JP3184887B2 - 多点同時計測用温度センサ - Google Patents
多点同時計測用温度センサInfo
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Description
計測可能な熱電対式の多点同時計測用温度センサに係
り、特に例えば、インラインスクリュー式射出成形機の
加熱シリンダ内を流動する可塑化樹脂などの温度計測に
用いて好適な多点同時計測用温度センサに関するもので
ある。
脂)の温度管理は、良品成形を達成するための重要なフ
ァクターであり、このためには正確な温度計測を行う必
要がある。ところが、インラインスクリュー式射出成形
機の加熱シリンダは密閉された金属管体であるため、加
熱シリンダ内の樹脂温度を直接計測することはできな
い。そこで、加熱シリンダの外周の一部に透明窓を設
け、放射温度計を用いて透明窓に接した部位の樹脂温度
を計測するようにした手法が一部で試みられている。こ
の放射温度計を用いる計測手法は、被温度検出対象とな
る物質の表面から放射する赤外光の強度から、既知の物
質表面の放射率を加味して温度を算出するので、非接触
の温度計測が行えるも、被温度検出対象となる物質の表
面の温度しか計測できない。つまり、加熱シリンダ内の
軸心と直交する深さ方向の樹脂温度が計測できないとい
う問題がある。
に透孔を穿設し、該透孔から可塑化樹脂温度の直接計測
を行う(接触式の温度計測を行う)熱電対を挿入する計
測手法をとれば、インラインスクリュー式射出成形機の
スクリュー溝内の流動樹脂の温度計測が可能となる。ま
たこの際、多数の熱電対を具備したセンサ体を用いれ
ば、加熱シリンダ内の軸心と直交する方向の各点(スク
リュー溝内の各点)の樹脂温度が同時に計測できて、樹
脂の可塑化・溶融メカニズムの解析や、成形運転中の精
密な樹脂温度管理に大きく寄与できる。
るようにした熱電対式の多点同時計測用温度センサは、
特開昭64−778号公報に開示されており、該先願に
記載された溶融樹脂の温度計測用のセンサでは、基板の
平坦端面において異種金属の線状パターン同志を重ね合
わせてなる温度測定用カップリング部を複数形成した構
造をとっている。
の流動通路内に挿入される熱電対式の多点同時計測用温
度センサを考えた場合、耐熱性を考慮すると基板の材質
はセラミックスであることが望まれる。また、樹脂流動
への影響を勘案すると、可塑化樹脂中に挿入される部分
の投影面積はできるだけ小さくすることが望まれ、この
ためには、端面に温度測定用カップリング部を設けたセ
ラミックス薄板基板のみを、流動する樹脂の中に流れと
平行に挿入すればよい。ところが、ここに一つ問題が生
じる。すなわち、薄くて脆弱なセラミックス薄板基板の
みを流動樹脂中に出し入れするようになすと、樹脂抵抗
や挿入角度の僅かな狂いによって、セラミックス薄板基
板が簡単に破損するという問題を生じる。
平坦端面において異種金属の線状パターン同志を重ね合
わせて温度測定用カップリング部を形成する手法では、
細密ピッチで温度測定用カップリング部を多数形成する
のが、製造技術上から見て非常に難しいという問題もあ
った。
その目的とするところは、流動樹脂のような被温度計測
対象となる物質の流路の中に挿入される温度測定部位が
破損する虞がなく、かつ、被温度計測対象となる物質の
流動挙動への影響が可及的に少ない熱電対式の多点同時
計測用温度センサを提供することにある。また、本発明
の目的とするところは、細密ピッチで温度測定用カップ
リング部が形成できる熱電対式の多点同時計測用温度セ
ンサを提供することにある。
測用温度センサは、上記した目的を達成するため、セラ
ミック薄板基板の端面に所定間隔をおいて多数のスルー
ホール半断面部を設け、この各スルーホール半断面部を
異種金属同志を接合してなる温度測定用カップリング部
とし、この多数の温度測定用カップリング部を形成して
なるセンシング領域が露呈するように、セラミック薄板
基板の表裏の大部分を薄鞘状の金属製のカバー体で覆っ
た、構成とされる。
多数のスルーホール半断面部を設け、蒸着等の成膜技術
とホトリソ技術などを用いた薄膜形成手法で、基板の一
面に例えばCuによる適宜パターンニングを行うととも
に、基板の他面に例えばNiによる適宜パターンニング
を行い、かつ、上記スルーホール半断面部においてCu
とNiを接合してなる温度測定用カップリング部を形成
する。これによって、例えば0.3mm程度の微細ピッチ
で多数の温度測定用カップリング部が形成可能となる。
また、例えばSUS製の薄鞘状のカバー体によって、多
数の温度測定用カップリング部を形成してなるセンシン
グ領域が露呈するように、セラミック薄板基板の表裏の
大部分を包み込んで基板を保護し、これによって、流動
樹脂のような被温度計測対象となる物質の流れの中に挿
入される温度測定部位の機械的強度がアップされ、温度
測定部位が流動抵抗の大きな流れの中に挿入されても破
損の虞がなくなる。さらに、全体の厚みの小さな薄鞘状
のカバー体でセラミック薄板基板を覆うので、被温度計
測対象となる物質の流れの中に流れ方向と平行に挿入さ
れる部分の投影面積を比較的小さなものにでき、かつ、
被温度計測対象となる物質の流路中におかれるカバー体
部分に、被温度計測対象となる物質の流れの下流側から
上流側に向かって漸次先細となるテーパ部を形成するこ
とによって、流動挙動に与える影響を可及的に小さくす
ることができる。
によって説明する。
測用温度センサに用いられるセンサ基板の表面図、図2
は同センサ基板の裏面図である。図1,2において、1
はセラミック薄板基板(以下、基板1と称す)で、本実
施例では板厚が0.2mmで、外形寸法が40mm×3mmの
ジルコニア基板が用いられている。基板1の長手方向端
面の先端部分(図1における基板1の左上部分)には、
スルーホール半断面部2が微小間隔をおいて多数(本実
施例では8個)形成されており、また、基板1の表面か
ら見て上寄り中央部分にはスルーホール3が所定間隔を
おいて多数(本実施例では8個)形成されている。
第1の金属(本実施例ではNi)によって、各スルーホ
ール半断面部2内、および該スルーホール半断面部2と
連なった引出しパターン部4、および該引出しパターン
部4と連なった外部接続用パターン部5が形成されてい
る。また、同じく基板1の表面側には、第2の金属(本
実施例ではCu)によって外部接続用パターン部6が形
成されており、このCuよりなる外部接続用パターン部
6は前記スルーホール3部分を含むように、かつ、Ni
よりなる外部接続用パターン部5と交互に所定間隔をお
いて形成されている。
に、第2の金属(Cu)によって、各スルーホール半断
面部2内、および該スルーホール半断面部2と連なった
引出しパターン部7が形成されており、このCuよりな
る引出しパターン部7の端部7aは、前記スルーホール
3を介して前記Cuよりなる外部接続用パターン部6と
接続されており、スルーホール3内にもCu膜が被着・
形成されている。
部2部分においては、NiとCuとが被着され、これに
よって異種金属同志(ここではNiとCu)を接合して
なる温度測定用カップリング部8が多数個(ここでは8
個)形成されている。したがって、この各温度測定用カ
ップリング部8に対応して、基板1の表面側には、隣接
したもの同志が対となった外部接続用パターン部5,6
が8対設けられていることになる。なお、図1におい
て、9は8個の温度測定用カップリング部8を設けた基
板1のセンシング領域を示し、10は8対の外部接続用
パターン部5,6を設けた外部接続パターン領域を示し
ている。
リソグラフィー技術とによって成膜・パターンニングさ
れ、スルーホール半断面部2およびスルーホール3の内
壁面には、蒸着による廻り込みあるいは適宜の充填手法
によって金属膜が形成される。また、場合によってはス
ルーホール半断面部2は当初は完全なスルーホールとし
て形成しておき、このスルーホール内壁面にNi膜とC
u膜とを蒸着による廻り込み等によって形成した後、基
板1の外形のカッティングを行ってスルーホール半断面
部2を形成して、温度測定用カップリング部8を露呈さ
せるようにしてもよい。
温度測定用カップリング部8を形成するようになすと、
スルーホール半断面部2への選択的蒸着手法などの薄膜
形成技術が採用できるので、前記センシング領域9にお
ける集積度を上げることができ、温度測定用カップリン
グ部8の間隔を微細ピッチにすることが可能となる。図
3はセンシング領域9の一部を拡大して示す図であり、
本実施例では、スルーホール半断面部2の半径は0.0
5mm、各温度測定用カップリング部8間のピッチPは
0.3mmに形成されている。
のセンサカバーを示す図である。センサカバー11は、
薄鞘状の金属製のカバー体であり、本実施例では強度な
らびに熱伝導を考慮してSUSが用いられている。セン
サカバー11には、基板1の外形形状にほぼ見合ったス
リット12が形成されており、該スリット12内に基板
1が挿入されて固着されるようになっている。このセン
サカバー11の先端部には、基板1の前記センシング領
域9を外部に露出させるために切欠き13が設けられて
おり、またセンサカバー11の中央部には、基板1の前
記外部接続パターン領域10を後述するコネクタ手段と
接続させるための切欠き14が設けられている。
線,B−B線,C−C線,D−D線で切断した断端面が
併せて示されており、A−A線,B−B線,C−C線の
各断面においてセンサカバー11の厚みt1は1.5mm
であり、D−D線断面においてセンサカバー11の厚み
t2は2.0mmとなっている。また、A−A線断面にお
いてスリット12の深さd1は2.0mm、B−B線,C
−C線断面においてスリット12の深さd2は3.0mm
となっている。したがって本実施例では、センシング領
域9を設けた基板1の先端部分は、前記切欠き13にお
いて1.0mmだけ外部に露出するようになっている。ま
た、A−A線断面およびB−B線断面において、センサ
カバー11には漸次先細となるようにテーパ部15およ
び16が設けられている。そして、このA−A線断面を
もつ部分の長さs1は2.5mmに、B−B線断面をもつ
部分の長さs2は3.5mmに設定されている。なお、図
4において、18はセンサカバー11を図示せぬ保持手
段に取り付けるための取付け穴、19は位置決め穴であ
る。
付けた状態を示す図である。同図に示すように、基板1
は、前記センシング領域9および前記外部接続パターン
領域10を除いてセンサカバー11に覆われるようにな
っている。そして、基板1におけるセンサカバー11と
接する部位全面にはエポキシ系樹脂が塗布されて、これ
によってセンサカバー11に基板1が接合・固着される
ようになっている。
1にコネクタ20を取り付けた状態を示す図である。同
図に示すように、コネクタ20はセンサカバー11から
露出した基板1の前記外部接続パターン領域10を覆う
ように取り付けられ、コネクタ20の絶縁性のジョイン
トカバー21に保持された各リード線22の端部が、外
部接続パターン領域10の前記各外部接続用パターン部
5または6に接続されるようになっている。そして、各
リード線22の他端は図示せぬ公知の温度検出系回路へ
と導かれて、温度検出系回路において電圧検出に基づく
温度検出が行われる。図7はコネクタ20部分の断面図
で、同図において、23は、コネクタ20をセンサカバ
ー11に取り付けるとともに、リード線22を外部接続
用パターン部5,6に圧着させるためのクリップバネで
ある。
とコネクタ20とが一体化され、この一体化されたセン
サブロックによって、流動樹脂のような被温度計測対象
となる物質の温度を計測するようにされる。この際、被
温度計測対象となる物質の流れの中に挿入される部分
は、本実施例では前記図4に示したA−A線断面に対応
する部位のみ、もしくは、前記図4に示したB−B線断
面に対応する部位から先の部分のみであるようにされ
る。また、センサブロックは、その面方向が被温度計測
対象となる物質の流れと平行になるように挿入され、前
記センシング領域9がセンサカバー11に対して物質の
流れの上流側におかれるようにされる。
動する可塑化樹脂の中に挿入された状態を模式化して示
す図である。同図に示した例では、基板1のセンシング
領域9のラインが、流動する樹脂の流れ方向Fと直交す
るように挿入されており、センシング領域9の前記した
8個の温度測定用カップリング部8で、可塑化樹脂の8
点の温度が同時に計測される。この際、可塑化樹脂中に
挿入されて樹脂と接触する基板部分は、小さな露出面積
のセンシング領域9近傍部のみで、他の部分はSUS製
のセンサカバー11で覆われて保護されているので、基
板1が破損する虞は全くない。また、全体の厚みの小さ
な薄鞘状のセンサカバー11で基板1を覆って流動する
樹脂の流れ方向Fと平行に挿入するので、投影面積を比
較的小さなものにでき、かつ、流動樹脂中におかれるセ
ンサカバー11の先端部分に、樹脂の流れの下流側から
上流側に向かって漸次先細となる前記テーパ部12を形
成しているので、流動挙動に与える影響を可及的に小さ
くすることができる。
可塑化樹脂の中に挿入された状態の他の1例を模式化し
て示す図である。同図に示した例では、基板1のセンシ
ング領域9のラインが、流動する樹脂の流れ方向Fと直
交する線分に対し、所定角度θだけ傾いて挿入されてい
る。このような挿入角度をとっても、本実施例の基板1
はセンサカバー11によって保護・強化されているの
で、基板1が破損する虞は全くない。また同様に、流動
挙動に与える影響も可及的に小さくすることができる。
いてインラインスクリュー式射出成形機の加熱シリンダ
のスクリュー溝内の流動樹脂の温度計測を行う構成を示
している。同図において、30は外周にバンドヒータを
巻装し先端にノズル31を取り付けた加熱シリンダ、3
2は加熱シリンダ30内に回転並びに前後進可能である
ように配設されたスクリューで、スクリュー(スクリュ
ー本体)32の後部には、加熱シリンダ30内の測定部
位のスクリュー32と同一ピッチ形状で作製された参照
用スクリューセグメント33が固着されている。上記加
熱シリンダ30の一部には透孔が穿設されており、この
透孔にセンサ支持ブロック34の一部が嵌め込まれてい
て、センサ支持ブロック34内に本実施例のセンサブロ
ック35が前後進可能であるように配置されている。3
6はセンサ支持ブロック34に設けられた油圧シリンダ
で、該油圧シリンダ36のピストンロッドに適宜連結部
材を介してセンサブロック35の後端(センサカバー1
1の後端)が取り付けられている。そして、油圧シリン
ダ36によってセンサブロック35の先端が加熱シリン
ダ30内の可塑化樹脂中、すなわち、スクリュー32の
溝内の可塑化樹脂中に挿入されるようになっている。
にはスクリュー32が回転駆動されて、スクリュー32
の1回転ごとにスクリューフライトがセンサブロック3
5の先端挿入位置を通過する。そこで、参照用スクリュ
ーセグメント33のフライト位置をレーザ変位センサ3
7で検出し、スクリュー32の所定回転位相に同期させ
てセンサブロック35の先端を加熱シリンダ30内から
引出すように構成されている。すなわち、レーザ変位セ
ンサ37およびセンサブロック35の位置センサ38の
検出情報を油圧サーボアンプ39へ送出し、所定制御シ
ーケンスにしたがって動作する油圧サーボアンプ39に
よって、油圧サーボ弁40を介して油圧シリンダ36を
駆動・制御し、スクリューフライトが通過する間はセン
サブロック35の先端を加熱シリンダ30内から引出
し、フライトが存在しない間はセンサブロック35の先
端をスクリュー32の溝内に位置付けるようになってい
る。斯様な構成をとることによって、加熱シリンダ30
内の軸心と直交する方向の各点(スクリュー32の溝内
の各点)の樹脂温度が同時に計測できて、樹脂の可塑化
・溶融メカニズムの解析や、成形運転中の精密な樹脂温
度管理に大きく寄与できる。
い範囲で種々の変形が可能であることは言うまでもな
く、例えば、被温度計測対象となる物質の流路中におか
れる前記薄鞘状のセンサカバー11の先端部分は、図1
1に示すように流れに沿う断面流線形のものとしてもよ
い。また、図12に示すように、センサカバー11の中
間部分において、センシング領域9を露呈させるように
してもよい。
のような被温度計測対象となる物質の流路の中に挿入さ
れる温度測定部位が破損する虞がなく、かつ、被温度計
測対象となる物質の流動挙動への影響が可及的に少ない
熱電対式の多点同時計測用温度センサが提供できる。ま
た、細密ピッチで温度測定用カップリング部が形成でき
る熱電対式の多点同時計測用温度センサが実現できる。
ンサに用いられるセンサ基板の表面図である。
ンサに用いられるセンサ基板の裏面図である。
して示す要部拡大図である。
ンサに用いられるセンサカバーを示す説明図である。
示す説明図である。
を取り付けた状態を示す説明図である。
が流動する可塑化樹脂中に挿入された状態の1例を模式
化して示す説明図である。
が流動する可塑化樹脂中に挿入された状態の他の1例を
模式化して示す説明図である。
いたインラインスクリュー式射出成形機のスクリュー溝
内の流動樹脂の温度計測システムの概要を示す説明図で
ある。
先端を示す説明図である。
クを示す説明図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 セラミック薄板基板の端面もしくは端面
近傍に、異種金属同志を接合してなる温度測定用カップ
リング部を所定間隔をおいて多数形成し、この多数の温
度測定用カップリング部を形成してなるセンシング領域
が露呈するように、前記セラミック薄板基板の表裏の大
部分を薄鞘状の金属製のカバー体で覆ったことを特徴と
する多点同時計測用温度センサ。 - 【請求項2】 セラミック薄板基板の端面に所定間隔を
おいて多数のスルーホール半断面部を設け、この各スル
ーホール半断面部を異種金属同志を接合してなる温度測
定用カップリング部としたことを特徴とする多点同時計
測用温度センサ。 - 【請求項3】 請求項2記載において、 前記各温度測定用カップリング部よりなるセンシング領
域が露呈するように、前記セラミック薄板基板の表裏の
大部分を薄鞘状の金属製のカバー体で覆ったことを特徴
とする多点同時計測用温度センサ。 - 【請求項4】 請求項1または3記載において、 前記セラミック薄板基板の前記センシング領域は被温度
計測対象となる物質の流路中に位置付けられるととも
に、前記センシング領域を設けた前記セラミック薄板基
板の一部および前記薄鞘状の金属製のカバー体の一部
は、前記被温度計測対象となる物質の流れにほぼ平行に
配設されることを特徴とする多点同時計測用温度セン
サ。 - 【請求項5】 請求項4記載において、 前記被温度計測対象となる物質の流路中におかれる前記
薄鞘状の金属製のカバー体部分には、前記被温度計測対
象となる物質の流れの下流側から上流側に向かって漸次
先細になるようにテーパ部が形成されたことを特徴とす
る多点同時計測用温度センサ。 - 【請求項6】 請求項4記載において、 前記セラミック薄板基板の端面に設けた前記センシング
領域のラインは、前記被温度計測対象となる物質の流れ
に直交または斜交するように配設されることを特徴とす
る多点同時計測用温度センサ。 - 【請求項7】 請求項1または3記載において、 前記セラミック薄板基板の両面に、前記各温度測定用カ
ップリング部と接続された引出しパターンが形成される
とともに、基板両面の各引出しパターンは基板の一面上
に並設された外部接続用パターン部に直接もしくはスル
ーホールを介して接続されたことを特徴とする多点同時
計測用温度センサ。 - 【請求項8】 請求項1乃至7の何れかに記載におい
て、 インラインスクリュー式射出成形機の加熱シリンダのス
クリュー溝内の流動樹脂の温度計測に用いられることを
特徴とする多点同時計測用温度センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08860794A JP3184887B2 (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | 多点同時計測用温度センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08860794A JP3184887B2 (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | 多点同時計測用温度センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07294340A JPH07294340A (ja) | 1995-11-10 |
JP3184887B2 true JP3184887B2 (ja) | 2001-07-09 |
Family
ID=13947506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08860794A Expired - Lifetime JP3184887B2 (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | 多点同時計測用温度センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3184887B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4706033B2 (ja) * | 2000-10-19 | 2011-06-22 | 財団法人生産技術研究奨励会 | プローブ型熱電対温度センサー |
-
1994
- 1994-04-26 JP JP08860794A patent/JP3184887B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07294340A (ja) | 1995-11-10 |
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