JP3037886U - 遊技機の前面パネル - Google Patents

遊技機の前面パネル

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JP3037886U
JP3037886U JP1996011758U JP1175896U JP3037886U JP 3037886 U JP3037886 U JP 3037886U JP 1996011758 U JP1996011758 U JP 1996011758U JP 1175896 U JP1175896 U JP 1175896U JP 3037886 U JP3037886 U JP 3037886U
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panel
front panel
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JP1996011758U
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Inventor
桂 高草木
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株式会社北斗
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 充分な強度が得られると共に、組立が容易で
コストダウンの可能な遊技機の前面パネルを提供する。 【解決手段】 キャビネットに前面パネル1を開閉可能
に蝶着して構成する遊技機において、プラスチックで成
型した化粧パネル2と、金属製部材であるセンターパネ
ル4と側支板5とパネルベース6とを予め一体化して金
属製のフレーム体3を形成し、このフレーム体3を化粧
パネル2の所定位置に組み付けて遊技機の前面パネル1
を構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、スロットマシン等、遊技機のキャビネットに開閉可能に蝶着する 前面パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えばスロットマシンは、表示装置や制御装置等を取り付けた前面パネルを、 木製のキャビネットの一側にヒンジ装置を介して開閉可能に蝶着することにより 構成している。従来、この前面パネルは、プラスチックの成型品からなる化粧パ ネルに、金属製の構成部品を個々に取り付けることにより形成されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
即ち、従来は、前面パネルを組み立てるときに、一体成型したプラスチックの 化粧パネルに対して、板金加工により作製したセンターパネル、側支板、パネル ベース等の構成部品を各々ネジ止めし、このネジ止めされたパネルベースに更に コインシュート等の諸部品をネジ等により組み付け、またセンターパネルにはコ インセレクタ止金具等の小部品をネジ等により夫々組み付けていた。また、一方 の側支板の上下部分にヒンジ装置をネジ等により組み付けていた。 従って、従来の前面パネルは、各部品の組み付けに多大な手間と時間が掛かっ ていた。しかも、組み付ける各部品が全て揃っていないと組付作業が出来ないし 、各部品が大きいため、作業には多くのスペースを必要としていた。 また、従来は、プラスチック部品である化粧パネルを中心に前面パネルを構成 しているために、前面パネル自体に充分な強度が得られず、ヒンジ装置で支持し ていない開放側が下がって開閉が困難になる所謂肩下がり等の問題も発生してい た。 本考案は上記に鑑み提案されたもので、充分な強度が得られると共に、組立が 容易でコストダウンの可能な遊技機の前面パネルを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案は、金属製の諸部材を互に組み付けることによ り予め金属製のフレーム体を形成すると共に、このフレーム体をプラスチックで 成型した化粧パネルと合体させて前面パネルを構成するようにしたものである。
【0005】
【考案の実施の形態】
本考案は、キャビネットに前面パネルを開閉可能に蝶着して構成する遊技機に おいて、プラスチックで成型した化粧パネルと、少なくともセンターパネルと側 支板とパネルベースとを予め一体化して金属製のフレーム体を形成し、このフレ ーム体を化粧パネルの所定位置に組み付けて遊技機の前面パネルを構成するもの である。 また、本考案は、フレーム体を構成するセンターパネル、側支板、パネルベー ス等の金属製部材をプレス加工により作製し、この加工の際に組立時に使用する 位置決め手段を設け、この位置決め手段により各金属製部材相互の位置決めを行 なうようにしたものである。
【0006】
【実施例】
以下、本考案を図面の実施例について説明する。図1は、本考案に係る遊技機 の前面パネル1を適用した所謂パチスロ、換言するとスロットマシンの概略斜視 図である。即ち、図1は、前面パネル1を開いて当該前面パネル1の背面側を見 せている状態のパチスロを正面側から示す概略斜視図である。尚、内部の遊技装 置や制御装置等は省略している。
【0007】 また、図2は、本考案に係る前面パネル1を構成する化粧パネル2とフレーム 体3との組立斜視図であり、化粧パネル2及びフレーム体3を側方のやや背面側 から見た状態を示している。
【0008】 本考案に係る前面パネル1は、上記したように化粧パネル2とフレーム体3と からなる。そして、化粧パネル2は、例えばプラスチックの成型品であり、着色 したカバー部材等を一部個々に取り付けているが、ほゞ一体成型した物である。 一方、この化粧パネル2と合体させるフレーム体3は、プレス板金加工した金属 製品であって、必要に応じて他の金属製部材を組み合せて一体的に形成するもの である。
【0009】 上記フレーム体3は、前面パネル1の基本となるものであって、金属製部材と して少なくともセンターパネル4と、左右の側支板5,5と、パネルベース6と を備えている。
【0010】 センターパネル4は、中央に図柄を可変表示する表示装置が臨む窓部41を有 すると共に、この窓部41の左右側方に投入メダルの表示器やストップスイッチ 、或は遊技方法等を示すために配置した表示ランプが臨む開孔42等を備えてい る。
【0011】 側支板5は、上記センターパネル4の側縁部分に位置し、フレーム体3に前後 方向の厚みを与える。また、側支板5の後縁には、化粧パネル2と合体させると きに使用する取付孔51を備える鍔部52が延出する。一方、側支板5の前縁部 分は、表示装置の表示を見易くするために若干後傾させたセンターパネル4に対 応して傾斜している。この側支板5及びセンターパネル4は、前記窓部41や開 孔42等の打ち抜き加工と共に屈曲形成するとよい。
【0012】 更に、フレーム体3の下方にはパネルベース6を位置させる。このパネルベー ス6は、左右の側支板5の下方を繋いで、前記センターパネル4と共に枠状のフ レーム体3を構成するものである。尚、前記センターパネル4との間にコインシ ュート71等を装着するための装着空間7を形成するように、センターパネル4 と離して形成してある。また、この実施例では、パネルベース6の側縁に屈曲さ せた止着片61を設け、この止着片61を側支板5に沿わせて組み付けるように なっている。このとき、互いの位置決めを容易にして正確な組付が可能なように 、一方にダボを設けると共に他方に嵌合孔を設けるなど適宜な位置決め手段8を 形成している。尚、このような位置決め手段8は、必要に応じて、他の金属部材 についても適用する。
【0013】 上記センターパネル4と側支板5とパネルベース6とを、ネジ、スポット溶接 、リベット、カシメ等、或はこれらの併用等、適宜な止着手段により固定して一 体状のフレーム体3を形成する。尚、センターパネル4の側縁に側支板5を屈曲 形成すれば、組付の手間がより一層削減できるし、パネルベース6をも一体に成 型することも可能である。
【0014】 上記のようにして一体化したフレーム体3の一側、即ち片側の側支板5の鍔部 52には、ヒンジ装置9の片半91をビス等の止着部材により取り付ける。尚、 ヒンジ装置9の他半92は、スロットマシンを構成するキャビネット10の一側 に取り付ける。そして、このヒンジ装置9の片半91と他半92とを組み合せる ことにより、前面パネル1をキャビネット10に対して開閉可能に蝶着するので ある。
【0015】 一方、化粧パネル2は、前記フレーム体3のセンターパネル4の窓部41に対 応する表示窓21を有すると共に、上方に遊技の得点等を表示する表示板を臨ま せるための表示部22を備えている。また、表示窓21の下方には、ストップス イッチ等を配置するための膨出部23が形成してある。
【0016】 また、化粧パネル2の背面側の左右には、前記したフレーム体3を組み付ける ための柱状の取付部24が適宜な位置に配設してある。
【0017】 前記したようなフレーム体3と、上記のような化粧パネル2とを組み付けて合 体させて前面パネル1とするには、フレーム体3の側縁に設けた取付孔51と、 化粧パネル2の取付部24とを一致させてネジ止めすればよい。このようにして 前面パネル1を構成すれば、金属製のフレーム体3が基本となるので充分な強度 を得られ、ヒンジ装置9を介してキャビネット10に蝶着しても、肩下がりを起 こすことがない。また、組付も容易で効率的な作業が可能になる。しかも、正確 な位置決めにより精度が向上すると共に、品質が安定する。
【0018】 以上本考案を図面の実施例について説明したが、本考案は上記した実施例に限 定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載した構成を変更しない限 り適宜に実施できる。例えば、図示の実施例では、遊技機としてパチスロを示し たが、パチンコ機等、他の遊技機についても容易に適用可能である。
【0019】
【考案の効果】
以上要するに本考案は、金属製の諸部材を互に組み付けることにより予め金属 製のフレーム体を形成すると共に、このフレーム体をプラスチックで成型した化 粧パネルと合体させて前面パネルを構成するようにしたので、金属製部材で一体 的に形成したフレーム体が基体となって前面パネル自体の剛性が向上する。そし て、この金属製のフレーム体に対して種々の部材や諸装置を取り付けるので、精 度が向上すると共に品質が安定する。一方、組み付けの際には、位置決めが容易 になると共に部品点数が減少するので、作業能率が向上すると共に、コストの削 減が可能である。従って、本考案に係る遊技機の前面パネルは実用的価値が極め て高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】前面パネルを開いた遊技機の概略斜視図であ
る。
【図2】前面パネルを構成する化粧パネルとフレーム体
との組立斜視図である。
【符号の説明】
1 前面パネル 2 化粧パネル 3 フレーム体 4 センターパネル 5 側支板 6 パネルベース 7 装着空間 8 位置決め手段 9 ヒンジ装置 10 キャビネット

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネットに前面パネルを開閉可能に
    蝶着して構成する遊技機において、 上記前面パネルは、プラスチックで成型した化粧パネル
    と、金属製部材を組み合せて形成するフレーム体とから
    なり、 フレーム体は、少なくともセンターパネルと、側支板
    と、パネルベースとを備え、 上記センターパネルと側支板とパネルベースとを予め一
    体化しておき、この一体化したフレーム体を、前面パネ
    ルの所定位置に組み付けたことを特徴とする遊技機の前
    面パネル。
  2. 【請求項2】 フレーム体を構成する各金属製部材を加
    工する際に位置決め手段を設け、この位置決め手段によ
    り各金属製部材相互の位置決めを行なってフレーム体の
    一体化を図る請求項1に記載の遊技機の前面パネル。
JP1996011758U 1996-11-18 1996-11-18 遊技機の前面パネル Expired - Lifetime JP3037886U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011167534A (ja) * 2011-04-25 2011-09-01 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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