JP3188278U - 対象物粉砕加工装置及び対象物食材製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】対象物が魚類の場合に頭部のみ又は頭部や骨を含む魚体についても、これらをそのまま投入して容易に粉砕しすり身に加工することができる対象物粉砕加工装置及び対象物食材製造装置を提供する。
【解決手段】粉砕すべき対象物である、生の魚の頭部、凍結した魚の個々の頭部又は凍結した魚頭ブロック等が投入されるホッパ20内には、脱着することができるシャフト21aが回転可能に装着されており、このシャフト21aに複数の破断ナイフ21bが例えば溶接によって固着されている。これら破断ナイフ21bは、シャフト21aから放射方向に突出し、その面がシャフト21aの回転軸に対して垂直となるように固着されており、4対の各対がシャフト21aの回転軸に対して軸対称に配置されている。各破断ナイフ21bの回転方向の先端が片刃となっている。ホッパ20内に設けられたこれらシャフト21a及び8つの破断ナイフ21bが破断機構21を構成している。
【選択図】図2

Description

本考案は、対象物が魚類の場合にその頭部のみ又は頭部付き魚体についてもそのまま粉砕してすり身に加工することが可能な対象物粉砕加工装置及びこの対象物粉砕加工装置を備えた対象物食材製造装置に関する。
特許文献1には、マグロ等の魚を解体し、身部位を除いた残部から頭部、骨、皮、鱗、ヒレ等の栄養食材の原料となる部位を選別し、その選別された部位をトリミングし、チョッパで粗粉砕し、粗粉砕物を石臼形式の摩砕機にかけて微粉砕する、魚の非可食部を加工した栄養食材の製造方法が開示されている。
特開2011−193729号公報
しかしながら、特許文献1には、魚の身部位を除いた残部を粗粉砕し、得られた粗粉砕物を微粉砕する製造方法については記載されているものの、どのような構造の機械をどのように用いて粗粉砕するかについて何等開示されていない。また、粗粉砕物を摩砕機に投入して微粉砕することは記載されているが、粗粉砕する機械から微粉砕する機械へ粗粉砕物をどのようにして移送し、これをどのように微粉砕するかについても具体的に開示されておらず、各装置の構成も全く不明である。
従って、特許文献1の記載を参照しても、対象物が魚類の場合にその頭部を含む魚体を粉砕してすり身に加工する装置を実際に実現することは不可能であった。
従って本考案の目的は、対象物が魚類の場合に頭部のみ又は頭部や骨を含む魚体についても、これらをそのまま投入して容易に粉砕しすり身に加工することができる対象物粉砕加工装置及びこの対象物粉砕加工装置を備えた対象物食材製造装置の構成を実際に提供することにある。
本考案によれば、対象物粉砕加工装置は、粉砕すべき対象物を投入するホッパと、ホッパ内に配置されていると共に、回転可能なシャフトからその面がシャフトの回転軸に対して垂直となるように放射方向に突出しかつこのシャフトと共に回転する複数の破断ナイフを有しており、ホッパ内に投入された対象物を粗粉砕する破断機構と、ホッパ内において破断機構の下方に位置しており、この破断機構によって粗粉砕された対象物をその回転軸方向に移送する送りウォーム機構と、送りウォーム機構によって移送された対象物を微粉砕する微粉砕機構とを備えている。この微粉砕機構が、円筒状内面を有するハウジングと、ハウジング内にこのハウジングと同軸に配置されており、送りウォーム機構によって移送された対象物をその回転軸方向に圧送する圧送ウォーム機構と、ハウジング内にこのハウジングと同軸に配置されており、圧送ウォーム機構によって圧送された対象物を微細に切断するためのプレート及びブレード機構とを備えている。
粉砕すべき対象物、例えば魚の頭又は頭付き魚体、がホッパ内に投入されると、シャフトの回転軸に対して垂直となるように放射方向に突出した複数の破断ナイフが回転していることから、これら魚の頭又は頭付き魚体は確実に破断され、粗粉砕された状態となる。この状態の対象物はそのまま送りウォーム機構によって移送され、微粉砕機構のハウジング内に供給される。微粉砕機構において、粗粉砕された対象物は、圧送ウォーム機構によってハウジング内を軸方向に圧送され、プレート及びブレード機構によって微細に切断される。このように対象物をホッパに投入するのみで堅固な破断ナイフにより確実に破断されて粗粉砕されそのまま微粉砕機構に移送され、微細に切断されてすり身状となる。従って、魚の頭又は頭付き魚体等であっても容易にかつ確実にすり身状に加工処理することが可能となる。
プレート及びブレード機構が、圧送ウォーム機構によって圧送された対象物を切断するための複数の第1の切断貫通穴を有する非回転の初期切断プレートと、初期切断プレートからの対象物を切断する複数の回転刃を有する第1の切断ブレードと、第1の切断ブレードからの対象物を切断する、第1の切断貫通穴より小径の複数の第2の切断貫通穴を有する非回転の中間切断プレートと、中間切断プレートからの対象物を切断する複数の回転刃を有する第2の切断ブレードと、第2の切断ブレードからの対象物を切断する、第2の切断貫通穴より小径の複数の第3の切断貫通穴を有する非回転の最終切断プレートとを備えていることが好ましい。加圧された被粉砕物が、第1及び第2の切断ブレードで切断され、かつ、穴径が順次小さくなる初期切断プレート、中間切断プレート及び最終切断プレートを通り抜けることによって対象物は微細に切断されてすり身状に加工される。
プレート及びブレード機構が、最終切断プレートからの対象物の吐出を整流すると共にこのプレート及びブレード機構の回転軸を支持する押さえスリーブをさらに備えていることも好ましい。
第1の切断ブレードが、非回転のサポートスリーブ内に同軸に装着された複数の直線状回転刃を有していること、第2の切断ブレードが、非回転のサポートスリーブ内に同軸に装着された複数の円弧状回転刃を有していることも好ましい。
破断機構及び送りウォーム機構を回転駆動する第1のモータと、プレート及びブレード機構の一部及び圧送ウォーム機構を回転駆動する第2のモータとをさらに備えていることも好ましい。
本考案によれば、さらに、上述した対象物粉砕加工装置と、この対象物粉砕加工装置から得られた微粉砕対象物をエマルジョン化するエマルジョン化装置と、このエマルジョン化された対象物に調味料を含む物質を混合するミキシング装置とを備えている対象物食材製造装置が提供される。
対象物をホッパに投入するのみで堅固な破断ナイフにより確実に破断されて粗粉砕されそのまま微粉砕機構に移送され、微細に切断されてすり身状となる。従って、魚の頭又は頭付き魚体等であっても容易にかつ確実にすり身状に加工処理することが可能となる。
本考案の一実施形態として、魚頭食材製造装置の構成を概略的に示すブロック図である。 図1の実施形態における魚頭粉砕加工装置の構成例を一方向から見て概略的に示す分解斜視図である。 図1の実施形態における魚頭粉砕加工装置の構成例を他の方向から見て概略的に示す分解斜視図である。 図1の実施形態における魚頭粉砕加工装置の破断機構の構成例を概略的に示す斜視図である。 図1の実施形態における魚頭粉砕加工装置の微粉砕機構の構成例を概略的に示す斜視図である。 図5の微粉砕機構におけるプレート及びブレード機構の詳細例を示す斜視図である。
以下、本考案の一実施形態として、粉砕し食材加工すべき対象物が魚類の頭部である場合について説明する。もちろん、本考案の対象物が頭部付きの魚類であっても良い。また、冷凍された状態であっても生であっても良い。さらに、最終的に得られる製品が、人間以外の動物の食材や飼料であっても、肥料、栄養剤、薬剤又はその他の原料であっても良い。変更態様においては、本考案の対象物が、魚類の頭部以外の魚体であっても良いし、肉類であっても良い。
図1は本考案の一実施形態として魚頭食材製造装置の構成を概略的に示している。
同図に示すように、この魚頭食材製造装置は、投入された魚の頭部を粉砕してすり身状に加工するための後述する魚頭粉砕加工装置10と、この魚頭粉砕加工装置10から得られるすり身状の食材をエマルジョン化(乳化)するエマルジョン化装置11と、魚頭粉砕加工装置10から得られるすり身状の食材及び/又はエマルジョン化装置11から得られるエマルジョン化食材に各種の調味料を均一に混合すると共に、必要であれば異種の魚類のすり身状食材を均一に混合する味付け用ミキシング装置12とを少なくとも備えている。味付け用ミキシング装置12の後段に、形状整形と、揚げる、焼く、煮る、燻蒸する等の加熱処理を行う装置を設けても良い。
エマルジョン化装置11は、回転する練潰し刃により原料を完全にエマルジョン化する乳化装置であり、例えば、(公序良俗違反につき、不掲載)を使用することができる。このエマルジョン化装置によれば、1mm以下の大きさの骨、鱗及び鰓等も非常に微細なエマルジョンとすることができる。このような完璧なエマルジョン食材は、栄養価の高い製品原料として利用が可能となる。
味付け用ミキシング装置12は、回転するパドル又はスパイラルによってすり身状食材及び/又はエマルジョン化食材と各種調味料とを真空状態で均一に混ぜ合わせるミキシング装置であり、例えば、(公序良俗違反につき、不掲載)を使用することができる。このミキシング装置によれば、真空状態であることから脱酸素(酸化防止)処理が可能であり、魚肉蛋白を引き出し、結着力を強化してその後の処理を容易にすることができる。
図2及び図3は本実施形態における魚頭粉砕加工装置10の構成例を概略的に示しており、図4はこの魚頭粉砕加工装置10の破断機構22の構成例を概略的に示しており、図5はこの魚頭粉砕加工装置10の微粉砕機構の構成例を概略的に示している。
図2及び図4において、20は粉砕すべき対象物である、生の魚の頭部、凍結した魚の個々の頭部又は凍結した魚頭ブロック等が投入されるホッパである。このホッパ20内には、脱着することができるシャフト21aが回転可能に装着されており、このシャフト21aに複数(本実施形態では8つ)の破断ナイフ21bが例えば溶接によって固着されている。これら破断ナイフ21bは、シャフト21aから放射方向に突出し、その面がシャフト21aの回転軸に対して垂直となるように固着されており、4対の各対がシャフト21aの回転軸に対して軸対称に配置されている。本実施形態においては、各破断ナイフ21bの回転方向の先端が片刃となっている。ホッパ20内に設けられたこれらシャフト21a及び8つの破断ナイフ21bが本考案の破断機構21を構成している。
ホッパ20内のシャフト21aの下方には、回転するシャフト22aの回りに螺旋状に形成された送り羽根22bを備えた送り機構22が設けられており、この送り機構22によって、破断ナイフ21bによって破断された対象物の粗粉砕物がシャフト22aの回転軸方向に移送されて、微粉砕機構の圧送ウォーム機構23へ送られる。
圧送ウォーム機構23は、図5により詳細に示されているように、円筒状内面を有するハウジング23aと、このハウジング23a内にハウジング23aと同軸に配置された回転するシャフト23bと、シャフト23bの回りに螺旋状に形成された送り羽根23cとを備えた送りウォーム機構によって、送られてきた粗粉砕物をシャフト23bの回転軸方向に圧送する。
微粉砕機構のプレート及びブレード機構24は、ハウジング23a内に圧送ウォーム機構23のシャフト23bと同軸に配置されており、圧送されてきた対象物の粗粉砕物を微細に切断するように構成されている。
次に、上述した各機構の回転駆動系について説明する。
図2に示すように、送り機構22のシャフト22aは、第1のモータ25、この第1のモータ25の回転軸に同軸に固着された歯車25a、チェーン25b及びシャフト22aに同軸に固着された歯車25cによって回転駆動されるように構成されている。また、破断機構21のシャフト21aは、シャフト22aに同軸に固着された歯車25d、図示されていないチェーン及びシャフト21aに同軸に固着された歯車25eによって回転駆動されるように構成されている。
図2及び図3に示すように、圧送ウォーム機構23のシャフト23bは、第2のモータ26、この第2のモータ26の回転軸に同軸に固着されたプーリ26a、Vベルト26b、プーリ26c、このプーリ26cに同軸に固着された歯車26d、チェーン26e、歯車26f、この歯車26fと同軸に設けられた減速機26g及びこの減速機26gの出力軸に連結されたギア機構26hによって回転駆動されるように構成されている。
次に、プレート及びブレード機構24について詳細に説明する。図6はこれらプレート及びブレード機構24の各プレート及び切断ブレードを示している。
図5及び図6に示すように、プレート及びブレード機構24は、圧送ウォーム機構23のシャフト23bと同軸回転するシャフト24aを備えており、圧送ウォーム機構23側から、初期切断プレート24bと、第1の切断ブレード24cと、中間切断プレート24dと、第2の切断ブレード24eと、最終切断プレート24fと、押さえスリーブ24gとがこの順序でシャフト24aと同軸に嵌合されて装着されている。
初期切断プレート24bは、図6(A)に示すように、圧送ウォーム機構23によって圧送されてきた対象物の粗粉砕物(被粉砕物)を切断するための複数(本実施形態では3つ)の第1の切断貫通穴24b〜24bを有しており、この初期切断プレート24bはシャフト24aの回転に対して非回転となるように、キー24bによって固定されている。第1の切断貫通穴24b〜24bは、斜めに穴が明けられて鋭いエッジを備えており、魚類頭部等の被粉砕物の切断が確実に行われるように構成されている。
第1の切断ブレード24cは、図6(B)に示すように、初期切断プレート24bからの被粉砕物を切断する複数(本実施形態では6つ)の直線状の特殊回転刃24c〜24cを有している。これら回転刃24c〜24cはシャフト24aの回転と共に回転するが、これら回転刃24c〜24cを支持するサポートスリーブ24cはシャフト24aの回転に対して非回転となるように、キー24cによって固定されている。サポートスリーブ24cが固定され非回転であるため、シャフト24aの軸ぶれがなく、安定した回転を維持することができる。また、6枚の回転刃24c〜24cを有しているため、シャフト24aが1回転する毎に被粉砕物は6回切断されることとなる。
中間切断プレート24dは、図6(C)に示すように、第1の切断ブレード24cからの被粉砕物を切断するための、初期切断プレート24bの第1の切断貫通穴24b〜24bより小径の多数の第2の切断貫通穴24dを有しており、この中間切断プレート24dはシャフト24aの回転に対して非回転となるように、キー24dによって固定されている。第2の切断貫通穴24dは、直径が約8〜10mm程度である。
第2の切断ブレード24eは、図6(D)に示すように、中間切断プレート24eからの被粉砕物を切断する複数(本実施形態では8つ)の円弧状の特殊回転刃24e〜24eを有している。これら回転刃24e〜24e及びその外周に設けられた補強リング24eは、シャフト24aの回転と共に回転する。8枚の回転刃24e〜24eを有しているため、シャフト24aが1回転する毎に被粉砕物は8回切断されることとなる。シャフト24aの回転速度を高めることなく切断回数を増やすことができるので、被粉砕物を傷めることなく切断加工することが可能となる。
最終切断プレート24fは、図6(E)に示すように、第2の切断ブレード24eからの被粉砕物をさらに微細な粒子に切断するための特殊細目プレートであり、中間切断プレート24dの第2の切断貫通穴24dよりさらに小径の多数の第3の切断貫通穴24fを有している。この最終切断プレート24fは、シャフト24aの回転に対して非回転となるように、キー24fによって固定されている。第3の切断貫通穴24fは、直径が約1.5mm程度である。
押さえスリーブ24gは、図6(F)に示すように、最終切断プレート24fからの微細な粒子であるミンチ状の微細粉砕物の吐出を整流するための複数(本実施形態では3つ)の整流刃24g〜24gを有している。この押さえスリーブ24gは、シャフト24aの回転に対して非回転となるように、キー24gによって固定されている。ただし、整流刃24g〜24gの中央に配置されているリングスリーブ24gは、シャフト24aと共に回転するように構成されており、これによりシャフト24aが回転可能に支持される。
以下、本実施形態の魚頭粉砕加工装置10の動作について説明する。
破断機構21、送り機構22、圧送ウォーム機構23及びプレート及びブレード機構24を全て動作させた状態で、まず、生の魚の頭部、凍結した魚の個々の頭部又は凍結した魚頭ブロック等を前処理(洗浄、鰓・鱗除去、ヒレの除去)することなしに、ホッパ20に投入する。
これにより、回転する破断ナイフ21bが魚の頭部を確実に砕き、粗粉砕された状態となる。この粗粉砕物は、破断機構21の下方に設けられた送り機構22の送り羽根22bによって圧送ウォーム機構23へ送られる。圧送ウォーム機構23では、送られてきた粗粉砕物がハウジング23a内で送り羽根23cによりプレート及びブレード機構24へ圧送される。
プレート及びブレード機構24では、圧送されてきた粗粉砕物が、まず、初期切断プレート24bにより切断され、第1の切断ブレード24cによりさらに切断される。得られた被粉砕物が、中間切断プレート24dの小径(約8〜10mmφ)の第2の切断貫通穴24dを通過することによって、より細かく切断され、さらに、第2の切断ブレード24eにより切断される。これによって得られた被粉砕物が、最終切断プレート24fの微細(約1.5mmφ)な第3の切断貫通穴24fを通過することにより、ミンチ状の微細粉砕物となり、押さえスリーブ24gによって整流されて吐出される。その結果、ホッパ20に投入された魚頭等は、すり身状又はミンチ状の微細粉砕物となって魚頭粉砕加工装置10から供給される。
前述したように、この魚頭粉砕加工装置10から得られるすり身状の微細粉砕物は、エマルジョン化装置11によってエマルジョン化され、さらに、味付け用ミキシング装置12によって各種の調味料や必要であれば異種の魚類のすり身状と均一に混合される。
以上述べた実施形態は全て本考案を例示的に示すものであって限定的に示すものではなく、本考案は他の種々の変形態様及び変更態様で実施することができる。従って本考案の範囲は実用新案登録請求の範囲及びその均等範囲によってのみ規定されるものである。
10 魚頭粉砕加工装置
11 エマルジョン化装置
12 味付け用ミキシング装置
20 ホッパ
21 破断機構
21a、22a、23b、24a シャフト
21b 破断ナイフ
22 送り機構
22b、23c 送り羽根
23 圧送ウォーム機構
23a ハウジング
24 プレート及びブレード機構
24b 初期切断プレート
24b〜24b 第1の切断貫通穴
24b、24c、24d、24f、24g キー
24c 第1の切断ブレード
24c〜24c、24e〜24e 特殊回転刃
24c サポートスリーブ
24d 中間切断プレート
24d 第2の切断貫通穴
24e 第2の切断ブレード
24e 補強リング
24f 最終切断プレート
24f 第3の切断貫通穴
24g 押さえスリーブ
24g〜24g 整流刃
24g リングスリーブ
25 第1のモータ
25a、25c、25d、25e、26d、26f 歯車
25b、26e チェーン
26 第2のモータ
26a、26c プーリ
26b Vベルト
26g 減速機
26h ギア機構
エマルジョン化装置11は、回転する練潰し刃により原料を完全にエマルジョン化する乳化装置である。このエマルジョン化装置によれば、1mm以下の大きさの骨、鱗及び鰓等も非常に微細なエマルジョンとすることができる。このような完璧なエマルジョン食材は、栄養価の高い製品原料として利用が可能となる。
味付け用ミキシング装置12は、回転するパドル又はスパイラルによってすり身状食材及び/又はエマルジョン化食材と各種調味料とを真空状態で均一に混ぜ合わせるミキシング装置である。このミキシング装置によれば、真空状態であることから脱酸素(酸化防止)処理が可能であり、魚肉蛋白を引き出し、結着力を強化してその後の処理を容易にすることができる。

Claims (7)

  1. 粉砕すべき対象物を投入するホッパと、該ホッパ内に配置されていると共に、回転可能なシャフトからその面が該シャフトの回転軸に対して垂直となるように放射方向に突出しかつ該シャフトと共に回転する複数の破断ナイフを有しており、該ホッパ内に投入された対象物を粗粉砕する破断機構と、前記ホッパ内において前記破断機構の下方に位置しており、該破断機構によって粗粉砕された対象物をその回転軸方向に移送する送りウォーム機構と、該送りウォーム機構によって移送された対象物を微粉砕する微粉砕機構とを備えており、
    前記微粉砕機構が、円筒状内面を有するハウジングと、該ハウジング内に該ハウジングと同軸に配置されており、前記送りウォーム機構によって移送された対象物をその回転軸方向に圧送する圧送ウォーム機構と、該ハウジング内に該ハウジングと同軸に配置されており、前記圧送ウォーム機構によって圧送された対象物を微細に切断するためのプレート及びブレード機構とを備えていることを特徴とする対象物粉砕加工装置。
  2. 前記プレート及びブレード機構が、前記圧送ウォーム機構によって圧送された対象物を切断するための複数の第1の切断貫通穴を有する非回転の初期切断プレートと、該初期切断プレートからの対象物を切断する複数の回転刃を有する第1の切断ブレードと、該第1の切断ブレードからの対象物を切断する、前記第1の切断貫通穴より小径の複数の第2の切断貫通穴を有する非回転の中間切断プレートと、該中間切断プレートからの対象物を切断する複数の回転刃を有する第2の切断ブレードと、該第2の切断ブレードからの対象物を切断する、前記第2の切断貫通穴より小径の複数の第3の切断貫通穴を有する非回転の最終切断プレートとを備えていることを特徴とする請求項1に記載の対象物粉砕加工装置。
  3. 前記プレート及びブレード機構が、前記最終切断プレートからの対象物の吐出を整流すると共に当該プレート及びブレード機構の回転軸を支持する押さえスリーブをさらに備えていることを特徴とする請求項2に記載の対象物粉砕加工装置。
  4. 前記第1の切断ブレードが、非回転のサポートスリーブ内に同軸に装着された複数の直線状回転刃を有していることを特徴とする請求項2又は3に記載の対象物粉砕加工装置。
  5. 前記第2の切断ブレードが、非回転のサポートスリーブ内に同軸に装着された複数の円弧状回転刃を有していることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の対象物粉砕加工装置。
  6. 前記破断機構及び前記送りウォーム機構を回転駆動する第1のモータと、前記プレート及びブレード機構の一部及び前記圧送ウォーム機構を回転駆動する第2のモータとをさらに備えていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の対象物粉砕加工装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の対象物粉砕加工装置と、該対象物粉砕加工装置から得られた微粉砕対象物をエマルジョン化するエマルジョン化装置と、該エマルジョン化された対象物に調味料を含む物質を混合するミキシング装置とを備えていることを特徴とする対象物食材製造装置。
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