JP3188561U - 底貼り袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】底貼り袋の両底面の端部における強度を高め、破袋の発生を抑制する底貼り袋を提供する。【解決手段】筒状の袋本体1の上下開口端部のうち少なくとも一方の開口端部を折り曲げて形成した底面2,3に長方形状または略長方形状の補強紙5を貼着してなる底貼り袋である。補強紙5は、底面2,3の短手方向の幅Dよりも広い幅を有する長方形状または略長方形状の補強紙である。補強紙5は、底面2,3から袋本体1の側面13に延設して貼着される。【選択図】図1

Description

本考案は、小麦粉やセメント等の粉体を収納する底貼り袋に関するものである。
小麦粉やセメント等の粉体を収納する紙袋には、両底貼り袋と呼ばれるものがある。
これに対してオープン袋は、粉体の充填時に原則的に袋下部が閉じられているとともに袋上部が全て開口されており、その袋上部の開口部に真上から内容物を落下させて充填を行う。その後、開口部をミシン掛け、オーバーテープ等にて封緘する。
両底貼り袋は、図7に示すように、袋本体1の上下に底面2、3を形成し、一方の底面2にバルブ4を、挿入口4aが開口するように形成する。そして、バルブ4の挿入口4aに図示しない吹込管(ノズル)を挿入して、吹込管を介して挿入口4aより袋本体1内に粉体を充填する。粉体が充填された後は、たとえばホットメルトの加熱によって挿入口4aが封緘される。両底貼り袋は、密封状態を保ちながら粉体の袋詰が可能である。またオープン袋では必要となる充填後の立上りを要せず内容物を袋一杯まで充填できるため、粉体の充填後は、内容物の内圧によって袋荷姿が安定する。また吹込管等のノズル式の専用充填機があれば袋詰作業は基本的に完結し、袋本体1に対するミシン掛け等、袋詰の次工程が不要となる。よって、両底貼り袋は、粉体の包装用として袋荷姿、ハンドリング性、積付効率の点でオープン袋に比較して優れている。
両底貼り袋の底面2、3には、底面2、3の強度を確保するために、それぞれ補強紙5、5が貼られている。
下記特許文献1には、粉体包装用紙袋において、補強紙5に相当する封紙を底面の四囲より大きく形成すると共に、その突出周縁部を筒状袋本体の前後側面及び左右側面にそれぞれ接着剤を介して接着するという考案が記載されている。
実用新案登録第3056724号
図8に示すように、内容物が充填され封緘された従来の両底貼り袋は、水平または側面方向に落下した際に、主として両底面2、3の端部に破れが生じ破袋が発生しやすい。この原因としては内容物による内圧の力が両底面2、3の端部に逃げやすいためと考えられる。
そこで、本考案は、底貼り袋の底面の端部における強度を高め、破袋の発生を抑制することを課題とするものである。
なお、上記特許文献1に記載された考案は、収容される粉体が袋本体から漏洩することを目的とするものであり、破袋の発生の抑制を目的とするものではない。
本考案は、筒状の袋本体の上下開口端部のうち少なくとも一方の開口端部を折り曲げて形成した底面に長方形状または略長方形状の補強紙を貼着してなる底貼り袋において、
前記補強紙は、前記底面の短手方向の幅よりも広い幅を有する長方形状または略長方形状の補強紙であって、前記底面から前記袋本体の側面に延設して貼着されることを特徴とする。
本考案によれば、底貼り袋の底面の端部における強度が高められ、破袋の発生が抑制される。
は、実施例の両底紙袋の全体構成図である。 (a)、(b)、(c)は、実施例の両底紙袋の製造工程および構造を示す図である。 (a)、(b)、(c)は、実施例の両底紙袋の製造工程および構造を示す図である。 は、実施例の両底紙袋に内容物が充填された状態を示す図で、上下開口端部を示す斜視図である。 (a)、(b)は、他の実施例の両底紙袋の製造工程の一部を説明する図である。 (a)、(b)は、更に他の実施例の両底紙袋の製造工程の一部を説明する図である。 は、従来の両底紙袋の全体構成図である。 は、従来の両底紙袋に内容物が充填された状態を示す図で、上下開口端部を示す斜視図である。
以下では、底貼り袋として両底貼り袋を例にとり説明する。しかし、本考案は、片底貼り袋にも適用することができる。
図1は、本実施例の両底貼り袋の全体構成を示す。
図1中の上方向を袋本体1の上方向、図中の下方向を袋本体1の下方向と定義する。
また以下では紙(たとえばクラフト紙)の貼着は、剥離糊、強接着剤等を使用して行うことができる。
袋本体1は、たとえばクラフト紙を材料として筒状に形成されてなるものであり、たとえば二層のクラフト紙がたとえば強接着剤にて接着されて強度が高められた構造となっている。
筒状の袋本体1の上下開口端部それぞれが折り曲げて上下の両底面2、3がそれぞれ形成される。袋本体1の上下に底面2、3を形成するに際して、一方の底面2に、挿入口4aが開口したバルブ4を設ける。両底面2、3それぞれには、底面2、3の短手方向の幅Dよりも広い幅Wを有する長方形状の補強紙5、5が貼着される。この際に、補強紙5、5は、袋本体1の側面13に延設して貼着される。そして、バルブ4の挿入口4aに図示しない吹込管(ノズル)を挿入して、吹込管を介して挿入口4aより袋本体1内に、小麦粉やセメント等の粉体が充填される。粉体が充填された後は、たとえばホットメルトの加熱によって挿入口4aが封緘される。
図2、図3は、両底貼り袋の製造工程および構造を説明する図である。
袋本体1の上下開口端部は同様の構造であるため、上開口端部を示す。
図2(a)に示すように、袋本体1の開口端部に第一折筋6が形成され、図中左右両側が内方に折曲げられて、左右それぞれに、第一折筋6の端点を頂点とする三角形状の折込部7、8が形成される。
つぎに図2(b)に示すように、三角形状の折込部7に重なるように長方形状のバルブ紙4bの図中上下両側端部4c、4dが貼着される。これにより挿入口4aが開口し袋本体1内に粉体を充填可能なバルブ4が形成される。
つぎに図2(c)に示すように、袋本体1の端部の図中の上下に図中左右方向に延びる第二折筋9、10が形成され、図中上下両側が第二折筋9、10を折曲線として内方に折り曲げられる。
これにより図3(a)に示すように、台形状の折込部11、12が形成される。これら折込部11、12を交互に折重ね、折込部11、12同士が重ね合う面および折込部11、12とバルブ紙4bとが重ね合う面が貼着される。これにより袋本体1の底面2が形成される。同様にして他方の底面3が形成される。なお底面3には、バルブ4は設けられていない。
底面2は、第二折筋9、10を長辺とし、第二折筋9、10の端点同士を結ぶ線分を短辺2a、2bとする長方形状に形成される。
つぎに、図3(b)に示すように、底面2の短手方向の幅Dよりも広い幅Wを有する長方形状の補強紙5が用意され、この補強紙5が、底面2に貼着される。この際に、補強紙5は、袋本体1の側面13に延設して貼着される。補強紙5の長手方向の長さLは、底面2の長さと同等かやや短く、貼り付けられた際に補強紙5の図中左右両端5a、5bが底面2の左右両端2a、2bと同じかこれを左右外方に超えない長さであることが望ましい。
補強紙5が袋本体1の側面13に延設して貼着される幅Waは、10mm〜25mmの幅であることが望ましい。
図3(c)は、補強紙5が、袋本体1の側面13に延設して貼着された状態を示している。補強紙5の図中右側は、折込部11、12および折込部8に貼着される。しかし補強紙5の図中左側の端部5cは、バルブ4の挿入口4aの開口を確保するために、折込部11、12および折込部7並びにバルブ紙4bに貼着されず、ホットメルト14が塗布される。
同様にして、同様の補強紙5が底面3に貼着され、補強紙5は、底面3から袋本体1の側面13に延設して貼着されることになる。なお底面3には、バルブ4は設けられていないため、ホットメルト14を塗布することなく補強紙5の図中左側端部5cは、折込部11、12および折込部7に貼着されることなる。
以上のようにして実施例の両底貼り袋が製造される。
そして、図1に戻り、両底貼り袋のバルブ4の挿入口4aに、図示しない吹込管(ノズル)が挿入されて、吹込管を介して挿入口4aより袋本体1内に粉体が充填する。粉体が充填された後は、たとえばホットメルト14の箇所5c(図3(c))を、たとえばヒータによって加熱することで溶かして折込部11、12および折込部7並びにバルブ紙4bに接着して挿入口4aが封緘される。
図4は、実施例の両底貼り袋に粉体の内容物が充填された状態を示している。本実施例によれば、底面2、3の短手方向の幅Dよりも広い幅Wを有する長方形状の補強紙5が、底面2、3から袋本体1の側面に延設して貼着されているため、両底貼り袋の両底面2、3の端部における強度が高められ、破袋の発生が抑制されるという顕著な効果が得られる。なお、補強紙5の形状は必ずしも厳密な長方形状でなくてもよく、略長形状であってもよい。
図5、図6は、他の実施例の両底貼り袋を示す。
図5(a)、(b)は、図2(b)、図3(c)に対応する他の実施例の両底貼り袋の一部工程を示している。
この両底貼り袋では、図5(a)に示すように、チューブ状に形成した円筒形状のバルブ筒20bが用意され、三角形状の折込部7に重なるようにバルブ筒20bの片面が貼着される。これにより挿入口20aが開口し袋本体1内に粉体を充填可能なバルブ20が形成される。
そして、図5(b)に示すように、補強紙5の図中右側が、折込部11、12および折込部8に貼着されるとともに、補強紙5の図中左側が、折込部11、12およバルブ筒20bの表面に貼着され、バルブ20の挿入口20aの開口が確保される。
図6(a)、(b)は、図2(b)、図3(c)に対応する更に他の実施例の両底貼り袋の一部工程を示している。
この両底貼り袋では、図6(a)に示すように、内容物の漏れを防止するための漏れ防止紙片15が貼着されてから、図2(b)と同様のバルブ紙4bがその上に貼着され、さらにその上に強度を確保するために内補強紙16が貼着される。
そして図6(b)に示すように、図3(c)と同様に補強紙5の図中右側が、折込部11、12および折込部8に貼着されるとともに、補強紙5の図中左側の端部5cが、バルブ4の挿入口4aの開口を確保するために、折込部11、12および折込部7並びにバルブ紙4bに貼着されることなく、ホットメルト14が塗布される。
図5、図6に示す他の実施例においても、両底貼り袋の両底面2、3の端部における強度が高められ、破袋の発生が抑制されるという顕著な効果が得られる。
以上は、両底貼り袋を例にとり、底面におけるバルブの種類等が異なる各実施例について説明した。しかし、本考案は、これら各実施例の構成の両底貼り袋に限定されることなく任意の構成の両底貼り袋にも適用することができる。
また、両底貼り袋に限定されることなく、片底貼り袋にも当然に本考案を適用することができる。
すなわち、筒状の袋本体1の下開口端部を折り曲げて形成した底面3に、本考案の補強紙5を、袋本体1の側面13に延設して貼着して、底面3を、バルブを設けることなく密封状態にするとともに、袋本体1の上開口端部を開口したままとし、その上開口部に真上から内容物を落下させて充填を行い、その後、上開口部をミシン掛け、オーバーテープ等にて封緘するという片底貼り袋も本考案の範囲である。
1 袋本体
2、3 底面
5 補強紙

Claims (1)

  1. 筒状の袋本体の上下開口端部のうち少なくとも一方の開口端部を折り曲げて形成した底面に長方形状または略長方形状の補強紙を貼着してなる底貼り袋において、
    前記補強紙は、前記底面の短手方向の幅よりも広い幅を有する長方形状または略長方形状の補強紙であって、前記底面から前記袋本体の側面に延設して貼着されることを特徴とする底貼り袋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017190170A (ja) * 2016-04-14 2017-10-19 柳沢製袋株式会社 バルブ袋

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