JP3187702U - 脱落防止固定フレーム構造及びそれを用いた吊り下げ式led灯具 - Google Patents

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Abstract

【課題】灯具を簡単に天井板に掛けることができ、同時に灯具が地震の揺れによって落下することを回避することができる、優れた耐震性能を備えた脱落防止固定フレーム構造を提供する。
【解決手段】結合板11、2つの翼板12、第1の位置制限弾性片13及び第2の位置制限弾性片14を含む。結合板11は、貫通孔、第1の位置制限摺動溝112及び第2の位置制限摺動溝111が設けられる。第1の位置制限摺動溝112と第2の位置制限摺動溝111とは、貫通孔の二側に連通する。2つの翼板12は、それぞれ結合板11の対向する二側辺から延在されると共に湾曲して成形される。第1の位置制限弾性片13及び第2の位置制限弾性片14は、各々2つの翼板12に設けられる。第1の位置制限弾性片13は、第1の位置制限摺動溝112の方向に向かい延在して成形され、第2の位置制限弾性片14は、第2の位置制限摺動溝111の方向に向かい延在して成形される。
【選択図】図1

Description

本考案は、固定フレーム構造に関し、特に優れた耐震性能を備える脱落防止固定フレーム構造及びそれを用いた吊り下げ式LED灯具に関する。
科学技術が日増しに進歩するのに伴い、照明灯具は人類の生活における必需品となっている。現在市販されている照明灯具は種類が多く、消費者は異なる環境に基づいて異なる照明灯具を選択することができる。従って、現代社会においてよりよい生活品質を求める需要を満たすために、灯具は、照明に用いられるのみならず、居住環境の装飾にも用いられている。
一般的に、室内照明の光源には、主として直射式の灯具が採用される。例えば、蛍光灯は天井板に取付けられ、蛍光灯が発する光源を利用して直接下に向かって光が照射される。近年、LED照明灯具は、高効率、省エネ、長い使用寿命及び環境保護に合致する等の利点を備えることから、漸次従来の白熱灯に代わって建築物室内に適用されるようになっている。
従来のLED照明灯具の構造は、主としてランプホルダ及びLEDランプからなる。LED照明灯具の多くは、ランプホルダを用いて直接ロックするか、或いは複数の吊りロッドによって天井板に取付け固定する。特に後者の場合、LED照明灯具は、複数の吊りロッドの末端に接続された固定フレームに予めロック固定した上で、複数の吊りロッドをLED照明灯具ごと天井板に取付ける必要がある。
しかしながら、従来のLED照明灯具の取付け過程は煩雑であり、使用する上で不便な点がある。この外、地震活動が頻繁な国家においては、LED照明灯具は地震の強烈な揺れによって落下しやすく、LED照明灯具が損壊し、ひいては人的被害を招く問題がある。
従って、従来の固定フレーム構造に改良の必要性があることに鑑みて、長年にわたる関連分野での設計及び製造の経験に基づいて、積極的に固定フレーム構造を研究して改良を施し、様々な条件による検討を重ねた結果、本考案に係る「脱落防止固定フレーム構造」を開発するに至った。
本考案は、灯具を簡単に天井板に掛けることができ、同時に灯具が地震の揺れによって落下することを回避することができる、優れた耐震性能を備えた脱落防止固定フレーム構造を提供することを課題とする。
本考案の1つの実施例において、脱落防止固定フレーム構造は、結合板、2つの翼板、第1の位置制限弾性片及び第2の位置制限弾性片を含む。結合板には、貫通孔、第1の位置制限摺動溝及び第2の位置制限摺動溝が設けられている。第1の位置制限摺動溝と第2の位置制限摺動溝とは、貫通孔の二側に連通する。2つの翼板は、それぞれ結合板の対向する二側辺から延在されるとともに湾曲して成形される。第1の位置制限弾性片及び第2の位置制限弾性片は、それぞれ2つの翼板に設けられる。第1の位置制限弾性片は、第1の位置制限摺動溝の方向に向かって延在して成形され、第2の位置制限弾性片は、第2の位置制限摺動溝の方向に向かって延在して成形される。
本考案の他の実施例において、脱落防止固定フレーム構造は、装置をプラットフォームに掛ける吊り下げ構造に適している。吊り下げ構造は、連結ロッド及び連結ロッドの末端に接続された取付けラグを有する。脱落防止固定フレーム構造は、結合板、2つの翼板、第1の位置制限弾性片及び第2の位置制限弾性片を含む。
結合板には、貫通孔、第1の位置制限摺動溝及び第2の位置制限摺動溝が設けられている。第1の位置制限摺動溝と第2の位置制限摺動溝とは、貫通孔の二側に連通する。2つの翼板は、それぞれ結合板の対向する二側辺から延在されるとともに湾曲して成形され、前記装置との接続に用いられる。第1の位置制限弾性片及び第2の位置制限弾性片は、それぞれ2つの翼板に設けられる。第1の位置制限弾性片は、第1の位置制限摺動溝の方向に向かって延在して成形され、第2の位置制限弾性片は、第2の位置制限摺動溝の方向に向かって延在して成形される。
吊り下げ構造の取付けラグは、結合板の一側から貫通孔を経て結合板の他側に移動することができ、これにより、吊り下げ構造の連結ロッドが第1の位置制限弾性片及び第2の位置制限弾性片のうちの一方を押し開くとともに、第1の位置制限摺動溝及び第2の位置制限摺動溝のうちの一方に沿って貫通孔から離れる方向に向かって摺動し、第1の位置制限弾性片及び第2の位置制限弾性片のうちの一方が連結ロッドの先端に止められ、且つ取付けラグが結合板と相互に係合固定される。
本考案は、LEDランプと2つの脱落防止固定フレーム構造とを含む吊り下げ式LED灯具を更に提供する。LEDランプは、ランプホルダを含む。各脱落防止固定フレーム構造は、結合板、2つの翼板、第1の位置制限弾性片及び第2の位置制限弾性片を含む。
結合板には、貫通孔、第1の位置制限摺動溝及び第2の位置制限摺動溝が設けられている。第1の位置制限摺動溝と第2の位置制限摺動溝とは、貫通孔の二側に連通する。2つの翼板は、それぞれ結合板の対向する二側辺から延在されるとともに湾曲して成形される。2つの翼板は、それぞれランプホルダに接続される。第1の位置制限弾性片及び第2の位置制限弾性片は、それぞれ2つの翼板に設けられる。第1の位置制限弾性片は、第1の位置制限摺動溝の方向に向かって延在して成形され、第2の位置制限弾性片は、第2の位置制限摺動溝の方向に向かって延在して成形される。
本考案に係る脱落防止固定フレーム構造は、結合板に貫通孔並びに貫通孔の二側に連通する第1の位置制限摺動溝及び第2の位置制限摺動溝が開設されており、2つの翼板における第1の位置制限弾性片及び第2の位置制限弾性片の配置設計を組み合わせているため、プラットフォームにおける吊り下げ構造と簡単に組み合わされることが可能であり、同時に緩みを防止する機能を兼ね備えている。
更に、本考案に係る脱落防止固定フレーム構造を適用した吊り下げ式LED灯具は、天井板に掛ける手順が極めて簡単であり、上に向けて持ち上げる動作及び左右に向けて横に移動させる動作が含まれるのみである。組付け過程においては別途ロック固定部材を用いる必要は全くなく、組付け完了後の構造が極めて堅固であり、たとえ地震発生時であったとしても落下しにくいため、特に地震が頻繁に発生し且つ震度が大きい国家において適用されるのに適している。
本考案の第1の実施例に係る脱落防止固定フレーム構造の斜視図である。 本考案の第2の実施例に係る吊り下げ式LED灯具のある視点から見た分解図である。 本考案の第2の実施例に係る吊り下げ式LED灯具の他の視点から見た分解図である。 本考案の第2の実施例に係る吊り下げ式LED灯具の斜視図である。 本考案の第2の実施例に係る吊り下げ式LED灯具の組付け過程を示す図(一)である。 本考案の第2の実施例に係る吊り下げ式LED灯具の組付け過程を示す図(二) である。 本考案の第2の実施例に係る吊り下げ式LED灯具の組付け過程を示す図(三) である。 本考案の第2の実施例に係る吊り下げ式LED灯具の組付け過程を示す図(四) である。 本考案の第2の実施例に係る吊り下げ式LED灯具の組付け過程を示す図(五) である。 本考案の第3の実施例に係る吊り下げ式LED灯具の斜視図である。
本考案に係る脱落防止固定フレーム構造及び吊り下げ式LED灯具は、例えば台湾、日本といった地震発生率が高く且つ深度が大きい国家において適用されるのに適しており、これによって地震がもたらす被害を低減することができる。特に、地震活動が頻繁な地域では、天井板における物品(灯具、吊り下げ扇風機、視聴覚器材等)が落下することによる使用者の安全性への懸念に一層の注意を払う必要がある。以下、図面を用いて本考案に係る「脱落防止固定フレーム構造」の構造構成を説明する。
<第1の実施例>
本考案に係る「脱落防止固定フレーム構造」の細部の特徴を図1に示す。図1は、本考案の第1の実施例に係る脱落防止固定フレーム構造の斜視図である。本実施例に係る脱落防止固定フレーム構造10は、結合板11、2つの翼板12、第1の位置制限弾性片13及び第2の位置制限弾性片14を含む。
結合板11は、金属材質又はプラスチック材質であってもよい。結合板11には、貫通孔113、第1の位置制限摺動溝112及び第2の位置制限摺動溝111が開設されている。第1の位置制限摺動溝112と第2の位置制限摺動溝111とは、貫通孔113の二側に連通する。第1の位置制限摺動溝112と第2の位置制限摺動溝111とは、同一軸線上に位置する。実施例の変更例において、結合板11の末端は、ロック板15が更に延在して成形されてもよく、ロック板15は、半円形で且つ組付けネジ孔151を有する。
翼板12は、同様に金属材質又はプラスチック材質であってもよい。本実施例の2つの翼板12は、それぞれ結合板11の対向する二側辺から延在されるとともに湾曲して成形される。具体的に言えば、2つの翼板12のそれぞれは、L形を為し、各翼板12は、第1の側壁121及び第2の側壁122からなる。更に言えば、第1の側壁121は、結合板11の一側辺から第1の軸線(例えば、X軸線)に沿って結合板11から離れる方向に向かって延在して成形される。第2の側壁122は、第1の側壁121の末端から第1の軸線に対して垂直な第2の軸線(例えば、Y軸線)に沿って結合板11から離れる方向に向かって延在して成形される。また第2の側壁122の末端には、フック部123が更に延在して成形される。
第1の位置制限弾性片13及び第2の位置制限弾性片14は、金属材質であり、両者はそれぞれ2つの翼板12に設けられる。第1の位置制限弾性片13は、第1の位置制限摺動溝112の方向に向かって延在して成形される。第2の位置制限弾性片14は、第2の位置制限摺動溝111の方向に向かって延在して成形される。但し、本考案は、第1の位置制限弾性片及び第2の位置制限弾性片の設置方式を制限するものではない。当業者が容易に想到し得る等価の変更でありさえすれば、本考案の範囲に含まれる。
更に詳述すると、第1の位置制限弾性片13及び第2の位置制限弾性片14は、それぞれ弾性アーム131、141及び弾性アーム131、141に接続された当接アーム132、142を有する。また、2つの翼板12の第1の側壁121には、スロット124が開設されている。第1の位置制限弾性片13の弾性アーム131は、一方の第1の側壁121のスロット124の一端に接続され、第1の位置制限弾性片13の当接アーム132は、一方の第1の側壁121のスロット124の一側から突出する。第2の位置制限弾性片14の弾性アーム141は、他方の第1の側壁121のスロット124の一端に接続され、第2の位置制限弾性片14の当接アーム142は、他方の第1の側壁121のスロット124の一側から突出する。
図面以外の実施例において、第1の位置制限弾性片13及び第2の位置制限弾性片14は、組付け方式を利用して2つの翼板12の第1の側壁121に結合されてもよい。例を挙げて言えば、2つの第1の側壁121のそれぞれには、レール溝(図示せず)が開設されてもよく、第1の位置制限弾性片13及び第2の位置制限弾性片14は、その弾性アーム131、141がそれぞれ2つの第1の側壁121のレール溝内に差し込まれることでそれぞれ2つの翼板12に固定されるようにしてもよい。
<第2の実施例>
本考案の上述した又はその他の目的、特徴及び利点をより明確に理解できるように、以下、本考案に係る脱落防止固定フレーム構造が装置(例えば、灯具装置、換気扇等)に適用された場合を例として、脱落防止固定フレーム構造が当該装置をプラットフォーム(例えば、天井板、壁面等)にしっかりと掛ける吊り下げ構造に用いられることを説明する。
図2は、本考案の第2の実施例に係る脱落防止固定フレーム構造を用いた吊り下げ式LED灯具のある視点から見た分解図である。図3は、本考案の第2の実施例に係る脱落防止固定フレーム構造を用いた吊り下げ式LED灯具の他の視点から見た分解図である。図4は、本考案の第2の実施例を適用した吊り下げ式LED灯具の斜視図である。本実施例に係る吊り下げ式LED灯具1は、2つの脱落防止固定フレーム構造10及び1つのLEDランプ20を含む。このうち脱落防止固定フレーム構造10の細部の特徴は、第1の実施例と同じであるため、ここでは改めて説明しない。
図2及び図3に示すように、LEDランプ20は、ランプホルダ21、LEDライトバー22(Light bar)、ハウジング23及び2つの結合片24を含む。具体的に言えば、ランプホルダ21は、アルミ押し出しによって成形され、異なる使用環境又は使用者の需要に基づいて設計することができる。本実施例のランプホルダ21は、一体成形のベースバー211及びベースバー211の対向する二側に接続された2つの固定バー212からなる。各固定バー212は、その外縁からそれぞれ凹設されるように成形された複数の係合溝213を有する。
LEDライトバー22は、ランプホルダ21のベースバー211に組付けられる。例を挙げて言えば、LEDライトバー22は、熱伝導接着剤(図示せず)を介してベースバー211に貼り付けられてもよく、或いは複数のロック固定部材(例えば、ボルト。図示せず)を介してベースバー211にロックされてもよい。但し、本考案は、LEDライトバー22の組付け方式を制限するものではない。ハウジング23は、透光材質であってもよい。ハウジング23の両側辺のそれぞれには、2つの固定バー212の係合溝213をそれぞれ内部に係止把持するための把持端部231が湾曲して成形される。この構造設計により、上述したハウジング23は、ランプホルダ21のベースバー211に組付けられるとともに、上述したLEDライトバー22を被覆する。2つの結合片24のそれぞれは、間隔を置いて配列された複数の位置決め凸リブ241を有する。複数の位置決め凸リブ241は、それぞれ2つの結合片24の端面から延在して成形される。これにより、2つの結合片24はそれぞれ、複数のロック固定部材により、また位置決め凸リブ241の案内を介してランプホルダ21の固定バー212の二端に組付けることができる。
図4に加え、図1及び図2を組み合わせて説明する。2つの脱落防止固定フレーム構造10は、その翼板12におけるフック部123を介してそれぞれランプホルダ21における係合溝213と相互に係合され、複数のロック固定部材によってランプホルダ21に組付けられる。組付け完了後、上述した2つの脱落防止固定フレーム構造10は、ハウジング23と対向するように設けられている。これにより、吊り下げ式LED灯具を天井板の複数の吊り下げ構造30に掛けて位置決めすることができる。本実施例において、各吊り下げ構造30は、連結ロッド31及び連結ロッド31の末端に接続された取付けラグ32からなる。
図1、図5乃至図5Bに示すように、特筆すべきは、本考案を実施する場合、まず天井板の方向に向かって吊り下げ式LED灯具1を持ち上げ、各吊り下げ構造30の取付けラグ32を対応する脱落防止固定フレーム構造10の結合板11の一側から貫通孔113を経由して結合板11の他側へと移動させる。次いで、吊り下げ式LED灯具1を天井板に平行な一方の方向に平行移動させ、各吊り下げ構造30に第1の位置制限弾性片13を押し開かせるとともに第1の位置制限摺動溝112に沿って貫通孔113から離れる方向に向かって摺動させることで(図5及び図5Aを参照)、第1の位置制限弾性片13が連結ロッド31の先端に止められるとともに、取付けラグ32が結合板11と相互に係合固定される(図5Bを参照)。
更に特筆すべきは、上述した取付けラグ32が脱落防止固定フレーム構造10の結合板11の貫通孔113を通過した後、上述した吊り下げ式LED灯具1を、天井板に平行な他方の方向に平行移動させ、各吊り下げ構造30に第2の位置制限弾性片14を押し開かせるとともに第2の位置制限摺動溝111に沿って貫通孔113から離れる方向に向かって摺動させることで(図5及び図5Cを参照)、第2の位置制限弾性片14が連結ロッド31の先端に止められるとともに、取付けラグ32が結合板11と相互に係合固定される(図5Dを参照)ようにもすることができることである。
又は、図面以外の実施例において、上述した吊り下げ式LED灯具1は、複数のロック固定部材が脱落防止固定フレーム構造10のロック板15を貫通することによって直接天井板にロックされてもよい。
<第3の実施例>
図6は、本考案の第3の実施例に係る吊り下げ式LED灯具の斜視図である。本実施例の第2の実施例との相違点は、上述した2つの脱落防止固定フレーム構造10の組付け方向が異なることにある。しかしながら、これによって上述した吊り下げ式LED灯具1を天井板に掛ける順序が変わることはない。具体的に言えば、本実施例に係る2つの脱落防止固定フレーム構造10では、組付け完了後、2つのロック板15が互いに向かい合い(即ち、2つのロック板が内側に向くように設置される)、2つの結合板11がそれぞれ外側に向くように設置される。
このように、従来の固定フレーム構造に比べて、本考案に係る脱落防止固定フレーム構造は、少なくとも以下の利点を有する。
1.本考案に係る脱落防止固定フレーム構造は、結合板に貫通孔並びに貫通孔の二側に連通する第1の位置制限摺動溝及び第2の位置制限摺動溝が開設されており、2つの翼板における第1の位置制限弾性片及び第2の位置制限弾性片の配置設計を組み合わせているため、プラットフォームにおける吊り下げ構造と簡単に組み合わされることが可能であり、同時に緩みを防止する機能を兼ね備えている。
2.本考案に係る脱落防止固定フレーム構造は、組付けの方向性がなく、且つその組付け方式が容易であるため、従来の固定フレーム構造における組付け上の不便を解消している。
3.本考案に係る脱落防止固定フレーム構造を適用した吊り下げ式LED灯具は、天井板に掛ける手順が極めて簡単であり、上に向けて持ち上げる動作及び左右に向けて横に移動させる動作が含まれるのみである。組付け過程においては別途ロック固定部材を用いる必要は全くなく、組付け完了後の構造が極めて堅固であり、たとえ地震発生時であったとしても落下しにくいため、特に地震が頻繁に発生し且つ震度が大きい国家において適用されるのに適している。
4.上述した吊り下げ式LED灯具は、故障発生時に楽に取り外して交換することができ、メンテナンスにかかる時間及びコストを低減することができる。
以上は本考案の実施例について述べたものに過ぎず、本考案の実用新案登録請求の範囲を制限するものではない。本考案の実用新案登録請求の範囲に基づいて為された均等な変更又は修正は、いずれも本考案の範囲に含まれる。
1 吊り下げ式LED灯具
10 脱落防止固定フレーム構造
11 結合板
111 第2の位置制限摺動溝
112 第1の位置制限摺動溝
113 貫通孔動溝
12 翼板
121 第1の側壁
122 第2の側壁
123 フック部
124 スロット
13 第1の位置制限弾性片
131、141 弾性アーム
14 第2の位置制限弾性片
132、142 当接アーム
15 ロック板
151 組付けネジ孔
20 LEDランプ
21 ランプホルダ
211 ベースバー
212 固定バー
213 係合溝
22 LEDライトバー
23 ハウジング
231 把持端部
24 結合片
241 位置決め凸リブ
30 吊り下げ構造
31 連結ロッド
32 取付けラグ

Claims (15)

  1. 貫通孔と、第1の位置制限摺動溝と、第2の位置制限摺動溝とが開設され、前記第1の位置制限摺動溝と前記第2の位置制限摺動溝とが前記貫通孔の二側に連通する結合板と、
    それぞれ前記結合板の対向する二側辺から延在されるとともに湾曲して成形される2つの翼板と、
    それぞれ前記2つの翼板に設けられており、前記第1の位置制限摺動溝の方向に向かって延在して成形される第1の位置制限弾性片と、
    それぞれ前記2つの翼板に設けられており、前記第2の位置制限摺動溝の方向に向かって延在して成形される第2の位置制限弾性片と、
    を含むことを特徴とする脱落防止固定フレーム構造。
  2. 前記結合板から延在して成形されており、組付けネジ孔を有するロック板を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の脱落防止固定フレーム構造。
  3. 前記2つの翼板のそれぞれは、前記結合板の一側辺から第1の軸線に沿って前記結合板から離れる方向に向かって延在して成形される第1の側壁と、前記第1の側壁の末端から前記第1の軸線に対して垂直な第2の軸線に沿って前記結合板から離れる方向に向かって延在して成形される第2の側壁と、を含むことを特徴とする請求項2に記載の脱落防止固定フレーム構造。
  4. 各前記第2の側壁の末端にフック部が更に延在して成形されることを特徴とする請求項3に記載の脱落防止固定フレーム構造。
  5. 2つの前記第1の側壁のそれぞれにスロットが設けられ、
    前記第1の位置制限弾性片及び前記第2の位置制限弾性片のそれぞれは、弾性アーム及び当接アームを有し、前記第1の位置制限弾性片の前記弾性アームが2つの前記第1の側壁のうちの一方の前記スロットの一端に接続され、前記第1の位置制限弾性片の前記当接アームが2つの前記第1の側壁のうちの一方の前記スロットの一側から突出し、前記第2の位置制限弾性片の前記弾性アームが2つの前記第1の側壁のうちの他方の前記スロットの一端に接続され、前記第2の位置制限弾性片の前記当接アームが2つの前記第1の側壁のうちの他方の前記スロットの一側から突出することを特徴とする請求項4に記載の脱落防止固定フレーム構造。
  6. 装置をプラットフォームに掛けるための、連結ロッド及び前記連結ロッドの末端に接続された取付けラグを有する吊り下げ構造に適用される脱落防止固定フレーム構造であって、
    貫通孔と、第1の位置制限摺動溝と、第2の位置制限摺動溝とが開設され、前記第1の位置制限摺動溝と前記第2の位置制限摺動溝とが前記貫通孔の二側に連通する結合板と、
    それぞれ前記結合板の対向する二側辺から延在されるとともに湾曲して成形され、前記装置と接続するための2つの翼板と、
    それぞれ前記2つの翼板に設けられており、前記第1の位置制限摺動溝の方向に向かって延在して成形される第1の位置制限弾性片と、
    それぞれ前記2つの翼板に設けられており、前記第2の位置制限摺動溝の方向に向かって延在して成形される第2の位置制限弾性片と、
    を含み、
    前記吊り下げ構造の前記取付けラグが前記結合板の一側から前記貫通孔を経由して前記結合板の他側に移動することで、前記吊り下げ構造の前記連結ロッドが前記第1の位置制限弾性片及び前記第2の位置制限弾性片のうちの一方を押し開くとともに前記第1の位置制限摺動溝及び前記第2の位置制限摺動溝のうちの一方に沿って前記貫通孔から離れる方向に摺動し、前記第1の位置制限弾性片及び前記第2の位置制限弾性片のうちの一方が前記連結ロッドの先端に止められ、且つ前記取付けラグが前記結合板と相互に係合固定されることを特徴とする脱落防止固定フレーム構造。
  7. 前記結合板から延在して成形されており、組付けネジ孔を有するロック板を更に含むことを特徴とする請求項6に記載の脱落防止固定フレーム構造。
  8. 前記2つの翼板のそれぞれは、前記結合板の一側辺から第1の軸線に沿って前記結合板から離れる方向に向かって延在して成形される第1の側壁と、前記第1の側壁の末端から前記第1の軸線に対して垂直な第2の軸線に沿って前記結合板から離れる方向に向かって延在して成形される第2の側壁と、を含むことを特徴とする請求項7に記載の脱落防止固定フレーム構造。
  9. 各前記第2の側壁の末端にフック部が更に延在して成形されることを特徴とする請求項8に記載の脱落防止固定フレーム構造。
  10. 2つの前記第1の側壁のそれぞれにスロットが設けられ、
    前記第1の位置制限弾性片及び前記第2の位置制限弾性片のそれぞれは、弾性アーム及び当接アームを有し、前記第1の位置制限弾性片の前記弾性アームが2つの前記第1の側壁のうちの一方の前記スロットの一端に接続され、前記第1の位置制限弾性片の前記当接アームが2つの前記第1の側壁のうちの一方の前記スロットの一側から突出し、前記第2の位置制限弾性片の前記弾性アームが2つの前記第1の側壁のうちの他方の前記スロットの一端に接続され、前記第2の位置制限弾性片の前記当接アームが2つの前記第1の側壁のうちの他方の前記スロットの一側から突出することを特徴とする請求項9に記載の脱落防止固定フレーム構造。
  11. ランプホルダを有するLEDランプと、
    少なくとも1つの脱落防止固定フレーム構造と、
    を含み、
    前記少なくとも1つの脱落防止固定フレーム構造は、
    貫通孔と、第1の位置制限摺動溝と、第2の位置制限摺動溝とが開設され、前記第1の位置制限摺動溝と前記第2の位置制限摺動溝とが前記貫通孔の二側に連通する結合板と、
    それぞれ前記結合板の対向する二側辺から延在されるとともに湾曲して成形され、それぞれ前記ランプホルダと接続する2つの翼板と、
    それぞれ前記2つの翼板に設けられており、前記第1の位置制限摺動溝の方向に向かって延在して成形される第1の位置制限弾性片と、
    それぞれ前記2つの翼板に設けられており、前記第2の位置制限摺動溝の方向に向かって延在して成形される第2の位置制限弾性片と、を含むを含むことを特徴とする吊り下げ式LED灯具。
  12. 前記結合板から延在して成形されており、組付けネジ孔を有するロック板を更に含むことを特徴とする請求項11に記載の吊り下げ式LED灯具。
  13. 前記2つの翼板のそれぞれは、前記結合板の一側辺から第1の軸線に沿って前記結合板から離れる方向に向かって延在して成形される第1の側壁と、前記第1の側壁の末端から前記第1の軸線に対して垂直な第2の軸線に沿って前記結合板から離れる方向に向かって延在して成形される第2の側壁と、を含むことを特徴とする請求項12に記載の吊り下げ式LED灯具。
  14. 各前記第2の側壁の末端にフック部が更に延在して成形されることを特徴とする請求項13に記載の吊り下げ式LED灯具。
  15. 2つの前記第1の側壁のそれぞれにスロットが設けられ、
    前記第1の位置制限弾性片及び前記第2の位置制限弾性片のそれぞれは、弾性アーム及び当接アームを有し、前記第1の位置制限弾性片の前記弾性アームが2つの前記第1の側壁のうちの一方の前記スロットの一端に接続され、前記第1の位置制限弾性片の前記当接アームが2つの前記第1の側壁のうちの一方の前記スロットの一側から突出し、前記第2の位置制限弾性片の前記弾性アームが2つの前記第1の側壁のうちの他方の前記スロットの一端に接続され、前記第2の位置制限弾性片の前記当接アームが2つの前記第1の側壁のうちの他方の前記スロットの一側から突出することを特徴とする請求項14に記載の吊り下げ式LED灯具。
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