JP3187171U - フロアクリーニングパッド - Google Patents

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和彦 櫛木
孝雄 大前
勝茂 大前
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アンビック株式会社
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Abstract

【課題】非常に高速で短時間に処理出来る超高速ポリシャーで、満足し得る作業効率及び床表面の品質を達成できる、優れたフロアクリーニングパッドを提供する。
【解決手段】少なくとも2種類以上の獣毛からなるフエルトを用いた、フロアクリーニングパッド1であり、フロアクリーニングパッドからの放熱効率が一層効果的に発現され、満足し得る作業効率及び床表面の品質を達成できる。また、クリーニング、艶出し、老朽化したワックス剥離作業又はワックス再塗布作業による熱と圧力で、獣毛同士の絡み合いが促進されて長時間の使用が可能となる。
【選択図】図1

Description

本考案は、オフィスや商業施設等のビルや建物等の床面清掃に用いる、回転式床清掃機及び回転式床研磨機(以下、ポリッシャーという)に適用される、フロアクリーニングパッド(以下フロアパッドという)に関するものである。
フロアは、塩化ビニル系のシート又はタイル、天然又は合成の石材、木質系の素材等からなり、表面には素材保護、美観等を目的に各種ワックスが塗布される。ワックス層には汚れ、キズ、摩耗等が生じるので、定期的なクリーニング、艶出し、老朽化したワックス剥離作業及びワックス再塗布作業が必要となる。ポリッシャーには作業状況に応じて各種フロアパッドを装着して行っている。
通常、オフィスや商業施設等のビルや建物等の床面清掃に用いるフロアパッドは、使用中にフロア表面と平面平行に回転させる円板担体上に、取り外し可能に装着することが出来る物体として提供されている。例えば、合成繊維から成る基材嵩高不織布の構成繊維間及び構成繊維表面の少なくとも一部に、シリコーン樹脂微粉末を含有したサイズコート剤で結合、被覆した乾燥仕上げ用フロアパッドが開示されている(特許文献1参照)。また、植物性硬質繊維を主体とした太繊維からなる太繊維集合体間に、接着剤によって接着した、スパンボンド不織布からなる多孔性支持体を備える床用艶出し材が開示されている(特許文献2参照。)。また、合成繊維を構成繊維とする不織布の構成繊維表面に、研磨粒子を含有する熱硬化性樹脂を固着することにより研磨粒子を担持したコーティング光沢復元用フロアパッドが開示されている(特許文献3参照)。
特開平8−17761号公報 特登録第4133225号公報 特開2012−152475号公報
従来、この種のフロアパッドとしては、ポリエステル,ナイロン等の合成繊維を素材とした不織布原反に、炭酸カルシウム,シリカ等の無機系の充填剤,滑剤を含有したフェノール,エポキシ,ウレタン等の合成樹脂を含浸加工させたものが使用されているが、近年ポリシャーの性能が良くなり、非常に高速で短時間に処理出来る超高速ポリシャーの出現により、その高速性に対するフロアパッドの性能が劣り、摩擦抵抗の増大による床面への傷、フロアパッドの変形等、種々問題点が発生している。この様な高速性能に対処すべく、原反に用いる繊維を太くし、摩擦熱の放熱効果を高めたものが、改良品として市場に出廻っているが、繊維が太く、繊維及び樹脂の滑性が十分でないことから床面に傷(表面粗さ)がつくという問題がある。
本考案は、これらの問題点を解決するために成されたものであり、特に、満足し得る作業効率及び床表面の品質を達成できる、優れたフロアパッドを提供することを目的としている。
本考案の請求項1に記載のフロアパッドは、種々の獣毛を含む天然繊維から形成されたフエルトからなる。本考案者等は、更に鋭意検討を重ねた結果、フロアパッドを、少なくとも2種類以上の獣毛からなるフエルトで構成すれば、その理由は必ずしも明確ではないが、ポリエステル,ナイロン等の合成繊維を素材とした不織布原反に、炭酸カルシウム,シリカ等の無機系の充填剤,滑剤を含有したフェノール,エポキシ,ウレタン等の合成樹脂を含浸加工させたものと比べて、フロアパッドからの放熱効率が一層効果的に発現され、満足し得る作業効率及び床表面の品質を達成できることを見出した。また、請求項2に記載のフロアパッドは、任意の片面に雄型又は雌型面ファスナーを接着剤で接着した構造であるので、フロアポリッシャーとの脱着がスピィーデイで簡単である。
本明細書において使用する語句「獣毛」は、羊毛及び山羊毛のみならず豚毛、馬毛、牛毛、犬毛、猫毛、狸毛及び狐毛等を含む動物系天然繊維である。また、本明細書において使用する語句「フエルト」は繊維を圧縮して塊状にせしめることによって形成される、繊維集合体の塊及び繊維束の如き物体を意味する。
本考案の好適実施形態においては、第一の繊維は羊毛又は山羊毛であり、該第二の繊維は山羊毛又は牛毛でもよい。フエルトは密度が0.30g/cm3以上が好ましく、より好ましくは0.50g/cm3以上である。
本考案のフロアパッドは、獣毛を使用すれば、フロアパッドからの放熱効率が一層効果的に発現され、満足し得る作業効率及び床表面の品質を達成できる。また、本考案の請求項3に記載のフロアパッドは、獣毛からなるフエルトを用いたフロアパッドであり、クリーニング、艶出し、老朽化したワックス剥離作業又はワックス再塗布作業による熱と圧力で繊維同士の絡み合いが促進されて長時間の使用が可能となる。
本考案で使用される獣毛からなるフエルトは、シート状で形成された後、切断してフロアパッドに形成される。本考案の請求項4に記載のフロアパッドは、三角形、四角形或いは五角形以上の多角形に形成されている。このように形成すると、円形に成形されたフロアパッドと比較して、切断の際に無駄になる隙間が無いか或いは少ないので高い歩留まりとなり、低コストの観点から優れている。また請求項3に記載の方法で取り付けるとフロアパッド間に隙間ができて、フロアパッドからの放熱効率が一層効果的に発現され、満足し得る作業効率及び床表面の品質を達成できる。
本考案のフロアパッドは、該フロアパッドからの放熱効率が一層効果的に発現され、満足し得る作業効率及び床表面の品質を達成できる。また、獣毛からなるフエルトを用いたフロアパッドは、クリーニング、艶出し、老朽化したワックス剥離作業又はワックス再塗布作業による熱と圧力で繊維同士の絡み合いが促進されて長時間の使用が可能となる。また、獣毛からなるフエルトを用いたフロアパッドは、クリーニング、艶出し、老朽化したワックス剥離作業又はワックス再塗布作業による熱と圧力で獣毛同士の絡み合いが促進されて長時間の使用が可能となる。
本考案のフロアパッドは、雄型又は雌型面ファスナーを接着剤で接着した構造なので、フロアポリッシャーに着脱自在に取り付けることができる。
本考案の実施形態の一例を示したもので、(a)は正面断面図であり、(b)と(c)はフロアパッドの配置例である。 本考案の他の実施形態を示したもので、(a)は斜視図であり、(b)は正面断面図である。 本考案の他の実施形態に雄型又は雌型面ファスナーを接着剤で接着した状態を示す平面図である。
以下、本考案のフロアパッドについて、図面に基づき詳細に説明する。図1は、本考案の実施形態の一例を示したもので、(a)正面断面図であり、(b)、(c)は、フロアパッド1の配置例である。フロアパッドは、獣毛からなるフエルトからなり、三角形、四角形又は六角形等にプレスで打ち抜き成形されている。フロアパッドの配置は(b)、(c)に限定されること無く前記形状(三角形、四角形又は六角形等)を交互に或いはランダムに配置しても良い。
図2は本考案の他の実施形態を示したもので、(a)は斜視図であり、(b)は正面断面図である。図2において、フロアパッド1は獣毛からなるフエルトからなり、円盤状で、且つ、中央部が円形に刳り貫かれた穴を有する略ドーナツ形状に、プレスで打ち抜き成形されている。なお、フロアパッド1は、用途に応じて、呼び径7インチから21インチまでのサイズを作製することができる。
図3は本考案の他の実施形態を示したもので、正面断面図である。図3において、フロアパッド1は、本考案の他の実施形態に雄型又は雌型面ファスナーを接着した正面断面図である。獣毛からなるフエルトは、フロアポリシャーに着脱自在に取り付けることが難しいので、獣毛からなるフエルト片表面には雄型又は雌型面ファスナーを接着剤で接着されている。面ファスナーとは、マジックテープ(登録商標)を取り付けることであり、例えば、フロアポリシャー側には雌面が取り付けられており、フロアパッドの表面には雄面が取り付けられる。なお、図3に示した形態に限定されるものではなく、その取り付け位置や形状は適宜変更することができる。
本考案のフロアパッドに使用している獣毛からなるフエルトと比較品について、以下のような試験用サンプルを使用して、各種試験を行った結果を以下に示す。
[実施例1] 羊毛50%、牛毛50%から、厚み20mm、密度0.50g/cm3のフエルトを作成した。幅30mm、長さ200mmの四角形にトムソン刃型で打ち抜いて、片表面にクロロプレン系ゴム接着剤で、雄型面ファスナーを接着して、フロアパッドとした。
[実施例2] 厚さ20mm、外径430mm、内径85mmのドーナツ状に成形した。これ以外は、実施例1と同一である。
[比較例1] アメリカよりの輸入品(不織布に樹脂加工したフロアパッド)を使用した。サイズは厚さ20mm、外径430mm、内径85mmであった。
[試験方法] ビル内の、ワックスのかかった大理石フロアを、アマノ株式会社製、型番D−380eに実施例1、2及び比較例1のサンプルを取り付けて磨き度、回転負荷及び使用可能時間について官能検査を行った結果を表1に示す。なお、表中の記号の意味は以下のとおりである。 ◎:非常に良い 〇:良い △:悪い ×:非常に悪い
[磨き度] ワックスのかかった床面を磨き上げて、磨き具合を目視検査した。
[回転負荷] 水を含ませた状態でポリシャーに取り付けて回転させ、手にかかる負荷を比較した。
[使用可能時間] 床面の微妙な凹凸面を過不足なく、磨くことができなくなる時間を目視検査した。
表1から明らかなように、実施例1及び2は、磨き度と寿命は非常に良く、回転負荷は良好であった。これに対して、比較例1及び2は、回転負荷が非常に悪く、比較例3は、磨き度が悪く、凹凸追従性が非常に悪かった。
Figure 0003187171
本考案は、主としてオフィスや商業施設等のビルや建物等の床面清掃に用いるポリシャーに適用される、フロアパッドである。しかし、これに限定されるものではなく、車のボデーやガラス面などに、広く適用することが可能である。
1 フロアクリーニングパッド 2 接着剤 3 面ファスナー接合面 4 フロアポリッシャー 5 面
ファスナー

Claims (5)

  1. 少なくとも2種類以上の獣毛からなるフエルトで形成されていることを特徴とするフロアクリーニングパッド。
  2. 前記フエルトの任意の片表面に面ファスナーが接着されていることを特徴とする請求項1に記載のフロアクリーニングパッド。
  3. 前記フロアクリーニングパッドは、円形のフロアポリッシャーに1個又は2個以上取り付けられて、フロアのクリーニング、艶出し、ワックス剥離作業又はワックス再塗布作業のいずれかが行なわれることを特徴とする請求項1又は2に記載のフロアクリーニングパッド。
  4. 前記フロアクリーニングパッドは、多角形に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のフロアクリーニングパッド。
  5. 前記フロアクリーニングパッドは、中央部が円形に刳り貫かれた穴を有する略ドーナツ形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のフロアクリーニングパッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016038708A1 (ja) * 2014-09-10 2016-03-17 エフイートレード株式会社 異物除去用具及び柔軟性部材
JP2016097059A (ja) * 2014-11-21 2016-05-30 キクロン株式会社 ポリッシャー用スポンジたわし
WO2019175730A1 (en) * 2018-03-13 2019-09-19 3M Innovative Properties Company Floor bristle brush assembly

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