであり、その開口とは反対
側の底面には真空タンク5840に通じる通気管5824が接続
され、開口側にはフローリミッター5823-2が嵌め込ま
れ、更にその開口の外側には吸盤5823-3が取付けられ、
フローリミッター5823-2の前面には防塵用フィルター58
23-4が着脱自在に貼り付けられる。
【0036】木材搬送部6820Aの吸盤装置5823Aは、一
方に於いてその通気管5824A及び真空弁5825Aを介して
真空タンク5840に接続されており、他の一方に於いて真
空破壊弁5826Aを介して外気に通じている。桟搬送部68
20Bの吸盤装置5823Bは、一方に於いてその通気管5824
B及び真空弁5825Bを介して真空タンク5840に接続され
ており、他の一方に於いて真空破壊弁5826Bを介して外
気に通じている。
方に於いてその通気管5824A及び真空弁5825Aを介して
真空タンク5840に接続されており、他の一方に於いて真
空破壊弁5826Aを介して外気に通じている。桟搬送部68
20Bの吸盤装置5823Bは、一方に於いてその通気管5824
B及び真空弁5825Bを介して真空タンク5840に接続され
ており、他の一方に於いて真空破壊弁5826Bを介して外
気に通じている。
【0037】フローリミッター5823-2は、多孔質の通気
性のある部材で作られており、筐体5823-1内の気圧が低
下した状態で吸盤5823-3が開放されたとき、吸入される
空気流量を一定の限界以下に規制するものである。然し
ながら、吸盤5823-3の開口が木材20又は桟30により塞が
れると、吸盤5823-3内の空気が直ちに筐体5823-1内部に
吸引されるので、木材20又は桟30は吸盤5823-3により強
く吸着されることとなる。
性のある部材で作られており、筐体5823-1内の気圧が低
下した状態で吸盤5823-3が開放されたとき、吸入される
空気流量を一定の限界以下に規制するものである。然し
ながら、吸盤5823-3の開口が木材20又は桟30により塞が
れると、吸盤5823-3内の空気が直ちに筐体5823-1内部に
吸引されるので、木材20又は桟30は吸盤5823-3により強
く吸着されることとなる。
【0038】而して、この吸着搬送装置5820が図3に示
されているように、図中右側の移動終点にあるときは、
木材搬送部5820Aは桟積ステーション52の上にあり、桟
搬送部5820Bは桟供給ステーション56の上にある。この
ときは、一方に於いて木材搬送部5820Aの真空破壊弁58
26Aが開かれ、真空弁5825Aが閉じられるので、木材20
の吸着が解除され、それらの木材20桟積台10の上に下ろ
される。
されているように、図中右側の移動終点にあるときは、
木材搬送部5820Aは桟積ステーション52の上にあり、桟
搬送部5820Bは桟供給ステーション56の上にある。この
ときは、一方に於いて木材搬送部5820Aの真空破壊弁58
26Aが開かれ、真空弁5825Aが閉じられるので、木材20
の吸着が解除され、それらの木材20桟積台10の上に下ろ
される。
【0039】又、同時に、桟搬送部5820Bに於いては、
その真空弁5825Bが開かれ、真空破壊弁5826Bが閉じら
れると共に、各桟制御ポスト5620は、それぞれ対応する
桟マガジン40内の桟支持台44を押し上げ、その最上段に
ある桟30を吸盤装置5823Bの吸盤5823-3に押し付けるの
で、それらの桟30は吸盤装置5823Bに強く吸着されるこ
ととなる。木材20の積み上げと、桟30の吸着が完了する
と、桟積台10は次段の桟30が支障なく搬入されるよう、
少し下方に引下げられ、桟マガジン40内の桟支持台44
も、桟30の搬出に差し支えないように、少し下方に引下
げられる。然るときは、エアーシリンダー5850は伸長
し、吸着搬送装置5820を図3の左方の移動終点まで押し
進める。
その真空弁5825Bが開かれ、真空破壊弁5826Bが閉じら
れると共に、各桟制御ポスト5620は、それぞれ対応する
桟マガジン40内の桟支持台44を押し上げ、その最上段に
ある桟30を吸盤装置5823Bの吸盤5823-3に押し付けるの
で、それらの桟30は吸盤装置5823Bに強く吸着されるこ
ととなる。木材20の積み上げと、桟30の吸着が完了する
と、桟積台10は次段の桟30が支障なく搬入されるよう、
少し下方に引下げられ、桟マガジン40内の桟支持台44
も、桟30の搬出に差し支えないように、少し下方に引下
げられる。然るときは、エアーシリンダー5850は伸長
し、吸着搬送装置5820を図3の左方の移動終点まで押し
進める。
【0040】このとき、木材搬送部5820Aは木材供給ス
テーション54の上に移行するが、このとき迄に木材準備
台5412の上には次に桟積みすべき木材20が排列されてお
り、油圧シリンダー5413が伸長して、木材準備台5412を
木材搬送部5820Aの吸盤装置5823Aに押し付けると共
に、木材搬送部5820Aの真空弁5825Aが開かれ、真空破
壊弁5826Aが閉じられるので、木材20は吸盤装置5823A
に強く吸着されることとなる。この吸着が完了すると油
圧シリンダー5413が収縮して、木材準備台5412を引き下
げ、これにより次段に桟積みすべき木材の準備が開始さ
れる。
テーション54の上に移行するが、このとき迄に木材準備
台5412の上には次に桟積みすべき木材20が排列されてお
り、油圧シリンダー5413が伸長して、木材準備台5412を
木材搬送部5820Aの吸盤装置5823Aに押し付けると共
に、木材搬送部5820Aの真空弁5825Aが開かれ、真空破
壊弁5826Aが閉じられるので、木材20は吸盤装置5823A
に強く吸着されることとなる。この吸着が完了すると油
圧シリンダー5413が収縮して、木材準備台5412を引き下
げ、これにより次段に桟積みすべき木材の準備が開始さ
れる。
【0041】一方、桟搬送部5820Bは桟積台10の上に移
行しており、この状態で桟搬送部5820Bの真空破壊弁58
26Bが開き、真空弁5825Bが閉じるので、搬送された桟
30は桟積台10の最上段に下ろされることとなる。然ると
きは、桟積台10は次段に積み上げるべき木材20の搬入に
備えて一定距離下方に引下げられ、エアーシリンダー58
50が収縮して、吸着搬送搬送5820が元の位置に引き戻さ
れる。
行しており、この状態で桟搬送部5820Bの真空破壊弁58
26Bが開き、真空弁5825Bが閉じるので、搬送された桟
30は桟積台10の最上段に下ろされることとなる。然ると
きは、桟積台10は次段に積み上げるべき木材20の搬入に
備えて一定距離下方に引下げられ、エアーシリンダー58
50が収縮して、吸着搬送搬送5820が元の位置に引き戻さ
れる。
【0042】然るときは、木材搬送部5820Aが桟積ステ
ーション52の上に、桟搬送部5820Bが桟供給ステーショ
ン56の上に移動するから、前に述べたように、搬送され
た木材20の積み上げと、新たに供給される桟30の吸着と
が行われ、以下、同様のサイクルを繰り返して桟積みが
行われるものである。而して、予定の桟積みが完了する
と、桟積台10は受入台5210の上に載置され、図示されて
いない荷崩れ防止用のロックが施され、適宜の輸送手
段、例えばフォークリフトなどにより乾燥室に搬送され
る。
ーション52の上に、桟搬送部5820Bが桟供給ステーショ
ン56の上に移動するから、前に述べたように、搬送され
た木材20の積み上げと、新たに供給される桟30の吸着と
が行われ、以下、同様のサイクルを繰り返して桟積みが
行われるものである。而して、予定の桟積みが完了する
と、桟積台10は受入台5210の上に載置され、図示されて
いない荷崩れ防止用のロックが施され、適宜の輸送手
段、例えばフォークリフトなどにより乾燥室に搬送され
る。
【0043】乾燥が終了すると、桟積台10は桟ばらし装
置60に搬入される。桟ばらし装置60は、桟ばらしステー
ション62、木材搬出ステーション64、桟回収ステーショ
ン66及び桟ばらし用の吸着搬送装置68とから成る。桟ば
らしステーション62は、受入台6210、桟積台昇降ポスト
6220及び桟位置規制装置6230とから成る。
置60に搬入される。桟ばらし装置60は、桟ばらしステー
ション62、木材搬出ステーション64、桟回収ステーショ
ン66及び桟ばらし用の吸着搬送装置68とから成る。桟ば
らしステーション62は、受入台6210、桟積台昇降ポスト
6220及び桟位置規制装置6230とから成る。
【0044】受入台6210及び桟積台昇降ポスト6220の構
成は、前記の桟積ステーション52の受入台5210及び桟積
台昇降ポスト5220と略同一である。桟積台昇降ポスト62
20は、ハウジング6221の内部に設けた図示されていない
昇降装置により昇降せしめられる昇降爪6222を有し、そ
の昇降爪6222の先端はハウジング6221の外方に突出して
おり、これにより桟積台10を支持し、昇降せしめ得る。
成は、前記の桟積ステーション52の受入台5210及び桟積
台昇降ポスト5220と略同一である。桟積台昇降ポスト62
20は、ハウジング6221の内部に設けた図示されていない
昇降装置により昇降せしめられる昇降爪6222を有し、そ
の昇降爪6222の先端はハウジング6221の外方に突出して
おり、これにより桟積台10を支持し、昇降せしめ得る。
【0045】木材の乾燥が終わった桟積台10は、受入台
6210の上に受入られ、桟積台昇降ポスト6220の昇降爪62
22により支持され、その上に桟積みされている木材20及
び桟30は、順次桟ばらし用の吸着搬送装置68により、そ
れぞれ、木材搬出ステーション64及び桟回収ステーショ
ン66に搬出され、これらの搬出の進行に応じて、桟積台
昇降ポスト6220は順次桟積台10を上昇させ、その最高段
の高さを一定に保持せしめる。桟ばらしステーション62
の構成で、前記桟積ステーション52と異なる点は、桟位
置規制装置6230が設けられている点である。桟ばらしス
テーション62に搬入された桟積台10の上の荷は、固くロ
ックをしておいても、木材の乾燥に伴う収縮、変形や、
輸送中の振動、衝撃などに依り多少とも荷崩れを生じ、
そのため桟30の位置がずれることがあり、そうすると、
桟回収に支障が生じるので、桟回収に先立って、位置ず
れした桟30を正規の位置に戻すことが必要となる。
6210の上に受入られ、桟積台昇降ポスト6220の昇降爪62
22により支持され、その上に桟積みされている木材20及
び桟30は、順次桟ばらし用の吸着搬送装置68により、そ
れぞれ、木材搬出ステーション64及び桟回収ステーショ
ン66に搬出され、これらの搬出の進行に応じて、桟積台
昇降ポスト6220は順次桟積台10を上昇させ、その最高段
の高さを一定に保持せしめる。桟ばらしステーション62
の構成で、前記桟積ステーション52と異なる点は、桟位
置規制装置6230が設けられている点である。桟ばらしス
テーション62に搬入された桟積台10の上の荷は、固くロ
ックをしておいても、木材の乾燥に伴う収縮、変形や、
輸送中の振動、衝撃などに依り多少とも荷崩れを生じ、
そのため桟30の位置がずれることがあり、そうすると、
桟回収に支障が生じるので、桟回収に先立って、位置ず
れした桟30を正規の位置に戻すことが必要となる。
【0046】桟位置規制装置6230は、桟積台10上に積み
上げられている桟30のそれぞれの両端部に対向して設け
られ、ハウジング6231の上端部に開閉爪6232を有し、こ
の開閉爪6232により対応する桟30の端部を把持し、桟30
の位置ずれを矯正する。このため、桟30の両端部は桟積
みされた木材20の外側エッジより多少突出させておくこ
とが推奨される。桟積台10の後背部にある桟位置規制装
置6230は固定式であるが、手前側の桟積台搬出入路に当
たるものは移動台6233に搭載されており、桟積台10の搬
出入時には図中右側に退避せしめられるようになってい
る。
上げられている桟30のそれぞれの両端部に対向して設け
られ、ハウジング6231の上端部に開閉爪6232を有し、こ
の開閉爪6232により対応する桟30の端部を把持し、桟30
の位置ずれを矯正する。このため、桟30の両端部は桟積
みされた木材20の外側エッジより多少突出させておくこ
とが推奨される。桟積台10の後背部にある桟位置規制装
置6230は固定式であるが、手前側の桟積台搬出入路に当
たるものは移動台6233に搭載されており、桟積台10の搬
出入時には図中右側に退避せしめられるようになってい
る。
【0047】このとき、木材20の樹脂などにより桟30が
木材20に粘着し、上段の木材20が搬出されるとき、それ
に伴って下段の桟30が搬出されたり、位置ずれしたりし
ないようにするため、上段の木材20の搬出が終わり、次
段の桟30の搬出が始まる迄、桟30を把持するようにす
る。又、同様に桟30を搬出するときは、その下段の木材
20が随伴して搬出されることを防止するため、例えば木
材搬送部5820Aの適所に木材抑圧装置を設けておくこと
が望ましい。
木材20に粘着し、上段の木材20が搬出されるとき、それ
に伴って下段の桟30が搬出されたり、位置ずれしたりし
ないようにするため、上段の木材20の搬出が終わり、次
段の桟30の搬出が始まる迄、桟30を把持するようにす
る。又、同様に桟30を搬出するときは、その下段の木材
20が随伴して搬出されることを防止するため、例えば木
材搬送部5820Aの適所に木材抑圧装置を設けておくこと
が望ましい。
【0048】木材搬出ステーション64は、アキュムコン
ベア6410から成り、桟回収ステーション66は、基台6610
と、桟制御ポスト6620とから成る。桟制御ポスト6620
は、ハウジング6621と、その内部に設けた図示されてい
ない昇降装置により昇降せしめられる昇降爪6622を有
し、この昇降爪6622は、各桟制御ポスト6620に取り付け
た桟マガジン40の内部に差し入れられ、桟マガジン40の
内に設けられた桟支持台44を昇降させることができる。
ベア6410から成り、桟回収ステーション66は、基台6610
と、桟制御ポスト6620とから成る。桟制御ポスト6620
は、ハウジング6621と、その内部に設けた図示されてい
ない昇降装置により昇降せしめられる昇降爪6622を有
し、この昇降爪6622は、各桟制御ポスト6620に取り付け
た桟マガジン40の内部に差し入れられ、桟マガジン40の
内に設けられた桟支持台44を昇降させることができる。
【0049】桟ばらし用の吸着搬送装置68は、前述の桟
積用の吸着搬送装置58と同様な構成であり、支持装置68
10と、吸着装置6820とから成り、支持装置6810は、複数
の支柱6811と、支柱6811により支持される一対の支梁68
12と、各支梁6812の上に設けられた案内レール6813とか
ら成る。吸着装置6820のハウジング6821は、懸架装置68
22により、支持装置6810の案内レール6813に沿って移動
自在に支持されており、エアーシリンダー6850により往
復駆動される。又、ハウジング6821の底面には多数の吸
着装置6820が設けられている。吸着装置6820の内部構
成、真空ポンプや真空タンクなどとの関連は、前記桟積
装置50で用いた吸着搬送装置5820のそれと全く同一であ
るので、ここでの説明は省略する。
積用の吸着搬送装置58と同様な構成であり、支持装置68
10と、吸着装置6820とから成り、支持装置6810は、複数
の支柱6811と、支柱6811により支持される一対の支梁68
12と、各支梁6812の上に設けられた案内レール6813とか
ら成る。吸着装置6820のハウジング6821は、懸架装置68
22により、支持装置6810の案内レール6813に沿って移動
自在に支持されており、エアーシリンダー6850により往
復駆動される。又、ハウジング6821の底面には多数の吸
着装置6820が設けられている。吸着装置6820の内部構
成、真空ポンプや真空タンクなどとの関連は、前記桟積
装置50で用いた吸着搬送装置5820のそれと全く同一であ
るので、ここでの説明は省略する。
【0050】又、この吸着装置6820は、木材搬送部6820
Aと、桟搬送部6820Bとに別れており、木材搬送部6820
Aは桟ばらしステーション62と木材搬出ステーション64
との間を往復し、桟搬送部5820Bは桟ばらしステーショ
ン62と桟回収ステーション66との間を往復し、前記の桟
積用の吸着搬送装置58における説明と同様(但し、その
搬送方向は逆である)にして、桟積台10の上段から順次
木材20を木材搬出ステーション64へ、桟30を桟回収ステ
ーション66へと輸送する。然るときは、木材20は木材搬
出ステーション64のアキュムコンベア6410により次の工
程の作業場所に搬出され、桟30は、桟回収ステーション
66に設けられた桟マガジン40内に回収される。
Aと、桟搬送部6820Bとに別れており、木材搬送部6820
Aは桟ばらしステーション62と木材搬出ステーション64
との間を往復し、桟搬送部5820Bは桟ばらしステーショ
ン62と桟回収ステーション66との間を往復し、前記の桟
積用の吸着搬送装置58における説明と同様(但し、その
搬送方向は逆である)にして、桟積台10の上段から順次
木材20を木材搬出ステーション64へ、桟30を桟回収ステ
ーション66へと輸送する。然るときは、木材20は木材搬
出ステーション64のアキュムコンベア6410により次の工
程の作業場所に搬出され、桟30は、桟回収ステーション
66に設けられた桟マガジン40内に回収される。
【0051】次に、図9及び図10に付いて説明する。前
記の第一実施例では、桟積ステーション52、木材供給ス
テーション54及び桟積ステーション52は、一列に配置さ
れたが、図9に示す第二実施例及び図10に示す第三実施
例に於いては、これらは図示されているように、鉤の手
に配置されている。而して、木材20及び桟30を吸着搬送
する装置は、図9に示す第二実施例では、これらのステ
ーションの上を覆う広い面積内で稼働する天井走行クレ
ーン59であり、図10に示す第三実施例に於いては、木材
搬送用のクレーン59Aと、桟搬送用のクレーン59Bとか
ら成るものである。
記の第一実施例では、桟積ステーション52、木材供給ス
テーション54及び桟積ステーション52は、一列に配置さ
れたが、図9に示す第二実施例及び図10に示す第三実施
例に於いては、これらは図示されているように、鉤の手
に配置されている。而して、木材20及び桟30を吸着搬送
する装置は、図9に示す第二実施例では、これらのステ
ーションの上を覆う広い面積内で稼働する天井走行クレ
ーン59であり、図10に示す第三実施例に於いては、木材
搬送用のクレーン59Aと、桟搬送用のクレーン59Bとか
ら成るものである。
【0052】図11は、上記とは別異の第四実施例で用い
られる木材供給ステーションの構成を示す説明図であ
る。図には、木材供給ステーション74と共に、桟積ステ
ーション72に桟積みされた木材20及び桟30の一部と桟積
用搬送装置78の一部とが示されている。而して、ここで
用いられている桟積用搬送装置78は、図10に示されてい
たものと同様に2基の天井走行クレーン型のものであ
り、木材搬送装置78Aと、桟搬送装置78Bとから成る。
木材搬送装置78Aは、図示されていない支柱と、それら
の支柱により支持されているビーム7812Aなどより成る
支持装置7410Aと、ビーム7810Aの上を走行する吸着搬
送装置7820Aなどから成る。
られる木材供給ステーションの構成を示す説明図であ
る。図には、木材供給ステーション74と共に、桟積ステ
ーション72に桟積みされた木材20及び桟30の一部と桟積
用搬送装置78の一部とが示されている。而して、ここで
用いられている桟積用搬送装置78は、図10に示されてい
たものと同様に2基の天井走行クレーン型のものであ
り、木材搬送装置78Aと、桟搬送装置78Bとから成る。
木材搬送装置78Aは、図示されていない支柱と、それら
の支柱により支持されているビーム7812Aなどより成る
支持装置7410Aと、ビーム7810Aの上を走行する吸着搬
送装置7820Aなどから成る。
【0053】木材搬送装置7820Aは、ビーム7810Aの上
を走行する台車7821Aと、油圧シリンダー7821A、7821
Aを介して昇降自在に支持された木材搬送用の吸着搬送
装置7822Aとから成る。桟搬送装置78Bについては、ビ
ーム7811Bと、その上を走行する台車7821Bと、油圧シ
リンダー7821B、7821Bを介して昇降自在に支持された
桟搬送用の吸着搬送装置7822Bとが示されている。
を走行する台車7821Aと、油圧シリンダー7821A、7821
Aを介して昇降自在に支持された木材搬送用の吸着搬送
装置7822Aとから成る。桟搬送装置78Bについては、ビ
ーム7811Bと、その上を走行する台車7821Bと、油圧シ
リンダー7821B、7821Bを介して昇降自在に支持された
桟搬送用の吸着搬送装置7822Bとが示されている。
【0054】而して、木材供給ステーション74は、木材
準備装置7410と、木材配置装置7420とから成り、木材準
備装置7410は、ローラースライダー7411と、そのローラ
ースライダー7411の上に滑動自在に載置された木材準備
台7412と、間歇的に作動して木材準備台7412を進退せし
めるサーボモーター駆動のチェ−ン式牽引装置7413とか
ら成り、木材配置装置7420は、木材供給シューター7421
と、ストッパー7422と、水平輸送用の油圧シリンダー74
23と、油圧シリンダー7423との先端に垂直に支持された
鉛直輸送用の油圧シリンダー7424と、油圧シリンダー74
24のロッドの先端に設けた真空式吸盤7425と、エッジセ
ンサー7526と、図示されていない真空ポンプや真空弁、
真空破壊弁、電子制御装置などから成る。
準備装置7410と、木材配置装置7420とから成り、木材準
備装置7410は、ローラースライダー7411と、そのローラ
ースライダー7411の上に滑動自在に載置された木材準備
台7412と、間歇的に作動して木材準備台7412を進退せし
めるサーボモーター駆動のチェ−ン式牽引装置7413とか
ら成り、木材配置装置7420は、木材供給シューター7421
と、ストッパー7422と、水平輸送用の油圧シリンダー74
23と、油圧シリンダー7423との先端に垂直に支持された
鉛直輸送用の油圧シリンダー7424と、油圧シリンダー74
24のロッドの先端に設けた真空式吸盤7425と、エッジセ
ンサー7526と、図示されていない真空ポンプや真空弁、
真空破壊弁、電子制御装置などから成る。
【0055】木材供給シューター7421により供給された
木材20がストッパー7422に当たって停止すると、油圧シ
リンダー7424が一旦伸長し、吸盤7425に木材20を吸着さ
せて、収縮し、木材20を宙吊りにする。その状態で油圧
シリンダー7423が伸長すると、木材20は図中右方向に搬
送されるが、そのときエッジセンサー7426により、油圧
シリンダー7423のロッドに設けた基準点と木材20の前縁
及び後縁の相対関係位置が検出され、それらのデータに
基づいて木材準備台7412の適正位置が計算され、チェ−
ン式牽引装置7413のモーターが作動し、木材準備台7412
を最適位置まで引き出す。然るときは、油圧シリンダー
7424が伸長すると共に、図示されていない装置により、
吸盤7425の真空が解除され、木材20が木材準備台7412の
適正位置に載置される。
木材20がストッパー7422に当たって停止すると、油圧シ
リンダー7424が一旦伸長し、吸盤7425に木材20を吸着さ
せて、収縮し、木材20を宙吊りにする。その状態で油圧
シリンダー7423が伸長すると、木材20は図中右方向に搬
送されるが、そのときエッジセンサー7426により、油圧
シリンダー7423のロッドに設けた基準点と木材20の前縁
及び後縁の相対関係位置が検出され、それらのデータに
基づいて木材準備台7412の適正位置が計算され、チェ−
ン式牽引装置7413のモーターが作動し、木材準備台7412
を最適位置まで引き出す。然るときは、油圧シリンダー
7424が伸長すると共に、図示されていない装置により、
吸盤7425の真空が解除され、木材20が木材準備台7412の
適正位置に載置される。
【0056】次に、図12及び図13に示した桟供給ステー
ション80に就いて説明する。この桟供給ステーション80
は、図14ないし図16に示した三連式の桟マガジン82を用
いるものである。而して、桟マガジン80は、そのハウジ
ング8210と、その内部に設けられる3基の支持台8220と
から成る。ハウジング8210は箱型の主体部8211と、その
内部を3室に区分する複数の仕切バー8212と、2組の車
輪8213と、位置決め用の基準面8214と、提手8215とを具
備し、更に、底部には一対の案内V溝8214を有する。
又、支持台8220は、ハウジング8210内に収容される桟30
を搭載する主体部8221と、主体部8221の両端部に設けら
れ、ハウジング8210の主体部8211の側壁に設けられたス
リットから外方に突出する把手8222とから成る。
ション80に就いて説明する。この桟供給ステーション80
は、図14ないし図16に示した三連式の桟マガジン82を用
いるものである。而して、桟マガジン80は、そのハウジ
ング8210と、その内部に設けられる3基の支持台8220と
から成る。ハウジング8210は箱型の主体部8211と、その
内部を3室に区分する複数の仕切バー8212と、2組の車
輪8213と、位置決め用の基準面8214と、提手8215とを具
備し、更に、底部には一対の案内V溝8214を有する。
又、支持台8220は、ハウジング8210内に収容される桟30
を搭載する主体部8221と、主体部8221の両端部に設けら
れ、ハウジング8210の主体部8211の側壁に設けられたス
リットから外方に突出する把手8222とから成る。
【0057】図12及び13に示す桟マガジン移動装置84
は、レール8410と、レール8410の上を図中左右に往復移
動する台車8420と、台車8420を往復移動させる油圧シリ
ンダー8430とから成り、台車8420の上には、桟マガジン
80の底面の一対の案内V溝8214と適合する案内8421と、
車輪8213を走行させるレール8422とが設けられ、桟マガ
ジン82は、台車8420に搭載して使用される。これらの図
に示した実施例では12基の桟マガジン82-1ないし82-12
が使用されている。
は、レール8410と、レール8410の上を図中左右に往復移
動する台車8420と、台車8420を往復移動させる油圧シリ
ンダー8430とから成り、台車8420の上には、桟マガジン
80の底面の一対の案内V溝8214と適合する案内8421と、
車輪8213を走行させるレール8422とが設けられ、桟マガ
ジン82は、台車8420に搭載して使用される。これらの図
に示した実施例では12基の桟マガジン82-1ないし82-12
が使用されている。
【0058】台車84を受け入れるために桟供給ステーシ
ョン86が設けられる。台車84を挟んで、その手前側と向
こう側にはそれぞれプラットフォーム8610と8620が設け
られ、それらのプラットフォーム8610、8620には、それ
ぞれ6基の桟制御ポスト88が相対向する位置に設けられ
ている。而して、図13に示す状態では、左側から数えて
奇数番目の桟マガジン82-1、82-3、82-5、82-7、82-9及
び82-11 はそれぞれ対をなしている桟制御ポスト88の間
にあり、それらの桟マガジンからは、桟の供給が行われ
ている。
ョン86が設けられる。台車84を挟んで、その手前側と向
こう側にはそれぞれプラットフォーム8610と8620が設け
られ、それらのプラットフォーム8610、8620には、それ
ぞれ6基の桟制御ポスト88が相対向する位置に設けられ
ている。而して、図13に示す状態では、左側から数えて
奇数番目の桟マガジン82-1、82-3、82-5、82-7、82-9及
び82-11 はそれぞれ対をなしている桟制御ポスト88の間
にあり、それらの桟マガジンからは、桟の供給が行われ
ている。
【0059】今この状態で、例えば三連のカラムの内の
図中一番右側のカラムかは既に空になっており、中央の
カラムから桟の供給が行われているものとする。中央の
カラムの桟支持台8220は、桟制御ポスト88の図示されて
いない支持爪により支持されており、前記と同様にして
桟マガジン40の上部開口から桟の搬出が行われる都度、
桟30一本分の高さだけ上昇せしめられるようになってい
る。而して、中央のカラムが空になると、桟制御ポスト
88の支持爪が最低位置迄下降し、桟支持台8220を引き下
ろすと共に、油圧シリンダー8430が伸長し、次のカラ
ム、即ち一番左側のカラムが丁度桟制御ポスト88の支持
爪により支持される位置まで台車8420を移動させ、以下
同様にして桟の供給が行われる。
図中一番右側のカラムかは既に空になっており、中央の
カラムから桟の供給が行われているものとする。中央の
カラムの桟支持台8220は、桟制御ポスト88の図示されて
いない支持爪により支持されており、前記と同様にして
桟マガジン40の上部開口から桟の搬出が行われる都度、
桟30一本分の高さだけ上昇せしめられるようになってい
る。而して、中央のカラムが空になると、桟制御ポスト
88の支持爪が最低位置迄下降し、桟支持台8220を引き下
ろすと共に、油圧シリンダー8430が伸長し、次のカラ
ム、即ち一番左側のカラムが丁度桟制御ポスト88の支持
爪により支持される位置まで台車8420を移動させ、以下
同様にして桟の供給が行われる。
【0060】一方、偶数番目の桟マガジン82-2、82-4、
82-6、82-8、82-10 及び82-12 は、桟制御ポスト88が設
けられていない位置にあり、ここでは空になった桟マガ
ジンと、桟を充填した桟マガジンとの交換が行われる。
図示されていない牽引装置により、空となった桟マガジ
ン82はプラットフォーム8610に設けられたレール8611と
案内8612に沿って手前側に引き出され、適宜の搬送手
段、例えば、フォークリフトなどにより搬出され、次い
で、新しく桟30を満載した桟マガジン82が搬入され、プ
ラットフォーム8610のレール8611と案内8612上に下ろさ
れ、図示されていない牽引装置により台車8420の上に移
送される。
82-6、82-8、82-10 及び82-12 は、桟制御ポスト88が設
けられていない位置にあり、ここでは空になった桟マガ
ジンと、桟を充填した桟マガジンとの交換が行われる。
図示されていない牽引装置により、空となった桟マガジ
ン82はプラットフォーム8610に設けられたレール8611と
案内8612に沿って手前側に引き出され、適宜の搬送手
段、例えば、フォークリフトなどにより搬出され、次い
で、新しく桟30を満載した桟マガジン82が搬入され、プ
ラットフォーム8610のレール8611と案内8612上に下ろさ
れ、図示されていない牽引装置により台車8420の上に移
送される。
【0061】奇数番目の桟マガジン82-1などが完全に空
になる前に、これらの偶数番目の桟マガジン82-2などの
交換を完了する。奇数番目の桟マガジン82-1などが完全
に空になると、油圧シリンダー8430が収縮し、台車8420
を図中左側に移動させ、奇数番目の桟マガジン82-1など
を桟制御ポスト88の間から引き出し、桟マガジン82の交
換可能な位置に移動させると共に、偶数番目の桟マガジ
ン82-2などを桟制御ポスト88の間に入れ、桟30の供給を
開始させるものである。このような装置によれば、桟30
を連続的に供給し得るようになる。
になる前に、これらの偶数番目の桟マガジン82-2などの
交換を完了する。奇数番目の桟マガジン82-1などが完全
に空になると、油圧シリンダー8430が収縮し、台車8420
を図中左側に移動させ、奇数番目の桟マガジン82-1など
を桟制御ポスト88の間から引き出し、桟マガジン82の交
換可能な位置に移動させると共に、偶数番目の桟マガジ
ン82-2などを桟制御ポスト88の間に入れ、桟30の供給を
開始させるものである。このような装置によれば、桟30
を連続的に供給し得るようになる。
【0062】図17および図18には、荷崩防止装置及び昇
降台ロック装置を設けた桟積台90が示されている。桟積
台90は、台枠9010と、その内部に設けられた昇降台9020
とから成り、台枠9010は、矩形状の基板9011の両長辺部
には支柱9012を各2本、又、両短辺部には桟積台ロック
装置9014を有する支柱9013を各2本設けてある。尚、図
示されていないが、桟積台90の周縁部には、金網又は鋼
板製の荷崩防止用の囲いを設けることが望ましい。
降台ロック装置を設けた桟積台90が示されている。桟積
台90は、台枠9010と、その内部に設けられた昇降台9020
とから成り、台枠9010は、矩形状の基板9011の両長辺部
には支柱9012を各2本、又、両短辺部には桟積台ロック
装置9014を有する支柱9013を各2本設けてある。尚、図
示されていないが、桟積台90の周縁部には、金網又は鋼
板製の荷崩防止用の囲いを設けることが望ましい。
【0063】昇降台9020の一実施例は図19及び図20に示
されている。図19は昇降台9020の平面図、図20はその側
面図である。昇降台9020は、桟積み及び桟ばらしに際し
て、前述の桟積台10と同様に、外部に設けた昇降装置に
より昇降せしめられるものである。桟積みに際しては、
昇降台9020は始め最高位置に上げられ、桟積み進行に応
じて順次引き下げられ、完了時には最低位置まで降下せ
しめられるが、桟ばらし時には逆に、最初は最低位置に
あり、順次上昇せしめられ、桟ばらし終了時には、最高
位置まで押し上げられる。従って、桟ばらしが完了した
とき、昇降台9020を最高位置にロックしたまゝで桟積台
90を桟積作業場に回送することが望ましい。
されている。図19は昇降台9020の平面図、図20はその側
面図である。昇降台9020は、桟積み及び桟ばらしに際し
て、前述の桟積台10と同様に、外部に設けた昇降装置に
より昇降せしめられるものである。桟積みに際しては、
昇降台9020は始め最高位置に上げられ、桟積み進行に応
じて順次引き下げられ、完了時には最低位置まで降下せ
しめられるが、桟ばらし時には逆に、最初は最低位置に
あり、順次上昇せしめられ、桟ばらし終了時には、最高
位置まで押し上げられる。従って、桟ばらしが完了した
とき、昇降台9020を最高位置にロックしたまゝで桟積台
90を桟積作業場に回送することが望ましい。
【0064】この目的のため、支柱9013に昇降台ロック
装置9014を設けた例が図21に示されている。昇降台ロッ
ク装置9014は、3組のラッチ装置901410、901420及び90
1430と、リンク装置901440とから成る。最上段のラッチ
装置901410は、昇降台9020のロック解除用のラッチであ
り、支柱9013の上端部に進退自在に嵌入されたラッチ90
1411と、ラッチ901411に設けた長孔を貫通するよう支柱
9013に固定された、ラッチ901411の抜け止め用のストッ
パーピン901412と、ラッチ901411に常時押圧力を作用す
る圧縮ばね901413と、止めめじ901414と、ラッチ901411
に一体に取付けられた引金901415とから成る。
装置9014を設けた例が図21に示されている。昇降台ロッ
ク装置9014は、3組のラッチ装置901410、901420及び90
1430と、リンク装置901440とから成る。最上段のラッチ
装置901410は、昇降台9020のロック解除用のラッチであ
り、支柱9013の上端部に進退自在に嵌入されたラッチ90
1411と、ラッチ901411に設けた長孔を貫通するよう支柱
9013に固定された、ラッチ901411の抜け止め用のストッ
パーピン901412と、ラッチ901411に常時押圧力を作用す
る圧縮ばね901413と、止めめじ901414と、ラッチ901411
に一体に取付けられた引金901415とから成る。
【0065】中段のラッチ装置901420は、昇降台ロック
用のラッチであり、支柱9013の最上段のラッチ901411よ
り少し下方に進退自在に嵌入されたラッチ901421と、ラ
ッチ901421に設けた長孔を貫通するよう支柱9013に固定
された、ラッチ901421の抜け止め用のストッパーピン90
1422と、ラッチ901421に常時押圧力を作用する圧縮ばね
901423と、止めめじ901424とから成る。
用のラッチであり、支柱9013の最上段のラッチ901411よ
り少し下方に進退自在に嵌入されたラッチ901421と、ラ
ッチ901421に設けた長孔を貫通するよう支柱9013に固定
された、ラッチ901421の抜け止め用のストッパーピン90
1422と、ラッチ901421に常時押圧力を作用する圧縮ばね
901423と、止めめじ901424とから成る。
【0066】最下段のラッチ装置901430は、ラッチ9014
11及び901421のロック解除用のラッチであり、支柱9013
の下端部に進退自在に嵌入されたラッチ901431と、ラッ
チ901431に設けた長孔を貫通するよう支柱9013に固定さ
れた、ラッチ901431の抜け止め用のストッパーピン9014
32と、ラッチ901421に常時押圧力を作用する圧縮ばね90
1433と、止めめじ901434と、リンクの止めピン901435と
から成る。
11及び901421のロック解除用のラッチであり、支柱9013
の下端部に進退自在に嵌入されたラッチ901431と、ラッ
チ901431に設けた長孔を貫通するよう支柱9013に固定さ
れた、ラッチ901431の抜け止め用のストッパーピン9014
32と、ラッチ901421に常時押圧力を作用する圧縮ばね90
1433と、止めめじ901434と、リンクの止めピン901435と
から成る。
【0067】又、リンク装置901440は、最上段のラッチ
装置901410のロック解除のためのものであり、一端が止
めピン901435に回動自在に結合する制御バー901441、一
端が支柱9013に設けられた止めピン901444に回動自在に
結合するリンクバー901442、止めピン901445によりその
一端がバー901441及び901442の一端と回動自在に連結す
る昇降バー901443と、一端が支柱9013に設けたピンによ
り傾動自在に支持されたL字形の係止具901446と、係止
具901446に常時下方に向かって牽引力を作用する引張ば
ね901447とから成る。
装置901410のロック解除のためのものであり、一端が止
めピン901435に回動自在に結合する制御バー901441、一
端が支柱9013に設けられた止めピン901444に回動自在に
結合するリンクバー901442、止めピン901445によりその
一端がバー901441及び901442の一端と回動自在に連結す
る昇降バー901443と、一端が支柱9013に設けたピンによ
り傾動自在に支持されたL字形の係止具901446と、係止
具901446に常時下方に向かって牽引力を作用する引張ば
ね901447とから成る。
【0068】図示されている状態は、桟ばらしが終了し
た状態であり、昇降台9020は中段のラッチ装置901420に
より支持されており、この状態で、桟積台90は桟積ステ
ーションに回送される。今、この状態からラッチ装置90
1420のロックを解除するには、昇降台9020を上昇させ、
最上段のラッチ901411を図中右方向に移動させる。然る
ときは、最上段のラッチ901411に設けられている引金90
1415の先端が、中段のラッチ901421に設けた切欠内に入
って中段のラッチ901421を掛け止めているので、最上段
のラッチ901411と共に、中段のラッチ901421も図中右側
に移動する。又、一方に於いては、L字形の係止具9014
46の自由端が最上段のラッチ901411に設けた切欠内に嵌
入し、最上段のラッチ901411を掛け止めるので、最上段
のラッチ901411と共に、中段のラッチ901421も図中右側
の移動終端に掛け止められ、これにより昇降台9020のロ
ックが解除され、昇降台9020が下降し得るようになる。
た状態であり、昇降台9020は中段のラッチ装置901420に
より支持されており、この状態で、桟積台90は桟積ステ
ーションに回送される。今、この状態からラッチ装置90
1420のロックを解除するには、昇降台9020を上昇させ、
最上段のラッチ901411を図中右方向に移動させる。然る
ときは、最上段のラッチ901411に設けられている引金90
1415の先端が、中段のラッチ901421に設けた切欠内に入
って中段のラッチ901421を掛け止めているので、最上段
のラッチ901411と共に、中段のラッチ901421も図中右側
に移動する。又、一方に於いては、L字形の係止具9014
46の自由端が最上段のラッチ901411に設けた切欠内に嵌
入し、最上段のラッチ901411を掛け止めるので、最上段
のラッチ901411と共に、中段のラッチ901421も図中右側
の移動終端に掛け止められ、これにより昇降台9020のロ
ックが解除され、昇降台9020が下降し得るようになる。
【0069】而して、昇降台9020を順次下降せしめつゝ
桟積みが行われ、その作業が完了するときは、昇降台90
20は最下段のラッチ901431のところに達する。然るとき
は、ラッチ901431が図中右側に移動し、このためリンク
装置901440が作動し、昇降バー901443が上昇するので、
L字形の係止具901446が押し上げられ、その先端部が最
上段のラッチ901411の切り欠きから脱出し、これによ
り、最上段のラッチ901411はロックが解除され、圧縮ば
ね901413の押圧力により、図示されている位置まで移動
する。
桟積みが行われ、その作業が完了するときは、昇降台90
20は最下段のラッチ901431のところに達する。然るとき
は、ラッチ901431が図中右側に移動し、このためリンク
装置901440が作動し、昇降バー901443が上昇するので、
L字形の係止具901446が押し上げられ、その先端部が最
上段のラッチ901411の切り欠きから脱出し、これによ
り、最上段のラッチ901411はロックが解除され、圧縮ば
ね901413の押圧力により、図示されている位置まで移動
する。
【0070】然るときは、中段のラッチ901421も、最上
段のラッチ901411の引金901415が図中左側に移動するの
で、これに応じて圧縮ばね901423の押圧力により図中左
側に移動し、図示された位置に達して止まる。この状態
で、桟積台90は桟ばらしステーションに回送され、昇降
台9020を順次上昇せしめつゝ桟ばらしが行われ、その作
業が完了すると、昇降台9020は図示さた位置に達し、中
段のラッチ901421により支持されることとなる。以下、
同様にして桟積み及び桟ばらしの作業が輪番的に行われ
る。
段のラッチ901411の引金901415が図中左側に移動するの
で、これに応じて圧縮ばね901423の押圧力により図中左
側に移動し、図示された位置に達して止まる。この状態
で、桟積台90は桟ばらしステーションに回送され、昇降
台9020を順次上昇せしめつゝ桟ばらしが行われ、その作
業が完了すると、昇降台9020は図示さた位置に達し、中
段のラッチ901421により支持されることとなる。以下、
同様にして桟積み及び桟ばらしの作業が輪番的に行われ
る。
【0071】次に、図22に示した桟循環供給装置に就い
て説明する。この桟循環供給装置1000は、桟ばらしステ
ーション1100と桟積ステーション1300との間の桟の回収
と供給を、桟マガジンを用いることなく、一連のコンベ
アにより自動的に行う装置である。而して、図中1000は
桟循環供給装置であり、桟受コンベア1010と、リフト10
20と、アキュムコンベア1030と、桟積み用のリテーナー
1040とから成る。1100は桟ばらしステーションであり、
複数の桟積台昇降ポスト1110から成り、桟積台昇降ポス
ト1110は図示されていない内部機構により昇降自在に支
持された昇降爪1111を具備し、これにより桟積台10を支
持し、昇降させる。
て説明する。この桟循環供給装置1000は、桟ばらしステ
ーション1100と桟積ステーション1300との間の桟の回収
と供給を、桟マガジンを用いることなく、一連のコンベ
アにより自動的に行う装置である。而して、図中1000は
桟循環供給装置であり、桟受コンベア1010と、リフト10
20と、アキュムコンベア1030と、桟積み用のリテーナー
1040とから成る。1100は桟ばらしステーションであり、
複数の桟積台昇降ポスト1110から成り、桟積台昇降ポス
ト1110は図示されていない内部機構により昇降自在に支
持された昇降爪1111を具備し、これにより桟積台10を支
持し、昇降させる。
【0072】1200は桟ばらしのための桟吸着搬送装置で
ある。桟ばらしステーション1100に収容され、現に桟ば
らしが行われている桟積台10の上の桟30は、この桟吸着
搬送装置1200に吸着され、桟受コンベア1010の上に搬送
される。1300は桟積ステーションであり、複数の桟積台
昇降ポスト1310から成り、桟積台昇降ポスト1310は図示
されていない内部機構により昇降自在に支持された昇降
爪2011を具備し、これにより桟積台10を支持し、昇降さ
せる。1400は桟積みのための桟吸着搬送装置である。
ある。桟ばらしステーション1100に収容され、現に桟ば
らしが行われている桟積台10の上の桟30は、この桟吸着
搬送装置1200に吸着され、桟受コンベア1010の上に搬送
される。1300は桟積ステーションであり、複数の桟積台
昇降ポスト1310から成り、桟積台昇降ポスト1310は図示
されていない内部機構により昇降自在に支持された昇降
爪2011を具備し、これにより桟積台10を支持し、昇降さ
せる。1400は桟積みのための桟吸着搬送装置である。
【0073】桟受コンベア1010の上に下ろされた桟30
は、図中右方向に輸送され、リフト1020に引き継がれ、
これにより姿勢を90度変換され、アキュムコンベア1030
に送られる。アキュムコンベア1030は、桟ばらしステー
ション1100の近傍から、桟積ステーション1300の近傍ま
で続く長く大容量のコンベアである。リテーナー1040
は、桟積台10の上に桟30を配置すべきピッチと同一のピ
ッチでフック1041を設けたコンベアである。
は、図中右方向に輸送され、リフト1020に引き継がれ、
これにより姿勢を90度変換され、アキュムコンベア1030
に送られる。アキュムコンベア1030は、桟ばらしステー
ション1100の近傍から、桟積ステーション1300の近傍ま
で続く長く大容量のコンベアである。リテーナー1040
は、桟積台10の上に桟30を配置すべきピッチと同一のピ
ッチでフック1041を設けたコンベアである。
【0074】アキュムコンベア1030により運ばれた桟30
は、リテーナー1040のフック1041によりビックアップさ
れ、桟積みされるのと同一のピッチでかつ互いに平行に
リテーナー1040の上面に整列され、桟積み用の桟吸着搬
送装置1400により、桟積ステーション1300に収容された
桟積台10の上に搬送され、積み上げられる。尚、桟受コ
ンベア1010、リフト1020、アキュムコンベア1030及びリ
テーナー1040の要所には、桟センサーを設け、桟の欠落
や、汚染の有無、姿勢の適、不適などをチェックするよ
う構成すると共に、欠品の補充装置、不良品の除去装
置、不良姿勢の矯正装置などを設けておくことが推奨さ
れる。
は、リテーナー1040のフック1041によりビックアップさ
れ、桟積みされるのと同一のピッチでかつ互いに平行に
リテーナー1040の上面に整列され、桟積み用の桟吸着搬
送装置1400により、桟積ステーション1300に収容された
桟積台10の上に搬送され、積み上げられる。尚、桟受コ
ンベア1010、リフト1020、アキュムコンベア1030及びリ
テーナー1040の要所には、桟センサーを設け、桟の欠落
や、汚染の有無、姿勢の適、不適などをチェックするよ
う構成すると共に、欠品の補充装置、不良品の除去装
置、不良姿勢の矯正装置などを設けておくことが推奨さ
れる。
【0075】図23には、上記の第五実施例に於いて用い
たアキュムコンベア1030の代わりに大容量の桟ストッカ
ーを用いる第六実施例が示されている。図23及び図24に
は、桟回収ステーション2000が示されている。この桟回
収ステーション2000は、桟受け用のアキュムコンベア21
00と、桟ばらし用の吸着搬送装置2200と、桟ストッカー
詰め込み用の吸着搬送装置2300と、少なくとも1台の桟
ストッカー2400とから成る。
たアキュムコンベア1030の代わりに大容量の桟ストッカ
ーを用いる第六実施例が示されている。図23及び図24に
は、桟回収ステーション2000が示されている。この桟回
収ステーション2000は、桟受け用のアキュムコンベア21
00と、桟ばらし用の吸着搬送装置2200と、桟ストッカー
詰め込み用の吸着搬送装置2300と、少なくとも1台の桟
ストッカー2400とから成る。
【0076】桟ばらし用の吸着搬送装置2200は、図示さ
れていない桟ばらしステーションから桟30を搬送し、ア
キュムコンベア2100の上に下ろす。アキュムコンベア21
00の搬送終端にはストッパー2101が設けられており、ア
キュムコンベア2100により搬送される桟30はストッパー
2101により塞き止められ、互いに密着した状態で停止す
る。これらの桟30は桟ストッカー詰め込み用の吸着搬送
装置2300により桟ストッカー2400の上面に搬送され、前
に搬送された桟と並ぶ位置に下ろされる。
れていない桟ばらしステーションから桟30を搬送し、ア
キュムコンベア2100の上に下ろす。アキュムコンベア21
00の搬送終端にはストッパー2101が設けられており、ア
キュムコンベア2100により搬送される桟30はストッパー
2101により塞き止められ、互いに密着した状態で停止す
る。これらの桟30は桟ストッカー詰め込み用の吸着搬送
装置2300により桟ストッカー2400の上面に搬送され、前
に搬送された桟と並ぶ位置に下ろされる。
【0077】桟ストッカー2400は、台車2401と、台車24
01上の桟収容室を形成する荷台2402と、荷台2402内部に
設けられる昇降台2403と、昇降台2403を昇降自在に支持
する4本の送りねじ2404と、4本の送りねじ2404を同期
して回転させるギヤボックス2405とから成る。尚、2406
は積み重ねられる桟30の間に敷かれるセパレートプレー
トである。現に桟30が敷き並べられている最上段が桟30
で一杯になると、4本の送りねじ2403が回転し、昇降台
2403を桟一段分だけ引き下げる。然るときはときは、図
示されていない装置によりセパレートプレート2406がそ
の上に供給され、次いでその上に桟30が敷きならべられ
る。桟ストッカー2400の容量は、桟積台1荷分とするこ
とが推奨される。
01上の桟収容室を形成する荷台2402と、荷台2402内部に
設けられる昇降台2403と、昇降台2403を昇降自在に支持
する4本の送りねじ2404と、4本の送りねじ2404を同期
して回転させるギヤボックス2405とから成る。尚、2406
は積み重ねられる桟30の間に敷かれるセパレートプレー
トである。現に桟30が敷き並べられている最上段が桟30
で一杯になると、4本の送りねじ2403が回転し、昇降台
2403を桟一段分だけ引き下げる。然るときはときは、図
示されていない装置によりセパレートプレート2406がそ
の上に供給され、次いでその上に桟30が敷きならべられ
る。桟ストッカー2400の容量は、桟積台1荷分とするこ
とが推奨される。
【0078】桟ばらしが終了すると、桟ストッカー2400
は図25及び26に示された桟積みのため桟供給ステーショ
ン2500に運ばれる。桟供給ステーション2500は、桟横押
装置2510と、桟突出装置2520と、リテーナー装置2530と
から成る。桟横押装置2510は、桟ストッカー2400の最上
段にある桟30を図中右方向に横押しするため設けられた
ものであり、基台2511と、基台2511に固定され間歇的に
作動する油圧シリンダー2512と、油圧シリンダー2512の
ロッドの先端に設けた桟横押プッシャー2513とから成
る。
は図25及び26に示された桟積みのため桟供給ステーショ
ン2500に運ばれる。桟供給ステーション2500は、桟横押
装置2510と、桟突出装置2520と、リテーナー装置2530と
から成る。桟横押装置2510は、桟ストッカー2400の最上
段にある桟30を図中右方向に横押しするため設けられた
ものであり、基台2511と、基台2511に固定され間歇的に
作動する油圧シリンダー2512と、油圧シリンダー2512の
ロッドの先端に設けた桟横押プッシャー2513とから成
る。
【0079】又、桟突出装置2520は、桟ストッカー2400
の最上段の一番右端にある桟30をリテーナー装置2530に
向けて突き出すため設けられたものであり、基台2521
と、基台2521に固定され間歇的に作動する油圧シリンダ
ー2522と、油圧シリンダー2522のロッドの先端に設けた
桟突出プッシャー2523とから成る。
の最上段の一番右端にある桟30をリテーナー装置2530に
向けて突き出すため設けられたものであり、基台2521
と、基台2521に固定され間歇的に作動する油圧シリンダ
ー2522と、油圧シリンダー2522のロッドの先端に設けた
桟突出プッシャー2523とから成る。
【0080】リテーナー装置2530は、桟突出装置2520か
ら突き出された桟30を受入れ、これを桟積みするときの
桟の相対関係位置に等しく配置するための装置であり、
基台2531と、基台2531上に往復動自在に支持された滑動
盤2532と、滑動盤2532の上面に桟積みされる桟の相対関
係位置に等しく配置された複数のリテーナー2533と、滑
動盤2532を往復動させる油圧シリンダー2534と、図示さ
れていない制御装置などから成る。
ら突き出された桟30を受入れ、これを桟積みするときの
桟の相対関係位置に等しく配置するための装置であり、
基台2531と、基台2531上に往復動自在に支持された滑動
盤2532と、滑動盤2532の上面に桟積みされる桟の相対関
係位置に等しく配置された複数のリテーナー2533と、滑
動盤2532を往復動させる油圧シリンダー2534と、図示さ
れていない制御装置などから成る。
【0081】突出装置2520の油圧シリンダー2522が作動
し、桟ストッカー2400の最上段の一番右端にある桟30を
リテーナー装置2530のリテーナー2533に向けて突き出
し、その内部に装填する。然るときは、一方に於いては
桟横押装置2510の油圧シリンダー2512が直ちに作動し
て、桟30を横方向に移動させ、空いた場所に新たな桟が
入り、次の突き出しの準備が完了する。又、他の一方に
於いては、リテーナー装置2530の油圧シリンダー2534が
作動して、滑動盤2532が移動せしめられ、次の空のリテ
ーナー2533が桟突出装置2520の桟突出口に対応した位置
に送られる。
し、桟ストッカー2400の最上段の一番右端にある桟30を
リテーナー装置2530のリテーナー2533に向けて突き出
し、その内部に装填する。然るときは、一方に於いては
桟横押装置2510の油圧シリンダー2512が直ちに作動し
て、桟30を横方向に移動させ、空いた場所に新たな桟が
入り、次の突き出しの準備が完了する。又、他の一方に
於いては、リテーナー装置2530の油圧シリンダー2534が
作動して、滑動盤2532が移動せしめられ、次の空のリテ
ーナー2533が桟突出装置2520の桟突出口に対応した位置
に送られる。
【0082】この状態で再び桟突き出しが行われ、以下
同様にして、リテーナー装置2530の総てのリテーナー25
33に桟30が装填されると、図示されていない桟積み用の
吸着搬送装置が、これらリテーナー2533に保持されてい
る桟30を吸着し、桟積台に輸送するものである。而し
て、桟ストッカー2400から一段分の桟30が突き出される
と、その下のセパレートプレート2406が取り除かれ、桟
ストッカー2400の4本の送りねじ2404が回転し、昇降台
2403が桟一段分だけ押し上げられ、次段の桟30の押し出
しが開始されるものである。
同様にして、リテーナー装置2530の総てのリテーナー25
33に桟30が装填されると、図示されていない桟積み用の
吸着搬送装置が、これらリテーナー2533に保持されてい
る桟30を吸着し、桟積台に輸送するものである。而し
て、桟ストッカー2400から一段分の桟30が突き出される
と、その下のセパレートプレート2406が取り除かれ、桟
ストッカー2400の4本の送りねじ2404が回転し、昇降台
2403が桟一段分だけ押し上げられ、次段の桟30の押し出
しが開始されるものである。
【0083】本発明は叙上の如く構成されるから、本発
明によれば、殆ど人手を煩わすことなく、自動的な桟積
み及び桟ばらしが可能となるものである。尚、本発明の
構成は叙上の実施例に限定されるものでなく、例えば桟
や桟マガジン又は桟ストッカー、桟積台や木材準備装
置、桟及び木材の吸着搬送装置や桟循環装置その他各構
成要素の構成や各ステーションの配置などは、本発明の
目的の範囲内で自由に設計変更し得るものであり、本発
明はそれらの総てを包摂するものである。
明によれば、殆ど人手を煩わすことなく、自動的な桟積
み及び桟ばらしが可能となるものである。尚、本発明の
構成は叙上の実施例に限定されるものでなく、例えば桟
や桟マガジン又は桟ストッカー、桟積台や木材準備装
置、桟及び木材の吸着搬送装置や桟循環装置その他各構
成要素の構成や各ステーションの配置などは、本発明の
目的の範囲内で自由に設計変更し得るものであり、本発
明はそれらの総てを包摂するものである。
【図1】本発明で使用する桟マガジンの一態様を示す立
体分解図である。
体分解図である。
【図2】本発明で使用する桟の幾つかの実施態様を示す
軸直角断面図である。
軸直角断面図である。
【図3】本発明の第一実施例で使用する桟積装置の一部
破断上面図である。
破断上面図である。
【図4】図3に示した桟積装置の一部を省略した側面図
である。
である。
【図5】上記第一実施例で使用する吸着装置の説明図で
ある。
ある。
【図6】上記第一実施例で使用する吸着装置の底面図で
ある。
ある。
【図7】本発明の上記第一実施例で使用する桟ばらし装
置の一部破断上面図である。
置の一部破断上面図である。
【図8】図7に示した桟ばらし装置の側面図である。
【図9】本発明の第二実施例に於ける各ステーションの
配置を示す説明図である。
配置を示す説明図である。
【図10】本発明の第三実施例に於ける各ステーションの
配置を示す説明図である。
配置を示す説明図である。
【図11】木材供給ステーションの他の実施態様を示す説
明図である。
明図である。
【図12】桟供給ステーションの他の実施態様を示す説明
図である。
図である。
【図13】図12に示した桟供給ステーションの上面図。
【図14】図12に示した桟供給ステーションで使用する桟
マガジンの一例を示す正面図である。
マガジンの一例を示す正面図である。
【図15】図14に示した桟マガジンの側面図である。
【図16】図14に示した桟マガジンの上面図である。
【図17】荷崩防止装置及び昇降台ロック装置を備えた桟
積台の一実施態様を示す正面図である。
積台の一実施態様を示す正面図である。
【図18】図17に示した桟積台の上面図である。
【図19】図17に示した桟積台で用いる昇降台の上面図で
ある。
ある。
【図20】図19に示した昇降台の側面図である。
【図21】図17に示した桟積台の昇降台ロック装置の構成
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図22】本発明の上記とは別異の第五実施例に於いて使
用される桟の循環供給装置の構成を示す説明図である。
用される桟の循環供給装置の構成を示す説明図である。
【図23】更に別異の第六実施例に於いて使用される桟循
環供給装置の桟ばらし側の構成を示す一部破断側面図で
ある。
環供給装置の桟ばらし側の構成を示す一部破断側面図で
ある。
【図24】図23に示した桟循環供給装置の構成を示す平面
図である。
図である。
【図25】上記第六実施例に於いて使用される桟循環供給
装置の桟積み側の構成を示す一部破断側面図である。
装置の桟積み側の構成を示す一部破断側面図である。
【図26】図25に示した桟循環供給装置の構成を示す平面
図である。
図である。
10・・・・桟積台 20・・・・木材 30、30-2、30-3、30-4・・・・桟 40・・・・桟マガジン 42・・・・ハウジング 44・・・・桟支持台 50・・・・桟積装置 52・・・・桟積ステーション 5210・・・・受入台 5220・・・・桟積台昇降ポスト 54・・・・木材供給ステーション 5410・・・・木材準備装置 5420・・・・木材配置装置 56・・・・桟供給ステーション 5610・・・・基台 5620・・・・桟制御ポスト 58・・・・・桟積用搬送装置 5810・・・・支持装置 5820・・・・吸着搬送装置 5820A・・・木材搬送部 5820B・・・桟搬送部 5824・・・・通気管 5825・・・・真空弁 5826・・・・真空破壊弁 5830・・・・真空ポンプ 5840・・・・真空タンク 5850・・・・エアーシリンダー 60・・・・桟ばらし装置 62・・・・桟ばらしステーション 6210・・・・受入台 6220・・・・桟積台昇降ポスト 6230・・・・桟位置規制装置 64・・・・木材搬出ステーション 6410・・・・アキュムコンベア 66・・・・桟回収ステーション 6610・・・・基台 6620・・・・桟制御ポスト 68・・・・・桟ばらし用搬送装置 6810・・・・支持装置 6820・・・・吸着装置 6820A・・・木材搬送部 6820B・・・桟搬送部 6850・・・・エアーシリンダー 72・・・・・桟積ステーション 74・・・・・木材供給ステーション 78・・・・・桟積用搬送装置 78A・・・・木材搬送装置 78B・・・・桟積用搬送装置 80・・・・・桟供給ステーション 82・・・・・三連式の桟マガジン 8210・・・・・ハウジング 8220・・・・・桟支持台 84・・・・・桟マガジン移動装置 86・・・・・ステーション 8610、8620・・・・・プラットフォーム 88・・・・・桟制御ポスト 90・・・・・桟積台 9010・・・・・台枠 9020・・・・・昇降台 1000・・・・・桟循環供給装置 1010・・・・・桟受コンベア 1020・・・・・リフト 1030・・・・・アキュムコンベア 1040・・・・・桟積み用のリテーナー 1100・・・・・桟ばらしステーション 1110・・・・・複数の桟積台昇降ポスト 1200・・・・・桟ばらし用の桟吸着搬送装置 1300・・・・・桟積ステーション 1310・・・・・複数の桟積台昇降ポスト 1400・・・・・桟積用の桟吸着搬送装置 2000・・・・・桟循環装置 2100・・・・・アキュムコンベア 2200・・・・・桟ばらし用の吸着搬送装置 2300・・・・・ストッカー詰込用の吸着搬送装置 2400・・・・・桟ストッカー 2500・・・・・桟供給ステーション 2510・・・・・桟横押装置 2520・・・・・桟突出装置 2530・・・・・リテーナー装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B27K 5/00 B65G 57/00 - 57/32
Claims (18)
- 【請求項1】桟積台(10)上に積み上げるべき木材(20)
を、桟積台(10)とは別異の位置(5412)に一段分宛、桟積
台(10)上に積み上げるのと同一の相対関係位置に自動的
に配置する工程と、 桟積台(10)上に積み上げるべき桟(30)を、桟積台(10)と
は別異の位置(5610)に一段分宛、桟積台(10)上に積み上
げるのと同一の相対関係位置に配置する工程と、 所定の位置に配置された上記一段分の木材(20)をそれら
の相対関係位置を崩すことなく一度にまとめて桟積台(1
0)上に移送する操作と、所定の位置に配置された上記一
段分の桟(30)をそれらの相対関係位置を崩すことなく一
度にまとめて桟積台(10)上に移送する操作とを、交互に
行う工程と、 を 多数回繰り返し遂行することから成る桟積工程を含
む、木材を乾燥する際の木材及び桟取扱方法。 - 【請求項2】桟積台(10)上に積み上げるべき木材(20)の
一段分が、桟積台(10)とは別異に設けた木材準備台(541
2)上に、桟積台(10)上に積み上げるのと同一の相対関係
位置に配置される、請求項1に記載の木材を乾燥する際
の木材及び桟取扱方法。 - 【請求項3】桟積台(10)上に積み上げるべき桟(30)の一
段分が、桟積台(10)上に積み上げるのと同一の相対関係
位置に配置された桟マガジン(40)から供給される、請求
項1又は2に記載の木材を乾燥する際の木材及び桟取扱
方法。 - 【請求項4】桟積台(10)上に現に桟積みされている部材
の最上段が木材(20)であるときは、その木材(20)を後段
のアキュムコンベア(6410)上に移送する工程と、 桟積台(10)上に現に桟積みされている部材の最上段が桟
(30)であるときは、それらの相対関係位置を崩すことな
くそれらの桟(30)を回収し得るよう構成された桟回収装
置に移送し、回収する工程とを、 多数回繰り返し遂行することから成る桟ばらし工程を含
む、請求項1ないし3の何れか一に記載の木材を乾燥す
る際の木材及び桟取扱方法。 - 【請求項5】桟ばらし工程で用いる桟回収装置が、桟積
台(10)上に現に桟積みされている桟(30)の相対関係位置
を崩すことなくそれらの桟(30)を回収し得るよう配置さ
れた所定数の桟マガジン(40)から成る請求項4に記載の
木材を乾燥する際の木材及び桟取扱方法。 - 【請求項6】空の桟積台(10)を受け入れる装置と、 桟積台(10)上に積み上げるべき木材(20)を、桟積台(10)
とは別異の位置(5412)に一段分宛、桟積台(10)上に積み
上げるのと同一の相対関係位置に自動的に配置する装置
(54)と、 桟積台(10)上に積み上げるべき桟(30)を、桟積台(10)と
は別異の位置(5610)に一段分宛、桟積台(10)上に積み上
げるのと同一の相対関係位置に配置する装置(56)と、 所定の位置に配置された上記一段分の木材(20)をそれら
の相対関係位置を崩すことなく一度にまとめて桟積台(1
0)上に移送する操作と、所定の位置に配置された上記一
段分の桟(30)をそれらの相対関係位置を崩すことなく一
度にまとめて桟積台(10)上に移送する操作とを、交互に
行う装置(58)と、 から成る桟積装置を具備する、木材を乾燥する際の木材
及び桟取扱装置。 - 【請求項7】空の桟積台(10)を受け入れる装置が、空の
桟積台(10)を受け入れて昇降自在に保持し、桟積台(10)
の上に桟積みすべき木材(20)及び桟(30)を交互に受け入
れる桟積ステーション(52)である請求項6に記載の木材
を乾燥する際の木材及び桟取扱装置。 - 【請求項8】桟積台(10)上に積み上げるべき木材(20)の
一段分を、桟積台(10)上に積み上げるのと同一の相対関
係位置に配置する装置が、 桟積台(10)と略同大同形の木材準備台(5412)を具備した
木材準備装置(5410)と、次段に桟積みすべき木材(20)を
桟積台(10)上に配置するのと同一の相対関係位置を与え
つゝ木材準備台(5412)の上に配列する木材配置装置(542
0)とから成る木材供給ステーション(54)である請求項6
又は7に記載の木材を乾燥する際の木材及び桟取扱装
置。 - 【請求項9】所定数の桟(30)を、桟積台(10)上に積み上
げるのと同一の相対関係位置に配置する装置が、 桟積みに用いる桟(30)を少なくとも縦1列に昇降自在に
収容した桟マガジン(40)を所定数受け入れ、それぞれの
桟供給口の相対位置が、桟積台(10)上に一段に配置すべ
き桟(30)のそれと同一となるように排列、保持する桟供
給ステーション(56)である請求項6ないし8の何れか一
に記載の木材を乾燥する際の木材及び桟取扱装置。 - 【請求項10】所定の位置に配置された木材(20)及び桟(3
0)を交互にそれらの相対関係位置を崩すことなく桟積台
(10)上に移送する装置が、 木材準備台(5412)に排列された木材(20)を桟積台(10)上
に移送すると共に、桟供給ステーション(56)に保持され
た所定数の桟マガジン(40)のそれぞれから供給される桟
(30)を桟積台(10)上に移送する、桟積用搬送装置(58)で
ある請求項6ないし9の何れか一に記載の木材を乾燥す
る際の木材及び桟取扱装置。 - 【請求項11】桟マガジン(40)が、ハウジング(42)と、そ
のハウジング(42)内に昇降自在に設けられた少なくとも
1個の桟支持台(44)とから成り、その桟支持台(44)がハ
ウジング(42)の外部から昇降せしめられるよう構成され
た、請求項9又は10に記載の木材を乾燥する際の木材及
び桟取扱装置。 - 【請求項12】桟マガジンが、ハウジングと、そのハウジ
ング内に昇降自在に設けられた少なくとも1個の桟支持
台と、その桟支持台を昇降せしめ得る装置とから成る、
請求項9又は10に記載の木材を乾燥する際の木材及び桟
取扱装置。 - 【請求項13】使用する桟マガジン(8210)のハウジング(8
211)が複数の桟収容室に区分されており、各桟収容室内
にそれぞれ各1個の桟支持台(8220)が昇降自在に設けら
れている、請求項9ないし12の何れか一に記載の木材を
乾燥する際の木材及び桟取扱装置。 - 【請求項14】木材準備台(5412)の上に置かれる木材(20)
の高さと、桟積ステーション(52)に保持された桟積台(1
0)の上に現に最上段に桟積みされている木材(20)又は桟
(30)の高さと、桟供給ステーション(56)の桟マガジン(4
0)の桟供給口から供給される桟(30)の高さとが、略同一
となるよう構成された、請求項6ないし13の何れか一に
記載の木材を乾燥する際の木材及び桟取扱装置。 - 【請求項15】桟積みが行なわれた桟積台(10)を所定位置
に受け入れ、昇降自在に保持する桟ばらしステーション
(62)と、 桟積台(10)から下ろされた木材(20)を順次受け入れ、外
部に移送し得る木材搬出ステーション(64)と、 所定数の空の桟マガジン(40)を受け入れ、それぞれの桟
受入口の間の相対関係位置が、桟積台(10)上に配置され
た桟(30)のそれと同一となるように排列、保持する桟回
収ステーション(66)と、 桟積台(10)上に桟積みされている木材(20)を木材搬出ス
テーション(64)に、桟(30)を桟回収ステーション(66)に
保持された所定数の桟マガジン(40)のそれぞれの桟回収
口に、交互に移送する桟ばらし用搬送装置(68)と、 から成る桟ばらし装置(60)を具備する、請求項6ないし
14の何れか一に記載の木材を乾燥する際の木材及び桟取
扱装置。 - 【請求項16】桟積台(10)上に積み上げるべき桟(30)の一
段分を、桟積台(10)上に積み上げるのと同一の相対関係
位置に配置する装置(56)が、 桟供給装置から供給された桟(30)を順次受け入れ、桟積
台(10)上に一段に配置すべき桟(30)の相対関係位置と同
一の相対関係位置に保持するリテーナー(1040)である請
求項6に記載の木材を乾燥する際の木材及び桟取扱装
置。 - 【請求項17】桟供給装置が、多数の桟(30)を搭載したア
キュムコンベア(1030)である請求項16に記載の木材を乾
燥する際の木材及び桟取扱装置。 - 【請求項18】桟供給装置が、多数収容した桟(30)を順次
外部に供給し得る桟ストッカー(2400)である請求項16に
記載の木材を乾燥する際の木材及び桟取扱装置。
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---|---|---|---|
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---|---|---|---|
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JPH10193305A JPH10193305A (ja) | 1998-07-28 |
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