JP3188838U - ケーブル付プラグソケットの締付工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーブルの接続部分がソケット部分よりも太いプラグソケットの締付けを行うことができるケーブル付プラグソケットの締付工具を提供する。
【解決手段】円筒状の本体1と、本体1の外周に挿入する固定用スリーブ2とで構成し、本体1の上端に、締付作動部3を形成する。本体1は、ケーブル付プラグソケットを挿入することができる内径であって、プラグソケットの下半部に位置する本体の半周部分を分離させて開閉扉7とする。本体1にはプラグソケットを挿入するための切欠部8を設ける。本体1の下半部内周部分と、開閉扉7の内周部分に、プラグソケットの締付ネジ筒との間で空転を防止するロック機構を設ける。本体1にケーブル付プラグソケットを挿入し、開閉扉を閉じることによって締付ネジ筒を抱持し、固定用スリーブを装着することによって抱持状態を維持して締付を行う。
【選択図】図1

Description

本考案は、ケーブル(電線)付の、主として通信用プラグソケットを安定的に固定するための締付工具の構造に関する考案である。
従来、プラグソケットを固定するには、プラグにプラグソケットを差し込んだ状態で、外周に滑り止めのローレットを施したネジ筒を回転させて、締め付けて固定するようにしている。
配線付コネクターを機械的に締付けるアタッチメントとして特許文献1に開示されるソケットが知られている。特許文献1に開示されたアタッチメントは、コネクターに嵌合するソケットにスリットを形成しておき、スリットからケーブル(電線)を器外に逃がした状態でソケットを回転駆動するものである。
実開平2−97785号公報
プラグソケットの側方から、ローレットを施したソケット部分を掴んで回転させようとすると、側方に大きなスペースが必要であって狭い範囲に多くのプラグが配置されるようなものでは、プラグソケットを締付けることが困難である。したがって、狭い範囲に配置したプラグソケットを締付けるためには、ケーブルに沿って締付工具を挿入して先方のソケットに係合させ、締付工具を回転させる必要がある。そして、締付工具自体を一定のトルクで回転させることによって一定の締付力で接続することができる。
しかしながら、プラグソケットに接続したケーブルの接続部分に、確実な防水構造を施すなどの理由によって、ケーブルの接続部分の外径が、ソケットの外径よりも大きなものが存在する。その場合、ケーブルの太径部分が通過する締付工具によって、ケーブルの先端に位置するソケットに係合させて回転駆動することができない。さらに、ケーブルそのものが太く曲げにくいものでは取扱いが困難で、軸方向に挿入する締付工具によってプラグソケットを締付けることができない。
上記実情に鑑み、本考案はケーブルの接続部分がソケット部分よりも太いプラグソケットを締付けることができる、締付工具を実現することを目的とするものである。また、一定のトルクで締付け、安定した締付状態を実現することができる締付工具を得ることを目的とする考案である。
請求項1記載の本考案は、円筒状の本体1と、本体1の外周に挿入する固定用スリーブ2とで構成する。本体1の上端には、中心孔を有する締付作動部3を形成している。
円筒状の本体1は、ケーブル付プラグソケットを挿入することができる内径であって、プラグソケット4の締付ネジ筒5が挿入される位置である下半部の半周部分を本体1から分離させ、分離させた半周部分の軸方向一端を軸支6することによって開閉扉7とする。
開閉扉7が形成された位置から上方に向けて、締付作動部を含めて少なくともプラグソケット4を側方から挿入することができる幅の切欠部8を設けるとともに、プラグソケット4の締付ネジ筒5が位置する本体1の下半部内周部分と、開閉扉7の内周部分に、プラグソケット4の締付ネジ筒5との間で空転を防止するロック機構を設ける。そして、前記固定用スリーブ2は、本体1の開閉扉7が位置する下半部に装着することによって開閉扉7を閉止状態に維持することを特徴とするケーブル付プラグソケットの締付工具である。
請求項2記載の考案は、本体1の上端に鍔9を形成し、この鍔9の外径寸法と固定用スリーブ2の外径寸法を略同一とすることである。
請求項3記載の考案は、固定用スリーブ2の具体的構造に係るものである。すなわち、固定用スリーブ2は、本体1の下端から側方に突出する開閉扉7の軸支6部上端までの高さ寸法Hよりも長寸であって、軸支6部上端から本体1の上端までの高さ寸法H’と同一もしくは短寸とする。そして、本体1の切欠部8と一致する位置に、下端から上端に達する第一切欠部10を形成するとともに、本体1の下端から軸支6部までの高さ寸法Hと一致する位置に、少なくとも本体1の側方に突出する軸支6部が入り込む第二切欠部11を形成することである。
請求項4記載の考案は、本体の内周部分とプラグソケット4の締付ネジ筒5との間で空転を防止するロック機構は、本体1及び本体1の開閉扉7の内周面に形成した周方向に高さが変化する凹凸面12と、本体1及び本体1の開閉扉7の内面に配置し前記凹凸面12の1ピッチの変化分だけ周方向に遊動可能としたピン保持片13とで構成する。本体1および本体1の開閉扉7の内周面とピン保持片13との間に配置したピン14の一部分が、ピン保持片13の開口部から内方に突出してプラグソケット4の締付ネジ筒5表面に当接するものであり、ピン14が本体1及び本体1の開閉扉7の内周面に形成した凹凸面12の凹面12aに当接する場合は、ピン14が外方に押し出されて締付ネジ筒5の移動が許容され、ピン14が本体1及び本体1の開閉扉7の内周面に形成した凹凸面12の凸面12bに当接する場合は、ピン14が内方に押し出されて締付ネジ筒5の表面に圧接されて締付ネジ筒5とピン14の移動が制限される。そして、凹面12aの左右両側に凹面12aと連続的に凸面12bを形成することによって、本体を左右いずれの方向に回転させても、締付ネジ筒5とピンの空転が防止されるようにすることである。
請求項1記載の考案によれば、開閉扉7を開けた状態で切欠部8を通過させることによって、プラグ位置に配置したケーブル付のプラグソケット4を本体1内に配置させることができる。この状態で、開閉扉7を閉じるとともに固定用スリーブ2を装着することによって、開閉扉7が閉じた状態に保持されるとともに、本体1の内周面及び開閉扉7の内周面に配置したロック機構によって、プラグソケット4の締付ネジ筒5の空転が防止される。 この空転が防止される状態で、本体1を一定の力で締付けると、プラグソケットの締付ネジ部5を一定の力で締付けることができる。すなわち、本体1の上端に形成した、例えば六角軸状の締付作動部3を、トルクレンチを用いて締付けることによって、プラグソケット4の締付ネジ筒5を一定の力で締付けることができる。
請求項2記載の考案によれば、固定用スリーブ2が不用意に上方に抜け出すことがなく、鍔によってしっかりと支受される。また、鍔9の外径寸法と固定用スリーブ2の外径寸法を略同一とすることによって、持ち易く、或いは取扱い易い特長がある。
請求項3記載の考案によれば、開閉扉7を閉じた状態で固定用スリーブ2を装着する場合に、第一切欠部10を通過させて本体1の下から固定用スリーブ2を本体1に挿入し、本体1の上部に移動させることによって開閉扉7の開閉を可能とし、開閉扉7を開くとともに固定用スリーブ2を周回動させて第一切欠部10の位置と本体1の切欠部8の位置を一致させることによって、ケーブル付のプラグソケット4を本体1内に挿入させることができる。開閉扉7を閉じた上で固定用スリーブ2の第二切欠部11と本体の軸支6部を一致させることによって固定用スリーブ2を下方に移動させ、本体1の下半部に簡単に装着し、開閉扉7を閉じた状態に維持することができる。プラグソケット4を締付けた後、本体1をプラグソケットから取り外す場合は、固定用スリーブ2を持ち上げることによって開閉扉7を開き、プラグソケット4から本体1を取り外すことができる。
請求項4記載の考案によれば、確実に機能する逆止構造を比較的簡単に取り付けることができる。右、左いずれの方向に対しても空転を防止することができ、プラグソケットの締付だけでなく、プラグソケットの取り外しにも便利なものとすることができる。
図1は、本考案ケーブル付プラグソケットの締付工具の実施形態であって、本体と固定用スリーブを分離させて示す斜視図、 図2は、本体と固定用スリーブを組み立てた状態のプラグソケットの締付工具の斜視図、 図3は、本考案に係る締付工具の縦断面図、 図4は、ケーブル付プラグソケットの一例を示す側面図、 図5は、図3のV−V線断面図、 図6は、開閉扉を開けた状態の本体の横断面図、 図7は、本体の正面図、 図8は、固定用スリーブの斜視図である。
以下、本考案に係るケーブル付プラグソケットの締付工具の実施形態を、添付の図面に基づいて説明する。
図1は、本考案ケーブル付プラグソケットの締付工具の実施形態を示す、本体と固定用スリーブを分離させて示す斜視図、図2は、本体と固定用スリーブを組み立てた状態のプラグソケットの締付工具の斜視図である。
本考案に係るケーブル付プラグソケットの締付工具は、円筒状の本体1と、本体1の外周に挿入する固定用スリーブ2とで構成する。
円筒状の本体1の上端には、中心孔3aを有する締付作動部3を形成している。すなわち、本体1の上端には本体の筒状部1aよりも大径の天板部1bを設けることによって鍔9を形成し、天板部1bの中心位置には六角柱状の締付作動部3を形成している。円筒状の本体1は、図4に示すようなケーブル15付のプラグソケット4を挿入することができる内径、具体的にはケーブルに防水構造を施すなどの理由によって太径となった、ケーブル付のプラグソケットの最大径D部分を挿入することができるものとしている。
締付工具は、図4に示すようなプラグソケット4の締付ネジ筒5が挿入される位置である下半部の半周部分を本体1から分離させ、分離させた半周部分の軸方向一端を軸支6することによって開閉扉7を形成する。開閉扉7の一端と本体との間にヒンジ構造を形成し、軸支6構造とするものである。
本体1には、開閉扉7が形成された位置から上方に向けて、プラグソケット4を側方から挿入することができる幅の切欠部8を設けている。図示例の切欠部8は、開閉扉7で閉じられる位置から上方に向けて、広幅部8aを形成するとともに、広幅部8aから本体1の上部及び締付作動部3に連続的に、ケーブル15部分を通過させることができる細幅部8b形成することによって、ケーブル付のプラグソケットの、少なくともケーブル部分を側方から挿入することができるようにしている。
プラグソケット4を挿入したときに、プラグソケット4の締付ネジ筒5が位置する本体1の下半部内周部分と、開閉扉7の内周部分に、プラグソケット4の締付ネジ筒5との間で空転を防止するロック機構を設ける。ロック機構は、一般的な逆転防止機構とすることができるが、図示実施形態においては。開閉扉7を閉じた状態でロック機構が機能するように、本体1の外周に固定用スリーブ2を装着する構造としている。本体1に固定用スリーブ2を装着することによって、開閉扉7を閉じた状態で、なおかつ開閉扉7の解放方向の力を受け止め、プラグソケット4の締付ネジ筒5を締付けることができるようになる。固定用スリーブ2のかわりに、開閉扉7を係止具によって閉じた状態に保持することも考えられるが、係止具に大きな力が作用し、ロック機能が作用しない可能性があるのに対して、本考案のように、固定用スリーブを使用することによって、安定した締付動作を維持することが可能となる。
円筒状である本体1の上端には、鍔9を形成することによって固定用スリーブ2が上方に抜け出ることがない。そして、鍔9の外径と固定用スリーブの外径を同一とすることによって固定用スリーブ2がしっかりと受け止められて見栄えのよいものとなる。
図3や図8から理解されるように、固定用スリーブ2は、本体1の下端から側方に突出する開閉扉7の軸支6部の上端までの高さ寸法Hよりも長寸であって、軸支6部上端から本体1の上端までの高さ寸法H’よりも短寸とする。具体的には、短寸もしくは同一寸法であって長寸とはしない。これにより、固定用スリーブ2は、本体の軸支6部分よりも上方において遊回動が可能となる。円筒状の固定用スリーブには、本体1の切欠部8と一致する位置に下端から上端に達し、一定幅の隙間となって現れる第一切欠部10を形成する。 また、第一切欠部10とは別の位置に、本体1の下端から軸支6部までの高さ寸法Hと一致し、少なくとも本体1の側方に突出する軸支6部が入り込む第二切欠部11を形成する。
プラグソケット4の締付ネジ筒5との間で空転を防止するロック機構は、図5、図6から理解されるように、本体1及び開閉扉7の同じ高さの内周面、すなわち同一円周上に形成した凹面12aと凸面12bが周方向に連続的する凹凸面12と、本体1及び本体1の開閉扉7の内面に配置し、前記凹凸面12の1ピッチの変化分だけ周方向に遊動可能としたピン保持片13とで構成する。ピン保持片13は、円形の対向位置に配置する円弧状のものであって、プラグソケット4の締付ネジ筒5を抱持することができる位置に配置する。
本体1及び開閉扉7には、周方向に長径となる長孔16を穿設するとともに、該長孔16を貫通させてガイドピン17の先端を、ピン保持片13の中心位置に固定している。したがって、ピン保持片13は長孔16の長さの範囲で自由に遊動することができる。この遊動可能な範囲は、本体1及び開閉扉7の凹凸面12のピッチ寸法に該当するものとしている。したがって、ピン保持片13に保持されたピン14が、ピン保持片13に保持された状態で凸部12aから凹部12b、さらに反対側の凸部12aまでの範囲を移動することができる。
本体1及び開閉扉7の内周面とピン保持片13との間に配置したピン14の一部分は、ピン保持片13の開口部13aから内方に突出してプラグソケット4の締付ネジ筒5表面に当接させることができる。すなわち、本体1を右又は左に回転させることによってピン14と凹凸面12の当接位置が変化する。図5(a)に示すように、ピン14が凹凸面12の凹面12aに当接する場合は、ピン14が外方に押し出されて締付ネジ筒5の表面との間に隙間が保持され、あるいは強い当接状態とはならず、ピン14の空転が許容される。
本体1を回動させることによって、本体1及び開閉扉7の内周面に形成した凹凸面12とピン14の当接位置が変化する。ピン14が、凹凸面12の凸面12bに当接する場合は、図5(b)に示すようにピン14が内方に押し出されて、締付ネジ筒5の表面に圧接され、締付ネジ筒5とピン14の移動が制限される。この状態で、本体1を回転させると、プラグソケットの締付ネジ筒5が回動されプラグに締め付けることができる。
図示実施形態のように、凹面12aの左右両側に連続的に凸面12bを形成することによって、本体1を左右いずれの方向に回転させても、ピン14が凸面12bと接する方向に移動し、締付ネジ筒5とピン14の空転が防止され、締付ネジ筒5を駆動することができる。
以上述べた本考案に係る、ケーブル付プラグソケットの締付工具によって、プラグソケットを締付ける場合、開閉扉7を閉じた状態の本体1に対して、固定用スリーブ2の第二切欠部の解放端を下に向けた姿勢で装着する。すなわち、
第一切欠部10に軸支6部を通過させて固定用スリーブ2を下から挿入し、上方に持ち上げ、固定用スリーブ2を平面回動させて第一切欠部10を本体1の切欠部8と一致させる。
固定用スリーブ2が上方に移動している状態においては、開閉扉7を開くことができる (図6) 。開閉扉7を開いた状態で開閉扉7が開けられた開放部及び切欠部8、10部分から、プラグに差し込まれたプラグソケット4を、本体1内に挿入する。その後、開閉扉7を閉じるとともに、固定用スリーブ2の第二切欠部に本体の軸支6部を挿入させ、固定用スリーブ2を下方に移動させると、図3に示すように本体1内に保持される。
この時、本体の開閉扉7は固定用スリーブ2によって囲繞され、図5(a)に示すように、開くことができない。したがって、ロック機構によって作用する開閉扉を開く方向の力を、固定用スリーブ2によって完全に支受する。図5(a)に示す状態で本体1の締付作動部を、例えばトルクレンチによって締付方向に回動させると、プラグソケットの締付ネジ筒5は所定のトルクで締付けることができる。
前記場合と同じように、締付固定されているプラグソケットに、本考案に係る締付工具を装着し、前記場合とは逆の方向に回転させるとプラグソケットを取り外すことができる。
1…本体、 1a…筒状部、 1b…天板部、 2…固定用スリーブ、 3…締付作動部、 3a…中心孔、 4…プラグソケット、 5…締付ネジ筒、 6…軸支、 7…開閉扉、 8…切欠部、 8a…広幅部、 8b…細幅部、 9…鍔、 10…第一切欠部、 11…第二切欠部、 12…凹凸面、 12a…凹面、 12b…凸面、 13…ピン保持片、 13a…開口部、 14…ピン、 15…ケーブル、 16…長孔、 17…ガイドピン。

Claims (4)

  1. 円筒状であって上端に中心孔を有する締付作動部を形成した本体と、該本体の外周に挿入する固定用スリーブとで構成し、
    円筒状の本体は、ケーブル付プラグソケットを挿入することができる内径であって、プラグソケットの締付ネジ筒が挿入される位置である下半部の半周部分を本体から分離させ、分離させた半周部分の軸方向一端を軸支することによって開閉扉とし、
    開閉扉が形成された位置から上方に向けて、締付作動部を含めて少なくともプラグソケットを側方から挿入することができる幅の切欠部を設け、
    プラグソケットの締付ネジ筒が位置する本体の下半部内周部分と、開閉扉の内周部分に、プラグソケットの締付ネジ筒との間で空転を防止するロック機構を設けるとともに、
    前記固定用スリーブは、本体の開閉扉が位置する下半部に装着することによって開閉扉を閉止状態に維持することを特徴とするケーブル付プラグソケットの締付工具。
  2. 本体は、上端に鍔を形成し、該鍔の外径寸法と固定用スリーブの外径寸法が略同一である請求項1記載のケーブル付プラグソケットの締付工具。
  3. 固定用スリーブは、本体の下端から側方に突出する開閉扉の軸支部上端までの高さ寸法よりも長寸であって、軸支部上端から本体の上端までの高さ寸法と同一もしくは短寸であり、本体の切欠部と一致する位置に下端から上端に達する第一切欠部を形成するとともに、本体の下端から軸支部までの高さ寸法と一致する位置に、少なくとも本体の側方に突出する軸支部が入り込む第二切欠部を形成したことを特徴とする請求項1又は2記載のケーブル付プラグソケットの締付工具。
  4. 本体の内周部分と、プラグソケットの締付ネジ筒との間で空転を防止するロック機構は、本体及び本体の開閉扉の内周面に形成した周方向に高さが変化する凹凸面と、本体と本体の開閉扉の内面に配置し前記凹凸面の1ピッチの変化分だけ周方向に遊動可能としたピン保持片とで構成し、本体及び本体の開閉扉7の内周面とピン保持片との間に配置したピンの一部分がピン保持片の開口部から内方に突出してプラグソケットの締付ネジ筒表面に当接するものであり、ピンが本体及び本体の開閉扉の内周面に形成した凹凸面の凹面に当接する場合は、ビンが外方に押し出されて締付ネジ筒の移動が許容され、ピンが本体及び本体の開閉扉の内周面に形成した凹凸面の凸面に当接する場合は、ピンが内方に押し出されて締付ネジ筒の表面に圧接されて締付ネジ筒とピンの移動が制限され、凹面の左右両側に凹面と連続的に凸面を形成し、左右いずれの回転方向に対しても締付ネジ筒とピンとの空転が防止されることを特徴とする請求項1ないし3に記載のケーブル付プラグソケットの締付工具。
JP2013006110U 2013-10-24 ケーブル付プラグソケットの締付工具 Expired - Lifetime JP3188838U (ja)

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