JP3188669B2 - 電気計測回路 - Google Patents

電気計測回路

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JP3188669B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工業計測用の歪ゲ
ージをブリッジ回路に組み込んで用いた加速度計、荷重
計等のセンサからの出力を増幅して外部へ出力すると
き、該センサ出力を増幅する直流増幅回路の出力を規定
値に保持するための自動補正回路を有する電気計測回路
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ブリッジ回路に組み込んだセンサ回路か
らの出力を平衡状態に保持し、該センサ回路の出力を直
流増幅回路により増幅し出力する出力電圧をダイナミッ
クレンジ内の規定値として外部の端子へ送出するため、
従来は、人が出力電力を電圧計で見ながら手動調整して
いた。図4は従来のセンサ出力の電気計測回路である。
図4において、Vin端子は外部より電気計測回路に電
源供給する外部直流電源入力端子、A3は該Vin端子
からの電源供給により電気計測回路へ安定した直流電源
を供給する直流安定化電源、S1はホイートストーンブ
リッジ回路(以下、ブリッジ回路という)で構成される
可変抵抗素子である歪ゲージG1〜G4からなるセンサ
回路(以下、センサという)、S4は該センサS1の出
力を増幅する第1のアンプA1(以下、アンプA1とい
う)と第2のアンプA2(以下、アンプA2という)及
び該アンプA1とA2との利得を設定するR1〜R3,
R5の固定抵抗からなる直流増幅回路、Vout端子は
該直流増幅回路の出力を外部へ送出する外部出力端子、
VRとR7は上記センサS1の上記ブリッジ回路におけ
る平衡状態のアンバランスを補正する抵抗でVRが3極
可変抵抗器でR7が固定抵抗である。
【0003】上記図4の回路構成において、電源入力
時、センサS1の出力を増幅する直流増幅回路の出力電
圧は無入力状態からシフトし出力されるので、外部で計
測するVout端子への出力が該直流増幅回路出力のダ
イナミックレンジ内の希望する規定値(希望値)となる
ように3極可変抵抗器VRを、電圧計を見ながら手動で
調整していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のセンサ出力
の電気計測回路では、該センサ回路からの出力の補正を
手動調整で行っていたために、計測回路では、簡単では
あるが人手による可変抵抗の調整という最も時間の要す
る方法のため、該計測回路を大量に生産する調整方法と
しては不向きであった。本発明は、これらの問題を解決
するために提案するもので、直流増幅回路からの出力電
圧をダイナミックレンジ内の規定値(希望値)にするた
め従来は上記センサ回路からの出力を直流増幅回路で増
幅し、該増幅回路から外部へ出力される出力電圧を電圧
計で見ながら手動調整していたものを、該直流増幅回路
のシフトする出力電圧が自動的にダイナミックレンジの
規定値に保持するように補正する電気計測回路を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1では、ブリッジ回路で構成するセンサ回路
からの出力信号を複数のアンプ回路からなる直流増幅回
路で増幅し、該増幅した出力電圧を外部出力端子へ出力
する電気計測回路において、電源投入により、上記セン
サ回路からの出力信号を増幅する直流増幅回路の出力電
圧が規定値にないときは、該直流増幅回路の出力電圧と
予め設定の規定値となる基準電圧とを比較するコンパレ
ータ回路と、抵抗とコンデンサとの積分回路による入力
信号が設定レベルを越えたときにハイ信号を出力するシ
ュミットノンインバータ回路と、該シュミットノンイン
バータ回路のハイ信号が立ち上がるまでの間はハイ信号
を出力し、該シュミットノンインバータ回路からハイ信
号が出力されたときはハイ信号からロー信号となる第2
のスリーステートバスバッファ回路と、該第2のスリー
ステートバスバッファ回路からのハイ信号が印加され時
定数回路を形成する並列接続となる抵抗とコンデンサ回
路からのハイ信号の印加時ハイインピーダンスの出力と
なる第1のスリーステートバスバッファ回路と、該第1
のスリーステートバスバッファ回路のハイインピーダン
ス出力により抵抗とコンデンサからなる発振回路を形成
し発振パルスの信号を出力するシュミットインバータ回
路と、上記シュミットノンインバータ回路の出力がロー
信号のとき、上記コンパレータ回路で比較する上記直流
増幅回路の出力電圧が上記基準電圧より低い電位のとき
は、該コンパレータ回路より出力するロー信号により、
上記シュミットインバータ回路の発振パルスのパルス立
ち下がりでカウントダウンの制御をし、抵抗アレーを1
ステップづつシフトダウンし、上記コンパレータ回路で
比較する上記直流増幅回路の出力電圧が上記基準電圧よ
り高い電位のときは、該コンパレータ回路より出力する
ハイ信号により該発振パルスのパルス立ち下がりでカウ
ントアップの制御をし抵抗アレーを1ステップづつシフ
トアップする上記シフトダウン/シフトアップのシフト
制御やシフト位置の保持制御を行う制御部、及び該制御
部の制御によりシフト動作し、上記センサ回路の出力信
号を補正する可変抵抗の働きを有するシフトし選択され
た位置の抵抗値を出力するマルチプレクサ部や該マルチ
プレクサ部のシフト動作により選択される複数の抵抗値
を有し両端が上記センサ回路の出力端子へ接続される抵
抗アレー部、及び該抵抗アレー部のシフトし選択された
位置の情報を該マルチプレクサ部を介し上記制御部の制
御により保持する不揮発性メモリ部からなる不揮発性ト
リマポテンショメータ回路とにより、自動的に上記直流
増幅回路の出力電圧が平衡状態の規定値となる動作を
し、該規定値は電源再投入したときも保持される電気計
測回路としている。
【0006】また、請求項2では、請求項1に記載の電
気計測回路において、シュミットノンインバータ回路に
入力する積分された入力信号を生起する抵抗とコンデン
サの内、コンデンサを取り外し、該シュミットノンイン
バータ回路へロー信号を入力することにより自動的に上
記直流増幅回路の出力電圧が平衡状態の規定値となる動
作をスタートするようにした再起動トリガ用外部端子を
有する電気計測回路であることを特徴としている。
【0007】また、請求項3では、請求項1に記載の電
気計測回路において、上記抵抗アレー部の両端を上記セ
ンサ回路の出力端子に接続し、該センサ回路の出力信号
を補正する働きをする上記シフトし選択された該抵抗ア
レー部の抵抗値をマルチプレクサ部より出力する、上記
不揮発性トリマポテンショメータ回路に代えて、該抵抗
アレー部の両端を直流電源が入力される上記ブリッジ回
路入力の両端にそれぞれ接続し、上記シフトし選択され
た該抵抗アレー部の抵抗値による電位を該マルチプレク
サ部より出力する該不揮発性トリマポテンショメータ回
路からの出力を上記直流増幅回路のアンプ回路へ電圧印
加とし、自動的に該直流増幅回路の出力電圧が規定値と
なるようにし、該規定値は電源再投入したときも保持さ
れる電気計測回路であることを特徴としている。
【0008】また、請求項4では、請求項3に記載の電
気計測回路に加えて、上記直流増幅回路の出力電圧と予
め設定の基準電圧とを比較するコンパレータ回路の基準
電圧を変更し、該直流増幅回路の出力電圧を任意の希望
値にできる設定変更手段を有する基準電圧外部設定用端
子を、上記基準電圧設定の位置に接続した電気計測回路
であることを特徴としている。
【0009】また、請求項5では、請求項1に記載の電
気計測回路において、上記直流増幅回路の複数アンプ回
路のそれぞれの利得設定回路の抵抗素子に感温素子を使
用し、上記センサ回路の温度による感度変化や該直流増
幅回路の温度による利得変化を補正するようにした電気
計測回路であることを特徴としている。
【0010】さらに、請求項6では請求項1及び請求項
3に記載の電気計測回路において、上記ブリッジ回路の
一辺が抵抗と並列接続となる外部チェック端子を具備
し、該外部チェック端子による予め認識する該抵抗挿入
分の値だけ上記直流増幅回路の出力が変化することによ
り、上記外部出力端子へ出力する出力電圧の補正や電気
計測回路全体の動作状態をチェックできるようにした電
気計測回路であることを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1実施形態を
示す電気計測回路の回路図で、図2は、本発明の第2の
実施形態を示す電気計測回路の回路図で、図3は、本発
明の第1及び第2の実施形態におけるタイムチャートで
ある。
【0012】図1では、センサS1の出力を直流増幅回
路で増幅し出力する出力電圧をダイナミックレンジ内に
おける規定値として外部出力端子へ送出するために補正
する、上記図4に示す3極可変抵抗器VRの代わりに、
後記する不揮発性トリマポテンショメータ回路S2のマ
ルチプレクサ部からの出力を接続し、図4で示す電気計
測回路での人による調整を自動調整化したもので、図1
におけるセンサS1、外部直流電源入力端子であるVi
n端子、該Vin端子から電源供給される直流安定化電
源A3、外部出力端子であるVout端子関係は、上記
図4での説明と同様であり、直流増幅回路S0は、後記
で説明するサーミスタR4,R6以外、上記図4での直
流増幅回路S4の説明と同様であるのでそれぞれ省略す
る。
【0013】また、図1及び図2の説明でロー信号はマ
イナス電位(−又はGRD)であり、ハイ信号はプラス
電位(+)である。
【0014】図1において、CHK端子はセンサS1の
出力を直流増幅回路S0で増幅し外部出力端子へ出力す
る出力電圧の補正や電気計測回路全体の動作状態を外部
出力端子Voutでチェックするため直流増幅回路S0
のアンプA1(後記する図2の場合は直流増幅回路S3
のアンプA10)へ、四辺からなる上記ブリッジ回路の
一辺と並列接続となる抵抗が接続され、該抵抗の抵抗値
分だけ該直流増幅回路S0の出力が変化することを予め
認識する該抵抗へロー信号を印加する外部チェック端
子、BAL端子はセンサS1から出力する出力信号を上
記直流増幅回路S0で増幅し、該直流増幅回路S0から
出力する出力電圧がダイナミックレンジの規定値になる
ように外部より設定するため、後記するシュミットノン
インバータ回路A8に入力する積分された入力電圧を生
起する抵抗とコンデンサの内、抵抗と接続するコンデン
サを取り外し、その取り外したコンデンサに代わり、該
シュミットノンインバータ回路の入力信号となる抵抗と
接続する所へ外部よりロー信号を印加する再起動トリガ
用外部端子、S2はセンサS1の出力による直流増幅回
路S0の出力がダイナミックレンジ内の規定値から外れ
ているアンバランスを後記するコンパレータ回路A4が
検知したときに、該センサS1の出力による該増幅回路
の出力を上記規定値となるバランス状態に補正し、その
バランス状態が入力電源を切り、電源再投入時も保持さ
れる動作を行う制御部とマルチプレクサ部と抵抗アレー
部と不揮発性メモリ部からなる不揮発性トリマポテンシ
ョメータ回路で、該不揮発性ポテンショメータ回路S2
において、S20はCS端子がロー信号の入力状態にお
いて、U/D端子へ入力される後記するコンパレータ回
路A4の出力信号がロー信号のときは、INC端子へ入
力される発振パルス毎のパルス立ち下がりでカウントダ
ウンの制御をし、上記マルチプレクサ部を介し抵抗アレ
ーを1ステップづつシフトダウンし、上記U/D端子へ
入力される該コンパレータ回路A4の出力信号がハイ信
号のときは、該INC端子へ入力される発振パルス毎の
パルス立ち下がりで該抵抗アレーを1ステップづつシフ
トアップする上記シフトダウン/シフトアップのシフト
制御や外部直流電源入力を切り、電源再投入したとき
も、上記それぞれのシフトした位置の保持制御を行う制
御部で、S21は上記制御部S20の制御により抵抗ア
レーの位置をシフトダウン又はシフトアップの制御を
し、W端子より該抵抗アレーのシフトし選択した位置に
よる抵抗値を出力するマルチプレクサ部で、S22は上
記抵抗アレーのシフトし選択した位置の情報を入力電源
を切り、電源再投入したときも上記制御部S20の制御
により保持している不揮発性メモリ部で、P0〜P99
は上記マルチプレクサ部S22を介し上記制御部S20
の制御によりシフトし選択される複数の抵抗値からな
り、抵抗値が最小となるL端子と抵抗値が最大となるH
端子を有する抵抗アレー、A4は直流増幅回路S0から
の出力電圧と予め設定の基準電圧とを比較するコンパレ
ータ回路、A5はハイインピーダンス入力信号の印加と
抵抗及びコンデンサとにより発振し、発振パルスを出力
するシュミットインバータ回路、A6は並列接続の抵抗
とコンデンサとの時定数回路による入力信号が制御端子
へ印加されたときにハイインピーダンス出力となる第1
のスリーステートバスバッファ回路、A7は電源投入に
よりハイ信号を出力し、規定時間後制御端子へ入力信号
が印加されたときに該出力信号がロー信号となる第2の
スリーステートバスバッファ回路、A8は電源投入によ
り、抵抗とコンデンサとの積分回路により入力するハイ
信号がしきい値設定レベルを越えたときにハイ信号を出
力するシュミットノンインバータ回路、R4とR6は上
記センサS1の温度による感度変化や上記直流増幅回路
S0の温度による利得変化をそれぞれ補正する感温素子
であるサーミスタ、R7は上記不揮発性トリマポテンシ
ョメータ回路S2により設定される抵抗アレーのシフト
し選択された位置の抵抗値と共に上記ブリッジ回路へ接
続され、上記直流増幅回路の出力をダイナミックレンジ
内の規定値にするため上記センサS1の出力を補正する
固定抵抗、R8は上記直流回路S0のアンプA1(後記
する図2のときは直流増幅回路S3のアンプA10)の
入力へ接続され、上記CHK端子から入力されるロー信
号により抵抗値分の値だけ該直流増幅回路S0の出力が
変化する四辺からなる上記ブリッジ回路の一辺と並列接
続となる固定抵抗、R9とR10は基準電圧設定用の固
定抵抗、Erは上記固定抵抗R9とR10とにより設定
される基準電圧、R11とC1は上記のスリーステート
バスバッファ回路A6のハイインピーダンス出力により
発振回路を形成する固定抵抗コンデンサ、R12及びR
13とC2は上記第2のスリーステートバスバッファ回
路A7の出力パルスの時定数回路を形成するR12,R
13が固定抵抗でC2がコンデンサ、R14とC3はV
in端子からの外部直流電源入力により上記シュミット
ノンインバータ回路A8の入力信号が積分された信号と
なる積分回路を形成するR14が固定抵抗でC3コンデ
ンサである。
【0015】また、上記直流増幅回路S0のサーミスタ
R4は上記センサS1の感度や該直流増幅回路S0のア
ンプA1,A2の利得がマイナスの温度係数を持つ時に
挿入し、サーミスタR6はプラスの温度係数を持つ時に
挿入する。
【0016】つぎに、図1の動作について図3を参照し
説明する。
【0017】直流電源入力端子であるVin端子に直流
電源が入力(以下、入力電源という)されると、直流安
定化電源A3を含む電気計測回路が電源供給状態とな
り、センサS1からの出力は直流増幅回路S0により増
幅され、該増幅された出力は外部出力端子であるVou
t端子より外部へ送出される。また、入力電源によるハ
イ信号は固定抵抗R14とコンデンサC3との積分回路
により徐々に電位が上昇し、入力信号E1としてシュミ
ットノンインバータ回路A8に入力印加され、規定時間
経過により該シュミットノンインバータ回路A8のしき
い値を越えると該シュミットノンインバータ回路A8は
ハイ信号E2を出力する。同様に、入力電源は第2のス
リーステートバスバッファ回路A7にも入力印加され、
上記シュミットノンインバータ回路A8の出力信号が立
ち上がり該第2のスリーステートバスバッファ回路A7
の制御端子に印加される迄の間、該第2のスリーステー
トバスバッファ回路A7から出力の出力信号E3により
固定抵抗R13とコンデンサC2との並列接続される時
定数回路によるハイ信号E4が第1のスリーステートバ
スバッファ回路A6の制御端子へ印加され、第1のスリ
ーステートバスバッファ回路A6は該時定数回路による
ハイ信号E4が該制御端子へ印加しアクティブ状態が非
アクティブ状態となる間、出力信号E5がハイインピー
ダンスとなり固定抵抗R11とコンデンサC1からなる
発振回路を形成し、該シュミットインバータ回路A5を
使った発信回路からは発振パルス信号E6が送出され、
該発振パルス信号E6は不揮発性トリマポテンショメー
タ回路S2の制御部S20のINC端子へ印加される。
一方、センサS1からの出力は直流増幅回路S0で増幅
し、該直流増幅回路S0の出力は上記Vout端子へ送
出されるので外部で計測することが可能となる。また、
該直流増幅回路S0の出力電圧はコンパレータ回路A4
の一方の入力部へ印加され、他方の入力部へは上記直流
安定化電源A3からの直流出力電圧による固定抵抗R9
とR10により予め設定された基準電圧Erが印加さ
れ、該コンパレータ回路A4では該直流増幅回路S0の
出力と基準電圧Erとの双方の電圧を比較し、該直流増
幅回路S0の出力が基準電圧Erより高い電位のとき、
該コンパレータ回路A4の出力はハイ信号E7を出力
し、逆に該直流増幅回路S0の出力が基準電圧Erより
低い電位のときは、該コンパレータ回路A4の出力はロ
ー信号E7を出力する。ここで、上記基準電圧Erは上
記直流増幅回路S0から出力する出力電圧のダイナミッ
クレンジ内の規定値となる。
【0018】例えば、上記シュミットノンインバータ回
路A8の出力が上記不揮発性トリマポテンショメータ回
路S2の制御部S20のCS端子へロー信号E2を印加
時、上記コンパレータ回路A4がハイ信号E7を出力し
たときは、このハイ信号E7が上記不揮発性トリマポテ
ンショメータ回路S2の制御部S20のU/D端子に印
加され、上記第1のスリーステートバスバッファ回路A
6がアクティブとなりハイインピーダンス出力がロー信
号の出力となるまでの発信回路を形成している間、該制
御部S20は上記シュミットインバータ回路A5の出力
する発信パルス信号のパルス立ち下がり毎に上記マルチ
プレクサ部S21に対し上記抵抗アレーP0〜P99の
抵抗位置を選択するシフトアップを1ステップづつ行う
シフト制御を行い、上記センサ回路S1の出力端子の一
方へ接続するL端子と該出力端子のもう一方へ接続する
H端子との両端子と該マルチプレクサ部S21による該
抵抗アレーP0〜P99のシフトし選択した位置による
W端子より出力の抵抗値と上記固定抵抗R7とによる可
変抵抗の働きにより、上記センサS1の出力による該直
流増幅回路S0の出力が上記基準電圧Erと同じになる
ように補正する。上記直流増幅回路S0の出力がダイナ
ミックレンジの規定値となるバランス状態への出力補正
は、上記の説明による該直流増幅回路S0の出力電圧と
上記基準電圧Erとが同一となるまで、直流増幅回路S
0−コンパレータ回路A4とシュミットインバータ回路
A5−不揮発性トリマポテンショメータ回路S2によ
り、上記第2のスリーステートバスバッファ回路A7の
出力信号E3を印加する固定抵抗R13とコンデンサC
2の並列接続からなる時定数回路の出力信号E4がハイ
信号からロー信号になり、第1のスリーステートバスバ
ッファ回路A6の出力信号E5がロー信号となりシュミ
ットノンインバータ回路A5の発信が止まりハイ信号と
なるまで繰り返し行われ、該第2のスリーステートバス
バッファ回路A7の出力E3は、上記シュミットノンイ
ンバータ回路A8への入力信号E1が該シュミットノン
インバータ回路A8へのしきい値設定レベルとなり出力
がハイ信号E2を送出するとハイ信号がロー信号に変わ
る。上記シュミットノンインバータ回路A8の出力E2
はハイ信号となるので、該シュミットノンインバータ回
路A8の出力E2がハイ信号の時点で上記不揮発性トリ
マポテンショメータ回路S2での選択したシフト位置の
情報が上記不揮発性メモリ部S22へ保持され、以降の
センサS1の出力による直流増幅回路S0の出力は、上
記保持された抵抗アレーP0〜P99の選択した抵抗値
による出力電圧のバランス動作後の規定値を中心とした
動作をする。また、入力電源を切り再度電源を入力して
も上記直流増幅回路S0の出力電圧と基準電圧Erとは
同一となっている状態を上記不揮発性トリマポテンショ
メータ回路S2の不揮発性メモリ部S22が上記抵抗ア
レーP0〜P99のシフトし選択した位置の情報を保持
しており、上記マルチプレクサ部S21のW端子を介し
その保持位置の抵抗値を上記センサS1の出力補正用の
固定抵抗R7へ送出するので上記直流増幅回路S0から
はバランス状態の出力が保たれる。
【0019】図2では、上記図1で説明の抵抗アレー部
の両端(L端子及びH端子)をセンサ回路S1の出力端
子に接続し、該センサ回路S1の出力信号を補正する働
きをするシフトし選択された該抵抗アレー部の抵抗値を
マルチプレクサ部S21より該センサ回路S1へ出力す
る上記不揮発性トリマポテンショメータ回路S2に代え
て、該抵抗アレー部の両端を直流電源が入力される上記
ブリッジ回路(センサ回路S1)にそれぞれ接続し、上
記シフトし選択された該抵抗アレー部の抵抗値による電
位を該マルチプレクサ部S21より出力する不揮発性ト
リマポテンショメータ回路S2とし、該マルチプレクサ
部S21からの出力を後記するバッファアンプ回路A9
と抵抗R21を介し直流増幅回路S3のアンプA12へ
電圧印加とし、自動的に該直流増幅回路S3の出力電圧
が規定値となるようにし、該規定値は電源再投入したと
きも保持されるようにしたもので、図2における後記す
る直流増幅回路S3、不揮発性トリマポテンショメータ
回路S2の出力方法、バッファアンプ回路A9、固定抵
抗R21、外部より上記基準電圧Erを設定変更するR
EC端子以外は、上記図1の説明と同様であり省略す
る。
【0020】図2において、S3は図1で示す直流増幅
回路S0の回路構成を一部変更し、上記センサS1の出
力を増幅する第1のアンプA10(以下、アンプA10
という)と、第2のアンプA11(以下、アンプA11
という)と、最終段のアンプとなる第3のアンプA12
(以下、アンプA12という)及び該アンプA10〜A
12の利得を設定するR15〜R20の固定抵抗からな
る直流増幅回路、REG端子は上記直流増幅回路S3の
出力電圧と予め設定の上記基準電圧Erとを比較するコ
ンパレータ回路A4において該基準電圧Erを変更し電
源投入時にVout端子へ送出する該直流増幅回路S3
の出力電圧を任意の希望値に設定変更するため、基準電
圧印加の位置へ、該直流増幅回路S3の出力変化分を予
め認識する例えば固定抵抗を介するロー信号を供給する
基準電圧外部設定用端子、A9は後記するマルチプレク
サ部S21の出力を、上記不揮発性トリマポテンショメ
ータ回路S2のW端子より後記する固定抵抗R21を介
し上記直流増幅回路S3のアンプA12へ送出し、該ア
ンプA12の入力が電圧印加となるバッファアンプ回
路、R21は上記バッファアンプ回路A9の出力を上記
アンプA12へ電圧印加する固定抵抗である。また、上
記不揮発性トリマポテンショメータ回路S2の制御する
働きは図1の説明と同様であるが、抵抗アレーP0〜P
99のL端子は上記直流安定化電源A3出力のプラス電
位が入力される上記センサ回路S1の一方の端子に、H
端子はマイナス電位が入力されるセンサ回路S1の他方
の端子にそれぞれ接続され、その出力方法は該不揮発性
トリマポテンショメータ回路S2における、抵抗アレー
P0〜P99のL端子とH端子との両端子でのマルチプ
レクサ部S21のシフトし選択された位置の抵抗値によ
る電位を該マルチプレクサ部S21のW端子より出力
し、上記バッファアンプ回路A9と固定抵抗R21を介
して上記アンプA12へ入力印加され、上記センサS1
の出力による上記直流増幅回路S3の出力がダイナミッ
クレンジの規定値又は希望値となるバランス状態に補正
される。該直流増幅回路S3の出力がダイナミックレン
ジ規定値又は希望値となるバランス状態への出力補正
は、該直流増幅回路S3の出力電圧と上記基準電圧Er
とが同一となるまで、直流増幅回路S3−コンパレータ
回路A4とシュミットインバータ回路A5−不揮発性ト
リマポテンショメータ回路S2により、図1で説明する
第1のスリーステートバスバッファ回路A6の出力E5
がロー信号となり該シュミットインバータ回路A5の発
振が止まりハイ信号となるまで繰り返し行われ、上記直
流増幅回路S3の出力がダイナミックレンジ内の規定値
又は希望値となるバランス状態への出力補正方法が、図
1でのセンサS1のブリッジ回路へ接続する補正用の可
変する抵抗値に代えて上記直流増幅回路S3のアンプA
12へ入力印加する電位の変化としたもので、上記以外
の動作の説明は図1の説明と同様であり省略するが上記
基準電圧Erは該直流増幅回路S3から出力する出力電
圧のダイナミックレンジ内の規定値又は希望値となる。
また、上記図1及び図2では入力電源が印加入力する毎
に上記シュミットノンインバータ回路A8に入力する入
力電圧E1のロー信号により電気計測回路の制御が開始
され、不揮発性トリマポテンショメータ回路S2からの
出力により上記直流増幅回路S0,S3から出力するダ
イナミックレンジの規定値又は希望値となるバランス動
作を自動的に繰り返すが、上記図1で説明するようにコ
ンデンサC3を除去すると入力電圧のON/OFFでは
該直流増幅回路S0,S3から出力するダイナミックレ
ンジ内の規定値又は希望値となる自動バランス動作をせ
ず、その除去したところに接続される上記BAL端子へ
所定時間のロー信号を印加し又は解放状態にすれば、電
源入力時には再度上記の直流増幅回路S0,S3から出
力するダイナミックレンジ内の規定値又は希望値となる
バランス動作を行うことができる。上記シュミットイン
バータ回路A5による発振周波数を1kHzとすれば、
不揮発性トリマポテンショメータS2のP0〜P99の
抵抗アレーを全部選択するのには100msecかか
り、上記バランス動作はこれ以下で達成できることにな
る。
【0021】実際にはτ1=C3×R14、τ2=C2
×R12とすればτ1>τ2>100msecを満足す
るようにτ1とτ2を決めればよい。通常、τ1=1s
ec、τ2=0.3sec程度とする。ここで、τ1と
τ2は上記出力時間、C2とC3は上記コンデンサ、R
12とR14は上記固定抵抗である。
【0022】上記BAL端子へロー信号を入力し上記バ
ランス動作をさせるときは、上記不揮発性メモリ部S2
2の上記マルチプレクサ部S21を介して上記抵抗アレ
ーP0〜P99をシフトし選択された位置の情報を保守
する時間だけ上記τ1に足す必要があるが、この時間は
10msec程度なのでほとんど無視できる。さらに高
速のバランス動作が必要なときは、上記シュミットイン
バータA5による発振周波数を5kHzにすれば、τ1
とτ2もそれぞれ5倍速くできるから0.2sec程度
でバランス状態となり、上記抵抗アレーP0〜P99の
選択された位置の情報は入力電源の入/切に無関係で保
持される。
【0023】従って、センサS1出力の増幅した出力電
圧を、予め設定の一定な出力電圧としてVout端子へ
送出する上記に説明の自動式電気計測回路では、従来の
手動式の電気計測回路に比べ極めて速く出力できる。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上説明したようにブリッジ
回路で構成するセンサ回路からの出力を増幅する直流増
幅回路の出力電圧がダイナミックレンジの内規定値又は
希望値となるバランス調整を、該ブリッジ回路への可変
する抵抗による補正又はセンサ回路の出力を増幅する直
流増幅回路のアンプ回路への電圧印加による補正により
自動的に補正し、上記直流増幅回路の出力電圧がダイナ
ミックレンジ内の規定値又は希望値となるバランス状態
としての出力を、Vout端子を介し外部へ出力するよ
うにしたもので、入力電源OFF後、電源再投入したと
きも前回補正した該センサ回路からの出力に対する補正
すべき情報を保持しており、入力電源ON時と同時に、
自動的に上記センサ回路の出力を増幅する直流増幅回路
の出力がダイナミックレンジ内の規定値又は希望値とな
るバランス状態の出力が得られ、また、入力電源のON
/OFFによらないで、BAL端子を介して外部からロ
ー信号を一定時間入力することによりセンサ回路からの
出力を増幅する直流増幅回路の出力のバランス状態への
調整ができるため、センサ回路出力の初期平衡状態の補
正用に使用でき、この機能をセンサ回路に組み込んでお
けばセンサ回路のトリミングによるバランス調整が不要
となる。
【0025】また、センサ回路の出力を直流増幅回路で
増幅した出力電圧と予め設定の基準電圧とをコンパレー
タ回路で比較し、補正した規定値又は希望値となるバラ
ンス状態の直流増幅回路からの出力を外部出力端子であ
るVout端子へ送出するが、基準電圧外部設定用端子
であるREG端子を介して外部から予め認識し補正する
値となるロー信号を印加し、該基準電圧を変更できるの
で、該Vout端子への出力値も任意の希望値に変えら
れ、さらに、直流増幅回路の利得設定回路にサーミスタ
を使用しているので、センサ回路の温度による感度変化
や該直流増幅回路の温度による利得変化が補正され、ま
た、該直流増幅回路のアンプ回路へ外部チェック端子で
あるCHK端子を介し外部からロー信号を入力すると、
外部出力端子であるVout端子において直流増幅回路
から出力する出力電圧の補正状態や電気計測回路全体の
動作状態がチェックでき、従って、この自動電気計測回
路では、センサ回路の出力を増幅する直流増幅回路のア
ンバランス状態の出力を短時間で規定値又は希望値に補
正でき、その規定値又は希望値となる基準電圧の設定変
更等も容易で多大な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す電気計測回路の
回路図。
【図2】本発明の第2の実施形態を示す電気計測回路の
回路図。
【図3】本発明の第1及び第2の実施形態におけるタイ
ムチャート。
【図4】従来のセンサ出力の電気計測回路。
【符号の説明】
S0,S3…直流増幅回路 A1,A10…第1のアンプ回路 A2,A11…第2のアンプ回路 A12…第3のアンプ回路 A3…直流安定化電源 S1…センサ回路 G1〜G4…歪ゲージ S2…不揮発性トリマポテンショメータ回路 S20…制御部 S21…マルチプレクサ部 S22…不揮発性メモリ部 P0〜P99…抵抗アレーの抵抗 A4…コンパレータ回路 A5…シュミットインバータ回路 A6…第1のスリーステートバスバッファ回路 A7…第2のスリーステートバスバッファ回路 A8…シュミットノンインバータ回路 A9…バッファアンプ回路 VR…3極可変抵抗器 R1〜R3,R5,R7〜R21…固定抵抗 C1〜C3…コンデンサ R4,R6…サーミスタ Vin端子…外部直流電源入力端子 Vout端子…外部出力端子 CHK端子…外部チェック端子 BAL端子…再起動トリガ用外部端子 REG端子…基準電圧外部設定用端子 Er…基準電圧 El…シュミットインバータ回路A8の入力信号 E2…シュミットインバータ回路A8の出力信号 E3…第2のスリーステートバスバッファ回路A7の出
力信号 E4…第1のスリーステートバスバッファ回路A6の制
御端子の入力信号 E5…第1のスリーステートバスバッファ回路A6の出
力信号 E6…シュミットインバータ回路A5の出力信号 E7…コンパレータ回路A4の出力信号
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−333089(JP,A) 特開 平11−83537(JP,A) 特開 平9−280885(JP,A) 特開 平5−307052(JP,A) 特開 昭59−133425(JP,A) 特開 昭59−46810(JP,A) 実開 平1−118312(JP,U) 実開 平2−128421(JP,U) 特表 平10−501337(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01L 1/22 G01P 15/08 G01D 3/024

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブリッジ回路で構成するセンサ回路から
    の出力信号を複数のアンプ回路からなる直流増幅回路で
    増幅し、該増幅した出力電圧を外部出力端子へ出力する
    電気計測回路において、電源投入により、上記センサ回
    路からの出力信号を増幅する直流増幅回路の出力電圧が
    規定値にないときは、該直流増幅回路の出力電圧と予め
    設定の規定値となる基準電圧とを比較するコンパレータ
    回路と、抵抗とコンデンサとの積分回路による入力信号
    が設定レベルを越えたときにハイ信号を出力するシュミ
    ットノンインバータ回路と、該シュミットノンインバー
    タ回路のハイ信号が立ち上がるまでの間はハイ信号を出
    力し、該シュミットノンインバータ回路からハイ信号が
    出力されたときはハイ信号からロー信号となる第2のス
    リーステートバスバッファ回路と、該第2のスリーステ
    ートバスバッファ回路からのハイ信号が印加され時定数
    回路を形成する並列接続となる抵抗とコンデンサ回路か
    らのハイ信号の印加時ハイインピーダンスの出力となる
    第1のスリーステートバスバッファ回路と、該第1のス
    リーステートバスバッファ回路のハイインピーダンス出
    力により抵抗とコンデンサからなる発振回路を形成し、
    発振パルスの信号を出力するシュミットインバータ回路
    と、上記シュミットノンインバータ回路の出力がロー信
    号のとき、上記コンパレータ回路で比較する上記直流増
    幅回路の出力電圧が上記基準電圧より低い電位のとき
    は、該コンパレータ回路より出力するロー信号により、
    上記シュミットインバータ回路の発振パルスのパルス立
    ち下がりでカウントダウンの制御をし、抵抗アレーを1
    ステップづつシフトダウンし、上記コンパレータ回路で
    比較する上記直流増幅回路の出力電圧が上記基準電圧よ
    り高い電位のときは、該コンパレータ回路より出力する
    ハイ信号により該発振パルスのパルス立ち下がりでカウ
    ントアップの制御をし、抵抗アレーを1ステップづつシ
    フトアップする上記シフトダウン/シフトアップのシフ
    ト制御やシフト位置の保持制御を行う制御部、及び該制
    御部の制御によりシフト動作し、上記センサ回路の出力
    信号を補正する可変抵抗の働きを有するシフトし選択さ
    れた位置の抵抗値を出力するマルチプレクサ部や該マル
    チプレクサ部のシフト動作により選択される複数の抵抗
    値を有し両端が上記センサ回路の出力端子へ接続される
    抵抗アレー部、及び該抵抗アレー部のシフトし選択され
    た位置の情報を該マルチプレクサ部を介し上記制御部の
    制御により保持する不揮発性メモリ部からなる不揮発性
    トリマポテンショメータ回路とにより、自動的に上記直
    流増幅回路の出力電圧が平衡状態の規定値となる動作を
    し、該規定値は電源再投入したときも保持されることを
    特徴とする電気計測回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電気計測回路におい
    て、シュミットノンインバータ回路に入力する積分され
    た入力信号を生起する抵抗とコンデンサの内、コンデン
    サを取り外し、該シュミットノンインバータ回路へロー
    信号を入力することにより自動的に上記直流増幅回路の
    出力電圧が平衡状態の規定値となる動作をスタートする
    ようにした再起動トリガ用外部端子を有することを特徴
    とする電気計測回路。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の電気計測回路におい
    て、上記抵抗アレー部の両端を上記センサ回路の出力端
    子に接続し、該センサ回路の出力信号を補正する働きを
    する上記シフトし選択された該抵抗アレー部の抵抗値を
    マルチプレクサ部より該センサ回路へ出力する上記不揮
    発性トリマポテンショメータ回路に代えて、該抵抗アレ
    ー部の両端を直流電源が入力される上記ブリッジ回路入
    力の両端にそれぞれ接続し、上記シフトし選択された該
    抵抗アレー部の抵抗値による電位を該マルチプレクサ部
    より出力する該不揮発性トリマポテンショメータ回路と
    し、該マルチプレクサ部からの出力をバッファアンプ回
    路と抵抗を介し上記直流増幅回路のアンプ回路へ電圧印
    加とし、自動的に該直流増幅回路の出力電圧が規定値と
    なるようにし、該規定値は電源再投入したときも保持さ
    れることを特徴とする電気計測回路。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の電気計測回路におい
    て、上記直流増幅回路の出力電圧と予め設定の基準電圧
    とを比較するコンパレータ回路の基準電圧を変更し、該
    直流増幅回路の出力電圧を任意の希望値にできる設定変
    更手段を有する基準電圧外部設定用端子を、上記基準電
    圧設定の位置に接続したことを特徴とする電気計測回
    路。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の電気計測回路におい
    て、上記直流増幅回路の複数アンプ回路のそれぞれの利
    得設定回路の抵抗素子に感温素子を使用し、上記センサ
    回路の温度による感度変化や該直流増幅回路の温度によ
    る利得変化を補正するようにしたことを特徴とする電気
    計測回路。
  6. 【請求項6】 請求項1及び請求項3に記載の電気計測
    回路において、上記ブリッジ回路の一辺が抵抗と並列接
    続となる外部チェック端子を具備し、該外部チェック端
    子による予め認識する該抵抗挿入分の値だけ上記直流増
    幅回路の出力が変化することにより、上記外部出力端子
    へ出力する出力電圧の補正や電気計測回路全体の動作状
    態をチェックできるようにしたことを特徴とする電気計
    測回路。
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