JP3186400B2 - 自動販売機の中扉 - Google Patents
自動販売機の中扉Info
- Publication number
- JP3186400B2 JP3186400B2 JP01016194A JP1016194A JP3186400B2 JP 3186400 B2 JP3186400 B2 JP 3186400B2 JP 01016194 A JP01016194 A JP 01016194A JP 1016194 A JP1016194 A JP 1016194A JP 3186400 B2 JP3186400 B2 JP 3186400B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- vending machine
- door
- flange
- middle door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は缶入り飲料等の商品を
販売する自動販売機において、浅い箱形に形成された外
扉の背面にヒンジ支持される中扉に関する。
販売する自動販売機において、浅い箱形に形成された外
扉の背面にヒンジ支持される中扉に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の自動販売機は一般に図３に示す
ように本体ケース１の前面に外扉２が設けられ、前記本
体ケース１内に、前面を内扉３により開閉される断熱室
を区画形成して商品ラック４を配設し商品が収納され
る。一方外扉２には、その前面上に図示しない商品販売
用押釦、硬貨投入口、商品取出口等が配設されるととも
に前面に臨んで、商品見本が陳列される。該外扉２は浅
い箱形に形成されて背面が中扉５によって構成され、前
記商品見本を陳列する陳列台７１が中扉前面上に、又前
記硬貨投入口に投入された硬貨を鑑別収納するコインメ
ック７２等の機器が中扉背面上に設置される。しかして
硬貨回収の際には外扉２を開放して回収作業が行われ、
商品見本の取替の際には更に中扉５を開放して取替作業
が行われる。
ように本体ケース１の前面に外扉２が設けられ、前記本
体ケース１内に、前面を内扉３により開閉される断熱室
を区画形成して商品ラック４を配設し商品が収納され
る。一方外扉２には、その前面上に図示しない商品販売
用押釦、硬貨投入口、商品取出口等が配設されるととも
に前面に臨んで、商品見本が陳列される。該外扉２は浅
い箱形に形成されて背面が中扉５によって構成され、前
記商品見本を陳列する陳列台７１が中扉前面上に、又前
記硬貨投入口に投入された硬貨を鑑別収納するコインメ
ック７２等の機器が中扉背面上に設置される。しかして
硬貨回収の際には外扉２を開放して回収作業が行われ、
商品見本の取替の際には更に中扉５を開放して取替作業
が行われる。
【０００３】前記中扉５は一方の側端部を外扉２に開閉
可能にヒンジ支持され閉成時には他方の側端部をクラン
プで外扉２に固定されて外扉２の背面を形成する。ここ
で中扉は自身の重量及び外扉と分担して支持する前記機
器などの重量に耐えるように、従来図４の如く構成され
ている。即ち中扉５はかなりの厚さを有し、前板５１，
背板５２，前板と背板との間に介在設置される補強板５
３、及びそれぞれ長手方向に走る補強リブ５５が形成さ
れた左右の側板５６，天板５７，底板５８を互いに溶接
及びねじ部材により結合し形成される。
可能にヒンジ支持され閉成時には他方の側端部をクラン
プで外扉２に固定されて外扉２の背面を形成する。ここ
で中扉は自身の重量及び外扉と分担して支持する前記機
器などの重量に耐えるように、従来図４の如く構成され
ている。即ち中扉５はかなりの厚さを有し、前板５１，
背板５２，前板と背板との間に介在設置される補強板５
３、及びそれぞれ長手方向に走る補強リブ５５が形成さ
れた左右の側板５６，天板５７，底板５８を互いに溶接
及びねじ部材により結合し形成される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで自動販売機は
奥行幅を縮小した小形化が進められており、これに基づ
いて中扉５を大幅に薄形化することが必要とされてい
る。ところが従来の中扉５は、構成をそのままで厚さを
薄くすると、側板５６，天板５７，底板５８等に補強リ
ブ５５を形成することが困難であり、又補強のために溶
接を多くすると溶接歪が出易くなり、所期の剛性が確保
できない。
奥行幅を縮小した小形化が進められており、これに基づ
いて中扉５を大幅に薄形化することが必要とされてい
る。ところが従来の中扉５は、構成をそのままで厚さを
薄くすると、側板５６，天板５７，底板５８等に補強リ
ブ５５を形成することが困難であり、又補強のために溶
接を多くすると溶接歪が出易くなり、所期の剛性が確保
できない。
【０００５】そこで、この発明は厚さが薄くできて、か
つ所要の剛性が得られる自動販売機の中扉を提供するこ
とを目的とする。
つ所要の剛性が得られる自動販売機の中扉を提供するこ
とを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によれば、自動販売機の前面をなす浅い箱
形に形成された外扉の背面に開閉可能にヒンジ支持され
る自動販売機の中扉において、周縁部を断面略Ｚ字形に
折曲げて外周にフランジを形成した前板と、平板状の背
板と、断面コ字形をした適当な長さの端板とで構成し、
前記前板のフランジと背板周縁部との間に前記端板の一
方の脚を挟んでねじ部材により締付け固着するととも
に、前記端板の他方の脚と前記前板とを前記フランジよ
り内方でねじ部材により締付け固着して形成するものと
する。
に、この発明によれば、自動販売機の前面をなす浅い箱
形に形成された外扉の背面に開閉可能にヒンジ支持され
る自動販売機の中扉において、周縁部を断面略Ｚ字形に
折曲げて外周にフランジを形成した前板と、平板状の背
板と、断面コ字形をした適当な長さの端板とで構成し、
前記前板のフランジと背板周縁部との間に前記端板の一
方の脚を挟んでねじ部材により締付け固着するととも
に、前記端板の他方の脚と前記前板とを前記フランジよ
り内方でねじ部材により締付け固着して形成するものと
する。
【０００７】
【作用】前板の外周に形成したフランジ、背板の周縁
部、及び断面コ字形の端板の相互を重ね合わせてねじ部
材で固着することによって外周部を強固なものにせし
め、厚みを薄くしても期待する剛性の確保が可能とな
る。
部、及び断面コ字形の端板の相互を重ね合わせてねじ部
材で固着することによって外周部を強固なものにせし
め、厚みを薄くしても期待する剛性の確保が可能とな
る。
【０００８】
【実施例】図１及び図２はこの発明の実施例を示すもの
で、図３及び図４と共通あるいは同一の部分は同じ符号
で示す。図１及び図２において、中扉５の前板５１はそ
の周縁を断面略Ｚ字形に折曲げて外周にフランジ５１ａ
が形成され、かつ立上り５１ｂによって厚さが所要の寸
法に設定される。そして前記フランジ５１ａ、及び立上
り５１ｂの内方に位置してねじ孔５１ｃが、前板５１の
外周に沿って適当な間隔をあけて多数あけられる。背板
５２は平板としてなり前記ねじ孔５１ｃに対応するボル
ト孔５２ａが外周に沿って多数あけられる。５９は長短
２つの脚を有する断面コ字形に形成されるとともに中扉
５の外形に合わせて長手方向を適当な形状にかつ複数に
分割して形成された端板で、短脚５９ａ及び長脚５９ｂ
には、それぞれ前記フランジ５１ａ及び立上り内方に設
けられるねじ孔５１ｃに対応して、ボルト孔５９ｃがあ
けられる。尚この実施例の自動販売機では中扉の薄形化
と共にコインメック７２を含め紙幣挿入口、硬貨投入口
に関連する操作部が外扉２に取付けられる。このために
従来と同様に外扉２の開放だけで硬貨回収作業等が行な
えるように、中扉５は左下部分が切り欠かれ前記操作部
を露出させている。
で、図３及び図４と共通あるいは同一の部分は同じ符号
で示す。図１及び図２において、中扉５の前板５１はそ
の周縁を断面略Ｚ字形に折曲げて外周にフランジ５１ａ
が形成され、かつ立上り５１ｂによって厚さが所要の寸
法に設定される。そして前記フランジ５１ａ、及び立上
り５１ｂの内方に位置してねじ孔５１ｃが、前板５１の
外周に沿って適当な間隔をあけて多数あけられる。背板
５２は平板としてなり前記ねじ孔５１ｃに対応するボル
ト孔５２ａが外周に沿って多数あけられる。５９は長短
２つの脚を有する断面コ字形に形成されるとともに中扉
５の外形に合わせて長手方向を適当な形状にかつ複数に
分割して形成された端板で、短脚５９ａ及び長脚５９ｂ
には、それぞれ前記フランジ５１ａ及び立上り内方に設
けられるねじ孔５１ｃに対応して、ボルト孔５９ｃがあ
けられる。尚この実施例の自動販売機では中扉の薄形化
と共にコインメック７２を含め紙幣挿入口、硬貨投入口
に関連する操作部が外扉２に取付けられる。このために
従来と同様に外扉２の開放だけで硬貨回収作業等が行な
えるように、中扉５は左下部分が切り欠かれ前記操作部
を露出させている。
【０００９】前述の構成において、前板５１のフランジ
５１ａと背板５２の周縁部とが、その間に端板５９の短
脚５９ａを挟んで重ねられ、小ねじ６１を背板５２のボ
ルト孔５２ａ，端板５９の５９ｃを通して、前板５１の
ねじ孔５１ｃにねじ込んで固着される。かつ端板５９の
長脚５９ｂと前板５１とが、小ねじ６１を長脚５９ｂの
ボルト孔５９ｃを通して立上り５１ｂ内方のねじ孔５１
ｃにねじ込んで固着される。尚前板５１と背板５２との
間に介在させて立上り５１ｂに見合った高さの補強板５
３が適当位置に配置され小ねじ６１によって締付け一体
的に固定される。これにより、中扉５は従来のものより
厚さが格段に薄く形成され、かつ前板５１の周縁部のＺ
字形の折曲げを設け、又断面コ字形の端板５９を前記前
板５１と背板５２に組み合わせ固着することで極めて高
い剛性を持ち更に補強板５３によって強度剛性を増大せ
しめたものが得られる。そしてヒンジ６２によって回動
可能に一方の側端部を外扉２に支持される。こうして中
扉は自身の重量に加え、例えば前記陳列台７１などが取
り付けられても、それらの荷重に耐え中扉としての機能
を十分に果たすことができる。
５１ａと背板５２の周縁部とが、その間に端板５９の短
脚５９ａを挟んで重ねられ、小ねじ６１を背板５２のボ
ルト孔５２ａ，端板５９の５９ｃを通して、前板５１の
ねじ孔５１ｃにねじ込んで固着される。かつ端板５９の
長脚５９ｂと前板５１とが、小ねじ６１を長脚５９ｂの
ボルト孔５９ｃを通して立上り５１ｂ内方のねじ孔５１
ｃにねじ込んで固着される。尚前板５１と背板５２との
間に介在させて立上り５１ｂに見合った高さの補強板５
３が適当位置に配置され小ねじ６１によって締付け一体
的に固定される。これにより、中扉５は従来のものより
厚さが格段に薄く形成され、かつ前板５１の周縁部のＺ
字形の折曲げを設け、又断面コ字形の端板５９を前記前
板５１と背板５２に組み合わせ固着することで極めて高
い剛性を持ち更に補強板５３によって強度剛性を増大せ
しめたものが得られる。そしてヒンジ６２によって回動
可能に一方の側端部を外扉２に支持される。こうして中
扉は自身の重量に加え、例えば前記陳列台７１などが取
り付けられても、それらの荷重に耐え中扉としての機能
を十分に果たすことができる。
【００１０】
【発明の効果】この発明によれば、自動販売機の前面を
なす浅い箱形に形成された外扉の背面に開閉可能にヒン
ジ支持される自動販売機の中扉において、周縁部を断面
略Ｚ字形に折曲げて外周にフランジを形成した前板と、
平板状の背板と、断面コ字形をした適当な長さの端板と
で構成し、前記前板のフランジと背板周縁部との間に前
記端板の一方の脚を挟んでねじ部材により締付け固着す
るとともに、前記端板の他方の脚と前記前板とを前記フ
ランジより内方でねじ部材により締付け固着して形成す
るようにしたので、従来のものより厚さが大幅に薄く、
かつ十分な剛性及び強度を持った中扉を提供することが
できる。
なす浅い箱形に形成された外扉の背面に開閉可能にヒン
ジ支持される自動販売機の中扉において、周縁部を断面
略Ｚ字形に折曲げて外周にフランジを形成した前板と、
平板状の背板と、断面コ字形をした適当な長さの端板と
で構成し、前記前板のフランジと背板周縁部との間に前
記端板の一方の脚を挟んでねじ部材により締付け固着す
るとともに、前記端板の他方の脚と前記前板とを前記フ
ランジより内方でねじ部材により締付け固着して形成す
るようにしたので、従来のものより厚さが大幅に薄く、
かつ十分な剛性及び強度を持った中扉を提供することが
できる。
【図１】この発明の実施例を示す中扉の分解斜視図
【図２】図１の中扉の横断面図
【図３】この発明の対象となる中扉を備える自動販売機
の斜視図
の斜視図
【図４】従来の中扉の分解斜視図
２ 外扉 ５ 中扉 ５１ 前板 ５２ 背板 ５３ 補強板 ５９ 端板 ５９ａ フランジ
Claims (1)
- 【請求項１】自動販売機の前面をなす浅い箱形に形成さ
れた外扉の背面に開閉可能にヒンジ支持される自動販売
機の中扉において、周縁部を断面略Ｚ字形に折曲げて外
周にフランジを形成した前板と、平板状の背板と、断面
コ字形をした適当な長さの端板とで構成し、前記前板の
フランジと背板周縁部との間に前記端板の一方の脚を挟
んでねじ部材により締付け固着するとともに、前記端板
の他方の脚と前記前板とを前記フランジより内方でねじ
部材により締付け固着して形成したことを特徴とする自
動販売機の中扉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01016194A JP3186400B2 (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | 自動販売機の中扉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01016194A JP3186400B2 (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | 自動販売機の中扉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07220150A JPH07220150A (ja) | 1995-08-18 |
| JP3186400B2 true JP3186400B2 (ja) | 2001-07-11 |
Family
ID=11742565
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01016194A Expired - Fee Related JP3186400B2 (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | 自動販売機の中扉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3186400B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101570364B1 (ko) * | 2014-04-30 | 2015-11-19 | 옴니시스템주식회사 | 적응형 에너지 수요예측 방법 |
-
1994
- 1994-02-01 JP JP01016194A patent/JP3186400B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101570364B1 (ko) * | 2014-04-30 | 2015-11-19 | 옴니시스템주식회사 | 적응형 에너지 수요예측 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07220150A (ja) | 1995-08-18 |
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Legal Events
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