JP3186296U - ハネをつけたフラップ付生理用ナプキン - Google Patents

Abstract

【課題】フラップを折り返した際に出来る太ももとの隙間を無くし、ナプキンをつけたショーツの外に経血が漏れるのを防止する、ハネをつけたフラップ付生理用ナプキンを提供する。
【解決手段】フラップ２付き生理用ナプキン本体１にハネ３を設け、フラップ２をショーツ股部分に折り返した際、ハネ３が部分３ａを起点に３ｂが左右に広がり、ナプキンの外に経血が漏れるのを予防する。
【選択図】図２

Description

本考案はフラップにハネを付けた生理用ナプキンに関するものである。

従来のナプキンには、それを取り付けたショーツのみの汚れを防ぐフラップを施したものがある。

従来のフラップ付きナプキンのフラップは、それを取り付けたショーツそのものの汚れは軽減するものの、経血が多い場合、フラップの外に漏れる場合があり、その場合ショーツの外にある下着や衣類、人体を汚すことになり、より困った状態に陥る。従って、フラップにもう１枚薄いハネを合わせつけることで、装着したときの安心感が得られるとともに、前述の問題を解決しようとするものである。

本考案は、フラップ付き生理用ナプキンを広げた際、左右に付いているフラップの付け根、すなわちナプキン本体の左右少し外側に、もう１枚薄手の吸収性のあるシートを本体に向かって山形につけることで、フラップを折り返した際本体の左右にシートがハネのように広がり、フラップを折り返したときに出来るナプキン本体と足の間のすき間を無くして、経血がフラップの外に漏れるという問題点を解決している。

上述の様に、本考案のフラップにハネをつけた生理用ナプキンはナプキンをつけたショーツそのものの汚れを防ぐことは勿論、フラップをつけることでかえって開いてしまう太ももとナプキンのすき間を無くしてフラップの外への経血の漏れを防ぎ、しかもそのハネが薄手で山形であるため、各自の体形や股の幅に自由にフィットさせることができる。また、使用前の折りたたんだ状態では、従来のフラップ付き生理用ナプキンと見た目が変わらずほとんどかさばらない。ハネの幅は経血の量や使用する時間で、使用するナプキンに合わせて変えることができる。

本考案のハネをつけたフラップ付き生理用ナプキンの一実施例を示す正面図である。 本ナプキンのフラップを折り返した際の図である。 本ナプキンをフラップでショーツに折り返した際に左右フラップの中心を横断した切断面図である。 本ナプキンをショーツに付けガードルをはいて人体の股まで上げたときの切断面図である。

考案の実施するための形態

フラップ付き生理用ナプキンを広げた際、ナプキン本体とフラップとの境目から左右フラップ側に５ｍｍ、すなわちフラップを股部分に折り曲げたとき折り曲げた線より約５ｍｍフラップ側に来る場所に、底辺がフラップと同じ幅で、ナプキン本体すなわち内側に向かって山なりにカーブを描く形（一番山の高い部分の幅が約３０ｍｍ〜５０ｍｍ）のハネを、フラップを折り曲げたとき肌に当たる面に吸水性、反対側の面に撥水性のある薄手の伸縮性のある素材（フラップと同じ素材）で山形の底辺に当たる部分だけをフラップに接着する。フラップをショーツの股部分に折り曲げて装着した際、ナプキン本体、すなわち股部分より左右に山形にハネが現れ、ナプキンの外に経血が漏れるのを防ぐ。

以下、添付図面に従って一実施例を説明する。１は生理用ナプキン本体、２はナプキンに施されたフラップ、３はフラップを折り曲げた際フラップの外に経血がもれるのを防ぐためにつけたハネで、３ａの部分のみが接着しているため、フラップ２をショーツ４の股部分で折り曲げると３ｂが２の外側に広がる。その後ショーツをはくとショーツの外からはいたガードル５や太もも６にそって３ｂがフィットしナプキンより経血が外側に漏れた際に下着や衣類、太ももを汚すことを防ぐ。

１ 生理用ナプキン本体
２ フラップ
３ フラップに設けたハネ
４ ショーツ
５ ガードル
６ 太もも

Claims (1)

1. フラップ付き生理用ナプキンのフラップを下着の股部分に折り返した際、ナプキン本体左右の外側に広がるハネをつけたところを特徴とするフラップ付き生理用ナプキン

Images