JP3188659U - 衝立 - Google Patents

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尚文 亀卦川
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Abstract

【課題】衝立本体内に、単一枚の両面又は片面に2以上複数枚の装飾装着体を、着脱自在に装着、収容できるように構成し、衝立の表裏両面から装飾部を視認可能とし、さらに2以上複数枚の装飾装着体の装飾面を適宜入れ替えることで、装飾表現態様の多様化を図ることができる衝立を提供する。
【解決手段】衝立は、支脚部により水平に支持した基台と、下枠部5、一対の側枠部6A、6B及び上枠部7により中空枠形態に枠組みされ基台上に起立支持した枠体と、この枠体の上部に配置した上台と、枠体の表面、裏面間の領域に装飾装着体収容領域10Aを形成するように並列に装着した一対の透明板部9a、9bとを具備する衝立本体と、衝立本体内に、単一枚の両面又は片面に例えば日本画等の絵画或いは写真やその他諸種の装飾を施した2以上複数枚の装飾装着体を、着脱自在に装着、収容できるように構成する。
【選択図】図11

Description

本考案は、新規、斬新な衝立に関し、詳しくは、衝立本体内に、単一枚の両面又は片面に例えば日本画等の絵画或いは写真やその他諸種の装飾を施した2以上複数枚の装飾装着体を、着脱自在に装着、収容できるように構成し、衝立の表裏両面から装飾部を視認することができるようにしたとともに、衝立本体内に装着、収容されている2以上複数枚の装飾装着体の装飾面を適宜入れ替えることで、装飾表現態様の多様化を広範に図ることができるようにした新規、斬新な衝立に関するものである。
従来の木製で和風の衝立は、例えば一般住宅、飲食店、旅館等の建物入口部分や玄関先に置かれることが多いが、このような衝立の場合、通常、その表面に、単一枚の絵画等の装飾体が表れるように構成してあり、裏面側は単なる板材等が取り付けてあるのみで、格別の装飾等が施されていないのが通常である。
従って、外から訪れた外来者、来客等は当該衝立の表面に絵画等の装飾体を鑑賞するだけのものであり、空間の単なる間仕切り用途をはじめとして限られた装飾表現用途を有するのみのものである。
特許文献1には、左右の縦枠との間に配置した左右横長の木製板と、上下に隣り合った木製板の間の空間に配置した積層体とを備え、この積層体を、表裏の透光保護材と、その間に挟み保持された和紙等からなる美粧材とで構成した主として間仕切りとして用いられる衝立装置が開示されている。
この特許文献1の衝立装置の場合、和紙等からなる美粧材を表裏から鑑賞できるものではあるが、全体して薄型で空間の単なる間仕切り用途には適すると考えられるものの、重厚感、高級感には乏しく、装飾表現態様の多様化を図るようなことは全く不可能な構成のものである。
登録実用新案第3185117号公報
本考案が解決しようとする問題点は、衝立の表裏両面から装飾部を視認することができるようにしたとともに、衝立本体内に装着、収容されている2以上複数枚の装飾装着体の装飾面を適宜入れ替えることで、装飾表現態様の多様化を広範に図ることができるとともに、一般住宅、飲食店、旅館等の建物入口部分や玄関先等に設置した場合に、重厚感、高級感をも現出することができるような木製の衝立が存在しない点である。
本考案に係る衝立は、中空枠形態で例えば木製等の衝立本体と、衝立本体の中空領域に配置され、単一枚の両面又は片面に例えば日本画等の絵画或いは写真やその他諸種の装飾を施した2以上複数枚の装飾装着体と、を具備し、当該装飾装着体を、衝立本体に着脱自在に装着、収容できるように構成し、衝立の表裏両面から装飾部を視認することができるようにしたとともに、衝立本体内に装着、収容されている2以上複数枚の装飾装着体の装飾面を適宜入れ替えることで、装飾表現態様の多様化を広範に図ることができるようにした新規、斬新な衝立として構成したことを最も主要な特徴とする。
請求項1、2記載の考案によれば、従来の一般的な衝立と比べて、衝立の両面から視認できるという装飾表現態様の多様化を図ることができる新規、斬新な衝立を実現し提供できる。
請求項3、4記載の考案によれば、装飾装着体収容領域の一方又は双方の側端部に、開口又は閉塞する開閉蓋体が設けられて構成された請求項1又は2記載の考案の効果を奏する衝立を実現し提供することができる。
請求項5記載の考案によれば、請求項2記載の考案の効果を奏するとともに、装飾装着体収容領域に臨む下枠部の上面側、上枠部の下面側には、装飾装着体の挿入、引き出し用の凹溝が設けられているので、上述した装飾装着体の装飾装着体収容領域に対する出し入れや、装飾装着体の入れ替えを行う場合にも、装飾装着体の移動を円滑に行うことができるとともに、装飾装着体を上部連結体、下部連結体により安定して起立支持することができる衝立を実現し提供することができる。
請求項6記載の考案によれば、請求項1乃至5のいずれかの考案の効果を奏するとともに、装飾装着体の基材の表裏両面の各装飾部は、絵画、彫刻、写真、全面金色、全面銀色から選定される構成としているので、四季(春夏秋冬)の変化等に応じて、異なる装飾装着体を用意し、入り替え使用することもでき、装飾表現態様の多様化を図ることができる衝立を実現し提供できる。
請求項7記載の考案によれば、請求項1乃至6のいずれかの考案の効果を奏するとともに、衝立本体の木製部分における外部に表出する部分は、例えば高品質の塗装等により黒色で光沢有り又は光沢無しの仕様、こげ茶色で光沢有り又は光沢無しの仕様としているので、観者に重厚感、高級感を与えることができる衝立を実現し提供することができる。
請求項8、9記載の考案によれば、衝立内に2以上複数枚の装飾装着体を収容し、これらを適宜入れ替えることで装飾表現態様の多様化を広範に図ることが可能な衝立を実現し提供することができる。
請求項10、11記載の考案によれば、装飾装着体収容領域の一方又は双方の側端部に、開口又は閉塞する開閉蓋体が設けられて構成された請求項8又は9記載の考案の効果を奏する衝立を実現し提供することができる。
請求項12記載の考案によれば、請求項9乃至11のいずれかに記載の考案の効果を奏するとともに、複数枚の装飾装着体の挿入、引き出し用の複数の凹溝が並列に設けられているので、複数枚の装飾装着体の出し入れや、前後交換を行う場合にも、これらの移動を円滑に行うことができ、かつ、複数枚の装飾装着体を各々安定して起立支持することができる衝立を実現し提供することができる。
請求項13記載の考案によれば、請求項8乃至12のいずれかに記載の考案の効果を奏するとともに、各装飾装着体における基材の表裏両面の各装飾部は、絵画、彫刻、写真、全面金色、全面銀色から選定される構成としているので、装飾表現態様の多様化を極めて広範に図ることができる衝立を実現し提供できる。
請求項14記載の考案によれば、請求項8乃至13のいずれかに記載の考案の効果を奏するとともに、前記2以上複数枚の各装飾装着体の内のいずれかの1枚の装飾装着体における表裏いずれかの面の装飾部を、全面金色又は全面銀色の装飾態様としたので、四季(春夏秋冬)の変化等に応じて、又は設置個所の雰囲気等に対応して装飾表現態様の多様化を広範に図ることができる衝立を実現し提供できる。
請求項15記載の考案によれば、請求項8乃至14のいずれかに記載の考案の効果を奏するとともに、前記請求項7記載の考案と同様に、観者に重厚感、高級感を与えることができる衝立を実現し提供することができる。
図1は本考案の実施例1に係る衝立の表面図である。 図2は本実施例1に係る衝立の裏面図である。 図3は本実施例1に係る衝立の側面図である。 図4は本実施例1に係る衝立の枠体を示す斜視図である。 図5は本実施例1に係る衝立における開閉蓋体開閉機構部を示す部分拡大断面図である。 図6は本実施例1に係る衝立における開閉蓋体開閉機構部(開閉蓋体開状態)を示す部分拡大表面図である。 図7は本実施例1に係る衝立における装飾装着体の基材の表面、裏面に設けた各装飾部を示す説明図である。 図8は本考案の実施例2に係る衝立の表面図である。 図9は本実施例2に係る衝立の裏面図である。 図10は本実施例2に係る衝立の側面図である。 図11は本実施例2に係る衝立の枠体を示す斜視図である。 図12は本実施例2に係る衝立の第1の装飾装着体を表面側配置した状態の表面、裏面を示す説明図である。 図13は本実施例2に係る衝立の第2の装飾装着体を表面側配置した状態の表面、裏面を示す説明図である。 図14は本実施例2に係る衝立における第1の装飾装着体の基材の表面、裏面に設けた各装飾部を示す説明図である。 図15は本実施例2に係る衝立における第2の装飾装着体の基材の表面、裏面に設けた各装飾部を示す説明図である。
本考案は、衝立の表裏両面から装飾部を視認することができるようにしたとともに、衝立本体内に装着、収容されている2以上複数枚の装飾装着体の装飾面を適宜入れ替えることで、装飾表現態様の多様化を広範に図ることができるとともに、一般住宅、飲食店、旅館等の建物入口部分や玄関先等に設置した場合に、重厚感、高級感をも現出することができる衝立を実現し提供するという目的を、支脚部により水平に支持した基台と、下枠部、一対の側枠部及び上枠部により中空枠形態に枠組みされ前記基台上に起立支持した枠体と、この枠体の上部に配置した上台と、前記枠体の表面、裏面間の領域に装飾装着体収容領域を形成するように並列に装着した一対の透明板部と、を具備する例えば木製の衝立本体と、前記装飾装着体収容領域に配置されるとともに、基材の表裏両面に装飾部を具備し、前記枠体の表裏両面外側から各透明板部を透視して前記各装飾部を各々視認可能な装飾装着体と、を有してなるとともに、単一枚の両面又は片面に例えば日本画等の絵画或いは写真やその他諸種の装飾を施した2以上複数枚の前記装飾装着体を、衝立本体に、着脱自在に装着、収容できるように構成したことにより実現した。
以下、本考案の実施例に係る新規、斬新な衝立について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施例1)
図1乃至図7を参照して本考案の実施例1に係る衝立1について説明する。
本実施例1に係る衝立1は、図1乃至図4に示すように、一対の支脚部2、2により水平に支持した横長直方体状の基台3と、下枠部5、一対の側枠部6A、6B及び上枠部7により全体として横長直方体状で、かつ、表面又は裏面から見て四角形状(全体としては中空直方体状)を呈する中空枠形態で、かつ、表側中央部、裏側中央部に四角形状の開口17を有する状態に枠組みされ、前記基台3に一体的に取り付けられるとともに垂直配置に起立支持された枠体4と、この枠体4の上部に一体的に配置した横長直方体状の上台8と、前記枠体4の表面、裏面間の領域に装飾装着体収容領域10を形成するように並列に装着した一対の透明板部9a、9bと、を具備する例えば木製等々からなる衝立本体11と、前記衝立本体11における装飾装着体収容領域10に配置されるとともに、例えば四角板状の基材21の表裏両面に装飾部22a、22bを具備し、前記枠体4の表面外側、裏面外側から各透明板部9a、9bを透視して前記各装飾部22a、22bを各々視認可能な装飾装着体20と、を有している。
前記例えば四角板状の基材21の表裏両面に具備される装飾部22a、22bは、これが単一枚の表裏両面か、又は2以上の複数枚を重ね合わせた表裏各外側における2枚の各外側面かを問わないが、図示例では、単一枚の表裏両面としての装飾部22a、22bを示している。
前記衝立本体11の木製部分における外部に表出する部分は、例えば高品質の塗装等により黒色で光沢有り又は光沢無しの仕様、こげ茶色で光沢有り又は光沢無しの仕様としているが、その仕上げの仕様は特に限定するものではない。
なお、前記衝立本体11は、木製の他、金属製等々の各材から形成しても良いことは勿論である。
前記枠体4について、図4を参照して説明する。
この枠体4は、一定の厚さを有し中央部に四角形状の開口17を有する四角形状の表面枠12Aと、一定の厚さを有し中央部に四角形状の開口17を有する四角形状の裏面枠12Bと、表面枠12Aの上片内側と、裏面枠12Bの上片内側との間を一体に連結する細長直方体状の上部連結体13と、表面枠12Aの下片内側と、裏面枠12Bの下片内側との間を一体に連結する細長直方体状の下部連結体14と、を具備している。
そして、表面枠12Aの下片、下部連結体14、裏面枠12Bの下片により下枠部5を構成し、表面枠12Aの上片、上部連結体13、裏面枠12Bの上片により上枠部7を構成し、更に、表面枠12Aの一方の側片、裏面枠12Bの一方の側片により側枠部6Aを構成し、表面枠12Aの他方の側片、裏面枠12Bの他方の側片により側枠部6Bを構成している。
すなわち、前記枠体4の側枠部6Aの端部は開口しており、また、他方前記側枠部6Bの端部側は図示していないが、閉塞体により閉塞するように構成している。
前記枠体4における前記上部連結体13と、下部連結体14とにより、一定の間隔をもって平行配置に固定支持される表面枠12Aの内面側、裏面枠12Bの内面側に、各々透明合成樹脂板等からなる一対の透明板部9a、9bを表面枠12A、裏面枠12Bに添着する態様で配置し、これら一対の透明板部9a、9bが画する空間領域に装飾装着体20用の装飾装着体収容領域10を形成するように構成している。
前記透明板部9aの上端部は、前記上部連結体13の下面隅部に接合し、前記透明板部9aの下端部は前記下部連結体14の上面隅部に接合している。
同様に、透明板部9bの上端部は、前記上部連結体13の下面隅部に接合し、前記透明板部9bの下端部は前記下部連結体14の上面隅部に接合している。
更に、前記上部連結体13の下面、下部連結体14の上面には、これらの長さ方向に前記装飾装着体20の挿入、引き出し用の一定長さの凹溝15、15を上下対応配置に設けている。
なお、前記装飾装着体20の挿入、引き出し用の凹溝15、15を設けない構成とすることも勿論可能である。
前記一対の側枠部6A、6Bのうち、例えば図1において左側の側枠部6Aの端面部には、図5、図6に示すように、前記側枠部6Aにより開閉可能に支持され、前記装飾装着体収容領域10の一端を開口又は閉塞する開閉蓋体6Cと、この開閉蓋体6Cを前記側枠部6Aに係止し又は係止解除を行う開閉蓋体開閉機構部31を設けている。
前記側枠部6Aと開閉蓋体6Cとの開閉可能な連結態様は、例えば蝶番等の開閉連結具16を用いているが、これに限定するものではない。
前記開閉蓋体開閉機構部31の一例について、図5、図6を参照して説明する。
前記開閉蓋体開閉機構部31は、開閉蓋体6C内に設けた上下方向で上端がこの開閉蓋体6Cの上面に開口した有底の穴部32と、開閉蓋体6Cの外面に設けた前記穴部32に連通する縦長の操作窓穴部33と、前記穴部32に対し、前記開閉蓋体6Cの上面の開口から上方に突出し、かつ、没入可能に嵌装した操作杆34と、前記穴部32の底部に配置され、前記操作杆34を上方に付勢する付勢バネ35と、前記操作窓穴部33内に上下動可能に配置され、かつ、前記操作杆34に連結されて操作杆34の上下動操作を行う操作釦36と、前記上台8の下面における前記穴部32に対応する位置に穿設した受穴37と、を具備している。
そして、開閉蓋体6Cの閉状態では、図5に示すように、付勢バネ35の付勢力により前記操作杆34の上端を穴部32の開口から上方に突出させ、前記受穴37内に嵌合することにより、開閉蓋体6Cの内面が前記側枠部6Aの端面に密着する状態でこの開閉蓋体6Cを係止するように構成している。
また、操作者が操作釦36を下方に下げる操作を行い、付勢バネ35の付勢力に抗して前記操作杆34を下降させ、操作杆34の上端を前記上台8の受穴37から離脱させて係止状態を解除し、更に開閉蓋体6Cを図6に示すように開くことで、前記側枠部6Aの端部を開口して、前記装飾装着体20を装飾装着体収容領域10から側方に引き出し可能とするように構成している。
なお、前記一対の側枠部6A、6Bの双方に、開閉蓋体6Cと、開閉蓋体開閉機構部31とを設ける構成とすることも勿論可能である。
図7は、前記装飾装着体20の基材21の表面、裏面に設けた装飾部22a、22bを示すものである。
前記装飾部22a、22bとしては、絵画、彫刻、写真、金色部、銀色部等から任意に選定することができるが、図7に示す例では、表面の装飾部22aとして、例えば春を表す絵画を、裏面の装飾部22bとして、例えば秋を表す絵画を表見している。
以上説明した本実施例1に係る衝立1によれば、以下の作用効果を発揮する。
本実施例1の衝立1によれば、衝立1の表裏両面から装飾部を視認することができ、装飾表現態様の多様化が図ることができるとともに、一般住宅、飲食店、旅館等の建物入口部分や玄関先等に設置した場合に、重厚感、高級感をも現出することができる。
更に詳述すると、前記衝立1を例えば、一般住宅、飲食店、旅館等の建物入口部分や玄関先等に設置した場合に、衝立1の表面側からは、図1に示すように、前記衝立1における装飾装着体収容領域10に収容した装飾装着体20の表面に表している装飾部22aを透明板部9aを透視して視認し、鑑賞することができ、これにより、外から訪れた外来者、来客等に対して従来と同様な審美感、安らぎを与えることができる。
また、前記衝立1の裏面側からは、前記装飾装着体収容領域10に収容した装飾装着体20の裏面に表している装飾部22bを透明板部9bを透視して視認することができるので、建物内に居る者は衝立1の裏面側の装飾部22bを鑑賞することができる。
従って、本実施例1に係る衝立1によれば、従来の一般的な衝立と比べ、両面視認可能という装飾表現態様の多様化を図ることができるという新規、斬新な効果を発揮させることができる。
更にまた、本実施例1に係る衝立1によれば、側枠部6Aの端面部に、前記装飾装着体収容領域10の一端を開口又は閉塞する開閉蓋体6Cと、この開閉蓋体6Cを前記側枠部6Aに係止し又は係止解除を行う開閉蓋体開閉機構部31を設けているので、装飾装着体20の装飾装着体収容領域10に対する出し入れや、装飾装着体20を図示しないが別の装飾装着体と入れ替える作業も簡略容易に行うことができる。
加えて、前記装飾装着体収容領域10に臨む前記上部連結体13の下面、下部連結体14の上面には、前記装飾装着体20の挿入、引き出し用の凹溝15、15が設けられているので、上述した装飾装着体20の装飾装着体収容領域10に対する出し入れや、装飾装着体20の入れ替えを行う場合にも、装飾装着体20の移動を円滑に行うことができるとともに、装飾装着体20を前記上部連結体13、下部連結体14により安定して起立支持することができる。
本実施例1に係る衝立1によれば、前記装飾装着体20の装飾部22a、22bとして、絵画、彫刻、写真、全面が金色、全面が銀色等の中から選定するようにしているので、前記装飾装着体20として異なる装飾内容の装飾部22a、22bを表したものを複数枚用意しておくことにより、例えば、四季(春夏秋冬)の変化に応じて、入り替え使用することもでき、この点からも装飾表現態様の多様化を図ることができるという新規、斬新な効果を発揮させることができる。
本実施例1によれば、前記衝立本体11の例えば木製の部分における外部に表出する部分は、例えば高品質の塗装等により黒色で光沢有り又は光沢無しの仕様、こげ茶色で光沢有り又は光沢無しの仕様としているので、観者に重厚感、高級感を与えることができる衝立1を実現し提供することができる。
(実施例2)
次に、図8乃至図15を参照して、本考案の実施例2に係る衝立1Aについて説明する。
なお、本実施例2に係る衝立1Aにおいて、実施例1に係る衝立1の場合と同一の要素には同一の符号を付し、その詳細説明は省略する。
本実施例2に係る衝立1Aは、基本的構成は実施例1に係る衝立1の場合と略同様であるが、衝立本体11A内に、前記本実施例1の装飾装着体20を2以上複数枚、例えば図示例では2枚並列に着脱自在に装着、収容したこと、すなわち、衝立本体内に、単一枚の両面又は片面に例えば日本画等の絵画或いは写真やその他諸種の装飾を施した2以上複数枚の装飾装着体20Aを、着脱自在に装着、収容できるように構成し、衝立1Aの表裏両面から装飾部を視認することができるようにしたとともに、衝立1A内に装着、収容されている2以上複数枚の装飾装着体20Aの装飾面を適宜入れ替えることで、装飾表現態様の多様化を広範に図ることができるようにした新規、斬新な衝立1Aとしたことが特徴である。
本実施例2に係る衝立1Aは、図8乃至図11に示すように、一対の支脚部2、2により水平に支持した横長直方体状の基台3と、下枠部5、一対の側枠部6A、6B及び上枠部7により全体として横長直方体状で、かつ、表面又は裏面から見て四角形状(全体としては中空直方体状)を呈する中空枠形態で、かつ、表側中央部、裏側中央部に四角形状の開口17を有する状態に枠組みされ、前記基台3に一体的に取り付けられるとともに垂直配置に起立支持された実施例1の枠体4よりも厚さを大とした枠体4Aと、この枠体4Aの上部に一体的に配置した横長直方体状の上台8と、前記枠体4Aの表面、裏面間の領域に装飾装着体収容領域10Aを形成するように並列に装着した一対の透明板部9a、9bと、を具備する木製等からなる衝立本体11Aを具備している。
また、本実施例2に係る衝立1Aは、前記衝立本体11Aにおける装飾装着体収容領域10Aに並列配置されるとともに、例えば四角板状の基材21の表裏両面に装飾部22a、22bを具備する第1の装飾装着体20Aと、四角板状の基材21の表裏両面に装飾部22c、22dを具備する第2の装飾装着体20Bとを有し、前記枠体4Aの表面外側、裏面外側から前記各透明板部9a、9bを透視して前記各装飾部22a、22b又は装飾部22c、22dを各々視認可能な構成としている。
なお、本考案においては、装飾装着体20Aの枚数は、2以上の複数枚であれば、図示する実施例に限定するものはない。
前記衝立本体11Aの例えば木製の部分における外部に表出する部分は、例えば高品質の塗装等により黒色で光沢有り又は光沢無しの仕様、こげ茶色で光沢有り又は光沢無しの仕様としているが、その仕上げの仕様は特に限定するものではない。
前記枠体4Aについて、図11を参照して説明する。
この枠体4Aは、一定の厚さを有し中央部に四角形状の開口17を有する四角形状の表面枠12Aと、一定の厚さを有し中央部に四角形状の開口17を有する四角形状の裏面枠12Bと、表面枠12Aの上片内側と、裏面枠12Bの上片内側との間を一体に連結する細長直方体状の上部連結体13と、表面枠12Aの下片内側と、裏面枠12Bの下片内側との間を一体に連結する細長直方体状の下部連結体14と、を具備している。
前記上部連結体13、下部連結体14の厚さD2は、実施例1の場合の厚さD1よりも大きくしている。
そして、表面枠12Aの下片、下部連結体14、裏面枠12Bの下片により下枠部5を構成し、表面枠12Aの上片、上部連結体13、裏面枠12Bの上片により上枠部7を構成し、更に、表面枠12Aの一方の側片、裏面枠12Bの一方の側片により側枠部6Aを構成し、表面枠12Aの方方の側片、裏面枠12Bの他方の側片により側枠部6Bを構成している。
すなわち、実施例1の場合と同様に、前記枠体4Aの側枠部6Aの端部は開口しており、また、他方前記側枠部6Bの端部側は図示していないが、閉塞体により閉塞するように構成している。
前記枠体4Aにおける前記上部連結体13と、下部連結体14とにより、一定の間隔をもって平行配置に固定支持される表面枠12Aの内面側、裏面枠12Bの内面側に、各々透明合成樹脂板等からなる一対の透明板部9a、9bを表面枠12A、裏面枠12Bに添着する態様で配置し、これら一対の透明板部9a、9bが画する空間領域に前記第1の装飾装着体20A、第2の装飾装着体20B用の実施例1の場合よりも奥行き方向の寸法が大きい装飾装着体収容領域10Aを形成するように構成している。
前記透明板部9a、透明板部9bの前記枠体4A内の配置は実施例1の場合と同様である。
更に、前記上部連結体13の下面、下部連結体14の上面には、これらの長さ方向に前記第1の装飾装着体20A、第2の装飾装着体20Bの挿入、引き出し用の一定長さで上側、下側2条ずつの凹溝15、15を上下対応配置に、かつ、各々一定間隔を持った並列配置に設けている。
前記凹溝15は、上側、下側2条ずつとする他、3条ずつ、4条ずつとすることも可能である。また、前記凹溝15を設けない構成とすることも勿論可能である。
前記一対の側枠部6A、6Bのうち、左側の側枠部6Aの端面部には、前記装飾装着体収容領域10Aの一端を開口又は閉塞する実施例1の場合と同様な開閉蓋体6Cと、この開閉蓋体6Cを前記側枠部6Aに係止し又は係止解除を行う実施例1の場合と同様な開閉蓋体開閉機構部31を設けている。そして、前記開閉蓋体6Cの奥行寸法を、前記枠体4Aの奥行寸法に合致させている。
図12は、本実施例2に係る衝立1Aにおける表面、裏面における装飾表現態様の第一例を示すものであり、表面側に図14に示す第1の装飾装着体20Aの表面の装飾部22a(春の季節を表す絵画)を、裏面側に第2の装飾装着体20Bの裏面(金色部:濃灰色で示す)を表している。
図13は、本実施例2に係る衝立1Aにおける表面、裏面における装飾表現態様の第二例を示すものであり、表面側に図15に示す第2の装飾装着体20Bの表面の装飾部22c(秋の季節を表す絵画)を、裏面側に第1の装飾装着体20Aの裏面(銀色部:薄灰色で示す)を表している。
すなわち、図12、図13は、衝立1Aにおいて、前記第1の装飾装着体20A、第2の装飾装着体20Bを前後に入れ替えた状態を各々示している。
図14は、第1の装飾装着体20Aの表面、裏面に設けた装飾部22a、22bを示すものである。
前記装飾部22a、22bとしては、絵画、彫刻、写真、金色部、銀色部等から任意に選定することができ、図14においては、前記第1の装飾装着体20Aの表面の装飾部22aに春の季節を表す絵画を、裏面の装飾部22b全体に銀色部を表示した例を示している。
図15は、第2の装飾装着体20Bの表面、裏面に設けた装飾部22c、22dを示すものである。
前記装飾部22c、22dとしては、上述した場合と同様、絵画、彫刻、写真、金色部、銀色部等から任意に選定することができるが、図15においては、第2の装飾装着体20Bの表面の装飾部22cに秋の季節を表す絵画を、裏面の装飾部22d全体に金色部を表示した例を示している。
以上説明した本実施例2に係る衝立1Aによれば、以下の作用効果を発揮する。
この衝立1Aによれば、衝立1Aの本体内に、単一枚の両面又は片面に例えば日本画等の絵画或いは写真やその他諸種の装飾を施した2以上複数枚の各装飾装着体20Aを、着脱自在に装着、収容できるように構成し、衝立1Aの表裏両面から装飾部を視認することができるようにしたとともに、衝立1Aの本体内に装着、収容されている2以上複数枚の各装飾装着体20Aの装飾面を適宜入れ替えることで、装飾表現態様の多様化を広範に図ることができるようにした新規、斬新な衝立1Aを現出することができ、しかも、一般住宅、飲食店、旅館等の建物入口部分や玄関先等に設置した場合に、重厚感、高級感をも現出することができる。
詳述すると、例えば、第1例の衝立1Aを、例えば春季において、一般住宅、飲食店や旅館等の建物入口部分や玄関先等に設置した場合に、衝立1Aの表面側からは、図8、図12に示すように、前記衝立1Aにおける装飾装着体収容領域10Aに収容した第1の装飾装着体20Aの表面に表している春の風情の装飾部22aを透明板部9aを透視して視認し、鑑賞することができ、これにより、外から訪れた外来者、来客等に対して従来と同様に春季に対応した審美感、安らぎを与えることができる。
また、前記衝立1Aの裏面側からは、前記装飾装着体収容領域10Aに収容した第1の装飾装着体20Aの裏面に表している装飾部22b(金色部)を透明板部9bを透視して視認することができるので、建物内に居る者は衝立1Aの裏面側の装飾部22bを鑑賞し楽しむことができる。
従って、本実施例2に係る衝立1Aによれば、従来の一般的な衝立と比べ、両面視認可能という装飾表現態様の多様化を図れ、かつ、春季に応じた風情を楽しめるという新規、斬新な効果を発揮させることができる。
同様に、第2例の衝立1Aを、例えば秋季において、一般住宅、飲食店、旅館等の建物入口部分や玄関先等に設置した場合に、衝立1Aの表面側からは、図13に示すように、前記衝立1Aにおける装飾装着体収容領域10Aに収容した第2の装飾装着体20Bの表面に表している秋の風情の装飾部22cを透明板部9aを透視して視認し、鑑賞することができ、これにより、外から訪れた外来者、来客等に対して従来と同様に秋季に対応した審美感、安らぎを与えることができる。
また、前記衝立1Aの裏面側からは、前記装飾装着体収容領域10Aに収容した第2の装飾装着体20Bの裏面に表している装飾部22c(銀色部)を透明板部9bを透視して視認することができるので、建物内に居る者は衝立1Aの裏面側の装飾部22cを鑑賞し楽しむことができる。
従って、本実施例2に係る衝立1Aによれば、従来の一般的な衝立と比べて、両面視認可能という装飾表現態様の多様化を図れ、かつ、秋期に応じた風情を楽しめるという新規、斬新な効果を発揮させることができる。
このように、本実施例2に係る衝立1Aによれば、衝立1A内に第1の装飾装着体20A、第2の装飾装着体20Bを収容し、これらを適宜入れ替えることで装飾表現態様の多様化を広範に図ることが可能となる。
また、本実施例2に係る衝立1Aによれば、側枠部6Aの端面部に、前記装飾装着体収容領域10Aの一端を開口又は閉塞する開閉蓋体6Cと、この開閉蓋体6Cを前記側枠部6Aに係止し又は係止解除を行う開閉蓋体開閉機構部31を設けているので、第1の装飾装着体20A、第2の装飾装着体20Bの装飾装着体収容領域10Aに対する出し入れや、前後交換の作業も簡略容易に行うことができる。
加えて、前記装飾装着体収容領域10Aに臨む前記上部連結体13の下面、下部連結体14の上面には、第1の装飾装着体20A、第2の装飾装着体20B用の上側2条、下側2条の挿入、引き出し用の凹溝15、15が設けられているので、上述した第1の装飾装着体20A、第2の装飾装着体20Bの装飾装着体収容領域10Aに対する出し入れや、前後交換を行う場合にも、これらの移動を円滑に行うことができるとともに、第1の装飾装着体20A、第2の装飾装着体20Bを前記上部連結体13、下部連結体14により各々安定して起立支持することができる。
本実施例2に係る衝立1Aによれば、第1の装飾装着体20A、第2の装飾装着体20Bの装飾部22a、22b及び第2の装飾装着体20Bの装飾部22c、22dとして、絵画、彫刻、写真、金色部、銀色部等の中から選定するようにしているので、装飾部22a、22b及び装飾部22c、22dの表現内容を適宜異ならせた第1の装飾装着体20A、第2の装飾装着体20Bを用意しておくことにより、衝立本体内に装着、収容されている2以上複数枚の装飾装着体の装飾面を適宜入れ替えることで、四季(春夏秋冬)の変化に応じて、又は設置個所の雰囲気に応じて装飾表現態様の多様化を広範に図ることができるという新規、斬新な効果を発揮させることができる。
本実施例2によれば、前記衝立本体11Aの例えば木製の部分における外部に表出する部分は、例えば高品質の塗装等により黒色で光沢有り又は光沢無しの仕様、こげ茶色で光沢有り又は光沢無しの仕様としているので、観者に重厚感、高級感を与えることもできる衝立1Aを実現し提供することができる。
本考案に係る新規、斬新な衝立は、上述した場合の他、旅館等の大広間における飲食時の顧客席仕切り用としたり、和風飲食店の和室等の顧客席仕切り用としたり等、広範な使用環境に好適に対応することができることは勿論である。
1 衝立
1A 衝立
2 支脚部
3 基台
4 枠体
4A 枠体
5 下枠部
6A 側枠部
6B 側枠部
6C 開閉蓋体
7 上枠部
8 上台
9a 透明板部
9b 透明板部
10 装飾装着体収容領域
10A 装飾装着体収容領域
11 衝立本体
11A 衝立本体
12A 表面枠
12B 裏面枠
13 上部連結体
14 下部連結体
15 凹溝
16 開閉連結具
17 開口
20 装飾装着体
20A 第1の装飾装着体
20B 第2の装飾装着体
21 基材
22a 装飾部
22b 装飾部
22c 装飾部
22d 装飾部
31 開閉蓋体開閉機構部
32 穴部
33 操作窓穴部
34 操作杆
35 付勢バネ
36 操作釦
37 受穴
D1 厚さ
D2 厚さ

Claims (15)

  1. 中空枠形態の衝立本体と、
    衝立本体の中空領域に配置されるとともに、基材の表裏両面に装飾部を具備し、前記衝立本体の表裏両面外側から前記各装飾部を各々視認できるようにした装飾装着体と、
    を有することを特徴とする衝立。
  2. 支脚部により水平に支持した基台と、下枠部、一対の側枠部及び上枠部により中空枠形態に枠組みされ前記基台上に起立支持した枠体と、この枠体の上部に配置した上台と、前記枠体の表面、裏面間の領域に装飾装着体収容領域を形成するように並列に装着した一対の透明板部と、を具備する衝立本体と、
    前記装飾装着体収容領域に配置されるとともに、基材の表裏両面に装飾部を具備し、前記枠体の表裏両面外側から各透明板部を透視して前記各装飾部を各々視認できるようにした装飾装着体と、
    を有することを特徴とする衝立。
  3. 前記一対の側枠部の一方又は双方の端面部には、前記側枠部により開閉可能に支持されて、前記装飾装着体収容領域の一方又は双方の側端部を開口又は閉塞する開閉蓋体が設けられていることを特徴とする請求項2記載の衝立。
  4. 前記一対の側枠部の一方又は双方の端面部には、前記側枠部により開閉可能に支持されて、前記装飾装着体収容領域の一方又は双方の側端部を開口又は閉塞する開閉蓋体と、この開閉蓋体を前記側枠部に係止し又は係止解除を行う開閉蓋体開閉機構部が設けられていることを特徴とする請求項2記載の衝立。
  5. 前記装飾装着体収容領域に臨む下枠部の上面側、上枠部の下面側には、前記装飾装着体の挿入、引き出し用の凹溝が設けられていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の衝立。
  6. 前記装飾装着体の基材の表裏両面の各装飾部は、絵画、彫刻、写真、全面金色、全面銀色から選定されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の衝立。
  7. 前記衝立本体は、木製であって、この木製部分は、光沢有り又は光沢無しの仕様としたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の衝立。
  8. 中空枠形態の衝立本体と、
    衝立本体の中空領域に、2以上複数枚を並列状態に、かつ、着脱自在に入れ替えて収容可能に配置されるとともに、前記衝立本体の表裏両面外側から最も表側の装飾部、最も裏側の装飾部を各々視認できるようにした各装飾装着体と、
    を有することを特徴とし、
    前記衝立本体の中空領域に収容されている2以上複数枚の装飾装着体の装飾面を適宜入れ替えることで、装飾表現態様の多様化を図ることができるようにした衝立。
  9. 支脚部により水平に支持した基台と、下枠部、一対の側枠部及び上枠部により中空枠形態に枠組みされ前記基台上に起立支持した枠体と、この枠体の上部に配置した上台と、前記枠体の表面、裏面間の領域に、2以上複数枚並列状態に、かつ、着脱自在に入れ替えて収容可能な装飾装着体収容領域を形成するように並列に装着した一対の透明板部と、を具備する衝立本体と、
    前記装飾装着体収容領域に、2以上複数枚を並列状態に、かつ、着脱自在に入れ替えて収容可能に配置されるとともに、前記衝立本体の表裏両面外側から最も表側の装飾部、最も裏側の装飾部を各々視認できるようにした各装飾装着体と、
    を有することを特徴とし、
    前記衝立本体の中空領域に収容されている2以上複数枚の装飾装着体の装飾面を適宜入れ替えることで、装飾表現態様の多様化を図ることができるようにした衝立。
  10. 前記一対の側枠部の一方又は双方の端面部には、前記側枠部により開閉可能に支持されて、前記2以上複数枚を並列状態に収容可能な装飾装着体収容領域の一方又は双方の側端部を開口又は閉塞する開閉蓋体が設けられていることを特徴とする請求項9記載の衝立。
  11. 前記一対の側枠部の一方又は双方の端面部には、前記側枠部により開閉可能に支持されて、前記2以上複数枚を並列状態に収容可能な装飾装着体収容領域の一方又は双方の側端部を開口又は閉塞する開閉蓋体と、この開閉蓋体を前記側枠部に係止し又は係止解除を行う開閉蓋体開閉機構部が設けられていることを特徴とする請求項9記載の衝立。
  12. 前記2以上複数枚を並列状態に収容できるようにした装飾装着体収容領域に臨む下枠部の上面側と、上枠部の下面側には、前記収容される装飾装着体の枚数に応じた装飾装着体の挿入、引き出し用の複数の凹溝が並列に設けられていることを特徴とする請求項9乃至11のいずれかに記載の衝立。
  13. 前記2以上複数枚の各装飾装着体における表裏両面の装飾部は、絵画、彫刻、写真、金色部、銀色部から選定されることを特徴とする請求項8乃至12のいずれかに記載の衝立。
  14. 前記2以上複数枚の各装飾装着体の内のいずれかの1枚の装飾装着体における表裏いずれかの面の装飾部を、全面金色又は全面銀色の装飾態様としたことを特徴とする請求項8乃至13のいずれかに記載の衝立。
  15. 前記衝立本体は、木製であって、この木製部分は、光沢有り又は光沢無しの仕様としたことを特徴とする請求項8乃至14のいずれかに記載の衝立。
JP2013006586U 2013-11-19 衝立 Expired - Lifetime JP3188659U (ja)

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