JP3185578B2 - 電子部品圧着装置 - Google Patents

電子部品圧着装置

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JP3185578B2
JP3185578B2 JP00024995A JP24995A JP3185578B2 JP 3185578 B2 JP3185578 B2 JP 3185578B2 JP 00024995 A JP00024995 A JP 00024995A JP 24995 A JP24995 A JP 24995A JP 3185578 B2 JP3185578 B2 JP 3185578B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LCD(液晶パネル)
に搭載されたTCP(Tape Carrier Package)をLCDに
圧着する電子部品圧着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】LCDにLCD駆動用の電子部品である
TCPを自動実装すると共に、TCPをLCDに圧着す
る電子部品圧着装置を備えた電子部品実装装置が実用化
されている。さてLCDは耐電圧が低く、静電気を帯び
ると簡単に内部回路が破壊されてしまう。ところが、か
かる電子部品実装装置においてLCDを取扱う際、LC
Dに摩擦等が作用し、LCDが帯電することが多い。し
たがって、LCDを破壊から保護するための手段が必要
になる。
【0003】次に図5(従来の除電手段の説明図)を参
照しながら、従来のLCDの保護要領について説明す
る。図5において、1はLCD、2はLCD1に予め形
成されているアース用電極である。また3はそのロッド
4の下端部に連結されたホルダ5を昇降させるシリンダ
であり、ホルダ5内にはプローブ7を弾持するスプリン
グ6が内蔵されている。勿論プローブ7は導電体からな
りアースされている。
【0004】そしてLCD1を除電するにあたり、シリ
ンダ3を駆動して、プローブ7をアース用電極2に向け
て垂直に下降し、プローブ7の下端部をスポット的にア
ース用電極2に接触させる。ここでLCD1が帯電して
いた場合、プローブ7を通じて除電が行われるというも
のである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
除電手段では、プローブ7を点状にアース用電極2に接
触させるものであった。ところが、プローブ7の先端部
あるいはアース用電極2にホコリなどの付着物8がつい
ていることがあり、除電が確実に行えないという問題点
があった。
【0006】そこで本発明は、確実にLCDを除電でき
る電子部品圧着装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電子部品圧着装
置は、TCPが搭載されたLCDを位置決めする位置決
め部と、受面によりTCPを下受けする圧着台と、圧着
台と対面し、かつ圧着台上のTCPをLCDに押付ける
圧着ヘッドとを備え、可撓性を有し、片持ち状に支持さ
れ、かつアースされたプローブと、プローブを位置決め
部に位置決めされたLCDのアース用電極に対し、こす
りつけるように相対的に移動させるプローブ移動手段と
を有する。
【0008】
【作用】上記構成により、LCDの除電を行うにあたっ
ては、プローブ移動手段を駆動し、プローブをLCDの
アース用電極にこすりつけて、プローブをアース用電極
に接触させる。ここで、プローブあるいはアース用電極
に付着物がついていてもこすりつけることにより、可撓
性を有するプローブが若干変形し、プローブとアース用
電極の接触点が移動し、プローブが付着物を押しのけな
がらアース用電極に接触することにより、確実にLCD
を除電することができる。
【0009】
【実施例】次に図面を参照しながら、本発明の実施例を
説明する。
【0010】図1は、本発明の第1の実施例における電
子部品圧着装置の斜視図、図2、図3(a)、(b)は
本発明の第1の実施例における電子部品圧着装置の動作
説明図である。なお従来の構成を示す図5と同様の構成
要素については同一符号を付すことにより説明を省略す
る。
【0011】図1において、AはLCD1の位置決め部
であり、このうち、9はXモータ10により駆動される
Xテーブル、11はXテーブル9上に載置されYモータ
12により駆動されるYテーブル、13はYテーブル1
1上に設けられた略L字状のブラケット、14はブラケ
ット13の垂直部の片面に固定され内部にベベルギアを
収納するボックス、15はボックス14上に設けられボ
ックス14のベベルギアがZモータ16により回転する
ことにより昇降するZテーブルである。Zテーブル15
は、その上面がLCD1の下面略中央部を吸着してLC
D1を保持するものである。したがって、Xモータ1
0、Yモータ12、Zモータ16を駆動すると、LCD
1を位置決めすることができる。なお17はLCD1の
縁部に搭載されたTCPである。
【0012】18は位置決め部Aの奥側にY方向に沿っ
て配置される基台、19は基台18の上面に平行に設け
られ、その上面が平坦な受面19aとなっている圧着台
である。また20は支柱21によって基台18と平行に
支持される天板、22はそのロッド23が下向きになる
ように天板20に固定される押圧シリンダ、24は下面
が圧着面24aとなっており、その上面中央がロッド2
3の下端部に連結されている圧着ヘッドである。したが
って、押圧シリンダ22を駆動すると、圧着ヘッド24
の圧着面24aを下降させてTCP17をLCD1に圧
着することができる。
【0013】25は支柱21の中程にX方向に沿って固
定されるフレームであり、このフレーム25の前部には
供給ローラ26、後部には巻取ローラ27がそれぞれ軸
方向がY方向を向くように回転自在に軸支されている。
また供給ローラ26から巻取ローラ27へ向け圧着面2
4aの下方を経由して、圧着面24aが直接TCP17
に接触しないようにするために、薄膜帯状のシート28
がU字状に垂れ下がる状態で調帯されている。なお圧着
ヘッド24を下降して圧着動作を行うに先立ち、シート
28は供給ローラ26を回転させるモータ29により矢
印N2方向に送られ、シート28の未使用部分が圧着面
24aの下部に位置するように調整される。
【0014】30は基台18の前面端部に固定され、そ
のロッド31が上を向くプローブ移動手段としてのプロ
ーブシリンダ、32はLCD1と干渉しないように、図
1の右方向に開くコ字状に開く形状をなし、ロッド31
の先端部に連結されるブロック、33は基端部がブロッ
ク32の上面に固定され、先端部が自由端となっている
(つまり片持ち状に支持されている)プローブである。
プローブ33は、導電性と可撓性をあわせ持つ金属の薄
板で形成され、例えていえばヘアピンのように先端部に
U字状に折曲げられた折曲部33aを有する(図2参
照)。そして後述するように折曲部33aの下部により
アース用電極2に接触させるようになっている。また3
4は基台18の上面に固定されアースされているアース
端子、35はアース端子34とプローブ33の基端部と
を電気的に接続するフレキシブルなアース線である。
【0015】第1の実施例における電子部品圧着装置は
以上のような構成よりなり、次に図2、図3(a)、
(b)を参照しながらその動作を説明する。さてまず通
常の電子部品圧着装置と同様に、LCD1のTCP17
を受面19a上に載置する動作を行う。即ち、Zモータ
16を駆動してLCD1の下面を受面19aよりもやや
上のレベルにしておき、Xモータ10、Yモータ12を
駆動して、LCD1のアース用電極2がプローブ33の
折曲部33aの真下に位置するようにLCD1を位置決
めする。このとき、プローブシリンダ30のロッド31
を突出させてプローブ33を上昇させておき、LCD1
とプローブ33が干渉しないようにしておく。
【0016】次に上記のように位置決めしたら、プロー
ブシリンダ30を駆動してプローブ33を下降させると
共に、LCD1を受面19a上に着地すべくZモータ1
6を駆動してLCD1を下降させる。ここで、LCD1
とプローブ33はほぼ同時並行的に下降することとなる
が、LCD1は受面19aに着地したらそれ以上下降す
ることはできず停止する。一方プローブ33は受面19
a上に着地するわけではないので、LCD1よりも余計
に下降することが可能である。
【0017】したがって図3(a)に示すように、いず
れかの時間において、プローブ33が水平になった状態
で、折曲部33aがアース用電極2に接触する。またプ
ローブ33の方が余計に下降できるようになっており、
プローブ33は可撓性を有する材料からなり片持ち状に
支持されているので、図3(a)の状態からブロック3
2がより下降した際、図3(b)に示すよう、折曲部3
3aがアース用電極2に接触したまま、プローブ33が
斜めに曲がった状態となる。ここで、図3(b)ではプ
ローブ33が斜めに曲がった分だけ(小距離tだけ)、
折曲部33aはアース用電極2上をずれながら移動し、
またこのとき、プローブ33が曲がった分によるばね力
がアース用電極2の下向きの力として作用する。結局こ
の現象は、プローブ33の折曲部33aをある程度下向
きに力をかけながら、アース用電極2にこすりつけたこ
とに他ならない。このとき、折曲部33aやアース用電
極2に付着物がついていても、以上のようなこすりつけ
る動作により付着物が押しのけられて、プローブ33と
アース用電極2が確実に電気的な意味で接触し、LCD
1が除電されるものである。またこのこすりつける動作
は電子部品圧着装置において通常行われるLCD1の受
面19aへの載置動作中に行われるものであって、除電
を行うための特別の時間をとることはなく、タクトタイ
ムが長くなることはない。
【0018】図4は本発明の第2の実施例における電子
部品圧着装置の動作説明図である。第2の実施例では、
第1の実施例に対し、プローブシリンダ30を斜めに傾
けて基台18に固定した点のみが異なる。このようにす
れば、ロッド31を引き込ませた際、折曲部33aが横
方向にずれる距離tを、第1の実施例よりも大きくする
ことができるので、より一層確実なこすりつけ動作を行
うことができ、好適である。
【0019】
【発明の効果】本発明の電子部品圧着装置は、TCPが
搭載されたLCDを位置決めする位置決め部と、受面に
よりTCPを下受けする圧着台と、圧着台と対面し、か
つ圧着台上のTCPをLCDに押付ける圧着ヘッドとを
備え、可撓性を有し、片持ち状に支持され、かつアース
されたプローブと、プローブを位置決め部に位置決めさ
れたLCDのアース用電極に対し、こすりつけるように
相対的に移動させるプローブ移動手段とを有するので、
プローブをLCDのアース用電極にこすりつけることに
より、プローブとLCDのアース用電極とを確実に電気
的に接触させることができ、LCDを効果的に除電する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における電子部品圧着装
置の斜視図
【図2】本発明の第1の実施例における電子部品圧着装
置の動作説明図
【図3】(a)本発明の第1の実施例における電子部品
圧着装置の動作説明図 (b)本発明の第1の実施例における電子部品圧着装置
の動作説明図
【図4】本発明の第2の実施例における電子部品圧着装
置の動作説明図
【図5】従来の除電手段の説明図
【符号の説明】
1 LCD 2 アース用電極 17 TCP 19 圧着台 19a 受面 24 圧着ヘッド 30 プローブシリンダ 33 プローブ A 位置決め部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】TCPが搭載されたLCDを位置決めする
    位置決め部と、受面によりTCPを下受けする圧着台
    と、前記圧着台と対面し、かつ前記圧着台上のTCPを
    LCDに押付ける圧着ヘッドとを備え、 可撓性を有し、片持ち状に支持され、かつアースされた
    プローブと、前記プローブを前記位置決め部に位置決め
    されたLCDのアース用電極に対し、こすりつけるよう
    に相対的に移動させるプローブ移動手段とを有すること
    を特徴とする電子部品圧着装置。
  2. 【請求項2】前記圧着ヘッドとTCPとの間にシートが
    挿入され、前記圧着ヘッドが前記シートを介してTCP
    を押付けるようになっていることを特徴とする請求項1
    に記載の電子部品圧着装置。
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JP6568733B2 (ja) * 2015-07-15 2019-08-28 株式会社Fuji 検査装置
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