JP3187374U - スペアタイヤカバー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スペアタイヤの後面を覆う円形の後面部10と、その外周縁から前方へ延びてスペアタイヤの外周面を覆う環状の外周面部11とで前方へ向けて開口する容器状をなし、ゴム部材2により開口径を縮小方向に付勢するスペアタイヤカバー1において、車体後面の下部に沿う車体部材と上下方向に狭い隙間をおいて対向する下部外周面部11に、後方へ向けて開口し、スペアタイヤにスペアタイヤカバー1を被せる作業者が手を差し込んで下部外周面部11を前記隙間の前方へ押し込み可能な複数の作業ポケット3を設ける。
【選択図】図1
Description
スペアタイヤカバー1Aは、その開口を拡張しつつ車体後面に装備されたスペアタイヤの後方から装着される。この場合、開口を拡張し易いようにスペアタイヤカバーの下部外周面部にスリット等が設けられているものが多い。
そこで近時、スペアタイヤTを伝って落ちる雨だれを受け、リヤバンパBの後方へ排水するようにスペアタイヤTの外周下面部に沿って合成樹脂製の受皿部材5を設けることが行なわれている。尚、図5の符号6はスペアタイヤTを支持する支持部材を示す。
スペアタイヤカバー1Aは、車体後面に設置されたスペアタイヤTに被覆する際、作業者が両手で開口縁を掴んで開口を拡張しつつタイヤ上部から下部へと順に被せていくが、受皿部材5との隙間の狭いタイヤ下部では、スペアタイヤカバー1Aの開口縁を作業者が掴んだ状態で前記隙間へ押し込むこと(矢印y)が困難で、作業性が非常に悪い。尚、図5は、スペアタイヤカバー1Aの下部外周面部11がスペアタイヤTの下部外周面を完全に覆うように被せていない状態を示すもので、この状態ではスペアタイヤカバー1Aの表面に皺がよって見栄えがよくない。
そこで本考案は前記事情に鑑み、スペアタイヤと受皿部材等の車体部材との隙間が狭い状態でも作業性良好にスペアタイヤを被覆することができるスペアタイヤカバーを実現することを課題としてなされたものである。
前記外周面部には、前記車体後面の下部に沿う車体部材と上下方向に狭い隙間をおいて対向する下部外周面部に、後方へ向けて開口し、スペアタイヤにスペアタイヤカバーを被せる作業者が手を差し込んで前記下部外周面部を前記隙間の前方へ押し込み可能な複数の作業ポケットを設けた(請求項1)。
前記外周面部の前端周縁には、これを折り返し縫着して環状の通し孔を形成して、該通し孔に、前記開口縁を縮小せしめる前記ゴム部材を挿通し、
前記下部外周面部には左右中央位置に、前記下部外周面部を左右方向に分離するスリットを形成し、
前記作業ポケットを、前記スリットを挟んで前記下部外周面部の左右両側に形成した(請求項2)。
前記左右両側の作業ポケットは、それぞれ軟質シート材からなり、前縁を前記下部外周面部の前端周縁を包んで該周縁に縫着し、左右両側縁を前記外周面部に縫着した(請求項3)。
またスペアタイヤTからの雨だれ防止対策として、スペアタイヤTの下方に下部外周面と狭い隙間をおいて対向する車体部材たる受皿部材5が設けられている。受皿部材5は、前記支持部材6を中心に下方へ扇状に形成され、スペアタイヤTの下部外周面をその周方向に所定の範囲(例えば、周方向の1/4〜1/3の範囲)を受けるように設けられている。尚、スペアタイヤTの下部外周面と受皿部材5の隙間は約2cm程度である。
図1はスペアタイヤカバー1の前方を下向きにした斜視図であり、図1に示すように、スペアタイヤカバー1は、スペアタイヤの後面を覆う円形の後面部10と、該後面部10の外周縁から前方へ延びてスペアタイヤの外周面を覆う環状の外周面部11とで前方へ向けて開口する容器状をなす。後面部10と外周面部11とは個別に裁断された軟質シート材からなり、後面部10の周縁に沿って外周面部11の後縁が縫着してある。後面部10には装飾用の模様が施してある。
外周面部11の前端周縁12には、その先端縁を袋状に折り返して縫着することで通し孔13を形成し、該通し孔13にゴム部材2を環状に挿通せしめてある。
作業ポケット3の内部は、軟質シート材の表面で形成するように軟質シート材を折り返して重ね合わせた二重構造で、ポケット開口30より内部が露見しても軟質シート材の裏面が目立たないようにしてある。
尚、下部外周面部11の上方位置の作業ポケット3から順に手を差し込んで、下部外周面部11を上から順に下方へ被せていく。
尚、本実施形態では、スペアタイヤからの雨だれを防ぐ受皿部材5と狭い隙間をおいて対向するスペアタイヤに被せるスペアタタイヤカバーに本考案を適用したが、これに限らず、リヤバンパなどの他の車体部材と狭い隙間をおいて対向するスペアタイヤに被せるスペアタタイヤカバーに適用しても良い。
10 後面部
11 外周面部
12前端周縁
13 通し孔
14 スリット
2 ゴム部材
3 作業ポケット
30 ポケット開口
31 ポケット前縁
5 受皿部材(車体部材)
Claims (3)
- 自動車の車体後面にほぼ垂直に装備されたスペアタイヤを被覆する軟質シート材からなるスペアタイヤカバーであって、スペアタイヤの後面を覆う円形の後面部と、該後面部の外周縁から前方へ延びてスペアタイヤの外周面を覆う環状の外周面部とで前方へ向けて開口する容器状に形成され、かつ前記外周面部の前端周縁に、その開口径を縮小方向に付勢するゴム部材を設けたスペアタイヤカバーにおいて、
前記外周面部には、前記車体後面の下部に沿う車体部材と上下方向に狭い隙間をおいて対向する下部外周面部に、後方へ向けて開口し、スペアタイヤにスペアタイヤカバーを被せる作業者が手を差し込んで前記下部外周面部を前記隙間の前方へ押し込み可能な複数の作業ポケットを設けたことを特徴とするスペアタイヤカバー。 - 請求項1に記載のスペアタイヤカバーにおいて、
前記外周面部の前端周縁には、これを折り返し縫着して環状の通し孔を形成して、該通し孔に、前記開口縁を縮小せしめる前記ゴム部材を挿通し、
前記下部外周面部には左右中央位置に、前記下部外周面部を左右方向に分離するスリットを形成し、
前記作業ポケットを、前記スリットを挟んで前記下部外周面部の左右両側に形成したスペアタイヤカバー。 - 請求項1および2のいずれかに記載のスペアタイヤカバーにおいて、
前記左右両側の作業ポケットは、それぞれ軟質シート材からなり、前縁を前記下部外周面部の前端周縁を包んで該周縁に縫着し、左右両側縁を前記外周面部に縫着して形成したスペアタイヤカバー。
Priority Applications (1)
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JP2013005314U JP3187374U (ja) | 2013-09-12 | 2013-09-12 | スペアタイヤカバー |
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JP2013005314U JP3187374U (ja) | 2013-09-12 | 2013-09-12 | スペアタイヤカバー |
Publications (1)
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JP3187374U true JP3187374U (ja) | 2013-11-21 |
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Family Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022021288A (ja) * | 2020-07-21 | 2022-02-02 | 丸満産業株式会社 | 車両用スペアタイヤカバー |
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2013
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2022021288A (ja) * | 2020-07-21 | 2022-02-02 | 丸満産業株式会社 | 車両用スペアタイヤカバー |
JP7456081B2 (ja) | 2020-07-21 | 2024-03-27 | 丸満産業株式会社 | 車両用スペアタイヤカバー |
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